JP2000101507A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2000101507A
JP2000101507A JP10272771A JP27277198A JP2000101507A JP 2000101507 A JP2000101507 A JP 2000101507A JP 10272771 A JP10272771 A JP 10272771A JP 27277198 A JP27277198 A JP 27277198A JP 2000101507 A JP2000101507 A JP 2000101507A
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pencil beam
pencil
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station
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Hideo Sumiyoshi
秀夫 住吉
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Radio Transmission System (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひとつの親局と複数の固定子局との間の無線
通信方式では、垂直面内ビームをヌル点のない単一ビー
ムで形成する必要があるため、親局用アンテナが大き
く、複雑なものとなる。 【解決手段】 複数のアンテナエレメントでアンテナを
構成し、複数の方向の異なる垂直面内ペンシルビームを
形成し、また固定子局により使用する垂直面内ペンシル
ビームを事前にメモリーしておき、親局とある固定子局
が通信を行う場合に、その固定子局をカバーする垂直面
内ペンシルビームに切替え、通信対象領域をカバーして
通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば加入者用
無線アクセスシステムのように、ひとつの親局と複数の
固定子局との間の無線通信、いわゆるポイント・ツー・
マルチポイント(以後P−MPで示す)通信で、かつマ
ルチプルアクセス方式としてTDMA(Time Di
vision Multiple Access)通信
方式を用いた通信を行うための、親局のアンテナ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば加入者用無線アクセスシ
ステムのようなP−MP通信のサービスイメージを示す
図である。図9において、1は親局、2(2a,2b,
2c,2d,…)は一般家庭やビル、集合住宅等に設置
される固定子局、3は親局1と固定子局2が通信可能な
サービスエリアを示す通信対象領域である。P−MP通
信では、TDMA通信方式で通信を行う場合に、固定子
局2から発呼される通信の接続要求に応じて、親局1が
固定子局2に対して空きスロットを割り当てて通信が開
始される。親局1は、このスロットを異なる固定子局2
(例えば2a,2b)の間で重複させないように、それ
ぞれのスロットに対応する固定子局2を一意に選択す
る。通信開始後に親局1は、所定の周期で各スロットに
対応する固定子局2と通信を行う。図10はTDMA通
信のスロット構成の一例を示す図である。図10で、4
はスロット構成を示し、4つの固定子局2a,2b,2
c,2dが通信を行っている場合の例である。この例で
は、1フレームを20スロットに分け、前半の10スロ
ットを受信用、後半の10スロットを送信用とし、送受
信用のスロットでは各固定子局2の通信速度により、1
つまたは複数のスロットを割り当てている。
【0003】次に、従来のP−MP通信の親局1のアン
テナパターンについて説明する。P−MP通信では子局
の位置が固定されているため、親局1のアンテナパター
ンとして水平面・垂直面それぞれのアンテナ放射パター
ンに、ヌル点のような相対レベルが低くて不感地帯とな
る部分がない、単一ビームが必要になる。例えば、垂直
面放射パターンとして、通信対象領域3の領域内におけ
る固定子局2の受信レベルが親局1からの位置に関わら
ず同一となる、コセカント2乗ビームを形成し、また、
例えば3セクター構成の場合の水平面放射パターンとし
て、ピーク利得から3dB低下したビーム幅が120°
となる120°ビームを形成する方式が提案されてい
る。図11にはこのようなビームをP−MP通信に適用
した例を示すものであり、図11(a)は垂直面放射パ
ターンに用いられたコセカント2乗ビーム、図11
(b)は水平面放射パターンに用いられた120°ビー
ムを示す。図11(a)において、5はコセカント2乗
ビームの形状、図11(b)において、6は120°ビ
ームの形状である。ここで、水平面放射パターンの12
0°ビーム6を形成するアンテナとしては、近年急速に
普及している移動体通信基地局用ビームチルトアンテナ
が知られている。このような120°ビーム6を形成す
るアンテナは、一般的に複数のアンテナエレメント(パ
ッチアンテナやダイポールアンテナ)を地面に対して縦
方向に配列する、リニアアレーで構成された簡易なアン
テナとなっている。この場合の垂直面放射パターンは垂
直面内でm個のビームを形成するペンシルビームとな
り、各ビーム間に有する多数のヌル点を生じるが、従来
の移動体通信では見通し外通信が基本であり、多数の反
射波、回折波、散乱波、あるいは子局の移動により、ヌ
ル点付近でも不感地帯とならず、通信が可能となってい
た。しかし、例えば加入者用無線アクセスシステムなど
のミリ波を用いたP−MP通信では電波の直線性が強
く、また子局の位置が固定されていることから見通し内
通信が必須であるため、ヌル点が発生するこの簡易なリ
ニアアレーアンテナでは問題が生じた。
【0004】一方、垂直面内放射パターンにこのような
ヌル点を発生しないコセカント2乗ビーム5のような複
雑なビームを形成した場合、アンテナ設計が複雑にな
り、また同一アンテナサイズでは、垂直面内ペンシルビ
ームに比べて引く利得が低下するといった問題がある。
例えば、通信対象領域3で親局1から最遠点となる通信
対象領域3の端部で回線設計を行った場合は、アンテナ
以外の条件(送信電力等)を同一としたときに、コセカ
ント2乗ビーム5を形成するアンテナでは指向性利得の
低下分だけ、垂直面内ペンシルビームアンテナに比べて
大きなアンテナが必要となる。アンテナサイズが大きく
なると、コストがアップする他、風圧荷重等により設置
場所に関する制限が多くなり、設置工事においても作業
性、経済性が悪化するといった問題が想定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにP−MP
通信に、垂直面放射パターンにコセカント2乗ビーム
5、水平面放射パターンに120°ビーム6のようなヌ
ル点のない単一ビームを形成するアンテナを適用する場
合、アンテナ設計の複雑化、アンテナのコストアップ、
大型化、設置場所の制限が多くなり、また設置工事にお
ける作業性、経済性が悪化するといった問題がある。
【0006】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、従来の移動体通信で用いられる120°
ビームを形成するリニアアレーアンテナのような簡易で
低価格なアンテナを用いて、P−MP通信を行うことを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるアンテ
ナ装置は、複数の固定子局との間でTDMA通信を行う
親局に設置され、複数の異なる方向を指向するようにチ
ルト可能なペンシルビームを形成するアンテナと、呼の
発生に応じて通信の割り当てられた固定子局をビームの
不感帯から外す方向に、前記ペンシルビームをチルトす
るビーム制御手段とを備えたものである。
【0008】第2の発明によるアンテナ装置は、所定の
間隔で配設される複数の第1のアンテナ素子と、前記第
1のアンテナ素子にそれぞれ隣接して配設される複数の
第2のアンテナ素子を具備するアンテナと、前記第1の
アンテナ素子に励振振幅位相分布を与えてペンシルビー
ムを形成する第1の給電部と、前記第1のアンテナ素子
で形成されるペンシルビームとは異なる方向にチルトし
たペンシルビームを形成するように、前記第2のアンテ
ナ素子に励振振幅位相分布を与える第2の給電部とを具
備し、送受信機を前記第1の給電部もしくは第2の給電
部のいずれか一方に接続する切替えスイッチと、呼の発
生に応じて通信の割り当てられた固定子局をビームの不
感帯から外す方向に、チルトしたペンシルビームを形成
するように前記切替えスイッチを制御するスイッチ制御
手段とを備えたものである。
【0009】第3の発明によるアンテナ装置は、所定の
間隔で配設される複数のアンテナ素子を具備するアンテ
ナと、前記アンテナ素子に励振振幅位相分布を与えてペ
ンシルビームを形成する第1の給電部と、前記第1の給
電部が前記アンテナ素子に形成するペンシルビームとは
異なる方向にチルトしたペンシルビームを形成するよう
に、前記アンテナ素子に励振振幅位相分布を与える第2
の給電部とを具備し、前記アンテナ素子を前記第1の給
電部もしくは第2の給電部のいずれか一方に接続する切
替えスイッチと、呼の発生に応じて通信の割り当てられ
た固定子局をビームの不感帯から外す方向に、チルトし
たペンシルビームを形成するように前記切替えスイッチ
を制御するスイッチ制御手段とを備えたものである。
【0010】第4の発明によるアンテナ装置は、所定の
間隔で配設される複数のアンテナ素子を具備するアンテ
ナと、前記アンテナ素子に励振振幅位相分布を与えてペ
ンシルビームを形成する給電部と、前記給電部の位相を
変えて前記ペンシルビームをチルトさせる移相器とを具
備し、呼の発生に応じて通信の割り当てられた固定子局
をビームの不感帯から外す方向に、チルトしたペンシル
ビームを形成するように前記移相器を制御する位相制御
手段とを備えたものである。
【0011】第5の発明によるアンテナ装置は、前記ビ
ーム制御手段に、同方向にチルトしたビームによってビ
ームの不感帯から外れる複数の固定子局に、スロットを
連続して割り当てる機能を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1はこの発明における実施の形態1の親局用のアンテ
ナ装置の構成を示す図である。図1において、7は複数
のアンテナエレメント8、および同一平面上、かつアン
テナエレメント8と交互に配置した複数のアンテナエレ
メント9を具備するアンテナ、10は水平面放射パター
ンとして120°ビーム、垂直面放射パターンとしてペ
ンシルビームを有するアンテナビーム(以下垂直面内ペ
ンシルビームと称する)を形成し、かつこのアンテナビ
ームのビーム方向を切替えるアンテナビーム形成・切替
え装置、11はベースバンド信号を送信波に変換する送
信部、12は受信波をベースバンド信号に変換する受信
部、13はFDD(Frequency Divisi
on Duplex)の場合は送受信周波数を分離する
ダイプレクサー、又はTDD(Time Divisi
on Duplex)の場合は送受信のタイミングを切
替えるスイッチ、14はTDMA処理およびアンテナビ
ーム形成・切替え装置10を制御する制御部、15は固
定子局2との位置関係により使用するアンテナビームを
記憶するメモリー部、16はアンテナエレメント8を励
振するための第1のアンテナ給電回路、17はアンテナ
エレメント9を励振する第1のアンテナ給電回路16と
異なる第2のアンテナ給電回路、18は第1のアンテナ
給電回路16、第2のアンテナ給電回路17とスイッチ
またはダイプレクサー13との接続を切替えるスイッ
チ、19はスイッチ18により、第1のアンテナ給電回
路16を接続した場合の送受信信号、20はスイッチ1
8により、第2のアンテナ給電回路17を接続した場合
の送受信信号を示す。なお、送信部11、受信部12、
スイッチまたはダイプレクサー13は従来のP−MP通
信用装置と同様である。また、アンテナ給電回路16、
アンテナ給電回路17、スイッチ18はアンテナビーム
形成・切替え装置10を構成している。
【0013】従来のP−MP通信では見通し内通信が必
須のため、通信対象領域3を単一ビームでカバーする
が、この実施の形態1では、垂直面内ペンシルビームを
複数方向にチルトさせることにより、通信対象領域3を
複数の垂直面内ペンシルビームでカバーする。図2は垂
直面内ペンシルビームのアンテナビーム数が2つの場合
におけるP−MP通信のサービスイメージを示す図であ
る。図2において21は垂直面内放射パターンとして2
つのビーム(メインビーム、サイドローブ)を有する垂
直面内ペンシルビーム、22は垂直面内ペンシルビーム
21とビーム方向が異なり、垂直面内放射パターンとし
て2つのビーム(メインビーム、サイドローブ)を有す
る垂直面内ペンシルビームを示す。この実施の形態1で
は、親局1と固定子局2との垂直面内の位置関係によ
り、固定子局2をカバーするアンテナビームにビーム方
向の異なる複数の垂直面内ペンシルビームを用いる。こ
れは、アンテナ7として、従来の移動体通信基地局用ビ
ームチルトアンテナ等で実用化されている前述の簡易な
リニアアレーアンテナを用いた場合、形成されるビーム
は垂直面内でペンシルビームとなり、多数のヌル点が生
じるめ、このヌル点をカバーするために複数のビーム方
向の異なる垂直面内ペンシルビームを使用するためであ
る。図2では2つの垂直面内ペンシルビーム21,22
で互いのヌル点を補って通信対象領域3をカバーしてい
る。この場合、固定子局2が使用するアンテナビーム
は、親局1と固定子局2の垂直面での位置関係とアンテ
ナビーム幅等から決定され、メモリー部15に記憶され
ている。図3はこのメモリー部15の内容を示す図であ
る。図3において23はメモリー内容の一例を示すもの
であり、例えばデータアドレスの1番に、垂直面内ペン
シルビーム22のヌル点に位置する固定子局2aが、垂
直面内ペンシルビーム21を使用することがメモリーさ
れ、その他の固定子局2もヌル点とならない垂直面内ペ
ンシルビームを使用することが対応するデータアドレス
に各々メモリーされている状態を示している。
【0014】次に、動作について説明する。まず、固定
子局2から通信の接続要求が発呼されると、親局1は固
定子局2に対してスロットを割り当て、通信を開始す
る。このスロットを異なる固定子局2の間で重複しない
ように、それぞれのスロットに対応する固定子局2を制
御部14にて選択している。これは従来の動作と同様で
ある。さらに本実施の形態1の制御部14は、例えば親
局1と固定子局2aが通信を行う場合に、メモリー部1
5より固定子局2aの使用するアンテナビームが垂直面
内ペンシルビーム21であることを読み出し、この垂直
面内ペンシルビーム21に切替えるための制御信号をア
ンテナビーム形成・切替え装置10に送信する。制御信
号を受信したアンテナビーム形成・切替え装置10は、
アンテナビームを切替え、固定子局2aと通信を開始す
る。図4は固定子局2a〜2dが通信を行う場合のスロ
ット構成を示した図であり、固定子局2a〜2dへのス
ロットの割当ては、例えばデータアドレス順に行う。2
4は垂直面内ペンシルビーム21に切替えるアンテナビ
ーム切替え位置、25は垂直面内ペンシルビーム22に
切替えるアンテナビーム切替え位置を示している。この
例の受信用スロット内では、まず固定子局2aと通信す
るために、アンテナビームを垂直面内ペンシルビーム2
1に切替える。次に、固定子局2bと通信を行うため
に、アンテナビームを垂直面内ペンシルビーム22に切
替える。さらに、固定子局2cと通信を行うために、再
度アンテナビームを垂直面内ペンシルビーム21に切替
える。固定子局2dは固定子局2cと同一アンテナビー
ムを使用するため切替えは行わない。
【0015】次に、アンテナビーム形成・切替え装置1
0で形成する複数のアンテナビームについて、アンテナ
ビーム数が2つの場合について説明する。図5は2つの
アンテナビームの垂直面での配置例を示す図で、横軸は
地面に対して水平方向を0°としたときの垂直面角度、
縦軸はビーム出力の相対レベルを示す。図5において、
26は垂直面内通信対象領域、27は従来の単一ビー
ム、28,29は垂直面内放射パターンとしてメインビ
ームとサイドローブの2つ以上のビームを有する2つの
異なる垂直面内ペンシルビーム、30,31はそれぞれ
垂直面内ペンシルビーム28,29による不感地帯、3
2,33はそれぞれ垂直面内ペンシルビーム28,29
の水平方向からのチルト角を示す図である。この実施の
形態1では、まず第1のアンテナ給電回路16でアンテ
ナエレメント8を励振し、垂直面内ペンシルビーム28
を形成する。ここで、ヌル点付近の弱電界地域は垂直面
内ペンシルビーム28による不感地帯30となり、通信
は困難となる。そこで、不感地帯30においては、第2
のアンテナ給電回路17でアンテナエレメント9を励振
し、垂直面内ペンシルビーム28のヌル点で、メインビ
ームおよびサイドローブの電界強度が所定値以上、もし
くはピークとなるような垂直面内ペンシルビーム29を
形成する。これは、例えば第1のアンテナ給電回路16
によりアンテナエレメント8に“数1”で示される励振
振幅位相分布を与えると、垂直面内ペンシルビーム28
はチルト角32だけチルトしたパターンとなる。この角
度をφ#1とする。なお、“数1”のn=1のアンテナ
エレメントは図1のアンテナエレメント8−1に相当
し、リニアアレーを地面に対して垂直に設置した場合の
天頂方向のアンテナエレメントである。次に、第2のア
ンテナ給電回路17によりアンテナエレメント9に“数
2”で示される励振振幅位相分布を与えると、垂直面内
ペンシルビーム29はチルト角33だけチルトしたパタ
ーンとなる。この角度をφ#2とする。なお、“数2”
のn=1のアンテナエレメントは図1のアンテナエレメ
ント9−1に相当する。ここで、垂直面内ペンシルビー
ム28におけるチルト角32(φ#1)と第1メル点と
の角度をφ#3とした場合に、特にφ#2とφ#3を同
一角度とすれば、図5のようなビーム配置となる。これ
によって、単一のビームではヌル点などの弱電界地域で
通信が困難となる問題を解決できる。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】なお、スイッチ18を第1のアンテナ給電
回路16と接続するように切替えると、送受信信号19
はスイッチ18から第1のアンテナ給電回路16を通過
し、アンテナエレメント8を励振する。この場合、送受
信信号20は第2のアンテナ給電回路17を通過しない
ため、アンテナエレメント9は励振されない。一方、ス
イッチ18を第2のアンテナ給電回路17と接続するよ
うに切替えると、送受信信号20はスイッチ18から第
2のアンテナ給電回路17を通過し、アンテナエレメン
ト9を励振する。この場合、送受信信号19は第1のア
ンテナ給電回路16を通過しないため、アンテナエレメ
ント8は励振されない。
【0019】この実施の形態1では、垂直面内ペンシル
ビーム28,29の指向性利得が、垂直面内に形成され
たコセカント2乗ビーム5より3dB程度高くなる(例
えば、図5においてD=3dB程度に出来る)。従っ
て、例えば親局1の送信電力を一定とした場合に、通信
対象領域3の端部で従来の単一ビームを形成するアンテ
ナと同一EIRP(Equivalent Isotr
opically Radiated Power)を
得る場合、指向性利得が高い分だけアンテナの小型・軽
量化が可能である。これは、アンテナのコスト低減につ
ながるほか、風圧荷重によるアンテナ設置場所の制限が
少なくなる、あるいは設置性や美観の点からも実用的と
なる等の利点を得ることができる。また、通信対象領域
3の端部で従来の単一ビームを形成するアンテナと同一
EIRPを得る場合、親局1と固定子局2の総消費電力
は指向性利得の分だけ低下し、装置の簡易化、低価格化
が可能となる。なお、この実施の形態1では水平面内放
射パターンとして120°ビーム、垂直面内ペンシルビ
ームのビーム数が2つの場合について説明したが、水平
面内放射パターンとして60°ビームのような他のビー
ム幅を持つアンテナの場合や、アンテナビーム数が複数
となった場合でも同様の効果が得られるのは明らかであ
る。また、アンテナビーム数が複数となった(これに応
じて給電回路が複数になった)場合でも、この実施の形
態1のアンテナビーム形成・切替え装置10によれば、
1つのスイッチ18を用いてアンテナビーム形成・切替
え装置10を構成することが可能であり、装置構成が簡
易となる。
【0020】実施の形態2 図6はこの発明における実施の形態2の親局用のアンテ
ナ装置の構成例として、垂直面内におけるアンテナビー
ム数が2つの場合について示した図である。図6におい
て、34は複数のアンテナエレメント、35はアンテナ
エレメント34と第1のアンテナ給電回路16、または
第2のアンテナ給電回路17との接続を切替えるスイッ
チを示す。この実施の形態2では、アンテナビーム形成
・切替え装置10をアンテナ給電回路16、アンテナ給
電回路17、スイッチ18、スイッチ35より構成して
いる。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0021】この実施の形態2の親局用のアンテナ装置
は、前記実施の形態1と同様に複数の異なる垂直面内ペ
ンシルビームで通信対象領域3をカバーするものである
が、このアンテナビームの形成方法、切替え方法が実施
の形態1と異なる。動作例として、垂直面内ペンシルビ
ームのアンテナビーム数が2つの場合について説明す
る。例えば、固定子局2の使用するアンテナビームが垂
直面内ペンシルビーム21の場合は、スイッチ18、お
よびスイッチ35は第1のアンテナ給電回路16と接続
され、第1のアンテナ給電回路16により励振されたア
ンテナエレメント34により垂直面内ペンシルビーム2
1が形成される。同様に、垂直面内ペンシルビーム22
の場合は、スイッチ18、およびスイッチ35が第2の
アンテナ給電回路17と接続され、第2のアンテナ給電
回路17により励振されたアンテナエレメント34によ
り垂直面内ペンシルビーム21が形成される。
【0022】この実施の形態2によれば、実施の形態1
の効果に加え、実施の形態1では垂直面内ペンシルビー
ム21を形成するためのアンテナエレメント8と、垂直
面内ペンシルビーム22を形成するためのアンテナエレ
メント9がアンテナ7の開口面を共用していたために発
生する、アンテナエレメント8とアンテナエレメント9
の間の相互結合の影響が無視でき、より高精度なビーム
を形成できる。
【0023】実施の形態3 図7はこの発明における実施の形態3の親局用のアンテ
ナ装置の構成を示した図である。図7において、36は
アンテナエレメント34の励振位相量を変化させる移相
器、37はアンテナ給電回路を示す。この実施の形態3
では、アンテナビーム形成・切替え装置10を移相器3
6、アンテナ給電回路37より構成している。その他の
構成は実施の形態1と同様である。
【0024】この実施の形態3は、前記実施の形態1と
同様に複数の異なる垂直面内アンテナビームで通信対象
領域3をカバーするが、この垂直面内アンテナビームの
形成方法、切替え方法が実施の形態1と異なる。動作例
として、垂直面内アンテナビームのアンテナビーム数が
2つの場合について説明する。例えば、まずアンテナ給
電回路37の励振分布は垂直面内ペンシルビーム21を
形成するものとすると、固定子局2の使用するアンテナ
ビームが垂直面内ペンシルビーム21の場合は、移相器
36によりアンテナエレメント34に与える位相量を同
位相とする。次に、固定子局2の使用するアンテナビー
ムが垂直面内ペンシルビーム22の場合は、移相器36
に“数3”で示される位相分布を与えることにより、垂
直面内ペンシルビーム22が形成される。ここで、“数
3”においてn=1の移相器は図7の移相器36−1に
相当し、リニアアレーを地面に対して垂直に設置した場
合の、天頂方向の移相器である。
【0025】
【数3】
【0026】前記構成では、アンテナ給電回路37は垂
直面内ペンシルビーム21を形成する振幅位相分布を与
えているが、位相分布は移相器36により容易に変化可
能であるので、垂直面内ペンシルビーム21を形成する
場合でもアンテナ給電回路37において振幅分布のみ与
えて、位相分布は移相器36により設定することも可能
である。
【0027】ここで、この実施の形態3によれば、実施
の形態1、実施の形態2の効果に加え、制御部14によ
り移相器36の位相量の変更によって垂直面内ペンシル
ビーム28,29のそれぞれのチルト角32,33の変
更が容易であり、柔軟に通信対象領域3を変更すること
が可能となる。さらに移相器36により、アンテナ給電
回路37と移相器36、移相器36とアンテナエレメン
ト34を接続するケーブルや、アンテナ給電回路37で
発生する位相誤差を補償できるため、より精度の高いビ
ームを形成できる。
【0028】実施の形態4 この実施の形態4は前記実施の形態1〜3の制御部14
に、スロット内でのアンテナビーム切替え回数を少なく
するような制御機能を付加したものである。図8はこの
発明における実施の形態4の親局用のアンテナ装置のス
ロット構成例を示した図である。例えば、垂直面内アン
テナビームが2つで、1フレーム内で4つの固定子局2
から通信の接続要求が発呼された場合に、この4つの固
定子局2へのスロット割当てを行う場合について説明す
る。この実施の形態4の制御部14では、まずこの4つ
の固定子局2の使用するアンテナビームをメモリー部1
5より読み出す。図8では、固定子局2a,2c,2d
では垂直面内ペンシルビーム21を使用し、固定子局2
bでは垂直面内ペンシルビーム22を使用している。そ
して、制御部14は垂直面内ペンシルビーム21を使用
する固定子局2a,2c,2dにフレームの先頭から連
続してスロットを割り当て、次に垂直面内ペンシルビー
ム22を使用する固定子局2bにスロットを割り当て
る。さらに他の固定子局2より通信の接続要求が発呼さ
れた場合には、通信要求の発呼があった全ての固定子局
2の使用するアンテナビームをメモリー部15より読み
出し、垂直面内ペンシルビーム21を使用するそれぞれ
の固定子局2に、再度フレームの先頭から連続してスロ
ットを割り当て、その次に、垂直面内ペンシルビーム2
2を使用するそれぞれの固定子局2にスロットを割り当
てる。この結果、例えばデータアドレス順にスロットを
割り当てるよりも、アンテナビームの切替え回数を少な
くすることができる。ここで、垂直面内ペンシルビーム
22を使用する固定子局2から先にフレームの先頭から
連続してスロットを割り当てた場合や、2つ以上の複数
のアンテナビームを使用する場合でも、同一の効果を得
ることができるのは明らかである。
【0029】この実施の形態4によれば、実施の形態
1,2,3の効果に加え、アンテナビームの切替え回数
を少なくすることで、スイッチ18や制御部14の低消
費電力化が可能となる。
【0030】
【発明の効果】第1、第2の発明によれば、複数の異な
る方向を指向するようにチルト可能なペンシルビームを
形成するアンテナを用いて、通信対象領域を単一ビーム
でカバーするために必要な垂直面内アンテナビーム幅よ
り狭い垂直面内ペンシルビームを形成し、通信の割り当
てられた固定子局をビームの不感帯から外す方向に、前
記ペンシルビームをチルトすることにより、親局用アン
テナ装置の低消費電力化や軽量化が可能である。
【0031】第3の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、第1の発明ではアンテナ開口面を共用していたた
めに発生する、アンテナ素子間の相互結合の影響が無視
でき、より高精度なビームを形成できる。
【0032】第4の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、第1の発明ではアンテナ開口面を共用していたた
めに発生する、アンテナ素子間の相互結合の影響が無視
でき、より高精度なビームを形成できる。また、制御部
により移相器の位相量の変更、つまりビームチルト角の
変更が容易であり、柔軟なエリア設計が可能となる。さ
らに、移相器によりケーブル間やアンテナ給電回路で発
生する位相誤差を補償できるため、より精度の高いビー
ムを形成できる。
【0033】第5の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、スイッチの切替え回数が少なくなることで、親局
用のアンテナ装置の低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の装置構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1のサービスイメージ
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1のメモリー部におけ
るメモリー内容を示した図である。
【図4】 この発明の実施の形態1のスロット構成を示
した図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の親局のアンテナパ
ターンを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の装置構成図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態3の装置構成図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態4のスロット構成図で
ある。
【図9】 一般的なP−MP通信のサービスイメージ図
である。
【図10】 一般的なTDMA通信のスロット構成を示
した図である。
【図11】 一般的なP−MP通信の親局のアンテナパ
ターンを示す図である。
【符号の説明】
1 親局、2 固定子局、3 通信対象領域、4 スロ
ット構成、5 コセカント2乗ビーム、6 120°ビ
ーム、7 アンテナ、8 アンテナエレメント、9 ア
ンテナエレメント、10 アンテナビーム形成・切替え
装置、11 送信部、12 受信部、13 スイッチま
たはダイプレクサー、14 制御部、15 メモリー
部、16 第1のアンテナ給電回路、17 第2のアン
テナ給電回路、18 スイッチ、19 送受信信号、2
0 送受信信号、21 垂直面内ペンシルビーム、22
垂直面内ペンシルビーム、23 メモリー内容、24
アンテナビーム切替え位置、25 アンテナビーム切
替え位置、26 垂直面内通信対象領域、27 単一ビ
ーム、28 垂直面内ペンシルビーム、29 垂直面内
ペンシルビーム、30 不感地帯、31 不感地帯、3
2 チルト角、33チルト角、34 アンテナエレメン
ト、35 スイッチ、36 移相器、37アンテナ給電
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA09 AA11 CA01 CA06 DB02 DB03 DB06 EA04 FA06 FA20 FA24 FA26 FA30 FA31 FA32 FA34 GA02 GA04 GA06 GA08 HA02 HA05 HA10 5K067 AA43 CC04 DD27 DD44 EE10 EE41 EE71 KK03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定子局との間でTDMA通信を
    行う親局に設置され、複数の異なる方向を指向するよう
    にチルト可能なペンシルビームを形成するアンテナと、
    呼の発生に応じて通信の割り当てられた固定子局をビー
    ムの不感帯から外す方向に、前記ペンシルビームをチル
    トするビーム制御手段とを備えたことを特徴とするアン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナは、所定の間隔で配設され
    る複数の第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素
    子にそれぞれ隣接して配設される複数の第2のアンテナ
    素子と、前記第1のアンテナ素子に励振振幅位相分布を
    与えてペンシルビームを形成する第1の給電部と、前記
    第1のアンテナ素子で形成されるペンシルビームとは異
    なる方向にチルトしたペンシルビームを形成するよう
    に、前記第2のアンテナ素子に励振振幅位相分布を与え
    る第2の給電部とを具備し、前記ビーム制御手段は、送
    受信機を前記第1の給電部もしくは第2の給電部のいず
    れか一方に接続する切替えスイッチと、呼の発生に応じ
    て通信の割り当てられた固定子局をビームの不感帯から
    外す方向に、チルトしたペンシルビームを形成するよう
    に前記切替えスイッチを制御するスイッチ制御手段とを
    具備したことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナは、所定の間隔で配設され
    る複数のアンテナ素子と、前記アンテナ素子に励振振幅
    位相分布を与えてペンシルビームを形成する第1の給電
    部と、前記第1の給電部が前記アンテナ素子に形成する
    ペンシルビームとは異なる方向にチルトしたペンシルビ
    ームを形成するように、前記アンテナ素子に励振振幅位
    相分布を与える第2の給電部とを具備し、前記ビーム制
    御手段は、前記アンテナ素子を前記第1の給電部もしく
    は第2の給電部のいずれか一方に接続する切替えスイッ
    チと、呼の発生に応じて通信の割り当てられた固定子局
    をビームの不感帯から外す方向に、チルトしたペンシル
    ビームを形成するように前記切替えスイッチを制御する
    スイッチ制御手段とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナは、所定の間隔で配設され
    る複数のアンテナ素子と、前記アンテナ素子に励振振幅
    位相分布を与えてペンシルビームを形成する給電部と、
    前記給電部の位相を変えて前記ペンシルビームをチルト
    させる移相器とを具備し、前記ビーム制御手段は、呼の
    発生に応じて通信の割り当てられた固定子局をビームの
    不感帯から外す方向に、チルトしたペンシルビームを形
    成するように前記移相器を制御する位相制御手段とを具
    備したことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記ビーム制御手段は、同方向にチルト
    したビームによってビームの不感帯から外れる複数の固
    定子局に、スロットを連続して割り当てる機能を具備し
    たことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに
    記載のアンテナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013539262A (ja) * 2010-08-03 2013-10-17 アルカテル−ルーセント 基地局を操作する方法および基地局
WO2018198987A1 (ja) 2017-04-27 2018-11-01 日本電気株式会社 電波通信装置、電波受信装置、及び電波通信システム

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