JP2000094686A - プリントヘッド及びその製造方法 - Google Patents

プリントヘッド及びその製造方法

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JP2000094686A
JP2000094686A JP27098898A JP27098898A JP2000094686A JP 2000094686 A JP2000094686 A JP 2000094686A JP 27098898 A JP27098898 A JP 27098898A JP 27098898 A JP27098898 A JP 27098898A JP 2000094686 A JP2000094686 A JP 2000094686A
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plate
pressure chamber
flow path
pressure
surface side
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JP27098898A
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Shota Nishi
正太 西
Hiroshi Tokunaga
洋 徳永
Toru Tanigawa
徹 谷川
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生産性を劣化させることなく振動板を薄肉化し
難かった。 【解決手段】プリントヘッドにおいて、一方の面に圧力
室が形成された流路板と、その他方の面側の対応部分を
圧力室内に変位させて圧力を発生させる圧力発生手段と
を設け、流路板を、単板構造又は他方の面側に当該他方
の面側の圧力室内に変位する対応部位よりも厚い板材が
積層された積層板構造とするようにした。またプリント
ヘッドの製造方法において、第1の板状部材の一方の面
に圧力室を形成して流路板を作製する第1の工程と、流
路板の他方の面側に圧力室内に圧力を発生させる圧力発
生手段を固着する第2の工程とを設けるようにした。さ
らにプリントヘッドの製造方法において、上述の第1の
工程では、平均粒径が24〔μm 〕以下の砥粒を吹きつけ
るようにして加工面をエッチング加工する第1の加工法
を用いて、第1の板状部材の一方の面に圧力室を形成す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリントヘッド及び
その製造方法に関し、特にインクジェットプリントヘッ
ドに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタ装置にお
いては、記録信号に応じてインク液滴を紙やフィルムな
どの記録媒体に吐出することにより、当該記録信号に応
じた文字や図形等を記録媒体にプリントし得るようにな
されている。
【0003】図9はこのようなインクジェットプリンタ
装置に用いられる従来のインクジェットプリントヘッド
の一構成例を示すものであり、流路板2の一面2Aに圧
電アクチュエータ3が固着されると共に、当該流路板2
の他面2Bにノズル板4が貼着されることにより構成さ
れている。
【0004】この場合流路板2の一面2A側には矢印x
1 方向に沿って複数の凹部でなるインク貯蔵用の圧力室
2Cが所定ピッチで並設されている。そしてこれら各圧
力室2Cには、それぞれ共通流路2Dを介して図示しな
いインクカートリッジからインクを順次供給し得るよう
になされている。
【0005】また各圧力室2Cの先端部にはそれぞれ流
路板2をその厚み方向(矢印z1 方向)に貫通する貫通
路2Eが穿設され、ノズル板4にはこれら各貫通路2E
とそれぞれ対応させて複数の貫通孔でなるノズル4Aが
矢印x1 方向に沿って所定ピッチで穿設されている。
【0006】一方圧電アクチュエータ3は、可撓性材料
からなる振動板5の一面上に、当該振動板5を介して流
路板2の各圧力室2Cとそれぞれ対向するように複数の
ピエゾ素子等の圧電素子6が矢印x1 方向に沿って配設
されることにより構成されており、振動板5の他面を流
路板2の一面2A上に貼着又は溶着するようにして当該
流路板2に固着されている。
【0007】このとき各圧電素子6はそれぞれその厚み
方向(矢印z1 方向)に分極されると共に、各圧電素子
6の一面及び他面にはそれぞれ上部電極及び下部電極が
形成されており、かくしてこれら上部電極及び下部電極
間に電位差を生じさせることによって、圧電素子6をバ
イモルフ効果により振動板5を対応する圧力室2Cの内
側に変位させる方向(矢印z1 方向と逆方向)に撓ませ
得るようになされている。
【0008】これによりこの種のインクジェットプリン
トヘッド1においては、圧電素子6の上部電極及び下部
電極間に電位差を生じさせて振動板5を対応する圧力室
2Cの内側に変位させることによって、当該変位量に応
じた圧力をその圧力室2C内に発生させることができ、
この圧力によって当該圧力室2C内のインクを貫通路2
Eを介して対応するノズル4Aから外部に吐出させ得る
ようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般的に圧電
素子は、印加される電界が大きくなるほどより大きく撓
む特性を有している。このため従来のインクジェットプ
リントヘッド1においては、低電圧駆動し得るように各
圧電素子6をできるだけ薄く形成して上部電極及び下部
電極間の距離を短くすると共に、これに応じて振動板5
もできるだけ薄く(例えば30〔μm 〕以下)形成するよ
うにしていた。
【0010】また近年ではインクジェットプリンタ装置
の印画画像の解像度を向上させるためにノズル4Aから
吐出させるインク液滴の小滴化が進み、これに伴ってノ
ズル4Aの小径化(例えば30〔μm 〕以下)及び高密度
化が進んでいる。さらに印画時間を短縮するために、イ
ンク吐出速度の高速化が求められている。
【0011】そしてこのようなノズル4Aの小径化及び
高密度化やインク吐出速度の高速化を実現するためには
振動板5の変位の向上が求められ、この結果として振動
板5のさらなる薄肉化が望まれている。
【0012】しかしながら振動板5を現在以上に薄肉化
(例えば数〔μm 〕程度)しようとすると壊れ易くなる
ために、振動板5のハンドリング(取り扱い)や流路板
2への固着作業が困難となり、また歩留りが著しく低下
するなど生産性が低下する問題があった。
【0013】一方インクジェットプリントヘッド1の流
路板2は、従来、ガラス板の一面をサンドブラスト加工
法等によりエッチングして各圧力室2C、各貫通路2E
及び共通流路2Dなどの凹部でなるインク流路を形成す
るようにして作製されている。
【0014】ここでサンドブラスト加工法とは、粒径25
〜100 〔μm 〕程度の砥粒を被加工物の加工面に吹きつ
け、当該砥粒によって被加工物の加工面を削るようにし
てエッチングする加工法をいう。
【0015】しかしながらサンドブラスト加工法は、上
述のように使用する砥粒の粒径が大きく、また加工時の
砥粒の噴射量をコントロールできないために加工精度が
悪く微細なパターンを高精度に形成し得ない問題があ
る。
【0016】またサンドブラスト加工法では、使用する
砥粒の粒径の3倍程度の寸法までしか微細加工すること
ができず、ノズル4Aの小径化及び高密度化に十分には
対応し得ない問題があった。
【0017】従ってインクジェットプリントヘッドにお
いて、ハンドリング性を気にすることなく振動板5を薄
肉化することができれば、インク吐出速度の高速化を図
りながらその生産性を向上させることができ、これに加
えてさらに流路板2の各圧力室2Cを高精度に微細加工
し得るようにすることができれば、上述の効果に加えて
印画画像の画質を向上させながらノズルの小径化及び高
密度化にも実用上十分に対応し得るものと考えられる。
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、インク吐出速度の高速化を図りながらその生産性を
向上させ得るプリントヘッド及びその製造方法、並びに
印画画像の画質を向上させながらノズルの小径化及び高
密度化にも実用上十分に対応し得るプリントヘッドの製
造方法を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、プリントヘッドにおいて、一方の
面に所定形状の凹部でなるインク貯蔵用の圧力室が形成
された流路板と、流路板の一方の面側に固着されたノズ
ル板と、流路板の他方の面側の対応部分を対応する圧力
室内に変位させることにより、当該圧力室内に圧力を発
生させる圧力発生手段とを設け、流路板を、単板構造又
は少なくとも他方の面側に当該他面側の圧力室内に変位
する上記対応部位よりも厚い板材が積層された積層板構
造とするようにした。
【0020】この結果このプリントヘッドでは、従来の
振動板に相当する流路板の他方の面側の圧力室に変位す
る対応部分をそのハンドリング性を気にすることなく薄
肉化することができる。
【0021】また本発明においては、プリントヘッドの
製造方法において、第1の板状部材の一方の面に圧力室
を形成するようにして流路板を作製する第1の工程と、
流路板の一方の面側にノズル板を固着すると共に、流路
板の他方の面側に圧力室内に圧力を発生させる圧力発生
手段を固着する第2の工程とを設けるようにした。
【0022】この結果このプリントヘッドの製造方法に
よれば、従来の振動板に相当する流路板の他方の面側の
圧力室に変位する対応部分をそのハンドリング性を気に
することなく薄肉化することができる。
【0023】さらに本発明においては、プリントヘッド
の製造方法において、第1の板状部材の一方の面に圧力
室を形成するようにして流路板を作製する第1の工程
と、流路板の一方の面側にノズル板を固着すると共に、
流路板の他方の面側に圧力室内に圧力を発生させる圧力
発生手段を固着する第2の工程とを設け、第1の工程で
は、被加工物の加工面に平均粒径が24〔μm 〕以下の砥
粒を吹きつけるようにして当該加工面をエッチング加工
する第1の加工法を用いて、第1の板状部材の一方の面
に圧力室を形成するようにした。
【0024】この結果このプリントヘッドの製造方法に
よれば、ハンドリング性を気にすることなく、流路板の
他方の面側における圧力室内に変位する対応部分を薄肉
化することができ、これに加えて流路板の他方の面側の
圧力室に変位する対応部分を高精度に所定厚みで形成す
ることができると共に、当該圧力室を微細にかつ高密度
で形成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0026】(1)パウダービーム加工装置の構成 近年、エッチング加工法の1つとして、粒径1〜20〔μ
m 〕程度の砥粒を高圧エアにほぼ均一に混合することに
より固気二相流を形成し、当該固気二相流を被加工物の
加工面に吹きつけることにより、当該加工面を固気二相
流に含まれる砥粒によって削るようにしてエッチングす
る加工法(以下、これをパウダービーム加工法と呼ぶ)
が提案されている。
【0027】そしてこのようなパウダービーム加工法に
よると、使用する砥粒の粒径が1〜20〔μm 〕と小さい
ため、微細なパターンを精度良く高速でエッチング加工
することができ、しかも加工時の砥粒の噴射量を確実に
コントロールすることができるため、エッチング加工量
を精度良く制御できる利点がある。
【0028】ここで図1は、このようなパウダービーム
加工法によるエッチング加工処理を行い得るようになさ
れた加工装置(以下、これをパウダービーム加工装置と
呼ぶ)10を示すものである。
【0029】この場合このパウダービーム加工装置10
においては、エアコンプレッサ11から出力された高圧
エアAIR1 を調整弁12及び電磁弁13を通した後分
流し、当該分流した一方の高圧エア(以下、これを第1
の分流高圧エアと呼ぶ)AIR2 を第1の空気供給管1
4、混合タンク15の下部に設けられた空気室15A及
びフイルタ16を順次介して当該混合タンク16の砥粒
貯蔵室15B内に噴出させるようになされている。
【0030】このとき混合タンク15の砥粒貯蔵室15
B内には炭化珪素やアルミナ又はガラス等の平均粒径が
1〜20〔μm 〕程度の砥粒17が溜められており、かく
してこれが当該砥粒貯蔵室15B内に噴出された第1の
分流高圧エアAIR2 によって吹き上げられる。
【0031】また分流された他方の高圧エア(以下、こ
れを第2の分流高圧エアと呼ぶ)AIR3 は、調整弁1
8及び第2の空気供給管19を順次介して送出管20内
に噴出される。この結果送出管20のうち、第2の空気
供給管19との連結部20Aと、混合タンク15の上部
とを連結する部分(以下、この部分を送出管20の連結
部20Aと呼ぶ)に第2の分流高圧エアAIR3 の空気
流による負圧が生じる。
【0032】そしてこの負圧によって、第1の分流高圧
エアAIR2 により吹き上げられて混合タンク15の砥
粒貯蔵室15B内において空気中に拡散された状態(固
気状態)の砥粒17が送出管20の連結部20Bに吸い
込まれ、送出管20の第2の空気供給管19との連結部
20Aにおいて第2の分流高圧エアAIR3 とほぼ均一
に混合されて固気二相流AIR4 が生成される。
【0033】さらにこの固気二相流AIR4 は、この後
この送出管20及びその先端部に取り付けられたノズル
21を介して噴射室22内のアーム23の先端部に固定
されるようにしてセットされた被加工物24の加工面に
所定の角度をもって吹きつけられる。
【0034】このようにしてこのパウダービーム加工装
置10においては、この固気二相流AIR4 に含まれる
砥粒17によって被加工物24の加工面を削るようにし
てエッチング加工することができるようになされてい
る。
【0035】なおこのときアーム23は、その先端部を
駆動部25により前後左右方向(x2 2 方向)に自在
に移動させ得るようになされており、これにより被加工
物24の加工面の全面に亘って固気二相流AIR4 によ
るエッチング加工を行い得るようになされている。
【0036】一方被加工物24の加工面に吹き付けるよ
うにして噴射室22内に噴出された固気二相流AIR4
はこの後反送管26、27を介して混合タンク15の上
部に一体に取り付けられた砥粒貯蔵タンク28内に供給
される。
【0037】そしてこの固気二相流AIR4 に含まれて
いた砥粒17がこの後砥粒貯蔵タンク28内に溜められ
ると共に、固気二相流AIR4 を形成していた高圧エア
が砥粒貯蔵タンク28の上部に連結された排気管29及
び電磁弁30を介して排風機31に与えられ、当該排風
機31において濾過された後外部に排出される。
【0038】このとき砥粒貯蔵タンク28には、当該砥
粒貯蔵タンク28及び混合タンク15の砥粒貯蔵室15
B間を連通する連通口を塞ぐように、かつコイルばね3
2により上方向(z2 方向)に付勢されるようにして供
給弁33が配設されている。
【0039】これによりパウダービーム加工装置10に
おいては、所定量の砥粒17が砥粒貯蔵タンク28内に
蓄積された段階でその重みによって供給弁33がコイル
ばね32の弾性力に逆らって下方向に移動することによ
り砥粒貯蔵タンク17内に溜められた砥粒17を混合タ
ンク15の砥粒貯蔵室15Bに供給し得るようになされ
ている。
【0040】かかる構成に加えこのパウダービーム加工
装置10の場合、混合タンク15の砥粒貯蔵室15B内
にはモータ34の回転出力に基づいて矢印a方向に回転
する撹拌部材35が配設されている。
【0041】これによりこのパウダービーム加工装置1
0においては、第1の分流高圧エアAIR2 により一時
的に吹き上げられた砥粒17の固気状態を撹拌部材35
の撹拌によって持続させることができ、かくして常に一
定量の砥粒17を含む固気二相流AIR4 を生成して、
当該固気二相流AIR4 によって被加工物24の加工面
を精度良くエッチング加工し得るようになされている。
【0042】(2)インクジェットプリントヘッド40
の構成 ここで図2及び図3は、本実施の形態によるインクジェ
ットプリントヘッド40を示すものであり、流路板41
の一面41A側にピエゾ素子等の複数の圧電素子42が
それぞれ所定位置に固着されると共に、当該流路板41
の他面41B側にノズル板43が貼着されることにより
構成されている。
【0043】この場合流路板41の他面41Bには、矢
印x3 方向に沿って所定ピッチで複数のインク貯蔵用の
凹部でなる圧力室41Cが並設されている。そしてこれ
ら各圧力室41Cには、図示しないインクカートリッジ
から流路板41の他面41B側に設けられた凹部でなる
共通流路41D及び対応する狭路でなるインク導入路4
1Eを順次介してインクを供給し得るようになされてい
る。
【0044】このとき各圧力室41Cの流路板41の他
面41B側からの深さは、それぞれ流路板41の一面4
1A側の各圧力室41Cの上壁を形成する部分(以下、
これを流路板41の一面41A側の圧力室形成部と呼
ぶ)41AXの厚みが数〔μm〕程度になるように選定
されており、かくして流路板41の一面41A側の各圧
力室形成部41AXをそれぞれ個別に対応する圧力室4
1C内に変位させることができるようになされている。
【0045】一方ノズル板43には、流路板41の各圧
力室41Cにそれぞれ対応させて、その前端部に位置す
るように複数の貫通孔でなるノズル43Aが矢印x3
向に沿って所定ピッチで穿設されている。
【0046】また各圧電素子42は、それぞれ流路板4
1の一面41A側の圧力室形成部41AXを介して対応
する圧力室41Cと対向するように、それぞれ流路板4
1の一面41Aに矢印x3 方向に沿って貼着されてい
る。
【0047】このとき各圧電素子42はそれぞれその厚
み方向(矢印z3 方向)に分極されると共に、各圧電素
子42の一面及び他面にはそれぞれ上部電極又は下部電
極が形成されており、かくしてこれら上部電極及び下部
電極間に電位差を生じさせることによって、各圧電素子
42をそれぞれ個別にバイモルフ効果により流路板41
の一面41A側の対応する圧力室形成部41AXを対応
する圧力室41Cの内側に変位させる方向(矢印z3
向と逆方向)に撓ませ得るようになされている。
【0048】これによりこのインクジェットプリントヘ
ッド40においては、圧電素子42の上部電極及び下部
電極間に電位差を生じさせて流路板41の一面41A側
の圧力室形成部41AXを対応する圧力室41Cの内側
に変位させることによって、当該変位量に応じた圧力を
その圧力室41C内に発生させることができ、この圧力
によって当該圧力室41C内のインクをノズル板43の
対応するノズル43Aを介して外部に吐出させ得るよう
になされている。
【0049】(3)本実施の形態によるインクジェット
プリントヘッド40の製造手順 ここで実際上このインクジェットプリントヘッド40
は、図4(A)〜図4(F)に示す以下の手順により作
製することがでる。
【0050】すなわち、まず図4(A)に示すように、
流路板41の元となるガラス板50の一面50A上にド
ライフィルム51を被着する。
【0051】次いで図4(B)に示すように、このドラ
イフィルム51をマスク52を介して露光し、現像する
ことにより、図4(C)のように当該ドライフィルム5
1に流路板43のインク流路(各圧力室41A、各イン
ク導入路41E及び共通流路41D)の形状に応じた開
口部51Aを形成する。
【0052】さらに図4(D)に示すように、図1に示
すパウダービーム加工装置10を用い、ドライフィルム
51をレジストとして、ドライフィルム51の開口部5
1Aから露出するガラス板50の一面50Aをパウダー
ビーム加工法によりエッチングすることにより、当該ガ
ラス板50の一面50Aに流路板41のインク流路でな
る所定形状の凹部50Cを形成する。この際凹部50C
のうちの各圧力室41Cに対応する部分については、当
該凹部50の底壁でなるガラス板50の一面50A側の
厚みが数〔μm 〕程度となるようにパウダービーム加工
条件を調整する。
【0053】次いで図4(E)に示すように、このガラ
ス板50を洗浄することによりドライフィルム51を当
該ガラス板50の一面50A上から除去する。これによ
り流路板41を得ることができる。
【0054】そしてこの後図4(F)に示すように、こ
のようにして作製した流路板41の一面41A側の各圧
力室形成部41AX上にそれぞれ圧電素子42を貼着す
ると共に、当該流路板41の他面41B側に当該流路板
41とは別工程で作製したノズル板43を位置決めして
貼着する。これにより図2及び図3に示すインクジェッ
トプリントヘッド40を得ることができる。
【0055】なおこのようにパウダービーム加工法を用
いて流路板41を作製する際、例えば図5のように1枚
のガラス板60から多数の流路板41を分離形成するよ
うにしても良い。この場合、各流路板41の作製やその
分離をパウダービーム加工法により一括して行うことが
できるため、多数の流路板41を安価にかつ容易に作製
することができる。
【0056】具体的には図6(A)〜図7(E)に示す
手順に従って、まず図6(A)のようにガラス材等から
なる基板61の一面上に例えば日東電工株式会社製リバ
アルファ(商品名)等の発泡性の熱剥離シート62を介
してガラス板60を貼り付ける。
【0057】ここで熱剥離シート62は、その一面62
A側に熱発泡性の接着剤からなる接着層が形成され、加
熱すると当該接着層が発泡して当該接着層に接着されて
いた物質と点接触状態となることにより当該物質を容易
に剥離し得るようになされたものである。
【0058】そして図6(A)の工程では、この熱剥離
シート62の他面62B側を基板61に接着し、一面6
2A側の接着層にガラス板60を接着するようにして当
該ガラス板60を基板61に貼り付けるようにする。
【0059】次いで図6(B)に示すように、このよう
にして基板61上に貼り付けられたガラス板60の一面
60A側に、図4(A)〜図4(F)について上述した
手順により1枚分の流路板41のインク流路の形状に応
じた凹部60Cでなる流路パターン60Dを流路板41
にして複数枚分一括して形成する。
【0060】続いて図7(A)に示すように、このガラ
ス板60の一面60A上にドライフィルム63を被着
し、これを所定形状のマスク64を介して露光し、現像
することにより、図7(B)のように当該ドライフィル
ム63に流路板41の外形を縁取るような枠状の開口部
63Aを、ガラス板60の各流路パターン60Dにそれ
ぞれ対応させて、各流路パターン60Dをそれぞれ囲む
ように形成する。
【0061】さらに図7(C)に示すように、このドラ
イフィルム63をレジストとして、図1に示すパウダー
ビーム加工装置10を用いてガラス板60の一面60A
をパウダービーム加工することにより、当該ガラス板6
0をドライフィルム63の各開口部63Aの形状に応じ
てその内側部分を切り離す。これによりガラス板60の
各流路パターン60Dに対応させてそれぞれ1枚の流路
板41が分離形成される。
【0062】続いて図7(D)に示すように、このよう
にして複数の流路板43に切り離されたガラス板60を
基板61に貼り付けられた状態のまま洗浄することによ
りその一面60A上からドライフィルム63を除去す
る。
【0063】次いで図7(E)に示すように、基板61
をホットプレート上に載せるなどして熱剥離シート62
を加熱することによりその一面62A側を発泡させ、こ
の後各流路板41を熱剥離シート62の一面62A側か
らそれぞれ剥離する。これにより図2及び図3に示す流
路板41を多数枚一括して作製することができる。
【0064】(4)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、ガラス板50、60の一面50
A、60A側にパウダービーム加工法により各圧力室4
1C、各インク導入路41E及び共通流路41Dとして
の凹部50C、60Cを形成するようにして流路板41
を作製し、この後この流路板41の一面41A(ガラス
板50、60の他面50B、60B)側に各圧力室41
Cにそれぞれ対向させて圧電素子42を貼着すると共
に、当該流路板41の他面41B(ガラス板50、60
の一面50A、60A)側にノズル板43を貼着するよ
うにしてインクジェットプリントヘッド40を製造す
る。
【0065】従ってこのインクジェットプリントヘッド
40の構造及び製造方法によれば、ハンドリング性を気
にすることなく、従来のインクジェットプリントヘッド
1(図9)における振動板5(図9)に相当する流路板
41の一面41Aの各圧力室形成部41AXを薄肉化す
ることができる。
【0066】またこのインクジェットプリントヘッド4
0の製造方法によれば、流路板41を形成する際のガラ
ス板50、60のエッチング加工法としてパウダービー
ム加工法を用いるようにしているため、ガラス板50、
60に高い加工精度で凹部50C、60Cを形成するこ
とができる。かくするにつき流路板41の一面41Aの
各圧力室形成部41AXを数〔μm 〕程度の厚みで精度
良く形成することができ、しかも流路板41の各圧力室
41Aを含むインク流路を微細にかつ高密度に形成する
ことができる。
【0067】さらにこのインクジェットプリントヘッド
40の製造方法によれば、従来のインクジェットプリン
トヘッド1のように流路板2に振動板5を貼着する工程
を省くことができるため、製造工程を簡略化すると共に
部品点数を削減することができ、その分より一層生産性
を向上させることができる。
【0068】以上の構成によれば、ガラス板50、60
の一面50A、60Aに圧力室41C、インク導入路4
1E及び共通流路41Dとなる凹部50C、60Cを形
成するようにして流路板41を作製すると共に、当該流
路板41の一面41Aに各圧力室41Cにそれぞれ対応
させて圧電素子42を貼着し、かつ当該流路板41の他
面41Bにノズル板43を貼着するようにしてインクジ
ェットプリントヘッド40を製造するようにしたことに
より、ハンドリング性を気にすることなく流路板41の
一面41Aの各圧力室形成部41AXを薄肉化すること
ができ、かくしてインク吐出速度の高速化を図りながら
その生産性を向上させ得るインクジェットプリントヘッ
ド及びその製造方法を実現できる。
【0069】またこの際ガラス板50、60の凹部50
C、60Cをパウダービーム加工法を用いて形成するよ
うにしたことにより、流路板41の一面41Aの各圧力
室形成部41AXを精度良く所望厚みに形成できると共
に、流路板41のインク流路を微細にかつ高密度に形成
し得るようにすることができ、かくして印画画像の画質
を向上させながらノズルの小径化及び高密度化にも実用
上十分に対応し得るインクジェットプリントヘッドの製
造方法を実現できる。
【0070】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明をインクジェ
ットプリントヘッド40及びその製造に適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば発熱素子によりインクを加熱沸騰させ、かくして発
生した泡の圧力でインクを外部に吐出させるいわゆるバ
ブルジェット方式のプリントヘッド等の各種プリントヘ
ッド及びその製造方法として広く適用することができ
る。
【0071】また上述の実施の形態においては、ガラス
板50、60の一面50A、60Aに平均粒径が1〜20
〔μm 〕の砥粒17を吹きつけて当該ガラス板50、6
0の一面50A、60Aをエッチング加工するするよう
にして流路板41を作製するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、この際平均粒径が20〜
24〔μm 〕の砥粒を用いるようにしても良く、要は、サ
ンドブラスト加工法により使用できない例えば平均粒径
24〔μm 〕以下の砥粒を用いるようにするのであれば、
上述の本実施の形態とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0072】さらに上述の実施の形態においては、流路
板41の各圧力室41Cに必要に応じて圧力を発生させ
る圧力発生手段を圧電素子42により構成するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この
他種々の構成を広く適用することができる。
【0073】さらに上述の実施の形態においては、流路
板41の元となる板状部材としてガラス板50、60を
適用するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、ガラス板50、60以外の例えばステンレ
スなどの金属材やセラミック又はアクリルなどの樹脂材
等のインク耐久性を有する材料からなる板状部材を広く
適用することができる。
【0074】またこの場合において、このような板状部
材として上述のような単板構造のものでなく、流路板4
1の一面41A側の圧力室形成部41AXの応答スピー
ドを上げるために、例えば図8(A)のようにその一面
70A側にヤング率の高い板材71が積層された積層板
構造の板状部材70を使用して、図8(B)のようにこ
の他面70Aをパウダービーム加工するようにして流路
板41を作製するようにしても良い。
【0075】ただしこの場合においてもハンドリング性
の劣化を防止するため、この板状部材70の少なくとも
一面70A側に積層する板材71としてその厚みが流路
板41の一面側41Aの圧力室形成部41AXとなる部
分(図8においては71AX)よりも厚いものを適用す
るようにする必要があり、このようにすることによって
ハンドリング性を気にすることなく、流路板41の一面
側41Aの圧力室形成部41AXを薄肉化することがで
きる。
【0076】さらに上述の実施の形態においては、流路
板41の元となるガラス板50、60をパウダービーム
加工法によりエッチング加工する際のレジストをドライ
フィルム51、63により形成するようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、液状のフォトレ
ジスト材をガラス板50、60の一面50A、60Aに
塗布し、これを露光及び現像するようにして上述のレジ
ストを形成するようにしても良く、また金属材等からな
るマスクをガラス板50、60の一面50A、60A上
に位置決め固定するようにして上述のレジストを形成す
るようにしても良い。
【0077】さらに上述の実施の形態においては、ノズ
ル板43を、単に板状部材に流路板41の各圧力室41
Cにそれぞれ対応させてインク吐出用の貫通孔でなるノ
ズル43Aが形成されただけの形状とするようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、ノズル板
43の形状としてはこの他種々の形状を広く適用でき
る。
【0078】因に、上述の実施の形態においてはノズル
板43の作製方法については何も述べなかったが、この
ノズル板43もパウダービーム加工法を用いて所定材料
の板状部材に流路板41の各圧力室41Cにそれぞれ対
応させて貫通孔でなる各ノズル43Aを形成するように
して作製するようにしても良く、このようにすることに
よってノズル43Aを微細かつ高精度に形成することが
できるため、ノズル43の小径化及び高密度化により一
層対応することができる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、プリント
ヘッドにおいて、一方の面に凹部でなる圧力室が形成さ
れた流路板と、流路板の一方の面側に固着されたノズル
板と、流路板の他方の面側の対応部分を対応する圧力室
内に変位させることにより、当該圧力室内に圧力を発生
させる圧力発生手段とを設け、流路板を、単板構造又は
少なくとも他方の面側に当該他方の面側の圧力室内に変
位する対応部位よりも厚い板材が積層された積層板構造
とするようにしたことにより、流路板の他方の面側の圧
力室に変位する対応部分をそのハンドリング性を気にす
ることなく薄肉化することができ、かくしてインク吐出
速度の高速化を図りながらその生産性を向上させ得るプ
リントヘッドを実現できる。
【0080】また本発明によれば、プリントヘッドの製
造方法において、第1の板状部材の一方の面に凹部でな
る圧力室を形成するようにして流路板を作製する第1の
工程と、流路板の一方の面側にノズル板を固着すると共
に、流路板の他方の面側に圧力室内に圧力を発生させる
圧力発生手段を固着する第2の工程とを設けるようにし
たことにより、流路板の他方の面側の圧力室に変位する
対応部分をそのハンドリング性を気にすることなく薄肉
化することができ、かくしてインク吐出速度の高速化を
図りながらその生産性を向上させ得るプリントヘッドの
製造方法を実現できる。
【0081】さらに本発明によれば、プリントヘッドの
製造方法において、第1の板状部材の一方の面に凹部で
なる圧力室を形成するようにして流路板を作製する第1
の工程と、流路板の一方の面側にノズル板を固着すると
共に、流路板の他方の面側に圧力室内に圧力を発生させ
る圧力発生手段を固着する第2の工程とを設け、第1の
工程では、被加工物の加工面に平均粒径が24〔μm 〕以
下の砥粒を吹きつけるようにして当該加工面をエッチン
グ加工する第1の加工法を用いて、第1の板状部材の一
方の面に圧力室を形成するようにしたことにより、流路
板の他方の面側の圧力室に変位する対応部分を高精度に
所定厚みで薄肉化して形成することができると共に、当
該圧力室を微細にかつ高密度で形成することができ、か
くして印画画像の画質を向上させながらノズルの小径化
及び高密度化にも実用上十分に対応し得るプリントヘッ
ドの製造方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるインクジェットプリントヘ
ッドの製造時に用いるパウダービーム加工装置の構成を
示す略線的な断面図である。
【図2】本実施の形態によるインクジェットプリントヘ
ッドの構成を一部断面をとって示す斜視図である。
【図3】本実施の形態によるインクジェットプリントヘ
ッドの構成を示す断面図である。
【図4】本実施の形態によるインクジェットプリントヘ
ッドの製造手順の説明に供する断面図である。
【図5】多数枚のノズル板の一括作製の説明に供する断
面図である。
【図6】多数枚のノズル板の一括作製の説明に供する断
面図である。
【図7】多数枚のノズル板の一括作製の説明に供する断
面図である。
【図8】他の実施の形態を示す断面図である。
【図9】従来のインクジェットプリントヘッドの構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
10……パウダービーム加工装置、17……砥粒、40
……インクジェットプリントヘッド、41……流路板、
41A……一面、41AX……圧力室形成部、41B…
…他面、41C……圧力室、42……圧電素子、43…
…ノズル板、43A……ノズル、50、60……ガラス
板、50C、60C……凹部、51、63……ドライフ
ィルム、52、64……マスク、61……基板、62…
…熱剥離シート、70……板状部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 徹 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF03 AF34 AF93 AG12 AG44 AG47 AG55 AP02 AP13 AP14 AP22 AP31 AQ01 BA04 BA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面に所定形状の凹部でなるインク貯
    蔵用の圧力室が形成された流路板と、 上記流路板の上記一方の面側に固着され、上記圧力室と
    連通するインク吐出用の貫通孔でなるノズルが穿設され
    たノズル板と、 上記流路板の他方の面側の対応部分を対応する上記圧力
    室内に変位させることにより、当該圧力室内に圧力を発
    生させる圧力発生手段とを具え、 上記流路板は、単板構造又は少なくとも上記他方の面側
    に当該他方の面側の上記圧力室内に変位する上記対応部
    位よりも厚い板材が積層された積層板構造でなることを
    特徴とするプリントヘッド。
  2. 【請求項2】第1の板状部材の一方の面に所定形状の凹
    部でなるインク貯蔵用の圧力室を形成するようにして流
    路板を作製する第1の工程と、 上記第1の板状部材の上記一方の面でなる上記流路板の
    一方の面側に、上記流路板の上記圧力室と連通するイン
    ク吐出用の貫通孔でなるノズルが穿設されたノズル板を
    固着すると共に、上記流路板の他方の面側に、当該他方
    の面側の対応部分を上記圧力室内に撓ませるようにして
    当該圧力室内に圧力を発生させる圧力発生手段を固着す
    る第2の工程とを具えることを特徴とするプリントヘッ
    ドの製造方法。
  3. 【請求項3】第1の板状部材の一方の面に所定形状の凹
    部でなるインク貯蔵用の圧力室を形成するようにして流
    路板を作製する第1の工程と、 上記第1の板状部材の上記一方の面でなる上記流路板の
    上記一方の面側に、上記流路板の上記圧力室と連通する
    インク吐出用の貫通孔でなるノズルが穿設されたノズル
    板を固着すると共に、上記流路板の他方の面側に、当該
    他方の面側の対応部分を上記圧力室内に撓ませるように
    して当該圧力室内に圧力を発生させる圧力発生手段を固
    着する第2の工程とを具え、 上記第1の工程では、被加工物の加工面に平均粒径が24
    〔μm 〕以下の砥粒を吹きつけるようにして当該加工面
    をエッチング加工する第1の加工法を用いて、上記第1
    の板状部材の上記一方の面に上記圧力室を形成すること
    を特徴とするプリントヘッドの製造方法。
  4. 【請求項4】上記第1の工程では、 上記第1の加工法を用いて、上記第1の板状部材から複
    数枚分の上記流路板を一括して作製することを特徴とす
    る請求項3に記載のプリントヘッドの製造方法。
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