JP2000096325A - 衣類用肩紐及びそれを具備した女性用下着 - Google Patents
衣類用肩紐及びそれを具備した女性用下着Info
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Abstract
ている部分の肩紐の厚みが薄くでき、着用者に与える圧
迫感、違和感を軽減し、取付環近房部分の盛り上がりに
よるアウターウェアーへの反映が軽減しうる衣類用肩紐
及びそれを具備した女性用下着を提供する。 【解決手段】 取付環10に肩紐本体1の一端部3が取
り付けられている衣類用肩紐であって、前記肩紐本体1
はその一端部3が肩紐本体1の一端部3から取付環10
の取付支柱11の外周を回り前記肩紐本体1の前記一端
部3に至る糸状物30の複数のループにより取り付けら
れている衣類用肩紐。
Description
れを具備した女性用下着に関する。特に下着類又は肌に
直接肩紐が接触する衣類用の肩紐として有用な肩紐なら
びにそれを具備した女性用下着に関する。
に直接肩紐が接触する衣類用の肩紐、具体的には例えば
ブラジャー、スリップ、ブラスリップ、キャミソール、
テディ、ボディスーツなどの肩紐は、通常、伸縮性を有
するテープ状の帯状物からなる肩紐本体の一端が、通常
中央部にその取り付け用支柱を有する取付環の前記中央
部に位置する取付支柱の外周に巻き付けられてその端部
を縫製により肩紐本体に縫い合わせて固定された状態の
ものが使用されている。この従来の肩紐及び肩紐が女性
用下着に取り付けられて使用される状態を図27及び図
28を用いて説明する。図27は従来の肩紐がブラジャ
ーに取り付けられている状態を説明するための従来のブ
ラジャーの斜視図であり、図28は従来の肩紐の使用態
様における要部の見取図である。
2はその一端部近傍部分、3は肩紐本体の一端部、4は
肩紐用取付環10の中央部に位置する取付支柱11の外
周に巻き付けられている肩紐本体部分、6は肩紐本体の
一端部3を縫製により肩紐本体の一端部近傍部分2に縫
い合わせている縫製ライン、7は肩紐本体1が反転され
る部分、5は肩紐本体1が前記の如く反転されて取付環
10に挿入されている部分を表している。肩紐本体の一
端部3は、取付環10の中央部に位置する取付支柱11
の外周に巻き付けられて肩紐本体の一端部近傍部分2に
重ね合わされて縫製ライン6で縫い合わせて取付環10
の取付支柱11に固定されている。そして一般に衣類に
この肩紐を取り付けるには、この肩紐本体の他方の端が
反転されて図28に示されるように再度取付環10に挿
入された状態にして使用される。9は肩紐本体が再度取
付環10に挿入される部分の取付環の下側に潜り込む部
分を示している。この際、反転部7は、図27に示すよ
うに、衣類本体(この場合は、ブラジャー22)に取り
付けられている肩紐挿入環20に挿入されており、肩紐
本体の他方の端は衣類本体(この場合は、ブラジャー2
2)の後側21に例えば縫製などの適宜の手段で取り付
けられている。そして、衣類着用時に着用者の体型や好
みのフィット感に応じて、取付環10の位置を肩紐本体
1上で上下にスライドさせることにより肩紐の長さを調
整できるようになっている。
で吊り下げる作用を担わせるために設けられており、肩
紐が人体に接している部分には、大なり小なり人体に負
荷がかかり人体を圧迫している。例えば特に乳房の大き
い人や、乳房が下垂している女性や太り気味の女性は、
乳房を支えるために肩紐にもより多くの負荷がかかり、
人体への圧迫感も強くなる傾向にある。
うに、取付環が取り付けられている部分の厚みが、符号
で引用すると下から2の厚み、3の厚み、9の厚み、1
0の厚み、4の厚み、5の厚みの合計6層の厚みとなる
ため、他の部分に比べてかなり厚くなり、そのため着用
者に与える圧迫感、違和感が大きく、また、この部分の
厚みが厚いと比較的タイトなアウターウェアーを着用し
た場合に、その部分の厚みがアウターウェアーにも響い
て、反映し、外部からその部分の盛り上がりが見えやす
く見苦しいという問題があった。
軽減し、着用時の使用状態での取付環が取り付けられて
いる部分の肩紐の厚みが薄くでき、その結果、着用者に
与える圧迫感、違和感を軽減でき、また、この部分の厚
みが比較的薄くなるので比較的タイトなアウターウェア
ーを着用した場合においても、その部分の厚みがアウタ
ーウェアーにも大きく響いて、反映し、外部からその部
分の盛り上がりが大きく見えやすく見苦しいという問題
が軽減しうる衣類用肩紐及びそれを具備した女性用下着
を提供することを目的とする。また、本発明の好ましい
態様としては、上記の目的のほか、更に、取付環に通し
た肩紐本体が、当該衣類着用中に取付環部において、滑
りにくく、ずれにくい衣類用肩紐及びそれを具備した女
性用下着を提供することを目的とする。
本発明の衣類用肩紐及びそれを具備した女性用下着は次
のものである。
付けられている衣類用肩紐であって、前記肩紐本体の一
端部が前記取付環に取り付けられている機構が、(A)
肩紐本体の一端部から取付環の取付支柱の外周を回り前
記肩紐本体の前記一端部に至る糸状物の複数のループに
より取り付けられてなる構造、(B)肩紐本体の一端部
の一方の面から取付環の取付支柱の外周を回り前記肩紐
本体の前記一端部の反対面に至る薄い金属板からなる筒
状物で前記肩紐本体の前記一端部を挟んで固定すること
により取り付けられてなる構造、または、(C)取付環
の取付支柱に肩紐本体の一端部が接着されて取り付けら
れてなる構造、のいずれかの取り付け構造を有してなる
衣類用肩紐。
により、比較的厚みの厚い肩紐本体が取付支柱の外周の
周り回っていないので、図28で説明した少なくとも符
号3と4の部分の層が存在しなくなったり、その部分が
より細い糸状物や薄い金属板に置き換えられるので、取
付環が取り付けられている部分の肩紐の厚みが薄くで
き、その結果、着用者に与える圧迫感、違和感を軽減で
き、また、この部分の厚みが比較的薄くなるので比較的
タイトなアウターウェアーを着用した場合においても、
その部分の厚みがアウターウェアーにも大きく響いて、
反映し、外部からその部分の盛り上がりが大きく見えや
すく見苦しいという問題が軽減しうる衣類用肩紐を提供
できる。
付けられている機構が、前記(A)の肩紐本体の一端部
から取付環の取付支柱の外周を回り前記肩紐本体の前記
一端部に至る糸状物の複数のループにより取り付けられ
てなる構造の場合において、前記取付環の取付支柱がそ
の長さ方向を横切る方向に複数の溝が設けられている取
付支柱であって、前記糸状物が前記溝を通っている前記
[1]項に記載の衣類用肩紐。
より、糸状物が取付支柱の長さ方向にスライドして複数
本の糸状物の取付支柱上の位置が不均一に偏在すること
を防止でき好ましい。
人造繊維から選ばれた少くとも1種から成る糸状物であ
る前記[1]項又は[2]項のいずれかに記載の衣類用
肩紐。
より、金属繊維などを用いた場合に比べて洗濯などで繊
維の先端が飛び出した場合でも、皮膚に突き刺さる危険
性などがなく好ましい。
紐本体の一端部を挟む部分に歯を有してなる金属板から
なる前記[1]項に記載の衣類用肩紐。
より、前記金属板に設けられた歯によって肩紐本体をし
っかりと保持できるので、肩紐本体が金属板からなる筒
状物の噛み込みから外れる恐れがなく好ましい。
である前記[1]項又は[4]項のいずれかに記載の衣
類用肩紐。
より、ステンレスは強度が高く薄くてもしっかりと肩紐
本体を保持することができ、洗濯で錆びる恐れもなく、
コストも安く、好ましい。
0.3mmである前記[1]項、[4]項又は[5]項
のいずれかに記載の衣類用肩紐。
より、肩紐本体を保持するのに必要な強度を有し、かつ
取付環近傍の肩紐の厚みが余り厚くならずに好ましい。
が、前記(C)の取付環の取付支柱に肩紐本体の一端部
が接着されて取り付けられてなる構造の場合において、
取付環の材質が熱可塑性樹脂からなり、取付環の取付支
柱の肩紐本体の一端部が熱融着で接着されて取り付けら
れてなる構造である前記[1]項に記載の衣類用肩紐。
より、熱接着部分はほとんど厚みが増加しないか、従来
の取付機構に比べて厚みを薄くできるので取付環近傍の
肩紐全体の厚みが余り厚くならず好ましい。
記[7]項に記載の衣類用肩紐。
より、熱接着が容易で且つきれいに仕上ることができ、
また熱接着部分はほとんど厚みが増加しないか、従来の
取付機構に比べて厚みを薄くできるので、取付環近傍の
肩紐全体の厚みが余り厚くならず好ましい。
り付けられる取付支柱が取付環の中間部に位置する取付
支柱であって当該取付支柱が取付環の外枠より若干下側
に略凹字状に突出している取付環である前記[1]〜
[8]項のいずれかに記載の衣類用肩紐。
より、取付環の外枠より若干下側に略凹字状に突出して
いる取付支柱に肩紐本体を取り付けることにより、取付
環近傍の肩紐の厚みをより薄く保つことが可能となり好
ましい。
取り付けられる取付支柱が取付環の中間部に位置する取
付支柱であって当該取付支柱とほぼ平行な向きでその左
右に存在している支柱の少なくともいずれか一方の内側
面に、ほぼ取付支柱方向に向いて突出した突起が設けら
れている取付環である前記[1]〜[9]項のいずれか
に記載の衣類用肩紐。
より、取付環に通した肩紐本体が、取付環に設けられた
突起により、取付環内で滑ったり、ずれたりしにくくな
るので、当該衣類着用中に取付環部において、肩紐本体
が滑ったり、ずれたりして、肩紐の長さが当所調整した
長さから変わってしまって着崩れなどの生じる恐れを防
止した衣類用肩紐を提供できる。
間隔をおいて2個設けられており、且つ、前記2個の突
起は当該支柱の両端ではないが両端に近い位置に設けら
れている前記[10]項に記載の衣類用肩紐。
より、肩紐本体を取付環に通す作業性をあまり低下させ
ずに、取付環に通した肩紐本体が、取付環に設けられた
2つの突起により、取付環内で滑ったり、ずれたりする
ことを確実に防止でき、当該衣類着用中に取付環部にお
いて、肩紐本体が滑ったり、ずれたりして、肩紐の長さ
が当所調整した長さから変わってしまって着崩れなどの
生じる恐れを防止した衣類用肩紐を提供できる。
直接肩紐が接触する衣類用の肩紐である前記[1]〜[1
1]項のいずれかに記載の衣類用肩紐。
より、下着類又は肌に直接肩紐が接触する衣類は、肩紐
が直接着用者の肌に接触するか、または肌に近い部分に
位置することになるので、肩紐の人体に対する圧迫感を
受けやすい衣類であり、圧迫感の軽減がより効果的に発
揮されることになり好ましい。
かに記載の衣類用肩紐を具備してなる女性用下着。
女性用下着は、肩紐の取付環が取り付けられている部分
の厚みが薄くでき、その結果、着用者に与える圧迫感、
違和感を軽減でき、また、この部分の厚みが比較的薄く
なるので比較的タイトなアウターウェアーを着用した場
合においても、その部分の厚みがアウターウェアーにも
大きく響いて、反映し、外部からその部分の盛り上がり
が大きく見えやすく見苦しいという問題が軽減しうる女
性用下着を提供できる。
に接触するか、または肌に近い部分に位置することにな
るので、肩紐により人体に対する圧迫感を受けやすい衣
類であり、圧迫感の軽減がより効果的に発揮されること
になり好ましい。
を具備してなる女性用下着の実施形態について、図面を
参照しながら詳細に説明するが、本発明の肩紐ならびに
それを具備した女性用下着は、この実施形態に記載され
たもののみに限定されるものではない。
の一例の斜視図である。
状の外形を有する取付環であり、中央部に位置する支柱
11とその左右に位置する支柱12、13と、これらの
支柱を連結している横枠14、14とから一体に形成さ
れている。12、13、14、14をまとめて外枠と称
することがある。肩紐本体の一端部が取り付けられる支
柱は、目的に応じて中央部に位置する支柱11とその左
右に位置する支柱12、13のいずれでもよく、このう
ち具体的に肩紐本体の一端部が取り付けられる支柱のこ
とを、本発明では取付支柱と呼んでいる。通常は、中央
部に位置する支柱11を取付支柱とするのが一般的であ
るが、前述したように、取付支柱としては、目的に応じ
て中央部に位置する支柱11とその左右に位置する支柱
12、13のいずれでもよい。ただ、肩紐本体に表と裏
があり、表は比較的見栄えが良いようにきれいに仕上ら
れているが、裏側はあまり見栄えが良くないような肩紐
本体を用いる場合には、中央部に位置する支柱11を取
付支柱とするのが好ましい。左右に位置する支柱12、
13のいずれかを取付支柱として用いた場合には、衣類
に取り付けられた状態で、肩紐本体が反転した時に裏側
が見えるようになるからである。
環の別の一例の斜視図である。図1に示した取付環と実
質的に異なる点は、中央部に位置する支柱11を肩紐本
体を取付ける取付支柱とする場合に、当該取付支柱11
にその取付支柱の長さ方向を横切る方向に溝15が複数
個設けられている点である。かかる複数の溝15を設け
ることにより、図8、図9、図10で後述するように肩
紐本体の一端部をこの取付環の取付支柱11にその外周
を回る糸状物の複数のループを絡めて取り付ける態様と
する場合に、糸状物が取付支柱の長さ方向にスライドし
て複数本の糸状物の取付支柱上の位置が不均一に偏在す
ることを防止でき好ましい。この場合に溝15は、肩紐
本体を糸状物により取付ける際に、当該糸状物が前記溝
を通っていて、それにより取付支柱の長さ方向への糸状
物のスライドを防止できれば良いので、溝の長さは当該
取付支柱全周にわたっていることは必ずしも必要ではな
く、取付支柱の全周より短い部分的な周、例えば半周と
か1/3周、1/4周、1/6周とかの全周より短い長
さでもその目的が達成できれば良いことは勿論である。
尚また、図示していないが肩紐本体の取り付けられる支
柱が中央部の支柱11ではなく、例えば、図20などで
後述するように、支柱12または13で示されるような
左右のいずれかに位置する支柱に、同様に糸状物によっ
て肩紐本体が取り付けられる場合には、これらの支柱に
その長さ方向を横切る方向に溝を複数個設けてもよいこ
とは勿論である。
付環の更に別の一態様の平面図を示した。図1に示した
取付環と実質的に異なる点は、その全体の外形がやや丸
みを帯びている点であり、図1に示した取付環も図3に
示した取付環も従来より一般的に比較的広く使用されて
いるタイプの取付環であるので、特にその構造などの詳
細な説明は省略する。図示していないが、図3に示した
タイプの取付環においても、11、12、13のいずれ
かの支柱に、図2で説明した場合と同様の目的で、その
取付支柱の長さ方向を横切る方向に溝を複数個設けても
よいことは当然である。
付環の更に別の一態様の斜視図を、また、図5にそのB
−B´ラインにおける切断面の端面図ならびに図6にそ
のA−A´ラインにおける切断面の端面図を示した。図
1に示した取付環と実質的に異なる点は、中央部に位置
する支柱11を肩紐本体を取付ける取付支柱とする場合
に、当該取付支柱11が取付環の外枠12、13、14
より若干下側に略凹字状に突出している点である。11
aは取付支柱11の両脇の下降部分を示している。この
図に示した態様では図4からも明らかなように、前記下
降部分11aは外枠14の内側縁に近い部分から下側に
下降しているが、この図示したものに限られるものでは
なく、外側縁に近い部分から下側に下降していても良い
し、外側縁と内側縁の中間から下降していても良い。
より、取付環の外枠より若干下側に略凹字状に突出して
いる取付支柱に肩紐本体を取り付けることにより、図1
1、図12、図25などを参照して後に詳細に説明する
ように、取付環近傍の肩紐の厚みをより薄く保つことが
可能となり好ましい。
付環の更に別の一態様の平面図を示した。図3に示した
取付環と若干デザインが異なるところもあるが、実質的
に異なる点は、肩紐本体の一端部が取り付けられる取付
支柱を取付環の中間部に位置する取付支柱11とすると
当該取付支柱11とほぼ平行な向きでその左右に存在し
ている支柱12及び13の内側面に、ほぼ取付支柱方向
11方向にに向いて突出した突起16a、16b、17
a、17bが設けられている点である。突起は図示した
ように、突起が1つの支柱12または13上に間隔をお
いて2個設けられており、且つ、前記2個の突起は当該
支柱の両端ではないが両端に近い位置に設けられている
ことが、肩紐本体を取付環に通す作業性をあまり低下さ
せずに、取付環に通した肩紐本体が、取付環に設けられ
た2つの突起により、取付環内で滑ったり、ずれたりす
ることを確実に防止でき、特に好ましいが、必ずしも、
その態様のみに限定されるものではなく、それぞれの支
柱12、13に突起は1個づつ設けられていても、2個
より多く設けられていても差し支えない。また、突起は
必ずしも支柱12、13の両方の支柱に設けられていな
ければならないものではなく、いずれか一方のみでも良
い。また、図示していないが、後述する図20のように
支柱12、13のうちのいずれか一方を取付支柱とする
場合には(説明が複雑になるのでここでは支柱12を取
付支柱と仮定して以下説明する。)、突起を設ける支柱
としては、例えば支柱13の内側面(すなわち図7の
17aや17bのような位置)、支柱11の右側の内
側面で支柱13方向に向いて突出した突起、支柱11
の左側の内側面で支柱12方向に向いて突出した突起の
いずれかの位置か、前記との両方の位置、前記と
の両方の位置に設けることができる。
4などに示したタイプの取付環においても、上記の如く
適宜突起を設けても良いことはもちろんである。
ても、取付支柱に、図2で説明した場合と同様の目的
で、その取付支柱の長さ方向を横切る方向に溝を複数個
設けてもよいことは当然である。
a、16b、17a、17bの位置を支柱12や13の
長さ方向の両端ではないが両端に近い位置に設けること
が好ましく、あまりに端部に寄せて設けた場合に比べ
て、両端に近い位置ではあるが若干中央に寄った位置に
設けることにより、取付環部において、肩紐本体が滑っ
たり、ずれたりすることを防止し得る効果が効率よく発
揮でき好ましいし、また、突起を中央に設ける場合に比
べて、肩紐本体を取付環に通す作業もしやすく特に好ま
しい。
部の支柱11に、肩紐本体1を糸状物により取り付けた
状態の一態様の要部の斜視図を図8に、またそのA−A
´ラインにおける切断面の模式的端面図を図9に示し
た。図8及び図9に示されるように、肩紐本体1の一端
部3は糸状物30によって当該糸状物30が肩紐本体の
一端から取付環の取付支柱11の外周を回り図2を用い
て説明した溝15を通って前記肩紐本体の一端に至る糸
状物30の複数のループにより縫い付けられて取り付け
られている構造の態様である。かかる態様とすることに
より、図28で示した従来例の如く、糸状物よりはるか
に厚みの厚い肩紐本体の端部が取付支柱11の外周を回
っている取付構造に比べて、はるかにこの部分の厚みを
薄くでき、従って着用者に与える圧迫感、違和感を軽減
でき、また、この部分の厚みが比較的薄くなるので比較
的タイトなアウターウェアーを着用した場合において
も、その部分の厚みがアウターウェアーにも大きく響い
て、反映し、外部からその部分の盛り上がりが大きく見
えやすく見苦しいという問題が軽減し得る。そしてこの
態様の場合には、取付環の取付支柱11が図2に示した
ようなその長さ方向を横切る方向に複数の溝15が設け
られている取付支柱であって、前記糸状物30が前記溝
を通っているので、糸状物30が取付支柱11の長さ方
向にスライドして複数本の糸状物30の取付支柱11上
の位置が不均一に偏在することを防止でき好ましいし、
また、溝の深さにもよるが、糸状物が溝に入り込むとそ
の分だけ、この部分の厚みも小さくなり好ましい。ま
た、このような糸状物30で、肩紐本体1の一端部を取
付支柱11に取り付ける場合に、図9と同様な図8のA
−A´ラインにおける切断面の端面に相当する別の態様
の模式的端面図である図10で示した如く、肩紐本体1
の一端部3を取付支柱11の下側に肩紐本体1の一端部
3が取付支柱11と一部オーバーラップした態様にして
取り付けることもできる。この場合には、この部分の厚
みが図9で示した態様に比べて、やや厚くなるが、図2
8で示した従来例に比べて薄くし得る。
造を例えば図1や図3、図4、図7で示した他の態様の
取付環にも適用できることは勿論である。ただ、図4の
態様の取付環に適用する場合には、図11にその長さ方
向に沿った方向の断面の模式的端面図で示すように、図
9で示したと同様の構造で取り付けて良いことは勿論で
あるが、図10に示したような肩紐本体1の一端部3が
取付支柱11と一部オーバーラップした態様にして取り
付ける場合には、図12にその長さ方向に沿った方向の
断面の模式的端面図で示すように、肩紐本体1の一端部
3が取付支柱11の上側に一部オーバーラップした態様
にして取り付けることが厚みを薄くするために好まし
い。
部の支柱11に、肩紐本体1を糸状物により取り付けた
状態の一態様の要部の平面図を図13に示した。図13
に示されるように、肩紐本体1の一端部3は糸状物30
によって当該糸状物30が肩紐本体の一端から取付環の
取付支柱11の外周を回り、前記肩紐本体の一端に至る
糸状物30の複数のループにより縫い付けられて取り付
けられている構造の態様であり、図8や図9を用いて説
明した場合と同様の態様である。かかる態様とすること
により、図28で示した従来例の如く、糸状物よりはる
かに厚みの厚い肩紐本体の端部が取付支柱11の外周を
回っている取付構造に比べて、はるかにこの部分の厚み
を薄くでき、従って着用者に与える圧迫感、違和感を軽
減でき、また、この部分の厚みが比較的薄くなるので比
較的タイトなアウターウェアーを着用した場合において
も、その部分の厚みがアウターウェアーにも大きく響い
て、反映し、外部からその部分の盛り上がりが大きく見
えやすく見苦しいという問題が軽減し得る。そしてこの
態様の場合には、取付環の取付支柱11が図2に示した
ようなその長さ方向を横切る方向に複数の溝15が設け
られている取付支柱としても良いことはもちろんであ
る。また、このような糸状物30で、肩紐本体1の一端
部を取付支柱11に取り付ける場合に、図10で示した
如く、肩紐本体1の一端部3を取付支柱11の下側に肩
紐本体1の一端部3が取付支柱11と一部オーバーラッ
プした態様にして取り付けることもできる。この場合に
は、この部分の厚みが図9で示した態様に比べて、やや
厚くなるが、図28で示した従来例に比べて薄くし得
る。そして、この態様においては、特に、支柱12及び
13の内側面に、ほぼ取付支柱方向11方向に向いて突
出した突起16a、16b、17a、17bが設けられ
ているので、肩紐本体1を取付環10に通す(例えば図
23や図24で示したような状態に肩紐本体1を取付環
10に通す)作業性をあまり低下させることなく、取付
環10に通した肩紐本体が、取付環に設けられた突起に
より、取付環内で滑ったり、ずれたりすることを確実に
防止でき、当該衣類着用中に取付環部において、肩紐本
体が滑ったり、ずれたりして、肩紐の長さが当所調整し
た長さから変わってしまって着崩れなどの生じる恐れを
防止した衣類用肩紐を提供できる。
本体を取り付ける取付支柱の支柱12又は13への変更
などの変形態様については、すでに図7の説明の際に、
詳細に説明したので、ここに重複して説明することは省
略するが、前記変形態様に応用し得ることは明白であ
る。
明したような、糸状物を用いて取り付ける態様の場合に
用いられる糸状物としては、天然繊維、合成繊維、人造
繊維、テグス、金属細線等が挙げられる。このうち天然
繊維、合成繊維、人造繊維から選ばれた少くとも1種か
ら成る糸状物が金属細線などの金属繊維を用いた場合に
比べて洗濯などで繊維の先端が飛び出した場合でも、皮
膚に突き刺さる危険性などがなく好ましい。特に合成繊
維、例えばポリアミド繊維糸やポリエステル繊維糸など
は強度も強く好ましい。糸状物の太さは用いる肩紐本体
の厚みより小さいものが用いられるが、肩紐本体は一般
に比較的その厚みが厚いので、通常の場合、縫い糸など
の糸状物はいちいちその太さを測定しなくても一般に衣
類の縫製などに通常用いられている糸は肩紐本体の厚み
よりその太さは細い。繊維の太さは前述したように肩紐
本体の厚みより小さいものを用いれば良く、用いる肩紐
本体生地の厚みによって変わるので、一概に数値で規定
することはできないが、通常、太さで270〜350μ
mの範囲のものが用いられる。尚、上記の例では肩紐本
体1を取付環の中央部に位置する支柱11に取りつける
場合の態様について説明したが、前述したように、取付
支柱としては、目的に応じて中央部に位置する支柱11
ではなく、その左右に位置する支柱12、13のいずれ
に取り付けてもよい。ただ、前述したように、肩紐本体
に表と裏があり、表は比較的見栄えが良いようにきれい
に仕上られているが、裏側はあまり見栄えが良くないよ
うな肩紐本体を用いる場合には、中央部に位置する支柱
11を取付支柱とするのが好ましい。左右に位置する支
柱12、13のいずれかを取付支柱として用いた場合に
は、衣類に取り付けられた状態で、肩紐本体が反転した
時に裏側が表側に現れて見えるようになるからである。
また、用いる取付環の形状も図1や図2、図7に示した
取付環だけでなく、図3に示した取付環など本発明の目
的を達成しうる限り他の形状の取付環を使用しても良い
ことは勿論である。
の一端部の一方の面から取付環の取付支柱の外周を回り
前記肩紐本体の前記一端部の反対面に至る薄い金属板か
らなる筒状物で前記肩紐本体の前記一端部を挟んで固定
することにより取り付けられてなる構造を採用した場合
の一態様について説明する。
支柱11に、肩紐本体1を金属板からなる筒状物32で
前記肩紐本体1の一端部3を挟んで固定することにより
取り付けた状態の一態様の要部の斜視図を図14に、ま
たそのA−A´ラインにおける切断面の模式的端面図を
図15に、更に肩紐本体1の一端部3を挟んで固定する
金属板からなる筒状物32の一態様の斜視図を図16に
示した。
2を取付環10の取付支柱11の外周を覆うように取り
付け、筒状物32の開口部34に肩紐本体1の一端部3
を挿入し、この部分を必要に応じてかしめるなどして挟
んで固定する。この例では金属板からなる筒状物32の
開口部34に歯33を設けた金属板からなる筒状物を用
いているが、歯33は必ずしも必要ではない。しかし歯
が設けられている方が肩紐本体をよりしっかりと保持で
きるので、肩紐本体が金属板からなる筒状物の噛み込み
から外れる恐れがより少なくなり好ましい。また歯33
の形も図16に示された鋸歯状に限定されるものではな
く、本発明の目的が達成できる限り他の適宜の歯で良い
ことは勿論である。薄い金属板の材質は本発明の目的が
達成できる限り特に限定するものではないが、ステンレ
スが強度が高く薄くてもしっかりと肩紐本体を保持する
ことができ、洗濯で錆びる恐れもなく、コストも安く、
好ましい。また薄い金属板の厚みは、本発明の目的が達
成でき、且つ、用いる肩紐の厚みより薄いものであれば
特に限定するものではないが、通常0.15〜0.3m
mの範囲が肩紐本体を保持するのに必要な強度を有し、
かつ取付環近傍の肩紐の厚みが余り厚くならずに好まし
い。
取付環の中央部に位置する支柱11に取りつける場合の
態様について説明したが、前述したように、取付支柱と
しては、目的に応じて中央部に位置するする支柱11で
はなく、その左右に位置する支柱12、13のいずれに
取り付けてもよいことは前述の通りである。また、用い
る取付環の形状も図1に示した取付環だけでなく、図3
や図4あるいは図7に示した取付環など本発明の目的を
達成しうるし限り他の形状の取付環を使用しても良いこ
とは勿論である。
が取付環に取り付けられている機構が、取付環の取付支
柱に肩紐本体の一端部が接着されて取り付けられてなる
構造の場合の一態様について説明する。
支柱11に、肩紐本体1の一端部が接着されて取り付け
られた状態の一態様の要部の斜視図を図17に、またそ
のA−A´ラインにおける切断面の模式的端面図を図1
8に、更に図18と同様な図17のA−A´ラインにお
ける切断面の端面に相当する別の態様の模式的端面図を
図19に示した。
1の一端部3が接着によって取り付けられた構造を有す
る。35は接着部を示している。かかる態様とすること
により、図28で示した従来例の如く、肩紐本体の端部
が取付支柱11の外周を回っている取付構造に比べて、
はるかにこの部分の厚みを薄くでき、従って着用者に与
える圧迫感、違和感を軽減でき、また、この部分の厚み
が比較的薄くなるので比較的タイトなアウターウェアー
を着用した場合においても、その部分の厚みがアウター
ウェアーにも大きく響いて、反映し、外部からその部分
の盛り上がりが大きく見えやすく見苦しいという問題が
軽減し得る。
なように、肩紐本体1の一端部3を取付支柱11の側面
部に接着により取り付けることが好ましく、接着は、接
着剤を用いる方法でも良いが、熱融着可能な場合には、
熱融着により取り付ける方が接着剤のはみ出しや接着剤
の厚みなどが問題にならず好ましく、特に高周波熱接着
が可能な場合には、高周波熱接着は熱接着加工が容易で
且つきれいに仕上ることができ接着力も十分に保つこと
ができるので好ましい。接着剤による接着の場合には、
取付環や肩紐本体の素材は特に問題にならないが、熱融
着の場合には、両者の素材が熱融着可能な熱可塑性樹脂
からなることが必要であり、高周波熱接着を採用する場
合には、高周波熱接着が可能な熱可塑性樹脂からなるこ
とが必要である。
一態様の図17のA−A´ラインにおける切断面の端面
と同様の別の態様の切断面の模式的端面図を示した。図
19に示した態様においては、取付支柱11の下側の面
に重ねて、肩紐本体1の一端部3が取付支柱11の下に
オーバーラップした態様にして取り付けた構造である。
ただ、この場合は図18に示した取付構造に比べて肩紐
本体1の一端部3の厚み分だけ厚みが増加するが、図2
8に示した従来例に比べては薄くできる。
央部に位置する支柱11に取りつける場合の態様につい
て説明したが、前述したように、取付支柱としては、目
的に応じて中央部に位置する支柱11ではなく、その左
右に位置する支柱12、13のいずれかに取り付けても
よいことは前述の通りである。また、用いる取付環の形
状も図1に示した取付環だけでなく、図3や図4あるい
は図7に示した取付環など本発明の目的を達成しうる限
り他の形状の取付環を使用しても良いことは勿論であ
る。
が取付環の中央部の支柱11ではなく、その左右の支柱
12又は13のいずれか、この場合は左側の支柱12に
取り付けられている場合の一態様について説明する。
1の一端部3を糸状物により取り付けた状態の一態様の
要部の斜視図を図20に、またそのA−A´ラインにお
ける切断面の模式的端面図を図21に、更に図21と同
様な図20のA−A´ラインにおける切断面の端面に相
当する別の態様の模式的端面図を図22に示した。図2
0及び図21に示されるように、肩紐本体1の一端部3
は糸状物30によって当該糸状物30が肩紐本体の一端
部から取付環の取付支柱12の外周を回り前記肩紐本体
の一端部に至る糸状物30の複数のループにより縫い付
けられて取り付けられている。この取り付け構造は、肩
紐本体1が取り付けられる支柱が中央部の支柱11かそ
れとも左側の支柱12であるかが図8や図9を用いて説
明した構造と異なるのみで、本質的な取付機構は図8や
図9を用いて説明した構造と略同様であるので、詳細説
明を省略する。
は、図2を用いて説明した取付支柱11の如く、その長
さ方向を横切る方向に溝15と同様な溝を設けたものを
使用しているが、図1に示したような溝の設けられてい
ない取付環を用いることもできることは前述の例と同様
である。ただ、糸状物30で肩紐本体を取付支柱12に
取り付ける場合には、前述のような溝が設けられている
方が、糸状物30が取付支柱12の長さ方向にスライド
して複数本の糸状物30の取付支柱12上の位置が不均
一に偏在することを防止できるので好ましいし、また、
溝の深さにもよるが、糸状物が溝に入り込むとその分だ
け、この部分の厚みも小さくなり好ましい。
示したように、肩紐本体1の一端部3を取付支柱12の
下側に肩紐本体1の一端部3が取付支柱12と一部オー
バーラップした態様にして取り付けることもできる。こ
の場合には、この部分の厚みが図21で示した態様に比
べて、やや厚くなるが、図28で示した従来例に比べて
薄くし得る。
支柱12に肩紐本体1を取り付ける場合について説明し
たが、図14〜図16で説明した薄い金属板からなる筒
状物で取り付ける機構を採用しても良いし、また、図1
7〜図19で説明した接着、好ましくは熱融着、より好
ましくは高周波熱接着で取り付ける機構を採用しても良
い。尚、右側または左側の支柱に肩紐本体の一端部を取
り付ける上述のような態様の場合は、前述したように肩
紐が衣類に取り付けられた状態で、肩紐本体が反転した
時に裏側が表側に現われて見えるようになる。
示した従来例の如く、肩紐本体の端部が取付支柱11の
外周を回っている取付構造に比べて、この部分の厚みを
薄くでき、従って着用者に与える圧迫感、違和感を軽減
でき、また、この部分の厚みが比較的薄くなるので比較
的タイトなアウターウェアーを着用した場合において
も、その部分の厚みがアウターウェアーにも大きく響い
て、反映し、外部からその部分の盛り上がりが大きく見
えやすく見苦しいという問題が軽減しうる。
した取付環だけでなく、図3や場合により図7の変形態
様で説明したような取付環など本発明の目的を達成しう
るし限り他の形状の取付環を使用しても良いことは勿論
である。
肩紐が衣類、この場合にはブラジャー、に取り付けられ
ている状態を説明するため、本発明の肩紐を用いたブラ
ジャーの斜視図を示した。
1の取付環10への取付構造が例えば図8〜図19で説
明したような構造になっている点を除いては、ブラジャ
ー本体に取り付けられて使用される状況は、本質的に
は、従来のものと実質的に同様な組み込みで使用され
る。そして一般に衣類、この場合にはブラジャー、に本
発明の肩紐を取り付けるには、取付環10の取付支柱に
その一端部3が前述した機構で固定されている肩紐本体
1の他方の端部8をブラジャー22の後部のバック布2
6の上部側の適宜の位置に取り付けられている肩紐挿入
環20に挿入して反転し(7は肩紐本体1が反転される
部分を示している。)、取付環10の左右の支柱の下側
で中央の支柱の上側を通るように取付環10をくぐらせ
て、前記他方の端部8をブラジャーのカップ25の端部
27に縫製などにより取り付けて組み込まれることにな
る。この場合肩紐本体1の他方の端部8のブラジャーカ
ップ25の端部27への取付方法は必ずしも縫製による
ものでなく、スナップや鉤状物その他の取り外し可能な
機構により取り外し可能に取り付けても良いことは勿論
である。また、図23に示した例では、反転部分7をブ
ラジャーの後部側になるようにしているが、従来例の図
27で示したように、反転部分がブラジャーの前側にな
るようにしても良いことはもちろんである。しかし、ど
ちらかと言うと、取付環10が着用者の背中側に位置す
るように、反転部分7をブラジャーの後部側に配置する
方が、圧迫感が若干少なくなる。同じ圧力がかかって
も、人体の胸部の方が背中部に比べて圧迫感を感じやす
い傾向にあるからと思われる。
向切断面の要部端面図で本発明の肩紐と従来の肩紐の厚
みを比較してみる。
肩紐の前述したような使用状態での肩紐の長さ方向切断
面の要部端面図、図25は図4〜図6に示した取付環を
用い図11に示すように上記のものと同様に糸状物を用
いて肩紐本体を取付環に固定している態様の本発明の肩
紐の前述したような使用状態での肩紐の長さ方向切断面
の要部端面図、図26は、図28で説明した従来の肩紐
の使用状態での肩紐の長さ方向切断面の端面図である。
各部の厚みは正確ではないが、仮に各支柱11,12,
13と肩紐本体1の厚みが同じ厚みXであるとして、ま
た糸状物30の厚みはそれに比べてほとんど無視できる
くらい小さい(仮に肩紐本体の厚みの1/4)としてお
く。
れた部分であり、最も下に突出した位置はHで示された
部分となる。位置Jと位置Hの厚みの合計aは4X+
(1/4)Xである。
示された部分であり、最も下に突出した位置はLで示さ
れた部分となる。位置Mと位置Lの厚みの合計bは3X
+(1/4)Xとなる。
いては、最も上に突出した位置はFで示された部分であ
り、最も下に突出した位置はEで示された部分となる。
位置Fと位置Eの厚みの合計cは6Xであり、更に縫製
ライン6の縫い糸が縫製されている肩紐の上下の表面に
も現れているとすると6X+(2/4)Xとなる。しか
も現実には図26の3、4、2からなる肩紐本体のルー
プなどは肩紐本体が比較的厚いため、きわめて小さいル
ープを作ることが難しく、素材の厚み以外の要素により
厚みが増大するのが一般的である。
で示した態様の本発明の肩紐が、この中では最も薄く作
成しうる態様となり、図24で示した本発明の肩紐も図
26で示した従来のものに比べて十分薄くし得ることが
理解される。
を単純に計算するとaは(a/c)×100%の値は6
5%となり、図24に示した本発明の肩紐は図26に示
した従来品の65%の厚みになる。同様にbは(b/
c)×100%の値は50%となり、図25に示した本
発明の肩紐は図26に示した従来品の50%の厚みにな
る。ちなみに、各構成部品の厚みは両者とも同一の厚み
のものを用い、実際に図24に示した本発明の肩紐と図
26に示した従来品の肩紐を本発明者らが作成して比較
したところ、a=3.17mmで、c=4.98mmの
ものになり、aはcの約64%の厚みになっているもの
が得られている。なお、厚みの測定には布用ハイトゲー
ジ“THICKNESS GAUGE ”(大栄化学精器製作所製)を使
用した。
使用状態での取付環が取り付けられている部分の肩紐の
厚みが薄くできるので、着用者に与える圧迫感、違和感
を軽減でき、また、比較的タイトなアウターウェアーを
着用した場合においても、その部分の厚みがアウターウ
ェアーにも大きく響いて、反映し、外部からその部分の
盛り上がりが大きく見えやすく見苦しいという問題が軽
減しうる衣類用肩紐を提供し得るのである。
テンレスや鋼、真鍮などが強度もあり、コストも比較的
安価であり好ましいが、本発明の目的を達成し得る限り
他の金属も用いることができる。ステンレスや鋼、真
鍮、その他の金属材料で取付環を構成する場合には、必
要に応じて塗料などで取付環表面を塗装着色して用いる
ことは好ましい。そのほか、取付環の素材としては、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等、本発明の目的を達成し得
る限り各種の合成樹脂を用いることも出来、前述した熱
融着や高周波熱接着で肩紐本体を取付環に接着する場合
には、これらの加工が可能な熱可塑性樹脂が用いられ
る。熱可塑性樹脂としては、特にポリアセタール樹脂や
ナイロン樹脂などが加工性や強度、コストなどの点から
は好ましい樹脂であるが、本発明の目的を達成し得る限
りこれらの樹脂のみに限定されるものではない。
して用いられているもの等は通常問題なく用いることが
出来、特に限定するものではないが、例えばナイロン繊
維やポリエステル繊維、木綿、麻などの非弾性繊維とポ
リウレタン繊維、ゴム繊維などの弾性繊維とを組み合わ
せた伸縮性を有するテープ状物が好適に用いられる。
としては、具体的には例えばブラジャー、スリップ、ブ
ラスリップ、キャミソール、テディ、ボディスーツなど
が挙げられる。これらの女性用下着への肩紐の取り付け
態様は、肩紐として本発明の肩紐を用いる点を除いて
は、従来の女性用下着への肩紐の取り付け態様と特に変
わるものではない。図23や図27で示した様な通常の
肩紐の取り付け態様などが代表的な取り付け態様であ
る。
は、取付環が取り付けられている部分の厚みが薄くで
き、その結果、着用者に与える圧迫感、違和感を軽減で
き、また、この部分の厚みが比較的薄くなるので比較的
タイトなアウターウェアーを着用した場合においても、
その部分の厚みがアウターウェアーにも大きく響いて、
反映し、外部からその部分の盛り上がりが大きく見えや
すく見苦しいという問題が軽減しうる衣類用肩紐を提供
できる。
肩紐本体の一端部が取付環に取り付けられている機構
が、前記(A)の肩紐本体の一端部から取付環の取付支
柱の外周を回り前記肩紐本体の前記一端部に至る糸状物
の複数のループにより取り付けられてなる構造の場合に
おいて、前記取付環の取付支柱がその長さ方向を横切る
方向に複数の溝が設けられている取付支柱であって、前
記糸状物が前記溝を通っている本発明の好ましい態様と
することにより、糸状物が取付支柱の長さ方向にスライ
ドして複数本の糸状物の取付支柱上の位置が不均一に偏
在することを防止でき好ましい。
糸状物が、天然繊維、合成繊維、人造繊維から選ばれた
少くとも1種から成る糸状物である本発明の好ましい態
様とすることにより、金属繊維などを用いた場合に比べ
て洗濯などで繊維の先端が飛び出した場合でも、皮膚に
突き刺さる危険性などがなく好ましい。
薄い金属板からなる筒状物が、肩紐本体の一端部を挟む
部分に歯を有してなる金属板からなる本発明の好ましい
態様とすることにより、前記金属板に設けられた歯によ
って肩紐本体をしっかりと保持できるので、肩紐本体が
金属板からなる筒状物の噛み込みから外れる恐れがなく
好ましい。
薄い金属板の材質が、ステンレスである本発明の好まし
い態様とすることにより、ステンレスは強度が高く薄く
てもしっかりと肩紐本体を保持することができ、洗濯で
錆びる恐れもなく、コストも安く、好ましい。
薄い金属板の厚みが、0.15〜0.3mmである本発
明の好ましい態様とすることにより、肩紐本体を保持す
るのに必要な強度を有し、かつ取付環近傍の肩紐の厚み
が余り厚くならずに好ましい。
取付環に取り付けられている機構が、前記(C)の取付
環の取付支柱に肩紐本体の一端部が接着されて取り付け
られてなる構造の場合において、取付環の材質が熱可塑
性樹脂からなり、取付環の取付支柱の肩紐本体の一端部
が熱融着で接着されて取り付けられてなる構造である本
発明の好ましい態様とすることにより、熱接着部分はほ
とんど厚みが増加しないか、従来の取付機構に比べて厚
みを薄くできるので取付環近傍の肩紐全体の厚みが余り
厚くならず好ましい。
前記熱融着が、高周波熱接着である本発明の好ましい態
様とすることにより、熱接着が容易で且つきれいに仕上
ることができ、また熱接着部分はほとんど厚みが増加し
ないか、従来の取付機構に比べて厚みを薄くできるの
で、取付環近傍の肩紐全体の厚みが余り厚くならず好ま
しい。
取付環が、肩紐本体の一端部が取り付けられる取付支柱
が取付環の中間部に位置する取付支柱であって当該取付
支柱が取付環の外枠より若干下側に略凹字状に突出して
いる取付環である本発明の好ましい態様とすることによ
り、取付環の外枠より若干下側に略凹字状に突出してい
る取付支柱に肩紐本体を取り付けることにより、取付環
近傍の肩紐の厚みをより薄く保つことが可能となり好ま
しい。
て、取付環が、肩紐本体の一端部が取り付けられる取付
支柱が取付環の中間部に位置する取付支柱であって当該
取付支柱とほぼ平行な向きでその左右に存在している支
柱の少なくともいずれか一方の内側面に、ほぼ取付支柱
方向に向いて突出した突起が設けられている取付環であ
る本発明の好ましい態様とすることにより、取付環に通
した肩紐本体が、取付環に設けられた突起により、取付
環内で滑ったり、ずれたりしにくくなるので、当該衣類
着用中に取付環部において、肩紐本体が滑ったり、ずれ
たりして、肩紐の長さが当所調整した長さから変わって
しまって着崩れなどの生じる恐れを防止し出来、好まし
い。
て、取付環が、突起が1つの支柱に間隔をおいて2個設
けられており、且つ、前記2個の突起は当該支柱の両端
ではないが両端に近い位置に設けられている本発明の好
ましい態様とすることにより、肩紐本体を取付環に通す
作業性をあまり低下させずに、取付環に通した肩紐本体
が、取付環に設けられた2つの突起により、取付環内で
滑ったり、ずれたりすることを確実に防止でき、当該衣
類着用中に取付環部において、肩紐本体が滑ったり、ず
れたりして、肩紐の長さが当所調整した長さから変わっ
てしまって着崩れなどの生じる恐れを防止し出来、好ま
しい。
が、下着類又は肌に直接肩紐が接触する衣類用の肩紐で
ある本発明の好ましい態様とすることにより、下着類又
は肌に直接肩紐が接触する衣類は、肩紐が直接着用者の
肌に接触するか、または肌に近い部分に位置することに
なるので、肩紐の人体に対する圧迫感を受けやすい衣類
であり、圧迫感の軽減がより効果的に発揮されることに
なり好ましい。
てなる女性用下着は、肩紐の取付環が取り付けられてい
る部分の厚みが薄くでき、その結果、着用者に与える圧
迫感、違和感を軽減でき、また、この部分の厚みが比較
的薄くなるので比較的タイトなアウターウェアーを着用
した場合においても、その部分の厚みがアウターウェア
ーにも大きく響いて、反映し、外部からその部分の盛り
上がりが大きく見えやすく見苦しいという問題が軽減し
うる女性用下着を提供できる。
に接触するか、または肌に近い部分に位置することにな
るので、肩紐により人体に対する圧迫感を受けやすい衣
類であり、圧迫感の軽減がより効果的に発揮される。
視図。
の斜視図。
一態様の平面図。
一態様の斜視図。
図。
図。
一態様の平面図。
明の肩紐の一態様の要部斜視図。
端面図。
切断面の端面に相当する別の態様の模式的端面図。
向の断面の模式的端面図。
向の断面の模式的端面図。
より取り付けた状態の一態様の要部の平面図。
本体の一端部を挟んで固定することにより取り付けた状
態の本発明の肩紐の一態様の要部斜視図。
式的端面図。
様の斜視図。
た状態の本発明の肩紐の一態様の要部斜視図。
式的端面図。
ける切断面の端面に相当する別の態様の模式的端面図。
糸状物により取り付けた状態の本発明の肩紐の一態様の
要部の斜視図。
式的端面図。
ける切断面の端面に相当する別の態様の模式的端面図。
態での肩紐の長さ方向切断面の要部端面図。
紐の長さ方向切断面の要部端面図。
断面の端面図。
る状態を説明するための従来のブラジャーの斜視図。
図。
の外周に巻き付けられている肩紐本体部分 5 肩紐本体1が反転されて取付環10に挿入されてい
る部分 6 縫製ライン 7 肩紐本体1が反転される部分 8 肩紐本体1の他方の端部 9 肩紐本体が再度取付環10に挿入される部分の取付
環の下側に潜り込む部分 10 取付環 11 中央部に位置する支柱 11a 取付支柱11の両脇の下降部分 12 左に位置する支柱 13 右に位置する支柱 14 横枠 15 溝 16a、16b、17a、17b 突起 20 肩紐挿入環 21 衣類本体の後側 22 ブラジャー 25 ブラジャーのカップ 26 バック布 27 カップ25の端部 30 糸状物 32 金属板からなる筒状物 33 歯 34 筒状物32の開口部 35 接着部
Claims (13)
- 【請求項1】 取付環に肩紐本体の一端部が取り付けら
れている衣類用肩紐であって、前記肩紐本体の一端部が
前記取付環に取り付けられている機構が、(A)肩紐本
体の一端部から取付環の取付支柱の外周を回り前記肩紐
本体の前記一端部に至る糸状物の複数のループにより取
り付けられてなる構造、(B)肩紐本体の一端部の一方
の面から取付環の取付支柱の外周を回り前記肩紐本体の
前記一端部の反対面に至る薄い金属板からなる筒状物で
前記肩紐本体の前記一端部を挟んで固定することにより
取り付けられてなる構造、または、(C)取付環の取付
支柱に肩紐本体の一端部が接着されて取り付けられてな
る構造、のいずれかの取り付け構造を有してなる衣類用
肩紐。 - 【請求項2】 肩紐本体の一端部が取付環に取り付けら
れている機構が、前記(A)の肩紐本体の一端部から取
付環の取付支柱の外周を回り前記肩紐本体の前記一端部
に至る糸状物の複数のループにより取り付けられてなる
構造の場合において、前記取付環の取付支柱がその長さ
方向を横切る方向に複数の溝が設けられている取付支柱
であって、前記糸状物が前記溝を通っている請求項1に
記載の衣類用肩紐。 - 【請求項3】 糸状物が、天然繊維、合成繊維、人造繊
維から選ばれた少なくとも1種から成る糸状物である請
求項1又は2のいずれかに記載の衣類用肩紐。 - 【請求項4】 薄い金属板からなる筒状物が、肩紐本体
の一端部を挟む部分に歯を有してなる金属板からなる請
求項1に記載の衣類用肩紐。 - 【請求項5】 薄い金属板の材質が、ステンレスである
請求項1又は4のいずれかに記載の衣類用肩紐。 - 【請求項6】 薄い金属板の厚みが、0.15〜0.3
mmである請求項1,4又は5のいずれかに記載の衣類
用肩紐。 - 【請求項7】 取付環に取り付けられている機構が、前
記(C)の取付環の取付支柱に肩紐本体の一端部が接着
されて取り付けられてなる構造の場合において、取付環
の材質が熱可塑性樹脂からなり、取付環の取付支柱に肩
紐本体の一端部が熱融着で接着されて取り付けられてな
る構造である請求項1に記載の衣類用肩紐。 - 【請求項8】 熱融着が、高周波熱接着である請求項7
に記載の衣類用肩紐。 - 【請求項9】 取付環が、肩紐本体の一端部が取り付け
られる取付支柱が取付環の中間部に位置する取付支柱で
あって当該取付支柱が取付環の外枠より若干下側に略凹
字状に突出している取付環である請求項1〜8のいずれ
かに記載の衣類用肩紐。 - 【請求項10】 取付環が、肩紐本体の一端部が取り付
けられる取付支柱が取付環の中間部に位置する取付支柱
であって当該取付支柱とほぼ平行な向きでその左右に存
在している支柱の少なくともいずれか一方の内側面に、
ほぼ取付支柱方向に向いて突出した突起が設けられてい
る取付環である請求項1〜9のいずれかに記載の衣類用
肩紐。 - 【請求項11】 取付環が、突起が1つの支柱に間隔を
おいて2個設けられており、且つ、前記2個の突起は当
該支柱の両端ではないが両端に近い位置に設けられてい
る請求項10に記載の衣類用肩紐。 - 【請求項12】 衣類用肩紐が、下着類又は肌に直接肩
紐が接触する衣類用の肩紐である請求項1〜11のいず
れかに記載の衣類用肩紐。 - 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかに記載の衣
類用肩紐を具備してなる女性用下着。
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