JP2000090661A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2000090661A
JP2000090661A JP25787898A JP25787898A JP2000090661A JP 2000090661 A JP2000090661 A JP 2000090661A JP 25787898 A JP25787898 A JP 25787898A JP 25787898 A JP25787898 A JP 25787898A JP 2000090661 A JP2000090661 A JP 2000090661A
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Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Akihiro Okumura
明弘 奥村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データなどのシャッフリングを、高速に
行う。 【解決手段】 メモリセルアレイ5は、行アドレスおよ
び列アドレスによって指定されるメモリセルを有してお
り、行デコーダ3Rは、行アドレスをデコードし、列ド
ライバ4Rを介して、メモリセルアレイ5に供給するよ
うになされている。列デコーダ3Cまたは103は、列
アドレスWまたはRをそれぞれデコードし、列ドライバ
4Cまたは131Cを介してメモリセルアレイ5にそれ
ぞれ供給するようになされている。そして、列デコーダ
131Cは、そのデコード結果をプログラマブルに変更
することができるものとされており、これにより、例え
ば、列デコーダ3Cと131Cとにおけるデコード結果
が異なるように、列デコーダ131Cのプログラムを行
うことで、データのシャッフリングを、高速に行うこと
ができるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置に関し、
特に、例えば、画像のシャッフリング(またはスクラン
ブル)を、高速に行うことができるようにする記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディジタル画像データを、衛星
回線やインターネットその他の通信ネットワークを介し
て送信(通信)する場合、およびディジタルVTR(Vi
deo Tape Record)やDVD(Digital Versatile Dis
c)などの記録メディアに記録する場合においては、ノ
イズ対策や、ネットワーク上のセキュリティ、著作権や
放映権の保護等の観点から、画像データに対して、シャ
ッフリング(またはスクランブル)を施すことが多い。
【0003】図12は、画像データのシャッフリングを
行う、従来のシャッフリングメモリ装置の一例の構成を
示している。
【0004】このシャッフリングメモリ装置には、シャ
ッフリング対象の、例えば8ビットの画像データ、ライ
トパルス、リードパルス、およびライトイネーブル信号
WEが供給されるようになされており、画像データは、
I/O(Input/Output)セレクタ201に、ライトパル
スは、ライトアドレスカウンタ202に、リードパルス
は、リードアドレスカウンタ203に、ライトイネーブ
ル信号WEは、I/Oセレクタ201、セレクタ20
5、およびRAM(Random Access Memory)206に、
それぞれ供給されるようになされている。
【0005】そして、このシャッフリングメモリ装置に
おいては、I/Oセレクタ201に供給された画像デー
タが、RAM206に書き込まれ、その後、そのRAM
206から画像データが読み出されることで、画像のシ
ャッフリングが行われるようになされている。
【0006】即ち、画像データの書き込み時において
は、例えば、ライトイネーブル信号WEは、H(High)
レベルまたはL(Low)レベルのうちの、書き込みを表
す、例えば、Hレベルとされ、I/Oセレクタ201、
セレクタ205、およびRAM206に供給される。I
/Oセレクタ201は、Hレベルのライトイネーブル信
号WEを受信すると、シャッフリング対象の画像データ
を選択し、RAM206の入出力端子(I/O)に供給
する。
【0007】また、ライトイネーブル信号WEがHレベ
ルとされると、ライトパルスの、ライトアドレスカウン
タ202への供給が開始され、ライトアドレスカウンタ
202は、ライトパルスにしたがい、例えば、8ビット
のカウント値を1ずつインクリメントしていく。そし
て、その8ビットのカウント値を、ライトアドレスとし
てセレクタ205に出力する。
【0008】セレクタ205は、Hレベルのライトイネ
ーブル信号WEを受信しているときは、ライトアドレス
カウンタ202の出力を選択し、RAM206のアドレ
ス端子(Address)に供給する。従って、いまの場合、
ライトアドレスカウンタ202が出力するライトアドレ
スが、セレクタ205を介して、RAM206に供給さ
れる。
【0009】RAM206では、セレクタ205を介し
て供給されるライトアドレスにしたがって、I/Oセレ
クタ201を介して供給される画像データが記憶されて
いく。従って、例えば、ライトアドレスカウンタ202
が、いわゆるラインスキャン順にしたがったライトアド
レスを発生するようになされている場合には、RAM2
06において、画像データは、ラインスキャン順に記憶
されていく。
【0010】以上のようにしてRAM206に記憶され
た画像データの読み出し時においては、ライトイネーブ
ル信号WEが、読み出しを表すLレベルとされ、I/O
セレクタ201、セレクタ205、およびRAM206
に供給される。I/Oセレクタ201は、Lレベルのラ
イトイネーブル信号WEを受信すると、RAM206の
入出力端子を選択する。
【0011】また、ライトイネーブル信号WEがLレベ
ルとされると、リードパルスの、リードアドレスカウン
タ203への供給が開始され、リードアドレスカウンタ
203は、ライトアドレスカウンタ202と同様に、リ
ードパルスにしたがい、8ビットのカウント値を1ずつ
インクリメントしていく。そして、その8ビットのカウ
ント値を、リードアドレスとしてアドレス変換用RAM
204に出力する。
【0012】ここで、リードアドレスカウンタ203
は、ライトアドレスカウンタ202が出力するライトア
ドレスと同一のリードアドレスを出力する。従って、こ
のリードアドレスを、そのまま、RAM206に与えれ
ば、RAM206からは、RAM206への書き込み時
と同一の順番で、即ち、ここでは、ラインスキャン順に
画像データが読み出されることになる。
【0013】アドレス変換用RAM204は、リードア
ドレスカウンタ203からのリードアドレスを受信する
と、そのリードアドレスに対応するアドレスに記憶され
ている8ビットの値を読み出して出力し、これにより、
リードアドレスを変換する。即ち、アドレス変換用RA
M204は、ライトアドレスと同一のリードアドレス
を、ライトアドレスとは異なるものに変換する。アドレ
ス変換用RAM204が出力する変換後のリードアドレ
スは、セレクタ205に供給される。
【0014】セレクタ205は、Lレベルのライトイネ
ーブル信号WEを受信しているときは、アドレス変換用
RAM204の出力を選択し、RAM206のアドレス
端子に供給する。従って、いまの場合、アドレス変換用
RAM204が出力する変換後のリードアドレスが、セ
レクタ205を介して、RAM206に供給される。
【0015】RAM206では、セレクタ205を介し
て供給される変換後のリードアドレスにしたがって、対
応するアドレスに記憶されている画像データが読み出さ
れる。ここで、変換後のリードアドレスは、上述したよ
うに、ライトアドレスとは異なったものになっているか
ら、変換後のリードアドレスにしたがって、RAM20
6から画像データが読み出されることで、その画像デー
タはシャッフリングされる。このシャッフリングされた
画像データ(以下、適宜、シャッフリングデータとい
う)は、I/Oセレクタ201に出力される。
【0016】I/Oセレクタ201は、上述したよう
に、RAM206の出力を選択しているから、RAM2
06から読み出されたシャッフリングデータは、I/O
セレクタ201を介して出力される。
【0017】なお、アドレス変換用RAM204は、R
AMの他、ROM(Read Only Memory)で構成すること
も可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
シャッフリングメモリ装置では、画像データをシャッフ
リングするための、その画像データを一時記憶させるバ
ッファとしてのRAM206の他に、リードアドレス
を、ライトアドレスと異なるものに変換するためのアド
レス変換用RAM204が必要であった。従って、アド
レス変換用RAM204において、リードアドレスを変
換するための時間、即ち、アドレス変換用RAM204
に対するアクセス時間だけ余計に、処理に時間を要し、
このため、例えば、画像をリアルタイムでシャッフリン
グする場合に、処理が破綻することがあった。
【0019】ここで、シャッフリングに要する時間を短
縮する方法としては、RAM206として、高速なメモ
リを用いることが考えられる。高速なメモリとしては、
例えば、シンクロナスDRAM(Dynamic RAM)などが
知られているが、シンクロナスDRAMは、データの読
み書きを、シリアルでしか行うことができないため、こ
れを、図12のRAM206の替わりに用いた場合に
は、その前段で、一度にシリアルに書き込まれる分のデ
ータをシャッフリングしてから、シンクロナスDRAM
に、データを書き込む必要があり、従って、シンクロナ
スDRAMの前段において、データをシャッフリングす
るための、そのデータを一時記憶するバッファが必要と
なる。
【0020】図12において、RAM206は、データ
をシャッフリングするために設けられているのにもかか
わらず、このRAM206の替わりにシンクロナスDR
AMを用いた場合には、さらに、その前段にバッファが
必要となるのは無駄であり、好ましくない。
【0021】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、画像データなどのシャッフリングを、高
速に行うことができるようにするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶装置は、第
1および第2のアドレスによって指定される記憶単位を
有する記憶手段と、第1のアドレスをデコードし、記憶
手段に供給する第1のデコード手段と、複数の第2のア
ドレスそれぞれをデコードし、記憶手段に供給する複数
の第2のデコード手段とを備え、複数の第2のデコード
手段のうちの1以上は、そのデコード結果をプログラマ
ブルに変更することができるものであることを特徴とす
る。
【0023】上記構成の記憶装置においては、記憶手段
は、第1および第2のアドレスによって指定される記憶
単位を有している。第1のデコード手段は、第1のアド
レスをデコードし、記憶手段に供給するようになされて
いる。複数の第2のデコード手段は、複数の第2のアド
レスそれぞれをデコードし、記憶手段に供給するように
なされており、そのうちの1以上は、そのデコード結果
をプログラマブルに変更することができるものとされて
いる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前段階の準備として、データの読み出し
と書き込みとが、別々のタイミングで行われるDRAM
チップと、データの読み出しと書き込みとを、同時のタ
イミングで行うことができるDRAMチップとについて
説明する。
【0025】図1は、データの読み出しと書き込みと
が、別々のタイミングで行われるDRAMチップの構成
例を示している。
【0026】このDRAMチップには、メモリセルを特
定するためのアドレスとしての行アドレスおよび列アド
レス、行アドレスの入力タイミングに同期したRAS
(RowAddress Strobe)信号、列アドレスの入力タイミ
ングに同期したCAS(ColumnAddress Strobe)信号、
電源として用いられる電圧VDDおよびVSS、並びに読
み出しと書き込みとのうちのいずれを行うかを表すライ
トイネーブル信号WEなどが供給されるようになされて
いる。
【0027】バッファ1Rには、RAS信号が供給され
るようになされており、バッファ1Rは、RAS信号に
同期して、行アドレスラッチ回路2Rに対し、DRAM
チップに供給されるアドレスの一部を、行アドレスとし
てラッチするための同期信号を出力するようになされて
いる。さらに、バッファ1Rは、RAS信号に基づき、
EQYE信号を生成し、ANDゲート9の一方の入力端
子に供給するようになされている。即ち、RAS信号
は、いわゆるチップイネーブル信号としての性質も有し
ており、バッファ1Rは、そのチップイネーブル信号に
基づき、例えば、DRAMチップが不活性状態にあると
きにHレベルとなり、活性状態にあるときにLレベルと
なるEQYE信号を生成するようになされている。
【0028】バッファ1Cには、CAS信号が供給され
るようになされており、バッファ1Cは、CAS信号に
同期して、列アドレスラッチ回路2Rに対し、DRAM
チップに供給されるアドレスの一部を列アドレスとして
ラッチするための同期信号を出力するようになされてい
る。さらに、バッファ1Cは、CAS信号に基づいて、
出力バッファ11がデータをラッチして出力するタイミ
ングを制御するDout制御信号を生成し、出力バッファ
11に供給するようになされている。即ち、CAS信号
は、いわゆるアウトプットイネーブル信号の性質も有し
ており、バッファ1Cは、そのアウトプットイネーブル
信号に基づき、出力バッファ11におけるデータのラッ
チを制御するDout制御信号を生成するようになされて
いる。
【0029】行アドレスラッチ回路2Rは、バッファ1
Rからの同期信号に同期して、DRAMチップに供給さ
れるアドレスの一部を行アドレスとしてラッチし、行デ
コーダ3Rに供給するようになされている。また、行ア
ドレスラッチ回路2Rは、行アドレスのラッチを完了す
ると、その完了を表すラッチ完了信号LCHを、列アド
レスラッチ回路2Cに供給するようになされている。
【0030】列アドレスラッチ回路2Cは、バッファ1
Cからの同期信号、および行アドレスラッチ回路2Rか
らのラッチ完了信号LCHに同期して、DRAMチップ
に供給されるアドレスの一部を列アドレスとしてラッチ
し、列デコーダ3CおよびATD(Address Transit De
tector)回路8に供給するようになされている。
【0031】行デコーダ3R(第1のデコード手段)ま
たは列デコーダ3C(第2のデコード手段)は、行アド
レスラッチ回路2Rまたは列アドレスラッチ回路3Cか
らの行アドレスをデコードし、そのデコード結果に基づ
いて、行ドライバ4Rまたは列ドライバ4Cを、それぞ
れ制御するようになされている。
【0032】行ドライバ4Rは、行デコーダ3Rからの
制御にしたがって、メモリセルアレイ5の中に行方向に
配置されたワード線WLを駆動し、これにより、データ
を読み書きする対象の行のメモリセル(記憶単位)を指
定するようになされている。
【0033】列ドライバ4Cは、列デコーダ3Cからの
制御にしたがって、カラムスイッチ7iを制御し、これ
により、SA(センスアンプ)6iを介して、メモリセ
ルアレイ5の中に列方向に配置されたビット線BLまた
は!BLを、データバスDまたは!Dに、それぞれ接続
して、メモリセルに対するデータの読み書きが可能な状
態とするようになされている。
【0034】ここで、図1等において、バー( ̄)を付
したBL等は、BLの反転を表すが、本明細書中では、
そのようなバー( ̄)を付したBL等を、BLの前に!
マークを付した!BL等と記述する。
【0035】メモリセルアレイ5(記憶手段)は、メモ
リセル(記憶単位)が、行方向と列方向それぞれに配置
されて構成されており、各メモリセルは、その行または
列の位置をそれぞれ特定するための行アドレスまたは列
アドレスによって特定されるようになされている。即
ち、メモリセルアレイ5は、行方向または列方向に、そ
れぞれ、NまたはM個のメモリセルが配置されて構成さ
れている。さらに、メモリセルアレイ5は、行方向にM
本のワード線WLを有しているとともに、列方向にN本
(組)のビット線BLおよび!BLを有しており、各メ
モリセルは、ワード線WLとビット線BLおよび!BL
との交点に対応している。そして、行ドライバ4Rによ
って駆動されるワード線WLと、列ドライバ4Cによっ
て、データバスDおよび!Dに接続されるビット線BL
および!BLとの交点に対応するメモリセルが、データ
を読み書きする対象とされる。
【0036】センスアンプ群6は、メモリセルアレイ5
の行方向に配列されたメモリセルの数(メモリセルの列
数)と同一の数のSA61乃至6Nから構成されており、
SA6i(i=1,2,・・・,N)は、データの読み
出し対象のメモリセルから読み出されたデータを増幅、
ラッチし、カラムスイッチ7iを介して、データバスD
および!D上に出力するようになされている。
【0037】カラムスイッチ7iは、SA6iと同一の数
だけ設けられており、列ドライバ4Cにおいて、列デコ
ーダ3Cにおける列アドレスのデコード結果に基づき、
そのオン/オフが制御されるようになされている。即
ち、カラムスイッチ7iは、オン状態になることによ
り、データバスDおよび!Dと、センスアンプ6iに接
続されたビット線BLおよび!BLとを電気的に接続
し、そのビット線BLおよび!BL上にあるメモリセル
に対して、データの読み書きが可能な状態とするように
なされている。
【0038】なお、上述したことから、図1のDRAM
チップには、N個のSA61乃至6N、およびN個のカラ
ムスイッチ71乃至7Nが設けられているが、図が煩雑に
なるのを避けるため、1のSA6i、および1のカラム
スイッチ7iだけを図示してある。
【0039】ATD回路8は、列アドレスラッチ回路2
Cの出力に基づいて、例えば、列アドレスが遷移する
(切り替わる)間においてHレベルとなり、他の場合に
おいてLレベルとなるATD信号を生成し、ANDゲー
ト9の他方の入力端子に供給するようになされている。
【0040】ANDゲート9は、バッファ1RからのE
QYE信号と、ATD回路8からのATD信号の論理積
をとり、データバスDおよび!Dをショートするための
ショート信号CYを、列ドライバ4Cに供給するように
なされている。
【0041】ここで、上述したように、EQYE信号
は、DRAMチップが不活性状態のときのみHレベルと
なり、ATD信号は、列アドレスの遷移時にのみHレベ
ルとなるから、ショート信号CYは、DRAMチップが
不活性状態で、かつ列アドレスの遷移時にのみHレベル
となり、他の場合にはLレベルとなる。そして、列ドラ
イバ4Cは、このようなショート信号CYがHレベルに
なっているときに、データバスDおよび!Dをショート
することで、そのデータバスDおよび!D上にのってい
るデータを消去する。このようにすることにより、メモ
リセルアレイ5に対するデータの読み書きの高速化を図
ることができる。
【0042】MA(メインアンプ)10は、データバス
Dおよび!Dに接続されており、メモリセルアレイ5か
ら読み出され、データバスDおよび!D上に出力された
データを増幅して、出力バッファ11に供給するように
なされている。出力バッファ11は、バッファ1Cから
のDout制御信号にしたがって、MA10からのデータ
をラッチし、出力端子Doutから出力するようになされ
ている。
【0043】入力バッファ12は、入力端子Dinに接続
されており、その入力端子Dinから入力される書き込み
対象のデータをラッチし、記録アンプ13に供給するよ
うになされている。記録アンプ13は、入力バッファ1
2からのデータを増幅し、データバスDおよび!D上に
出力するようになされている。
【0044】次に、図2は、図1のメモリセルアレイ
5,SA6i、およびカラムスイッチ7iの構成例を示し
ている。
【0045】ビット線イコライズ信号線は、メモリセル
アレイ5に対するデータの読み書きを行うときにLレベ
ルにされ、他の場合にはHレベルにされているビット線
イコライズ信号が供給されるようになされており、この
ビットイコライズ信号線には、FET(NチャネルFE
T)21乃至23のゲートが接続されている。そして、
FET21および22のドレインは、電圧VDDの1/
2の電圧が供給されている1/2VDD線に接続されて
おり、FET21または22のソースは、FET23の
ドレインまたはソースにそれぞれ接続されている。ま
た、FET21のソースとFET23のドレインとの接
続点は、ビット線BLの一端に接続されており、FET
22のソースとFET23のソースとの接続点は、ビッ
ト線!BLの一端に接続されている。
【0046】なお、ビット線イコライズ信号線および1
/2VDD線は、メモリセルアレイ5において行方向に
配置されており、また、3つのFET21乃至23でな
る回路は、メモリセルアレイ5を構成する行方向のメモ
リセルの数と同一の数だけ設けられている。
【0047】ビット線BLには、さらに、FET(Nチ
ャネルFET)24のドレインが接続されており、その
ソースには、一端が接地されたコンデンサ25の他端が
接続されている。そして、FET24のゲートは、ワー
ド線WLに接続されている。ここで、以上のFET24
およびコンデンサ25が、1のメモリセルを構成してお
り、メモリセルアレイ5では、このように構成されるメ
モリセルが、列方向にM個、行方向にN個、それぞれ配
置されている。
【0048】ビット線BLには、また、FET(Pチャ
ネルFET)26のドレインも接続されており、ビット
線BLとFET26のドレインとの接続点は、FET
(NチャネルFET)27のドレインおよびFET(P
チャネルFET)28のゲートと接続されている。ま
た、FET27のゲートは、FET26のゲートと接続
されている。
【0049】FET28のドレインは、ビット線!B
L,FET(NチャネルFET)29のドレイン、およ
びFET26のゲートとFET27のゲートとの接続点
に接続されている。さらに、FET28および29のゲ
ートどうしが接続されており、そのゲートどうしの接続
点は、FET26および27のドレインどうしの接続点
とも接続されている。そして、FET26および28の
ソースは、センスアンプH信号線に、FET27および
29のソースは、センスアンプL信号線に、それぞれ接
続されている。
【0050】ここで、以上のFET26乃至29が、1
のSA6iを構成しており、上述したように、このよう
に構成されるSA6iが、メモリセルアレイ5を構成す
る行方向のメモリセルの数と同一の数だけ設けられてい
る。
【0051】なお、センスアンプH信号線およびセンス
アンプL信号線は、メモリセルアレイ5における行方向
と平行に配置されている。そして、センスアンプH信号
線またはセンスアンプL信号線には、SA6iを駆動す
るための所定のHレベルまたはLレベルの信号としての
センスアンプH信号またはセンスアンプL信号が、それ
ぞれ供給されるようになされている。
【0052】ビット線BLまたは!BLの他端には、F
ET(NチャネルFET)30または31のドレイン
が、それぞれ接続されている。また、FET30または
31のソースは、データバスDまたは!Dに、それぞれ
接続されている。そして、FET30および31のゲー
トどうしが接続され、その接続点は、列デコード線YL
に接続されている。
【0053】ここで、以上のFET30および31が、
1のカラムスイッチ7iを構成しており、上述したよう
に、このように構成されるカラムスイッチ7iが、メモ
リセルアレイ5を構成する行方向のメモリセルの数と同
一の数だけ設けられている。
【0054】また、列デコード線YLは、列ドライバ4
Cによって駆動されるようになされており、これによ
り、カラムスイッチ7iとしてのFET30および31
のゲートにHまたはLレベルが印加され、FET30お
よび31がオンまたはオフし、ビット線BLまたは!B
Lと、データバスDまたは!Dとの電気的な接続状態が
制御されるようになされている。
【0055】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、図2のメモリセルアレイ5,SA6i、およびカラ
ムスイッチ7iの動作について説明する。なお、ここで
は、図2に示したFET24およびコンデンサ25から
なるメモリセルを対象に、データの読み書きが行われる
ものとする。
【0056】データの読み出し時および書き込み時にお
いては、図3(A)に示すように、ビット線イコライズ
信号がHレベルからLレベルにされる。これにより、F
ET21乃至23は、オン状態からオフ状態となるた
め、ビット線BLおよび!BLは、電圧VDDの1/2
の電圧を供給する1/2VDD線から電気的に切り離さ
れる。
【0057】その後、FET24およびコンデンサ25
でなるメモリセルの行アドレスが行デコーダ3Rに与え
られると、列デコーダ3Rは、その行アドレスをデコー
ドし、さらに、そのデコード結果にしたがって、FET
24およびコンデンサ25でなるメモリセルの行のワー
ド線WL、即ち、FET24のゲートに接続されたワー
ド線WLを、図3(B)に示すように、LレベルからH
レベルにする。これにより、FET24は、オフ状態か
らオン状態となり、そのソースに接続されたコンデンサ
25は、ビット線BLと電気的に接続される。
【0058】さらに、センスアンプH信号が、図3
(C)に示すように、LレベルからHレベルにされ、セ
ンスアンプL信号が、図3(D)に示すように、Hレベ
ルからLレベルにされる。これにより、SA6iが動作
状態となる。
【0059】SA6iが動作状態となると、ビット線B
L上に現れるコンデンサ25の電圧が差動増幅されてラ
ッチされる。その結果、図3(E)に示すように、ビッ
ト線BLの電圧は、VDD/2から、HまたはLレベル
のうちの一方に、ビット線!BLの電圧は、VDD/2
から他方に、それぞれ変化する。
【0060】即ち、ビット線BLおよび!BLの電位
は、ビット線イコライズ信号がHレベルの状態では、F
ET21乃至23がオン状態になっているから、1/2
VDD線上の電圧VDD/2となっている。そして、ビ
ット線イコライズ信号がHレベルからLレベルとなる
と、FET21乃至23がオン状態からオフ状態とな
り、ビット線BLおよび!BLは、1/2VDD線から
切り離されるが、ビット線BLおよび!BLの容量によ
って、しばらくは、VDD/2の電位に保持されたまま
となる。さらに、ワード線WLがLレベルからHレベル
になると、ビット線BLとコンデンサ25とが接続さ
れ、ビット線BLの電位は、電圧VDD/2から、コン
デンサ25にチャージされている電荷の分だけ変化す
る。そして、SA6iが動作状態となると、SA6iにお
いて、ビット線BLの電位の変化分が差動増幅される。
即ち、SA6iでは、コンデンサ25の電圧が、電圧V
DD/2を基準電圧として差動増幅される。
【0061】その後、図3(F)に示すように、FET
24およびコンデンサ25でなるメモリセルの列アドレ
スが列デコーダ3Cに与えられると、列デコーダ3C
は、その列アドレスをデコードし、さらに、そのデコー
ド結果にしたがって、FET24およびコンデンサ25
でなるメモリセルの列のカラムスイッチ7iを、オフ状
態からオン状態にするように、列ドライバ4Cを制御す
る。列ドライバ4Cは、この制御にしたがい、カラムス
イッチ7iに接続された列デコード線YLを、図3
(G)に示すように、LレベルからHレベルにする。
【0062】列デコード線YL上のHレベルは、カラム
スイッチ7iとしてのFET30および31のゲートに
印加される。これにより、FET30および31は、オ
フ状態からオン状態になり、ビット線BLはデータバス
Dと、ビット線!BLはデータバス!Dと、それぞれ、
電気的に接続される。
【0063】データの読み出し時においては、上述のよ
うにして、ビット線BLおよび!BLとデータバスDお
よび!Dとが接続されることにより、SA6iで差動増
幅されたコンデンサ25の電圧、即ち、FET24およ
びコンデンサ25でなるメモリセルに記憶されていたデ
ータが、図3(H)に示すように、データバスDおよび
!D上に出力される(データバスDには、メモリセルに
記憶されていたデータが、データバス!Dには、メモリ
セルに記憶されていたデータの反転が、それぞれ出力さ
れる)。
【0064】一方、データの書き込み時においては、上
述のようにして、ビット線BLおよび!BLとデータバ
スDおよび!Dとが接続された後、図3(I)に示すよ
うに、書き込み対象のデータが、データバスD上に出力
される。そして、その書き込み対象のデータに対応する
電荷が、ビット線BLおよびFET24を介して、コン
デンサ25にチャージされ、これにより、書き込み対象
のデータが、FET24およびコンデンサ25でなるメ
モリセルに記憶される。
【0065】次に、図1のDRAMチップの動作につい
て説明する。
【0066】DRAMチップには、データを読み書きす
るメモリセルを特定するためのアドレス、RAS信号、
CAS信号等が入力され、アドレスが、行アドレスラッ
チ回路2Rおよび列アドレスラッチ回路2Cに供給され
るとともに、RAS信号またはCAS信号が、バッファ
1Rまたは1Cにそれぞれ供給される。
【0067】バッファ1Rまたは1Cでは、RAS信号
またはCAS信号に基づいて、所定の同期信号が生成さ
れ、行アドレスラッチ回路2Rまたは列アドレスラッチ
回路2Cにそれぞれ供給される。行アドレスラッチ回路
2Rは、バッファ1Rからの同期信号に同期して、そこ
に供給されるアドレスを、行アドレスとしてラッチし、
行デコーダ3Rに出力する。また、列アドレスラッチ回
路2Cは、バッファ1Cからの同期信号に同期して、そ
こに供給されるアドレスを、列アドレスとしてラッチ
し、列デコーダ3CおよびATD回路8に供給する。
【0068】ここで、ATD回路8に供給された列アド
レスは、上述したようなATD信号とされ、さらに、A
NDゲート9を介することで、ショート信号CYとされ
る。そして、このショート信号CYは、上述したよう
に、列ドライバ4Cに対して、データバスDおよび!D
をショートするタイミングを指示する信号として与えら
れる。
【0069】データの読み出し時においては、以上のよ
うにして行デコーダ3Rに与えられる行アドレスと、列
デコーダ3Cに与えられる列アドレスとによって特定さ
れるメモリセルから、図2および図3で説明したように
して、データが読み出され、そのデータが、データバス
Dおよび!D上に出力される(但し、データバス!D上
には、メモリセルから読み出されたデータの反転が出力
される)。
【0070】データバスDおよび!D上に出力されたデ
ータは、MA10で増幅され、出力バッファ11に供給
される。また、出力バッファ11には、上述したよう
に、バッファ1Cにおいて生成されたDout制御信号が
供給されるようになされており、出力バッファ11で
は、そのDout制御信号にしたがって、MA10からの
データがラッチされ、出力端子Doutから出力される。
【0071】一方、データの書き込み時においては、入
力端子Dinに書き込み対象のデータが入力され、入力バ
ッファ12でラッチされる。入力バッファ12でラッチ
されたデータは、記録アンプ13で増幅され、データバ
スDおよび!D上に出力される。そして、このデータバ
スDおよび!D上のデータは、上述したようにして行デ
コーダ3Rに与えられる行アドレスと、列デコーダ3C
に与えられる列アドレスとによって特定されるメモリセ
ルに、図2および図3で説明したようにして書き込まれ
る。
【0072】なお、図1のDRAMチップでは、行デコ
ーダ3Rに与えられる行アドレスと、列デコーダ3Cに
与えられる列アドレスとの1組によって、一度には、1
のメモリセルしか指定することができないから、データ
の読み出しと書き込みとは、別々のタイミングでしか行
うことができない。即ち、データの読み出しと書き込み
とを、同時に行うことはできない。
【0073】次に、図4は、データの書き込みと読み出
しとを同時に行うことができるDRAMチップの一実施
の形態の構成例を示している。なお、図中、図1におけ
る場合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、
以下では、その説明は、適宜省略する。
【0074】図4のDRAMチップにおいては、列アド
レスラッチ回路2C、列デコーダ3C、列ドライバ4
C、カラムスイッチ7i,ATD回路8,ANDゲート
9と、いわば並列に、それぞれ同様に構成される列アド
レスラッチ回路102C、列デコーダ103C(第2の
デコード手段)、列ドライバ104C、カラムスイッチ
107i,ATD回路108,ANDゲート109がさ
らに設けられている。
【0075】従って、図4の実施の形態では、列アドレ
スラッチ回路、列デコーダ、列ドライバ、カラムスイッ
チ,ATD回路,ANDゲートそれぞれが2つずつ設け
られており、これに対応して、データバスに関しても、
カラムスイッチ7iと接続されるデータバスDWおよび!
Wの他に、カラムスイッチ107と接続されるデータ
バスDRおよび!DRが設けられている。
【0076】ここで、図4のデータバスDWおよび!DW
は、図1のデータバスDおよび!Dに対応するものであ
るが、データバスDRおよび!DRと区別するために、図
4では、データバスDWおよび!DWと記述してある。
【0077】図4のDRAMチップでは、例えば、列ア
ドレスラッチ回路2C、列デコーダ3C、列ドライバ4
C、カラムスイッチ7i,ATD回路8,ANDゲート
9を、データの書き込み用のものとし、列アドレスラッ
チ回路102C、列デコーダ103C、列ドライバ10
4C、カラムスイッチ107i,ATD回路108,A
NDゲート109を、データの読み出し用のものとし
て、それぞれ使用することで、ある行の、異なる列のメ
モリセルに対して、データの読み出しと書き込みとを同
時に行うことができるようになされている。
【0078】即ち、行アドレスラッチ回路2Rには、デ
ータの読み書きを同時に行うメモリセルの行の行アドレ
スが供給されてラッチされる。行アドレスラッチ回路2
Rでラッチされた行アドレスは、行デコーダ3Rに供給
される。
【0079】また、列アドレスラッチ回路2Cには、デ
ータの書き込みを行うメモリセルの列の列アドレスWが
供給されてラッチされる。さらに、列アドレスラッチ回
路102Cには、データの読み出しを行うメモリセルの
列の列アドレスRが供給されてラッチされる。列アドレ
スラッチ回路2Cまたは102Cでラッチされた列アド
レスWまたはRは、それぞれ列デコーダ3Cまたは10
3Cに供給される。
【0080】ここで、列アドレスラッチ回路2Cでラッ
チされた列アドレスWは、図1における場合と同様に、
ATD回路8にも供給され、列ドライバ4Cに対して、
データバスDWおよび!DWをショートするタイミングを
指示する信号として与えられる。同様に、列アドレスラ
ッチ回路102Cでラッチされた列アドレスRは、AT
D回路108にも供給され、列ドライバ104Cに対し
て、データバスDRおよび!DRをショートするタイミン
グを指示する信号として与えられる。
【0081】一方、入力端子Dinには、書き込み対象の
データが入力され、入力バッファ12でラッチされる。
入力バッファ12でラッチされたデータは、記録アンプ
13で増幅され、データバスDWおよび!DW上に出力さ
れる。そして、このデータバスDWおよび!DW上のデー
タは、行デコーダ3Rに与えられる行アドレスと、列デ
コーダ3Cに与えられる列アドレスWとによって特定さ
れるメモリセルに、図2および図3で説明したようにし
て書き込まれる。
【0082】さらに、行デコーダ3Rに与えられる行ア
ドレスと、列デコーダ103Cに与えられる列アドレス
Rとによって特定されるメモリセルから、図2および図
3で説明した場合と同様にして、データが読み出され、
そのデータが、データバスDRおよび!DR上に出力され
る(但し、データバス!DR上には、メモリセルから読
み出されたデータの反転が出力される)。
【0083】データバスDRおよび!DR上に出力された
データは、MA10で増幅され、出力バッファ11に供
給される。また、出力バッファ11には、バッファ1C
において生成されたDout制御信号が供給されるように
なされており、出力バッファ11では、そのDout制御
信号にしたがって、MA10からのデータがラッチさ
れ、出力端子Doutから出力される。
【0084】以上のようにして、ある行アドレスと列ア
ドレスWとで特定されるメモリセルへのデータの書き込
みと、その行アドレスと他の列アドレスRとで特定され
るメモリセルへのデータの読み出しとが同時に行われ
る。
【0085】次に、図5は、図4のメモリセルアレイ
5,SA6i、カラムスイッチ7i、およびカラムスイッ
チ107iの構成例を示している。なお、図中、図2に
おける場合と対応する部分については、同一の符号を付
してある。即ち、図5の回路は、カラムスイッチ107
iが新たに設けられている他は、図2における場合と同
様に構成されている。
【0086】カラムスイッチ107iは、カラムスイッ
チ7iに対して並列に設けられている。
【0087】即ち、カラムスイッチ107iは、FET
(NチャネルFET)41乃至44で構成されている。
FET41のゲートは、ビット線BLに接続されてお
り、そのソースは、FET42のドレインと接続されて
いる。FET42のソースは、データバスDRに接続さ
れており、そのゲートは、FET44のゲートと接続さ
れている。また、FET41のドレインは、FET43
のドレインと接続されており、そのドレインどうしの接
続点は接地されている。さらに、FET43のゲート
は、ビット線!BLに接続されており、そのソースは、
FET44のドレインと接続されている。FET44の
ソースは、データバス!DRに接続されている。そし
て、FET42および44のゲートどうしの接続点は、
列デコード線YLRに接続されている。
【0088】列デコード線YLRは、列ドライバ104
Cによって駆動されるようになされており、これによ
り、カラムスイッチ107iを構成するFET42およ
び44がオン/オフする。そして、FET42および4
4がオン状態とされた場合には、データバスDRには、
FET41および42を介して、ビット線BL上の電圧
(SA6iにおいて、コンデンサ25の電圧が差動増幅
されてラッチされたもの)が出力され、データバス!D
Rには、FET43および44を介して、ビット線!B
L上の電圧が出力される。
【0089】なお、図5では(上述した図4においても
同様)、図2における列デコード線YLを、列デコード
線YLWと記述してある。
【0090】次に、その動作について説明する。
【0091】いま、行デコーダ3Rに対して、メモリセ
ルアレイ5の第m行のメモリセルの行アドレスmが与え
られ(但し、mは1乃至Mの範囲の整数値)、列デコー
ダ3Cまたは103Cに対して、メモリセルアレイ5の
第n1または第n2列のメモリセルの列アドレスn1ま
たはn2がそれぞれ与えられたとする(但し、n1,n
2は、1乃至Nの範囲の整数値で、n1≠n2)。
【0092】この場合、図3で説明した場合と同様に、
ビット線イコライズ信号がHレベルからLレベルにされ
(図3(A))、行ドライバ4Rによって、第m行のワ
ード線WLがLレベルからHレベルにされる(図3
(B))(第m行のメモリセルが指定される)。さら
に、センスアンプH信号が、LレベルからHレベルにさ
れ(図3(C))、センスアンプL信号が、Hレベルか
らLレベルにされる(図3(D))。これにより、SA
1乃至6Nが動作状態となる。
【0093】SA61乃至6Nが動作状態となると、それ
ぞれにおいて、ビット線BL上に現れる、行アドレスm
によって指定される第m行のメモリセルを構成するコン
デンサ25の電圧が差動増幅されてラッチされる。その
結果、図3(E)に示したように、ビット線BLの電圧
は、VDD/2から、HまたはLレベルのうちの一方
に、ビット線!BLの電圧は、VDD/2から他方に、
それぞれ変化する。
【0094】そして、列ドライバ4Cは、第n1列のカ
ラムスイッチ7n1に接続された列デコード線YLWを、
図3(G)に示したように、LレベルからHレベルに
し、これにより、第n1列のカラムスイッチ7n1は、オ
フ状態からオン状態にされる。従って、第n1列のビッ
ト線BLおよび!BLは、データバスDWおよび!D
Wと、電気的に接続される。
【0095】その後、書き込み対象のデータが、入力バ
ッファ12および記録アンプ13を介して、データバス
Wおよび!DW上に出力されると、その書き込み対象の
データに対応する電荷が、第n1列のビット線BLおよ
びFET24を介して、コンデンサ25にチャージさ
れ、これにより、書き込み対象のデータが、FET24
およびコンデンサ25でなる、第m行第n1列のメモリ
セルに記憶される。
【0096】一方、列ドライバ104Cは、第n2列の
カラムスイッチ107n2に接続された列デコード線YL
Rを、図3(G)に示したように、LレベルからHレベ
ルにし、これにより、第n2列のカラムスイッチ107
n2は、オフ状態からオン状態にされる。従って、第n2
列のビット線BLおよび!BLは、データバスDRおよ
び!DRと、電気的に接続される。
【0097】このように、第n2列のビット線BLおよ
び!BLとデータバスDRおよび!DRとが接続されるこ
とにより、第n2列のSA6n2で差動増幅されたコンデ
ンサ25の電圧、即ち、FET24およびコンデンサ2
5でなる、第m行第n2列のメモリセルに記憶されてい
たデータが、データバスDRおよび!DR上に出力される
(データバスDRには、メモリセルに記憶されていたデ
ータが、データバス!DRには、メモリセルに記憶され
ていたデータの反転が、それぞれ出力される)。このデ
ータバスDRおよび!DR上のデータは、MA10および
出力バッファ11を介して出力される。
【0098】以上のようにして、第m行第n1列のメモ
リセルへのデータの書き込みと、第m行第n2列のメモ
リセルからのデータの読み出しとが同時に行われる。
【0099】即ち、図4のDRAMチップでは、第m行
第n列のメモリセルを、データの読み書きが可能な状態
にするための2つのカラムスイッチ7iおよび107
iが、並列に配置されているので、ある第m行のメモリ
セルの中の、第n1列にあるものと、第n2列にあるも
のとのうちの、いずれか一方に、データの書き込みを行
い、他方から、データの読み出しを行うことができる。
【0100】次に、図4のDRAMチップでは、カラム
スイッチ7iをオン/オフするための列デコーダ3Cお
よび列ドライバ4Cと、カラムスイッチ107iをオン
/オフするための列デコーダ103Cおよび列ドライバ
104Cとが設けられており、これを利用することで、
DRAMチップにおいて、データのシャッフリングを行
うことが可能となる。
【0101】即ち、図6は、データのシャッフリングを
行うシャッフリングメモリ装置に適用可能なDRAMチ
ップの一実施の形態の構成例を示している。なお、図
中、図4における場合と対応する部分については、同一
の符号を付してある。即ち、図6のDRAMチップは、
列アドレスラッチ回路2Cまたは113Cそれぞれに替
えて、ライトアドレスカウンタ112Cまたはリードア
ドレスカウンタ113Cが設けられている他は、図4に
おける場合と基本的に同様に構成されている。
【0102】ライトアドレスカウンタ112Cには、ラ
イトパルスが供給されるようになされており、ライトア
ドレスカウンタ112Cは、バッファ1Cからの同期信
号、および行アドレスラッチ回路2Rからのラッチ完了
信号LCHに同期しながら、かつライトパルスをカウン
トすることで、図12のライトアドレスカウンタ202
と同様のライトアドレスを、列アドレスWとして出力す
るようになされている。
【0103】リードアドレスカウンタ113Cには、リ
ードパルスが供給されるようになされており、リードア
ドレスカウンタ113Cは、バッファ1Cからの同期信
号、および行アドレスラッチ回路2Rからのラッチ完了
信号LCHに同期しながら、かつリードパルスをカウン
トすることで、図12のリードアドレスカウンタ203
と同様のリードアドレスを、列アドレスRとして出力す
るようになされている。
【0104】ここで、上述したように、列アドレスWま
たはRは、列デコーダ3Cまたは103Cにそれぞれ供
給されるようになされているが、列デコーダ3Cおよび
103Cの構成が完全に同一であり、従って、列デコー
ダ3Cと103Cとにおけるデコード結果が同一のもの
となるようになされている場合には、図4で説明したよ
うな、データの書き込みと読み出しとを同時に行うこと
ができるDRAMチップを実現することができる。
【0105】これに対して、図6のDRAMチップで
は、列デコーダ3Cと103Cとにおけるデコード結果
が異なるものとなるようになされている。
【0106】即ち、例えば、いま、列アドレスW,R
が、8ビットであるとすると(従って、この場合、メモ
リセルアレイの列数Nは256(=28))、列デコー
ダ3Cは、例えば、図7(A)に示すように、列アドレ
スWが、0,1,2,・・・,255(=28−1)の
とき、そのデコード結果として、列ドライバ4Cに、カ
ラムスイッチ71,72,73,・・・,7256をそれぞれ
オンにさせるようになされている。また、列デコーダ1
03Cは、例えば、図7(B)に示すように、列アドレ
スRが、0,1,2,・・・,255のとき、そのデコ
ード結果として、列ドライバ104Cに、カラムスイッ
チ107256,107255,107254,・・・,1070
をそれぞれオンにさせるようになされている。以上のよ
うに、列デコーダ3Cまたは103Cは、同一の列アド
レスが与えられた場合に、異なる列のカラムスイッチ7
iまたは107j(i≠j)をオンにさせるようになさ
れている。
【0107】但し、シャッフリングを行う場合、列デコ
ーダ3Cと103Cとにおけるデコード結果は、8ビッ
トで表現されるアドレスの少なくとも一部について異な
れば良く、8ビットで表現されるアドレスのすべてにつ
いて異なる必要はない。即ち、列デコーダ3Cと103
Cとにおけるデコード結果は、8ビットで表現されるあ
るアドレスAが入力されたときに同一であっても、他の
アドレスBが入力されたときに異なれば良い。
【0108】以上のように、列デコーダ3Cと103C
とにおけるデコード結果が異なるものとなるようになさ
れている結果、図6のDRAMチップでは、高速なシャ
ッフリングを行うことができる。
【0109】即ち、図8は、図6のDRAMチップを利
用したシャッフリングメモリ装置の一実施の形態の構成
例を示している。
【0110】DRAMチップ121は、図6のDRAM
チップと同様に構成され、そこには、ライトアドレス制
御信号およびリードアドレス制御信号が供給されるよう
になされている。なお、図8のDRAMチップ121の
入出力端子(I/O)は、図6の入力端子Dinおよび出
力端子Doutに対応している。
【0111】I/Oセレクタ122は、そこに入力され
るシャッフリング対象のディジタル画像データを、DR
AMチップ121の入出力端子に供給するとともに、D
RAMチップ121の入出力端子から供給されるシャッ
フリングデータを出力するようになされている。
【0112】以上のように構成されるシャッフリングメ
モリ装置では、まず最初に、ライトアドレス制御信号
が、DRAMチップ121に供給されるととともに、シ
ャッフリング対象の画像データが、I/Oセレクタ12
2に供給される。
【0113】I/Oセレクタ122は、そこに供給され
る画像データを、順次、DRAMチップ121の入出力
端子に出力する。DRAMチップ121(図6)では、
I/Oセレクタ122からの画像データが、入力端子D
in、入力バッファ12、および記録アンプ13を介し
て、データバスDW上に出力される。
【0114】また、ライトアドレス制御信号は、行アド
レスとライトパルスから構成されており、DRAMチッ
プ121(図6)において、行アドレスは、行アドレス
ラッチ回路2Rに、ライトパルスは、ライトアドレスカ
ウンタ112Cに、それぞれ供給される。
【0115】行アドレスラッチ回路2Rは、そこに供給
される行アドレスをラッチし、行デコーダ3Rに出力す
る。行デコーダ3Rは、行アドレスラッチ回路2Rから
の行アドレスをデコードし、そのデコード結果にしたが
って、行ドライバ4Rを制御する。これにより、メモリ
セルアレイ5の、対応する行のワード線WL(図5)が
Hレベルにされる。
【0116】一方、ライトアドレスカウンタ112C
は、ライトパルスをカウントし、そのカウント値を、列
アドレスWとして、列デコーダ3Cに出力する。列デコ
ーダ3Cは、ライトアドレスカウンタ112Cからの列
アドレスWをデコードし、そのデコード結果にしたがっ
て、列ドライバ4Cを制御する。これにより、対応する
カラムスイッチ7iがオンにされ、メモリセルアレイ5
の、対応する列のビット線BLおよび!BLが、データ
バスDWおよび!DWと接続される。
【0117】その結果、Hレベルにされたワード線WL
の行の、データバスDWおよび!DWと接続されたビット
線BLおよび!BLの列にあるメモリセルに、データバ
スDW上に出力された画像データが書き込まれる。
【0118】そして、例えば、1フレーム(あるいは、
1フィールド)の画像データの書き込みが終了すると、
リードアドレス制御信号が、DRAMチップ121に供
給される。
【0119】リードアドレス制御信号は、行アドレスと
リードパルスから構成されており、DRAMチップ12
1(図6)において、行アドレスは、行アドレスラッチ
回路2Rに、リードパルスは、リードアドレスカウンタ
113Cに、それぞれ供給される。
【0120】行アドレスラッチ回路2R、行デコーダ3
R、および行ドライバ4Rでは、画像データをメモリセ
ルアレイ5に書き込んだ場合と同様の処理が行われ、こ
れにより、メモリセルアレイ5の、対応する行のワード
線WL(図5)がHレベルにされる。なお、リードアド
レス制御信号に含まれる行アドレスは、ライトアドレス
制御信号に含まれる行アドレスと異なっていても良い
し、同一であっても良い。
【0121】一方、リードアドレスカウンタ113C
は、リードパルスをカウントし、そのカウント値を、列
アドレスRとして、列デコーダ103Cに出力する。列
デコーダ103Cは、リードアドレスカウンタ113C
からの列アドレスRをデコードし、そのデコード結果に
したがって、列ドライバ104Cを制御する。これによ
り、対応するカラムスイッチ107iがオンにされ、メ
モリセルアレイ5の、対応する列のビット線BLおよび
!BLが、データバスDRおよび!DRと接続される。
【0122】その結果、Hレベルにされたワード線WL
の行の、データバスDRおよび!DRと接続されたビット
線BLおよび!BLの列にあるメモリセルに記憶された
画像データが読み出され、データバスDRおよび!DR
に出力される。
【0123】データバスDR(!DR)上に出力された画
像データは、MA10、出力バッファ11、および出力
端子Doutを介して、I/Oセレクタ122に供給され
る。I/Oセレクタ122は、以上のようにしてDRA
Mチップ121から供給される画像データを出力する。
【0124】なお、メモリセルアレイ5に記憶された1
フレームの画像データの読み出しは、例えば、垂直ブラ
ンキング期間内に行われ、次のフレームの画像データの
供給が開始されると、上述した、DRAMチップ121
への画像データの書き込みが、再び行われる。
【0125】上述したように、列デコーダ3Cと103
Cとにおけるデコード結果が異なるものとなるようにな
されているため、画像データがDRAMチップ121に
書き込まれるアドレスの順番と、画像データがDRAM
チップから読み出されるアドレスの順番とが異なるもの
となり、その結果、前述した図12における場合のよう
に、アドレス変換用RAM204を設けることことな
く、I/Oセレクタ122からは、シャッフリングされ
た画像データ(シャッフリングデータ)が出力される。
従って、図12における場合のように、アドレス変換用
RAM204におけるアクセス時間による処理の遅延が
ないため、画像のシャッフリングを、高速に行うことが
できる。
【0126】さらに、図8のシャッフリングメモリ装置
のDRAMチップ121(図6)では、図1に示したD
RAMチップに比較して、列デコーダ3Cおよび列ドラ
イバ4C等の他に、列デコーダ103Cおよび列ドライ
バ104C等が必要となるが、図12における場合のよ
うに、アドレス変換用RAM204は必要ないため、シ
ャッフリングメモリ装置をLSI(Large Scale Integr
ation)化する場合には、図12における場合に比較し
て、チップサイズを小さくすることができる。
【0127】なお、画像データのシャッフリングは、画
像データを書き込むときと読み出すときのアドレスの順
番を異なるものにすれば良く、それ以外の制約は特にな
い。従って、画像データの書き込み時においては、画像
データを、ラインスキャン順に対応するアドレスに書き
込む必要はない。
【0128】また、画像データを、ラインスキャン順に
対応するアドレスに書き込んだ場合には、図6のDRA
Mチップでは、行方向のみのシャッフリングが行われる
こととなるが、例えば、画像データを、メモリセルアレ
イ5の列数Nと同一の数の画素で構成されるブロックに
分割し、各ブロックを構成する画素を、メモリセルアレ
イ5の各行のメモリセルに書き込むようにすることで、
行方向および列方向の両方向についてのシャッフリング
を行うことが可能となる。
【0129】次に、列デコーダ3Cと103Cとにおけ
るデコード結果を異なるものとすることは、例えば、列
デコーダ3Cと列ドライバ4Cとの間のコンタクト(結
線)と、列デコーダ103Cと列ドライバ104Cとの
間のコンタクトとを異なるものとすることで実現するこ
とができる。
【0130】ところで、上述のように、列デコーダ3C
と列ドライバ4Cとの間のコンタクトと、列デコーダ1
03Cと列ドライバ104Cとの間のコンタクトとを異
なるものとすることにより、列デコーダ3Cと103C
とにおけるデコード結果が異なるものとなるようにした
場合においては、シャッフリングのパターンを変更する
ときに、列デコーダ3Cと列ドライバ4Cとの間のコン
タクトや、列デコーダ103Cと列ドライバ104Cと
の間のコンタクトを変更する必要があり、面倒である。
【0131】そこで、図9は、データのシャッフリング
を行うシャッフリングメモリ装置に適用可能なDRAM
チップの他の一実施の形態の構成例を示している。な
お、図中、図6における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。即ち、図9のDRAMチ
ップは、列デコーダ103Cに替えて、列デコーダ13
1Cが設けられている他は、図6における場合と同様に
構成されている。
【0132】列デコーダ131Cは、そのデコード結果
をプログラマブルに変更することができるものとなって
おり、例えば、その記憶内容によって記憶内容を読み出
す検索動作を行うことができるCAM(Content Addres
sable Memory)(連想メモリ)で構成されている。即
ち、2Kが、メモリセルアレイ5の列数Nに等しい場合
には、列アドレスW,Rは、Kビットで与えられるが、
この場合、列デコーダ131Cは、行方向にN(=
K)個、列方向にK個のCAMセルが配置されて構成
される。なお、図9において、列デコーダ131Cに
は、端子CECAM,WECAM,DCAM,ADDCAMが設けら
れているが、端子CECAMまたはWECAMは、列デコーダ
131Cを構成するCAMに対して、チップイネーブル
信号またはライトイネーブル信号をそれぞれ供給するた
めの端子である。また、端子DCAMは、列デコーダ13
1Cを構成するCAMに対して書き込むデータを供給す
るための端子であり、端子ADDCAMは、端子DCAMから
供給されるデータを書き込むアドレスを供給するための
端子である。
【0133】図10は、K=8の場合(列アドレスW,
Rが8ビットで与えられる場合)の列デコーダ131C
の構成例を示している。
【0134】同図に示すように、列デコーダ131は、
行方向に256(=28)個、列方向に8個のCAMセ
ルが配置されて構成されている。
【0135】第i行第j列に配置されたCAMセルi_
jのマッチ線、ワード線、検索イネーブル線は、その上
に配置されたCAMセルi−1_jのマッチ線、ワード
線、検索イネーブル線とそれぞれ接続されている他、そ
の下に配置されたCAMセルi+1_jのマッチ線、ワ
ード線、検索イネーブル線ともそれぞれ接続されている
(但し、i=1,2,・・・,K:j=1,2,・・
・,N)。
【0136】そして、第1行第j列に配置されたCAM
セル1_jのマッチ線M#jは、列ドライバ104C
の、カラムスイッチ107jのオン/オフを制御する部
分(図5における列デコード線YLRに相当する部分)
に結線されている。また、第8行第j列に配置されたC
AMセル8_jの検索イネーブル線どうしが接続されて
おり、これが、検索イネーブル線Sとされている。さら
に、第8行第j列に配置されたCAMセル8_jのワー
ド線は、ワード線WL#jと表されている。
【0137】また、第i行第j列に配置されたCAMセ
ルi_jのビット線は、その左に配置されたCAMセル
i_j−1のビット線と接続されている他、その右に配
置されたCAMセルi_j+1のビット線とも接続され
ている。なお、第i行第1列のCAMセルi_1の正論
理または負論理のビット線は、それぞれ、ビット線BL
#iまたは!BL#iと表されている。
【0138】次に、図11は、図10のCAMセルi_
jの構成例を示している。
【0139】FET(PチャネルFET)51のソース
には、所定のHレベルが印加されており、そのゲート
は、FET(NチャネルFET)53のゲートと接続さ
れている。また、FET51のドレインは、FET(N
チャネルFET)52のソースと接続されている。そし
て、FET52のゲートは、ワード線WL#jと接続さ
れており、そのドレインは、ビット線BL#iと接続さ
れている。
【0140】FET53のドレインは、FET51のド
レインとFET52のソースとの接続点に接続されてお
り、そのソースには、所定のLレベルが印加されてい
る。
【0141】FET(PチャネルFET)54のソース
には、所定のHレベルが供給されており、そのゲート
は、FET51のドレインとFET52のソースとの接
続点に接続されている。また、FET54のドレイン
は、FET51および53のゲートどうしの接続点に接
続されている。さらに、FET54のドレインは、FE
T51のゲート、FET(NチャネルFET)55のソ
ース、およびFET(NチャネルFET)56のドレイ
ンとも接続されている。
【0142】FET55のゲートは、ワード線WL#j
と接続されており、そのドレインは、ビット線!BL#
iと接続されている。FET56のゲートは、FET5
4のゲートと接続されており、そのソースには、所定の
Lレベルが印加されている。
【0143】ここで、以上のFET51乃至56が、一
般的なメモリセルを構成しており、その構成は、いわゆ
る6トランジスタのCMOS(Complementary Metal Ox
ideSemiconductor)型のSRAM(Static RAM)のメモ
リセルと、基本的に同一である。
【0144】FET(NチャネルFET)57のソース
は、ビット線BL#iに接続されており、そのゲート
は、検索イネーブル線Sに接続されている。また、FE
T57のドレインは、FET(NチャネルFET)58
のソースに接続されている。FET58のゲートは、F
ET56のゲートに接続されており、そのドレインは、
FET(NチャネルFET)59のドレインに接続され
ている。そして、FET58および59のドレインどう
しの接続点は、マッチ線M#jに接続されている。
【0145】FET59のゲートは、FET53のゲー
トに接続されており、そのソースは、FET(Nチャネ
ルFET)60のドレインに接続されている。FET6
0のゲートは、検索イネーブル線Sに接続されており、
そのソースは、ビット線!BL#iに接続されている。
【0146】次に、その動作について説明する。
【0147】まず、データの書き込み時においては、ワ
ード線WL#jがLレベルからHレベルにされる。これ
によりFET52および55のゲートには、Hレベルが
印加され、FET52および55は、オン状態になる。
そして、FET52または55がオンになることによ
り、ビット線BL#iまたは!BL#iが、FET54
または51のゲートと、それぞれ接続される(電気的に
接続される)。
【0148】いま、書き込み対象のデータとして、ビッ
ト線BL#i上に、1としてのHレベルが出力されたと
すると、ビット線!BL#i上には、その反転である0
としてのLレベルが出力される。
【0149】ビット線BL#i上のHレベルが、オン状
態のFET52を介して、FET54のゲートに印加さ
れ、これにより、FET54はオフ状態になる。また、
FET54のゲートは、FET56のゲートに接続され
ており、従って、ビット線BL#i上のHレベルは、F
ET56のゲートにも印加される。これにより、FET
56はオン状態になる。
【0150】一方、ビット線!BL#i上のLレベル
は、オン状態のFET55を介して、FET51のゲー
トに印加され、これにより、FET51はオン状態にな
る。また、FET51のゲートは、FET53のゲート
に接続されており、従って、ビット線!BL#i上のL
レベルは、FET53のゲートにも印加される。これに
より、FET53はオフ状態になる。
【0151】その後、ワード線WL#jがHレベルから
Lレベルにされると、FET52および55のゲートに
は、Lレベルが印加され、FET52および55は、オ
フ状態になり、FET51および53のゲートは、ビッ
ト線!BL#iから、FET54および56のゲート
は、ビット線BL#iから、それぞれ切り離される。
【0152】このとき、上述したように、FET51は
オン状態に、FET53はオフ状態に、FET54はオ
フ状態に、FET56はオン状態に、それぞれなってい
るから、FET51および53のドレインどうしの接続
点はHレベルになっており、FET54および56のド
レインどうしの接続点はLレベルになっている。従っ
て、FET51および53のドレインどうしの接続点に
接続されているFET51および53のゲートには、H
レベルが印加され、FET54および56のゲートに
は、Lレベルが印加されるから、書き込み対象のデータ
が1であった場合には、FET51はオン状態に、FE
T53はオフ状態に、FET54はオフ状態に、FET
56はオン状態に、それぞれ維持され、これにより書き
込み対象のデータである1が記憶される。
【0153】なお、逆に、書き込み対象のデータが0で
あった場合(書き込み対象のデータとして、ビット線B
L#i上に、0としてのLレベルが出力された場合)に
は、FET51および53のゲートには、Hレベルが、
FET54および56のゲートには、Lレベルが、それ
ぞれ印加され、これにより、FET51はオフ状態に、
FET53はオン状態に、FET54はオン状態に、F
ET56はオフ状態に、それぞれ維持され、書き込み対
象のデータである0が記憶される。
【0154】次に、データの読み出しについてである
が、この場合も、ワード線WL#jがLレベルからHレ
ベルにされる。これによりFET52および55のゲー
トには、Hレベルが印加され、FET52および55
は、オン状態になる。そして、FET52または55が
オンになることにより、ビット線BL#iまたは!BL
#iが、FET54または51のゲートと、それぞれ接
続される(電気的に接続される)。
【0155】書き込まれたデータが1であった場合、上
述したように、FET54のゲートにはHレベルが印加
されており、従って、ビット線BL#i上には、このH
レベルが、読み出したデータとして出力される(ビット
線!BL#i上には、FET51に印加されているLレ
ベルが出力される)。一方、書き込まれたデータが0で
あった場合、上述したように、FET54のゲートには
Lレベルが印加されており、従って、ビット線BL#i
上には、このLレベルが、読み出したデータとして出力
される(ビット線!BL#i上には、FET51に印加
されているHレベルが出力される)。
【0156】次に、検索動作について説明する。
【0157】検索動作時においては、ワード線WL#j
はLレベルのままとされ、検索イネーブル線Sおよびマ
ッチ線M#jがLレベルからHレベルにされる。
【0158】また、ビット線BL#iおよび!BL#i
が、検索するデータに対応するレベルにされる。即ち、
1(Hレベル)を検索する場合には、ビット線BL#i
または!BL#iは、それぞれHレベルまたはLレベル
とされ、0(Lレベル)を検索する場合には、ビット線
BL#iまたは!BL#iは、それぞれLレベルまたは
Hレベルとされる。
【0159】なお、検索を行わないCAMセルのビット
線BL#iおよび!BL#iは、いずれもHレベルにさ
れる。
【0160】例えば、いま、CAMセルi_jに1が記
憶されているとすると、上述したように、FET53ま
たは56のゲートは、それぞれLレベルまたはHレベル
になっている。従って、FET53または56のゲート
と接続されているFET59または58のゲートには、
LレベルまたはHレベルがそれぞれ印加され、これによ
り、FET59または58は、オフまたはオン状態にな
っている。
【0161】また、検索イネーブル線SはHレベルとさ
れるから、FET57および60のゲートには、Hレベ
ルが印加され、これにより、FET57および60はオ
ン状態となる。従って、CAMセルに1が記憶されてい
る場合には、FET57乃至60のうち、FET57,
58,60がオン状態となり、FET59がオフ状態と
なることにより、マッチ線M#jは、オン状態となって
いるFET58および57を介して、ビット線BL#i
と接続される。
【0162】そして、いま、検索するデータが、例え
ば、1であった場合には、上述したように、ビット線B
L#iはHレベルとされるから、そのようなHレベルの
ビット線BL#iと、Hレベルのマッチ線M#jとの間
には電流が流れず、その結果、マッチ線M#jは、Hレ
ベルに維持される。
【0163】また、検索するデータが、例えば、0であ
った場合には、上述したように、ビット線BL#iはL
レベルとされるから、そのようなLレベルのビット線B
L#iと、Hレベルのマッチ線M#jとの間に電流が流
れ、その結果、マッチ線M#jは、ビット線BL#iの
レベルであるLレベルに引き落とされる。
【0164】一方、CAMセルi_jに0が記憶されて
いるとすると、上述したように、FET53または56
のゲートは、それぞれHレベルまたはLレベルになって
いる。従って、FET53または56のゲートと接続さ
れているFET59または58のゲートには、Hレベル
またはLレベルがそれぞれ印加され、これにより、FE
T59または58は、オンまたはオフ状態になってい
る。
【0165】また、検索イネーブル線SはHレベルとさ
れるから、FET57および60のゲートには、Hレベ
ルが印加され、これにより、FET57および60はオ
ン状態となる。従って、CAMセルに0が記憶されてい
る場合には、FET57乃至60のうち、FET57,
59,60がオン状態となり、FET58がオフ状態と
なることにより、マッチ線M#jは、オン状態となって
いるFET59および60を介して、ビット線!BL#
iと接続される。
【0166】そして、いま、検索するデータが、例え
ば、1であった場合には、上述したように、ビット線!
BL#iはLレベルとされるから、そのようなLレベル
のビット線!BL#iと、Hレベルのマッチ線M#jと
の間に電流が流れ、その結果、マッチ線M#jは、ビッ
ト線!BL#iのレベルであるLレベルに引き落とされ
る。
【0167】また、検索するデータが、例えば、0であ
った場合には、上述したように、ビット線!BL#iは
Hレベルとされるから、そのようなHレベルのビット線
!BL#iと、Hレベルのマッチ線M#jとの間には電
流が流れず、その結果、マッチ線M#jは、Hレベルに
維持される。
【0168】従って、検索するデータと、CAMセルi
_jに記憶されているデータとが一致している場合に
は、マッチ線M#jは、Hレベルに維持され、一致して
いない場合には、マッチ線M#jは、HレベルからLレ
ベルにされる。
【0169】その結果、図10においては、ある第J列
に注目した場合に、その第J列に配置されたCAMセル
i_Jのマッチ線M#Jは、相互に接続されているか
ら、その第J列に配置されたすべてのCAMセル1_J
乃至8_Jにおいて、それぞれの記憶値と、ビット線B
L1乃至BL8それぞれに入力されたデータとが一致し
た場合にのみ、マッチ線M#JのレベルはHレベルに維
持され、CAMセル1_J乃至8_Jそれぞれの記憶値
と、ビット線BL1乃至BL8それぞれに入力されたデ
ータとの組み合わせのうち、1つでも一致しないものが
あれば、マッチ線M#JのレベルはHレベルからLレベ
ルにされることになる。
【0170】従って、図10の列デコーダ131Cで
は、CAMセル1_J乃至8_Jそれぞれに所定の値を
記憶させておくことにより、その8つの記憶値でなる8
ビットに一致する列アドレスRがビット線BL1乃至B
L8上に供給されたときにのみ、そのデコード結果とし
て、カラムスイッチ107Jをオン状態にすることが可
能となる。即ち、CAMセル1_J乃至8_Jそれぞれ
に記憶させておく値によって、列アドレスRのデコード
結果をプログラマブルに変更することができる。その結
果、シャッフリングのパターンを、容易に変更すること
が可能となる。
【0171】次に、図10の列デコーダ131Cの動作
について説明する。
【0172】図9のDRAMチップを用いて、画像デー
タなどのシャッフリングを初めて行う場合、あるいは、
シャッフリングのパターンを変更したい場合には、列デ
コーダ131Cを構成するCAMセル1_1乃至8_2
56のプログラムを行う(CAMセル1_1乃至8_2
56それぞれにデータを記憶させ、あるいは、それぞれ
の記憶値を変更する)。
【0173】即ち、まず最初に、ビット線BL1および
!BL1乃至BL8乃至!BL8、検索イネーブル線
S、並びにワード線WL1乃至WL256をLレベルに
する。
【0174】そして、ワード線WL1乃至WL256の
うち、例えば、ワード線WL1だけをLレベルからHレ
ベルにし、ビット線BL1乃至BL8を、カラムスイッ
チ1071をオン状態にするときに入力する列アドレス
Rに対応するレベルにする。即ち、例えば、カラムスイ
ッチ1071をオン状態にするときに入力する列アドレ
スRを、その最下位ビットから、B1,B2,B3,B
4,B5,B6,B7,B8とする場合には、ビット線
BL1乃至BL8を、ビットB1乃至B8それぞれに対
応するレベルにする。これにより、CAMセル1_1乃
至8_1には、上述したようにして、ビットB1乃至B
8がそれぞれ記憶される。
【0175】次に、ワード線WL1乃至WL256のう
ち、例えば、ワード線WL2だけをLレベルからHレベ
ルにし、ビット線BL1乃至BL8を、カラムスイッチ
1072をオン状態にするときに入力する列アドレスR
に対応するレベルにする。即ち、例えば、カラムスイッ
チ1072をオン状態にするときに入力する列アドレス
Rを、その最下位ビットから、B1’,B2’,B
3’,B4’,B5’,B6’,B7’,B8’とする
場合には、ビット線BL1乃至BL8を、ビットB1’
乃至B8’それぞれに対応するレベルにする。これによ
り、CAMセル1_1乃至8_1には、上述したように
して、ビットB1’乃至B8’がそれぞれ記憶される。
【0176】以下、同様の処理を、他のワード線WL3
乃至WL256それぞれだけを、順次、LレベルからH
レベルにして行い、各列ごとのCAMセルに、データを
記憶させていく。
【0177】なお、各列のCAMセルに記憶させる8ビ
ットのデータは、任意の2列に注目した場合に、異なる
値になっている必要がある。これは、記憶されている8
ビットのデータが一致している列が存在すると、メモリ
セルアレイ5を構成するメモリセルの多重選択が行わ
れ、誤動作する場合があるからである。
【0178】以上のようにして、CAMセル1_1乃至
8_256にデータを記憶させた後は、次のようにし
て、列アドレスRのデコード処理をすることができる。
【0179】即ち、デコード処理を行う場合において
は、検索イネーブル線S、マッチ線M1乃至M256、
ワード線WL1乃至WL8がHレベルにされる。そし
て、リードアドレスカウンタ113C(図9)から供給
される列アドレスRを構成する各ビットのうちの最下位
ビットから最上位ビットそれぞれが、ビット線BL1乃
至BL8に与えられる。ここで、マッチ線M1乃至M2
56をHレベルにする処理は、例えば、列ドライバ10
4Cによって行われる。
【0180】いま、例えば、リードアドレスカウンタ1
13Cから与えられた列アドレスRが、その最下位ビッ
トから、b1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,
b8であり、第J列のCAMセル1_J乃至8_Jに、
データb1,b2,b3,b4,b5,b6,b7,b
8と一致するデータが記憶されているとともに、他の列
のCAMセルには一致しないデータが記憶されていると
すると、マッチ線M#JのみがHレベルに維持され、他
のマッチ線はLレベルになる。これにより、列ドライバ
104Cにおいて、カラムスイッチ107Jのみがオン
にされ、メモリセルアレイ5(図9)を構成する第J列
のメモリセルからのデータの読み出しが行われる。
【0181】なお、本実施の形態では、2つの列デコー
ダ3Cおよび103C(または131C)を設けるよう
にしたが、列デコーダは、3以上設けるようにすること
も可能である。
【0182】また、本実施の形態においては、行アドレ
スと列アドレスの2つのアドレスによってメモリセルを
特定するようにしたが、メモリセルは、その他、例え
ば、3以上のアドレスによって特定するようにすること
も可能である。
【0183】さらに、本実施の形態では、図9におい
て、列デコーダ131CだけをCAMで構成するように
したが、列デコーダ3Cや行デコーダ3Rも、列デコー
ダ131Cと同様に、CAMで構成することが可能であ
る。
【0184】また、本実施の形態では、図9および図1
0において、列デコーダ131CをCAMで構成するこ
とにより、そのデコード結果をプログラマブルに変更す
ることができるようにしたが、その他の構成によって、
デコード結果をプログラマブルに変更することができる
ようにすることも可能である。
【0185】さらに、本実施の形態では、画像のシャッ
フリングを行うようにしたが、画像以外の、例えば、音
声などのシャッフリングを行うことも可能である。
【0186】
【発明の効果】以上の如く、本発明の記憶装置によれ
ば、記憶手段が有する記憶単位を指定するための第1ま
たは第2のアドレスのうちの第2のアドレスをデコード
する複数の第2のデコード手段のうちの1以上が、その
デコード結果をプログラマブルに変更することができる
ものとされているので、デコード結果を容易に変更する
ことができ、さらに、例えば、複数の第2のデコード手
段のうちの1つと、他の1つとにおけるデコード結果が
異なるようにすることで、データのシャッフリングを、
高速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データの読み出しと書き込みが別々のタイミン
グで行われるDRAMチップの構成例を示すブロック図
である。
【図2】図1のメモリセルアレイ5,SA6i、および
カラムスイッチ7iの構成例を示す回路図である。
【図3】図2のメモリセルアレイ5,SA6i、および
カラムスイッチ7iの動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図4】データの読み出しと書き込みを同時に行うこと
ができるDRAMチップの一実施の形態の構成例を示す
ブロック図である。
【図5】図4のメモリセルアレイ5,SA6i、カラム
スイッチ7iおよび107iの構成例を示す回路図であ
る。
【図6】本発明を適用したDRAMチップの一実施の形
態の構成例を示すブロック図である。
【図7】図6の列デコーダ3Cおよび103Cのデコー
ド処理を説明するための図である。
【図8】図6のDRAMチップを利用したシャッフリン
グメモリ装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図9】本発明を適用したDRAMチップの他の実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図10】図9の列デコーダ131Cの構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】図10のCAMセルi_jの構成例を示す回
路図である。
【図12】従来のシャッフリングメモリ装置の一例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1R,1C バッファ, 2R 行アドレスラッチ回
路, 2C 列アドレスラッチ回路, 3R 行デコー
ダ, 3C 列デコーダ, 4R 行ドライバ,4C
列ドライバ, 5 メモリセルアレイ, 6 センスア
ンプ群, 61乃至6N センスアンプ, 71乃至7N
カラムスイッチ, 8 ATD回路,9 ANDゲー
ト, 10 MA, 11 出力バッファ, 12 入
力バッファ, 13 記録アンプ, 21乃至24 F
ET, 25 コンデンサ,26乃至31,41乃至4
4,51乃至60 FET, 102C 列アドレスラ
ッチ回路, 103C 列デコーダ, 104C 列ド
ライバ, 1071乃至107N カラムスイッチ, 1
08 ATD回路, 109 ANDゲート, 112
C ライトアドレスカウンタ, 113C リードアド
レスカウンタ, 121 DRAMチップ, 122
I/Oセレクタ, 131C 列デコーダ, 1_1乃
至8_256 CAMセル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶する記憶装置であって、 第1および第2のアドレスによって指定される記憶単位
    を有する記憶手段と、 前記第1のアドレスをデコードし、前記記憶手段に供給
    する第1のデコード手段と、 複数の前記第2のアドレスそれぞれをデコードし、前記
    記憶手段に供給する複数の第2のデコード手段とを備
    え、 前記複数の第2のデコード手段のうちの1以上は、その
    デコード結果をプログラマブルに変更することができる
    ものであることを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の第2のデコード手段のうちの
    1つと、他の1つとにおけるデコード結果が異なるよう
    にされていることを特徴とする請求項1に記載の記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の第2のデコード手段のうちの
    1つにおける前記第2のアドレスのデコード結果によっ
    て特定される前記記憶単位にデータを書き込み、 前記複数の第2のデコード手段のうちの他の1つにおけ
    る前記第2のアドレスのデコード結果によって特定され
    る前記記憶単位からデータを読み出すことを特徴とする
    請求項2に記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の第2のデコード手段のうちの
    1以上は、連想メモリで構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶単位は、第1または第2のアド
    レスによってそれぞれ特定される行または列に配置され
    ており、 所定の行に配置された前記記憶単位は、前記第1のアド
    レスのデコード結果によって指定され、 所定の列に配置された前記記憶単位は、前記第2のアド
    レスのデコード結果によって指定されることを特徴とす
    る請求項1に記載の記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データは、画像データであることを
    特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000076845A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Sony Corp 記憶装置および記憶装置の制御方法

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