JP2000095225A - タンク - Google Patents

タンク

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JP2000095225A
JP2000095225A JP26686598A JP26686598A JP2000095225A JP 2000095225 A JP2000095225 A JP 2000095225A JP 26686598 A JP26686598 A JP 26686598A JP 26686598 A JP26686598 A JP 26686598A JP 2000095225 A JP2000095225 A JP 2000095225A
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JP
Japan
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tank
water
spout
rib
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JP26686598A
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English (en)
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Masahiro Fujita
昌浩 藤田
Osamu Okui
収 奥井
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク設置時における作業性の改善を図るこ
と。 【解決手段】 底部に注出口を有する樹脂製のタンク本
体を備えたタンクにおいて、タンク本体71の底壁から
下方に向けて突出するリブ71fを設けた。この場合に
おいて、タンク本体71の底壁をタンク本体71の周壁
の特定部位(前壁の下端)に向けて下降傾斜させるとと
もに同周壁の同特定部位に注出口71bを設けること、
リブ71fを注出口71bに対応する部位にまで延ばし
て設けるとともに、同リブ71fに対応して底壁の内面
に溝71f1を設け、同溝71f1の注出口71bに対
応する部位の底面を注出口71bの下端部と略一致させ
ることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底部に注出口を有
する樹脂製のタンク本体を備えたタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンクとして、底面に注出口を有
する樹脂製のタンク本体を備え、このタンク本体とは別
体の脚部をタンク本体に組み付けるようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したタ
ンクにおいては、タンク本体とその脚部が別体のもので
あるため、タンク本体への配管取り付け作業後にタンク
本体とその脚部とを組み付ける必要があり、作業工数に
おいて不利である。また、その組み付け作業のバラツキ
に伴う組み付け強度のバラツキによって、タンク本体と
脚部との間にガタツキが生じるおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、底部に注出口を有す
る樹脂製のタンク本体を備えたタンクにおいて、前記タ
ンク本体の底壁から下方に向けて突出するリブを一体成
形によって設けたことに特徴がある。この場合におい
て、前記タンク本体の前記底壁を前記タンク本体の周壁
の特定部位に向けて下降傾斜させるとともに同周壁の同
特定部位に前記注出口を設けることが望ましく、また、
この場合において、前記リブを前記注出口に対応する部
位にまで延ばして設けるとともに、同リブに対応して前
記底壁の内面に溝を設け、同溝の前記注出口に対応する
部位の底面を前記注出口の下端部と略一致させることが
望ましい。
【0005】
【発明の作用効果】本発明によるタンクにおいては、タ
ンク本体の底壁から下方に向けて突出するリブを一体成
形によって設けたため、このリブによってタンク本体の
底壁の補強を図ることができることは勿論のこと、タン
ク本体の設置に際して、同リブがタンクの脚部としても
機能するため、タンク本体に脚部を別途組み付ける必要
がなくて、設置時における作業工数の削減を図ることが
できる。また、上記したリブは一体成形によって設けら
れているものであるため、タンク本体と脚部が別体であ
る場合に生じる組み付け誤差に起因するガタツキが生じ
ることはない。
【0006】また、本発明の実施に際して、タンク本体
の底壁をタンク本体の周壁の特定部位に向けて下降傾斜
させるとともに同周壁の同特定部位に注出口を設けた場
合には、注出口の内端がタンク内の最下部に開口するた
め、タンク内の水が注出口の内端に向けて的確に流され
る。したがって、タンク内の水をほぼすべて注出口から
タンク外に注出することができ、タンク内の水をほぼす
べて有効に利用することができる。また、注出口をタン
ク本体の周壁に設けたため、タンク本体の底壁に設けら
れてタンク本体の脚部としても機能するリブの形状に関
係なく、注出口への配管接続を容易に行うことができ
る。
【0007】また、本発明の実施に際して、上記したリ
ブを注出口に対応する部位にまで延ばして設けるととも
に、同リブに対応して底壁の内面に溝を設け、同溝の注
出口に対応する部位の底面を注出口の下端部と略一致さ
せた場合には、溝に溜まる水をも注出口に導くことがで
きて溝内の水をも有効に利用することができる。また、
上記した溝は、タンク本体成形時のひけ防止機能を果た
すため、タンク本体成形時においてタンク本体の変形を
防止することができて、歩留まりを良くすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5は本発明によるタンク
を備えた電解水生成装置を示していて、この電解水生成
装置は、ベース10と、同ベース10上に脱着可能に組
み付けられた電解水生成本体A、アルカリ性水タンク7
0及び酸性水タンク80を備えている。なお、アルカリ
性水タンク70と酸性水タンク80には、低水位検出装
置(図示省略)と高水位検出装置(図示省略)が取り付
けられている。
【0009】ベース10は、平面視にて横長長方形の平
板状基台11と同基台11の底面に組み付けられた4本
の脚12によって構成されていて、基台11の左方上面
には前後一対のブラケット14が設けられるとともに右
方上面には前後一対のブラケット15が設けられてい
る。
【0010】電解水生成本体Aは、縦長の直方体形状を
したケース20内に、有隔膜の電解槽30と、電装部品
を収容する電装箱40と、濃塩水供給装置60等を組み
付けてなるもので、ケース20底面にて基台11の下方
から脱着される前後左右4本のボルト13を用いて基台
11の中央部に脱着可能に組み付けられるようになって
いる。
【0011】電解槽30は、希塩水を電気分解してアル
カリ性水と酸性水を生成するそれ自体周知のものであ
り、槽本体31の内部は隔膜32によって2つの電解室
33,34に区画されていて、各電解室33,34に
は、直流電源装置(図示省略で電装箱40内に収容され
ている)に接続された電極35,36がそれぞれ配設さ
れている。これら両電極35,36への直流電源装置か
らの直流電圧の印加・停止及び正負電極切換は、制御装
置(図示省略で電装箱40内に収容されている)によっ
て制御されるようになっている。また、槽本体31に
は、各電解室33,34に対応して供給口31a,31
bと導出口31c,31dが槽本体31の下部と上部に
それぞれ設けられていて、各供給口31a,31bには
希塩水の供給管101の分岐管101a,101bがそ
れぞれ接続されるとともに、各導出口31c,31dに
は電解水の導出管102,103がそれぞれ接続されて
いる。
【0012】希塩水の供給管101は、中間部にて分岐
管101a,101bに分岐され、各分岐管101a,
101bにて各供給口31a,31bにそれぞれ接続さ
れるとともに、他端が水道水の供給管104に接続され
ている。水道水の供給管104は、一端が水道管(図示
省略)に接続され、他端が希塩水の供給管101と濃塩
水の供給管62に接続されており、軟水器Mが介装され
ている。
【0013】電解水の導出管102,103は、一端が
各導出口31c,31dにそれぞれ接続されるととも
に、他端が流路切換弁50を介して導入管105,10
6に接続されており、各電解室33,34にて生成され
る電解水を導出するようになっている。導入管105,
106は、一端がそれぞれアルカリ性水タンク70のタ
ンク本体71に設けられた供給口71aと酸性水タンク
80のタンク本体81に設けられた供給口81aに接続
されていて、他端が流路切換弁50を介して電解水の導
出管102,103に接続されており、電解水の導出管
102,103及び流路切換弁50を通して導出される
アルカリ性水をアルカリ性水タンク70に導入するとと
もに酸性水を酸性水タンク80に導入するようになって
いる。
【0014】流路切換弁50は、酸・アルカリに耐える
4ポート2位置切換バルブであって、制御装置からの信
号に基づいて電動モータ(図示省略)が駆動することに
よってその位置が切り換えられるようになっている。
【0015】濃塩水供給装置60は、濃塩水タンク61
と、同タンク61に接続された濃塩水の供給管62と、
同供給管62に介装された供給ポンプ63から構成され
ている。濃塩水タンク61は、内部に食塩(ケース20
の前面扉21に設けられた食塩投入口21aから適宜補
充される)と水道水(水道水の供給管107を通して供
給される)を収容するようになっていて、食塩の上方に
できるほぼ飽和状態の濃塩水が濃塩水の供給管62に導
かれるようになっている。濃塩水の供給管62は、一端
が濃塩水タンク61に接続されるとともに、他端が水道
水の供給管104と希塩水の供給管101に接続されて
いて、供給ポンプ63の作動(制御装置によって制御さ
れている)によって濃塩水タンク61内の濃塩水が水道
水の供給管104と希塩水の供給管101に向けて供給
されて濃塩水と水道水が混合され、希塩水の供給管10
1に所定濃度の希塩水が流れるようになっている。
【0016】アルカリ性水タンク70は、電解槽30に
て生成されたアルカリ性水を貯溜するタンク本体71及
び蓋72と、タンク本体71を補強する補強板73と、
蓋72の上部を覆ってタンク本体71の上面に固定され
るカバー板74によって構成されており、基台11に設
けられた前後一対のブラケット14に上方から係合して
基台11に位置決め固定されるとともに、図2及び図3
に示したように、上部右側前後2ヶ所にてボルト91を
用いてケース20に固定されるようになっている。
【0017】タンク本体71は、樹脂によって縦長直方
体形状に形成されており、右側壁上方には供給口71a
が設けられ、前壁の最下部中央には注出口71bが設け
られ、また、供給口71aの後方には排気口71cが設
けられていて、供給口71aには導入管105が接続さ
れ、注出口71bには導出管111が接続され、また、
排気口には排気管(図示省略)が接続されている。な
お、供給口71a及び排気口71cは、タンク本体71
の成形後に穿設加工されたものである。
【0018】導出管111は、アルカリ性水タンク70
内に貯溜されたアルカリ性水を導出するためのもので、
一端が注出口71bに接続されるとともに、他端が注出
ポンプP1の吸入口に接続されるようになっている。注
出ポンプP1は、その作動を制御装置によって制御され
るもので、使用箇所に設置された注出スイッチ(図示省
略)の注出操作によって駆動し、停止操作によって停止
するようになっており、ケース20内に配設されるとと
もに、その吐出口には注出管112が接続されている。
【0019】注出管112は、一端が注出ポンプP1の
吐出口に接続されるとともに、他端がアルカリ性水の使
用箇所にて開口しており、電磁式の注出バルブV1及び
エアチャンバAC1が介装されている。注出バルブV1
は、その作動を制御装置によって制御されるもので、注
出管112の他端開口部位に介装されていて、注出スイ
ッチ(図示省略)の注出操作によって開かれ、停止操作
によって閉じられるようになっている。
【0020】このため、注出スイッチの注出操作によっ
て注出ポンプP1が駆動するとともに注出バルブV1が
開かれて、アルカリ性水タンク70内のアルカリ性水が
注出され、また、注出スイッチの停止操作によって注出
ポンプP1が停止するとともに注出バルブV1が閉じら
れて、アルカリ性水タンク70内のアルカリ性水の注出
が停止される。
【0021】エアチャンバAC1は、注出スイッチの停
止操作によって注出ポンプP1が停止するとともに注出
バルブV1が閉じられた際に、注出ポンプP1と注出バ
ルブV1の間に生じる圧力を逃がすものであり、一般的
なアキュムレータと同様の構造をしていて、ケース20
内にて注出ポンプP1と注出バルブV1の間に介装され
ている。
【0022】また、注出管112においては、その途中
にて取水管113が接続されている。取水管113は、
pH値チェック用のアルカリ性水を取水するためのもの
で、手動式の取水バルブV3が介装されており、濃塩水
タンク61上に開口している。このため、アルカリ性水
を濃塩水タンク61上にて取水することができることは
勿論のこと、取水バルブV3を閉じた後に取水管113
先端から滴下するアルカリ性水は濃塩水タンク61内に
落下してケース20内には漏れることがなく、ケース2
0やケース20内に配設されたポンプ等の部品の錆つき
を防止することができる。
【0023】排気管(図示省略)はアルカリ性水タンク
70内にて発生する水素ガスを屋外の大気中に排気する
もので、一端が排気口に接続されるとともに、他端が屋
外の大気中に向けて開口している。
【0024】蓋72は、樹脂によって平面視にて円形状
に形成されたもので、タンク本体71の上壁に設けられ
た開口71d(図3及び図9参照)を覆うようになって
いる。補強板73は、タンク本体71の膨らみを防止す
るためのもので鉄板によって横断面が略C字状に形成さ
れており(図6参照)、タンク本体71の左側壁に設け
られた上下方向の凹部71eに側方から嵌合して、上下
2ヶ所にてタンク本体71にねじ止めされるようになっ
ている(図4参照)。カバー板74は、蓋72の隙間か
らゴミや虫等がタンク本体71内に侵入すること、タン
ク本体71上部の凹凸部が当該電解水生成装置の設置場
所(厨房内)にて発生するオイルミスト等で汚れること
等を防止するためのもので、前後左右の4ヶ所にてタン
ク本体71の上壁にねじ止めされるようになっている。
【0025】一方、酸性水タンク80は、電解槽30に
て生成された酸性水を貯溜するタンク本体81及び蓋8
2と、タンク本体81を補強する補強板83と、蓋82
の上部を覆ってタンク本体81の上面に固定されるカバ
ー板84によって構成されており、基台11に設けられ
た前後一対のブラケット15に上方から係合して基台1
1に位置決め固定されるとともに、図2及び図3に示し
たように、上部右側前後2ヶ所にてボルト92を用いて
ケース20に固定されるようになっている。なお、タン
ク本体81、蓋82、補強板83、カバー板84及びこ
れらに接続される配管等は、供給口81a及び排気口8
1cがアルカリ性水タンク70の供給口71a及び排気
口71cと対向配置されている構成を除いてアルカリ性
水タンク70のタンク本体71、蓋72、補強板73、
カバー板74及びこれらに接続される配管等と同じ構成
であるため、同一構成に類似符号を付して説明は省略す
る。
【0026】ところで、本実施形態においては、各タン
ク70,80の各タンク本体71,81(アルカリ性水
タンク70の供給口71a,排気口71cと酸性水タン
ク80の供給口81a,排気口81c等が穿設加工され
る前で、同一構成のもの)において、アルカリ性水タン
ク70のタンク本体71を例として説明すると、図7〜
図13に示したように、最下部中央に注出口71bが設
けられた前壁の下端に向けて底壁が下降傾斜するととも
に、その底壁に下方に向けて突出するリブ71fを一体
的に有している。
【0027】リブ71fは、図10に示したように、タ
ンク本体71の底壁に格子状に設けらていて、その一部
は注出口71bに対応する部位にまで延びており、ま
た、底壁の傾斜に対応して前壁側が後壁側よりも低くさ
れていて、リブ71fの下面を接地面としてタンク70
を垂直に自立可能としている。また、タンク本体71の
底壁内面には、リブ71fに対応して溝71f1が連続
して設けられている。溝71f1は、その深さがリブ7
1fの高さに対応しており、その底面が略一致するとと
もに、注出口71bの下端部と略一致するように設けら
れている。
【0028】上記のように構成したタンク本体71,8
1においては、タンク本体71,81の底壁から下方に
向けて突出するリブ71f,81fを一体的に設けたた
め、このリブ71f,81fによってタンク本体71,
81の底壁の補強を図ることができることは勿論のこ
と、タンク本体71,81の設置に際して、同リブ71
f,81fが各タンク70,80の脚部としても機能す
るため、タンク本体71,81に脚部を別途組み付ける
必要がなくて、設置時における作業工数の削減を図るこ
とができる。また、上記したリブ71fは、タンク本体
71に一体成形によって設けられているものであるた
め、タンク本体と脚部が別体である場合に生じる組み付
け誤差に起因するガタツキが生じることはない。
【0029】また、タンク本体71,81の底壁をタン
ク本体71,81の周壁の特定部位(前壁の下端)に向
けて下降傾斜させるとともに同前壁の最下部に注出口7
1b,81bを設けたため、注出口71b,81bの内
端がタンク本体71,81内の最下部に開口し、タンク
70,80内の水が注出口71b,81bの内端に向け
て的確に流される。したがって、タンク70,80内の
水をほぼすべて注出口71b,81bからタンク70,
80外に注出することができ、タンク70,80内の水
をほぼすべて有効に利用することができる。また、注出
口71b,81bをタンク本体71,81の前壁に設け
たため、タンク本体71,81の底壁に設けられてタン
ク本体71,81の脚部としても機能するリブ71f,
81fの形状に関係なく、注出口71b,81bへの配
管接続を容易に行うことができる。
【0030】また、上記したリブ71f,81fを注出
口71b,81bに対応する部位にまで延ばして設ける
とともに、同リブ71f,81fに対応して底壁の内面
に溝71f1,81f1を設け、同溝71f1,81f
1の注出口71b,81bに対応する部位の底面を注出
口71b,81bの下端部と略一致させたため、溝71
f1,81f1に溜まる水をも注出口71b,81bに
導くことができて溝71f1,81f1内の水をも有効
に利用することができる。また、溝71f1,81f1
は、タンク本体71,81成形時のひけ防止機能を果た
すため、タンク本体71,81成形時においてタンク本
体71,81の変形を防止することができて、歩留まり
を良くすることができる。
【0031】また、図1〜図5に示した本実施形態の電
解水生成装置においては、電解水生成本体Aのケース2
0を4本のボルト13を用いてベース10の基台11に
固定し、アルカリ性水タンク70及び酸性水タンク80
を各ブラケット14,15に係合して位置決め固定する
とともに各ボルト91,92を用いてケース20に固定
するものであるため、これら電解水生成本体A、アルカ
リ性水タンク70及び酸性水タンク80をベース10上
に組み付けた状態にて搬入できる場合には、従来のシス
テム電解水生成装置(電解水生成本体、アルカリ性水タ
ンク及び酸性水タンクを外箱内に組み付けて一体化して
なるもの)と同様に設置場所における施工工事が少なく
て(設置場所での組立が不要で)設置性が良いという効
果が得られる。また、例えば当該電解水生成装置の設置
場所への搬入口が小さくて、電解水生成本体A、アルカ
リ性水タンク70及び酸性水タンク80をベース10上
に組み付けた状態にて搬入できない場合には、電解水生
成本体Aと各タンク70,80を接続する各管を取り外
すとともに、ケース20と各タンク70,80を固定し
ている各ボルト91,92を取り外した状態にて各タン
ク70,80を持ち上げて各ブラケット14,15から
取り外し、次に、基台11とケース20を固定している
ボルト13を取り外してケース20をベース10から取
り外せば、各タンク70,80、電解水生成本体A及び
ベース10を個々に搬送できて作業者の負担を軽減でき
ることは勿論のこと、小さな搬入口からも容易に搬入す
ることができる。したがって、搬入口の大きさによって
容量の大きさが制限されていた従来のシステム電解水生
成装置に比して、大容量の装置を選択することが可能で
ある。
【0032】また、本実施形態の電解水生成装置におい
ては、電解水生成本体Aのケース20、アルカリ性水タ
ンク70及び酸性水タンク80をそれぞれ縦長の直方体
形状としたため、生成能力・貯溜量が同一である非縦長
形状の電解水生成本体、アルカリ性水タンク及び酸性水
タンクからなる電解水生成装置に比して、設置面積を少
なくすることができてスペースを有効に利用することが
できる。
【0033】上記実施形態においては、注出ポンプP
1,P2を電解水生成本体Aのケース20内に配設して
本発明を実施したが、この注出ポンプP1,P2の配設
箇所は上記実施形態に限定されるものではなく、各タン
ク70,80にそれぞれ設けて本発明を実施することも
可能である。
【0034】また、本実施形態においては、電解水生成
本体Aのケース20、アルカリ性水タンク70及び酸性
水タンク80をそれぞれ縦長の直方体形状として実施し
たが、これらを例えば縦長の円柱形状として実施し得る
ことは勿論のこと、その他の縦長形状として本発明を実
施することも可能である。
【0035】また、本実施形態においては、タンク本体
71,81の注出口71b,81bをタンク本体71,
81の前壁の最下部中央に設けたが、同注出口71b,
81bの配設位置は、タンク本体71,81の前壁の最
下部であればどこに設けても良い。
【0036】また、本実施形態においては、タンク本体
71,81の底壁をタンク本体71,81の前壁の下端
に向けて下降傾斜させるとともに同前壁の最下部に注出
口71b,81bを設けたが、底壁をタンク本体71,
81の後壁の下端に向けて下降傾斜させるとともに同後
壁の最下部に注出口を設けて実施しても良い。
【0037】また、本実施形態においては、リブ71
f,81fをタンク本体71,81の底壁に格子状に設
けたが、同リブ71f,81fは、タンク70,80を
自立させるものであれば良く、例えば、底壁の中央にI
字状に設けて実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるタンクを備えた電解水生成装置
を概略的に示した正面図である。
【図2】 本発明によるタンクを備えた電解水生成装置
の正面図である。
【図3】 図2に示した電解水生成装置の平面図であ
る。
【図4】 図2に示した電解水生成装置の左側面図であ
る。
【図5】 図2に示した電解水生成装置の右側面図であ
る。
【図6】 図4に示した補強板の横断面図である。
【図7】 図2及び図3に示したアルカリ性水タンクの
正面図である。
【図8】 図2及び図3に示したアルカリ性水タンクの
右側面図である。
【図9】 図2及び図3に示したアルカリ性水タンクの
平面図である。
【図10】 図2及び図3に示したアルカリ性水タンク
の底面図である。
【図11】 図7の11−11線に沿った断面図であ
る。
【図12】 図7の12−12線に沿った断面図であ
る。
【図13】 図9の13−13線に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
70…アルカリ性水タンク、71…タンク本体、71b
…注出口、71f…リブ、71f1…溝、80…酸性水
タンク、81…タンク本体、81b…注出口、81f…
リブ、81f1…溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA20 BA13 DA02 DA08 DD06 EA01 GA02 3E062 AA06 AB01 AC02 BA20 BB06 CA03 KA04 KB15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に注出口を有する樹脂製のタンク本
    体を備えたタンクにおいて、前記タンク本体の底壁から
    下方に向けて突出するリブを一体成形によって設けたこ
    とを特徴とするタンク。
  2. 【請求項2】 前記タンク本体の前記底壁を前記タンク
    本体の周壁の特定部位に向けて下降傾斜させるとともに
    同周壁の同特定部位に前記注出口を設けたことを特徴と
    する請求項1記載のタンク。
  3. 【請求項3】 前記リブを前記注出口に対応する部位に
    まで延ばして設けるとともに、同リブに対応して前記底
    壁の内面に溝を設け、同溝の前記注出口に対応する部位
    の底面を前記注出口の下端部と略一致させたことを特徴
    とする請求項2記載のタンク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184224A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 電解水生成装置
JP2010188287A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Hoshizaki Electric Co Ltd 電解水生成装置
JP2010188308A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Hoshizaki Electric Co Ltd 電解水生成装置

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