JP2000094386A - 切断装置、印刷装置、切断方法及び印刷方法 - Google Patents

切断装置、印刷装置、切断方法及び印刷方法

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JP2000094386A
JP2000094386A JP26981298A JP26981298A JP2000094386A JP 2000094386 A JP2000094386 A JP 2000094386A JP 26981298 A JP26981298 A JP 26981298A JP 26981298 A JP26981298 A JP 26981298A JP 2000094386 A JP2000094386 A JP 2000094386A
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web
cut
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rotary blade
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JP26981298A
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Teruaki Hatanaka
輝秋 畠中
Keisuke Shimada
圭介 嶋田
Takuya Kamasu
拓也 加増
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼働率を向上させることができる切断装置、
印刷装置、切断方法及び印刷方法を提供する。 【解決手段】 回転刃60aがウェブWを切断している
ときには、回転刃61aはウェブWから退避している。
回転刃60aの切れが悪くなったときには、回転刃61
aがウェブWに接触した後に、回転刃60aがウェブW
から退避する。このために、回転刃61aがウェブWを
切断している間に、回転刃60aを交換することができ
る。つぎに、回転刃61aの切れが悪くなったときに
は、回転刃60aがウェブWに接触した後に、回転刃6
1aがウェブWから退避する。回転刃60aがウェブW
を切断している間に、回転刃61aを交換することがで
きる。このように、ウェブWの流れを止めずに、回転刃
60a,60bを交換して、ウェブWを連続して切断す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やプラスチック
フィルムなどのウェブを流れ方向に沿って切断する切断
装置、印刷装置、切断方法及び印刷方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の印刷装置の正面図であ
る。従来の印刷装置は、給紙装置101と、1色目印刷
ユニット102と、2色目印刷ユニット103と、3色
目印刷ユニット104と、4色目印刷ユニット105
と、切断装置106と、巻取り装置107a,107b
とを備えている。この印刷装置は、インラインでウェブ
Wを切断可能なように、4色目印刷ユニット105と巻
取り装置107a,107bとの間に切断装置106を
配置している。この切断装置106は、一本のスリット
刃160aと受けローラ162との間にウェブWを通過
させて、一本のウェブWを二本のウェブW1 ,W2 に切
断する。このような印刷装置は、連続して運転が可能で
あり、給紙装置101によってウェブWを連続して送り
出すとともに、巻取り装置107a,107bによって
切断後のウェブW1 ,W2 を連続して巻き取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切断装
置106は、スリット刃160aが摩耗したり欠けたと
きには、このスリット刃160aを交換する必要があっ
た。この場合には、従来の印刷装置は、給紙装置101
及び巻取り装置107a,107bを一旦停止させて、
スリット刃160aを新しいものに交換していた。この
ために、印刷装置の稼働率が著しく低下していた。
【0004】本発明の課題は、稼働率を向上させること
ができる切断装置、印刷装置、切断方法及び印刷方法を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、移動する切断対象物(W)を切
断する少なくとも2つの切断手段(60a,61a)
と、前記切断手段を前記切断対象物と接触及び離間させ
る駆動手段(60f,61f)とを含み、前記駆動手段
は、いずれか1つの切断手段を前記切断対象物に接触さ
せているときには、その他の切断手段を前記切断対象物
から離間させることを特徴とする切断装置(6)であ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の切断
装置において、前記切断手段は、少なくとも第1(60
a)及び第2の切断手段(61a)からなり、前記駆動
手段は、前記第1の切断手段を前記切断対象物に接触さ
せた状態で、前記第2の切断手段をこの切断対象物に接
触させて、前記第1の切断手段を前記切断対象物から離
間させることを特徴とする切断装置である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の切断装置において、前記切断対象物を巻き付け
るローラ(62)を備え、前記切断手段は、前記切断対
象物が前記ローラに巻き付く範囲内(θ1 )で、この切
断対象物の外周面に沿って配置された交換可能なカッタ
(60a,61a)を備えることを特徴とする切断装置
である。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の切断
装置において、前記カッタは、丸刃(60a,61a)
であり、前記切断手段は、前記丸刃を回転する駆動装置
(60b,61b)を備えることを特徴とする切断装置
である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載の切断装置(6)と、前記切
断対象物(W)を連続して送り出す供給手段(1)と、
前記切断対象物に印刷する印刷手段(2,3,4,5)
とを含み、前記切断装置は、前記印刷手段によって印刷
された前記切断対象物を切断することを特徴とする印刷
装置である。
【0010】請求項6の発明は、移動する切断対象物
(W)を第1の切断手段(60a)によって切断する第
1の工程と、前記第1の切断手段を前記切断対象物と接
触させた状態で、第2の切断手段(61a)を前記切断
対象物と接触させた後に、前記第1の切断手段を前記切
断対象物から離間させる第2の工程とを特徴とする切断
方法である。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載の切断
方法において、前記第1の切断手段を前記切断対象物か
ら離間させた後に、この第1の切断手段を交換する第3
の工程を含むことを特徴とする切断方法である。
【0012】請求項8の発明は、切断対象物(W)を連
続して送り出す供給工程と、前記切断対象物に印刷する
印刷工程と、移動する前記切断対象物を第1の切断手段
(60a)によって切断する第1の切断工程と、前記第
1の切断手段を前記切断対象物と接触させた状態で、第
2の切断手段(61a)を前記切断対象物と接触させた
後に、前記第1の切断手段を前記切断対象物から離間さ
せる第2の切断工程とを含むことを特徴とする印刷方法
である。
【0013】請求項9の発明は、請求項8に記載の切断
方法において、前記第1の切断手段を前記切断対象物か
ら離間させた後に、この第1の切断手段を交換する交換
工程を含むことを特徴とする印刷方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。以下では、ユニット型4色巻取輪転印刷機に
本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。図1は、
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の正面図である。
なお、図3に示した従来の印刷装置と同一の部材は、対
応する番号を付す。
【0015】本発明の第1実施形態に係る印刷装置は、
給紙装置1と、1色目印刷ユニット2と、2色目印刷ユ
ニット3と、3色目印刷ユニット4と、4色目印刷ユニ
ット5と、切断装置6と、巻取り装置7a,7bとを備
えている。
【0016】給紙装置1は、巻取りRからウェブWを巻
き出して、1色目印刷ユニット2にウェブWを連続して
送り出す装置である。給紙装置1は、巻取りRの巻き心
を支持している。給紙装置1は、つぎの巻取りRを待機
させており、現在巻き出している巻取りRが終了する直
前に、図示しない自動紙継ぎ装置によって、機械を停止
させずにつぎの巻取りRにつなげる。
【0017】1色目印刷ユニット2は、第1色目インキ
をウェブWに転写させる印刷装置である。2色目印刷ユ
ニット3は、第2色目インキをウェブWに転写させる印
刷装置である。3色目印刷ユニット4は、第3色目イン
キをウェブWに転写させる印刷装置である。4色目印刷
ユニット5は、第4色目インキをウェブWに転写させる
印刷装置である。1色目印刷ユニット2、2色目印刷ユ
ニット3、3色目印刷ユニット4及び4色目印刷ユニッ
ト5は、いずれも略同一構造である。
【0018】図2は、本発明の第1実施形態に係る切断
装置の正面図である。切断装置6は、ウェブWをその流
れ方向に沿って切断(縦裁ち)するスリッタである。切
断装置6は、ウェブWの幅方向の1箇所で接触して、一
本のウェブWを二本のウェブW1 ,W2 に分割する。切
断装置6は、図2に示すように、第1切断ユニット60
と、第2切断ユニット61と、受けローラ62と、ガイ
ドローラ63,64とを備えている。第1切断ユニット
60及び第2切断ユニット61は、いずれも同一構造で
あり、ウェブWの流れ方向のライン上に配置されてい
る。以下では、第1切断ユニット60を中心に説明し、
第1切断ユニット60と対応する部材は、図2に示すよ
うに、対応する番号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0019】第1切断ユニット60は、ウェブWを通過
させながら受けローラ62に丸刃60aを接触させて、
このウェブWを切断するユニットである。第1切断ユニ
ット60は、回転刃60aと、モータ60bと、スライ
ド部材60cと、ガイド部材60dと、固定部材60e
と、エアシリンダ60fと、スライド部材60gと、調
節用ハンドル60hとを備えている。
【0020】回転刃60aは、ウェブWを切断するため
の円板状のスリット刃(丸刃)である。回転刃60a
は、モータ60bの駆動軸に取り付けられている。回転
刃60aは、A方向に回転しつつウェブWを切断する。
回転刃60aは、モータ60bの駆動軸に着脱自在に取
り付けられており交換可能である。
【0021】モータ60bは、回転刃60aを回転する
ための駆動力を発生する駆動力発生装置である。モータ
60bは、高速スリットが可能なように、回転刃60a
が退避位置(図中二点鎖線)から接触位置(図中実線)
まで移動する間に、ウェブWの速度よりも数パーセント
だけ回転刃60aの速度を上げている。モータ60b
は、スライド部材60cに取り付けられている。
【0022】スライド部材60cは、モータ60bを移
動自在に支持する部材である。スライド部材60cは、
ガイド部材60dの長手方向に沿って移動自在に取り付
けられている。ガイド部材60dは、スライド部材60
cをガイドする部材である。ガイド部材60dは、図2
に示すように、傾斜して配置されている。固定部材60
eは、ガイド部材60dを固定するための部材である。
固定部材60eは、受けローラ62及びガイドローラ6
3,64を回転自在に支持している。
【0023】エアシリンダ60fは、スライド部材60
cを駆動するための駆動力を発生する駆動力発生装置で
ある。エアシリンダ60fは、スライド部材60cをB
1 方向に駆動して、受けローラ62に回転刃60aを接
触させるとともに、スライド部材60cをB2 方向に駆
動して、受けローラ62から回転刃60aを離間させ
る。エアシリンダ60fは、外径の異なる回転刃60a
に交換したときに、受けローラ62と回転刃60aとが
常に同じ位置で接触するように、ウェブWの流れ方向
(受けローラ62の接線方向)に対して垂直方向にスラ
イド部材60cを移動する。
【0024】スライド部材60gは、エアシリンダ60
fを移動自在に支持する部材である。スライド部材60
gは、ガイド部材60dの長手方向に沿って移動自在に
取り付けられている。スライド部材60gは、調節用ハ
ンドル60hに連結されている。
【0025】調節用ハンドル60hは、エアシリンダ6
0fの位置を調節するための位置調節装置である。調節
用ハンドル60hは、外径の異なる回転刃60aに交換
したときに、受けローラ62と回転刃60aとの接触深
さが一定になるように、エアシリンダ60fの位置を調
節する。調節用ハンドル60hは、スライド部材60g
と噛み合う送りねじを備えている。調節用ハンドル60
hは、送りねじの回転量を可変することによってスライ
ド部材60gを移動して、エアシリンダ60fの位置を
調節する。
【0026】受けローラ62は、回転刃60a,60b
が接触する回転体である。受けローラ62は、その周方
向に回転刃60a,60bが入り込む刃受け溝62aを
備えている。受けローラ62は、巻掛け角θ1 が略18
0度になるようにウェブWを巻き付けてC方向に回転す
る。刃受け溝62aの幅は、回転刃60a,60bの厚
みやウェブWの材質などによって決定され、刃受け溝6
2aの深さは、ウェブWに対する回転刃60a,60b
の接触深さによって決定される。
【0027】ガイドローラ63,64は、ウェブWの流
れ方向を変更するための回転体である。ガイドローラ6
3,64は、巻掛け角θ2 が略90度になるようにウェ
ブWを巻き付けている。ガイドローラ63は、受けロー
ラ62に対して上流側に設けられ、ガイドローラ64
は、受けローラ62に対して下流側に設けられている。
ガイドローラ63は、D方向に回転しつつ、ウェブWの
流れ方向を水平方向から垂直方向に切り替える。ガイド
ローラ63は、受けローラ62に向けてウェブWを案内
する。ガイドローラ64は、E方向に回転しつつ、ウェ
ブWの流れ方向を垂直方向から水平方向に切り替える。
ガイドローラ64は、図1に示す巻取り装置7a,7b
にウェブW1 ,W2 を案内する。
【0028】巻取り装置7a,7bは、それぞれ切断後
のウェブW1 ,W2 を巻取る装置である。巻取り装置7
a,7bは、巻き心を回転させながらウェブWを巻き取
る。巻取り装置7a,7bは、現在巻き取っている巻き
心にウェブW1 ,W2 を巻き取った後に、機械を停止さ
せずにつぎの巻き心に交換する。
【0029】つぎに、本発明の第1実施形態に係る印刷
装置の動作を説明する。給紙装置1は、巻取りRからウ
ェブWを連続して巻き出して、1色目印刷ユニット2に
ウェブWを送り出す。1色目印刷ユニット2は、ウェブ
Wの表面に第1色目インキを転写する。同様に、2色目
印刷ユニット3は、第2色目インキをウェブWに転写
し、3色目印刷ユニット4は、第3色目インキをウェブ
Wに転写し、4色目印刷ユニット5は、第4色目インキ
をウェブWに転写する。切断装置6は、4色目印刷ユニ
ット5を通過したウェブWをウェブW1 ,W2 に切断す
る。巻取り装置7aは、ウェブW1 を巻き取り、巻取り
装置7bは、ウェブW2 を巻き取る。
【0030】つぎに、本発明の第1実施形態に係る切断
装置の動作を説明する。図2に示すように、エアシリン
ダ60fがスライド部材60cをB1 方向に駆動する
と、回転刃60aが受けローラ62に接触してウェブW
を切断する。このときに、エアシリンダ61fは、スラ
イド部材60cをB3 方向に駆動して、回転刃61a
は、ローラ62から退避している。回転刃60aが磨耗
したり欠けたりして切れが悪くなったときには、この回
転刃60aを交換する必要がある。エアシリンダ61f
は、スライド部材60cをB4 方向に駆動して、回転刃
61aが受けローラ62に接触してウェブWを切断す
る。回転刃61aが受けローラ62に接触した後に、エ
アシリンダ60fがスライド部材60cをB2 方向に駆
動する。その結果、回転刃60aが受けローラ62から
退避して、回転刃61aがウェブWを切断している間
に、回転刃60aが新しいものに交換される。
【0031】つぎに、回転刃61aの切れが悪くなった
ときには、回転刃60aが受けローラ62に接触してウ
ェブWを切断する。回転刃60aが受けローラ62に接
触した後に、回転刃61aが受けローラ62から退避す
る。このために、回転刃60aがウェブWを切断してい
る間に、回転刃61aが新しいものに交換される。以
降、この操作が繰り返されて、回転刃60a,60bの
いずれか一方が受けローラ62と接触してウェブWを切
断しているときに、他方が受けローラ62から離間して
新しいものに交換される。
【0032】本発明の第1実施形態に係る印刷装置及び
切断装置は、以下に記載するような効果を有する。 (1) 本発明の第1実施形態は、例えば、回転刃60
aがウェブWを切断しているときには、回転刃60bが
ウェブWから退避するために、いずれか一方の回転刃6
0a,60bの切れが悪くなったときには、他方の回転
刃60a,60bでウェブWを切断することができる。
【0033】(2) 本発明の第1実施形態は、例え
ば、回転刃60aをウェブWに接触させた状態で、回転
刃60bをウェブWに接触させた後に、回転刃60aを
ウェブWから退避させている。このために、印刷装置に
インラインで切断装置6を組み込んだ場合に、ウェブW
の流れを止めずに、回転刃60a,60bを確実に交換
することができるとともに、ウェブWを連続して切断す
ることができる。その結果、印刷装置を高速かつ連続し
て運転させて、印刷装置の稼働率を向上させることがで
きる。
【0034】(3) 本発明の第1実施形態は、巻欠け
角θ1 が略180度になるように、受けローラ62にウ
ェブWを巻き付けているために、受けローラ62に対す
るウェブWの滑りやばたつきを抑えることができる。ま
た、ウェブWが幅方向にずれたり、ウェブWの切断位置
がずれるのを確実に防止することができる。
【0035】(4) 本発明の第1実施形態は、巻欠け
角θ1 の範囲内において、受けローラ62の外周面に沿
って回転刃60a,61aが配置されるように、第1切
断ユニット60及び第2切断ユニット61が傾斜して設
けられている。その結果、切断装置6の幅が短くなると
ともに、一つの受けローラ62に2枚の回転刃60a,
61aを接触させれば足りるために、切断装置6をコン
パクトにすることができる。また、ウェブWに対する回
転刃60aと回転刃61aとの接触位置を近づけること
ができる。このために、これらの接触状態を容易に確認
することができるとともに、回転刃60aと回転刃61
aとの間でウェブWが蛇行して、回転刃60a,61a
の切断位置がウェブWの幅方向にずれるのを防止するこ
とができる。
【0036】(5) 本発明の第1実施形態は、モータ
60b,61bに着脱自在に回転刃60a,61aを取
り付けているために、回転刃60a,60bを新しい回
転刃に容易に交換することができる。また、回転刃60
a,61aが丸刃であるために、ウェブWを高速で切断
することができるとともに、回転刃60a,61aが回
転しながらウェブWを切断するために、回転刃60a,
61aの摩耗を均一にすることができる。
【0037】(他の実施形態)本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよう
に、種々の変形又は変更が可能であって、これらも本発
明の均等の範囲内である。 (1) 本発明の実施形態は、ユニット型4色巻取輪転
印刷機に本発明を適用した場合を例に挙げて説明した
が、グラビア印刷機、オフセット印刷機、フレキソ印刷
機などの各種印刷装置に本発明を適用することができ
る。また、印刷装置に限定するものではなく、ウェブW
に塗工液を塗布するコーティング装置についても、本発
明を適用することができる。
【0038】(2) 本発明の実施形態は、巻取紙又は
プラスチック、繊維、金属箔などのテープ若しくはフィ
ルムなどからなるウェブ(帯状物)Wを例に挙げて説明
したが、枚葉紙などのシートについても適用することが
できる。
【0039】(3) 本発明の実施形態は、2枚の回転
刃60a,61aによってウェブWを切断する場合を例
に挙げて説明したが、受けローラ62にウェブWが巻き
付く範囲内で、回転刃を3枚以上配置してもよい。ま
た、一本のウェブWを二本のウェブW1 ,W2 に分割す
る場合を例に挙げて説明したが、一組の回転刃60a,
61aをウェブWの幅方向に複数組配置して、ウェブW
を三本以上に分割してもよい。
【0040】(4) 本発明の実施形態は、ウェブWの
流れ方向(A方向)に回転刃60a,61aを回転させ
て、ウェブWを切断する場合を例に挙げて説明したが、
ウェブWの流れ方向と反対方向に回転刃60a,61a
を回転させてもよい。また、ウェブWを流れ方向に切断
する切断装置6に限定するものではなく、ウェブWを幅
方向に切断(横裁ち)する切断装置についても、本発明
を適用することができる。さらに、回転刃60a,61
aの回転速度は、ウェブWの速度と同じであってもよ
く、回転刃60a,61aは、固定刃であってもよい。
【0041】(5) 本発明の実施形態は、エアシリン
ダ60f,61fによってスライド部材60cを駆動し
ているが、エアシリンダに限らず油圧シリンダなどによ
ってスライド部材60cを駆動してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、切断対象物の流れを止めずに、この切断対象物を
連続して切断することができるので、稼働率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る印刷装置を概略的
に示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る切断装置の正面図
である。
【図3】従来の印刷装置を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 給紙装置 2 1色目印刷ユニット 3 2色目印刷ユニット 4 3色目印刷ユニット 5 4色目印刷ユニット 6 切断装置 7a,7b 巻取り装置 60 第1切断ユニット 61 第2切断ユニット 60a,61a 回転刃 60b,61b モータ 60f,61f エアシリンダ 62 受けローラ 63,64 ガイドローラ W ウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加増 拓也 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3C027 WW01 WW07 WW12 WW16 WW18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する切断対象物を切断する少なくと
    も2つの切断手段と、 前記切断手段を前記切断対象物と接触及び離間させる駆
    動手段とを含み、 前記駆動手段は、いずれか1つの切断手段を前記切断対
    象物に接触させているときには、その他の切断手段を前
    記切断対象物から離間させること、 を特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の切断装置において、 前記切断手段は、少なくとも第1及び第2の切断手段か
    らなり、 前記駆動手段は、前記第1の切断手段を前記切断対象物
    に接触させた状態で、前記第2の切断手段をこの切断対
    象物に接触させて、前記第1の切断手段を前記切断対象
    物から離間させること、 を特徴とする切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の切断装置
    において、 前記切断対象物を巻き付けるローラを備え、 前記切断手段は、前記切断対象物が前記ローラに巻き付
    く範囲内で、この切断対象物の外周面に沿って配置され
    た交換可能なカッタを備えること、 を特徴とする切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の切断装置において、 前記カッタは、丸刃であり、 前記切断手段は、前記丸刃を回転する駆動装置を備える
    こと、 を特徴とする切断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の切断装置と、 前記切断対象物を連続して送り出す供給手段と、 前記切断対象物に印刷する印刷手段とを含み、 前記切断装置は、前記印刷手段によって印刷された前記
    切断対象物を切断すること、 を特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 移動する切断対象物を第1の切断手段に
    よって切断する第1の工程と、 前記第1の切断手段を前記切断対象物と接触させた状態
    で、第2の切断手段を前記切断対象物と接触させた後
    に、前記第1の切断手段を前記切断対象物から離間させ
    る第2の工程と、 を特徴とする切断方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の切断方法において、 前記第1の切断手段を前記切断対象物から離間させた後
    に、この第1の切断手段を交換する第3の工程を含むこ
    と、 を特徴とする切断方法。
  8. 【請求項8】 切断対象物を連続して送り出す供給工程
    と、 前記切断対象物に印刷する印刷工程と、 移動する前記切断対象物を第1の切断手段によって切断
    する第1の切断工程と、 前記第1の切断手段を前記切断対象物と接触させた状態
    で、第2の切断手段を前記切断対象物と接触させた後
    に、前記第1の切断手段を前記切断対象物から離間させ
    る第2の切断工程と、 を含むことを特徴とする印刷方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の切断方法において、 前記第1の切断手段を前記切断対象物から離間させた後
    に、この第1の切断手段を交換する交換工程を含むこ
    と、 を特徴とする印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013084887A1 (ja) * 2011-12-06 2013-06-13 株式会社イシダ 2つ以上の製袋ラインを有する製袋包装装置

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