JP2000096546A - 海洋構造物 - Google Patents

海洋構造物

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JP2000096546A
JP2000096546A JP10304681A JP30468198A JP2000096546A JP 2000096546 A JP2000096546 A JP 2000096546A JP 10304681 A JP10304681 A JP 10304681A JP 30468198 A JP30468198 A JP 30468198A JP 2000096546 A JP2000096546 A JP 2000096546A
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buoyancy
underwater
offshore
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JP10304681A
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Takatsugu Daito
孝嗣 大都
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海洋構造物を海洋に浮上させて設置可能とす
ると共に、水位の変化(水面の上下動)による浮き沈み
をなくして陸地と構造物との間に恒久的な橋や鉄橋など
を架設可能にし、また利用するに際して支障を来すこと
のないようにする。 【解決手段】 海上Aに設けられた海上構造体1と、浮
体からなる海中Bに設けられた海中構造体2との間に、
流水孔6を有する支柱5からなる浮力調整手段3とを備
えた海洋構造物にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浮力を利用して海洋
(海)に設置した海洋構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】人口の増加や産業の発展によって、利用
できる陸地は、年々少なくなっている。そのため、広い
海洋の有効利用が注目され、盛んに試みられて一部では
海上エアポートなどに利用されている。しかしながら、
海上エアポートなどを造成する場合、埋立では、巨額の
費用がかかる。そこで、海洋に浮力を利用して船のよう
に浮上させて巨大な構造物を設置することが考えられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、海洋は、潮の
干満,津波や台風による水位の変動があり、海洋構造物
を浮上させて設置した場合、水位の上昇や下降の変化に
伴って、海洋構造物も上下動(浮き沈み)することにな
る。そのために、浮力を利用して海洋に設置した海洋構
造物(浮体構造物)は、陸地と海洋構造物との間に橋や
鉄橋などを架設することが困難であり、また航空機の発
着などに影響を及ぼし、利用する上で支障を来す恐れが
ある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、
海洋構造物を海洋に浮上させて設置可能とすると共に、
水位の変化(水面の上下動)による浮き沈みをなくして
陸地と構造物との間に恒久的な橋や鉄橋などを架設可能
にし、また利用するに際して支障を来すことのない海洋
構造物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、海上に設けられた海上構造体と、浮体か
らなる海中に設けられた海中構造体と、前記海上構造体
と海中構造体との間に設けられた浮力変動を少なくする
浮力調整手段とを具備したことを特徴としている。ここ
で、海上構造体は、海上に設けられたエアポート構造体
に限らず、競技施設構造体,娯楽施設構造体,博覧会会
場や催し会場などの構造体でもよい。要するに、海上に
設置して利用することができる設備などの構造体であれ
ばよく、浮体である必要はない。また、海中構造体は、
海中に設けられた都市空間構造体に限らず、機械施設構
造体や各種制御施設構造体などであってもよい。要する
に、海中構造体は、海上構造体を保持できる浮力が得ら
れる浮体構造体であればよい。浮力調整手段は、水位の
変動によって生ずる浮力変動を、少なくする機能を備え
た手段のことである。
【0005】このような海洋構造物によれば、海上構造
体と浮体からなる海中構造体とが浮力調整手段を介して
設けられているため、海上構造体が浮体からなる海中構
造体に浮上支持されて、海洋構造物が海洋に浮上設置さ
れる。また、その浮上調整手段によって水位の変動によ
る浮力変動を少なくし、海洋に設置された海洋構造物の
浮き沈みを少なくしている。つまり、浮体構造体からな
る海洋構造物を、海上構造体と浮体からなる海中構造体
とに分離し、両構造体の間に浮力変動を少なくする浮力
調整手段を設けて、海洋構造物を海洋に浮上設置可能と
すると共に、浮力変動を少なくして海洋構造物を一定の
位置に止める。そのため、海洋構造物と陸地との間に恒
久的な橋や鉄橋などを架設することが可能となって、陸
地と海洋構造体との間での車両や人の往来が可能とな
り、その安全性が確保される。また海洋構造物を、一定
の位置に止めて航空機の発着などへの影響を少なくし、
利用するに際して支障を来すことがないようにしてあ
る。
【0006】請求項2の発明は、前記浮力調整手段は、
海上構造体と海中構造体との間に設けられた中空支柱、
該支柱に穿設された流水孔とからなることを特徴として
いる。このような海洋構造物によれば、浮力調整手段
が、流水孔が穿設された中空支柱からなるため、変化す
る水位に応じて海水が中空支柱に出入りして、水位の変
動による浮力変動を少なくして、ほぼ一定の浮力が保持
される。つまり、中空支柱に流水孔を穿設して中空支柱
内に海水が行き来可能にして浮力変動を制止し、浮力の
影響を小さくしている。そのため、海洋構造物を、ほぼ
一定の位置に止めることができる。
【0007】請求項3の発明は、前記浮力調整手段は、
海上構造体と海中構造体との間に設けられた断面積又は
総断面積の小さな支柱からなることを特徴としている。
このような海洋構造物によれば、浮力調整手段が、断面
積又は総断面積が小さな支柱からなるため、水位の変動
による浮力変動を少なくしてほぼ一定の浮力が保持され
る。つまり、支柱の断面積又は総断面積を小さくすれ
ば、浮力の影響は少なくなる。そのため、海洋構造物
を、ほぼ一定の位置に止めることができる。
【0008】請求項4の発明は、前記浮力調整手段に
は、流水孔が穿設された中空支柱外部に設けられたフロ
ートと、該フロートに連結されたリンク機構と、該リン
ク機構に連結された支柱内ピストンとからなる補助浮力
調整手段が備えられたことを特徴としている。このよう
な海洋構造物によれば、海洋構造物に、フロートにより
上下動する支柱内ピストンが流水孔を有する中空支柱に
設けられた補助浮力調整手段が備えられているため、主
な浮力調整手段によって浮力変動を十分に小さくできな
い場合でも、水位変動によってフロートが作動して支柱
内ピストンが上下し、支柱に水位の変化に応じた異なる
大きさのタンクが生じ、その異なる大きさのタンク内に
海水が注がれて浮力変動が少なくなり、ほぼ一定の浮力
に保持される。そのために、海洋構造物を、ほぼ一定の
位置に止められる。この補助浮力調整手段は、主な浮力
調整手段とは独立させて設けてもよく、また主な浮力調
整手段に組み込んで一体に設けてもよい。
【0009】請求項5の発明は、前記浮力調整手段に
は、海中構造体に設けられた海水タンクと、該海水タン
ク内の水量を調整する吸排ポンプとからなる補助浮力調
整手段が備えられたことを特徴としている。このような
海洋構造物によれば、海水タンクに設けられた吸排ポン
プで海水タンク内の水量を調整するため、水位変動、特
に異常水位変動による浮力変動を少なくして、ほぼ一定
の浮力に保持される。そのため、海洋構造物を、ほぼ一
定の位置に止めることができる。この補助浮力調整手段
は、主な浮力調整手段に付加して設ける。また、前記フ
ロートによる補助浮力調整手段と併せて用いてもよい。
【0010】請求項6の発明は、前記海上構造体は、海
上エアポート構造体からなることを特徴としている。こ
のような海洋構造物によれば、海上構造体が海上エアポ
ート構造体からなるため、その構造体がエアポートとし
て機能する。
【0011】請求項7の発明は、前記海上構造体は、支
持手段を介して陸地又は海底に設けられた固定構造物に
支持されていることを特徴としている。このような海洋
構造物によれば、海上構造体が支持手段を介して陸地又
は海底に設けられた固定構造体に支持されているため、
海洋構造物の海上構造体の支持が確実になり、海洋構造
物の安定性がよくなる。
【0012】請求項8の発明は、前記海中構造体は、海
中都市空間構造体からなることを特徴としている。この
ような海洋構造物によれば、海中構造体が海中都市空間
構造体からなるため、その構造体が海洋都市空間として
機能する。
【0013】請求項9の発明は、前記海中構造体は、該
海中構造体の下部にバランスウエートが設けられている
ことを特徴としている。このような海洋構造物によれ
ば、バランスウエートが海中構造体の下部に設けられて
いるため、海洋構造物の重心の位置が構造物の下部に移
動し、安定性がよくなり、水位の変化などによる動揺が
少なくなる。
【0014】請求項10の発明は、前記海中構造体は、
該海中構造体の下部に係留チェーンを介してバランスウ
エートが設けられていることを特徴としている。このよ
うな海洋構造物によれば、海中構造体の下部に係留チェ
ーンを介してバランスウエートが設けられているため、
海洋構造物の重心の位置が、海中深く移動し、海洋構造
物の安定性がよくなり、水位変化などによる動揺が少な
くなる。
【0015】請求項11の発明は、前記海中構造体は、
支持手段を介して海底に設けられた固定構造体に支持さ
れていることを特徴としている。このような海洋構造物
によれば、海中構造体が支持手段を介して海底の固定構
造体に支持されているため、海洋構造物の海中構造物の
支持が確実になり、海洋構造物の安定性がよくなる。
【0016】請求項12の発明は、前記海中構造体は、
海底に設けられた基礎からなる固定構造体に軟着支持さ
れていることを特徴としている。このような海洋構造物
によれば、海中構造物が海底の基礎からなる固定構造物
に軟着支持されているため、軟着支持によって海洋構造
物の動揺が吸収され、また海洋構造物の支持が重力方向
の支持になって確実になり、海洋構造物の安定性がよく
なる。
【0017】請求項13の発明は、前記海上構造体又は
海中構造体は、該海上構造体又は海中構造体の周囲に設
置された固定構造体との間に設けられた係留チェーンを
介して設けられた荷重吸収体からなる支持手段で支持さ
れたことを特徴としている。このような海洋構造物によ
れば、海上構造体とその周囲に設置された固定構造体と
の間に、荷重吸収体が設けられているため、荷重吸収体
が水位の変動による浮力変動や波浪による海洋構造物の
動揺を吸収して、海洋構造物の安定性がよくなる。
【0018】請求項14の発明は、前記海上構造体又は
海中構造体は、海上構造体又は海中構造体から水平方向
に延びた突起体と、該突起体を挟んで弾力的に支持する
上下荷重吸収体と、該荷重吸収体を保持する固定構造体
に設けられた保持体とからなる支持手段により支持され
たことを特徴としている。このような海洋構造物によれ
ば、海上構造体又は海中構造体から水平方向に延びた突
起体が、上下荷重吸収体に挟まれて弾力的に支持されて
いるため、突起体を弾力的に支持する荷重吸収体が水位
の変動による浮力変動や波浪による海洋構造物の動揺を
吸収して、支持された海洋構造物の安定性がよくなる。
【0019】請求項15の発明は、前記海上構造体又は
海中構造体は、連通支柱で連通したことを特徴としてい
る。このような海洋構造物によれば、海上構造体又は海
中構造体が連通支柱で連通されているため、海上構造体
と海中構造体の間をエレベータなどの昇降機によって行
き来することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図を
参照して説明する。図1および図2は、本発明に係る海
洋構造物の一実施の形態である。本発明に係る海洋構造
物は、海上Aに設けられた海上構造体1と、海上構造体
1を浮力によって保持する海中Bに設けられた海中構造
体2と、海上構造体1と海中構造体2との間に設けられ
た浮力調整手段3とを備えている。すなわち、海洋構造
物を、海上構造体1と海中構造体2とに分離し、浮体か
らなる海中構造体2で海上構造体1を浮上支持して海洋
に設置し、また両構造体1,2の間に備えた浮力調整手
段3で水位変動による浮き沈みをなくしている。
【0021】海上構造体1は、上面に広い平坦な面を有
する箱状中空体で構成された、例えば海上エアポート構
造体からなり、その海上エアポート構造体上面には、航
空機が発着する滑走路4などが設けられている。また、
海上構造体1の内部には、エアポートとして機能させる
補助的な役目を果たす税関,出入国管理事務所,荷物取
扱所,各航空会社の事務所,銀行,郵便局などが設けら
れている。海中構造体2は、密閉された箱状浮体で構成
され、海中構造体2に作用する浮力によって海上構造体
1を保持している。この海中構造体2は、例えば海洋都
市空間構造体からなり、都市機能を果たす官庁街,役
所,公共施設,商店街,住宅街などが備えられている。
【0022】海上構造体1と海中構造体2との間には、
浮力変動を小さくする浮力調整機能を有する浮力調整手
段3が設けられて両構造体1,2間を連結している。浮
力調整手段3は、図3に示すように、複数の円形筒から
なる中空支柱5と、その支柱5に穿設された流水孔6と
で構成され、これら流水孔6を有する中空支柱5が両構
造体1,2間に縦横に等間隔に配設され、水位変動によ
る浮力変動を小さくしている。流水孔6は、例えば円形
からなる孔で、標準水位0から上方に向かって潮の干満
によって上昇する上昇位置+H、更には、津波や台風に
よる異常上昇水位++Hに至る位置まで穿設され、一方
標準水位0から下方に向かって潮の干満によって下降す
る下降位置−H、更には、津波などによる異常下降水位
−−Hに至る位置までに穿設されている。この流水孔6
は、円形孔に限らず、垂直方向に長いスリット状孔,楕
円形孔やその他の形状の孔でもよい。
【0023】また、海上構造体1と海中構造体2との間
には、両構造体1,2を連通させる円形筒からなる連通
支柱7が数〜数十本設けられ、両構造体1,2間を連通
させると共に、中空支柱5の補助的な支柱となってい
る。この連通支柱7内には、大型のエレベータやエスカ
レータなどの昇降機が備えられて、車両や人々が両構造
体1,2間を昇降移動可能となっている。なお、この連
通支柱7は、海洋構造物全体に影響を及ぼすような浮力
が加わらないようにするために、設置数を限定してい
る。
【0024】海中構造体2の下部には、石や砂利(また
鉄骨などの金属類でもよく、場合によっては水や海水で
もよい)などを充填させたバランスウエート8が設けら
れ、海洋構造物の重心の位置を構造物の下方に移動させ
て安定させている。海上構造体1と陸地10(埋立地や
埋立エアポートでもよい)に設けた固定構造体11との
間および海上構造体1と海底Cから立設された支柱から
なる固定構造体12との間には、それぞれ係留チェーン
14を介してスプリングなどからなる荷重吸収体9(支
持手段)が設けられている。また、海中構造体2と海底
Cの固定構造体13との間には、同様に係留チェーン1
4を介してスプリングなどからなる荷重吸収体9(支持
手段)が設けられている。そのために、海洋構造物は、
海洋の水位の変動や波浪による動揺の影響が少なくなっ
ている。また、海上構造体1と陸地10との間には、両
者の間を連結するフレキシブルな橋30が架設されて、
車両や人が往来することができるようにしてある。
【0025】本発明の実施の形態の海洋構造物は、この
ような構成になっている。海洋の水位が、例えば潮の干
満によって標準水位0から満ち潮による上昇位置+Hま
で上昇したときには、海洋構造物全体にかかる浮力が上
昇し、上昇浮上力を受ける。しかし、中空支柱5に穿設
された流水孔6から中空支柱5内に海水が注ぎ込まれて
支柱5内の水位も、上昇位置+Hの位置までになって浮
上力が弱められ少なくなる。そのため、海洋構造物は、
所定の位置にほぼ止まったままになる。一方、海洋の水
位が、潮の干満によって標準水位0から例えば引き潮に
より下降位置−Hまで下降したときには、海洋構造物全
体にかかる浮力が下降し、降下力を受ける。しかし、支
柱5に穿設された流水孔6から支柱6外に海水が吐き出
されて支柱6内の水位も、下降位置−Hの位置までにな
って降下力が弱められて少なくなる。そのため、海洋構
造物は、所定の位置にほぼ止まったままになる。
【0026】また、津波や台風などにより、異常上昇水
位++Hまで上昇した場合も、流水孔6から支柱5内に
海水が注ぎ込まれて支柱5内の水位も、上昇位置++H
の位置までになり、一方、異常下降水位−−Hまで下降
した場合も、流水孔6から支柱5外に海水が吐き出され
て支柱5内の水位も、下降位置−−Hの位置までになっ
て水位の変動による海洋構造物の浮力変動は、少なくな
る。ところで、潮の干満,地震や台風による浮力変動
は、厳格には支柱5の円形中空筒の肉厚分と連通脚柱7
の外径の容積分に対して浮力が若干変わるが、浮力調整
手段3の部分における浮力変動は、海洋構造物全体に対
してわずかな量であり、浮力変動は小さい。このわずか
な浮力変動は、海上構造体1や海中構造体2を支持して
いる荷重吸収体9で吸収することになる。
【0027】このように、浮力調整手段3で吸収し得な
い浮力変動分は、海上構造体1,海中構造体2を保持し
ているスプリングからなる荷重吸収体9で吸収すること
になるが、特に異常の水位変動による浮動変動に対して
は、荷重吸収体(スプリング)9に負担がかかることに
なる。そこで、補助浮力調整手段15を、主な浮力調整
手段3と共に海洋構造物に備えて荷重吸収体(スプリン
グ)9の負担を軽減するようにしてもよい。図4は、そ
の補助浮力調整手段15を示したものである。補助浮力
調整手段15は、流水孔6が穿設された中空支柱5の外
部に設けられたフロート16と、フロート16に連結さ
れたリンク機構17と、リンク機構17に連結された支
柱内ピストン18とで構成されている。補助浮力調整手
段15を海洋構造物に備えると、水位変動によってフロ
ート16が作動して支柱内ピストン18が上下し、中空
支柱5に水位の変化に応じて異なる大きさのタンクが生
じて、そのタンク内に海水が注ぎ込まれて水位変動、特
に異常水位変動による浮力変動が少なくなって、一定の
浮力が保持され、海洋構造物を、ほぼ一定の位置に止め
ることができる。補助浮力調整手段15は、主な浮力調
整手段3とは独立させて設けてもよく、また主な浮力調
整手段3に組み込んで一体に設けてもよい。
【0028】この補助浮力調整手段は、図1に示すよう
に海中構造体1の下部に設けられた海水タンク19と、
その海水タンク19に設けられたタンク内の水量を調整
する吸排ポンプ21とで構成された補助浮力調整手段2
0を用いることができる。その補助浮力調整手段20に
よっても、海水タンク19に設けられた吸排ポンプ21
で海水タンク19内の水量を調整することによって水位
変動、特に異常水位変動による浮力変動を少なくして、
一定の浮力が保持される。そのため、海洋構造物を、ほ
ぼ一定の位置に止めることができる。この補助浮力調整
手段20は、主な浮力調整手段3に付設する。また、前
記フロート16による補助浮力調整手段15と併せて用
いてもよい。
【0029】図5〜図6は、海洋構造物の浮力調整手段
3のそれぞれ他の実施形態を示したものである。図5
は、海上構造体1と海中構造体2との間に設ける浮力調
整手段3を、断面積の小さな支柱22により構成した例
である。この支柱22は、津波や台風などによる異常上
昇水位++Hから異常下降水位−−Hに至るまでの柱径
を、安全度を考慮した上で海上構造体1を支えられる十
分な強度で細い中空軸22aなどで構成し、浮力変動が
生じないようにしてある。こうすると、柱径が細いこと
により、水位の変動があっても、浮力変動はほんの僅か
である。つまり、柱径が細いから、水位が変化しても、
浮力は殆ど変わることはなく、海洋構造物全体に影響が
及ぶことがない。そのため、海洋構造物の浮き沈みはな
く、止まったままで、固定に近い状態になる。
【0030】図6は、海上構造体1と海中構造体2との
間に設ける浮力調整手段3を、例えばパイプ軸23aを
等間隔にリング状に配置して、総断面積の小さな支柱2
3とした例である。この支柱23は、津波や台風などに
よる異常上昇水位++Hから異常下降水位−−Hに至る
まで、パイプ軸23aをリング状に配置してある。こう
すると、複数のパイプ軸23aからなる支柱20内に海
水が浸入できることにより、水位の変動があっても、浮
力変動はほんの僅かである。つまり、総断面積の小さ支
柱23であることから、水位が変化しても、浮力は殆ど
変わることはなく、海洋構造物全体に影響が及ぶことが
ない。そのため、海洋構造物の浮き沈みはなく、止まっ
たままで、固定に近い状態になる。このような総断面積
の小さな支柱23は、金属板を垂直方向に等間隔に配置
することによっても、形成することができる。図5及び
図6で示した浮力調整手段3を設けた場合にも、前述し
た補助浮力調整手段15,20を併せて用いるのがよ
い。
【0031】図7〜図9は、本発明に係る海洋構造物の
それぞれ他の実施の形態を示したものである。図7は、
海洋構造物の海中構造体2の下方に係留チェーン24に
よりバランスウエート8を設け、また海中構造体2を係
留チェーン24により海底Cに設けた固定構造体13で
支持した例である。このようにすると、海洋構造物の重
心の位置が海中Bの深い下方の位置になって、海洋構造
物がより安定して、干満による水位の変化や波浪による
動揺が少なくなる。また係留チェーン24で海中構造体
2を海底Cに支持するため、干満による水位の変化や波
浪による動揺による移動が防止され、海洋構造物を確実
に一定の位置に止めることができる。
【0032】図8は、海洋構造物の海上構造体1を、海
上構造体1から水平方向に延びた突起体25と、その突
起体25を挟んで弾力的に支持する上下のスプリングな
どからなる荷重吸収体26と、その荷重吸収体26を保
持する陸地10および海洋の固定構造体12に設けた断
面コ字状の保持体27とからなる支持手段で海洋構造物
を陸地10又は固定構造体12に支持した例である。こ
のようにすると、荷重吸収体26で干満による水位の変
化や津波などの異常水位の変化を確実に吸収し、支持さ
れた海洋構造物の安定性をより確実なものとすることが
できる。上述の場合、海洋構造物の海上構造体1から延
びた突起体25を挟持支持して海上構造体1側を支持し
ているが、海中構造体2から突起体を延ばしてその突起
体を挟持支持し、海中構造体2側で支持するようにして
もよい。
【0033】図9に示す海洋構造物は、海中構造体2の
底部に台座28を設け、その台座28を海底Cに設置し
た基礎29からなる固定構造体に軟着させるようにした
例である。この場合には、海洋構造物全体の重力(自
重)を、海洋構造物全体にかかる浮力よりも若干大きく
する。つまり、海洋構造物全体の重力(自重)G>海洋
構造物全体にかかる浮力Fの関係にして、基礎29に海
中構造体2を軟着させて海洋構造物を海底Cに支持し
た。このようにすると、海洋構造物全体の荷重を基礎2
9で支持することになり、干満による水位の変化や津波
などの異常水位の変化があっても、海洋構造体を重力の
方向に支持して支持が確実になる。
【0034】本発明は、海洋に設置する海洋構造物であ
るが、この海洋構造物は、大きな湖沼や河川に設置し
て、同様な効果が発揮できる。海上構造体および海中構
造体は、平面が矩形形状,多角形や矩形を組み合わせた
形状に限らず、円形形状のものにも適し、その形状は問
わない。また、海上構造体と海中構造体との間に設ける
浮力調整手段も、柱状のものに限らず、立設壁状のもの
であってもよく、その構造や形状は問わない。
【0035】
【発明の効果】以上説明した本発明よれば、海上構造体
と浮体からなる海中構造体とが浮力調整手段を介して設
けられていることで、海上構造体が浮体からなる海中構
造体に浮上支持されて、海洋構造物が海洋に浮上設置さ
れる。また、その浮上調整手段によって水位の変動によ
る浮力変動を少なくし、海洋に設置された海洋構造物の
浮き沈みを少なくしている。つまり、浮体構造体からな
る海洋構造物を、海上構造体と浮体からなる海中構造体
とに分離し、両構造体の間に浮力変動を少なくする浮力
調整手段を設けて、海洋構造物を海洋に浮上設置可能と
すると共に、浮力変動を少なくして海洋構造物を一定の
位置に止める。そのため、海洋構造物と陸地との間に恒
久的な橋や鉄橋などを架設することが可能となって、陸
地と海洋構造体との間での車両や人の往来が可能とな
り、その安全性が確保される。また海洋構造物を、一定
の位置に止めて航空機の発着などへの影響を少なくし、
利用するに際して支障を来すことがない。従って、本発
明の海洋構造体は、浮力を利用して海洋に設置する、例
えば海洋エアポートとして最適である。
【0036】請求項2の発明によれば、浮力調整手段
が、流水孔が穿設された中空支柱からなるため、変化す
る水位に応じて海水が中空支柱に出入りして、水位の変
動による浮力変動を少なくして、ほぼ一定の浮力が保持
される。つまり、中空支柱に流水孔を穿設して中空支柱
内に海水が行き来可能にして浮力変動を制止し、浮力の
影響を小さくしている。そのため、海洋構造物を、ほぼ
一定の位置に止めることができる。
【0037】請求項3の発明によれば、浮力調整手段
が、断面積又は総断面積が小さな支柱からなることで、
水位の変動による浮力変動を少なくしてほぼ一定の浮力
が保持される。つまり、支柱の断面積又は総断面積を小
さくすれば、浮力の影響は少なくなる。そのため、海洋
構造物を、ほぼ一定の位置に止めることができる。
【0038】請求項4の発明によれば、海洋構造物に、
フロートにより上下動する支柱内ピストンが流水孔を有
する中空支柱に設けられた補助浮力調整手段が備えられ
ていることで、主な浮力調整手段によって浮力変動を十
分に小さくできない場合でも、水位変動によってフロー
トが作動して支柱内ピストンが上下し、支柱に水位の変
化に応じた異なる大きさのタンクが生じ、その異なる大
きさのタンク内に海水が注がれて浮力変動が少なくな
り、ほぼ一定の浮力に保持される。そのために、海洋構
造物を、ほぼ一定の位置に止められる。
【0039】請求項5の発明によれば、海水タンクに設
けられた吸排ポンプで海水タンク内の水量を調整するこ
とで、水位変動、特に異常水位変動による浮力変動を少
なくして、ほぼ一定の浮力に保持される。そのため、海
洋構造物を、ほぼ一定の位置に止めることができる。
【0040】請求項6の発明によれば、海上構造体が海
上エアポート構造体からなることで、その構造体がエア
ポートとして機能する。
【0041】請求項7の発明によれば、海上構造体が支
持手段を介して陸地又は海底に設けられた固定構造体に
支持されていることで、海洋構造物の海上構造体の支持
が確実になり、支持された海洋構造物の安定性がよくな
る。
【0042】請求項8の発明によれば、海中構造体が海
中都市空間構造体からなることで、その構造体が海洋都
市空間として機能する。
【0043】請求項9の発明によれば、バランスウエー
トが海中構造体の下部に設けられていることで、海洋構
造物の重心の位置が構造物の下部に移動し、安定性がよ
くなり、水位の変化などによる動揺が少なくなる。
【0044】請求項10の発明によれば、海中構造体の
下部に係留チェーンを介してバランスウエートが設けら
れていることで、海洋構造物の重心の位置が、海中深く
移動し、海洋構造物の安定性がよくなり、水位変化など
による動揺が少なくなる。
【0045】請求項11の発明によれば、海中構造体が
支持手段を介して海底の固定構造体に支持されているこ
とで、海洋構造物の海中構造物の支持が確実になり、海
洋構造物の安定性がよくなる。
【0046】請求項12の発明によれば、海中構造物が
海底の基礎からなる固定構造物に軟着支持されているこ
とで、軟着支持によって海洋構造物の動揺が吸収され、
また海洋構造物の支持が重力方向の支持になって確実に
なり、海洋構造物の安定性がよくなる。
【0047】請求項13の発明によれば、海上構造体と
その周囲に設置された固定構造体との間に、荷重吸収体
が設けられていることで、荷重吸収体が水位の変動によ
る浮力変動や波浪による海洋構造物の動揺を吸収して、
海洋構造物の安定性がよくなる。
【0048】請求項14の発明によれば、海上構造体又
は海中構造体から水平方向に延びた突起体が、上下荷重
吸収体に挟まれて弾力的に支持されていることで、突起
体を弾力的に支持する荷重吸収体が水位の変動による浮
力変動や波浪による海洋構造物の動揺を吸収して、支持
された海洋構造物の安定性がよくなる。
【0049】請求項15の発明によれば、海上構造体又
は海中構造体が連通支柱で連通されていることで、海上
構造体と海中構造体の間をエレベータなどの昇降機によ
って行き来することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す海洋構造物の側面
図である。
【図2】図1の海洋構造物の平面図である。
【図3】図1の海洋構造物の要部(浮力調整手段の部
分)拡大側面図である。
【図4】補助浮力調整手段の一実施形態の要部拡大断面
図である。
【図5】浮力調整手段の他の実施形態の要部拡大側面図
である。
【図6】浮力調整手段の他の実施形態の要部拡大側面図
である。
【図7】海洋構造物の他の実施形態の側面図である。
【図8】海洋構造物の他の実施形態の側面図である。
【図9】海洋構造物の他の実施形態の側面図である。
【符号の説明】
1 海上構造体 2 海中構造体 3 浮力調整手段 5 支柱 6 流水孔 7 連通支柱 8 バランスウエート 9,26 荷重吸収体 10 陸地 11,12,13 固定構造体 14,24 係留チェーン 15,20 補助浮力調整手段 16 フロート 17 リンク機構 18 支柱内ピストン 19 海水タンク 21 吸排ポンプ 22,23 支柱 25 突起体 27 保持体 29 基礎 A 海上 B 海中 C 海底

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海上に設けられた海上構造体と、浮体か
    らなる海中に設けられた海中構造体と、前記海上構造体
    と海中構造体との間に設けられた浮力変動を少なくする
    浮力調整手段とを具備したことを特徴とする海洋構造
    物。
  2. 【請求項2】 前記浮力調整手段は、海上構造体と海中
    構造体との間に設けられた中空支柱と、該支柱に穿設さ
    れた流水孔とからなることを特徴とする請求項1記載の
    海洋構造物。
  3. 【請求項3】 前記浮力調整手段は、海上構造体と海中
    構造体との間に設けられた断面積又は総断面積の小さな
    支柱からなることを特徴とする請求項1記載の海洋構造
    物。
  4. 【請求項4】 前記浮力調整手段には、流水孔が穿設さ
    れた中空支柱外部に設けられたフロートと、該フロート
    に連結されたリンク機構と、該リンク機構に連結された
    支柱内ピストンとからなる補助浮力調整手段が備えられ
    たことを特徴とする請求項2又は3記載の海洋構造物。
  5. 【請求項5】 前記浮力調整手段には、海中構造体に設
    けられた海水タンクと、該海水タンク内の水量を調整す
    る吸排ポンプとからなる補助浮力調整手段が備えられた
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の海洋構造物。
  6. 【請求項6】 前記海上構造体は、海上エアポート構造
    体からなることを特徴とする請求項1記載の海洋構造
    物。
  7. 【請求項7】 前記海上構造体は、支持手段を介して陸
    地又は海底に設けられた固定構造体に支持されているこ
    とを特徴とする請求項1又は6記載の海洋構造物。
  8. 【請求項8】 前記海中構造体は、海中都市空間構造体
    からなることを特徴とする請求項1記載の海洋構造物。
  9. 【請求項9】 前記海中構造体は、該海中構造体の下部
    にバランスウエートが設けられていることを特徴とする
    請求項1又は8記載の海洋構造物。
  10. 【請求項10】 前記海中構造体は、該海中構造体の下
    部に係留チェーンを介してバランスウエートが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は8記載の海洋構造
    物。
  11. 【請求項11】 前記海中構造体は、支持手段を介して
    海底に設けられた固定構造体に支持されていることを特
    徴とする請求項1,8,9又は10記載の海洋構造物。
  12. 【請求項12】 前記海中構造体は、海底に設けられた
    基礎からなる固定構造体に軟着支持されていることを特
    徴とする請求項1,8又は9記載の海洋構造物。
  13. 【請求項13】 前記海上構造体又は海中構造体は、該
    海上構造体又は海中構造体の周囲に設置された固定構造
    体との間に係留チェーンを介して設けられた荷重吸収体
    からなる支持手段で支持されたことを特徴とする請求項
    7又は11記載の海洋構造物。
  14. 【請求項14】 前記海上構造体又は海中構造体は、海
    上構造体又は海中構造体から水平方向に延びた突起体
    と、該突起体を挟んで弾力的に支持する上下荷重吸収体
    と、該荷重吸収体を保持する固定構造体に設けられた保
    持体とからなる支持手段により支持されたことを特徴と
    する請求項6,8,9又は10記載の海洋構造物。
  15. 【請求項15】 前記海上構造体と海中構造体は、連通
    支柱で連通したことを特徴とする請求項1,6,7,
    8,9,10,11,12,13又は14記載の海洋構
    造物。
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