JP2000090336A - 電話料金支払い用カードの販売機 - Google Patents

電話料金支払い用カードの販売機

Info

Publication number
JP2000090336A
JP2000090336A JP25875098A JP25875098A JP2000090336A JP 2000090336 A JP2000090336 A JP 2000090336A JP 25875098 A JP25875098 A JP 25875098A JP 25875098 A JP25875098 A JP 25875098A JP 2000090336 A JP2000090336 A JP 2000090336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
vending machine
identification code
user
value data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25875098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nishiyama
裕之 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN DIRECT DIALLING KK
Original Assignee
JAPAN DIRECT DIALLING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN DIRECT DIALLING KK filed Critical JAPAN DIRECT DIALLING KK
Priority to JP25875098A priority Critical patent/JP2000090336A/ja
Publication of JP2000090336A publication Critical patent/JP2000090336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが購入する時点ではじめてカードに価
値データを付与する電話料金支払い用カードの販売機を
提供する。 【解決手段】 ユーザが現金受払部112に現金を投入
すると、制御部102に投入額が渡される。ユーザは、
表示出力部116の表示を確認して操作部114より購
入を希望するカードの額面を指定する。制御部112
は、投入金額がユーザの指定額面に足りていることを確
認後、IDデータベース104からその指定額面に対応
する識別符号を抽出する。この識別符号はホストコンピ
ュータ200に設けられている電話料金支払い用予納口
座の各々と対応している。制御部112はフィーダ11
0に対して生カードスタック108からカードを取り出
してプリンタ106へ供給するように指令し、プリンタ
106は、制御部102から転送された識別符号及び額
面情報を、生カードの所定の箇所に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話料金を支払う
ためのプリペイドカード用販売機に係わり、特にあらか
じめ定められた金額の価値データを示す識別符号が表示
された、いわゆるコーリングカード用販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆電話を使用する際、その電話料金を
プリペイドカード(一般的には「テレホンカード」とし
て知られているので、以下この語を用いる。)を用いて
支払うことは、今日広く行われており、持ち合わせの小
銭を気にせずに電話をかけることができて便利である。
テレホンカードには、そのカードに設定されている使用
権(電話料金として支払える金額)が磁気的記録方式に
よって記録されており、電話をかける際に電話機のリー
ダで残金額が読取られると共に、電話をかけ終わるとそ
のときの通話料金が前記残金額から差し引かれ、カード
の磁気記録がそれに従って書き換えられる。
【0003】このように便利なテレホンカードではある
が、前記のように磁気記録を用いてカード自体に付加価
値を持たせているため、磁気記録を改ざんして不正に使
用可能額を増やしたり、磁気記録を不正に複製して偽造
カードを製造するなどの犯罪行為がたびたび企てられ、
また実行に移されてきた。このような違法行為は高額な
テレホンカードほど利幅が大きいので、そのような高額
テレホンカードは犯罪行為の標的となってしまい、現在
ではその発行自体が抑制あるいは自粛されるに至ってい
る。
【0004】このような状況を踏まえて、いわゆる「コ
ーリングカード」と呼ばれる、テレホンカードとは別種
の電話料金用プリペイドカードが登場し、国際電話な
ど、従来は主として高額のテレホンカードを利用して行
われていた通話について、次第に広く使用されるように
なってきている。コーリングカードは、従来のテレホン
カードとは異なり、カード自体に磁気記録による価値情
報が記録されていない点に特徴がある。カードには、磁
気記録の代わりに、そのカードを利用して通話をした際
に、その料金の請求先となるべき口座を特定するための
識別符号が表示されている。このコーリングカードを利
用して通話したときのステップを概略示すと、次のよう
になる。
【0005】(i)そのコーリングカードを発行してい
る通信事業者のセンターに電話をかける。通常、このと
きの通話はその通信事業者が設定した無料通話の番号を
利用して行う。 (ii)センターには、コーリングカードに表示された識
別符号によって識別される所定の通話料(取りも直さ
ず、そのコーリングカードの額面である。)が価値デー
タとして予納された口座が設けられている。ユーザは、
指示された手順にしたがって識別符号を入力するととも
に、通話先の電話番号を入力する。 (iii )センターのコンピュータは、その通話の料金が
当該コーリングカードの識別符号で指定された口座から
引き落とされるべきものと判断し、その口座に予納され
ていた価値データから通話料金を差し引いて残額を書き
換える。
【0006】このように、いわゆるコーリングカードに
よれば、カード自体にではなく、センターのコンピュー
タに各カードが保有すべき価値データが口座別に格納さ
れているので、カードを改変することによって額面を不
正に書き換えるなどの犯罪は不可能である。識別番号は
センターのコンピュータによってランダムに発生された
ものから抽出して使用されるから、カードに表示されて
いる識別符号を書き換えることは意味がないのである。
また、カードを紛失したり盗難されたりした場合でも、
そのカードに割り当てられている識別符号を付して設定
されている予納額以上の通話を行うことはできないか
ら、被害は最小限に抑えられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなコ
ーリングカードにも、自動販売機で販売する形態を考慮
すると、次のような問題点がある。まず、一定の価値デ
ータが格納された口座の識別符号が表示されており、カ
ード自体が付加価値を有していることには変わりがない
ため、自動販売機に大量にストックしておくと、窃盗な
どの対象となりやすいことである。
【0008】また、さまざまな額面のコーリングカード
を自動販売機で販売する場合には、販売機に商品をセッ
トする際に十分注意しないと、本来の販売額面とは異な
る額面のカードを誤ってセットしてしまうことなども起
こりやすく、商品配送コストの上昇にもつながってい
た。
【0009】さらに、複数種類のコーリングカードを扱
う販売機では、販売されるカードの種類に応じて販売機
内に収納場所を設けるとともに、カードの排出口もそれ
に合わせて大きくしなければならず、販売機の外形を小
型化することは難しかった。また、異なる額面のカード
を販売する場合には、販売機の設置場所などの条件によ
って各種類の売り上げがばらつくのが普通であるから、
それに合わせてカードの在庫を調整するのがわずらわし
かった。
【0010】本発明は上記の事情に基づいてなされたも
のであり、その目的は、ユーザが購入するときに、スト
ックしておいた生のカードにそのカードの価値データを
識別させる符号を印字する、電話料金支払い用カードの
販売機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る電話料金支払い用カードの販売機
は、次の(1)ないし(5)の要件を備えている。 (1)ユーザが投入した金額と購入希望した額面とに応
じて、あらかじめ定められた金額の電話料金に相当する
価値データが付与されたカードを販売する販売機であ
る。 (2)前記価値データが記録された口座の識別符号が、
適当な記憶資源に格納されている。 (3)上記口座の識別符号の担体となるカードが、所定
の場所に格納されている。 (4)ユーザが購入を希望する電話料金の額を入力する
と、その額に相当する価値データが記録された口座の識
別符号が前記記憶資源から読み出される。 (5)その読み出された識別符号は、前記のカードに印
字される。
【0012】この販売機には、以下に示す(6)ないし
(8)の要件を適宜組合せて備えるようにしてもよい。 (6)前記価値データは、その価値データが記録されて
いる口座を管理するコンピュータから通信回線を経由し
て送達される。 (7)前記価値データが記録されている口座を管理する
コンピュータに適時に所定の稼働状況報告データを送信
する。 (8)前記識別符号とともに、カードの使用方法が所定
の言語でカードに印刷される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電話料金支払
い用カード(以下コーリングカード、あるいは単にカー
ドと呼ぶ。)の販売機の一実施形態につき、添付図面を
参照して説明する。図1は、本実施形態に係る電話料金
支払い用カード販売機のシステムブロック図である。
【0014】===== 本実施形態に係るカード販売
機の構成 ===== このカード販売機100は、主として、販売機全体の動
作を統括制御する制御部102と、各コーリングカード
に割り当てられるべき識別符号を格納するIDデータベ
ース104と、その識別符号を各カードに印刷するため
のプリンタ106とを備えている。
【0015】制御部102は、マイクロプロセッサと所
要の周辺回路とを含んで構成されたコンピュータであ
り、例えばWindows98、WindowsNT
(いずれもマイクロソフト社)などのOSを採用したパ
ーソナルコンピュータを用いることができる。なお、図
1のブロック図には主要な機能を有するブロックのみを
図示してあり、各ブロック間に必要に応じて介設される
べきインターフェイス回路、バッファ回路、ドライバ回
路などは省略している。
【0016】IDデータベース104は、本実施形態の
コーリングカードシステムを運営する事業者のセンター
があらかじめ発行した識別符号を格納している記憶資源
であり、適宜の記憶媒体、例えばRAM等の半導体メモ
リ、ハードディスク等の磁気記憶媒体などを用いて構成
されている。IDデータベース104に記憶されている
識別符号データのレコード例を、図2に示す。図2は、
あらかじめカードの販売額面に応じて所定の5桁の整数
が割り当てられている場合を示している。いうまでもな
いことではあるが、実際にはそれぞれの識別符号はラン
ダムに生成されて各額面と対応づけられるのであり、図
2はあくまでも単純化した例示に過ぎない。この例で
は、各額面に対応づけられたそれぞれ10000個の識
別符号データ合計30000枚分が販売機100に格納
されていることになる。
【0017】プリンタ106は、前記制御部102から
の指令出力に応じて、供給されるカードにIDデータベ
ース104から読み出された識別符号とその識別符号に
対応するカードの額面とを印刷する。プリンタの形式と
しては、電源容量やカードの材質等を勘案して適宜のも
のを選定することができる。なお、従来はあらかじめカ
ードに印刷された識別符号が流通段階で人目に触れるの
を避けるために、印刷された識別符号を覆うようにカバ
ーシールを付していたが、本発明にあっては識別符号が
印刷されたカードはただちに購入ユーザの手に渡るの
で、このような工程は省略されている。ここで、購入し
たカードの使用方法などの情報を、あらかじめ所定の言
語で制作した印字データとして格納しておけば、それら
の情報を、ユーザが所望する言語でカードに印刷して提
供することができる。この場合、その言語の選択は後出
の操作部114によって入力するようにすればよい。
【0018】識別符号が印刷される前のカード(以下生
カードと呼ぶ。)は、生カードスタック108に格納さ
れている。このスタック108に格納されている生カー
ドは、制御部102からの指令に基づいて、フィーダ1
10によって前記プリンタ106に供給される。識別符
号が印刷される前のコーリングカードは、どれも同じ一
種類の生カード(ただし、複数種類の絵柄が異なるカー
ドを入れておき、購入する毎にカードのデザインの変化
を楽しめるようにしておくなどの変更は適宜行ってよ
い。)である。したがって、スタック108も一組でよ
く、生カードを販売機100に補充する場合にも、従来
と異なりカードの額面をいちいち気にする必要がない。
また、複数種類の額面を有するコーリングカードを取り
扱える販売機でありながら、スタック108は一組のみ
設ければよいので、機器の外形寸法を小型化することが
でき、設置場所についての自由度も大幅に高まる。さら
に、基本的には一種類の生カードで足りるから、あらか
じめ各額面のカードを準備しておかなければならない場
合のような煩雑な在庫調整は不要である。
【0019】現金受払部112は、ユーザがコーリング
カードを購入するときに現金を受け入れて、制御部10
2にその受入金額の情報を伝達する。受け入れた現金の
真贋判定部をこの現金受払部112の内部に設けてもよ
い。また、現金受払部112の代わりに、各種のクレジ
ットカードやショッピング用のプリペイドカード、IC
カードを利用した電子マネーカードなどが使用できるよ
うな受け入れブロックを備えるようにしてもよい。その
場合には、受け入れる支払い用カードの種類に応じて、
この機能ブロックに必要な認証機能や通信機能を持たせ
る。
【0020】操作部114は、ユーザがカードを購入す
る際に、希望するカード額面などを入力するのに用いら
れる入力用操作部であり、もっとも単純にはカードの額
面に応じた押しスイッチ等を設けておけばよい。あるい
は、テンキーや各種のポインティングデバイスを設け、
より複雑なデータ入力に対する拡張性を備えるようにし
てもよい。なお、販売されるカードの額面が一種類のみ
である場合には、操作部114を省略した構成とするこ
とも可能である。
【0021】表示出力部116は、この販売機100の
操作方法等、制御部102から伝達される各種情報をカ
ード購入ユーザに伝える、画像・文字・音声情報等の出
力手段であって、具体的にはCRT、液晶ディスプレイ
などの画像・文字情報表示装置、音声生成装置、アン
プ、スピーカ等の音声情報発生装置などが適宜組み合わ
されて設けられる。この表示出力部116を通じてユー
ザに提供される情報としては、前記の販売機操作方法だ
けでなく、購入したコーリングカードの使用方法などが
考えられる。後述するように、このカード販売機100
が通信ネットワークNに接続されている場合には、その
ネットワークNを介して他のデータベースなどから取得
した天気情報、為替レート情報、企業広告などを提供す
ることもできる。また、前記のような販売機の操作方
法、購入したカードの使用方法などの情報を、あらかじ
め所定の言語で制作した画面データとして格納しておけ
ば、それらの情報は、ユーザが所望する言語で提供でき
るようにすることができる。この場合、その言語の選択
は前記の操作部114によって入力するようにすればよ
い。
【0022】通信アダプタ118は、制御部102と外
部のネットワークNとのインターフェイスとなるブロッ
クで、モデム、ターミナルアダプタ等の通信制御装置を
含む。ネットワークNとしては、一般公衆回線、特定の
コンピュータとの間の専用線、インターネットなどが挙
げられる。この実施形態に係るカード販売機100で
は、コーリングカードの発行運営事業者のセンタに設置
されたホストコンピュータ200と通信可能となってお
り、ホストコンピュータ200が発行したカードの予納
口座に対応する識別符号が、通信アダプタ118,制御
部102を経てIDデータベース104に格納される。
また、制御部102に各機能ブロックの稼働状況やカー
ドの売上げ状況をモニタする機能を持たせておけば、そ
の収集データを適時にホストコンピュータ200へネッ
トワークNを通じて送達することにより、ホスト200
で販売機100を集中的に管理することができる。
【0023】データ入出力コネクタ120は、制御部1
02に対して通信アダプタ118と並列に設けられてい
る。このコネクタ120は、適当な端末装置を接続して
ホスト200が発行した識別符号をIDデータベース1
04に書き込んだり、制御部102が収集したモニタリ
ングデータを吸い上げたりするのに用いられる。すなわ
ち、生カードの配送員にそのような携帯端末を持ち歩か
せ、所定のデータの書込みや吸い上げをバッチ的に処理
させるようにすれば、カード販売機100をオンライン
にしておく必要はなく、動作電源のみが接続されたスタ
ンドアローンの装置として構成することができる。
【0024】===== 本実施形態のカード販売機の
作用 ===== 次に、本実施形態のコーリングカード販売機の作用につ
いて、同じく図1を参照して説明する。
【0025】<<ユーザがカードを購入するときの作用
>>カード販売機100を利用してユーザがカードを購
入する際の販売機100の作用を順に述べると次のよう
である。 (i)ユーザが現金受払部112に現金(貨幣または紙
幣)を投入すると、現金受払部112は投入された現金
の真贋判定、投入金額の計数を行い、制御部102にそ
の結果を渡す。 (ii)制御部102は現金受払部112から受け取った
投入金額データに基づいて、それを表示出力部116に
表示する。ユーザは、その表示を確認して操作部114
より購入を希望するカードの額面を指定する。 (iii )制御部112は、投入金額データがユーザの指
定額面に足りていることを確認後、IDデータベース1
04からその指定額面に対応する識別符号を抽出する。
それとともに、制御部112はフィーダ110に対して
生カードスタック108からカードを取り出してプリン
タ106へ供給するように指令し、プリンタ106には
前記抽出された識別符号及びそれに対応する額面情報を
転送する。 (iv)プリンタ106は、制御部102から転送された
識別符号及び額面情報を、フィーダ110から供給され
た生カードの所定の箇所に印字する。印字が終了したカ
ードは、プリンタ106から適宜の搬送手段を用いて商
品取出し口へ移送される。 (v )制御部102は、現金の投入、購入カード額面の
選定操作、印字済みのカード及び釣り銭の排出など、そ
れぞれのステップに応じた文字や画像の表示を、表示出
力部116に指令する。 (vi)制御部102は、前記ユーザの投入金額データと
購入カード額面との差額を演算し、差額が発生すれば返
却すべき釣り銭額データとして現金受払部112に伝達
する。現金受払部112は、制御部102からの釣り銭
額データがあれば、その分の現金を計数し、返却口に戻
す。
【0026】<<ホストコンピュータ200と交信する
ときの作用>>カード販売機100がネットワークNを
介してホストコンピュータ200と交信するときの作用
は、次のようになる。 (i)カード販売機100の制御部102は、IDデー
タベース104に格納されている識別符号データの数が
少なくなってきたことを検知(カードの額面毎の手持ち
識別符号データ数を、初期値からカード発行毎にデクリ
メントすることにより把握するようにすればよい。)す
ると、通信アダプタ118を通じてホスト200に識別
符号の発行と配信とを要求する。ホスト200はこれを
受けて適宜新たな識別符号を生成して発行し、カード販
売機100に配信する。配信された識別符号は、制御部
102によってIDデータベース104の所定の格納場
所に書き込まれる。 (ii)制御部102は、販売機100の各機能ブロック
から収集した稼働状況データや、カードの売り上げデー
タなどを、通信アダプタ118を通じてホスト200に
転送する。
【0027】以上のように、本実施形態に係るコーリン
グカードの販売機によれば、ユーザがカードを購入する
ときに生カードに価値データである識別符号を印刷する
ので、販売機には付加価値を有しない生カードをセット
しておけばよく、盗難などに対するリスクが軽減され
る。また、カードを販売機に配送する際に、カードの額
面の種類によって格納場所を変える等の手間が省け、配
送コストの軽減が図られる。
【0028】なお、上記の実施形態によるコーリングカ
ード販売機には、次のような構成及び機能を適宜組合せ
て付加することが可能である。 (a)コーリングカード販売機100に電話機を組み込
んでおけば、カードを購入後その場ですぐに電話がかけ
られるのではなはだ便利である。 (b)コーリングカード販売機100にCCDカメラ等
の撮像手段を組み込み、それによって撮像した画像をキ
ャプチャしてユーザのカード購入時にプリンタ106で
カードに印刷するようにすれば、ユーザオリジナルのコ
ーリングカードを手軽に提供することができ、カードの
付加価値が高まる。 (c)通信アダプタ118をインターネットに接続し、
制御部102に適当な電子メールソフトをインストール
しておけば、簡易な街頭電子メールスタンドを構成する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明の一実施形態によって詳細
に説明したように、本発明に係わる電話料金支払い用カ
ード販売機によれば、以下の優れた効果を奏する。 (1)あらかじめ定められた金額の電話料金に相当する
価値データが記録された口座の識別符号が、ユーザのカ
ード購入時にそのユーザの操作に基づいて読み出され、
カードに印刷されるので、販売機に高付加価値を有する
カードをストックしておくリスクから開放される。 (2)販売機にはまだ価値データが記録されていないカ
ード、いわゆる生カードをセットすればよいので、従来
とは異なり複数の異なる販売額面のカードを間違いなく
販売機の所定の箇所にセットする手間が不要となる。 (3)複数種類の額面を有するカードを取り扱う場合で
も、格納しておく生カードは一種類でよいから、販売機
の外形寸法を小型化することができ、設置場所について
の自由度も大幅に高まるとともに、カードの在庫管理も
容易となる。 (4)前記価値データが、その記録口座を管理するコン
ピュータから通信回線を経由して送達されるようにした
り、前記記録口座を管理するコンピュータに適時に所定
の稼働状況報告データを送信するようにすれば、個々の
販売機の保守管理が容易となりそのための人件費等のコ
ストを削減することができる。 (5)前記識別符号とともに、その識別符号を使用した
電話のかけ方を所定の言語でカードに印刷するようにす
れば、ユーザに与える満足度が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコーリングカード販
売機のシステムブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るコーリングカード販
売機のIDデータベースの内容を模式的に表した図であ
る。
【符号の説明】
100 コーリングカード販売機 102 制御部 104 IDデータベース 106 プリンタ 108 生カードスタック 110 カードフィーダ 112 現金受払部 114 操作部 116 表示出力部 118 通信アダプタ 120 データ入出力コネクタ 200 ホストコンピュータ N ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(1)ないし(5)の要件を備えて
    いる電話料金支払い用カードの販売機。 (1)ユーザが投入した金額と購入希望した額面とに応
    じて、あらかじめ定められた金額の電話料金に相当する
    価値データが付与されたカードを販売する販売機であ
    る。 (2)前記価値データが記録された口座の識別符号が、
    適当な記憶資源に格納されている。 (3)上記口座の識別符号の担体となるカードが、所定
    の場所に格納されている。 (4)ユーザが購入を希望する電話料金の額を入力する
    と、その額に相当する価値データが記録された口座の識
    別符号が前記記憶資源から読み出される。 (5)その読み出された識別符号は、前記のカードに印
    字される。
  2. 【請求項2】 次の要件(6)が付加されている請求項
    1に記載の電話料金支払い用カードの販売機。 (6)前記価値データは、その価値データが記録されて
    いる口座を管理するコンピュータから通信回線を経由し
    て送達される。
  3. 【請求項3】 次の要件(7)が付加されている請求項
    1に記載の電話料金支払い用カードの販売機。 (7)前記価値データが記録されている口座を管理する
    コンピュータに適時に所定の稼働状況報告データを送信
    する。
  4. 【請求項4】 次の要件(8)が付加されている請求項
    1に記載の電話料金支払い用カードの販売機。 (8)前記識別符号とともに、カードの使用方法が所定
    の言語でカードに印刷される。
JP25875098A 1998-09-11 1998-09-11 電話料金支払い用カードの販売機 Pending JP2000090336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25875098A JP2000090336A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 電話料金支払い用カードの販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25875098A JP2000090336A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 電話料金支払い用カードの販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000090336A true JP2000090336A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17324577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25875098A Pending JP2000090336A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 電話料金支払い用カードの販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000090336A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051054A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Noritsu Koki Co Ltd 端末装置および管理システム
JP2005310104A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Seiko Epson Corp Posシステム、印刷装置、入出力制御装置、及び入出力制御装置のデータ中継処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003051054A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Noritsu Koki Co Ltd 端末装置および管理システム
JP2005310104A (ja) * 2004-03-25 2005-11-04 Seiko Epson Corp Posシステム、印刷装置、入出力制御装置、及び入出力制御装置のデータ中継処理方法
JP4639804B2 (ja) * 2004-03-25 2011-02-23 セイコーエプソン株式会社 Posシステム、印刷装置、及びデータ中継処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100846553B1 (ko) 이동 전자 상거래 시스템
US5953504A (en) Public accessible terminal capable of opening an account for allowing access to the internet and E-mail by generating ID code and security code for users
EP0836727B1 (en) Methods and apparatus for providing a prepaid, remote entry customer account
US20040129777A1 (en) Keycard for automating transaction requests
US20050114215A1 (en) Provision of receipts for self service or point of sale terminals
WO2000054490A1 (fr) Systeme de gestion de facturation telephonique
US20060217998A1 (en) Cashless vending system
JP2002511172A (ja) 移動装置によるトランザクション方法
KR20010074614A (ko) 다기능 선불카드의 즉석인쇄 발급 자동판매기
JP2003162757A (ja) キャッシュレス自動販売機システム
KR100511849B1 (ko) 노무 이용 id번호 결제시스템
JP2002083237A (ja) プリペイドシステムによる電子商取引の決済管理方法
TW200406678A (en) Image printing system using cellular phone with camera
WO2006016250A2 (en) Multifunction electronic device with resident software to capture financial and nonfinancial transactions, both at homes and stores, operating in connection with a telephone line
US20040111648A1 (en) System, apparatus, terminal, method, and computer program for managing information
US7526222B2 (en) Image printing apparatus and payment method
JP2000090336A (ja) 電話料金支払い用カードの販売機
JP2005010964A (ja) 携帯通信端末を用いた決済システム
KR20010069539A (ko) 유가증권 개별번호 코드 발급, 전송부여기능을 구비한자판기
KR100529213B1 (ko) 실시간 선불 카드 운영 시스템 및 선불 카드 발행 방법
WO1999046925A1 (fr) Systeme de gestion des tarifs telephoniques
JPH06244993A (ja) プリペイドカードの発行精算システム
JP2006099152A (ja) 料金前払収納システム及び料金前払収納方法
JP2002041958A (ja) データ販売システム、およびデータ販売方法
JP2003168146A (ja) 金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法