JP2000098803A - 表示シート及びそれを使用した表示装置 - Google Patents

表示シート及びそれを使用した表示装置

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JP2000098803A
JP2000098803A JP28585998A JP28585998A JP2000098803A JP 2000098803 A JP2000098803 A JP 2000098803A JP 28585998 A JP28585998 A JP 28585998A JP 28585998 A JP28585998 A JP 28585998A JP 2000098803 A JP2000098803 A JP 2000098803A
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display sheet
sheet
toner
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Hiroki Kisu
浩樹 木須
Tsutomu Ikeda
勉 池田
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Canon Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光層に印字情報を露光すると簡単な方法で
動作可能な表示シートを提供する。 【解決手段】 少なくとも、外部から帯電された電荷を
輸送する電荷輸送層と、露光により電荷を発生する電荷
発生層と、電荷を帯電する導電層と、該電荷により移動
する少なくとも2色に着色した現像剤を保持した現像剤
保持層と、該現像剤を移動する電荷を帯電する透明導電
層を有し、該現像剤保持層における現像剤を電荷により
移動することにより着色の表示を変えて画像を表す表示
シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示シート及びそ
れを使用した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、各種情報
のデータ量は拡大の一途をたどり、情報の出力も様々な
形態を持ってなされている。一般に、情報の出力は、ブ
ラウン管や液晶などを用いたディスプレイ表示とプリン
タなどによる紙へのハードコピー表示とに大別できる。
ディスプレイ表示においては、低消費電力、且つ薄型の
表示装置のニーズが増しており、中でも液晶表示装置
は、こうしたニーズに対応できる表示装置として活発な
開発が行われ商品化されている。
【0003】しかしながら、現在の液晶表示装置には、
画面を見る角度や、反射光により、画面上の文字が見ず
らく、また光源のちらつき・低輝度等から生じる視覚へ
負担が、未だ十分に解決されていない。またブラウン管
を用いたディスプレイ表示では、コントラストや輝度は
液晶表示と比較して十分あるものの、ちらつきが発生す
るなど後述するハードコピー表示と比較して十分な表示
品位があるとはいえない。また装置が大きく重いため携
帯性が極めて低い。
【0004】一方、ハードコピー表示は情報の電子化に
より不要になるものと考えられていたが、実際には依然
膨大な量のハードコピー出力が行われている。その理由
として、情報をディスプレイ表示した場合、前述した表
示品位に係わる問題点に加えて、その解像度も一般的に
は最大でも120dpi程度と紙へのプリント・アウト
(通常300dpi以上)と比較して相当低い。従っ
て、ディスプレイ表示ではハードコピー表示と比較して
視覚への負担が大きくなる。その結果、ディスプレイ上
で確認可能であっても、一旦ハードコピー出力すること
がしばしば行われることになる。また、ハードコピーさ
れた情報は、ディスプレイ表示のように表示領域がディ
スプレイのサイズに制限されることなく多数並べたり、
また複雑な機器操作を行わずに並べ替えたり、順に確認
していくことができることもディスプレイ表示可能であ
っても、ハードコピー表示も併用される大きな理由であ
る。さらには、ハードコピー表示は、表示を保持するた
めのエネルギーは不要であり、情報量が極端に大きくな
い限り、何時でもどこでも情報を確認することが可能で
あるという優れた携帯性を有する。
【0005】このように動画表示や頻繁な書き換えなど
が要求されない限り、ハードコピー表示はディスプレイ
表示と異なる様々な利点を有するが、紙を大量に消費す
るという欠点がある。そこで、近年においては、リライ
タブル記録媒体(視認性の高い画像の記録・消去サイク
ルが多数回可能であり、表示の保持にエネルギーを必要
としない記録媒体)の開発が盛んに進められている。こ
うしたハードコピーの持つ特性を継承しつつ、書き換え
可能である第3の表示方式をペーパーディスプレイと呼
ぶことにする。
【0006】ペーパーディスプレイの必要条件は、書き
換え可能であること、表示の保持にエネルギーを要さな
いか若しくは十分に小さいこと(メモリー性)、携帯性
に優れること、表示品位が優れていること、などであ
る。現在、ペーパーディスプレイとみなせる表示方式と
しては、例えば、サーマルプリンターヘッドで記録・消
去する有機低分子・高分子樹脂マトリックス系(例え
ば、特開昭55−154198、特開昭57−8208
6)を用いた可逆表示媒体を挙げることができる。この
系は一部プリペイドカードの表示部分として利用されて
いるが、コントラストが余り高くないことや、記録・消
去の繰り返し回数が150〜500回程度と比較的少な
いなどの課題を有している。
【0007】そこで新たな表示装置として、N.K.S
heridon等により電界駆動による微小ボールの回
転を利用した表示装置が提案されている(“A Tws
ting Ball Display”,Proc.o
f the SID,第18巻3/4号、289〜29
3頁,1977年、米国特許4126854号、同41
43103号、同5389945号、特開昭64−42
683号)。
【0008】図18〜20にその表示装置を示す。図1
8に於いて、100は表示部であり、110は透明部
材、120は透明な電極支持体、121は平行透明電
極、130は透明支持体、140は透明電極支持体、1
41は121と直交する平行透明電極、150は基板で
ある。また図18A−A′の断面が図19である。図1
9に於いて、200は平行電極121と141間に印加
するバイアスを示している。300は表示部を見る向で
目の位置を示している。図20は透明支持体130の部
分拡大図である。131は透明支持体130中にできた
キャビティー、134は回転する微小なボールを示して
いる。132はボール134の中でマイナスに帯電した
白色部分、133はプラスに帯電した黒色部分を示す。
135は高抵抗な液体である。
【0009】上記の構成に於いて、この表示装置は、微
小なボール134を用い、該ボール134は一方の半球
面132が白色で、他方の半球面133が黒色となって
おり、前記ボールを支持体に形成したキャビティ131
内に配し、各キャビティ内に高抵抗な液体135を充填
して、この液体中でボール134が自由に回転できるよ
うにしたものである。この場合、高抵抗な液体135の
種類により、ボールの黒色と白色の夫々の半球部分の相
互の帯電状態が異なり、二次元マトリクス配線を用いて
外部電界を与える事によってボールの白色又は黒色の半
球面を観察する側にむけるよう回転を制御することがで
き、目的とする表示ができる。
【0010】このような機械式の表示方法は、温度変
化、電気的優乱ノイズに対して極めて安定であり、メモ
リ性を有する為に表示中に電力を必要としない。さら
に、ボール表面の自然光の反射・散乱を利用して表示す
る為に液晶装置・ブラウン管でみられるような光源のち
らつき等にて起こる眼疲労を抑えることができる理想的
な表示装置である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図18に
示したように、二次元マトリクス配線を作製する場合に
は、直交する平行電極配線が必ず必要となり製造が大変
である。またより大きな、より高精細な表示部を作ろう
とすると、更に製造が困難になると同時に、製造コスト
が上昇すると云う問題が発生した。
【0012】本発明、この様な従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、表示装置に電子写真の
原理を応用する事で、マトリクス配線の代わりに、感光
層に印字情報を露光すると云う実に簡単な方法で動作可
能な表示シート及びそれを使用した表示装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0013】また、本発明は、またより大きな、より高
精細な表示部が容易に提供することで、製造コストも削
減出来る表示シート及びそれを使用した表示装置を提供
することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、少なく
とも、外部から帯電された電荷を輸送する電荷輸送層
と、露光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を帯
電する導電層と、該電荷により移動する少なくとも2色
に着色した現像剤を保持した現像剤保持層と、該現像剤
を移動する電荷を帯電する透明導電層を有し、該現像剤
保持層における現像剤を電荷により移動することにより
着色の表示を変えて画像を表すことを特徴とする表示シ
ートである。前記現像剤は帯電していること、および現
像剤のうち少なくとも一部には磁性体を含有しているの
が好ましい。
【0015】また、本発明は、上記の表示シート、及び
少なくとも表示シートを帯電する帯電部材、表示シート
を搬送する搬送部材、表示シートを現像し表示を変える
現像部材、表示シートを露光する露光部材を有すること
を特徴とする表示装置である。上記現像部材はマグネッ
トであるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の表示シートは、少なくと
も外部から帯電された電荷を輸送する電荷輸送層と、露
光により電荷を発生する電荷発生層と、電荷を帯電する
導電層と、該電荷により動く現像剤を保持した現像剤保
持層と、該現像剤を動かす電荷を帯電する透明導電層を
有することを特徴とする。
【0017】本発明に於いては、表示装置に電子写真の
原理を応用する事で、マトリクス配線の代わりに、感光
層に印字情報をレーザーで走査露光すると云う実に簡単
な方法で上記の目的が達成出来る。
【0018】また、本発明の表示装置は、上記の表示シ
ート、及び少なくとも表示シートを帯電する帯電部材、
表示シートを搬送する搬送部材、表示シートを現像し表
示を変える現像部材、表示シートを露光する露光部材を
有することを特徴とする。
【0019】本発明では、今までに無いポータブルな表
示装置を提供する事が出来るようになったので、いつで
も、どこにいても、必要な情報が入手可能である。ま
た、追記入、消去、繰り返し使用が出来、従来のノート
や紙と同じような感覚で使う事が可能な為、使い勝手が
良く環境にも優しい表示装置が提供出来た。その上カラ
ー化が可能なのでより一層広い用途に使えるという効果
もある。
【0020】
【実施例】以下図面に沿つて、本発明の実施例に付いて
説明する。
【0021】実施例1 図1は本発明の表示シートの一実施例を示す説明図であ
る。図中、1は表示シート、l−1は感光層1−9中の
電荷輸送層であり、材料としては、例えばヒドラゾン系
化合物、スチルベン系化合物、ピラゾリン系化合物、オ
キサゾール系化合物、チアゾール系化合物、トリアリー
ルメタン系化合物などの電荷輸送材料及びアクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラ
ート樹脂、ポリメタアクリレート樹脂などの熱可塑性樹
脂;ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂
などの熱硬化性樹脂などのバインダ樹脂をメタノール、
エタノール、ブタノール、イソプロピルアルコールなど
のアルコール類;メチルエチルケトン、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン
類;酢酸エチル、酢酸プロピルなどのエステル類;n−
ヘキサン、石油エーテル、トルエンなどの炭化水素類;
モノクロルベンゼン、ジクロロメタンなどのハロゲン化
炭化水素など、その他の適当な溶媒に溶解させたもの、
さらに必要に応じて添加剤を加えたものを塗布したもの
が挙げられる。また導電性ポリマーなどが挙げられる。
【0022】1−2は感光層1−9中の電荷発生層であ
り、材料としては、例えばスーダンレッド、クロルダイ
アンブルーなどのアゾ顔料;銅フタロシアニン、チタニ
ルフタロシアニンなどのフタロシアニン顔料;アントア
ンスロンなどのキノン顔料;ペリレン顔料、インジゴ顔
料などの電荷発生材料をアクリル樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルベ
ンザール樹脂などの熱可塑性樹脂;ポリウレタン樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂など
のバインダ樹脂に分散したものが挙げられる。さらに必
要に応じた付加剤を加える事が可能である。
【0023】感光層1−9は電荷発生材料を含有する電
荷発生層と電荷輸送材量を含有する電荷輸送層に機能分
離した積層構造でも、電荷発生材料と電荷輸送材料を含
有する層の単一構造であってもよい。
【0024】1−3は感光層を保持する為の導電層の導
電性支持体である。材質の例としては、アルミニウム、
銅、ニッケル、銀などの金属またはこれらの合金;酸化
アンチモン、酸化インジウム、酸化スズなどの導電性金
属酸化物、カーボンファイバー、カーボンブラック、グ
ラファイト粉末と樹脂を混合成型した物などが挙げられ
る。本実施例ではアルミシートを使用した。
【0025】さらに、支持体上の欠陥の被覆、支持体の
保護の為に支持体上に導電層を設ける事も可能である。
例えば、アルミニウム、銅、ニッケル、銀などの金属粉
体;酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化スズなどの
導電性金属酸化物;ポリピロール、ポリアリニン、高分
子電解質などの高分子導電材料;カーボンファイバー、
カーボンブラック、グラファイト粉末;またはこれらの
導電性材料をアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂などの熱可塑性樹脂;ポ
リウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの
熱硬化性樹脂;光硬化性樹脂などのバインダ樹脂に分散
したもの、更に必要に応じて添加材を加えたものを支持
体上に塗布した物が挙げられる。
【0026】また導電性支持体1−3の電荷発生層とは
反対側に絶縁層を配置しても良い。トナー上の電荷が導
電性支持体1−3へ逃げ易い場合、この層があれば、逃
げるのを防止する事が出来、現像剤の寿命を延ばす事が
出来る。さらに、導電性支持体1−3や上記絶縁層が透
明の場合は、6−1の位置から見た図と反転した図を露
光側から見る事が出来る。
【0027】1−4は多数の孔を開けた現像剤保持層で
ある絶縁シートであり、孔の中に互いに帯電極性の異な
る現像剤(以下、トナーと記す)を保持する機能を有す
る。図2に絶縁シート1−4の拡大図を示す。本実施例
では孔はレーザーでlmm×0.5mmの孔を行方向
1.2mm、列方向0.7mmピッチで開けた。孔のサ
イズは中のトナーが振動等で片寄らない条件で決めた。
また、孔と孔の境のリブの幅は、薄ければ薄いほど良い
が、トナーサイズと同等まで薄く出来れば理想的であ
る。孔の作成方法は上記以外にも、パンチで開けたり、
ドリルで一つづつ開けてもよい。またエッチングで開け
てもよい。シート材料は絶縁性であればよく、ポリイミ
ドシート、アクリルシート、ポリカーボネートシート、
PETシート等が使用可能である。または絶縁性の糸を
編んだメッシュでも良く、更にはフィルター状の不織布
であってもよい。更に、導電性のシートであっても構わ
ないが、この場合は、メッシュの上下の導電面1−3と
1−5−1に接する部分に絶縁処理を施す必要がある。
この絶縁シートはある程度外部から衝撃が加わっても中
のトナーが片寄らない様にすることを目的とするので、
メッシュ又は不織布状のシートであっても、衝撃が加わ
った時のトナーの移動が極端に大きくなければ十分に実
用に耐えるのである。
【0028】図3に於いて、1−5は透明な片面導電シ
ートである。1−5−1は透明絶縁シートであり、材料
は本実施例ではPETを使用した。1−5−2は導電層
であり、本実施例では主に酸化インジウムから成る導電
層である。1−5−2は常にグランドに接地されてい
る。本実施例では透明導電シート1−5は出光興産
(株)の透明導電シート「IDIXO/PET」を使用
した。この様な構成にすれば、トナーの電荷を逃がし難
く、透過率の高い表示面を得る事が出来る。また、1−
5は透明であれば一層の導電シートでも良い。たとえ
ば、PETやポリカーボネート、アクリル板にカーボン
を分散させた一層透明導電シートでも、トナーの電荷が
逃げ難い場合や、一層透明導電シートの透過率が十分に
高い場合には、同様な表示機能が得られる。
【0029】1−6はマイナスに帯電した非磁性の白ト
ナーである。サイズは粒径5μmのものを使用した。ま
た1−7はプラスに帯電した黒の磁性トナーである。サ
イズは粒径10μmである。
【0030】トナーの結着樹脂の種類としては、ポリエ
ステル樹脂、スチレンアクリル樹脂等の公知のトナー用
結着樹脂を適宜選択すれば良い。マイナス非磁性の白ト
ナー1−6の顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫
酸バリウム、アルミナ、炭酸カルシウム等の一つ以上の
材料を用いれば良い。またプラス磁性黒トナー1−7の
顔料は、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、
アニリンブラック、活性炭、非磁性フェライト、マグネ
タイトなどが挙げられる。
【0031】これらの電荷制御剤としては例えば、正荷
電制御剤として、ニグロシン系染料、トリフェニルメタ
ン系染料、4級アンモニウム塩、グアニジン誘導体、イ
ミダゾール誘導体、アミン系化合物等が挙げられ、負荷
電制御剤としては、含金属サリチル酸系化合物、含金属
モノアゾ系染料化合物、尿素誘導体、スチレン−アクリ
ル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体が挙げ
られる。
【0032】図3を用い表示シート1の作成方法を示
す。まず孔開き絶縁シート1−4の片面に接着剤1−8
をローラ7で塗布する。次いで孔開き絶縁シート1−4
の接着剤塗布面を透明導電シート1−5の絶縁面に乗せ
貼りあわせる。しっかり乾いた所で、ボトルの中で十分
撹件し互いに逆極に帯電したプラス磁性黒トナー1−7
とマイナス非磁性白トナー1−6を孔開き絶縁シート1
−4の中に入れる。その後ゴムヘら等で余分なトナーを
すりきった後に、再びローラ7で接着剤1−8を塗布す
る。そして最後に感光層の形成されたアルミシートの導
電性支持材1−3のアルミ面を孔開き絶縁シート1−4
の接着剤の塗布されている面にのせ、貼りあわせる事で
表示シート1を作製した。この様にして作られた表示シ
ート1の厚みはおよそlmmである。
【0033】更に、図1に於いて、2は表示シート1を
帯電する為の帯電ゴムローラであり、不図示の高圧電源
から電圧が印加されている。3は現像用マグネットロー
ラであり、4は搬送ローラである。材料は絶縁体である
EPDMやウレタンで出来ており、図に示すように、電
気的にフロートの状態になっている。搬送ローラ4は帯
電ローラ2と対を成し、表示シート1を矢印方向に搬送
する。5−1は印字情報を表示シート1に書き込む為の
レーザー光である。これはLEDアレイからの光であっ
ても良い。6−1は、可視化された情報を見る目の位置
を示している。
【0034】この様な構成に於いて、まず表示シート1
は帯電ローラ2でその表面を−500Vに帯電される。
この時、帯電ローラ2に印加されるバイアスは、直流−
500Vにピークツーピークで1700Vの交流を重畳
したものである。表示シート1は帯電ローラ2と搬送ロ
ーラ4により図中矢印の向きに搬送される。
【0035】図4を用いて詳細に説明する。帯電ローラ
2を通過した後の表示シート1中のプラス磁性黒トナー
1−7は図中上側に、マイナス非磁性白トナー1−6は
下側に移動している。これは次のように説明出来る。つ
まり電気的にフロート状態のアルミシート1−3の内部
は、電荷輸送層1−1の表面のマイナスの電荷に引っ張
られ、上側にプラス、下側にマイナスが分極する。そし
てプラス磁性黒トナー1−7はこのマイナスの電荷にク
ーロン力で引き寄せられ上側に移動するのである。同時
に、マイナス非磁性白トナー1−6は、接地した透明導
電層1−5−2のグランドから誘起したプラスの電荷に
引き寄せられ下側に移動する。
【0036】次に、搬送された表示シート1が露光位置
に来ると、レーザーからの印字情報が表面に書き込まれ
る。するとレーザーの当たった所は、電荷発生層1−2
で電荷が発生し、その電荷は、電荷輸送層1−1を介し
て表示シート1表面のマイナス電荷をディスチャージす
る。その結果、アルミシート1−3の中で分極していた
電荷が無くなり、プラス磁性黒トナー1−7を引き付け
ていたアルミシート1−3中のマイナス電荷も消失す
る。同時に透明導電シート1−5の導電面1−5−2に
誘起していた電荷もグランドに戻り、トナーを両側に引
っ張っていた力が消失する。
【0037】この時、自由になったプラス磁性黒トナー
1−7は現像マグネットローラ3によって下側に引か
れ、反対にマイナス非磁性白トナー1−6は上側に追い
やられることになる。その結果、レーザーの当たった所
はマグネット側の位置から見れば、黒く発色し、レーザ
ーの当たらなかった所は、マグネットに引かれる力より
も表示シート1に帯電した電荷に引かれる力が大きくな
るように設定してあるので、プラス磁性黒トナー1−7
は移動せず白のままなのである。
【0038】またその後、電荷発生層1−2が外光5−
2を全面に浴びて電荷を発生し表示シート1表面の電荷
をディスチャージしても、プラス磁性黒トナー1−7を
移動させるマグネット3はその位置には無い事と、プラ
ス磁性黒トナー1−7とマイナス非磁性白トナー1−6
の充填密度が最適化されているので、トナーの移動はな
く、印字情報はそのまま保持される。また外光により感
光層表面にマイナスの電荷が消失するので、その電荷に
付着する埃も無い。
【0039】最後に図1中の矢印と反対方向に表示シー
ト1を移動することで、マグネットによりトナ―の位置
はリセットされプラス磁性黒トナー1−7は下側に移動
する。そして新しいサイクルが始まると、表示シート1
は矢印の方向に移動を始め、バイアスが印加されている
帯電ローラ2により、全面にわたり均一に、下側にはマ
イナス非磁性白トナー1−6、上側にはプラス磁性黒ト
ナー1−7が来る。
【0040】図5は実施系の斜視図である。図中8−1
は書き込み用のペンである。8−2はペン8−1が消失
しない為の紐、8−3はペン8−1を入れる為のスペー
スである。8−1は先端にマグネットが付いており、こ
れで表示シート1の表面をなぞれば、プラス磁性黒トナ
ー1−8が引き寄せられ、可視像となって現れるのであ
る。図中「D」はこの様にして書き込んだ物である。ま
た逆に表示シート1の裏側からペン8−1でなぞれば書
いてある情報を消す事も可能である。
【0041】9は印字情報の内容や受信先、送り先等を
確認する為の液晶表示部、10は操作する際に使用する
キーボード、11は電波に乗った印字情報を受信する為
のアンテナ、12は本体筐体部を示す。この様な構成に
なっているので、表示シート1は左右に往復を繰り返す
事で、新しい印字情報を表示する事が出来る。また、複
数の表示シート1を準備しておき、一枚情報を書き込む
ごとに新しい表示シート1に交換する事で、あたかも紙
に印刷したような使い方も出来る。
【0042】図6は図5の実施系を丸めた状態を示す。
表示シート1は柔軟な構造なので、図のように簡単に丸
める事が出来る。その結果、コンパクトに収納出来るの
で、かさばらず持ち運びに便利である。
【0043】また図7に示すように、表示シート1を折
りたたむ事も可能である。この場合、この表示装置はパ
ラパラとめくる事が可能となり、通常のノートと同じよ
うな感覚で使う事が出来る。
【0044】実施例2 図8にリセット工程と書き込み工程を一つの工程にした
場合を示す。2−1、2−2は導電性帯電ローラで交互
に表示シート1に圧接出来る構造になっている。4−
1、4−2は絶縁性搬送ローラで電気的にはフロートに
なっている。
【0045】図8では、帯電ローラ2−2は表示シート
1から離れており、図1で説明した工程と同じ方法で印
字情報の書き込みが行われ6−1の目の位置で印字情報
を確認する事が出来る。
【0046】次に図9ではリセットと同時に印字情報の
書き込みを行う様子を示す。まず図の矢印方向に戻って
きた表示シート1は帯電ローラ2−2で帯電される。こ
の時すべてのプラス磁性黒トナー1−7は上側に移動す
るので、表示シート1の画面はこの工程でリセットされ
る。
【0047】同時に表示シート1は帯電ローラ2−2と
搬送ローラ4−2に挟まれて矢印方向に送られる。次に
レーザー5−1の印字情報の書き込まれた部分のプラス
磁性黒トナー1−7はマグネット3により引き寄せられ
て下側に移動する。その先の帯電ローラ2−1は表示シ
ート1に対し非接触の位置にあるので、印字パターンは
なんら乱されることなく6−2の目視確認位置に達する
のである。
【0048】この様な構成にする事で、表示シート1の
往復の動作で、その都度印字情報が書き込められる事に
なり、印字スピードを倍増する事が出来る様になった。
【0049】実施例3 図10に第3の実施例を示す。表示シート1をループ状
にする事でエンドレス表示が可能になった。14は表示
シート1を内側から支える支持板であり腰のある柔軟な
材料で出来ている。本実施例では厚さ0.5mmのアク
リル板を使用した。また支持板に更に薄い物を用いれ
ば、図6のように丸めてコンパクトにする事も可能であ
る。13は支持板14を支える為の庇で有る。さらに支
持板は片側のみでなく本体12の両側にあっても良い。
この場合表示面積が倍増するメリットも出てくる。
【0050】実施例4 図11に第4の実施例を示す。本実施例では短時間に、
複数の表示シート1の情報を書き換えられる事を特徴と
している。15−1はばね性の有るワイヤ、15−2は
エンドレスな表示シート1の摺動を助ける為のアクリル
樹脂で出来たコロである。図12は図11を上から見た
図である。この様な構成になっているので、表示シート
1を見開き状に出来る。従ってより実際のノートや週刊
誌の使用形態にあった使い方、例えば満員電車の中等で
は有効である。さらにそれぞれの頁の出口に帯電、露
光、現像部が構成されているので、短時間に比較的多く
の情報を狭い所で見たい時などは、特に有効である。
【0051】実施例5 図13に第5の実施例を示す。この場合、表示頁を更に
増やして有るので、実際に本を読むような感覚で、情報
を見る事が可能になる。図14は図13を上から見た図
である。この例では帯電、露光、現像部は一個所にしか
配置していないが、これは情報量は多いが、たまにしか
変わらない情報、例えば時刻表等の表示に有効である。
また小説等の表示にも有効な事は云うまでもない。
【0052】実施例6 図15に第6の実施例を示す。本実施例では二色に着色
された微小ボール1−9の回転を利用している。微小ボ
ール1−9の作製方法としては、ガラスボールにTiO
2 を高濃度に含有させガラスボールを白色化し、この白
色ガラスボールの半球面に真空蒸着法を用いて強磁性体
の黒色層1−9−1を形成した。蒸着されない部分が白
部1−9−2となる。粒径は20μmとした。また蒸着
源としては、鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性体を用
いた。また1−10はシリコンオイル等の透明な粘度の
高い絶縁性の液体であり、微小ボール1−9の回転をス
ムーズに行うと共に、微小ボール1−9に帯電した電荷
を保持する働きと、いったん決まった向きは外部からの
振動程度では変化させない微小ボール1−9の保持機能
も持っている。
【0053】微小ボール1−9への帯電は、マグネット
を用いて、上向きにした状態で、上からコロナ放電によ
り行った。逆極への帯電も同様に、マグネットを用い、
微小ボール1−9を下向きにした状態で行った。その
後、シリコンオイル1−10の注入を行った。
【0054】上記のような構成になっているので、印字
情報5−1の当たった感光層の電荷がその部分だけ電荷
発生層から発生した電荷により消滅する。次いで、微小
ボール1−9を保持する力はなくなり、強磁性体の黒色
層1−9−1は、マグネット3により引かれる。その結
果、微小ボール1−9は、回転する。ゆえに、6−1の
位置から見ると、レーがーの当たった所は黒くなって見
える。さらに、表示シート1が矢印方向に進んで、外光
5−2で感光層表面の電荷が消去しても、その位置には
マグネットが無いのと、粘度の高いシリコンオイル1−
10のために、微小ボール1−9の向きは保持され、メ
モリー効果となって印字情報を保持する事が出来る。
【0055】実施例7 図16に第7の実施例を示す。この場合現像剤に液体現
像剤を用いた所に特徴がある。1−11はプラスに帯電
した黒色磁性顔料であり、その製法は、水500g、カ
ーボン(モーガルA)(キャボット社製)100gをフ
ラッシャーで充分撹拌後、これにフロラードFC−72
1(3M社製、弗素樹脂)100g、強磁性金属のコバ
ルト粉末10gとトルエン100gを加え120℃で加
熱撹拌した。約4時間混連後冷却し、揮発分を除去した
後粉砕した。顔料粒径は20〜50μm、含水分は1.
2%であった。1−12はマイナスに帯電した非磁性白
色樹脂顔料でありVONCOAT PP−200S(大
日本インキ社製)を使用した。粒径は0.1〜20μm
である。1−13はアイソパーG/Hである。
【0056】次に、 プラス磁性黒色顔料 10g ラウリルメタアクリレート・メタクリル酸共重合体 100g アイソパーG/H 100g よりなる混合物をボールミルにて18時間撹拌し、その
160gをアイソパーG/H lリットルで希釈し、白
色樹脂顔料VONCOAT PP−200Sを50g投
入、撹拌し液体現像剤を得た。また必要に応じて、顔料
の荷電制御剤を添加しても良い。
【0057】図16を用いて詳細に説明する。帯電ロー
ラ2を通過した後の表示シート1中のプラス磁性黒色顔
料1−11は図中上側に、マイナス非磁性白色樹脂顔料
1−12は下側に移動している。これは次のように説明
出来る。つまり電気的にフロート状態のアルミシート1
−3の内部は、電荷輸送層1−1の表面のマイナスの電
荷に引っ張られ、上側にプラス、下側にマイナスが分極
する。そしてプラス磁性黒色顔料1−11はこのマイナ
スの電荷にクーロン力で引き寄せられ上側に移動する。
同時に、マイナス非磁性白色樹脂顔料1−12は、接地
した透明導電層1−5のグランドから誘起したプラスの
電荷に引き寄せられ下側に移動するのである。
【0058】次に、搬送された表示シート1が露光位置
に来ると、レーザーからの印字情報が表面に書き込まれ
る。するとレーザーの当たった所は、電荷発生層1−2
で電荷が発生し、その電荷は、電荷輸送層1−1を介し
て表示シート1表面のマイナス電荷をディスチャージす
る。その結果、アルミシート1−3の中で分極していた
電荷が無くなり、プラス磁性黒色顔料1−11を引き付
けていたアルミシート1−3中もマイナス電荷も消失す
る。同時に透明導電シート1−5の導電面に誘起してい
た電荷もグランドに戻り、トナーを両側に引っ張ってい
た力が消失する。
【0059】この時、自由になったプラス磁性黒色顔料
1−11は現像用マグネットローラ3によって下側に引
かれ、反対にマイナス非磁性白色樹脂顔料1−12は上
側に追いやられることになる。その結果、レーザーの当
たった所はマグネット側の位置から見れば、黒く発色
し、レーザーの当たらなかった所は、マグネットに引か
れる力よりも表示シート1に帯電した電荷に引かれる力
が大きくなるように設定してあるので、プラス磁性黒色
顔料1−11は移動せず、マイナス非磁性白色樹脂顔料
1−12の示す白色のままなのである。
【0060】またその後、電荷発生層1−2が外光5−
2を全面に浴びて電荷を発生し表示シート1表面の電荷
をディスチャージしても、プラス磁性黒色顔料1−11
を移動させるマグネット3はその位置には無い事と、プ
ラス磁性黒色顔料1−11とマイナス非磁性白色樹脂顔
料1−12の充填密度が最適化されているので、顔料の
移動はなく、印字情報はそのまま保持される。また外光
により感光層表面にマイナスの電荷が消失するので、そ
の電荷に付着する埃も無い。
【0061】その後、図16中の矢印と反対方向に表示
シート1を移動することで、マグネットにより顔料の位
置はリセットされプラス磁性黒色顔料1−11は下側に
移動する。そして新しいサイクルが始まると、表示シー
ト1は矢印の方向に移動を始め、バイアスが印加されて
いる帯電ローラ2により、全面にわたり均一に、下側に
はマイナス非磁性白トナー1−6、上側にはプラス磁性
黒トナー1−7が来るのである。顔料がアイソパー等の
溶媒に浮いている場合には、顔料の移動がスムーズに出
来るようになるというメリットがある。
【0062】実施例8 図17に第8の実施例を示す。本実施例では、表示シー
ト1のカラー化を行っている。1−6はマイナス非磁性
白トナー、1−7−1はプラス磁性マゼンタトナー、1
−7−2はプラス磁性シアントナー、1−7−3はプラ
ス磁性イエロートナーである。図に示すように、三色の
トナーは絶縁シート1−4のセルの中に、別々に入れら
れている。一方白トナーは全部のセルの中に入れられて
いる。セルサイズは600μm×300μmである。ト
ナー粒径は四色ともほぼ同じで約5μmである。
【0063】トナーの結着樹脂の種類としては、ポリエ
ステル樹脂、スチレンアクリル樹脂等の公知のトナー用
結着樹脂を適宜選択すれば良い。マイナス非磁性白トナ
ー1−6の顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸
バリウム、アルミナ、炭酸カルシウム等の一つ以上の材
料を用いれば良い。またプラス磁性マゼンタトナー1−
7−1の顔料としては、パーマネントレッド、レーキレ
ッドが、プラス磁性シアントナー1−7−2の顔料とし
ては、フタロシアニンブルー、インダスレンブルー、ピ
ーコックブルーが、プラス磁性イエロートナー1−7−
3の顔料としては、ハンザイエロー、パーマネントイエ
ロー、ベンジジンイエロー等広く利用する事が出来る。
またこれらの荷電制御剤としては、正荷電制御剤として
は実施例1で紹介した材料と同じのもがつかえる。
【0064】上記の構成に於いて、各セルに対応した画
像信号を、レーザー又はLEDアレイからの光信号とし
て照射する事で、カラー画像が作製出来るのである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に於いて
は、表示装置に電子写真の原理を応用する事で、マトリ
クス配線の代わりに、感光層に印字情報を露光すると云
う実に簡単な方法で動作可能な表示装置を提供する事が
可能になる。またより大きな、より高精細な表示部の製
造が容易になることで、製造コストも削減出来るように
なった。
【0066】さらに今までに無いポータブルな表示装置
を提供する事が出来るようになったので、いつでも、ど
こにいても、必要な情報が入手可能になった。また、追
記入、消去、繰り返し使用が出来、従来のノートや紙と
同じような感覚で使う事が可能な為、使い勝手が良く環
境にも優しい表示装置が提供出来た。その上カラー化が
可能なのでより一層広い用途に使えるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の表示シートを示す説明図で
ある。
【図2】本発明の実施例1の絶縁シートの拡大図であ
る。
【図3】本発明の実施例1の表示シートの形成工程を示
す図である。
【図4】本発明の実施例1の表示シート内の電荷の動き
を示す図である。
【図5】本発明の実施例1の製品形態の一例を示す図で
ある。
【図6】図5の部分説明図である。
【図7】図5の部分説明図である。
【図8】本発明の実施例2のリセット工程と書き込み工
程を一つの工程にした場合を示す図である。
【図9】図8の工程の他の例を示す図である。
【図10】本発明の実施例3の表示シートをループ状に
した場合を示す図である。
【図11】本発明の実施例4の表示シートを見開き状に
した場合を示す図である。
【図12】図11の部分説明図である。
【図13】本発明の実施例5の表示シートを本のように
表示頁を増やした場合を示す図である。
【図14】図13の部分説明図である。
【図15】本発明の実施例6の表示シートに於いて、二
色に着色された微小ボールを示す図である。
【図16】本発明の実施例7の表示シートに於いて、現
像剤に液体現像剤を用いた場合を示す図である。
【図17】本発明の実施例8の表示シートに於いて、カ
ラー化の場合を示す図である。
【図18】従来の表示シートを示す図である。
【図19】図18のA−A′の断面図である。
【図20】従来の表示シートの部分拡大図である。
【符号の説明】
1 表示シート 2 帯電ゴムローラ 3 現像用マグネットローラ 4 搬送ローラ 5 露光 6 目の位置 7 接着剤塗布ローラ 8 ペン 9 液晶表示 10 キーボード 11 アンテナ 12 本体 13 庇 14 支持板 15 ワイヤ 100 表示部 110 透明部材 120 電極支持体 130 透明支持体 131 キャビティー 132 白色部分 133 黒色部分 134 微小ボール 135 高抵抗液体 140 透明電極支持体 150 基板 200 バイアス 300 目の位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、外部から帯電された電荷を
    輸送する電荷輸送層と、露光により電荷を発生する電荷
    発生層と、電荷を帯電する導電層と、該電荷により移動
    する少なくとも2色に着色した現像剤を保持した現像剤
    保持層と、該現像剤を移動する電荷を帯電する透明導電
    層を有し、該現像剤保持層における現像剤を電荷により
    移動することにより着色の表示を変えて画像を表すこと
    を特徴とする表示シート。
  2. 【請求項2】 前記現像剤は帯電している請求項1記載
    の表示シート。
  3. 【請求項3】 前記現像剤のうち少なくとも一部には磁
    性体を含有している請求項1記載の表示シート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの表示シー
    ト、及び少なくとも該表示シートを帯電する帯電部材、
    表示シートを搬送する搬送部材、表示シートを現像し表
    示を変える現像部材、表示シートを露光する露光部材を
    有することを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 上記現像部材はマグネットである請求項
    4記載の表示シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6950084B2 (en) 2000-09-29 2005-09-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Image display medium and image forming apparatus
CN111801846B (zh) * 2018-03-06 2023-10-27 东友精细化工有限公司 天线装置和包括该天线装置的显示装置

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US6950084B2 (en) 2000-09-29 2005-09-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Image display medium and image forming apparatus
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