JP2000095566A - ガラス状カーボン基板の製造方法 - Google Patents

ガラス状カーボン基板の製造方法

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JP2000095566A
JP2000095566A JP10266110A JP26611098A JP2000095566A JP 2000095566 A JP2000095566 A JP 2000095566A JP 10266110 A JP10266110 A JP 10266110A JP 26611098 A JP26611098 A JP 26611098A JP 2000095566 A JP2000095566 A JP 2000095566A
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dyn
carbon substrate
surface tension
resin
glassy carbon
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JP10266110A
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English (en)
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Junichi Mori
淳一 森
Minoru Saito
實 斉藤
Kiyotaka Nakanishi
清隆 中西
Kazuko Yoshimura
和子 吉村
Takemasa Yoshino
剛正 吉野
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均質で気孔などの欠陥が少ないガラス状カー
ボン成形体を容易に製造する方法を提供する。 【解決手段】 フェノール樹脂溶液を流延成形容器に注
入して板状に流延成形し、次いで、不活性ガス雰囲気中
で800℃以上の温度で焼成炭化してガラス状カーボン
基板を製造する方法において、内側底面の表面張力を1
00dyn/cm以上、内側側面の表面張力を100d
yn/cm未満となした流延成形容器に、フェノール樹
脂溶液を注入して流延成形することを特徴とするガラス
状カーボン基板の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス状カーボン
基板の製造方法に関し、詳しくは半導体集積回路などの
製造工程で使用されるダミーウエハー用ガラス状カーボ
ン基板などの製造に好適なガラス状カーボン基板の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造には、鏡面研磨さ
れたシリコンウエハーが基板として使用されており、シ
リコンウエハーに不純物を導入する拡散、アニールのよ
うな高温熱処理工程、化学蒸着(CVD)又はスパッタ
リングにより薄膜を形成する成膜工程、リソグラフィと
エッチングによりパターンを形成する微細加工工程など
の製造プロセスを経ることにより半導体デバイスが製造
されている。
【0003】近年、半導体デバイスの高性能化及び高精
度化に伴い、要求特性は厳しくなる一方であり、各製造
工程における徹底した品質管理や評価が半導体製造プロ
セスに不可欠な要素となっている。そこで、半導体の製
造ラインにおいては製品と同様に鏡面研磨されたシリコ
ンウエハーをダミーウエハーに用いて各種の検査項目の
チェックを行い、各工程での加工精度やクリーン度を確
認している。
【0004】具体的には、CVD又はスパッタリングに
よりシリコンウエハー上に形成された薄膜の膜厚モニタ
ー用のダミーウエハーや電極から飛散したシリコンウエ
ハー上に付着したパーティクル数を検査するパーティク
ルカウント用のダミーウエハーなどを挙げることができ
る。半導体デバイスの製造ラインではシリコンウエハー
とほぼ同数に近いダミーウエハーを用いることが必要に
なっている。しかしながらシリコンウエハーは高価であ
ることから繰り返し使用されているが、フッ酸などに対
する耐薬品性に問題があることから繰り返し使用回数も
限られている。したがって、近年シリコンウエハーと同
様の特性を有し耐薬品性に優れたガラス状カーボン(G
lass−like Carbon)で構成されたダミ
ーウエハーが例えば特開平7−240401、特開平8
−316283号公報に開示されている。
【0005】かかるガラス状カーボンからなるダミーウ
エハーの製造方法としては、まず熱硬化性樹脂粉末又は
熱硬化性の液状樹脂を公知の成形方法、例えば圧縮、注
型、押出等の方法にて樹脂成形体を作成し、これを焼成
炉内に入れて不活性ガス雰囲気下で焼成炭化してガラス
状カーボン基板を得る。そして、得られたガラス状カー
ボン基板を最終製品に必要な板厚、平坦度、表面粗さを
得るために端面の研削加工を経て粗研磨、中間研磨、仕
上げ研磨をしてガラス状カーボンのダミーウエハーを得
る製造方法が知られている。
【0006】しかし、前記の特開平8−316283号
公報に開示されている熱硬化性樹脂粉末を用いて射出成
形により熱硬化性樹脂成形体を作成した後、直接焼成炭
化してダミーウエハーを製造する方法においては、射出
成形した樹脂成形体は、熱硬化性樹脂粉末中の気泡や、
原料が粉末であることから生ずる粒界等による微小気孔
が樹脂成形体に残留するため、焼成炭化したガラス状カ
ーボン基板に気孔として残存し、収率を低下させるとい
う問題があった。
【0007】また、特開平7−240401号公報には
熱硬化性の液状樹脂を型に流し込んで硬化する注型成形
方法が開示されている。しかし、液状の熱硬化性樹脂は
分子量が小さいので、硬化に要する時間が長く、また、
硬化反応中に発生する縮合水や分解ガスの量が多いため
に微小気孔として樹脂成形体に残留し、焼成炭化したガ
ラス状カーボン基板に気孔などの欠陥として残存しやす
いという問題点があった。
【0008】また、本発明者らは先に、ノボラック樹脂
とヘキサメチレンテトラミンを溶媒に溶解した溶液を流
延成形し、しかる後溶媒を除去し硬化する方法(特開平
10−81761号)を提案した。この方法によると、
均質で気孔の少ないガラス状カーボン成形体を得ること
ができる。しかし、流延容器がステンレス製やガラス製
の場合には、溶媒を除去し硬化した樹脂成形物が流延容
器に強固に付着し、流延容器から樹脂成形物を取り出す
時に、割れが発生しやすいという問題があった。また、
流延容器が合成樹脂製、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリテトラフルオロエチレンの場合には、流延
容器から溶媒を除去し硬化した樹脂成形物を取り出す時
の割れは発生しないが、樹脂成形物中に気孔が発生しや
すいという問題があった。
【0009】また、特開昭60−131816号公報に
は熱硬化性樹脂を臨界表面エネルギーが70dyn/c
m以下である材料の型枠に入れて硬化させる成形方法が
開示されている。しかし、上記特開平10−81761
号におけるノボラック樹脂とヘキサメチレンテトラミン
を溶媒に溶解した溶液を臨界表面エネルギーが70dy
n/cm以下の容器で流延成形すると、気孔が発生しや
すいという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような状況に鑑
み、本発明の課題は、均質で気孔などの欠陥が少ないガ
ラス状カーボン基板を容易に製造する方法を提供するも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。
【0012】すなわち、本発明の要旨はフェノール樹脂
溶液を流延成形容器に注入して板状に流延成形し、次い
で、不活性ガス雰囲気中で800℃以上の温度で焼成炭
化してガラス状カーボン基板を製造する方法において、
内側底面の表面張力を100dyn/cm以上、内側側
面の表面張力を100dyn/cm未満となした流延成
形容器に、フェノール樹脂溶液を注入して流延成形する
ことを特徴とするガラス状カーボン基板の製造方法であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、流延成形容器は流延成形おいて樹脂溶液を注入す
る型枠として使う容器であるが、本発明においてはかか
る流延成形容器の内側底面の表面張力を100dyn/
cm以上、内側側面の表面張力を100dyn/cm未
満となしたものである。すなわち、この容器の樹脂溶液
に接触する内側底面には表面張力が100dyn/cm
以上の材料を使用し、樹脂溶液に接触する流延成形容器
の内側側面には表面張力が100dyn/cm未満であ
る材料を使用したものである。流延成形容器の内側底面
の表面張力が100dyn/cm未満であると、得られ
た樹脂成形体中に気孔が発生しやすくなる。一方、容器
の内側側面の表面張力が100dyn/cm以上である
と、型枠である容器からの離型性が悪く、離型時に樹脂
成形体の割れや欠けを生じることがある。
【0014】容器の内側底面に使用される表面張力が1
00dyn/cm以上の材料を例示すると、Fe(表面
張力2625dyn/cm、以下( )内に表面張力を
記す)、Cr(2300dyn/cm)、Cu(144
9dyn/cm)、Ni(2330dyn/cm)、S
n(560dyn/cm)、Zn(853dyn/c
m)、ステンレス(2500dyn/cm)などが挙げ
られるが、特に表面張力が400dyn/cm以上のも
のがより好ましい。また、容器の内側側面に使用される
表面張力が100dyn/cm未満の材料を例示する
と、ポリエチレン(31dyn/cm)、ポリプロピレ
ン(29dyn/cm)、ナイロン(46dyn/c
m)、ポリエステル(43dyn/cm)、シリコーン
樹脂(20dyn/cm)、ポリテトラフルオロエチレ
ン(18.5dyn/cm)、エポキシ樹脂(46〜4
7dyn/cm)、メラミン樹脂(52dyn/c
m)、ユリア樹脂(45dyn/cm)、ポリスチレン
(33dyn/cm)などが挙げられる。
【0015】上記の表面張力の値は例えば、化学便覧
(基礎編II、改訂4版、日本化学会編、丸善株式会社
発行)の73〜74頁記載の方法で求めることができ
る。
【0016】本発明のフエノール樹脂は、例えばフェノ
ール(P)とホルムアルデヒド(F)とをF/P≦1
(モル比)に配合し酸性触媒下で反応させて得られるノ
ボラック樹脂にヘキサメチレンテトラミンのような硬化
剤を加えて得られるフェノール樹脂、又はフェノール類
とアルデヒド類とをF/P≧1.1(モル比)で塩基性
触媒下で反応させて得られるフェノール樹脂、さらには
酸性触媒下で反応させて得られるフェノール樹脂などを
挙げることができる。好ましくは、ノボラック樹脂とヘ
キサメチレンテトラミンとからなるフェノール樹脂がよ
い。
【0017】本発明における板状の樹脂成形体の製造方
法としては、例えば本発明者らが先に提案したノボラッ
ク樹脂とヘキサメチレンテトラミンとを炭素数3以下の
アルコール溶媒に溶解させた樹脂溶液(特開平9−12
4755号)を、流延成形により型枠である流延容器に
注入し、次いで50℃から150℃の温度で加熱して溶
媒を蒸発させて板状の樹脂成形体とする方法が挙げられ
る。
【0018】次に、上記のフェノール樹脂成形体を不活
性ガス雰囲気中で800℃以上に加熱して焼成炭化する
ことによりガラス状カーボン基板が得られる。焼成炭化
の条件は、例えば、空気雰囲気中で室温から150℃ま
では20℃/時間で昇温し、150℃から250℃まで
は3℃/時間で昇温し、更に250℃で50時間保持
し、常温に冷却する。次に窒素ガス、アルゴンガスなど
の不活性ガス雰囲気中で室温から250℃までは20℃
/時間で昇温し、250℃から400℃までは2℃/時
間で昇温し、400℃から600℃までは1℃/時間で
昇温し、600℃から700℃までは2℃/時間で昇温
し、700℃から800℃までは4℃/時間で昇温し、
800℃から1000℃までは8℃/時間で昇温し、1
000℃から1500℃までは10℃/時間で昇温し、
1500℃で10時間保持する。次いで常温に冷却する
ことが望ましい。
【0019】このようにして得られたガラス状カーボン
基板は、均質で緻密組織構造を有し、気体不透過性や耐
薬品性などの特性に優れている。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0021】実施例1 (1)流延成形容器の調製 表面張力が2500dyn/cmのステンレスからなる
丸形トレー(直径320mm)の内側側面に、表面張力
が20dyn/cmの信越化学工業(株)製KS−70
0形シリコーン樹脂でコーティングし、内側底面の表面
張力が2500dyn/cm、内側側面の表面張力が2
0dyn/cmの流延成形トレーを得た。 (2)樹脂成形体の製造 2Lのガラス製フラスコに、ノボラック樹脂(三井東圧
(株)製#600、融点75〜85℃、遊離フェノール
0.2重量%)700重量部とメチルアルコール700
重量部を入れ、40℃で撹拌してノボラック樹脂を溶解
した。次いで攪拌下にヘキサメチレンテトラミン84重
量部を加えて、40℃で1時間保持してヘキサメチレン
テトラミンを溶解した。次に、この溶液を30℃以下の
温度に冷却した後、孔径0.1μmのフッ素樹脂フィル
ター(東洋濾紙(株)製、商品名:ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)タイプメンブランフィルター)を
用い加圧濾過した。次いで、得られた樹脂溶液850g
を上記トレーに注入して、室温下で18時間放置して溶
媒を除去した。次いで、循環式熱風乾燥機で30℃から
50℃までを昇温速度1℃/時間で昇温し、50℃から
70℃までを昇温速度0.4℃/時間で昇温し、70℃
から120℃までを昇温速度2℃/時間で昇温し、12
0℃から100℃までを降温速度1℃/時間で降温し、
100℃から室温までを降温速度20℃/時間で降温を
行い、平均厚さ4.5mmの板状のフェノール樹脂成形
体を得た。得られたフェノール樹脂成形体の離型性、割
れ、気孔数を表1に示す。ここで、気孔数とは樹脂成形
体の外周部を除いた直径280mmの円内において肉眼
で検出可能な気孔の数である。表1から、本実施例で得
られた樹脂成形体は、離型性が良いので、離型時の割れ
が発生せず、しかも気孔のない樹脂成形体であることが
判る。
【0022】(3)焼成炭化処理 さらに、得られた樹脂成形体を直径280mmの円板に
切り出し、これを中外炉エンジニアリング(株)製HS
T−36−17FS常圧雰囲気炉を用い、空気雰囲気中
で室温から150℃までは20℃/時間で昇温し、15
0℃から250℃までは3℃/時間で昇温し、更に25
0℃で50時間保持し、常温に冷却した。次に窒素雰囲
気中で室温から250℃までは20℃/時間で昇温し、
250℃から400℃までは2℃/時間で昇温し、40
0℃から600℃までは1℃/時間で昇温し、600℃
から700℃までは2℃/時間で昇温し、700℃から
800℃までは4℃/時間で昇温し、800℃から10
00℃までは8℃/時間で昇温し、1000℃から15
00℃までは10℃/時間で昇温し、1500℃で10
時間保持し、その後室温まで冷却することによりガラス
状カーボン基板を得た。
【0023】このガラス状カーボン基板の表面を日本エ
ンギス(株)製EJ−380IN型片面研磨機を用い
て、フジミダイヤモンドスラリーを砥剤として粗研磨・
中間研磨・仕上げ研磨した。得られたガラス状カーボン
基板の表面に存在する直径10μm以上の欠陥数を、
(株)ニコン製オプチフォト−2型光学顕微鏡を用い、
反射型微分干渉の光学条件、倍率100倍で1cm2当
たりについて数えた。1試料につき4個所測定し、得ら
れた結果を表1に示す。表1から本実施例で得られたガ
ラス状カーボン基板の欠陥数が非常に少ないことが判
る。
【0024】実施例2 ステンレスからなる丸形トレー(直径320mm)の内
側側面を表面張力が46dyn/cmのコニシンド
(株)製ボンドクイック30形エポキシ樹脂でコーティ
ングした以外は、実施例1と同様にして樹脂成形板及び
ガラス状カーボン基板を得た。その結果を表1に示す。
表1から本実施例で得られたガラス状カーボン基板の欠
陥数が非常に少ないことが判る。
【0025】比較例1 流延成形容器として内部底面及び内部側面ともステンレ
スからなる丸形トレー(直径320mm)を用いた以外
は実施例1と同様にして樹脂成形板及びガラス状カーボ
ン基板を得た。その結果を表1に示す。
【0026】比較例2 流延成形容器として内部底面及び内部側面とも表面張力
が29dyn/cmのポリプロピレンからなる丸形トレ
ー(直径320mm)を用いた以外は実施例1と同様に
して樹脂成形板及びガラス状カーボン基板を得た。その
結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように流延成形
容器の内側底面の表面張力を100dyn/cm以上、
内側側面の表面張力を100dyn/cm未満となした
ので、樹脂成形体に気泡が発生することが少なく、しか
も樹脂成形体の容器からの離型性に優れ、欠陥の少ない
樹脂成形体を得ることができ、かかる樹脂成形体の特性
が焼成炭化後のガラス状カーボン基板に反映されて均質
で気孔などの欠陥が少ないガラス状カーボン基板を容易
に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 和子 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 吉野 剛正 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4G032 AA07 AA14 BA04 GA06 4G046 CA04 CB03 CB06 CC01 CC02 4H012 MA00 4J002 CC031 EC037 EN016 GQ05 HA05 4M106 AA01 CA41 CA48 DJ32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール樹脂溶液を流延成形容器に注
    入して板状に流延成形し、次いで、不活性ガス雰囲気中
    で800℃以上の温度で焼成炭化してガラス状カーボン
    基板を製造する方法において、内側底面の表面張力を1
    00dyn/cm以上、内側側面の表面張力を100d
    yn/cm未満となした流延成形容器に、フェノール樹
    脂溶液を注入して流延成形することを特徴とするガラス
    状カーボン基板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013188051A1 (en) 2012-06-15 2013-12-19 Dow Global Technologies Llc Vitreous carbon composition
CN113508169A (zh) * 2019-03-04 2021-10-15 杰富意钢铁株式会社 煤的评价方法及混煤的制备方法以及焦炭的制造方法

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