JP2000093687A - 洗濯機及びその製造方法 - Google Patents

洗濯機及びその製造方法

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JP2000093687A
JP2000093687A JP10264294A JP26429498A JP2000093687A JP 2000093687 A JP2000093687 A JP 2000093687A JP 10264294 A JP10264294 A JP 10264294A JP 26429498 A JP26429498 A JP 26429498A JP 2000093687 A JP2000093687 A JP 2000093687A
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boss
rotating body
fitting
forming
main body
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Yoshimasa Sanpei
喜正 三瓶
Sakae Isogawa
栄 五十川
Hiroyuki Adachi
大進 安達
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯機に使用される回転体(プーリー)とボス
との間の結合を強固にした洗濯機を提供すること。 【解決手段】ボスの形状を多角形状にし、ボスを回転体
にかん合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転体及びその製造
方法、更にはこの回転体を用いた洗濯機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】薄板で成形した回転体に補強用のボス等
を組み付ける方法として従来行われていた方法として
は、図7に示すように回転体の組み付け孔形状をボス形
状にあわせて加工を行い、位置合わせを行い組み付けし
て圧入するものであった。
【0003】図7(a)において参照番号3は回転体1
に形成した回転体かん合部(以下「かん合部」とい
う。)で、このかん合部3に図7(b)に示すような形
状のボス2を図7(c)のように圧入するものであっ
た。
【0004】そしてかん合部3及びボス2は強固な結合
を得るための小判形にすることが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、回転体にボス
を圧入して強固な結合を得ようとするとき回転体とボス
のかん合部の形状を真円とすると大きな締め代を必要と
し、この結果回転体を形成する金属薄板の結合部(薄肉
部)が伸びてしまい所望のトルクを得ることができない
ようになる。このため、図7に示すようにかん合部の形
状を異形(例えば小判形)にすることが行われていた
が、異形形状にするため回転体とボスを組み込むときに
位置合わせが必要になり余分な工程と特殊な装置が必要
となり生産性が低下するばかりでなく、自動化等の場合
でも余分な投資を必要とした。又クラッチ孔のような高
精度の位置合わせ部分がある回転体の場合、さらに高精
度な装置と管理が必要であった。
【0006】本発明の目的は、余分な位置合わせ工程や
特殊な装置を必要としないで、回転体とボスとを強固に
結合した回転体及びその製造方法、更にはこの回転体を
用いた洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(1):金
属板よりなる回転体本体と、この回転体本体の中央付近
に固定され前記回転体本体より厚い金属板よりなるボス
とを備えた回転体において、前記回転体本体の中央付近
に円形状にくぼんだかん合部を形成し、このかん合部内
に多角形あるいは外周に複数の突起を有するボスを絞り
加工あるいは圧入加工によって固定することにより解決
される。
【0008】(2):(1)において、前記ボスの一面
側は前記かん合部の少なくとも一部に形成された抜け止
め部で固定されていることにより解決される。
【0009】(3):(2)において、前記抜け止め部
は前記かん合部を縮径方向に絞り加工することにより形
成すること又は前記ボスの一面側のかみ合部付近をコイ
ニングすることにより、ボス外径を増径方向に塑性流動
させることを並用することにより解決される。
【0010】(4):金属の平板から中央付近に円形状
にくぼんだかん合部を有する回転体本体を形成する所定
数のプレス工程と、前記プレス工程の後に前記かん合部
内に多角形あるいは外周に複数の突起を有するボスを収
納し、前記かん合部の外側から絞り処理を行うことによ
って前記かん合部に前記ボスを固定する絞り工程と前記
ボスを増径方向に塑性流動させる工程よりなる回転体の
製造方法により解決される。
【0011】(5):(4)において、前記絞り処理は
前記ボスの一面側付近のかん合部を縮径方向に絞ること
によって抜け止め部を形成する工程を含んでいることに
より解決される。
【0012】(6):(4)において、前記絞り工程お
よび塑性流動させる工程の次に前記ボスと前記回転体本
体に同時に必要とされる孔を形成する孔加工工程を行う
ことにより解決される。
【0013】(7):金属の平板から中央付近に円形状
にくぼんだかん合部を有する回転体本体を形成する所定
数のプレス工程と、前記プレス工程の後に前記かん合部
内に多角形あるいは外周に複数の突起を有するボスを圧
入して前記かん合部に前記ボスを固定する圧入工程そし
てボスの一面側にくぼみを形成し抜け止め部をさらに強
化する工程とよりなることを特徴とする回転体の製造方
法により解決される。 (8):(7)において、前記圧入処理は前記ボスの一
面側付近のかん合部を縮径方向に絞ることによって抜け
止め部を形成する絞り工程を含んでいることを特徴とす
る回転体の製造方法により解決される。
【0014】(9):(4)において、前記圧入工程の
次に前記ボスと前記回転体本体に同時に必要とされる孔
を形成する孔加工工程を行うことを特徴とする回転体の
製造方法により解決される。
【0015】(10):洗濯機用モータの動力をベルト
を介してプーリーに伝達し、前記プーリーに固定された
回転軸によって脱水槽あるいは回転翼を駆動する洗濯機
において、前記プーリーは金属板よりなるプーリー本体
と、前記プーリー本体より厚く前記回転軸に固定された
ボスとよりなり、更に前記プーリー本体の中央付近に円
形状にくぼんだかん合部を形成し、このかん合部内に多
角形あるいは外周に複数の突起を有するボスを絞り加工
あるいは圧入加工によって固定したことを特徴とする洗
濯機。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一実
施例を詳細に説明する。図1において1は1枚の金属薄
板を複数の成形工程を経て成形したベルト溝4を有する
回転体であり、中央部にボス2のかん合部3が形成され
ている。このボス2は肉厚の金属板で形成されている。
そして図面からわかる通り回転体1のかん合部3は円形
に形成してあり、ボス2は正8角形に形成している。ボ
ス2の具体的形状を図3に示しており、図3(a)は正
8角形の形状のボス、図3(b)は円形の外周部に等間
隔の8個の突起を設けた形状のボス、図3(c)は図3
(b)から1個の突起を除いた形状のボスの例を示して
いる。図3(a)はポンチ11にそなえ塑性流動をボス
2に誘起させる突起の例である環状リング状の32a,
部分突起の32b,小丸の32c,形状には余りこだわ
らないが、カシメ部に塑性流動を誘起させるように配置
することが必要である。そして図3(d)にあるように
ボス2はかん合部3にセットされて強固に結合されるも
のである。
【0017】ここで、ボス2のかん合部3の最外径は回
転体のかん合部の直径に対し圧入または回転体のかん合
部の外径を絞り(シゴキも含む等)により、直径を減ず
るように作用させることにより強固な結合が得られる範
囲に定める。また、図3の例とは別にボス2の形状及び
回転体1のかん合部3の形状も円形とし、結合縮径作用
を内歯車状の工具で実現しても両者を結合しても良い。
ボス2の形状は上述した通り多角形または突起を有し、
また、回転体1のかん合部3の形状は、かん合代がほぼ
一定になるようにほぼ円形であることが必要である。
尚、突起の配置は好ましくは等分配置がよいが、必ずし
も等分である必要はなく、回転体1とボス2が結合され
た後の軸芯が一致する配置であればよい。
【0018】図4,図5にかん合方法の実施例を示して
おり、図4は回転体1にボス2を圧入かん合する実施例
であり、図5はその後絞り加工,塑性流動加工を行う実
施例である。図4において、参照番号8はボス2を正し
い位置にセットできるようにパイロット7を有するポン
チであり、このポンチ8は下台9に取付けられ、下台9
は図示していない圧力発生装置に取りつけられ移動可能
に構成されている。回転体1はポンチ8にセットされた
ボス2に軸芯が一致するようにこれもポンチ8にセット
する。圧入工具25は上台10に取り付けられ、図示し
ていないガイドポスト等により、ポンチ8と圧入工具2
5の同芯性は保持される。また、上台10は図示してい
ない圧入装置に取り付けられている。尚、図4は回転体
1とボス2のかん合圧入完了状態を示している。そして
回転体1とボス2の結合方法は、まずはじめに圧入工具
25は上昇停止させ、ポンチ8に載置したボス2に回転
体1をセットする。次に圧入工具25を下降させ、図4
の位置で停止,圧入完了するものである。次に圧入工具
25を上昇させてボス2が組み合わせられた回転体1を
取り出してワンサイクルを完了する。尚、図4には回転
体1を取り出すはねだし装置は省略してある。この他、
回転体1のかん合部3の直径をボス2の外径より若干大
きく設定し、ボス2をポンチ8の一部として作用させる
ようにして回転体のかん合部を絞り加工しても強固な結
合力が得られるものである。さらに塑性流動工程を必要
とする場合は別工程とする。
【0019】次に図5に基づいて他の実施例を説明す
る。図5において、ボス2を正しく位置ぎめするパイロ
ット7を備えボス2に増径方向の塑性流動を誘起させる
環状凸起32を備えたポンチ11は下台12に組み込ま
れ、図示していない圧入装置例えばプレス等に取りつけ
られる。加圧上駒15は下台12と図示していないガイ
ドポストにより位置決め可動するように上台21に固定
され、圧入装置に取りつけられている。加圧上駒15の
周囲にはカシメ絞り込み部30を有するカシメ駒13が
配置されており、カシメ駒13は回転体1のかん合部外
径と大略等しい最大内径まで広がるようにおさえ16等
により制限される。更におさえ16は上台21が下降し
たときプレート17のテーパ部31によりカシメ駒13
のテーパ部31が押されカシメ駒13の絞り込み部30
の内径が縮むように可動できる構成となっている。ま
た、カシメ駒13はコロ14により上記拡縮動作が可能
なように周方向に数個に分割されているが、周方向に分
割されていなくてもコレットチャックのように上述の動
作が可能であれば良いものである。ストッパー18はプ
レート17の加工位置を制限し、カシメ駒13の絞り込
み量を決めるためのものである。そして、図5の中心か
ら左側はかん合が完了し上台が上昇したところ、右側は
かん合が完了した下死点を示している。
【0020】以上において、回転体1とボス2の結合方
法は、まず上台21を上昇位置で停止させ、ボス2,回
転体1をポンチ11にセットする。次に上台21を下降
させていくと、カシメ駒13と加圧上駒15が協動して
回転体のかん合部を絞り加工し、ボス2を回転体1に組
み込んでいく。ここでボス2の外径よりかん合部3の内
径が大きく設定されていると絞り加工となり、ボス2の
外径よりかん合部3の内径が小さく設定されていると圧
入加工となるものである。次に下死点近くで、カシメ駒
13はプレート17のテーパ部31の作用で径方向内側
に移動され、絞り込み部30で回転体1のかん合部3の
外側をさらに縮径加工される。同時にポンチ11に備え
た環状凸起32と加工上駒15の共動で下死点付近でボ
ス2に増径方向の塑性流動を誘起させる。
【0021】かん合完了した回転体1は上台21を上昇
させ、はねだし装置によって取り出されるものである。
【0022】このような製造方法により、回転体1とボ
ス2はかん合後一体になっているのでいちいち位置出し
の必要がなく、安価に高精度が得られるものである。更
には、順送りで回転体を加工していくようなトランスフ
ァープレスまたは順送プレス加工においては、その工程
内に容易に、上述したかん合工程を合理的に組みこむこ
とが可能になるため、高品質で安価な回転体組み作業が
可能になる。
【0023】図6は回転体1とボス2のかん合部の拡大
図である。(a)は回転体1のかん合部はボスのかん合
部の頂点により、外側に押し広げられ、回転体1のボス
2の頂点に接触していない部分ではその隙間を減ずるよ
うに内側に縮む。この変形により内部応力が回転体のか
ん合部に発生し、強固なかん合力を発生させる。さらに
かん合部に絞り込み部を加工することにより一層の結合
強度が得られ、従来の円形ボスよりも強固なトルクを発
生することができる。(b)はボス2の塑性流動により
その効果がさらに増加されることを示す。
【0024】次に上述の回転体1を洗濯機のモータの動
力を伝えるプーリーとして利用した実施例について説明
する。
【0025】図8は洗濯機の外槽24の下部についての
み記載してある。洗濯機はモータ23の動力をV型ベル
ト22に伝達しV型ベルト22は回転体であるプーリー
1に伝達する。プーリー1に伝えられたトルクは回転翼
(図示してない)に動力を伝えるためのシャフト26に
伝えられる。シャフト26の下方はプーリー1の中心を
貫通し、ナット27で固定してある。このようにするこ
とでプーリー1の回転力をボス2を介してシャフト26
に伝えることができる。また、洗濯機の外槽24を回転
させて脱水を行う場合は、クラッチ孔6がクラッチ21
に接続することでモーターの駆動力を図示しない脱水漕
に伝達する。
【0026】このように、モーター23の動力をV型ベ
ルト22を介してプーリー1に伝え、更にボス2を介し
てシャフト26へ動力を伝えるため、プーリー1はベル
ト22で常にモータ23側へ引っ張られた形となる。こ
のためボス2は円周方向のトルク以外に軸方向の力も加
わることになる。そして、ボス2とプーリー1が結合が
弱いと両者が離脱するおそれがある。これに対してボス
2の下部付近のプーリー1の絞り加工部28によりボス
2がプーリー1の軸方向に動かないよう強固に結合され
ているためプーリー1がシャフト26やクラッチ21に
動力を確実に伝達することができる。
【0027】次に洗濯機のプーリー及びボスの成形工程
を図9により説明する。
【0028】図9(a)は薄い鋼板でありプーリーをプ
レス成形するための原材料である。図9(b)は図9
(a)の鋼板を絞り加工し、プーリーを略成形したもの
である。図9(c)はあらかじめ正8角形に成形した肉
厚のボス2をプーリー1に圧入した状態の図である。図
9(d)はプーリー1のボス2の下部28をカシメ駒1
3により絞り加工したものである。ここで、図9
(c),図9(d)の工程は図5に示す装置によって行
われるものである。最後に図9(e)はボス2とプーリ
ー1を組み込んだ結合状態で同時に両者にクラッチ孔6
を成形したものである。
【0029】以上のようなプレス工程により1枚の鋼板
からプーリーを作ることができ、プーリーとボスとを位
置合わせすることなく一体にすることができ、またクラ
ッチ用の孔も容易に成形することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のようにすれば、洗濯機に使用さ
れる回転体(プーリー)とボスとの間の結合を強固にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転体組み中央断面。
【図2】回転体組み平面図。
【図3】実施例の回転体とボス。
【図3a】実施例の塑性流動誘起させるへこみ形状。
【図4】回転体とボスの圧入型。
【図5】回転体とボスの絞りこみ型。
【図6】本発明のかん合部詳細説明。
【図7】従来の回転体とボス。
【図8】プレス工程の詳細。
【図9】洗濯機のモータの動力を伝える回転体とボス。
【符号の説明】
1…回転体、2…ボス、3…回転体とボスのかん合部、
4…V型ベルト溝、5…軸孔、6…クラッチ孔、7…パ
イロット、8,11…ポンチ、9,12…下台、10,
33…上台、13…カシメ駒、14…コロ、15…加圧
上駒、16…おさえ、17…プレート、18…ストッパ
ー、19…バネ、20…ストッパーボルト、21…クラ
ッチ、22…V型ベルト、23…モーター、24…洗濯
機外槽、25…圧入工具、26…シャフト、27…留め
具、28…カシメ部、30…絞り込み部、31…テーパ
部、32…環状リング、40…回転体とボスの隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 大進 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA06 BB04 CB32 DC23 HB02 HB03 HB19 HB26 MA01 MA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板よりなる回転体本体と、この回転体
    本体の中央付近に固定され前記回転体本体より厚い金属
    板よりなるボスとを備えた回転体において、前記回転体
    本体の中央付近に円形状にくぼんだかん合部を形成し、
    このかん合部内に多角形あるいは外周に複数の突起を有
    するボスを絞り加工あるいは圧入加工によって固定した
    ことを特徴とする回転体。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ボスの一面側は前
    記かん合部の少なくとも一部に形成された抜け止め部で
    固定されていることを特徴とする回転体。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記抜け止め部は前記
    かん合部を縮径方向に絞り加工することにより形成され
    ていること又は前記ボスの一面側のかん合部付近をコイ
    ニングすることによりボス外径を増径方向に塑性流動さ
    せること、この二種類の特徴の一つ又は二つを持つ回転
    体を特徴とする回転体。
  4. 【請求項4】金属の平板から中央付近に円形状にくぼん
    だかん合部を有する回転体本体を形成する所定数のプレ
    ス工程と、前記プレス工程の後に前記かん合部内に多角
    形あるいは外周に複数の突起を有するボスを収納し、前
    記かん合部の外側から絞り処理を行うことによって前記
    かん合部に前記ボスを固定する絞り工程と前記ボスを増
    径方向に塑性流動させる工程よりなる回転体の製造方
    法。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記絞り処理は前記ボ
    スの一面側付近のかん合部を縮径方向に絞ることによっ
    て抜け止め部を形成する工程を含んでいることを特徴と
    する回転体の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記絞り工程および塑
    性流動させる工程の次に前記ボスと前記回転体本体に同
    時に必要とされる孔を形成する孔加工工程を行うことを
    特徴とする回転体の製造方法。
  7. 【請求項7】金属の平板から中央付近に円形状にくぼん
    だかん合部を有する回転体本体を形成する所定数のプレ
    ス工程と、前記プレス工程の後に前記かん合部内に多角
    形あるいは外周に複数の突起を有するボスを圧入して前
    記かん合部に前記ボスを固定する圧入工程そしてボスの
    一面側にくぼみを形成する工程とよりなることを特徴と
    する回転体の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記圧入処理は前記ボ
    スの一面側付近のかん合部を縮径方向に絞ることによっ
    て抜け止め部を形成する絞り工程を含んでいること及び
    ボスの一面側にくぼみを形成し抜け止め部をさらに強化
    する工程を特徴とする回転体の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項4において、前記圧入工程の次に前
    記ボスと前記回転体本体に同時に必要とされる孔を形成
    する孔加工工程を行うことを特徴とする回転体の製造方
    法。
  10. 【請求項10】洗濯機用モータの動力をベルトを介して
    プーリーに伝達し、前記プーリーに固定された回転軸に
    よって脱水槽あるいは回転翼を駆動する洗濯機におい
    て、前記プーリーは金属板よりなるプーリー本体と、前
    記プーリー本体より厚く前記回転軸に固定されたボスと
    よりなり、更に前記プーリー本体の中央付近に円形状に
    くぼんだかん合部を形成し、このかん合部内に多角形あ
    るいは外周に複数の突起を有するボスを絞り加工あるい
    は圧入加工によって固定したことを特徴とする洗濯機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204774B2 (en) * 2004-05-17 2007-04-17 Emerson Electric Co. One-piece drive pulley and belt guide
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WO2018038009A1 (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 日本電産テクノモータ株式会社 洗濯機

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