JP2000092122A - 音声伝送装置 - Google Patents

音声伝送装置

Info

Publication number
JP2000092122A
JP2000092122A JP10257773A JP25777398A JP2000092122A JP 2000092122 A JP2000092122 A JP 2000092122A JP 10257773 A JP10257773 A JP 10257773A JP 25777398 A JP25777398 A JP 25777398A JP 2000092122 A JP2000092122 A JP 2000092122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
audio
data amount
packet
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10257773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000092122A5 (ja
Inventor
Hitoshi Ikeda
仁 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP10257773A priority Critical patent/JP2000092122A/ja
Publication of JP2000092122A publication Critical patent/JP2000092122A/ja
Publication of JP2000092122A5 publication Critical patent/JP2000092122A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット伝送路での遅延変動が生じても、音
声波形的に不連続点が生ずる機会を減らして、雑音の少
ない音声伝送装置を提供する。 【解決手段】 パケット・デ・アセンブラ12からのデ
ジタル音声データ列を一時的に記憶する記憶手段13に
記憶されているデジタル音声データ列のデータ量を検知
するデータ量検知手段を設ける。データ量検知手段で検
知されたデータ量と、予め設定された閾値データ量とを
比較し、その比較結果に応じた制御信号をデータ制御手
段14からデータ補償手段16に出力する。データ補償
手段16は、データ制御手段からの制御信号により、デ
ータ量検知手段で検知されたデータ量が閾値データ量以
下となったときには、記憶手段からの音声データ中に、
記憶手段から読み出された音声データを用いて生成した
音声データを挿入して、音声復号化器19への出力デー
タとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、データ
の衝突あるいは再送により、データ受信までの時間が変
動するネットワークに接続される場合に適用して好適な
音声伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線を介して遠隔地に情報を伝達す
るデータ伝送の技術は、身近なところでは電話に利用さ
れている。これまで一般の公衆電話はアナログ回線を利
用していたが、近年ではデジタル回線を用いて音声以外
のデータ伝送も同時に行えるようになってきた。また、
企業内ではデジタル回線を利用したコンピューターネッ
トワークの構築が盛んになり、このネットワークを利用
して音声会話すなわち電話の機能を実現し、従来のよう
なアナログ電話回線網によっては内線電話網を構築しな
い動きが出てきている。
【0003】ところで、イーサネット(登録商標)等の
安価なバス型コンピューターネットワークで音声を伝送
する場合、デジタル音声をパケット化してネットワーク
に送信することが一般に行われている。この場合に、ネ
ットワークには他の端末が送信した音声以外のデータも
流れているため、パケットデータが受信端末に到着する
までの時間はパケット毎に変動することになる。
【0004】また、何らかの理由によりパケットが途中
で破棄され、送信端末がデータの再送処理を行うことが
ある。この場合には、パケットデータが受信端末に到着
するまでの時間は通常の場合に比べて長くなる。
【0005】このような問題に対して、特開平5−34
4034号に示される従来例の方式では、通信路の状況
によって受信端末までの遅延時間が変化する時間変動型
の通信路において、受信端末が音声信号を途切れなく連
続して処理できるようにしている。この従来例の方式を
図8および図9を用いて説明する。
【0006】図8は、この従来例の方式を用いる音声伝
送装置のブロック図である。図8においてアナログ音声
は、送信側装置TMにおいて音声符号化器1によって符
号化され、デジタル信号に変換される。符号化されたデ
ジタルデータ列は、パケット網にインターフェイスする
ために、パケット・アセンブラ2によりパケットデータ
に変換され、受信側に送信される。送信されたパケット
化されたデータ列は、パケット伝送路3を通って受信側
装置RVに到着する。
【0007】受信側装置RVに到着したパケットデータ
については、パケット伝送路3で生じたパケットの衝突
あるいは再送処理により、当該パケットデータの、前の
パケットの到着時点からの遅延時間がパケット毎に異な
っている。受信側装置RVでは、このパケットデータを
記憶回路4に蓄積し、一定時間の時間差をおいて記憶回
路4から読み出し、パケット・デ・アセンブラ5に供給
する。パケット・デ・アセンブラ5では、パケットをデ
・アセンブルしてデジタルデータ列に変換し、音声復号
化器6に供給する。音声復号化器6は、このデジタルデ
ータ列をアナログ音声信号に変換する。
【0008】図9は記憶回路4の動作を示す図である。
図9では、伝送路で、パケットの衝突や再送処理がない
場合には、前のパケットの到着時点から今回のパケット
の到着時点までの遅延時間がTxとされている。そし
て、図9は、パケット番号(i+1)のパケットが、伝
送路の途中で何らかの原因により再送が行われ、このパ
ケット番号(i+1)のパケットは、通常の遅延時間T
xと比較して長い遅延時間(Tx+α)で受信された場
合を示している。
【0009】この場合、記憶回路4には、パケットデー
タが受信された順に書き込みが行われる。一方、記憶回
路4からの読み出しは、パケット到着予想時点(通常の
遅延時間Txの時間間隔により定まる時点)よりも一定
時間Tだけ遅れて行われる。したがって、パケット番号
(i+1)のデータが再送で遅延した場合でも遅延変動
時間αが、前記一定時間T以内であれば、読み出された
データ列は時間変動がなくなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
例の方式によれば、受信データを記憶回路4によりバッ
ファリングして、一定時間の遅延を置いて受信データを
読み出すことにより、パケット伝送路における時間変動
を除去して、安定した品質の音声信号の伝送ができる。
【0011】しかしながら、電話のような会話を行う場
合、受信データのバッファリング量を大きくすると、音
声の遅延が大きくなり、会話相手の応答が遅くなり、い
らいらさせられたり、会話の衝突が引き起こされたりし
て、通信品質が劣化してしまう。
【0012】そこで、バッファリング量を小さくして、
通信品質の向上を図るようにすることが考えられるが、
バッファリング量を小さくすると、音声の遅延が小さく
なり、パケット伝送路での許容される遅延変動時間が小
さくなってしまう。遅延変動時間が小さいということ
は、バッファリングされたデータがすべて読み出されて
しまう機会が多くなり、音声のとぎれを招来することに
なる。
【0013】この場合、バッファリングされたデータが
全て読み出されてしまった場合の音声のとぎれの問題を
解決する一つの手段としては、音声復号化器6に、無音
/疑似雑音あるいは記憶回路4に保持されていた最後の
データを供給するという方法(特開平7−17549
2)が知られている。しかし、これらの方法では音声波
形的に不連続点が生じてしまい、不快な雑音が発生する
という問題点があった。
【0014】この発明は、以上の点にかんがみ、バッフ
ァリング量を小さくして通信品質の維持を図る場合に、
音声伝送においてパケット伝送路での遅延変動が生じて
も、音声波形的に不連続点が生ずる機会を減らして、雑
音の少ない音声伝送装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明による音声伝送装置は、ネットワー
ク上を伝送されてくるパケット化された音声データを受
信する受信手段と、前記受信手段で受信されたパケット
化された音声データを符号化されたデジタル音声データ
列に変換するパケット・デ・アセンブラ手段と、前記パ
ケット・デ・アセンブラ手段からの前記符号化されたデ
ジタル音声データ列を一時的に記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶されている前記符号化されたデジタル
音声データ列のデータ量を検知するデータ量検知手段
と、前記データ量検知手段で検知された前記データ量
と、予め設定された閾値データ量とを比較し、その比較
結果に応じた制御信号を出力するデータ制御手段と、前
記データ制御手段からの前記制御信号により、前記デー
タ量検知手段で検知された前記データ量が前記閾値デー
タ量よりも大きいときには、前記記憶手段からの前記音
声データを順次に出力データとし、前記データ量検知手
段で検知された前記データ量が前記閾値データ量以下と
なったときには、前記記憶手段からの前記音声データ中
に、前記記憶手段から読み出された音声データを用いて
生成した符号化された音声データを挿入して、出力デー
タとするデータ補償手段と、前記データ補償手段からの
出力音声データを復号化する音声復号化手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0016】また、請求項3の発明は、前記データ制御
手段で比較する前記設定データ量は、パラメータ記憶手
段に記憶される可変の値であることを特徴とする。
【0017】また、請求項4の発明は、請求項3の音声
伝送装置において、前記記憶手段から読み出された音声
データを用いて生成した前記音声データの、前記記憶手
段からの前記音声データ中に挿入する頻度を定めるため
の情報を、前記パラメータ記憶手段に記憶することを特
徴とする。
【0018】また、請求項5の発明は、請求項3または
請求項4に記載の音声伝送装置において、前記設定デー
タ量記憶手段を複数個、備えることを特徴とする。
【0019】また、請求項6の発明は、請求項1に記載
の音声伝送装置において、前記データ制御手段は、前記
記憶手段に記憶されている符号化された音声データ量
が、予め設定した前記閾値データ量とは異なる第2の閾
値データ量以上になると、前記記憶手段にデータ読み出
し信号を出力して、このデータ読み出し信号により前記
記憶手段に記憶されている符号化された音声データの読
み出しを行うようにするが、前記音声復号化手段はこの
音声データを読み込まないように制御することを特徴と
する。
【0020】
【作用】上述の構成の請求項1の発明においては、デー
タ量検知手段により記憶手段に記憶されている符号化さ
れた音声データ量が、予め設定された閾値データ量以下
になると、データ制御手段は記憶されているデータを用
いて生成された符号化された音声データを、前記記憶手
段に記憶されている符号化された音声データに挿入して
音声復号化手段に入力する。
【0021】これにより、記憶手段に記憶されているデ
ータが空になるのを遅らせて、パケット伝送路での遅延
変動時間を確保することができる。
【0022】請求項3の発明によれば、パケット伝送路
でのパケット衝突や再送処理の発生状況に応じて、デー
タ制御手段で、音声復号化手段に供給する音声データ
に、生成したデータの挿入を開始する、記憶手段の記憶
データ量の閾値を可変にすることができる。これによ
り、無駄にデータが挿入されることによる音声品質の劣
化を抑えることができる。
【0023】請求項4の発明においては、データ制御手
段で、音声復号化手段に供給する音声データに、生成し
たデータの挿入を開始する、記憶手段の記憶データ量の
閾値だけでなく、音声データ中に前記生成したデータを
挿入する頻度を可変にすることができる。これにより、
さらに、無駄にデータが挿入されることによる音声品質
の劣化を抑えることができる。
【0024】請求項5の発明においては、設定データ量
記憶手段を複数持つことにより、挿入する音声データ量
を段階的に変えられるようにして、音声品質の急激な劣
化を防ぐことができる。
【0025】さらに、請求項6の発明においては、デー
タ制御手段は記憶手段に記憶されている符号化された音
声データが、ある閾値データ量以上になると、データ読
み出し信号を出力し、この信号により記憶手段に記憶さ
れている符号化された音声データを読み出すが、このデ
ータを音声復号化手段では読み込まないようにすること
で、音声データの間引きを行えるようにして、バッファ
リング量の増加による遅延時間の増加を防ぐことができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明による音声伝送装
置の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
【0027】[第1の実施の形態]図1は、この第1の
実施の形態の音声伝送装置のブロック図であり、送信側
装置TMからのパケット化された音声データがパケット
伝送部3を通じて受信側装置RVに供給される構成は、
図8に示した構成と全く同様である。
【0028】この実施の形態では、受信側装置RVの内
部構成が図8とは異なる。送信側装置TMは、図8の場
合と全く同様であるので、図示は省略するが、音声符号
化部1と、パケット・アセンブラ2とからなるものであ
る。なお、図1において、太線の矢印は、複数ビットの
並列データ(音声サンプルデータワード)を示し、細線
は、単一データ線を示している。この関係は、各図にお
いて同じである。
【0029】この実施の形態の受信側装置RVでは、パ
ケット伝送部3を通じて伝送されてきたパケット化され
た音声データを受信回路11で受信する。受信回路11
は、受信したパケットデータをパケット・デ・アセンブ
ラ12に出力する。パケット・デ・アセンブラ12で
は、各パケットのヘッダー情報等を取り除き、符号化さ
れたデジタル音声データAUDのみを一時記憶用FIF
Oメモリ13に出力すると共に、書き込み信号WEをF
IFOメモリ13に出力する。
【0030】FIFOメモリ13では、このFIFOメ
モリ13に供給されるリセット信号RESETがアクテ
ィブ状態(この実施の形態では、アクティブ状態はハイ
レベルとする。以下同じ)でなくなると、書き込み信号
WEがアクティブ状態のときに、クロック信号CLKの
立ち上がりに同期して、パケット・デ・アセンブラ12
からのデジタル音声データAUDの書き込みが行われ
る。
【0031】FIFOメモリ13の書き込みアドレスW
ADRは、リセット信号RESETがアクティブ状態の
ときにリセットされ、リセット信号RESETがアクテ
ィブ状態でなくなると、書き込み信号WEがアクティブ
状態のときに、クロック信号CLKの立ち上がりに同期
してインクリメントされる。
【0032】以上のようにして、パケット・デ・アセン
ブラ12からのデジタル音声データAUDは、FIFO
メモリ13に、順次、書き込まれる。
【0033】また、リセット信号RESETがアクティ
ブ状態でなく、データ制御回路14からの読み出し信号
REがアクティブ状態のときには、クロック信号CLK
の立ち上がりに同期してデジタル音声データAUDが、
FIFOメモリ13から読み出される。
【0034】FIFOメモリ13の読み出しアドレスR
ADRは、リセット信号RESETがアクティブ状態の
ときにリセットされ、リセット信号RESETがアクテ
ィブ状態でなくなると、データ制御回路14からの読み
出し信号REがアクティブ状態のときに、クロック信号
CLKの立ち上がりに同期してインクリメントされる。
【0035】以上のようにして、デジタル音声データA
UDは、FIFOメモリ13から、順次、読み出され
る。読み出されたデジタル音声データAUDは、データ
補償回路16に供給される。
【0036】FIFOメモリ13は、また、書き込みア
ドレスWADRと、読み出しアドレスRADRとをデー
タ制御回路14に出力する。
【0037】データ補償回路16は、データ生成回路1
7と選択回路18とからなる。
【0038】データ生成回路17は、図2に示すよう
に、3つのレジスタ171,172,173と、補間デ
ータ演算器174とを備える。補間データ演算器174
は、この例では、レジスタ171とレジスタ172の出
力データを受けて、平均値補間データを生成する。な
お、この例では平均値補間は直線補間を採用するが、レ
ジスタ171とレジスタ172の出力データのそれぞれ
のデータ値に応じた重み付けを伴う重み付け平均値補間
であってもよい。また、補間データ演算器174で求め
る補間データとしては、平均値補間データに限られるも
のではなく、例えば前値ホールドデータを用いてもよ
い。
【0039】データ生成回路17では、FIFOメモリ
13からのデジタル音声データAUDをレジスタ171
及び172を介して、クロック信号CLKの2クロック
分、遅らせたものを、第1の出力データAUDDとする
と共に、レジスタ171とレジスタ172の出力データ
D1とD2の平均値を補間データ演算器174で演算
し、その演算出力である平均値補間データをレジスタ1
73を通じて第2の出力AUDCとする。
【0040】レジスタ171には、データ制御回路14
からの読み出し信号REがアクティブ状態のときに、ク
ロック信号CLKの立ち上がりに同期してFIFOメモ
リ13が出力しているデジタル音声データAUDがロー
ドされる。
【0041】レジスタ172には、データ制御回路14
からの読み出し信号REがアクティブ状態のときに、ク
ロック信号CLKの立ち上がりに同期してレジスタ17
1が出力しているデジタル音声データD1がロードされ
る。レジスタ172の出力D2は、データ生成回路10
からの第1の出力データAUDDとなる。
【0042】また、レジスタ171の出力データD1と
レジスタ172の出力データD2とは補間データ演算器
174に供給される。補間データ演算器174では、レ
ジスタ171の出力D1とレジスタ172の出力D2と
の加算を行う。そして、この補間データ演算器174の
加算結果の最下位ビットを除いた出力データD3は、ク
ロック信号CLKの立ち上がりに同期してレジスタ17
3にロードされる。
【0043】ここで、出力データD3は、 D3=(D1+D2)/2 であり、出力データD1と出力データD2との平均値で
ある。すなわち、レジスタ173は、平均値補間データ
AUDCを出力する。
【0044】データ生成回路17からの前述した第1お
よび第2の出力データAUDDおよびAUDCは、それ
ぞれ選択回路18に供給される。選択回路18は、デー
タ制御回路14からのデータ選択信号SELにより、い
ずれか一方の出力データを音声復号化器19に出力す
る。
【0045】この例では、選択回路18は、データ選択
信号SELがハイレベルのときには平均値補間データA
UDCを出力する。また、ローレベルのときにはレジス
タ172が出力するFIFOメモリ13から読み出され
たデジタル音声データAUDの遅延データAUDDを選
択して出力する。
【0046】データ制御回路14は、後で詳述するよう
に、FIFOメモリ13に記憶されているデータ量が、
パラメータ記憶回路15a,15bに記憶されている閾
値パラメータとしての閾値データ量よりも大きいときに
は、選択回路18から常に遅延データAUDDを音声復
号化器19に供給し、パラメータ記憶回路15a,15
bに記憶されている閾値データ量THa,THbよりも
少なくなったときには、選択回路18からパラメータ記
憶回路15a,15bに記憶されている頻度パラメータ
情報Fa,Fbに応じた頻度で補間データAUDCを音
声復号化器19に供給するようにする、データ選択信号
SELを生成する。
【0047】閾値パラメータTHa,THbや頻度パラ
メータFa,Fbは、使用者が適宜選定して、パラメー
タ記憶回路15a,15bに記憶するようにする。これ
らのパラメータは、使用者が、ネットワーク上でのパケ
ットの衝突の頻度や、データ再送の頻度などを考慮して
設定することができる可変量である。
【0048】なお、後述もするように、補間データAU
DCを音声復号化器19に出力するときには、読み出し
信号REをノンアクティブ状態にして、遅延データAU
DDは、データ生成回路17に保持し、次に、読み出し
信号REがアクティブ状態になったときに、保持してい
たデータAUDDを音声復号化器19に供給するように
する。このようにすることにより、音声データは補間デ
ータの分だけ、長くなったようになり、パケットデータ
の到来の遅延の影響を軽減することができる。
【0049】音声復号化器6では、図示されないシステ
ム制御回路からのスタート信号STが入力されると、音
声再生クロック信号に同期してデータリクエスト信号D
REQをデータ制御回路14に出力する。
【0050】音声再生クロック信号が、前記クロック信
号CLKと同期していない場合には、同期化回路が必要
となるが、この実施の形態では、2つのクロック信号が
同期していて、クロック信号CLKは音声再生クロック
信号に比べて十分高速であるものとして説明を行う。こ
の場合のクロック信号CLKと、音声再生クロック信号
と、データリクエスト信号DREQの関係を図3に示
す。
【0051】音声復号化器6は、データリクエスト信号
DREQがアクティブ状態のとき、音声再生クロック信
号に同期して選択回路18の出力データAUDDまたは
AUDCを取り込み、取り込んだデジタル音声データを
アナログ信号に変換して出力する。
【0052】ただし、データ制御回路14からのデータ
エンプティ信号EMPがアクティブ状態のときには、音
声復号化器19は、取り込んだデータの代わりに、無音
や疑似雑音、あるいはデータエンプティ信号EMPがア
クティブ状態になる前の最後のデータをアナログ信号に
変換して出力する。ここで、データエンプティ信号EM
Pは、後述するように、FIFOメモリ13に記憶され
ているデータ量が0のときに、アクティブ状態になる信
号である。
【0053】次に、データ制御回路14の構成および詳
細な動作について説明する。
【0054】データ制御回路14の内部ブロック構成例
を図4に示す。データ制御回路14は、減算回路141
と、第1および第2の比較回路142および143と、
ダウンカウンタ144と、選択スイッチ回路145と、
その他の複数個の論理ゲートとを備えて構成されてい
る。
【0055】減算回路141では、書き込みアドレスW
ADRと読み出しアドレスRADRとの間で減算を行っ
て、FIFOメモリ13の使用可能ワード数(FIFO
メモリ13に記憶されているデータ数に相当)を求め、
比較回路142、143に出力する。
【0056】減算回路141の出力は、また、ノアゲー
ト151に供給され、このノアゲート151からデータ
エンプティ信号EMPが出力される。データエンプティ
信号EMPは、減算回路141の減算結果が零、つま
り、FIFOメモリ13の記憶データ数が零のときにの
みハイレベルとなる。データエンプティ信号EMPは、
FIFOメモリ13の記憶データ数が零でないときには
ローレベルである。
【0057】比較回路142は、減算回路141で演算
されたFIFOメモリ13の使用可能ワード数と、パラ
メータ記憶回路15aの閾値パラメータである閾値デー
タ量THaとの比較を行う。一方、比較回路143は、
減算回路141で演算されたFIFOメモリ13の使用
可能ワード数と、パラメータ記憶回路15bの閾値パラ
メータである閾値データ量THbとの比較を行う。
【0058】比較回路142、143は、閾値データ量
THa,THbよりも使用可能ワード数の方が小さいか
あるいは等しい場合に、それぞれの比較出力信号C1,
C2をアクティブ状態にする。比較回路142の比較出
力信号C1は、アンドゲート152およびオアゲート1
53を通じて、ダウンカウンタ144のロード端子に供
給される。比較回路142の比較出力信号C2は、ま
た、インバータ158およびオアゲート153を通じ
て、ダウンカウンタ144のロード端子に供給される。
【0059】一方、比較回路143の比較出力信号C2
は、選択スイッチ回路145に供給される。
【0060】この例の場合、パラメータ記憶回路15
a,15bに記憶される閾値データ量THa,THb
は、THa>THbに選定されている。このため、FI
FOメモリ13の使用可能ワード数が閾値データ量TH
aよりも小さくなって、比較出力信号C1がアクティブ
状態になっても、ただちにFIFOメモリ13の使用可
能ワード数が閾値データ量THbよりも小さくなるわけ
ではない。しかし、FIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数が閾値データ量THbよりも小さくなると、比較出
力信号C1およびC2は、共にアクティブになる。
【0061】選択スイッチ回路145は、パラメータ記
憶回路15a,15bからの頻度パラメータ情報Fa,
Fbのいずれをダウンカウンタ144のロードデータ入
力端子DATAに供給するかを選択するためのものであ
る。この例の場合の頻度パラメータ情報Fa,Fbは、
ダウンカウンタ144にロードされるカウント値であ
り、この例では、Fa>Fbに選定されている。
【0062】比較回路143の比較出力信号C2は、選
択スイッチ回路145の切り換え制御信号として供給さ
れる。比較出力信号C2がアクティブでないときには、
選択スイッチ回路145は、パラメータ記憶回路15a
からの頻度パラメータ情報Faをダウンカウンタ144
のロードデータ入力端子DATAに供給し、比較出力信
号C2がアクティブであるときには、選択スイッチ回路
145は、パラメータ記憶回路15bからの頻度パラメ
ータ情報Fbをダウンカウンタ144のロードデータ入
力端子DATAに供給する。
【0063】ダウンカウンタ144は、ロード端子LO
AD,ロードデータ入力端子DATA,イネーブル端子
ENABLE,クロック入力端子CK,カウント値デー
タ出力端子DOUT端子を持つ。
【0064】ダウンカウンタ144においては、ロード
端子LOADがアクティブ状態のときに、クロック端子
CKの入力クロック信号CLKの立ち上がりに同期し
て、ロードデータ入力端子DATAの入力データが、こ
のダウンカウンタ144にロードされる。そして、ダウ
ンカウンタ144は、イネーブル端子ENABLEがア
クティブ状態のときに、クロック端子CKの入力クロッ
ク信号CLKの立ち上がりに同期してダウンカウントす
る。
【0065】そして、リセット信号RESETが、オア
ゲート153を通じてロード端子LOADに供給される
と共に、オアゲート156を通じてイネーブル端子EN
ABLEに供給される。また、音声復号化器19からの
データリクエスト信号DREQが、オアゲート156を
通じてイネーブル端子ENABLEに供給される。この
データリクエスト信号DREQは、また、アンドゲート
155に供給される。また、アンドゲート155には、
アンドゲート152の出力信号がインバータ154を通
じて供給される。このアンドゲート155の出力信号
は、読み出し信号REとして出力される。
【0066】さらに、ダウンカウンタ144の出力端子
DOUTから得られるカウント値出力データは、ノアゲ
ート157を通じてデータ選択信号SELとして出力さ
れる。また、ノアゲート157の出力信号は、アンドゲ
ート152の一方の入力信号とされる。
【0067】データ制御回路14から出力される読み出
し信号REは、ダウンカウンタ144の出力端子DOU
Tのカウント出力値が0で、かつ、比較出力信号C1が
アクティブのときには、アンドゲート152の出力がハ
イレベルとなるため、インバータ154の出力がローレ
ベルとなり、アクティブでない状態となる。それ以外の
場合は、アンドゲート152の出力がローレベルとなる
ため、インバータ154の出力がハイレベルとなり、デ
ータ制御回路14は、読み出し信号REとして、データ
リクエスト信号DREQを出力する。
【0068】そして、ダウンカウンタ144では、リセ
ット信号RESETがアクティブであるときと、比較回
路142の比較出力信号C1がアクティブでないとき
と、比較回路142の比較出力信号C1がアクティブ
で、かつ、ダウンカウンタ144の出力端子DOUTが
カウント出力値が0のときに、ロード端子LOADはア
クティブとなり、ロードデータ入力端子DATAの入力
データが、ダウンカウンタ144にロードされる。
【0069】次に、以上のような構成のデータ制御回路
14の動作を、具体的な数値を一例として挙げて、以下
に説明する。
【0070】すなわち、例えば、1つのパケット中のデ
ータ量を1500バイト、FIFOメモリ13の容量は
1パケット当たりのデータ量の2倍つまり3000ワー
ドとする。そして、FIFOメモリ13への1パケット
分のデータの書き込みは、読み出しに比べて高速に行わ
れ、最初のパケットデータのFIFOメモリ13への書
き込みが開始されてから、Tx(=1パケット分音声デ
ータ再生時間/2)時間後にリセットが解除されるもの
とする。
【0071】また、パケットはTx×2時間のインター
バルをおいて送信され、パラメータ記憶回路15aおよ
び15bに記憶されている閾値データ量THa,THb
は、それぞれ「740」および「370」、頻度パラメ
ータ情報FaおよびFbとしてのロードカウント値は、
それぞれ「20」および「10」が設定されているもの
とする。
【0072】先ず、データ制御回路14のリセットが解
除された段階では、FIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数は1500である。
【0073】(1)定常動作(FIFOメモリ13の使
用可能ワード数がTHa以上) この状態で音声復号化器19からデータリクエスト信号
DREQ(図3参照)が出力される(ハイレベルとな
る)と、このときには、比較出力信号C1はアクティブ
状態ではないので、データリクエスト信号DREQが読
み出し信号REとなる。
【0074】このため、データリクエスト信号DREQ
のタイミングで、FIFOメモリ13からデータAUD
が読み出されるとともに、読み出しアドレスRADRが
インクリメントされる。そして、FIFOメモリ13か
ら読み出されたアドレス0のデータは、図2に示したデ
ータ生成回路17のレジスタ171にラッチされる。
【0075】また、比較回路142の比較出力信号C1
はアクティブ状態ではないので、インバータ158の出
力がハイレベルとなって、ダウンカウンタ144のロー
ド端子LOADはアクティブ状態となり、ダウンカウン
タ144には、パラメータ記憶回路15aの頻度パラメ
ータ情報Faとしてのカウント値「20」がロードされ
た状態となる。このため、データ制御回路14から出力
されるデータ選択信号SELはローレベルとなり、選択
回路18からはデータ生成回路17のレジスタ172の
出力であるデータAUDDが音声復号化器19に供給さ
れる状態になる。
【0076】そして、次のデータリクエスト信号DRE
Qが出力されると、FIFOメモリ13から読み出され
たアドレス1のデータは、データ生成回路17のレジス
タ171にラッチされ、それまでレジスタ171がラッ
チしていたアドレス0のデータはレジスタ172にラッ
チされる。
【0077】その次のデータリクエスト信号DREQが
出力されると、FIFOメモリ13から読み出されたア
ドレス2のデータは、データ生成回路17のレジスタ1
71にラッチされ、それまでレジスタ171がラッチし
ていたアドレス1のデータはレジスタ172にラッチさ
れる。そして、データ選択信号SELがローレベルのた
め、選択回路18からはデータ生成回路17のレジスタ
172がラッチしていたアドレス0のデータAUDDが
音声復号化器6に供給され、この音声復号化器6でアナ
ログ音声信号への変換が行われる。
【0078】以後同様な動作が継続する。すなわち、ネ
ットワークにおいてパケット受信までの遅延時間変動が
ない場合、リセット解除後の時間Tx後に、次のパケッ
トが受信されるので、FIFOメモリ13の使用可能ワ
ード数は閾値データ量THa=740を下回らずにコン
スタントに音声再生が行われる。
【0079】一方、ネットワークにおいて、パケット受
信までの遅延時間の変動があり、次のパケットの到着遅
れにより使用可能ワード数が閾値データ量THa=74
0以下になると、次のような動作となる。
【0080】(2)FIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数が閾値データ量THa以下 このときには、比較回路142の比較出力信号C1がア
クティブ状態になり、インバータ158の出力がローレ
ベルになるので、ダウンカウンタ144のロード端子L
OADはアクティブ状態でなくなる。したがって、この
状態で、次のデータリクエスト信号DREQが、音声復
号化器19から出力されると、カウンタ144ではカウ
ントダウンが行われ、その出力カウント値は「19」と
なる。
【0081】そして、このとき、比較出力信号C1はア
クティブ状態になっても、カウンタ144の出力端子D
OUTの出力カウント値は0ではないので、データ選択
信号SELは、ローレベルのままであり、アンドゲート
152の出力は、ハイレベルとはならず、データ制御回
路14からの読み出し信号REとしてはデータリクエス
ト信号DREQが出力される。
【0082】そして、データ選択信号SELはローレベ
ルなので、データ生成回路17のレジスタ172がラッ
チしていたデータが音声復号化器6に取り込まれ、アナ
ログ音声への変換が行われる。以後、データリクエスト
信号DREQが音声復号化器19から出力される度に、
ダウンカウンタ144の出力カウント値が0になるまで
同様の動作が繰り返される。
【0083】(3)ダウンカウンタ144の出力カウン
ト値が0 ダウンカウンタ144の出力カウント値が0になると、
データ選択信号SELはハイレベルとなる。この状態で
は、アンドゲート152の出力がハイレベルとなるた
め、アンドゲート155の出力は常にローレベルとな
り、次のデータリクエスト信号DREQが、音声復号化
器19から出力されても、読み出し信号REとしては出
力されず、読み出し信号REはノンアクティブの状態に
なる。このため、FIFOメモリ13からの読み出しお
よびレジスタ171,172へのデータロードは行われ
ない。
【0084】そして、データ選択信号SELがハイレベ
ルであるので、選択回路18では、データ生成回路17
のレジスタ173からの補間データを選択し、その補間
データが音声復号化器6に取り込まれる。
【0085】また、ダウンカウンタ144の出力カウン
ト値が0になると、比較出力信号C1はアクティブ状態
であるから、アンドゲート152の出力がハイレベルに
なり、ダウンカウンタ144のロード端子LOADはア
クティブ状態になり、ダウンカウンタ144には、パラ
メータ記憶回路15aの頻度パラメータ情報Faのカウ
ント値「20」が再びロードされる。そして、カウント
値「20」がロードされると、ダウンカウンタ144の
出力端子DOUTが0でなくなり、データ選択信号SE
Lがローレベルになるので、ダウンカウンタ144のロ
ード端子LOADはアクティブ状態でなくなる。
【0086】以後、データリクエスト信号が音声復号化
器19から出力されるごとに、前記の(2),(3)の
状態を繰り返すので、FIFOメモリ13から、音声デ
ータの20ワードのデータを読み出すたびに1ワードの
補間データが挿入されることになる。
【0087】さらに、FIFOメモリ13での使用可能
ワード数が減少して「370」になると、比較回路14
3の比較出力信号C2がアクティブ状態(ハイレベル)
になる。すると、スイッチ回路145では、パラメータ
記憶回路15bからの頻度パラメータFbとしてのカウ
ント値「10」が選択され、ダウンカウンタ144のロ
ードデータ入力端子DATAに入力される。
【0088】したがって、以後は、データリクエスト信
号DREQが出力されるごとに、ダウンカウンタ144
へのロード値が異なる以外は、前記(2),(3)と同
様な動作を繰り返すので、FIFOメモリ13から10
ワードのデータを読み出すたびに1ワードの補間データ
が挿入されて、音声復号化器19に音声データが供給さ
れることになる。
【0089】FIFOメモリ13の使用可能ワード数が
さらに減少して「0」になると、前述したように、デー
タエンプティ信号EMPがアクティブ状態になる。する
と、前述したように、音声復号化器19は、取り込んだ
データの代わりに、無音や疑似雑音、あるいはデータエ
ンプティ信号がアクティブ状態になる前の最後のデータ
をアナログ信号に変換して出力する。
【0090】FIFO13での使用可能ワード数が74
0以下で補間が行われる状態で、あるいはデータエンプ
ティ信号EMPのアクティブ状態で、ネットワークを通
じて次のパケットが受信されると、FIFOメモリ13
の使用可能ワード数は740より大きくなるので、前述
の(1)の動作状態となる。
【0091】以上述べてきたように、第1の実施形態で
は、FIFOメモリ13の使用可能ワード数が740以
下になると、20ワード毎に1ワード、使用可能ワード
数が370以下になると、10ワード毎に1ワード、の
補間データを元の音声データに挿入して音声復号化器1
9に入力するように、データ制御回路14は、データ補
償回路16を制御するようにするので、1パケット分の
音声再生時間を長くすること、つまり、FIFOメモリ
13が空になるまでの時間を長くすることが可能とな
る。
【0092】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態について、図5〜図7を用いて説明する。この第2
の実施の形態は、FIFOメモリ13に記憶されている
音声データ量が多すぎて、書き込みができなくなる状態
を軽減する場合を考慮したものである。
【0093】図5は、この発明の第2の実施の形態の場
合のブロック図である。データ制御回路20以外の回路
については、図1を用いて示した第1の実施の形態と同
一のものであるので説明を省略する。なお、図5では、
図1に比べてパラメータ記憶回路15cが追加されてい
る点も異なる。
【0094】この第2の実施の形態の場合のデータ制御
回路20の内部ブロック構成例を図6に示す。
【0095】図6のデータ制御回路20は、図4のデー
タ制御回路14の構成に加えて、比較回路201と、バ
イナリーカウンタ202およびその周辺のロジックゲー
トと、アップダウンカウンタ203およびその周辺ロジ
ックゲートと、新データリクエスト信号NREQの生成
用のロジックゲートが追加されたものである。それ以外
の部分の回路は、前述のデータ制御回路14と同一のも
のである。
【0096】比較回路201の一方の入力としては、減
算回路141の減算結果であるFIFOメモリ13での
使用可能ワード数のデータが供給され、他方の入力とし
ては、パラメータ記憶回路15cからの閾値パラメータ
としての閾値データ量THcが供給される。
【0097】この比較回路201の比較出力信号C3
は、アンドゲート204およびオアゲート205を介し
てカウンタ202のロード端子LOADに供給される。
比較回路201の比較出力信号C3は、また、インバー
タ215およびオアゲート205を介してカウンタ20
2のロード端子LOADに供給される。そして、カウン
タ202のロードデータ入力端子DATAには、パラメ
ータ記憶回路15cからの頻度パラメータFcとしての
プリセットカウント値が供給される。
【0098】そして、カウンタ202においては、リセ
ット信号RESETがオアゲート205を通じてロード
端子LOADに供給されると共に、オアゲート206を
通じてイネーブル端子ENABLEに供給される。さら
に、音声復号化器19からのデータリクエスト信号DR
EQがオアゲート206を通じてイネーブル端子ENA
BLEに供給される。また、クロック信号CLKは、ク
ロック端子CKに供給される。
【0099】そして、カウンタ202の出力端子DOU
Tのカウント値出力がノアゲート207を通じてデータ
選択信号SEL2とされ、このデータ選択信号SEL2
がDフリップフロップ208のD端子に供給されると共
に、オアゲート211、アンドゲート212を通じてア
ップダウンカウンタ203のイネーブル端子ENABL
Eに供給される。
【0100】Dフリップフロップ208および209の
出力は、アンドゲート210に供給されて、このアンド
ゲート210から新データリクエスト信号NREQを得
る。この新データリクエスト信号NREQは、オアゲー
ト214を通じて、読み出し信号REとされる。もちろ
ん、この例の場合にも、アンドゲート155の出力デー
タは、オアゲート214を通じて読み出し信号REとさ
れる。
【0101】また、ノアゲート157からのデータ選択
信号SELがオアゲート211およびアンドゲート21
2を通じてアップダウンカウンタ203のイネーブル端
子ENABLEに供給される。さらに、データリクエス
ト信号DREQは、Dフリップフロップ209のD端子
に供給されると共に、アンドゲート212を通じてアッ
プダウンカウンタ203のイネーブル端子ENABLE
に供給されている。
【0102】アップダウンカウンタ203のリセット端
子RSTには、リセット信号RESETが供給され、カ
ウンタ方向制御端子UPには、比較回路142の比較出
力信号C1が供給される。そして、アップダウンカウン
タ203の出力端子DOUTの出力カウント値データ
は、ノアゲート213を通じ、オアゲート205を通じ
てバイナリーカウンタ202のロード端子LOADに供
給されている。
【0103】アップダウンカウンタ203は、そのリセ
ット端子RSTがアクティブ状態のときに、クロック端
子CKに供給されているクロック信号CLKの立ち上が
りに同期してリセットされ、その出力端子DOUTのカ
ウント値出力は0となる。
【0104】また、アップダウンカウンタ203は、リ
セット端子RSTがアクティブ状態でなく、かつ、イネ
ーブル端子ENABLEがアクティブ状態のときに、ク
ロック端子CKに供給されているクロック信号CLKの
立ち上がりに同期してアップカウントあるいはダウンカ
ウントする。そして、アップダウンカウンタ203は、
カウンタ方向制御端子UPの入力がアクティブ状態のと
きはアップカウント、そうでないときはダウンカウント
となり、出力端子DOUTのカウント値出力が更新され
る。
【0105】次に、この図6のデータ制御回路20によ
る動作を、具体例を挙げて以下に説明する。
【0106】ここでも前述した第1の実施の形態と同様
に、1つのパケット中のデータ量を1500バイト、F
IFOメモリ13の容量は1パケット当たりのデータ量
の2倍つまり3000ワード、FIFOメモリ13への
1パケット分のデータの書き込みは読み出しに比べて高
速に行われ、最初のパケットデータのFIFOメモリ1
3への書き込みが開始されてからTx(=1パケット分
音声データ再生時間/2)時間後にリセットが解除さ
れ、パケットはTx×2時間のインターバルをおいて送
信されるものとする。
【0107】そして、パラメータ記憶回路15aおよび
15bの閾値パラメータTHaおよびTHbとしては、
それぞれ「740」および「370」、頻度パラメータ
FaおよびFbとしては、それぞれ「20」および「1
0」が設定されているものとする。さらに、この実施の
形態では、パラメータ記憶回路15cの閾値パラメータ
THcとしては、「2250」、頻度パラメータFcと
しては「10」が設定されているものとする。
【0108】ここで、図7に示すように、1番目のパケ
ットと3番目のパケットは遅延時間変動がなく受信され
たのに対して、2番目のパケットは(Tx+α)時間の
遅れを伴って受信された場合を考える。
【0109】先ず、リセットが解除された段階では、F
IFOメモリ13の使用可能ワード数は1500であ
り、第1の実施の形態における(1)の動作と同様の動
作を繰り返す。2番目のパケットは、(Tx+α)時間
の遅れを伴って受信されるので、このときには、FIF
Oメモリ13の使用可能ワード数は「740」以下にな
り、第1の実施の形態における(2)および(3)の動
作と同様の動作を繰り返すようになり、音声復号化器1
9に供給される音声データには、20ワード毎に1ワー
ドの補間データが挿入される。
【0110】さらにFIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数が減少し、「370」以下になると、音声復号化器
19に供給される音声データには、10ワード毎に1ワ
ードの補間データが挿入される。
【0111】ここで、図6においては、データ選択信号
SELがオアゲート211、アンドゲート212を通じ
てアップダウンカウンタ203のイネーブル端子ENA
BLEに供給されていることから、データ選択信号SE
Lが0になる、すなわち、補間データが挿入されるたび
にアップダウンカウンタ203のカウント値はカウント
アップする。
【0112】ここで、49ワード、補間データが挿入さ
れ、アップダウンカウンタ203で「49」までカウン
トアップした時点で2番目のパケットが受信されたもの
とする。このとき、FIFOメモリ13には50ワード
程度が残されているとすると、これに新しいパケットの
データを加えると、FIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数は1550まで増加し、再び、前述の第1の実施の
形態の(1)の動作と同様の動作を繰り返すようにな
る。
【0113】そして、次の3番目のパケットが受信され
までには、例えば701ワード分のデータが再生され、
FIFOメモリ13には799ワード程度が残されてい
て、これに新しいパケット(3番目のパケット)のデー
タを加えると、FIFOメモリ13の使用可能ワード数
は2299まで増加する。
【0114】このように、アップダウンカウンタ203
のカウント値出力が0でない状態で、FIFOメモリ1
3の使用可能ワード数が、パラメータ記憶回路15cの
閾値パラメータTHcの設定値「2250」以上になる
と、次のような動作となる。
【0115】(4)FIFOメモリ13の使用可能ワー
ド数がTHc以上 このときには、比較回路201の比較出力信号C3がア
クティブ状態になり、インバータ215の出力がローレ
ベルとなるので、カウンタ202のロード端子LOAD
はアクティブ状態でなくなる。カウンタ202のロード
値は、「10」(=Fc)であるので、この状態で次の
データリクエスト信号DREQが出力されると、カウン
タ202ではカウントダウンが行われ、出力カウント値
は「9」となる。
【0116】このとき、データ選択信号SELはローレ
ベルなので、データ生成回路17のレジスタ172がラ
ッチしていたデータが音声復号化器6に取り込まれ、ア
ナログ音声への変換が行われる。以後、音声復号化器6
からデータリクエスト信号DREQが出力されるごと
に、カウンタ202の出力が0になるまで同様の動作が
繰り返される。
【0117】(5)カウンタ202の出力カウント値=
0 カウンタ202の出力カウント値が0になった状態で、
次のデータリクエスト信号DREQが音声復号化器19
から出力されると、データ生成回路17のレジスタ17
2がラッチしていたデータが、クロック信号CLKに同
期して音声復号化器6に取り込まれ、アナログ音声への
変換が行われる。
【0118】また、同時に、FIFOメモリ13からの
読み出しおよびレジスタ171,172へのデータロー
ドが行われる。また、カウンタ202のロード端子LO
ADはアクティブ状態なので、カウンタ202にはパラ
メータ記憶回路15cの頻度パラメータFcのカウント
値「10」が再びロードされ、その後、そのロード端子
LOADはアクティブ状態でなくなる。さらに、このと
きアップダウンカウンタ203はカウントダウンする。
【0119】次のクロック信号CLKの立ち上がり時点
では、アンドゲート210の出力である新データリクエ
スト信号NREQがハイレベルとなっているため、読み
出し信号REがアクティブとなり、再び、FIFOメモ
リ13からの読み出しおよびレジスタ171,172へ
のデータロードが行われる。
【0120】しかし、このときには、音声復号化器19
からはデータリクエスト信号DREQが出力されていな
いため、音声復号化器19はレジスタ172が保持して
いたデータを取り込まない。このため、音声復号化器1
9に対する受信データは1ワード削除されたことにな
る。
【0121】以後、データリクエスト信号DREQが出
力されるごとに、上述の(4),(5)の動作状態を繰
り返すので、FIFOメモリ13から、10ワードのデ
ータを読み出すたびに1ワードのデータが削除されるこ
とになる。但し、アップダウンカウンタ203の出力値
が0になると、カウンタ202のロード端子LOADは
アクティブ状態となるので、第1の実施の形態の(1)
の動作状態となる。
【0122】なお、アップダウンカウンタ203の出力
カウント値が0までカウントダウンしないまま、さらに
使用可能ワード数が減少して、「2250」未満になる
と、比較回路201の比較出力信号C3がアクティブ状
態でなくなり、カウンタ202のロード端子LOADは
アクティブ状態となるので、前記(1)の動作状態とな
る。
【0123】以上説明したように、第2の実施の形態で
は、データ制御回路20で、FIFOメモリ13の使用
可能ワード数が「2250」以上になると、10ワード
毎に1ワードづつ、補間により挿入したデータ量だけ受
信データの削除が行われるので、受信データのバッファ
リング量が増大していくのを防ぎ、通信品質の劣化を避
けることが可能となる。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、音声伝送において、パケット伝送路での遅延変動が
生じても、音声波形的に不連続点が発生するのを減らす
ことができ、不快な雑音の少ない音声伝送装置が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による音声伝送装置の第1の実施の形
態のブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の一部ブロックの構成例を示
すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態を説明するためのタイミング
図である。
【図4】第1の実施の形態の一部ブロックの構成例を示
すブロック図である。
【図5】この発明による音声伝送装置の第2の実施の形
態のブロック図である。
【図6】第2の実施の形態の一部ブロックの構成例を示
すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態を説明するためのタイミング
図である。
【図8】従来の音声伝送装置の一例を説明するためのブ
ロック図である。
【図9】図8の従来例の説明のためのタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 音声符号化器 2 パケット・アセンブラ 3 パケット伝送路 11 受信回路 12 パケット・デ・アセンブラ 13 FIFOメモリ 14、20 データ制御回路 15a,15b,15c パラメータ記憶回路 16 データ補償回路 17 データ生成回路 18 選択回路 19 音声復号化器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上を伝送されてくるパケット
    化された音声データを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信されたパケット化された音声データ
    を符号化されたデジタル音声データ列に変換するパケッ
    ト・デ・アセンブラ手段と、 前記パケット・デ・アセンブラ手段からの前記符号化さ
    れたデジタル音声データ列を一時的に記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている前記符号化されたデジタ
    ル音声データ列のデータ量を検知するデータ量検知手段
    と、 前記データ量検知手段で検知された前記データ量と、予
    め設定された閾値データ量とを比較し、その比較結果に
    応じた制御信号を出力するデータ制御手段と、 前記データ制御手段からの前記制御信号により、前記デ
    ータ量検知手段で検知された前記データ量が前記閾値デ
    ータ量よりも大きいときには、前記記憶手段からの前記
    音声データを順次に出力データとし、前記データ量検知
    手段で検知された前記データ量が前記閾値データ量以下
    となったときには、前記記憶手段からの前記音声データ
    中に、前記記憶手段から読み出された音声データを用い
    て生成した符号化された音声データを挿入して、出力デ
    ータとするデータ補償手段と、 前記データ補償手段からの出力音声データを復号化する
    音声復号化手段と、 を備えることを特徴とする音声伝送装置。
  2. 【請求項2】アナログ音声信号をデジタル音声データ系
    列に変換する音声符号化手段と、 前記音声符号化手段により符号化された音声データをパ
    ケットデータに変換するパケット・アセンブラ手段と、 前記パケット・アセンブラ手段によりパケット化された
    音声データをネットワーク上に送信する送信手段と、 前記送信手段から送信されて、前記ネットワーク上を伝
    送されてくるパケット化された音声データを受信する受
    信手段と、 前記受信手段で受信されたパケット化された音声データ
    を符号化されたデジタル音声データ列に変換するパケッ
    ト・デ・アセンブラ手段と、 前記パケット・デ・アセンブラ手段からの前記符号化さ
    れたデジタル音声データ列を一時的に記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている前記符号化されたデジタ
    ル音声データ列のデータ量を検知するデータ量検知手段
    と、 前記データ量検知手段で検知された前記データ量と、予
    め設定された閾値データ量とを比較し、その比較結果に
    応じた制御信号を出力するデータ制御手段と、 前記データ制御手段からの前記制御信号により、前記デ
    ータ量検知手段で検知された前記データ量が前記閾値デ
    ータ量よりも大きいときには、前記記憶手段からの前記
    音声データを順次に出力データとし、前記データ量検知
    手段で検知された前記データ量が前記閾値データ量以下
    となったときには、前記記憶手段からの前記音声データ
    中に、前記記憶手段から読み出された音声データを用い
    て生成した符号化された音声データを挿入して、出力デ
    ータとするデータ補償手段と、 前記データ補償手段からの出力音声データを復号化する
    音声復号化手段と、 を備えることを特徴とする音声伝送装置。
  3. 【請求項3】前記データ制御手段で比較する前記閾値デ
    ータ量は、パラメータ記憶手段に記憶される可変の値で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    音声伝送装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段から読み出された音声データ
    を用いて生成した前記音声データの、前記記憶手段から
    の前記音声データ中に挿入する頻度を定めるための情報
    を、前記パラメータ記憶手段に記憶することを特徴とす
    る請求項3に記載の音声伝送装置。
  5. 【請求項5】前記パラメータ記憶手段を複数個、備える
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の音声
    伝送装置。
  6. 【請求項6】前記データ制御手段は、前記記憶手段に記
    憶されている符号化された音声データ量が、予め設定し
    た前記閾値データ量とは異なる第2の閾値データ量以上
    になると、前記記憶手段にデータ読み出し信号を出力し
    て、このデータ読み出し信号により前記記憶手段に記憶
    されている符号化された音声データの読み出しを行うよ
    うにするが、前記音声復号化手段はこの音声データを読
    み込まないように制御することを特徴とする請求項1に
    記載の音声伝送装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の音声伝送装置において、 前記データ制御手段で、前記記憶手段に記憶されている
    符号化された音声データ量と比較する前記第2の閾値デ
    ータ量は、パラメータ記憶手段に記憶される可変の値で
    あることを特徴とする音声伝送装置。
JP10257773A 1998-09-11 1998-09-11 音声伝送装置 Pending JP2000092122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257773A JP2000092122A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 音声伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10257773A JP2000092122A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 音声伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000092122A true JP2000092122A (ja) 2000-03-31
JP2000092122A5 JP2000092122A5 (ja) 2004-09-30

Family

ID=17310911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10257773A Pending JP2000092122A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 音声伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000092122A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113436639A (zh) * 2021-08-26 2021-09-24 北京百瑞互联技术有限公司 一种音频流补偿方法、装置、存储介质及设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113436639A (zh) * 2021-08-26 2021-09-24 北京百瑞互联技术有限公司 一种音频流补偿方法、装置、存储介质及设备
CN113436639B (zh) * 2021-08-26 2021-12-03 北京百瑞互联技术有限公司 一种音频流补偿方法、装置、存储介质及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2423009C1 (ru) Способ и устройство для измерения синхронизации воспроизведения речевых потоков в пределах предложения без влияния на разборчивость
JP3417392B2 (ja) 同期制御装置
JP3825007B2 (ja) ジッタバッファの制御方法
WO2005013639A2 (en) Buffer management system, digital audio receiver, headphones, loudspeaker, method of buffer management
US7450593B2 (en) Clock difference compensation for a network
US7865255B2 (en) Audio buffering system and method of buffering audio in a multimedia receiver
US7120171B2 (en) Packet data processing apparatus and packet data processing method
KR100346008B1 (ko) 지연 요동 흡수 장치 및 방법
JP2000092122A (ja) 音声伝送装置
US6061778A (en) Digital signal processor for detecting out-of-sync and jitter from two clock signals and controlling the interpolation based on deviation and jitter amount
JPH1169327A (ja) 同期制御装置
JP5234845B2 (ja) パケット送受信装置、方法及びプログラム
JP3644477B2 (ja) 音声受信装置および音声送受信装置
KR0152396B1 (ko) 피씨엠 데이타 지연회로
US20010053147A1 (en) Synchronous data transmission system
US5706393A (en) Audio signal transmission apparatus that removes input delayed using time time axis compression
JP4338083B2 (ja) ディジタル音声再生装置
JP2008022432A (ja) 信号送受信装置および通信同期制御方法
KR100685982B1 (ko) 미디어 정보의 동기화 방법 및 그 장치
JP2005266411A (ja) 音声圧縮方法および電話器
JP2000124947A (ja) 音声パケット受信装置及び方法
JP2002271397A (ja) パケット損失復旧器、及び、パケット損失復旧方法
JP2001156845A (ja) 遅延ゆらぎ吸収装置
WO2004038994A1 (en) Device for exchanging data signals between two clock domains
JPH05145505A (ja) 音声伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050622