JP2000099475A - 分散模擬装置 - Google Patents

分散模擬装置

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JP2000099475A
JP2000099475A JP10271286A JP27128698A JP2000099475A JP 2000099475 A JP2000099475 A JP 2000099475A JP 10271286 A JP10271286 A JP 10271286A JP 27128698 A JP27128698 A JP 27128698A JP 2000099475 A JP2000099475 A JP 2000099475A
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management device
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Hitoshi Matsukawa
仁 松川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の模擬装置と模擬管理装置と複数の操作
端末で構成される分散模擬装置において、計算機の構成
方法、およびデータ通信方法に問題があった。 【解決手段】 模擬管理装置と操作端末間のデータ転送
を仲介する端末制御装置を設置し、上記操作端末のみで
構成する局所ネットワークと上記分散模擬装置の基幹ネ
ットワークを上記端末制御装置で接続する。さらに、上
記模擬管理装置と上記端末制御装置間のデータ転送は分
散型模擬装置の標準接続仕様に基づいて行い、上記端末
制御装置と上記操作端末間のデータ転送は上記標準接続
仕様によらないで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、模擬管理装置と
複数の模擬装置と複数の操作端末と端末制御装置からな
り、各模擬装置が模擬管理装置による制御のもとで模擬
処理を行い、模擬処理の結果を、端末制御装置を経由し
て各操作端末に送信し表示する分散模擬装置に関するも
のである。
【0002】分散模擬装置の利用の一例として、航空機
や艦船等の移動物体を模擬対象とし、模擬対象の運動、
探知、交戦といった事象を、操作者からの入力データ
や、あらかじめ分散模擬装置に入力されている模擬対象
の諸元データ等を用い、模擬対象に応じて事前に分散模
擬装置に入力される算法に基づいて模擬することで、操
作者の訓練を行うものがある。
【0003】
【従来の技術】図3は、例えば特開平7−21521号
公報「リアルタイムシミュレーションシステム」に示さ
れた模擬装置を示す図であり、図において、1は制御計
算機、2は指揮制御計算機、3はメモリ、4は模擬機
器、5はバス型ネットワークである。
【0004】次に動作について説明する。各制御計算機
1では、指揮制御計算機2からデータ転送処理の開始命
令を受信すると、メモリ3に格納されている模擬機器4
による模擬計算の結果を、バス型ネットワーク5を介し
て他の制御計算機1に送信する。
【0005】また、制御計算機1が他の制御計算機1か
らのデータを受信すると、制御計算機1に接続する模擬
機器4での模擬計算に使用されるデータの一部として、
受信データをメモリ3に格納する。その後、指揮制御計
算機2は、すべての制御計算機1間でデータ交換が終了
したことを確認すると、各制御計算機1に対して個別模
擬処理の開始命令を送信する。
【0006】個別模擬処理の開始命令を受信した制御計
算機1では、メモリ3に格納されているデータを使用
し、事前に入力された算法に従った模擬計算を模擬機器
4に行わせる。各制御計算機1に適当な算法を入力する
ことにより、本システム全体としての模擬を分散処理す
ることができる。
【0007】指揮制御計算機2は、すべての制御計算機
1での個別模擬処理が終了したことを確認すると、各制
御計算機1に対してデータ転送処理の開始命令を送信
し、以降は以上の処理を繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、以上のように
構成されているので、制御計算機1を増加すると、制御
計算機1間のデータ転送、および指揮制御計算機2と制
御計算機1間のデータ転送が増加し、バス型ネットワー
ク5の通信負荷が増大し、全体の処理時間が大きくなっ
てしまうという課題があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、データ転送の回数を減少させ
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による分散模
擬装置は、模擬処理を実行し、処理結果を出力する機能
を有する複数の模擬装置と、上記複数の模擬装置による
処理結果の相互の受け渡しを、第1の接続仕様に基づい
て制御する機能を有する模擬管理装置と、表示と操作者
の入力を受け付ける機能を有する複数の操作端末と、上
記模擬管理装置からの処理結果を上記第1の接続仕様に
基づいて受信する機能、上記複数の操作端末からの入力
データを上記第1の接続仕様に基づいて上記模擬管理装
置に送信する機能、上記複数の操作端末に上記処理結果
を上記第1の接続仕様とは異なる接続仕様の第2の接続
仕様に基づいて送信する機能、上記複数の操作端末から
の入力データを上記第2の接続仕様に基づいて受信する
機能とを有する端末制御装置とをネットワークで接続す
る。
【0011】また、第2の発明による分散模擬装置は、
第1の発明の分散模擬装置において、端末制御装置、模
擬管理装置と複数の模擬装置との接続、および上記端末
制御装置と複数の操作端末との接続を別のネットワーク
とする。
【0012】また、第3の発明による分散模擬装置は、
第1または第2の発明の分散模擬装置において、複数の
操作端末からの入力データを一時的にメモリに保存し、
保存した上記入力データを模擬管理装置に送信する機能
を端末制御装置に設ける。
【0013】また、第4の発明による分散模擬装置は、
第1または第2の発明において、複数の模擬装置からの
処理結果を一時的にメモリに保存し、保存した上記処理
結果を端末制御装置に送信する機能を模擬管理装置に備
える。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
に係る分散模擬装置の実施の形態1を示す図であり、図
において6は模擬管理装置、7aから7mは模擬装置、
8は端末制御装置、9aから9nは操作端末、10は模
擬管理装置6と模擬装置7と端末制御装置8と操作端末
9を接続する基幹ネットワークである。
【0015】なお、この発明における模擬装置7aから
7mは、図3の従来例における制御計算機1、および模
擬機器4の機能を併せ持ったものである。また、模擬管
理装置6は、従来例における指揮制御計算機2を置き換
えたものである。
【0016】まず図について説明する。模擬管理装置6
は、第1の接続仕様が規定する機能の実現部分である。
模擬装置7aから7mでは、操作者の入力データや、あ
らかじめ入力される模擬対象の諸元データ等と、模擬対
象に応じて事前に入力される算法に基づき模擬計算を行
う。このとき、各模擬装置に適当な算法を入力すること
で、全体としての模擬処理を分散処理することができ
る。端末制御装置8は、模擬管理装置6と操作端末9と
の間で転送されるデータを受け、模擬管理装置6の処理
負荷の軽減を目的とする。操作端末9aから9nは、分
散模擬装置を利用する操作者が利用し、模擬装置7aか
ら7mでの模擬計算に必要なデータを入力したり、模擬
結果を表示する等に使用する。基幹ネットワーク10
は、模擬管理装置6、模擬装置7aから模擬装置7m、
端末制御装置8、操作端末9aから9nを接続するネッ
トワークである。
【0017】次に、第1の接続仕様について説明する。
上記接続仕様は、データ転送、および時刻管理を規定し
ている。まず、第1の接続仕様が規定するデータ転送に
ついて説明する。ここで、模擬装置7aから模擬装置7
mへデータが転送される場合を例として説明する。
【0018】模擬管理装置6には、模擬装置7aから模
擬装置7mに転送されるデータ項目が、事前に入力され
ていなければならない。
【0019】分散模擬装置において模擬処理が開始され
ると、模擬装置7aは、自らが送信するデータ項目と送
信宣言を、模擬管理装置6に対して送信する。また、模
擬装置7mは、自らが受信するデータ項目と受信宣言
を、上記模擬管理装置6に対して送信する。これによ
り、上記模擬管理装置6では、事前に入力されたデータ
項目について、上記データ項目の送信元と送信先を特定
する。
【0020】模擬装置7aでは、模擬処理を実行し、送
信するデータが完成すると、上記データを模擬管理装置
6に対して送信する。ここで、模擬装置7aでは、送信
するデータが最終的にどの装置へ転送されるか指定でき
ない。
【0021】模擬装置7aからのデータを受信した模擬
管理装置6では、上記データの最終送信先を事前に特定
しているので、上記最終送信先である模擬装置7mに対
して上記データを送信する。上記データの送信先が複数
存在する場合、上記模擬管理装置6は、上記複数の送信
先に個別に送信する。したがって、送信先の数が大きく
なると、模擬管理装置6の処理負荷が増加することにな
る。
【0022】以上のように、第1の接続仕様の実現部分
を介してデータ転送を行うのが、上記第1の接続仕様が
規定するデータ転送である。
【0023】次に、第1の接続仕様が規定する時刻管理
について説明する。上記時刻管理は、図3の従来例にお
いて、指揮制御計算機2が行う、各制御計算機1に対す
る個別模擬処理の開始命令の送信と同様である。唯一異
なるのは、上記第1の接続仕様で接続されているすべて
の装置は、上記接続仕様に基づくデータ転送が終了する
と、模擬管理装置6に対して、個別模擬処理の開始要求
を送信し、上記模擬管理装置6は、上記接続仕様が規定
するデータ転送がすべて終了し、時刻管理の対象となる
すべての装置から上記個別模擬処理の開始要求を受信し
た時点で、個別模擬処理の開始命令を送信する点にあ
る。
【0024】次に、動作について説明する。ここで、分
散模擬装置を適用する一例として、操作端末9aから9
nを使用する操作者が2国に分かれて、それぞれが部隊
の長となり、2国による対抗型の訓練を行う場合を考え
る。このとき、模擬対象は、航空機、艦船等、数百から
数千の移動物体となり、模擬装置7aから7mでは、上
記模擬対象の運動、探知、交戦、被害の模擬を行う。
【0025】例えば、模擬装置7aでは、航空機の運
動、探知、交戦、被害の模擬を行い、模擬装置7mで
は、艦船の運動、探知、交戦、被害の模擬を行う等によ
って、模擬装置7aから7mで移動物体の模擬を分散処
理できる。また、模擬装置7aから7mでは、互いに他
の模擬結果を参照して、運動、探知、交戦、被害の模擬
処理を行う必要があるので、それぞれが第1の接続仕様
に基づくデータ転送により模擬結果を送受信し、上記第
1の接続仕様による時刻管理の対象となる。
【0026】模擬管理装置6には、航空機、艦船等の諸
元、現況のデータ、および操作者の移動物体に対する命
令等が、第1の接続仕様に基づいて送受信される旨が入
力されている。
【0027】分散模擬装置が処理を開始すると、模擬装
置7aは、航空機の諸元、現況のデータの送信宣言を、
模擬管理装置6に対して送信する。また、模擬装置7m
が送信する艦船の諸元、現況のデータの受信宣言を、上
記模擬管理装置6に対して送信する。同様に、上記模擬
装置7mは、艦船の諸元、現況のデータの送信宣言、お
よび上記模擬装置7aが送信する航空機の諸元、現況の
データの受信宣言を、上記模擬管理装置6に対して送信
し、端末制御装置8は、上記模擬装置7aと7mがそれ
ぞれ送信する、上記航空機、および艦船の諸元、現況の
データの受信宣言を、上記模擬管理装置6に対して送信
する。
【0028】模擬装置7aと7mで計算された移動物体
の模擬結果は、第1の接続仕様に基づいて、模擬管理装
置6を経由して互いに送受信される。また、端末制御装
置8に対しても、上記模擬結果は、上記模擬管理装置6
から転送される。その後、上記模擬装置7aから7m
は、個別模擬処理の開始要求を上記模擬管理装置6に対
して送信する。
【0029】模擬装置7aから7mの模擬結果を受信し
た端末制御装置8では、第1の接続仕様とは異なる第2
の接続仕様に基づいて、操作端末9aから9nに上記模
擬結果を転送する。ここで、第2の接続仕様とは、例え
ばTCP/IPのSocket通信のことである。
【0030】操作端末9aから9nでは、転送された模
擬結果を表示し、操作者の入力を受け付ける。上記操作
端末9aから9nにおいて、操作者から入力されるの
は、自らが操作する航空機、または艦船の針路変更の命
令等であり、上記命令等が入力された場合に、第2の接
続仕様に基づいて、端末制御装置8へ転送する。端末制
御装置8は、事前に設定された時間間隔だけ、操作端末
9aから9nが送信するデータの受信を待ち、その間に
受信した上記データを、第1の接続仕様に基づいて、模
擬装置7aから7mへ転送する。その後、上記端末制御
装置8は、個別模擬処理の開始要求を模擬管理装置6に
対して送信する。
【0031】模擬管理装置6は、第1の接続仕様に基づ
くデータ転送がすべて終了し、模擬装置7aから7m、
および端末制御装置8から個別模擬処理の開始要求の受
信を確認すると、上記模擬装置7aから7m、および上
記端末制御装置8に対して、個別模擬処理の開始命令を
送信する。
【0032】以上のように、複数の操作端末9aから9
nへ、模擬装置7aから7mで計算された模擬結果を転
送する場合、端末制御装置8と上記操作端末9aから9
nとのデータ転送は第2の接続仕様によることにより、
第1の接続仕様によるデータ転送の回数は上記操作端末
9aから9nの数に影響を受けず、模擬管理装置6の処
理負荷の増加を抑えることができる。
【0033】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す図であり、図において、3はメモリ、11は
端末制御装置8と操作端末9が接続する局所ネットワー
クである。
【0034】実施の形態2の基本的な動作は実施の形態
1と同一である。唯一異なる点は、操作端末9aから9
nが、模擬管理装置6、および模擬装置7aから7mと
異なるネットワークである局所ネットワーク11上にあ
り、端末制御装置8が基幹ネットワーク10と上記局所
ネットワーク11を接続している点にある。
【0035】例えば、模擬装置7aで計算された模擬結
果を、操作端末9aへ転送する場合について述べる。模
擬装置7aから操作端末9aへのデータ転送は、上記模
擬装置7aから模擬管理装置6、および模擬管理装置6
から端末制御装置8への、第1の接続仕様に基づいて基
幹ネットワーク10上で行われるデータ転送と、上記端
末制御装置8から上記操作端末9aへの、第2の接続仕
様に基づいて局所ネットワーク11上で行われるデータ
転送に分割される。
【0036】よって、上記のように接続することによ
り、従来では基幹ネットワーク10上でのみ行われてい
たデータの転送が、端末制御装置8と操作端末9a間の
データ転送は局所ネットワーク11で行われるようにな
り、基幹ネットワーク10の通信負荷を軽減できる。
【0037】実施の形態3.次にこの発明に関する実施
の形態3について述べる。図については実施の形態2と
同じ図2を使用する。
【0038】実施の形態3の基本的な動作は実施の形態
1と同一である。唯一異なる点は、操作端末9aから9
nより、端末制御装置8に転送されるデータを、上記端
末制御装置8が逐一模擬管理装置6に転送するのでな
く、一時的に上記端末制御装置8内のメモリ3に保存
し、模擬内容に応じて事前に設定される周期で、上記メ
モリ3に保存されているすべての情報を模擬管理装置6
へ転送する点にある。
【0039】ここで、実施の形態3の詳細な動作を、実
施の形態1で用いた分散模擬装置の適用例を用いて説明
する。例えば、操作端末9aを使用する操作者が、上記
操作端末9aに表示されているデータに基づき、自らが
操作する航空機、もしくは艦船の移動方向、および移動
速度を変更する命令を、上記操作端末9aに入力した場
合、上記命令は端末制御装置8のメモリ3に一時的に保
存される。端末制御装置8では、複数の操作端末9aか
ら9nより入力された操作者の命令をメモリ3に保存し
ており、事前に設定される周期で、上記メモリ3に保存
されているデータを模擬管理装置6へ転送する。
【0040】以上のようにデータ転送を行うことによ
り、端末制御装置8から模擬管理装置6へ転送されるデ
ータは、一回の転送量は大きくなるが、転送回数は小さ
くなり、基幹ネットワーク10の通信負荷を軽減するこ
とができる。
【0041】実施の形態4.次にこの発明に関する実施
の形態4について述べる。図については実施の形態2と
同じ図2を使用する。
【0042】実施の形態4の基本的な動作は実施の形態
1と同一である。唯一異なる点は、模擬管理装置6は操
作端末9に転送するデータを個別に端末制御装置8に転
送するのでなく、すべてまとめて上記端末制御装置8に
転送し、上記端末制御装置8では、上記データから各操
作端末9へのデータを選別して送信する点にある。
【0043】ここで、実施の形態4の詳細な動作を、実
施の形態1で用いた分散模擬装置の適用例を用いて説明
する。模擬装置7aから7mで計算された模擬結果は模
擬管理装置6へ転送される。ここで用いている適用例の
ような操作者による対抗型の訓練においては、操作者毎
に異なったデータを操作端末9へ表示しなければならな
いので、上記模擬管理装置6では、操作端末9aから9
n毎に個別のデータを作成する。この時、例えば、上記
データの先頭に、上記データの最終送信先を表す識別子
を付加し、その後、上記データの終端に終端子を付加す
る。
【0044】さらに模擬管理装置6では、上記のように
して作成した操作端末9aから9nへのデータを一つに
まとめた転送用データを作成し、上記転送用データを端
末制御装置8に転送する。模擬管理装置6から転送用デ
ータを受け取った端末制御装置8では、上記転送用デー
タの内容を参照することにより、上記転送用データを構
成するデータに関して上記模擬管理装置6が指定した最
終送信先を知ることができ、上記最終送信先となってい
る操作端末9aから9nへデータを転送することができ
る。
【0045】以上のように構成することにより、模擬管
理装置6から端末制御装置8へのデータ転送は、一回の
転送量は大きくなるが、転送回数が小さくなり、基幹ネ
ットワーク10の通信負荷を軽減できる。
【0046】なお、実施の形態1から4までで用いた、
分散模擬装置の適用例は、移動物体の種類毎に模擬処理
を模擬装置7aから7mへ分散したが、模擬処理の分散
方法は、上記分散法以外にも存在する。
【0047】
【発明の効果】第1の発明によれば、データ転送による
模擬管理装置の処理負荷が軽減でき、分散模擬装置の処
理時間を短縮できる。
【0048】また、第2の発明によれば、分散模擬装置
の基幹ネットワークの通信負荷が軽減でき、データの転
送に要する時間を短縮できる。
【0049】また、第3の発明によれば、分散模擬装置
の基幹ネットワークの通信負荷が軽減でき、データの転
送に要する時間を第2の発明よりも短縮できる。
【0050】また、第4の発明によれば、分散模擬装置
の基幹ネットワークの通信負荷が軽減でき、データの転
送に要する時間を第3の発明よりも短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の分散模擬装置を示
す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の分散模擬装置を示
す図である。
【図3】 従来の分散模擬装置を示す図である。
【符号の説明】
1 制御計算機、2 指揮制御計算機、3 メモリ、4
模擬機器、5 バス型ネットワーク、6 模擬管理装
置、7 模擬装置、8 端末制御装置、9 操作端末、
10 基幹ネットワーク、11 局所ネットワーク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬処理を実行し、処理結果を出力する
    機能を有する複数の模擬装置と、上記複数の模擬装置に
    よる処理結果の相互の受け渡しを、第1の接続仕様に基
    づいて制御する機能を有する模擬管理装置と、表示と操
    作者の入力を受け付ける機能を有する複数の操作端末
    と、上記模擬管理装置からの処理結果を上記第1の接続
    仕様に基づいて受信する機能、上記複数の操作端末から
    の入力データを上記第1の接続仕様に基づいて上記模擬
    管理装置に送信する機能、上記複数の操作端末に上記処
    理結果を上記第1の接続仕様とは異なる接続仕様の第2
    の接続仕様に基づいて送信する機能、上記複数の操作端
    末からの入力データを上記第2の接続仕様に基づいて受
    信する機能とを有する端末制御装置とをネットワークで
    接続したことを特徴とする分散模擬装置。
  2. 【請求項2】 上記端末制御装置、模擬管理装置と複数
    の模擬装置との接続、および上記端末制御装置と複数の
    操作端末との接続を別のネットワークとすることを特徴
    とする請求項1記載の分散模擬装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の操作端末からの入力データを
    一時的にメモリに保存し、保存した上記入力データを上
    記模擬管理装置に送信する機能を上記端末制御装置に設
    けたことを特徴とする請求項1又は2記載の分散模擬装
    置。
  4. 【請求項4】 上記複数の模擬装置からの処理結果を一
    時的にメモリに保存し、保存した上記処理結果を上記端
    末制御装置に送信する機能を上記模擬管理装置に備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の分散模擬装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101358075B1 (ko) * 2012-02-20 2014-02-04 한국과학기술원 모바일 기기를 위한 분산 이산사건시스템 명세 시뮬레이션 아키텍처
KR101362844B1 (ko) 2013-08-27 2014-02-17 엘아이지넥스원 주식회사 글로벌 코디네이터를 이용하는 devs 기반 분산 시뮬레이션 방법
KR101362838B1 (ko) 2013-08-27 2014-02-17 엘아이지넥스원 주식회사 글로벌 코디네이터를 이용하는 devs 기반 분산 시뮬레이션 시스템

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KR101362844B1 (ko) 2013-08-27 2014-02-17 엘아이지넥스원 주식회사 글로벌 코디네이터를 이용하는 devs 기반 분산 시뮬레이션 방법
KR101362838B1 (ko) 2013-08-27 2014-02-17 엘아이지넥스원 주식회사 글로벌 코디네이터를 이용하는 devs 기반 분산 시뮬레이션 시스템

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