JP2000100496A - 同軸接続子およびそれを用いた半導体実装装置 - Google Patents

同軸接続子およびそれを用いた半導体実装装置

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JP2000100496A
JP2000100496A JP10271454A JP27145498A JP2000100496A JP 2000100496 A JP2000100496 A JP 2000100496A JP 10271454 A JP10271454 A JP 10271454A JP 27145498 A JP27145498 A JP 27145498A JP 2000100496 A JP2000100496 A JP 2000100496A
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JP10271454A
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Masakaze Hosoya
正風 細矢
Fuminori Ishizuka
文則 石塚
Mitsuaki Yanagibashi
光昭 柳橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体光素子や半導体素子の立体的実装を可
能ならしめ同軸接続子を実現すること。 【解決手段】 複数の貫通穴を配列形成した金属製の接
続子ブロック11と、該貫通穴の中心に中心導体12を
配置し該中心導体の外周に誘電体13を充填して形成し
た同軸構造体とで同軸接続子10Aを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体光素子や半
導体素子の接続又は配線基板間の接続のための端子間接
続用の同軸接続子及びこの同軸接続子を適用した半導体
実装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に従来の半導体実装装置の実装構造
の斜視図を示す。この実装装置は、4つのレーザーダイ
オードと4つのモニタ用フォトダイオードをそれぞれア
レイ化した半導体光素子24を、他の半導体素子23と
ともに配線基板21上にフリップチップ接続し、半導体
光素子24のレーザーダイオード側面の光出射端に光フ
ァイバ26を光結合させる構造の4チャンネル構成であ
る。
【0003】この半導体実装装置では、4本の光ファイ
バ26は光ファイバブロック25上に整列されており、
この光ファイバブロック25の厚みが半導体光素子24
の厚みより厚いため、半導体光素子24のレーザーダイ
オードと光ファイバ26との光軸を合わせる光結合のた
めに、配線基板21の一部に切り欠き部21aを設け
て、光ファイバブロック25を収容するスペースが作成
されている。22は回路部品である。
【0004】図9は従来の別の半導体実装装置の実装構
造を示す図であり、その(a)は斜視図、(b)は縦断面図で
ある。半導体光素子24は、サブマウントブロック28
上にダイボンディングされ、光結合ユニット27によっ
て半導体光素子24のレーザーダイオード側面の光出射
端と光ファイバ26とが光結合される。半導体光素子2
4と配線基板21との端子間接続は、ボンディングワイ
ヤ30によって行われている。
【0005】本実装装置のように、アレイ化された半導
体光素子24の実装の場合は、光結合ユニット27と光
ファイバ26の配置方向には電気配線の引き出しができ
ないため、ボンディングワイヤ30は折り重なるように
布線されている。
【0006】図10は、従来の更なる別の半導体実装装
置の実装構造の縦断面を示す図であり、配線基板21上
に配置搭載された複数の回路部品22の間の電極端子3
1にはんだ32で接続したリード線33を引き出した構
造である。このような構造の場合、リード線33は回路
部品22やその他の表面実装部品を全て搭載した後に個
別にはんだ付け接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示した半導体実装装置では、半導体光素子24のレーザ
ーダイオードと光ファイバ26との光結合のために、配
線基板21の一部に切り欠き部21aを設ける必要があ
り、そのため、配線基板21上の配線引き回しに制約を
受けるとともに、装置構成上の自由度が制限されるとい
う問題がある。
【0008】また、図9に示した半導体実装装置では、
半導体光素子24に村して、ボンディングワイヤ30を
一方向に折り重なるように布線せざるを得ないため、ボ
ンディングワイヤ30の長さが長くなり、ボンディング
ワイヤ30同士の接触短絡事故による半導体実装装置の
製造歩留まりが低下を来すとともに、ボンディングワイ
ヤ30の寄生インダクタンス成分増大に起因する伝送損
失の増大により半導体実装装置の高周波性能を損なうと
いう問題がある。
【0009】また、図10に示した半導体実装装置にお
いては、リード線33を接続し引き出すために、電極端
子31近傍の回路部品22の間隔を開けて広い作業スペ
ースを確保しなければならず、半導体実装装置の小型化
のネックになるという問題がある。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的とするところは、半導体実
装装置の小型化、高密度実装化、高周波特性向上を可能
とする同軸接続子を提供することにある。
【0011】第2の目的は、上記同軸接続子を適用し、
上記特徴に加えて、配線基板上への半導体光素子や半導
体素子の配置場所が制約を受けず、実装装置構成の自由
度を向上させた半導体実装装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明の同軸接続子は、半導体光素子や半導体素
子の接続又は配線基板間の接続のための端子間接続子で
あって、少なくとも一つ以上の貫通穴を配列形成した金
属製の接続子ブロックと、前記貫通穴の中心に一方の開
口から他方の開口にかけて中心導体を配置し該中心導体
の外周に誘電体を充填して形成した同軸構造体とからな
り、前記中心導体の両端部に電極端子を設けて構成し
た。
【0013】第2の発明の同軸接続子は、半導体光素子
や半導体素子の接続又は配線基板間の接続のための端子
間接続子であって、中心導体の外周を誘電体で被覆し該
誘電体の外周を外部導体で被覆した同軸構造体と、該同
軸構造体を少なくとも一つ以上配列してブロック化した
樹脂製の接続子ブロックとからなり、前記中心導体の両
端部に電極端子を設けるとともに、前記接続子ブロック
の前記同軸構造体が露出する両端面をメタライズして前
記外部導体を相互に導通させて構成した。
【0014】第3の発明の同軸接続子は、第1又は第2
の発明において、前記同軸構造体の特性インビーダンス
を、接続する半導体光素子、半導体素子又は配線基板の
特性インビーダンスと整合させて構成した。
【0015】第4の発明の同軸接続子は、第1乃至第3
の発明において、前記中心導体の少なくとも一方の端部
の電極端子を、前記接続子ブロックの端面と同一平面上
に形成して構成した。
【0016】第5の発明の同軸接続子は、第1乃至第3
の発明において、前記中心導体の少なくとも一方の端部
の電極端子を、前記接続子ブロックの端面から突出する
ように形成して構成した。
【0017】第6の発明の同軸接続子は、第1乃至第5
の発明において、前記電極端子を、前記接続子ブロック
の一方の端面と他方の端面とで異なる配置ピッチで配列
して構成した。
【0018】第7の発明の同軸接続子は、第1乃至第6
の発明において、前記接続子ブロックの端面に段差を設
けて該端面に複数の平面を形成し、該複数の各平面上に
前記電極端子を形成して構成した。
【0019】第8の発明の同軸接続子は、第1乃至第7
の発明において、前記接続子ブロックの前記電極端子が
露出する端面に、前記金属製の接続子ブロック又は前記
外部導体に導通するグランド端子を設けて構成した。
【0020】第9の発明の半導体実装装置は、第1乃至
第8の発明の同軸接続子の電極端子又はグランド端子
を、はんだ又は導電性無機材料を含有する樹脂により半
導体光素子、半導体素子又は配線基板の端子と電気的機
械的に接続して構成した。
【0021】第10の発明の半導体実装装置は、第1乃
至第8の発明の同軸接続子と、該同軸接続子の電極端子
又はグランド端子に対応した位置に端子を有するフレキ
シブル配線板とを併用して構成した。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は本発
明の第1の実施の形態の同軸接続子10Aを示す図であ
り、(a)はその斜視図、(b)は縦断面図である。
【0023】この同軸接続子10Aは、金属からなる接
続子ブロック11の一方の面から反対側の面にかけて複
数の貫通穴を配列形成し、それぞれの貫通穴の中心に中
心導体12を配し、その各中心導体12の外周に誘電体
13を充填して複数の同軸構造体を構成し、その各同軸
構造体の中心導体12の両端部に電極端子14を設けて
いる。図1の(b)に示すように、この電極端子14上に
更にはんだバンプ15又は導電性無機材料を含有する樹
脂のバンプを形成してもよい。
【0024】図2は、図1の同軸接続子10Aを適用し
た半導体実装装置の実装構造を示す斜視図であり、配線
基板21上に、回路部品22や半導体素子23ととも
に、半導体光素子24の大きさに対応させて作成した同
軸接続子10Aを搭載し、その同軸接続子10Aの上面
に半導体光素子24を搭載して、光ファイバブロック2
5上に配列した光ファイバ26と光結合させた例であ
る。このとき、半導体光素子24はその信号線、グラン
ド線の両者共に、同軸接続子10Aの個々の中心導体1
2で接続されるが、グランド線は接続子ブロック11に
ピン接触させることにより、その接続子ブロック11を
経由させて接続することもできる。
【0025】このように、本実施の形態では、配線基板
21の上に同軸接続子10Aを介在して半導体光素子2
4を搭載するので、半導体光素子24が同軸接続子10
Aの高さ分だけ高い位置に実装されることになり、厚み
の大きな光ファイバブロック25を半導体光素子10A
の直近に配置して光ファイバ26と光結合させる場合で
も、図8に示した従来例のように配線基板21に光ファ
イバブロック25を収容するための切り欠き部21aを
設ける必要がなくなる。
【0026】従って、従来の「半導体光素子24を配線
基板21の外周近傍に配置しなけらばならない」という
装置構成上の制限がなくなるとともに、図2に示すよう
に光ファイバブロック25の下部の配線基板21上にも
回路部品22の搭載や配線の引き回しが可能となる。
【0027】なお、同軸接続子10Aを使用すること
で、従来より配線長が長くなり、接続点数が増加するこ
とになるが、この同軸接続子10Aは、中心導体12の
径と誘電体13の厚みを変更することで特性インピーダ
ンスを制御することができるので、その特性インビーダ
ンスを配線基板21のそれに整合させることによって、
高周波特性の劣化を回避することができる。このとき
は、接続子ブロック11をグランドに接続させる。
【0028】また、本実施の形態では、金属からなる接
続子ブロック11を使用して同軸接続子10Aを構成し
たが、接続子ブロックを樹脂製として、それぞれの同軸
構造体の外周導体(外部導体)被覆間を、中心導体12
の電極端子14が露出する面に形成したメタライズによ
って相互に導通させて構成することもでき、この場合で
も上記説明と同様の利点・効果が得られる。
【0029】[第2の実施の形態]図3は、同軸構造体
をアレイ状に配列した構造の第2の実施の形態の同軸接
続子10Bを適用した半導体実装装置の実装構造を示す
図であり、その(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。
【0030】ここでは、光ファイバ26に結合した光結
合ユニット27の形状が大きく、また、半導体光素子2
4の電極端子数が多い場合の例を示しており、半導体光
素子24を配線基板21とは別のサブマウントブロック
28上にダイボンディングし、その半導体光素子24上
に同軸接続子10Bをはんだバンプ15によって接続し
ている。
【0031】同軸接続子10Bの電極端子14と配線基
板21間との接続、および同軸接続子10Bを介さない
半導体光素子24の電極端子と配線基板21との間は、
それぞれフレキシブル配線板29を多重に配置すること
によって1方向に配線を引き出して接続した構成として
おり、光結合ユニット27はフレキシブル配線板29の
引き出し方向とは反対方向の半導体光素子24の直近に
配置して光結合させている。
【0032】ここで使用するフレキシブル配線板29内
の配線は、コプレーナ線路構造あるいはマイクロストリ
ップ線路構造等の高周波配線として、特性インビーダン
スを配線基板21のそれに整合させる。
【0033】従来のこの種の半導体実装装置は、図9の
従来例で示したように、ボンディングワイヤ30が錯綜
するため、ボンディングワイヤ30間の接触短絡による
歩留まり低下や、ボンディングワイヤ30の長さに起因
する高周波性能劣化を来していたが、本実施の形態のよ
うに同軸接続子10Bを適用することで、半導体光素子
24側の電極端子の引き出し高さを実質的に2段に変
え、高周波対応のフレキシブル配線板29を多重に配置
できるようになるため、配線間の接触短絡が防止でき高
周波性能を損なうことなく多端子引き出しが可能とな
る。
【0034】なお、本実施の形態では、はんだバンプ1
5によって電極端子を接続し半導体実装装置を構成して
いるが、はんだバンプ15の代わりに導電性接着剤、溶
接その他の電気的機械的な接続方法を適用して装置を構
成しても、本発明の範疇に入ることは言うまでもない。
【0035】[第3の実施の形態]図4は、第3の実施
の形態の同軸接続子10Cを示す図であり、その(a)は
斜視図、(b)は縦断面図である。
【0036】図1で説明した同軸接続子10Aでは、電
極端子14の何れかを半導体光素子24や半導体素子2
3上あるいは配線基板21上のグランド端子に接続して
使用するが、図4に示した本実施の形態の同軸接続子1
0Cでは、接続子ブロック11の電極端子14の形成面
と同一面に、グランド端子16をマトリクス状に設けて
いる。これにより、素子接続した場合にグランド端子1
6によって接続子ブロック11がグランドされるため、
図1の同軸接続子10Aの場合よりもグランド電位の変
動が抑制されるため、より半導体実装装置の高周波性能
の劣化を抑えることができる。
【0037】[第4の実施の形態]図5は、第4の実施
の形態の同軸接続子10D及びそれを適用した半導体実
装装置の実装構造の縦断面図である。
【0038】この同軸接続子10Dは、中心導体12を
接続子ブロック11の端面から突出させて電極端子1
4’を形成し、この電極端子14’を直接的に配線基板
21やレキシブル配線板29へスルーホール接続ができ
るようにしている。これにより、配線基板21やフレキ
シブル配線板29と接続する場合、はんだバンプ接続よ
り高い接続強度が得られ、かつ、配線基板21に他の部
品22を搭載した最後にその端子接続をすることが可能
となる。17ははんだ接続部である。
【0039】従って、高周波対応のフレキシブル配線板
29と組み合わせて使用することで、部品実装した配線
基板21上の狭いエリアからの高周波配線の引き出しが
容易となり、図10に示した従来例の構造による半導体
実装装置に比べて装置を小型化することができる。
【0040】[第5の実施の形態]図6は、第5の実施
の形態の同軸接続子10E及びそれを適用した半導体実
装装置の実装構造の縦断面図である。
【0041】この同軸接続子10Eは、上下両端面に設
ける電極端子14の配置ピッチを上面と下面で異ならせ
た接続子ブロック11’を使用するもので、上面は半導
体光素子24の端子ピッチに、下面は配線基板21の端
子ピッチに、各々合致するようにしている。このような
構造の同軸接続子10Eは、中心導体12と誘電体13
およびその外周の導体被覆(外部導体)からなる同軸構
造体を、予め所定形状に曲げ成形しておき、それをまと
めて配列して樹脂モールド成形することで得られる。
【0042】プリント配線板や厚膜回路基板等の端子ピ
ッチは、配線加工技術の限界から、半導体プロセスで製
造する端子ピッチまでは精細に形成することはできな
い。従って、半導体光素子24や半導体素子23をプリ
ント配線板や厚膜回路基板等の配線基板21にフリップ
チップ接続するには、素子側に比べて配線基板21側の
端子ピッチを広げた端子接続子が必要となる。
【0043】本実施の形態の同軸接続子10Eを適用す
ることで、半導体光素子24や半導体素子23をその高
周波特性を劣化させることなく、端子ピッチの広い配線
基板21に接続することができる。また、素子の搭載高
さが高くなるので、半導体光素子24を実装した場合に
は、図6に示すように光結合ユニット27を半導体光素
子24の直近に配置できるようになる。
【0044】[第6の実施の形態]図7は、第6の実施
の形態の同軸接続子10F及びそれを適用した半導体実
装装の実装構造の縦断面図である。
【0045】この同軸接続子10Fは、上端面に段差を
設けて2平面となした接続子ブロック11”を使用し、
その上端面のそれぞれの平面上に電極端子14を形成し
ている。これによって、フレキシブル配線板29を多重
に配置することが可能となり、端子数の多い半導体素子
23からの配線引き出しが容易になるため、配線基板2
1上での配線引き回しと組み合わせることで、3次元的
な配線構造の小型な半導体実装装置を構成することがで
きる。また、フレキシブル配線板29を高周波対応とす
ることによって、高周波性能にも優れた半導体実装装置
を実現することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明の同軸接続子は、半導体光素子や
半導体素子の外形平面寸法と同等の大きさに構成でき、
かつ、高さを自在に構成できるので、半導体光素子や半
導体素子の立体的実装が可能となり、配線基板等への実
装時に半導体光素子や半導体素子の外周に広いスペース
が確保できる。これによって、光結合系を半導体光素子
の直近に配置するために従来必要であった配線基板の切
り欠き加工によるスペース確保が不要となり、配線基板
設計や装置構造設計に対する自由度が向上するという利
点がある。
【0047】また、本発明の同軸接続子においては、中
心導体径と誘電体の厚みを変えることで各電極端子の特
性インビーダンスを制御して、半導体光素子や半導体素
子との間又は配線基板相互間の特性インビーダンス整合
を図ることができるので、高周波特性を劣化させること
なく端子間接続することができる。
【0048】さらに、本発明の同軸接続子と高周波対応
のフレキシブル配線板を併用することによって、3次元
的な配線構造の小型でかつ高周波性能の優れた半導体実
装装置を構成することができるという利点がある。
【0049】以上述べたように、本発明の同軸接続子お
よびそれを用いた半導体実装装置は、従来不可能であっ
た小型でかつ高周波性能に優れた立体的装置実装を可能
にするものであり、半導体実装産業への貢献に大なるも
のがあり、工業的価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1の実施の形態の同軸接続
子の斜視図、(b)はその縦断面図である。
【図2】 図1の同軸接続子を適用した半導体実装装置
の実装構造の斜視図である。
【図3】 (a)は本発明の第2の実施の形態の同軸接続
子を通用した半導体実装装置の実装構造の斜視図、(b)
はその縦断面図である。
【図4】 (a)は本発明の第3の実施の形態の同軸接続
子の斜視図、(b)はその縦断面図である。
【図5】 図4の同軸接続子を適用した半導体実装装置
の実装構造の縦断面図である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態の同軸接続子を適
用した半導体実装装置の実装構造の縦断面図である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態の同軸接続子を適
用した半導体実装装置の実装構造の縦断面図である。
【図8】 従来の半導体実装装置の実装構造の斜視図で
ある。
【図9】 (a)は従来の別の半導体実装装置の実装構造
の斜視図、(b)はその縦断面図である。
【図10】 従来の更なる別の半導体実装装置の実装構
造の縦断面図である。
【符号の説明】
10A,10B,10C,10D,10E,10F:同
軸接続子 11、11’、11”:接続子ブロック、12:中心導
体、13:誘電体、14、14’:電極端子、15:は
んだバンプ、16:グランド電極、17:はんだ接続部 21:配線基板、22:回路部品、23:半導体素子、
24:半導体光素子、25:光ファイバブロック、2
6:光ファイバ、27:光結合ユニット、28:サブマ
ウントブロック、29:フレキシブル配線板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体光素子や半導体素子の接続又は配線
    基板間の接続のための端子間接続子であって、 少なくとも一つ以上の貫通穴を配列形成した金属製の接
    続子ブロックと、前記貫通穴の中心に一方の開口から他
    方の開口にかけて中心導体を配置し該中心導体の外周に
    誘電体を充填して形成した同軸構造体とからなり、前記
    中心導体の両端部に電極端子を設けたことを特徴とする
    同軸接続子。
  2. 【請求項2】半導体光素子や半導体素子の接続又は配線
    基板間の接続のための端子間接続子であって、 中心導体の外周を誘電体で被覆し該誘電体の外周を外部
    導体で被覆した同軸構造体と、該同軸構造体を少なくと
    も一つ以上配列してブロック化した樹脂製の接続子ブロ
    ックとからなり、前記中心導体の両端部に電極端子を設
    けるとともに、前記接続子ブロックの前記同軸構造体が
    露出する両端面をメタライズして前記外部導体を相互に
    導通させたことを特徴とする同軸接続子。
  3. 【請求項3】前記同軸構造体の特性インビーダンスを、
    接続する半導体光素子、半導体素子又は配線基板の特性
    インビーダンスと整合させたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の同軸接続子。
  4. 【請求項4】前記中心導体の少なくとも一方の端部の電
    極端子を、前記接続子ブロックの端面と同一平面上に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の同軸接
    続子。
  5. 【請求項5】前記中心導体の少なくとも一方の端部の電
    極端子を、前記接続子ブロックの端面から突出するよう
    に形成したことを特徴とする請求項1乃至3に記載の同
    軸接続子。
  6. 【請求項6】前記電極端子を、前記接続子ブロックの一
    方の端面と他方の端面とで異なる配置ピッチで配列した
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載の同軸接続子。
  7. 【請求項7】前記接続子ブロックの端面に段差を設けて
    該端面に複数の平面を形成し、該複数の各平面上に前記
    電極端子を形成したことを特徴とする請求項1乃至6記
    載の同軸接続子。
  8. 【請求項8】前記接続子ブロックの前記電極端子が露出
    する端面に、前記金属製の接続子ブロック又は前記外部
    導体に導通するグランド端子を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至7に記載の同軸接続子。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8に記載の同軸接続子の電極
    端子又はグランド端子を、はんだ又は導電性無機材料を
    含有する樹脂により半導体光素子、半導体素子又は配線
    基板の端子と電気的機械的に接続してなることを特徴と
    する半導体実装装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8に記載の同軸接続子と、
    該同軸接続子の電極端子又はグランド端子に対応した位
    置に端子を有するフレキシブル配線板とを併用したこと
    を特徴とする請求項9に記載の半導体実装装置。
JP10271454A 1998-09-25 1998-09-25 同軸接続子およびそれを用いた半導体実装装置 Pending JP2000100496A (ja)

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