JP2000092792A - 電動機の診断装置 - Google Patents

電動機の診断装置

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JP2000092792A
JP2000092792A JP26328498A JP26328498A JP2000092792A JP 2000092792 A JP2000092792 A JP 2000092792A JP 26328498 A JP26328498 A JP 26328498A JP 26328498 A JP26328498 A JP 26328498A JP 2000092792 A JP2000092792 A JP 2000092792A
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amplitude
electric motor
rotor bar
data
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Hitoshi Hino
仁 氷野
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  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の熟練度に何ら係わりなく電動機のロ
ータバーの折損を診断でき、各作業者による診断結果の
差異を防止できる電動機の診断装置の提供。 【解決手段】 電動機1の1次電流を検出するクランプ
メータ3と、このクランプメータ3の出力をA/D変換
するA/D変換器4と、このA/D変換器4より出力さ
れる波形データを収集してメモリに蓄えるとともに、波
形データの個々の振幅を算出し、算出した振幅データを
演算して電動機1のロータバーの折損を診断するノート
パソコン5とを備えた。これにより、電動機1のロータ
バーに折損が発生しているときはこの折損部分は逆起電
力が発生せず、電動機1から出力される電流波形データ
に含まれる振幅に差が発生するので、ノートパソコン5
によりこの振幅の差に基づき電動機1の作動状態を自動
的に判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の診断装置
に係わり、特に、エレベータなどに用いられる電導電動
機のロータバーの折損を診断するのに好適な電動機の診
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、誘導電動機では繰り返し行われ
る重負荷運転の影響によりロータバーの劣化が進行して
折損を生じる結果、誘導電動機の故障あるいは事故が発
生する恐れがあるため、前記のロータバーの折損の有無
を定期的に診断して早期発見に努める必要がある。
【0003】そこで従来、例えば特開昭61−1514
79号公報に記載されているように、3相誘導電動機の
ステータコイルの層間絶縁破壊により生じるレヤーショ
ートやステータコイルのゆるみを診断する電動機の診断
装置が提案されている。
【0004】しかしながら、誘導電動機のロータバーの
折損を診断する診断装置自体はないため、電動機の1次
電流を検出する電流検出器と、この電流検出器より出力
される波形データを記録する記録計とを用いて、この記
録計で記録したデータを熟練した作業者が目視すること
により、これまで数十年にわたり多くの台数で誘導電動
機のロータバーの折損の診断を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術では、熟練した作業者による目視診断を実施して
いるが、経験の比較的浅い作業者では電動機のロータバ
ーの折損の診断が困難であるという問題や、それぞれの
作業者により前記の診断結果が若干異なるという問題が
ある。
【0006】本発明は、作業者の熟練度に何ら係わりな
く電動機のロータバーの折損を診断できるとともに、そ
れぞれの作業者により前記の診断結果の差異が生じるの
を防止できる電動機の診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電動機の1次電流を検出する電流検出器
と、この電流検出器の出力をA/D変換するA/D変換
器と、このA/D変換器より出力される波形データを収
集してメモリに蓄えるデータ収集手段とを備えた電動機
の診断装置において、前記メモリに蓄えられた波形デー
タの個々の振幅を算出する振幅算出手段と、この振幅算
出手段より出力される振幅データを演算して前記電動機
のロータバーの折損を診断する診断手段とを備えた構成
にしてある。
【0008】このように構成した本発明では、電動機の
ロータバーに折損が発生しているときはこの折損部分で
逆起電力が発生しないため、この電動機から出力される
波形データに含まれる振幅に差が発生するので、前記の
波形データの個々の振幅を振幅算出手段により算出し、
この振幅の差に基づいて診断手段により電動機の作動状
態を自動的に判定する。これにより、作業者の熟練度に
何ら係わりなく電動機のロータバーの折損を診断できる
とともに、それぞれの作業者により前記の診断結果の差
異が生じるのを防止できる。なお、電動機のステータに
界磁を発生させたとき、このステータに回転磁界が発生
するのに伴い総合誘導作用によってロータが回転し、こ
のロータの界磁から逆起電流が発生する。その際、電動
機のロータバーに折損が発生していないときは、前述し
た波形データの個々の振幅に差が発生しない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動機の診断装置
の実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の一
実施形態に係わる電動機の診断装置をエレベータに適用
した場合の全体構成を示すブロック図、図2は図1の診
断装置により正常時に測定した電動機の起動電流の波形
図、図3は図1の診断装置によりロータバー折損時に測
定した電動機の起動電流の波形図、図4は図1の診断装
置により正常時に測定した電動機の定常稼動電流の波形
図、図5は図1の診断装置によりロータバー折損時に測
定した電動機の定常稼動電流の波形図、図6は正常時の
電流方向を示す電動機内部の断面図、図7はロータバー
折損時の電流方向を示す電動機内部の断面図である。
【0010】図1に示すエレベータの電動機1には負荷
1aが掛かった状態にあり、この電動機1には入力線2
a、2b、2cが接続されている。
【0011】そして本実施形態の診断装置は、入力線2
bに係合し、電動機1の1次電流を検出する電流検出
器、例えばクランプメータ3と、このクランプメータ3
にアナログ出力ケーブル3aを介して接続され、クラン
プメータ3の出力をA/D(すなわちアナログ−デジタ
ル)変換するA/D変換器4と、このA/D変換器4に
シリアル通信ケーブル4aを介して接続されるノート型
のパーソナルコンピュータ(以下ノートパソコンと称す
る)5とを有している。
【0012】このノートパソコン5は、図示を省略した
がA/D変換器4より出力される波形データを収集して
メモリに蓄えるデータ収集手段と、前記のメモリに蓄え
られた波形データの個々の振幅を算出する算出手段と、
算出した振幅データを演算して電動機1のロータバーの
折損を診断する診断手段と、診断した振幅差および振幅
差の発生個数によって電動機1の交換時期を算出する寿
命算出手段と、異常波形を検出したときに通信回線7を
用いて外部、例えばディスクトップ型パーソナルコンピ
ュータ(以下パソコンと称する)8へ異常を連絡する電
動機1の予兆診断手段とを構成している。
【0013】また、ノートパソコン5には、プリンタケ
ーブル6aを介して携帯式プリンタ6が接続され、この
プリンタ6から記録紙6bが出力される。パソコン8
は、収集したデータを管理する管理手段を構成するとと
もに、1つの記憶媒体としてフロッピディスク(以下フ
ロッピと称する)9を備え、プリンタケーブル10aを
介してプリンタ10に接続されている。
【0014】上述した電動機1は、図6に示すように、
ステータ11、ロータ12を有しており、ステータ11
には巻線11a〜11iなどが巻掛けられ、同様に、ロ
ータ12にも巻線12a〜12iなどが巻掛けられてい
る。この電動機1は、図6のステータ11に界磁を発生
させるとこのステータ11に回転磁界が発生し、総合誘
導作用によってロータ12が回転し、このロータ12の
界磁からほぼ正弦波の逆起電力が発生する。しかしなが
ら、例えば、図7に示すようにロータ12の巻線12e
が折損している場合、ステータ11に界磁を発生させる
と、このステータ11に回転磁界が発生して総合誘導作
用によりロータ12が回転し、このロータ12の界磁か
ら逆起電力が発生するが、ロータ12の巻線12eの部
分のみ逆起電力が発生しない。
【0015】この実施形態にあっては、あらかじめ電動
機1の入力線2bにクランプメータ3の検出部を取り付
け、クランプメータ3のアナログ出力端子(図示せず)
をアナログ出力ケーブル3aを介してA/D変換器4に
接続し、このA/D変換器4をシリアル通信ケーブル4
aを介してノートパソコン5に接続する。また、現地で
記録紙に出力する場合は、ノートパソコン5をプリンタ
ケーブル6aを介して携帯式プリンタ6に接続する。
【0016】このようにして本実施形態の診断装置をセ
ットした後、電動発電機の起動により電動機1の入力線
2bの起動電流をクランプメータ3で検出したとき、こ
のクランプメータ3からアナログ信号をアナログ出力ケ
ーブル3aを介して出力し、そのアナログ信号をA/D
変換器4でデジタルデータに変換するとともに記憶した
後、前記のデジタルデータをシリアル通信ケーブル6a
を介してノートパソコン5に転送する。このノートパソ
コン5に取り込まれたデジタル信号は、ノートパソコン
5に記憶され、図2、図3に示すようにノートパソコン
5の画面に表示される。
【0017】同様に、エレベータの電動機1の運転によ
り定常稼動運転中に電動機1の入力線2bの起動電流を
クランプメータ3で検出したとき、このクランプメータ
3からアナログ信号が出力されると、A/D変換器4で
デジタルデータに変換された後、ノートパソコン5に取
り込まれ、その取り込まれたデジタル信号は、図4、図
5に示すようにノートパソコン5の画面に表示される。
【0018】(電動機1が正常であるとき)例えば、負
荷1aが発電機の場合で電動機1がロータバーが折損し
ておらず正常であるとき、図6のステータ11に界磁を
発生させるとこのステータ11に回転磁界が発生し、総
合誘導作用によってロータ12が回転し、このロータ1
2の界磁から逆起電力が発生するが、その発生する逆起
電力はほぼ正弦波である。
【0019】その際、図2の(a)に示すように起動電
流の波形13がノートパソコン5で表示され、この波形
13は、正電流側のピーク値13aと負電流側のピーク
値13bとの間で振幅する。同様に、図2の(b)に示
す起動電流の波形14や、図2の(c)に示す起動電流
の波形15が表示されることもある。すなわち、ノート
パソコン5に取り込まれたデジタル信号を時系列的に並
べると、図2の(a)の起動電流の波形13、図2の
(b)の起動電流の波形14、および図2の(c)の起
動電流の波形15のようになり、これらの波形13〜1
5は上記のように正弦波であるため振幅のピーク値をつ
なげ合わせると、正電流側のピーク値13aおよび負電
流側のピーク値13bのようにそれぞれほぼ直線とな
る。
【0020】同様に、負荷1aがエレベータの巻上機の
場合で電動機1が正常であるとき、図4の(a)に示す
ように定常走行電流の波形19がノートパソコン5で表
示され、この波形19は、正電流側のピーク値19aと
負電流側のピーク値19bとの間で振幅する。同様に、
図4の(b)に示す定常走行電流の波形20が表示され
ることもある。すなわち、前記のノートパソコン5に取
り込まれたデジタル信号を時系列的に並べると、図4の
(a)に示す定常電流の波形19、図4の(b)に示す
定常電流の波形20のようになり、これらの波形19、
20も上記のように正弦波であるため振幅のピーク値を
つなげ合わせると、正電流側のピーク値19aおよび負
電流側のピーク値19bのようにそれぞれほぼ直線とな
る。
【0021】(電動機1が異常であるとき)例えば、負
荷1aが発電機の場合で電動機1のロータバーが異常で
あり、図7に示すロータ12の巻線12eが折損してい
るとき、図7のステータ11に界磁を発生させたときこ
のステータ11に回転磁界が発生し、総合誘導作用によ
ってロータ12が回転し、このロータ12の界磁から逆
起電力が発生するが、ロータ12の巻線12eの部分の
み逆起電力が発生しない。
【0022】その際、図3の(a)に示すように起動電
流の波形16がノートパソコン5で表示され、この波形
16は、上記のようにロータ12の巻線12eの部分の
み逆起電力が発生しないため、正電流側の正常部分のピ
ーク値16aと負電流側のピーク値16bとの間で振幅
したり、あるいは正電流側の異常部分のピーク値16c
と負電流側の異常部分のピーク値16dとの間で振幅し
ている。同様に、図3の(b)に示す起動電流の波形1
7や、図3の(c)に示す起動電流の波形18が表示さ
れることもある。すなわち、ノートパソコン5に取り込
まれたデジタル信号を時系列的に並べると、図3の
(a)に示す起動電流波形16、図3の(b)に示す起
動電流波形17、図3の(c)に示す起動電流波形18
のようになり、これらの波形16〜18の振幅のピーク
値をつなげ合わせると、正電流側のピーク値16aとピ
ーク値16cとの間、および負電流側のピーク値16b
とピーク値16dとの間に差が発生する。
【0023】同様に、負荷1aがエレベータの巻上機の
場合で電動機1のロータバーに折損が発生していると
き、図5の(a)に示すように定常走行電流の波形21
がノートパソコン5で表示され、この波形21は、正電
流側の正常部分のピーク値21aと負電流側のピーク値
21bとの間で振幅したり、あるいは正電流側の異常部
分のピーク値21c、21dと負電流側の異常部分のピ
ーク値21e、21fとの間で振幅している。同様に、
図5の(b)に示す定常走行電流の波形22が表示され
ることもある。すなわち、ノートパソコン5に取り込ま
れたデジタル信号を時系列的に並べると、図5の(a)
に示す定常電流波形21、図5の(b)に示す定常電流
波形22のようになり、これらの波形21、22の振幅
のピーク値をつなげ合わせると、正電流側のピーク値2
1aとピーク値21cとピーク値21dとの間、および
負電流側のピーク値21bとピーク値21eとピーク値
21fとの間に差が発生する。
【0024】そこで、上記のようにピーク値の振幅の差
が発生したとき、ノートパソコン5により測定した振幅
の差の度合いと予め記憶した電動機1のロータバーの折
損時の振幅の差の度合い値とを比較してロータバーの折
損の度合いを算出すると同時に、測定したデータの任意
の時間内の振幅の差の個数を算出する。次いで、予め記
憶した電動機1の寿命を診断する任意の振幅の差の度合
い値と予め記憶した任意の時間内の振幅の差の個数を比
較し、ロータバーの折損状況から電動機1の残りの寿命
を算出する。次いで、ノートパソコン5の画面に表示す
るとともに携帯式プリンタ6によって記録紙6bに出力
する。
【0025】また、測定したデータは、ノートパソコン
5から電話回線7またはシリアル通信ケーブル5aを介
し、パソコン8に転送することができ、さらに、この転
送された測定データは、パソコン8によりフロッピ9に
記憶可能である。
【0026】このように構成した本実施形態では、電動
機1から出力される波形データに含まれる振幅の差に基
づいて電動機1の作動状態を自動的に判定できるので、
作業者の熟練度に何ら係わりなく電動機1のロータバー
の折損を診断できるとともに、それぞれの作業者により
前記の診断結果の差異が生じるのを防止できる。
【0027】また、本実施形態では、ロータバーの折損
状況から電動機1の残りの寿命を算出して電動機1の交
換時期を予測できるので、ロータバーの少量の折損時に
対して電動機1の予兆診断を行い、電動機1の取替また
は修理の事前準備を実施することにより電動機1の故障
を事前に防止することもできる。
【0028】また、本実施形態では、ノートパソコン5
から電話回線7を介してロータバーの緊急折損時にパソ
コン8などへ自動データ転送することにより、短時間に
異常時の対応を行ない電動機1の事故を未然に防止でき
る。
【0029】なお、本実施形態では図示していないが、
ノートパソコン5またはパソコン8によりフロッピ9以
外の電子記憶媒体に記憶することもできる。
【0030】さらに、本実施形態では、ノートパソコン
5により測定した振幅の差の度合いと予め記憶した電動
機1のロータバーの折損時の振幅の差の度合い値とを比
較してロータバーの折損の度合いを算出すると同時に、
測定したデータの任意の時間内の振幅の差の個数を算出
するようにしたが、本発明はこれに限らず、算出された
振幅データ中に振幅差が存在するか否かによっても電動
機1のロータバーの折損の有無を診断できる。また、算
出された振幅データ中に存在する振幅差が所定範囲以内
か否かによっても電動機1のロータバーの折損の有無を
診断でき、また、算出された振幅データの中から所定の
時間中に発生する振幅差の発生個数によっても電動機1
のロータバーの折損の有無を診断でき、また、算出され
た振幅データ中に存在する振幅差が所定範囲以内か否か
によっても電動機1のロータバーの折損の有無を診断で
きる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業者の
熟練度に何ら係わりなく電動機のロータバーの折損を診
断できるとともに、それぞれの作業者により前記の診断
結果の差異が生じるのを防止できる。したがって、電動
機の事故および故障を未然に防止できるとともに、電動
機を長時間停めることなく信頼性の高い判定を行なえる
電動機の診断装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる電動機の診断装置
をエレベータに適用した場合の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の診断装置により正常時に測定した電動機
の起動電流の波形図である。
【図3】図1の診断装置によりロータバー折損時に測定
した電動機の起動電流の波形図である。
【図4】図1の診断装置により正常時に測定した電動機
の定常稼動電流の波形図である。
【図5】図1の診断装置によりロータバー折損時に測定
した電動機の定常稼動電流の波形図である。
【図6】正常時の電流方向を示す電動機内部の断面図で
ある。
【図7】ロータバー折損時の電流方向を示す電動機内部
の断面図である。
【符号の説明】
1 電動機 1a 負荷 3 クランプメータ(電流検出器) 4 A/D変換器 4a シリアル通信ケーブル 5 ノートパソコン(パーソナルコンピュータ) 5a シリアル通信ケーブル 6 携帯式プリンタ 6a プリンタケーブル 6b 記録紙 7 電話回線 8 パソコン(管理手段) 9 フロッピ(フロッピディスク) 10 プリンタ 10a プリンターケーブル 11 ステータ 11a〜11i 巻線 12 ロータ 12a〜12i 巻線 13〜15 起動電流波形 13a、13b ピーク値 16〜18 起動電流波形 16a〜16d ピーク値 19、20 定常電流波形 19a、19b ピーク値 21、22 定常電流波形 21a〜21f ピーク値

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の1次電流を検出する電流検出器
    と、この電流検出器の出力をA/D変換するA/D変換
    器と、このA/D変換器より出力される波形データを収
    集してメモリに蓄えるデータ収集手段とを備えた電動機
    の診断装置において、 前記メモリに蓄えられた波形データの個々の振幅を算出
    する振幅算出手段と、この振幅算出手段より出力される
    振幅データを演算して前記電動機のロータバーの折損を
    診断する診断手段とを備えたことを特徴とする電動機の
    診断装置。
  2. 【請求項2】 前記振幅算出手段によって算出された振
    幅データ中に振幅差が存在するか否かによって前記電動
    機のロータバーの折損の有無を診断することを特徴とす
    る請求項1記載の電動機の診断装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅算出手段によって算出された振
    幅データ中に存在する振幅差が所定範囲以内か否かによ
    って前記電動機のロータバーの折損の有無を診断するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動機の診断装置。
  4. 【請求項4】 前記振幅算出手段によって算出された振
    幅データの中から所定の時間中に発生する振幅差の発生
    個数によって前記電動機のロータバーの折損の有無を診
    断することを特徴とする請求項1記載の電動機の診断装
    置。
  5. 【請求項5】 診断した振幅差および振幅差の発生個数
    によって前記電動機の交換時期を算出する寿命算出手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動機の診断
    装置。
  6. 【請求項6】 収集したデータを管理する管理手段を備
    えたことを特徴とする請求項2または3記載の電動機の
    診断装置。
  7. 【請求項7】 異常波形を検出したときに通信回線を用
    いて外部へ異常を連絡する電動機の予兆診断手段を備え
    たことを特徴とする請求項2または3記載の電動機の診
    断装置。
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