JP2000099187A - 無線通信システム、無線通信方法および記録媒体 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法および記録媒体

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JP2000099187A
JP2000099187A JP10288916A JP28891698A JP2000099187A JP 2000099187 A JP2000099187 A JP 2000099187A JP 10288916 A JP10288916 A JP 10288916A JP 28891698 A JP28891698 A JP 28891698A JP 2000099187 A JP2000099187 A JP 2000099187A
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transmitting
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JP10288916A
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English (en)
Inventor
Kaihei Kuwata
海平 鍬田
Makoto Kurita
誠 栗田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な操作なしにユーザを識別しユーザ情報
の秘匿権を十分に保護する。 【解決手段】 携帯機器10aからパソコン10bへ周
期的にユーザ識別情報を送信する。それに応じてパソコ
ン10bでは、受信したユーザ識別情報とRAM26に
登録されている識別情報とが一致するか否かを判断し、
一致すればそのユーザにパソコンの利用を許可し、一致
しなければそのユーザにパソコンの利用を許可しない。
この処理を周期的に行う。また、パソコン10bによっ
てユーザ識別情報を変更してもよい。さらに、パソコン
10bで作成したファイルのパスワードを、携帯機器1
0aから送信されたパスワードに更新し、ファイルを管
理してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線通信システ
ム、無線通信方法および記録媒体に関し、特にたとえば
パソコンのユーザ識別に適用される、無線通信システ
ム、無線通信方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンを特定のユーザにのみ利
用させるために様々なユーザ識別手段が用いられてい
る。
【0003】たとえば、パソコンの起動時にはパスワー
ドなどのユーザ識別情報を入力することでパソコン側で
ユーザの識別が行われ、利用を許可しているユーザであ
ると判断されればパソコンが起動する。パソコンの起動
後は、ユーザが一定時間パソコンにキー入力しなければ
スクリーンセーバが起動するが、そのスクリーンセーバ
を解除するにはパスワード等のユーザ識別情報をキー入
力することが要求され、入力されたユーザ識別情報に基
づいてユーザの識別が行われるものがある。
【0004】また、同じパスワードを長期間利用するこ
とはセキュリティの観点から望ましくないため、ユーザ
が定期的にパスワードを変更することが奨励されてい
る。また、パソコンで作成したファイルを保存管理する
際には、ユーザがファイル毎にファイルの利用権や所有
権を設定する方法も用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術では、いずれもユーザが能動的かつ積極的にユーザ識
別情報を入力・変更しなければならず、操作が煩雑であ
った。
【0006】また、一旦パソコンが起動すれば一定時間
内(スクリーンセーバが起動するまで)であれば、パソ
コンの利用を許可されたユーザがパソコンから離れると
他人がそのパソコンを利用することができ、また、その
際特定のファイルが開いていれば、そのファイルを他人
が利用することが可能となる。したがって従来のユーザ
識別手段ではユーザ情報の秘匿権を十分に保護すること
ができなかった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、煩
雑な操作なしにユーザを識別できユーザ情報の秘匿権を
十分に保護できる、無線通信システム、無線通信方法お
よび記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の無線通信システムは、ユーザが携
帯可能でありかつ無線通信可能な第1装置と無線通信可
能な第2装置とを含む無線通信システムであって、第1
装置はユーザごとの固有のユーザ識別情報を第2装置に
送信する第1送信手段を含み、第2装置は、第1装置か
らのユーザ識別情報を受信する第2受信手段、受信した
ユーザ識別情報に基づいてユーザを識別する識別手段、
および識別手段によるユーザ識別結果に従ってユーザに
利用許可を与える許可手段を含むものである。
【0009】請求項2に記載の無線通信システムは、請
求項1に記載の無線通信システムにおいて、第2装置
は、第2受信手段によって受信したユーザ識別情報を変
更する第2変更手段、および第1装置に変更後のユーザ
識別情報を送信する第2送信手段をさらに含み、第1装
置は、第2装置から送信された変更後のユーザ識別情報
を受信する第1受信手段、および第1送信手段から送信
するユーザ識別情報を変更後のユーザ識別情報に更新す
る第1更新手段をさらに含むものである。
【0010】請求項3に記載の無線通信システムは、ユ
ーザが携帯可能でありかつ無線通信可能な第1装置と無
線通信可能な第2装置とを含む無線通信システムであっ
て、第1装置は、ユーザごとの固有のユーザ識別情報を
第2装置に送信する第1送信手段、第2装置から送信さ
れた変更後のユーザ識別情報を受信する第1受信手段、
および第1送信手段から送信するユーザ識別情報を変更
後のユーザ識別情報に更新する第1更新手段を含み、第
2装置は、第1装置からのユーザ識別情報を受信する第
2受信手段、受信したユーザ識別情報を変更する第2変
更手段、および第1装置に変更後のユーザ識別情報を送
信する第2送信手段を含むものである。
【0011】請求項4に記載の無線通信システムは、請
求項2または3に記載の無線通信システムにおいて、ユ
ーザ識別情報はユーザIDとパスワードとを含み、第2
装置は、ユーザIDとパスワードとに基づいてファイル
を管理する管理手段、および第1装置からのユーザID
に基づいて特定されるファイルのパスワードを更新する
第2更新手段をさらに含むものである。
【0012】請求項5に記載の無線通信システムは、請
求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信システムに
おいて、第1装置の第1送信手段からはユーザ識別情報
が周期的に送信されるものである。
【0013】請求項6に記載の無線通信システムは、請
求項1ないし5のいずれかに記載の無線通信システムに
おいて、第1装置と第2装置とは赤外線によって通信さ
れるものである。
【0014】請求項7に記載の無線通信システムは、請
求項1ないし6のいずれかに記載の無線通信システムに
おいて、第1装置は携帯機器を含み、第2装置はパソコ
ンを含むものである。
【0015】請求項8に記載の無線通信方法は、ユーザ
が携帯可能でありかつ無線通信可能な第1装置と無線通
信可能な第2装置との無線通信方法であって、第1装置
からユーザごとの固有のユーザ識別情報を第2装置に送
信するステップ、第1装置からのユーザ識別情報を第2
装置が受信するステップ、第2装置が受信したユーザ識
別情報に基づいてユーザを識別するステップ、およびユ
ーザ識別結果に従ってユーザに利用許可を与えるステッ
プを備える。
【0016】請求項9に記載の無線通信方法は、請求項
8に記載の無線通信方法において、第2装置が受信した
ユーザ識別情報を変更するステップ、第2装置から第1
装置に変更後のユーザ識別情報を送信するステップ、第
2装置から送信された変更後のユーザ識別情報を第1装
置が受信するステップ、および第1装置から送信するユ
ーザ識別情報を変更後のユーザ識別情報に更新するステ
ップをさらに含むものである。
【0017】請求項10に記載の無線通信方法は、ユー
ザが携帯可能でありかつ無線通信可能な第1装置と無線
通信可能な第2装置との無線通信方法であって、第1装
置からユーザごとの固有のユーザ識別情報を第2装置に
送信するステップ、第1装置からのユーザ識別情報を第
2装置が受信するステップ、第2装置が受信したユーザ
識別情報を変更するステップ、第2装置から第1装置に
変更後のユーザ識別情報を送信するステップ、第2装置
から送信された変更後のユーザ識別情報を第1装置が受
信するステップ、および第1装置から送信するユーザ識
別情報を変更後のユーザ識別情報に更新するステップを
備える。
【0018】請求項11に記載の無線通信方法は、ユー
ザ識別情報はユーザIDとパスワードとを含み、かつ第
2装置はユーザIDとパスワードとに基づいてファイル
が管理可能に構成されるときに用いられる無線通信方法
であって、請求項9または10に記載の無線通信方法に
おいて、第1装置からのユーザIDに基づいて特定され
るファイルのパスワードを更新するステップをさらに含
むものである。
【0019】請求項12に記載の無線通信方法は、請求
項8ないし11のいずれかに記載の無線通信方法におい
て、第1装置からユーザ識別情報が周期的に送信される
ものである。
【0020】請求項13に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、ユーザが携帯可能でありかつ無線通
信可能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通
信を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、第1装置からユーザごと
の固有のユーザ識別情報を第2装置に送信させる処理、
第1装置からのユーザ識別情報を第2装置に受信させる
処理、第2装置が受信したユーザ識別情報に基づいてユ
ーザを識別させる処理、およびユーザ識別結果に従って
ユーザに利用許可を与えさせる処理をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したものである。
【0021】請求項14に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、請求項13に記載のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体において、第2装置が受信したユ
ーザ識別情報を変更させる処理、第2装置から第1装置
に変更後のユーザ識別情報を送信させる処理、第2装置
から送信された変更後のユーザ識別情報を第1装置に受
信させる処理、および第1装置から送信するユーザ識別
情報を変更後のユーザ識別情報に更新させる処理をコン
ピュータに実行させるためのプログラムをさらに記録し
たものである。
【0022】請求項15に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、ユーザが携帯可能でありかつ無線通
信可能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通
信を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、第1装置からユーザごと
の固有のユーザ識別情報を第2装置に送信させる処理、
第1装置からのユーザ識別情報を第2装置に受信させる
処理、第2装置が受信したユーザ識別情報を変更させる
処理、第2装置から第1装置に変更後のユーザ識別情報
を送信させる処理、第2装置から送信された変更後のユ
ーザ識別情報を第1装置に受信させる処理、および第1
装置から送信するユーザ識別情報を変更後のユーザ識別
情報に更新させる処理をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したものである。
【0023】請求項16に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、ユーザ識別情報はユーザIDとパス
ワードとを含み、かつ第2装置はユーザIDとパスワー
ドとに基づいてファイルが管理可能に構成されるときに
用いられるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、請求項14または15に記載のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、第1装置からのユーザID
に基づいて特定されるファイルのパスワードを更新させ
る処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを
さらに記録したものである。
【0024】請求項17に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、請求項13ないし16のいずれかに
記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
第1装置からユーザ識別情報を周期的に送信させる処理
をコンピュータに実行させるためのプログラムをさらに
記録したものである。
【0025】請求項1に記載の無線通信システムでは、
ユーザが携帯している第1装置から送信されたユーザ識
別情報を第2装置が受信すると、第2装置では、そのユ
ーザ識別情報に基づいてユーザが識別され、利用権を有
するユーザか否かが判断される。判断の結果、利用権を
有するユーザであればそのユーザに利用許可が与えられ
るが、利用権を有さないユーザには利用が許可されな
い。
【0026】このように、ユーザは、ユーザ識別情報を
自ら入力することなく自動的に利用許可が与えられるか
否かが判断され、煩雑な操作が不要となる。また、利用
を許可されているユーザが第2装置から離れその間に他
人が第2装置を利用しようとしても、他人には利用許可
は与えらず、ユーザ情報の秘匿権を十分に保護できる。
【0027】請求項2に記載の無線通信システムでは、
第2装置によって自動的に変更されたユーザ識別情報が
第1装置に送信され、第1装置から送信されるユーザ識
別情報が更新される。したがって、ユーザが定期的にユ
ーザ識別情報を変更する煩わしさを回避でき、しかもユ
ーザ識別情報の解読が困難になり、セキュリティをより
向上できる。
【0028】請求項3に記載の無線通信システムでは、
請求項1に記載の無線通信システムと同様、煩雑な操作
を行うことなく他人の利用を阻止できるだけではなく、
請求項2と同様、自動的にユーザ識別情報を更新できる
ので、ユーザがユーザ識別情報を変更する煩わしさを回
避でき、しかもユーザ識別情報の解読が困難になり、セ
キュリティをより高めることができる。
【0029】請求項4に記載の無線通信システムでは、
さらに、第1装置から送信されるユーザIDに基づいて
特定されたファイルのパスワードが、送信されたパスワ
ードに更新される。したがって、第2装置が管理する個
々のファイルをユーザIDとパスワードとに基づいて管
理できるだけではなく、ファイル毎のパスワードが自動
的に更新されるので、各ファイルのパスワードの解読が
困難になり、セキュリティを高めることができる。
【0030】また、請求項5に記載するように、第1装
置からユーザ識別情報を周期的に送信すれば、それに応
じて第2装置では周期的にユーザ識別が行われる。
【0031】請求項6に記載するように、第1装置と第
2装置とを赤外線によって通信すれば、簡単な構造で無
線通信システムを構築することができる。
【0032】請求項7に記載するように、たとえば第1
装置に携帯機器を、第2装置にパソコンを用いれば、パ
ソコンを利用可能なユーザ識別情報が格納された携帯機
器を所持しているユーザだけがパソコンを利用すること
ができる。
【0033】なお、請求項8〜12に記載の無線通信方
法においても同様である。また、請求項13〜17に記
載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて
いるプログラムを用いて無線通信システムを動作させる
ときも同様である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0035】図1および図2を参照して、この実施の形
態の無線通信システム10は、それぞれたとえば赤外線
によって通信可能な携帯機器10aとパソコン10bと
を含む。
【0036】携帯機器10aはたとえばユーザの衣服な
どに装着可能なバッジのような装置で構成される。携帯
機器10aは、携帯機器10aの動作制御を行うための
プログラム、図7〜図11の各(a)に示す処理を実行
するためのプログラムやデータが格納されるROM1
2、ユーザ毎の固有のユーザ識別情報、フレームデータ
などが格納されるRAM14、赤外線通信中の時間管理
をするタイマ16、赤外線を発光または受光する赤外線
受発光素子18、赤外線受発光素子18を制御する赤外
線制御部20、およびこれらを制御するためのCPU2
2を含む。
【0037】一方、パソコン10bは、パソコン10b
の動作制御を行うためのプログラム、図7〜図11の各
(b)に示す処理を実行するためのプログラムやデータ
が格納されるハードディスク24、パソコン10bの利
用権を有するユーザの識別情報、フレームデータなどが
格納されるRAM26、CD−ROM(図示せず)内の
情報を読み出すためのCD−ROMドライブ28、フロ
ッピーディスク(図示せず)に情報を読み書きするため
のフロッピーディスクドライブ30、インターネット等
に接続するためのネットワーク接続装置32、赤外線を
発光または受光するための赤外線受発光素子34、赤外
線受発光素子34を制御する赤外線制御部36、赤外線
通信中の時間管理をするタイマ38、これらを制御する
ためのCPU40を含む。
【0038】なお、図7〜図11の各(b)に示す処理
を実行するためのプログラムやデータは、ハードディス
ク24に予め格納される他、CD−ROMやフロッピー
ディスクに格納されている場合にはそれぞれCD−RO
Mドライブ28やフロッピーディスクドライブ30を介
してパソコン10bで利用することができ、さらには、
インターネット等を通じてダウンロードすることによっ
てパソコン10bで利用することができる。また、RO
M12、ハードディスク24、CD−ROM、フロッピ
ーディスク等のそれぞれの記録媒体には、携帯機器10
a用のプログラムとパソコン10b用のプログラムとを
区別することなく、図7〜図11の処理を実行するため
のプログラムが格納されてもよいことはいうまでもな
い。
【0039】このような携帯機器10aからパソコン1
0bへは、ユーザ識別情報を含むデータが赤外線通信に
よってフレーム単位で、たとえば図3に示すように周期
的(ここでは時間間隔T1毎)に送信される。
【0040】フレームは、たとえば図4に示すように構
成され、フレームの開始を示すBOF(Beginning of F
rame)、フレームの終結を示すEOF(End of Fram
e)、通信相手を示すアドレスが格納されるアドレス
部、フレームの種別を示す制御部、ユーザIDやパスワ
ードなどを含むユーザ識別情報、伝送エラー検出のため
のビット列であるCRCを含む。
【0041】また、パソコン10bのハードディスク2
4に格納されるファイルは、たとえば図5に示すように
構成され、ファイル名、ファイルのサイズ、ファイルの
種類、ファイルの更新日時、ファイルのユーザID、フ
ァイルのユーザのパスワードを含む。
【0042】ここでユーザIDおよびパスワードは、た
とえば図6に示すように、それぞれ「Tanaka」お
よび「kfo87b」などによって構成される。
【0043】このように構成される無線通信装置10の
動作について説明する。
【0044】図7(a)に示すように、まず、携帯機器
10aからは、ユーザ識別情報を含むフレームがパソコ
ン10bに送信され(ステップS1a)、タイマ16に
おいて時間Tがゼロにリセットされ(ステップS3
a)、タイマ16の計時がスタートされる(ステップS
5a)。そして、タイマ16によって計時される時間T
が時間間隔T1より大きい(T>T1)か否かが判断さ
れ(ステップS7a)、T>T1になるまで待機する。
T>T1になれば、ステップS1に戻り、ユーザ識別情
報が送信される。このようにして携帯機器10aからは
周期的(時間間隔T1毎)にユーザ識別情報がパソコン
10bに送信される。
【0045】一方、図7(b)に示すように、パソコン
10bでは、まず、タイマ38において時間Tがゼロに
リセットされ(ステップS1b)、タイマ38の計時が
スタートされる(ステップS3b)。そして、携帯機器
10aからのユーザ識別情報が受信されたか否かが判断
され(ステップS5b)、受信するまで待機し、ユーザ
識別情報が受信されると、タイマ38によって計時され
る時間Tが任意に設定された時間間隔T2より大きい
(T>T2)か否かが判断される(ステップS7b)。
T>T2でなければ、受信されたユーザ識別情報が、R
AM26に登録されている識別情報と一致するか否かが
判断され(ステップS9b)、一致すればそのユーザに
パソコン10bの利用が許可され、ステップS1bに戻
る。
【0046】一方、ステップS7bにおいてT>T2の
とき、またはステップS9bにおいて、受信されたユー
ザ識別情報が登録されている識別情報と一致しなけれ
ば、そのユーザにはパソコン10bの利用が許可されず
(ステップS13b)、ステップS1bに戻る。
【0047】したがって、識別処理の結果パソコン10
bの利用権を有するユーザに対してのみパソコン10b
の利用が許可される。
【0048】このように動作させることによって、パソ
コン10bの利用権を有するユーザは、ユーザ識別情報
を入力するという煩雑な操作を行うことなく、自動的な
ユーザ識別処理によって利用許可が与えられ、ユーザに
とって簡易でかつ有効なユーザ識別機能を有する無線通
信システム10が得られる。
【0049】また、携帯機器10aからパソコン10b
へ周期的にユーザ識別情報を送信し、周期的にユーザ識
別が行われるので、たとえば利用を許可されているユー
ザがパソコン10bから離れ所定時間以上(ここでは、
T>T2となるまで)戻らなければ、パソコン10bは
利用することができなくなる。したがって、たとえば、
利用が許可されているユーザがパソコン10bから離れ
ている間に他人がそのパソコン10bを利用しようとし
ても許可されず、ユーザ情報の秘匿権を十分に保護でき
る。この場合、利用権を有するユーザが再びパソコン1
0bを操作するときには、そのユーザがパソコン10b
と向かい合うだけで、ユーザ識別処理が行われ、その結
果再びパソコン10bは利用可能となる。特に、この発
明は、1台のパソコンを複数人が使用する場合のセキュ
リティに有効となろう。
【0050】なお、携帯機器10aからパソコン10b
へユーザ識別情報を送信する周期が短いほど、ユーザ識
別処理をきめ細かく行えることは容易に理解されよう。
【0051】また、図8に示すように、ユーザ識別情報
を自動的に更新することもできる。ここでは、ユーザ識
別情報に含まれるユーザIDとパスワードとのうち、変
更される(新たに生成される)のはパスワードだけであ
り、ユーザIDは変更されない場合を想定して説明を進
める。以下に述べる他の動作例についても同様である。
【0052】この場合、図8(a)に示すように、ま
ず、携帯機器10aからは、ユーザ識別情報を含むフレ
ームがパソコン10bに送信され(ステップS21
a)、タイマ16において時間Tがゼロにリセットされ
(ステップS23a)、タイマ16の計時がスタートさ
れる(ステップS25a)。そして、パソコン10bか
らの新しいユーザ識別情報が受信されたか否かが判断さ
れる(ステップS27a)。新しいユーザ識別情報が受
信されなければ、タイマ16によって計時される時間T
が時間間隔T2より大きい(T>T2)か否かが判断さ
れ(ステップS29a)、T>T2でなければステップ
S27aに戻る。T>T2になれば終了する。
【0053】ステップS27aにおいて、新しいユーザ
識別情報が受信されると、それまでのユーザ識別情報が
新しいユーザ識別情報に更新され、RAM14に記憶さ
れ(ステップS31a)、ステップS21aに戻り、そ
の後は、新しいユーザ識別情報がパソコン10bに送信
される。
【0054】一方、図8(b)に示すように、パソコン
10bでは、まず、タイマ38において時間Tがゼロに
リセットされ(ステップS21b)、タイマ38の計時
がスタートされる(ステップS23b)。そして、携帯
機器10aからのユーザ識別情報が受信されたか否かが
判断され(ステップS25b)、受信するまで待機し、
ユーザ識別情報が受信されると、タイマ38によって計
時される時間Tが時間間隔T2より大きい(T>T2)
か否かが判断される(ステップS27b)。T>T2で
なければ、たとえば乱数処理によって新しいユーザ識別
情報が生成され(ステップS29b)、その新しいユー
ザ識別情報が携帯機器10aに送信され(ステップS3
1b)、ステップS21bに戻る。ステップS27bに
おいてT>T2のときには終了する。
【0055】このようにT>T2を満たすまで、携帯機
器10aからパソコン10bへ周期的にユーザ識別情報
が送信され、それに応じてパソコン10bにおいてユー
ザ識別情報が周期的かつ自動的に変更され、変更された
ユーザ識別情報が携帯機器10aとパソコン10bとの
間で送受信される。したがって、ユーザ識別情報の解読
が困難になり、セキュリティをより高めることができ
る。
【0056】なお、ステップS29bにおける新しいユ
ーザ識別情報の生成は、携帯機器10aからユーザ識別
情報が送信される毎に行われるが、それに限定されず、
たとえば定期的に行われてもよい。
【0057】さらに、図9に示すように、ユーザ識別情
報を自動的に更新しかつユーザを識別することもでき
る。
【0058】この場合、図9(a)のステップS41a
〜S51aに示す携帯機器10aの動作は、図8(a)
のステップS21a〜S31aと同様であるので、その
重複する説明は省略する。ただし、図8(a)とは異な
り、図9(a)では、ステップS49aにおいてT>T
2であればステップS41aに戻る。
【0059】一方、図9(b)のステップS41b〜S
53bに示すパソコン10bの動作は、図7(a)のス
テップS1b〜S13bと同様であるので、重複する説
明は省略する。なお、図9(b)ではさらに、ステップ
S51bの後、たとえば乱数処理によって新しいユーザ
識別情報が生成され、RAM26に登録されている識別
情報が新しいユーザ識別情報に更新され(ステップS5
5b)、その新しいユーザ識別情報が携帯機器10aに
送信され(ステップS57b)、ステップS41bに戻
る。
【0060】このような一連の処理が周期的に繰り返さ
れ、パソコン10bの電源を切るまで続けられる。ユー
ザの携帯機器10aには、最終的にパソコン10bの電
源を切る直前に送信されたユーザ識別情報が記憶され
る。次回ユーザがパソコン10bを起動させたときに
は、携帯機器10aに記憶されたユーザ識別情報が送信
され、パソコン10bでユーザ識別処理が行われる。利
用可能なユーザとして識別されれば、一連のユーザ識別
情報の送受信が行われる。
【0061】このように、煩雑な操作なしに自動的に生
成されるユーザ識別情報に基づいてユーザ認識処理が可
能になる。また、自動的にユーザ識別情報を更新できる
ので、ユーザ識別情報を変更する煩雑さを回避できかつ
セキュリティを向上できる。したがって、信頼性が高く
かつ簡易にユーザを識別することができる無線通信シス
テム10が得られる。
【0062】さらに、図10に示すように、ユーザ識別
情報を携帯機器10aからパソコン10bに送信する際
に、パソコン10bで作成したファイルの属性にユーザ
識別情報を反映させることによって、個人毎の効果的な
ファイル管理を実現することができる。
【0063】この場合、図10(a)のステップS61
a〜S71aに示す携帯機器10aの動作は、図8
(a)のステップS21a〜S31aと同様であるの
で、その重複する説明は省略する。
【0064】一方、図10(b)のステップS61b〜
S69bに示すパソコン10bの動作は、図8(a)の
ステップS21b〜S29bと同様であるので、重複す
る説明は省略する。なお、図10(b)ではさらに、ス
テップS69bによって新しいユーザ識別情報が生成さ
れた後、携帯機器10aから受信したユーザIDと同じ
ユーザIDを有するファイルのパスワードが、新しいパ
スワードに更新され、RAM26に記憶される(ステッ
プS71b)。そして、新しいユーザ識別情報が携帯機
器10aに送信され(ステップS73b)、ステップS
61bに戻る。
【0065】T>T2を満たすまで、携帯機器10aか
らパソコン10bへ周期的にユーザ識別情報が送信さ
れ、それに応じてパソコン10bにおいてパスワードが
周期的かつ自動的に変更され、変更されたパスワードを
含むユーザ識別情報が携帯機器10aとパソコン10b
との間で送受信される。そして、パソコン10bに保存
されているファイルのうち、受信したユーザIDと同じ
ユーザIDを有するファイルのパスワードが、新しく生
成されたパスワードに更新され、ファイルが保存され
る。
【0066】このように動作させることによって、各フ
ァイルのパスワードの解読が困難になり、パソコン10
bおよび各ファイルのセキュリティをより高めることが
できる。
【0067】また、図11に示すように、パソコン10
bで作成したファイルの属性にユーザ識別情報を反映さ
せることによって、個人毎の効果的なファイル管理を実
現し、さらに、ファイルのパスワードを自動的に更新し
かつユーザを識別することもできる。
【0068】この場合、図11(a)のステップS81
a〜S91aに示す携帯機器10aの動作は、図8
(a)のステップS21a〜S31aと同様であるの
で、その重複する説明は省略する。ただし、図8(a)
とは異なり、図11(a)では、ステップS89aにお
いてT>T2であればステップS81aに戻る。
【0069】一方、図11(b)のステップS81b〜
S93bに示すパソコン10bの動作は、図7(a)の
ステップS1b〜S13bと同様であるので、重複する
説明は省略する。なお、図11(b)ではさらに、ステ
ップS91bにおいてユーザにパスワード10bの利用
を許可した後、たとえば乱数処理によって新しいユーザ
識別情報が生成され、RAM26に登録されている識別
情報が新しいユーザ識別情報に更新され(ステップS9
5)、その後、携帯機器10aから受信したユーザID
と同じユーザIDを有するファイルのパスワードが、新
しいパスワードに更新され、RAM26に記憶される
(ステップS97b)。そして、新しいユーザ識別情報
が携帯機器10aに送信され(ステップS99b)、ス
テップS81bに戻る。
【0070】このような一連の処理が周期的に繰り返さ
れ、パソコン10bの電源を切るまで続けられる。
【0071】このように動作させることによって、煩雑
な操作なしに自動的に生成されるユーザ識別情報に基づ
いてユーザ認識処理が可能になる。また、自動的にユー
ザ識別情報を更新できるので、ユーザ識別情報を変更す
る煩雑さを回避できかつセキュリティを向上できる。さ
らに、ユーザIDおよびパスワードのユーザ識別情報を
利用してユーザ識別を自動的に行い、ファイル管理する
ことによって、信頼性が高く、簡易かつ効率的なファイ
ル管理を実現できる。また、ファイルのパスワードを自
動的に更新できるので、各ファイルのセキュリティを向
上できる。
【0072】なお、この発明は、赤外線通信可能な装置
に限定されず、他の任意の無線によって通信可能な装置
に適用できる。
【0073】また、携帯機器10aとしては、PDA
(Personal Digital Assistants)が用いられてもよ
く、パソコン10bの代わりにワークステーション等が
用いられてもよい。
【0074】さらに、上述の実施の形態では、ユーザ識
別情報はユーザIDとパスワードとを有する場合につい
て述べたが、ユーザ識別情報はパスワードだけで構成さ
れてもよい。
【0075】
【発明の効果】この発明によれば、煩雑な操作を行うこ
となく利用権を有するユーザとそれ以外のユーザとを識
別でき、ユーザ情報の秘匿権保護を効果的に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の無線通信システムを示
す概略図である。
【図2】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図3】ユーザ識別情報を送受信する時間間隔を示す図
解図である。
【図4】フレームフォーマットの一例を示す図解図であ
る。
【図5】ファイルフォーマットの一例を示す図解図であ
る。
【図6】ユーザIDおよびパスワードの一例を示す図解
図である。
【図7】この発明の第1の動作例を示すフロー図であ
り、(a)は携帯機器の動作、(b)はパソコンの動作
を示す。
【図8】この発明の第2の動作例を示すフロー図であ
り、(a)は携帯機器の動作、(b)はパソコンの動作
を示す。
【図9】この発明の第3の動作例を示すフロー図であ
り、(a)は携帯機器の動作、(b)はパソコンの動作
を示す。
【図10】この発明の第4の動作例を示すフロー図であ
り、(a)は携帯機器の動作、(b)はパソコンの動作
を示す。
【図11】この発明の第5の動作例を示すフロー図であ
り、(a)は携帯機器の動作、(b)はパソコンの動作
を示す。
【符号の説明】
10 無線通信システム 10a 携帯機器 10b パソコン 12 ROM 14、26 RAM 16、38 タイマ 18、34 赤外線受発光素子 20、36 赤外線制御部 22、40 CPU 24 ハードディスク 28 CD−ROMドライブ 30 フロッピーディスクドライブ 32 ネットワーク接続装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J104 AA07 KA01 NA05 NA27 PA01 PA07 5K067 AA33 AA34 BB21 DD17 EE02 HH22 HH23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信可
    能な第1装置と無線通信可能な第2装置とを含む無線通
    信システムであって、 前記第1装置はユーザごとの固有のユーザ識別情報を前
    記第2装置に送信する第1送信手段を含み、 前記第2装置は、前記第1装置からの前記ユーザ識別情
    報を受信する第2受信手段、受信した前記ユーザ識別情
    報に基づいてユーザを識別する識別手段、および前記識
    別手段によるユーザ識別結果に従って前記ユーザに利用
    許可を与える許可手段を含む、無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第2装置は、前記第2受信手段によ
    って受信した前記ユーザ識別情報を変更する第2変更手
    段、および前記第1装置に変更後のユーザ識別情報を送
    信する第2送信手段をさらに含み、 前記第1装置は、前記第2装置から送信された前記変更
    後のユーザ識別情報を受信する第1受信手段、および前
    記第1送信手段から送信するユーザ識別情報を前記変更
    後のユーザ識別情報に更新する第1更新手段をさらに含
    む、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信可
    能な第1装置と無線通信可能な第2装置とを含む無線通
    信システムであって、 前記第1装置は、ユーザごとの固有のユーザ識別情報を
    前記第2装置に送信する第1送信手段、前記第2装置か
    ら送信された変更後のユーザ識別情報を受信する第1受
    信手段、および前記第1送信手段から送信するユーザ識
    別情報を前記変更後のユーザ識別情報に更新する第1更
    新手段を含み、 前記第2装置は、前記第1装置からの前記ユーザ識別情
    報を受信する第2受信手段、受信した前記ユーザ識別情
    報を変更する第2変更手段、および前記第1装置に前記
    変更後のユーザ識別情報を送信する第2送信手段を含
    む、無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ識別情報はユーザIDとパス
    ワードとを含み、 前記第2装置は、前記ユーザIDと前記パスワードとに
    基づいてファイルを管理する管理手段、および前記第1
    装置からのユーザIDに基づいて特定されるファイルの
    パスワードを更新する第2更新手段をさらに含む、請求
    項2または3に記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第1装置の前記第1送信手段からは
    前記ユーザ識別情報が周期的に送信される、請求項1な
    いし4のいずれかに記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1装置と前記第2装置とは赤外線
    によって通信される、請求項1ないし5のいずれかに記
    載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1装置は携帯機器を含み、前記第
    2装置はパソコンを含む、請求項1ないし6のいずれか
    に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信可
    能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通信方
    法であって、 前記第1装置からユーザごとの固有のユーザ識別情報を
    前記第2装置に送信するステップ、 前記第1装置からの前記ユーザ識別情報を前記第2装置
    が受信するステップ、 前記第2装置が受信した前記ユーザ識別情報に基づいて
    ユーザを識別するステップ、およびユーザ識別結果に従
    って前記ユーザに利用許可を与えるステップを備える、
    無線通信方法。
  9. 【請求項9】 前記第2装置が受信した前記ユーザ識別
    情報を変更するステップ、 前記第2装置から前記第1装置に変更後のユーザ識別情
    報を送信するステップ、 前記第2装置から送信された前記変更後のユーザ識別情
    報を前記第1装置が受信するステップ、および前記第1
    装置から送信するユーザ識別情報を前記変更後のユーザ
    識別情報に更新するステップをさらに含む、請求項8に
    記載の無線通信方法。
  10. 【請求項10】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信
    可能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通信
    方法であって、 前記第1装置からユーザごとの固有のユーザ識別情報を
    前記第2装置に送信するステップ、 前記第1装置からの前記ユーザ識別情報を前記第2装置
    が受信するステップ、 前記第2装置が受信した前記ユーザ識別情報を変更する
    ステップ、 前記第2装置から前記第1装置に変更後のユーザ識別情
    報を送信するステップ、 前記第2装置から送信された前記変更後のユーザ識別情
    報を前記第1装置が受信するステップ、および前記第1
    装置から送信するユーザ識別情報を前記変更後のユーザ
    識別情報に更新するステップを備える、無線通信方法。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ識別情報はユーザIDとパ
    スワードとを含み、かつ前記第2装置は前記ユーザID
    と前記パスワードとに基づいてファイルが管理可能に構
    成されるときに用いられる無線通信方法であって、 前記第1装置からのユーザIDに基づいて特定されるフ
    ァイルのパスワードを更新するステップをさらに含む、
    請求項9または10に記載の無線通信方法。
  12. 【請求項12】 前記第1装置からは前記ユーザ識別情
    報が周期的に送信される、請求項8ないし11のいずれ
    かに記載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信
    可能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通信
    を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 前記第1装置からユーザごとの固有のユーザ識別情報を
    前記第2装置に送信させる処理、 前記第1装置からの前記ユーザ識別情報を前記第2装置
    に受信させる処理、 前記第2装置が受信した前記ユーザ識別情報に基づいて
    ユーザを識別させる処理、およびユーザ識別結果に従っ
    て前記ユーザに利用許可を与えさせる処理をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記第2装置が受信した前記ユーザ識
    別情報を変更させる処理、 前記第2装置から前記第1装置に変更後のユーザ識別情
    報を送信させる処理、 前記第2装置から送信された前記変更後のユーザ識別情
    報を前記第1装置に受信させる処理、および前記第1装
    置から送信するユーザ識別情報を前記変更後のユーザ識
    別情報に更新させる処理をコンピュータに実行させるた
    めのプログラムをさらに記録した、請求項13に記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 ユーザが携帯可能でありかつ無線通信
    可能な第1装置と無線通信可能な第2装置との無線通信
    を行うためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 前記第1装置からユーザごとの固有のユーザ識別情報を
    前記第2装置に送信させる処理、 前記第1装置からの前記ユーザ識別情報を前記第2装置
    に受信させる処理、 前記第2装置が受信した前記ユーザ識別情報を変更させ
    る処理、 前記第2装置から前記第1装置に変更後のユーザ識別情
    報を送信させる処理、 前記第2装置から送信された前記変更後のユーザ識別情
    報を前記第1装置に受信させる処理、および前記第1装
    置から送信するユーザ識別情報を前記変更後のユーザ識
    別情報に更新させる処理をコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記ユーザ識別情報はユーザIDとパ
    スワードとを含み、かつ前記第2装置は前記ユーザID
    と前記パスワードとに基づいてファイルが管理可能に構
    成されるときに用いられるコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記第1装置からのユーザIDに基づいて特定されるフ
    ァイルのパスワードを更新させる処理をコンピュータに
    実行させるためのプログラムをさらに記録した、請求項
    14または15に記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  17. 【請求項17】 前記第1装置から前記ユーザ識別情報
    を周期的に送信させる処理をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムをさらに記録した、請求項13ないし
    16のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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