JP2000093515A - 注射針用キャップ供給装置 - Google Patents
注射針用キャップ供給装置Info
- Publication number
- JP2000093515A JP2000093515A JP10284819A JP28481998A JP2000093515A JP 2000093515 A JP2000093515 A JP 2000093515A JP 10284819 A JP10284819 A JP 10284819A JP 28481998 A JP28481998 A JP 28481998A JP 2000093515 A JP2000093515 A JP 2000093515A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- cap
- injection needle
- end opening
- main body
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注射針が医療従事者の手などに刺さるのを防
止しながら安全にキャップを注射針に被せることがで
き、かつ、キャップを紛失した注射針に対しても新しい
キャップを提供して被せることができる注射針用キャッ
プ供給装置の提供を課題とする。 【解決手段】 複数個のキャップ２を縦列状態で収容可
能な前後方向に長いガイド孔８をケース本体５に設ける
とともに、ガイド孔内のキャップ２を１個づつガイド孔
８の前端開口１０まで移動させるキャップ送り手段６を
ケース本体５に設け、また、ケース本体５の前端開口１
０の周囲に注射針１が前方から後方へ進むのを阻止する
針遮断部７を設けたことを特徴とする。
止しながら安全にキャップを注射針に被せることがで
き、かつ、キャップを紛失した注射針に対しても新しい
キャップを提供して被せることができる注射針用キャッ
プ供給装置の提供を課題とする。 【解決手段】 複数個のキャップ２を縦列状態で収容可
能な前後方向に長いガイド孔８をケース本体５に設ける
とともに、ガイド孔内のキャップ２を１個づつガイド孔
８の前端開口１０まで移動させるキャップ送り手段６を
ケース本体５に設け、また、ケース本体５の前端開口１
０の周囲に注射針１が前方から後方へ進むのを阻止する
針遮断部７を設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射針にキャップ
を供給して、かつ、そのキャップを注射針に安全に被せ
ることができる注射針用キャップ供給装置に関する。
を供給して、かつ、そのキャップを注射針に安全に被せ
ることができる注射針用キャップ供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】使用後の注射針は安全対策上キャップを
被せて廃棄することが望ましい。しかしながら、注射針
にキャップを被せる際に、誤って注射針が医療従事者の
手などに刺さる危険がある。
被せて廃棄することが望ましい。しかしながら、注射針
にキャップを被せる際に、誤って注射針が医療従事者の
手などに刺さる危険がある。
【０００３】また、注射針の使用中に、外したキャップ
が紛失して、リキャップできなくなるという問題もあっ
た。
が紛失して、リキャップできなくなるという問題もあっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、注射
針が医療従事者の手などに刺さるのを防止しながら安全
にキャップを注射針に被せることができ、かつ、キャッ
プを紛失した注射針に対しても新しいキャップを提供し
て被せることができる注射針用キャップ供給装置の提供
を課題とする。
針が医療従事者の手などに刺さるのを防止しながら安全
にキャップを注射針に被せることができ、かつ、キャッ
プを紛失した注射針に対しても新しいキャップを提供し
て被せることができる注射針用キャップ供給装置の提供
を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の注射針用キャップ供給装置は、複数個の
キャップ２を縦列状態で収容可能な前後方向に長いガイ
ド孔８をケース本体５に設けるとともに、ガイド孔内の
キャップ２を１個づつガイド孔８の前端開口１０まで移
動させるキャップ送り手段６をケース本体５に設け、ま
た、ケース本体５の前端開口１０の周囲に注射針１が前
方から後方へ進むのを阻止する針遮断部７を設けたこと
を特徴とする、という構成を採るものである。
めに、本発明の注射針用キャップ供給装置は、複数個の
キャップ２を縦列状態で収容可能な前後方向に長いガイ
ド孔８をケース本体５に設けるとともに、ガイド孔内の
キャップ２を１個づつガイド孔８の前端開口１０まで移
動させるキャップ送り手段６をケース本体５に設け、ま
た、ケース本体５の前端開口１０の周囲に注射針１が前
方から後方へ進むのを阻止する針遮断部７を設けたこと
を特徴とする、という構成を採るものである。
【０００６】なお、上記の本発明の注射針用キャップ供
給装置は、針遮断部７として、ケース本体５の前端開口
１０の周囲に鍔１５をケース本体５と一体的に突設する
か、又は、針遮断部７として、ケース本体５の前端開口
１０の周囲にケース本体５とは別体の着脱自在な鍔１６
を設けることが好ましい。
給装置は、針遮断部７として、ケース本体５の前端開口
１０の周囲に鍔１５をケース本体５と一体的に突設する
か、又は、針遮断部７として、ケース本体５の前端開口
１０の周囲にケース本体５とは別体の着脱自在な鍔１６
を設けることが好ましい。
【０００７】また、上記の本発明の注射針用キャップ供
給装置は、針遮断部７の前面に交換可能なカバー２０を
取付けることが好ましい。
給装置は、針遮断部７の前面に交換可能なカバー２０を
取付けることが好ましい。
【０００８】
【実施例】以下、図示した本発明の実施例について説明
する。まず、図１は注射針１と、それに被せるキャップ
２を示したものである。注射針１は一般的な注射器に取
り付けられ、又、キャップ２は一端が開口して他端は閉
じた筒状を呈して開口端の外面部に凸部３を周設してい
る。
する。まず、図１は注射針１と、それに被せるキャップ
２を示したものである。注射針１は一般的な注射器に取
り付けられ、又、キャップ２は一端が開口して他端は閉
じた筒状を呈して開口端の外面部に凸部３を周設してい
る。
【０００９】次に、図２は本発明のキャップ供給装置４
を示している。このキャップ供給装置４は、ケース本体
５、キャップ送り手段６及び針遮断部７によって構成さ
れている。
を示している。このキャップ供給装置４は、ケース本体
５、キャップ送り手段６及び針遮断部７によって構成さ
れている。
【００１０】まず、ケース本体５は筒状を呈し、前後両
端に開口する前後方向のガイド孔８を有して、そのガイ
ド孔８に上記のキャップ２を複数個縦列状態で収容可能
としている。なお、ガイド孔８の後端開口９がキャップ
挿入口で、ガイド孔８の前端開口１０がキャップ出口と
なっている。
端に開口する前後方向のガイド孔８を有して、そのガイ
ド孔８に上記のキャップ２を複数個縦列状態で収容可能
としている。なお、ガイド孔８の後端開口９がキャップ
挿入口で、ガイド孔８の前端開口１０がキャップ出口と
なっている。
【００１１】次に、キャップ送り手段６は、ケース本体
５の側面部に開設した前後方向に長い窓孔１１内に設置
されている。このキャップ送り手段６は、前後方向にス
ライド自在な触指コマ１２と、その触指コマ１２の内面
部に突設した押し爪１３と、触指コマ１２を後方へ復帰
させるスプリング１４とによって構成されている。
５の側面部に開設した前後方向に長い窓孔１１内に設置
されている。このキャップ送り手段６は、前後方向にス
ライド自在な触指コマ１２と、その触指コマ１２の内面
部に突設した押し爪１３と、触指コマ１２を後方へ復帰
させるスプリング１４とによって構成されている。
【００１２】触指コマ１２をスプリング１４の力で窓孔
１１の後端まで後退させた状態で、触指コマ１２の表面
に指を当てて内側へ押すと、触指コマ１２の押し爪１３
がガイド孔８の中心方向へ移動して、そのガイド孔内に
収容されて前後方向に並んでいる先頭のキャップ２の凸
部３の後面部に掛合するので、その状態で触指コマ１２
を指で前方へ押してスライドさせると、キャップ２は押
し爪１３に押されて前進することになる。
１１の後端まで後退させた状態で、触指コマ１２の表面
に指を当てて内側へ押すと、触指コマ１２の押し爪１３
がガイド孔８の中心方向へ移動して、そのガイド孔内に
収容されて前後方向に並んでいる先頭のキャップ２の凸
部３の後面部に掛合するので、その状態で触指コマ１２
を指で前方へ押してスライドさせると、キャップ２は押
し爪１３に押されて前進することになる。
【００１３】なお、本発明におけるキャップ送り手段６
は、この実施例の構成に限定されるものではない。
は、この実施例の構成に限定されるものではない。
【００１４】次に、針遮断部７はケース本体５の前端外
周部に設けている。この針遮断部７としてケース本体５
に一体的に鍔１５を突設している。
周部に設けている。この針遮断部７としてケース本体５
に一体的に鍔１５を突設している。
【００１５】なお、図５に示すようなケース本体５から
分離した別体の円板状の鍔１６をケース本体５に取り付
けることによって針遮断部７を構成することも可能であ
る。この鍔１６は、弾性変形可能な材料で成形され、そ
の中心孔１７の内縁の一部に切欠き１８を設けている。
分離した別体の円板状の鍔１６をケース本体５に取り付
けることによって針遮断部７を構成することも可能であ
る。この鍔１６は、弾性変形可能な材料で成形され、そ
の中心孔１７の内縁の一部に切欠き１８を設けている。
【００１６】この鍔１６は、図４に示すようにケース本
体５に取り付けられる。すなわち、ケース本体５は前端
部をストレートな形状にして、その外周面に溝１９を設
けており、鍔１６はケース本体５の前端外周部に切欠き
１８を利用して中心孔１７を拡大しながら圧入して溝１
９に嵌合することにより取り付けられる。この鍔１６は
ケース本体５に対し着脱自在なので、邪魔な場合は取り
外すことができる。
体５に取り付けられる。すなわち、ケース本体５は前端
部をストレートな形状にして、その外周面に溝１９を設
けており、鍔１６はケース本体５の前端外周部に切欠き
１８を利用して中心孔１７を拡大しながら圧入して溝１
９に嵌合することにより取り付けられる。この鍔１６は
ケース本体５に対し着脱自在なので、邪魔な場合は取り
外すことができる。
【００１７】なお、本発明における針遮断部７の構成
も、上記実施例の構成に限定されるものではない。
も、上記実施例の構成に限定されるものではない。
【００１８】キャップ２を注射針１に被せるには、上記
のようにキャップ送り手段６の触指コマ１２と押し爪１
３でキャップ２をガイド孔８の前端開口１０の位置まで
前進させ、この状態で前方から注射針１をキャップ２に
挿入すればよい。なお、キャップ２は開口端を前にして
ケース本体５のガイド孔８に挿入するものとする。
のようにキャップ送り手段６の触指コマ１２と押し爪１
３でキャップ２をガイド孔８の前端開口１０の位置まで
前進させ、この状態で前方から注射針１をキャップ２に
挿入すればよい。なお、キャップ２は開口端を前にして
ケース本体５のガイド孔８に挿入するものとする。
【００１９】注射針１をキャップ２に挿入する際、誤っ
て注射針１がキャップ２の外側にずれることがあるが、
そのような場合、ケース本体５の前端外周部に設けた針
遮断部７、つまり、鍔１５，１６に注射針１が当るの
で、ケース本体５を握った手に注射針１が刺さる事故を
防止することができる。
て注射針１がキャップ２の外側にずれることがあるが、
そのような場合、ケース本体５の前端外周部に設けた針
遮断部７、つまり、鍔１５，１６に注射針１が当るの
で、ケース本体５を握った手に注射針１が刺さる事故を
防止することができる。
【００２０】上記のように針遮断部７の鍔１５，１６に
は注射針１が当たつて薬液等が付着することがある。そ
こで、針遮断部７が薬液によつて汚れるのを防止するた
めに、図６に示すように、針遮断部７の鍔１５，１６の
前面にカバー２０を交換可能に装着するのが好ましい。
カバー２０を装着する方法としては、剥離可能な粘着剤
を利用して貼着する方法や、留め具又は係止具を用いて
固定する方法などを任意に採用可能である。
は注射針１が当たつて薬液等が付着することがある。そ
こで、針遮断部７が薬液によつて汚れるのを防止するた
めに、図６に示すように、針遮断部７の鍔１５，１６の
前面にカバー２０を交換可能に装着するのが好ましい。
カバー２０を装着する方法としては、剥離可能な粘着剤
を利用して貼着する方法や、留め具又は係止具を用いて
固定する方法などを任意に採用可能である。
【００２１】
【発明の効果】本発明の注射針用キャップ供給装置は上
記の通りであり、注射針にキャップを被せる際に、誤っ
て注射針が手に刺さる事故を避けることができ、これに
より医療従事者がウイルス等に感染するのを防止するこ
とができる。また、注射を行っている時にキャップが紛
失しても、新しいキャップを提供できるので、キャップ
レス状態で注射針が廃棄されるという危険を回避するこ
とができる。また、キャップを径の異なるもの又は長さ
の異なるものに交換することによりサイズの異なる各種
の注射針に使用できる汎用性がある。また、請求項２記
載のように構成すれば、針遮断部の構成をシンプルにす
ることができる。また、請求項３記載のように構成すれ
ば、針遮断部が邪魔になる場合に取り外すことができ
る。また、請求項４記載のように構成すれば、針遮断部
の汚れを防止することができる。
記の通りであり、注射針にキャップを被せる際に、誤っ
て注射針が手に刺さる事故を避けることができ、これに
より医療従事者がウイルス等に感染するのを防止するこ
とができる。また、注射を行っている時にキャップが紛
失しても、新しいキャップを提供できるので、キャップ
レス状態で注射針が廃棄されるという危険を回避するこ
とができる。また、キャップを径の異なるもの又は長さ
の異なるものに交換することによりサイズの異なる各種
の注射針に使用できる汎用性がある。また、請求項２記
載のように構成すれば、針遮断部の構成をシンプルにす
ることができる。また、請求項３記載のように構成すれ
ば、針遮断部が邪魔になる場合に取り外すことができ
る。また、請求項４記載のように構成すれば、針遮断部
の汚れを防止することができる。
【図１】注射針とキャップを示す斜視図である。
【図２】キャップ供給装置全体の縦断面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線における横断面図である。
【図４】キャップ供給装置全体の縦断面図である。
【図５】鍔の正面図である。
【図６】キャップ供給装置前端部の縦断面図である。
１ 注射針 ２ キャップ ３ 凸部 ４ キャップ供給装置 ５ ケース本体 ６ キャップ送り手段 ７ 針遮断部 ８ ガイド孔 ９ 後端開口 １０ 前端開口 １１ 窓孔 １２ 触指コマ １３ 押し爪 １４ スプリング １５ 鍔 １６ 鍔 １７ 中心孔 １８ 切欠き １９ 溝 ２０ カバー
Claims (4)
- 【請求項１】 複数個のキャップ２を縦列状態で収容可
能な前後方向に長いガイド孔８をケース本体５に設ける
とともに、ガイド孔内のキャップ２を１個づつガイド孔
８の前端開口１０まで移動させるキャップ送り手段６を
ケース本体５に設け、また、ケース本体５の前端開口１
０の周囲に注射針１が前方から後方へ進むのを阻止する
針遮断部７を設けたことを特徴とする注射針用キャップ
供給装置。 - 【請求項２】 針遮断部７として、ケース本体５の前端
開口１０の周囲に鍔１５をケース本体５と一体的に突設
した請求項１記載の注射針用キャップ供給装置。 - 【請求項３】 針遮断部７として、ケース本体５の前端
開口１０の周囲にケース本体５とは別体の着脱自在な鍔
１６を設けた請求項１記載の注射針用キャップ供給装
置。 - 【請求項４】 針遮断部７の前面に交換可能なカバー２
０を取付けた請求項１、２又は３記載の注射針用キャッ
プ供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284819A JP2000093515A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 注射針用キャップ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284819A JP2000093515A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 注射針用キャップ供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000093515A true JP2000093515A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17683427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10284819A Withdrawn JP2000093515A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 注射針用キャップ供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000093515A (ja) |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10284819A patent/JP2000093515A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |