JP2000090315A - 円板状体送出装置 - Google Patents

円板状体送出装置

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JP2000090315A
JP2000090315A JP10254100A JP25410098A JP2000090315A JP 2000090315 A JP2000090315 A JP 2000090315A JP 10254100 A JP10254100 A JP 10254100A JP 25410098 A JP25410098 A JP 25410098A JP 2000090315 A JP2000090315 A JP 2000090315A
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JP10254100A
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English (en)
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Akio Yokota
章夫 横田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨・遊技用メダルなどの円板状体を送出す
る送出体の噛み込みや摩耗を低減した円板状体送出装置
を提供する。 【解決手段】 円板状体送出装置500は貯留部100
に貯留した円板状体110を傾斜状の開口部分120の
上方に設けた送出路400に送出する。開口部分120
の下方に配置した板状の送出体210Aを駆動部300
によって往復動作する。円板状体110が送出体210
Aの先端部分210xで押し上げられて送出路400に
入れ込まれる。送出路210Aは、厚さt11を円板状
体210Aの厚さt1よりも大きくし、幅B11を円板
状体110の直径d1よりも大きくする。送出体210
Aの先端部分210xが少なくとも開口部分120の下
縁120xから送出口410の下縁410xまで往復動
作する。開口部分120の内法B31と送出体210A
の幅B11とを同等にし、送出口410の内法B21を
送出体210Aの幅B11よりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯留されている
硬貨、遊技用メダルなどの円板状体を底側から所定の送
出路に送出する構成をもつ円板状体送出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】こうした円板状体送出装置には、円板状
体として硬貨を用いる硬貨払出装置、円板状としてメダ
ルを用いるメダル払出装置などが含まれ、例えば、メダ
ル払出装置の場合には、遊技場での遊技用メダルの貸出
装置におけるメダルの払出などに用いられている。
【0003】この種の円板状体送出装置の構成として図
3のような構成(以下、第1従来技術という)をもつ円
板状体送出装置500が周知である。なお、以下の図に
おいて、ごく太い実線で画いた部分は、その部分を構成
する材料の厚みの断面または端面を示すものである。
【0004】図3において、貯留部100は、円板状体
110を貯留する部分であって、円板状体110が種々
の方向を向いた姿勢で無造作に入れ込まれて堆積してお
り、貯留量が多いときには、例えば、鎖線の内側に格子
状のハッチングで示した部分程度の量の円板状体110
が貯留され、貯留量が少ないときには、貯留部100の
底側に僅かに残る程度にしか貯留されてないものであ
る。
【0005】そして、貯留部100の底側には傾斜状の
開口部分120が設けてあり、この開口部分120の下
方側に送出部200を配置するとともに、開口部分12
0の上方側に円板状体110の送出路400を配置して
あって、さらに、送出部200の下方に送出部200の
送出体210の回転を駆動する駆動部300を配置して
てある。
【0006】また、貯留部100の円板状体110を案
内する箇所の底面は、上側の傾斜面100Aと下側の傾
斜面100Bとを互いに逆向きの下向きの傾斜面にして
入り組ませてあり、傾斜面100Aと傾斜面100Bと
が重なった箇所が、上方の貯留室部分101から下方の
送出室部分102への通路103になっていて、円板状
体110を通路103から開口部分120に入れ込むよ
うに案内している。
【0007】そして、円板状体110の貯留量が多いと
きは、通路103通って送出室部分102に入れ込まれ
た円板状体110が、傾斜状に配置された送出部200
の送出体210の下半分程度までを覆うよう堆積させら
れる。
【0008】送出部200は、中心の円錐状部分201
から張り出して設けた2つの腕状部分202A・202
Bをもつ送出体210を、開口部分120に位置付けて
配置するとともに、円錐状部分201の軸心C1を中心
にして、開口部分120の壁部120Aの内側に沿わせ
て回転することにより、貯留部100の底部、すなわ
ち、開口部分120に堆積している円板状体110を、
腕状部分202A・202Bで掻き出すようにして、開
口部分120の中の上方側に設けた送出路400に送り
込むという送出動作を行っている。
【0009】駆動部300は、電動機310、例えば、
誘導電動機の回転軸(図示せず)の回転を減速機構32
0で減速した回転軸321を設けてあり、この回転軸3
21に送出体210を固定することによって、送出体2
10を所定の速度で回転する駆動を、制御部(図示せ
ず)の制御にもとづいて行うことにより、送出路400
に所要量の円板状体110を送出している。
【0010】送出路400は、筒状の案内路であって、
下端の送出端401の下方に設けた目的とする送出対
象、例えば、受皿(図示せず)に円板状体110を入れ
込むための案内路である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1従来技術の
構成のものでは、種々の方向を向いた姿勢で複雑に絡み
合うように堆積した円板状体110を送出体210の腕
状部分202A・202Bで掻き出すようにしているた
め、上方の堆積した円板状体110の重みに対抗して送
出体210の腕状部分202A・202Bを回転するの
に大きな回転トルクを必要とし、駆動部300の電動機
310に高トルクのものを用いる必要があり、構成が高
価になるほか、消費電力が大きいという不都合があっ
た。
【0012】また、種々の方向を向いた姿勢で複雑に絡
み合った円板状体110が、貯留部100の底部の内壁
部分120と送出体210の腕状部分202A・202
Bとの間に無理やりに噛み込んで、送出体210を動作
不能にしてしまうという不都合が生ずる。
【0013】こうした不都合を避けるために、上方の傾
斜面100Aが下方の傾斜面100Bに入り組まれる量
を大きくして、通路103を狭くすることが考えられる
が、通路103を狭くすると、図3のように、円板状体
110が多量に貯留された場合に、円板状体110が複
雑に絡み合っているので、円板状体110の流下が通路
103の部分で阻止され、送出室部分102に円板状体
110が入り込めなくなって送出が不能になるという不
都合が生ずる。このため、こうした不都合のない円板状
体送出装置500の提供が望まれているという課題があ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
円板状体を貯留する貯留部の底側に傾斜状の開口部分を
設けて、この開口部分の上方側に上記の円板状体を送出
する送出路を配置するとともに、上記の開口部分の下方
側に上記の円板状体を送出する送出部分を配置した円板
状体送出装置において、
【0015】上記の円板状体の厚さよりも大きい厚さ
と、上記の円板状体の直径よりも大きい幅とをもつ板状
の送出体を上記の開口部分の傾斜に沿って往復動作させ
る機構により上記の送出を行う送出手段を設ける第1の
構成と、
【0016】この第1の構成において、上記の送出体の
先端部分を、少なくとも、上記の開口部分の下縁から上
記の送出路の送出口の下縁まで往復動作させる第2の構
成と、上記の第1の構成または第2の構成において、上
記の開口部分を対向する平行面の両端に円弧面を設けた
長穴状に形成して、上記の平行面の箇所の内法と上記の
送出体の幅とを同等に形成するとともに、上記の送出口
の内法を上記の送出体の幅よりも大きく形成した第3の
構成とにより、上記の課題を解決したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、こ
の発明を上記の第1従来技術の構成に適用した実施例を
説明する。
【0018】
【実施例】以下、図1・図2により実施例を説明する。
図1・図2において、図3の符号と同一符号で示す部分
は、図3によって説明した同一符号の部分と同一の機能
をもつ部分である。また、図1・図2において同一符号
で示す部分は図1・図2のいずれかおいて説明する同一
符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0019】そして、図1・図2の実施例の構成が、図
3の従来技術の構成と異なる箇所は、第1には、送出体
210Aを、円板状体110の厚さt1よりも大きい厚
さt11と、円板状体110の直径d1よりも大きい幅
B11とをもつ板状のものにするとともに、この送出体
210Aを開口部分120の傾斜に沿って往復動作させ
る往復動作機構を設けて円板状体110の送出を行うよ
うに変更した箇所である。
【0020】また、第2には、送出体210の先端部分
210xを、少なくとも、開口部分120の下縁120
xから上記の送出路400の送出口410の下縁410
xまで往復動作させるようにした箇所である。
【0021】さらに、第3には、開口部分120を対向
する平行面120a・120bの両端に円弧面120c
・120dを設けた長穴状に形成して、この平行面12
0a・120bの箇所の内法B31と送出体210Aの
幅B11とを、同一の寸法または一方を僅かに小さくし
た寸法もしくは一方を僅かに大きくした寸法(この発明
において同等という)に形成し、さらに、送出口410
の内法B21を送出体210Aの幅B11よりも大きく
形成した箇所である。
【0022】そして、概括的には、円板状体110を貯
留する貯留部100の底側に傾斜状の開口部分120を
設けて、開口部分120の上方側に円板状体110を送
出する送出路400を配置するとともに、開口部分12
0の下方側に上記の円板状体110を送出する送出部分
200を配置した円板状体送出装置500において、円
板状体110の厚さt1よりも大きい厚さt11と、円
板状体110の直径d1よりも大きい幅B11とをもつ
板状の送出体210Aを開口部分120の傾斜に沿って
往復動作させる機構により、円板状体110の送出を行
う送出手段を設けた上記の第1の構成と、
【0023】この第1の構成において、送出体210A
の先端部分210xを、少なくとも、開口部分120の
下縁120xから送出路400の送出口410の下縁4
10xまで往復動作させるにうにした上記の第2の構成
と、
【0024】上記の第1の構成または第2の構成におい
て、開口部分120を対向する平行面120a・120
bの両端に円弧面120c・120dを設けた長穴状に
形成して、平行面120a・120bの箇所の内法B3
1と送出体210Aの幅B11とを同等に形成するとと
もに、送出口410の内法B21を送出体210Aの幅
B11よりも大きく形成した上記の第3の構成とを構成
しているものである。
【0025】つまり、具体的には、図1において、送出
部200は、板状の送出体210Aを開口部分120の
傾斜に沿って往復動作させることにより、貯留部100
の底側に貯留されている円板状体110を送出路400
に送出するように構成してある。
【0026】送出体210Aは、厚さt11を円板状体
110の厚さt1よりも大きい厚さ、例えば、円板状体
110の厚さt1の4〜5倍程度の厚さの寸法にし、ま
た、幅B11を円板状体110の直径d1の3〜4倍程
度で、かつ、開口部分120の対向する平行面120a
・120b間の内法B31と同等の寸法にし、さらに、
長さL11を、例えば、円板状体110の直径d1の5
〜6倍程度の寸法にしてある。
【0027】送出体210Aの往復動作を案内する案内
座250は、案内体251と蓋体253とで構成してあ
り、案内体251は下方側に「コ字形」の案内溝251
Aを配置するとともに、上方側に送出路400の送出口
410の一部を形成する送出穴251Bを案内溝251
Aに連続させて配置してあって、案内体251の上面に
板状の蓋体253をねじ254〜257によってねじ止
め固定することにより、案内座250の下半分に送出体
210Aを案内するための案内路252を形成してい
る。なお、案内路252の形状は、送出体210Aの断
面と相似した長四角形状の形状にしてある。
【0028】案内路252の中を送出体210Aが往復
動作できるように、案内溝251Aの幅B12と深さH
11とを、送出体210Aの幅B11と厚さt11より
も僅かに大きく、例えば、幅B12と深さH11の寸法
を、それぞれ、幅B11と厚さt11の寸法の105〜
110%程度に大きくしてある。
【0029】案内座250は、駆動部300と送出路4
00とを貯留部100に取り付けるための間座を兼ねて
おり、貯留部100の開口部分120から外側に張り出
したフランジ部分121に対して、案内座250の上方
側と送出路400のフランジ部分411とを、ねじ25
4によって固定し、また、ねじ255によって案内座2
50と駆動部300の上方側の取付支柱331とを固定
している。
【0030】駆動部300の下方の取付支柱332は、
ねじ256によって、案内座250に固定している。な
お、間座325は、駆動部300の取付支柱331・3
32を駆動部300の減速機構320に固定するための
板状体である。
【0031】開口部分120は、対向する平行面120
a・120bの両端に円弧面120c・120dを設け
た長穴状に形成してあり、また、送出体210Aの先端
部分210xの形状を下側の円弧面120cの形状に相
似した円弧状の形状にして、送出体210Aが最も下方
側に位置付けられたときに、開口部分120に案内され
た円板状体110が送出体210Aの先端部分210x
の上方に入り込むようにしてある。
【0032】また、送出口410の一部を形成する送出
穴251Bの内法B21を、送出体210Aの幅B11
よりも大きくすることによって、円板状体110が送出
体210Aの先端部分210xによって上方に移動させ
られたときに、円板状体110が送出口410に引っ掛
かることなく、送出路400に入れ込まれるようにして
いる。
【0033】送出体210Aの往復動作は、駆動部30
0に設けた案内ローラ300yを、送出体210Aの下
方の底面側に設けた案内溝210yに入れ込ませて案内
するカム機構によって動作させられており、少なくと
も、送出体210Aの先端部分210xが、開口部分1
20の下縁120xから送出口410の下縁410xま
で間を往復動作するように構成してある。
【0034】案内溝210yは、送出体210Aの移動
方向Aと直交する方向に設けてあり、また、案内ローラ
300yは、減速機構320の回転軸321によって、
回転軸321の軸心321Cを中心とした半径R11の
円軌道300zで回転しているので、案内ローラ300
yの回転に伴って、案内溝210yが移動させられた
め、送出体210Aが開口部分120の傾斜に沿って往
復動作することになる。
【0035】案内ローラ300yは、例えば、ボールベ
アリングであって、外径側を案内溝210yに入れ込ま
せるとともに、内径側を、円板状部分322の外周付近
に設けた軸323に圧入などによって固定しあり、ま
た、円板状部分322を、円板状部分322と一体に形
成した取付部分324を回転軸321に嵌め込んで押ね
じ(図示せず)により回転軸321に固定することによ
って、案内ローラ300yを半径R11の円軌道300
zで回転するようにしている。
【0036】案内溝210yの幅B41を案内ローラ3
00yの外径d31よりも僅かに大きく、例えば、幅B
41の寸法を外径d31の寸法の105〜110%程度
にするとともに、案内溝210xの底部分と案内ローラ
300yの先端部分との間に隙間G1を設けることによ
って、案内ローラ300yが案内溝210y内を円滑に
移動できるようにしてある。
【0037】つまり、送出体210Aの往復動作は、図
2のように、送出体210Aが〔送出体/下限状態〕の
位置と〔送出体/上限状態〕の位置との間を往復動作す
るようにしてあり、案内ローラ300yが半径R11の
円軌道軸300zに沿って移動すると、送出体210A
の先端部分210xが、開口部分120の下縁120x
よりも僅かな距離△S、例えば、円板状体110の厚さ
t1の1/2程度の距離だけ下方の位置Sxから、送出
口410の下縁410xの位置Syまでの距離S11の
間を往復動作するものであり、距離S11が半径R11
の2倍になっている。
【0038】なお、他の関係部分の寸法・角度は、次の
ようになっている。垂直方向Vに対する各部の傾斜角度
は、傾斜面100Aの傾斜角度θ1が約72°程度、傾
斜面100Bの傾斜角度θ2が約70°程度、開口部分
120の傾斜角度θ3が約45°程度、開口部分120
に対する軸心321Cの角度が直角になっており、ま
た、各部の寸法は、傾斜面100Aと傾斜面100Bと
の重なり部分の長さL1が円板状体110の直径d1の
約4倍程度、傾斜面100Aの下端と対向側の壁部10
0Cとの間の距離L2が円板状体110の直径d1の約
5倍程度、開口部分120の長さL3が円板状体110
の直径d1の約5倍程度、送出口410の長さL4が円
板状体110の直径d1の約3.5倍程度、通路103
の高さH1が円板状体110の直径d1の約3倍程度で
ある。
【0039】したがって、貯留部100の底部、すなわ
ち、送出室部分102の開口部分120に案内された円
板状体110は、上記の第1従来技術のように、回転す
る送出体210によって攪拌されることなく、板状の送
出体210Aによって、送出体210Aの往復動作方向
Aにのみ移動して送出しているので、円板状体110と
送出体210Aとの間の摩擦による相互の摩耗が低減さ
れ、また、上方に堆積した複雑に絡み合った円板状体1
10を無理やり回転させることが無くなるため、円板状
体110を開口部分120の壁部に噛み込ませるような
事故が全く無くなる。
【0040】さらに、送出体210Aを駆動するための
動力を小さい力で済ませることができるので、駆動部3
00の電動機310が消費する電力を、上記の第1従来
技術の場合よりも低減させることができる。
【0041】また、送出体210Aの形状を凹凸部分の
少ない簡単な板状体にしているため、送出体210Aの
製作費を安価し得るほか、送出体210Aを保守交換す
る際の費用も安価に済ませることができる。
【0042】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することを含むものである。 (1)送出体210Aを往復動作させる機構を、他のカ
ム機構またはクランク機構による往復動作機構に変更し
て構成する。 (2)送出体210Aの先端部分210xの形状を直線
状に変更して構成する。
【0043】(3)上記(2)の構成において、開口部
分120の形状を横長四角形に形成するとともに、送出
口410の形状を縦長四角形に形成して構成する。 (4)送出路400の下方に、送出した円板状体110
の数量を検出するための検出部分(図示せず)を設ける
とともに、この検出部分で検出した数量の値にもとづい
て、駆動部300の運転を制御する制御部(図示せず)
により、駆動部300を制御して、送出体210Aの往
復動作を制御するように構成する。
【0044】(5)駆動部300の運転を制御する制御
部(図示せず)により、送出体210Aの往復動作を、
上方に向けて移動するときには速く移動し、下方に向け
て移動するときには遅くするように構成する。 (6)上記(5)の構成において、電動機310を誘導
電動機で構成するとともに、移動を速くするときには高
い電圧を与え、移動を遅くするときには低い電圧を与え
るように構成する。
【0045】(7)上記(5)の構成において、電動機
310を誘導電動機で構成するとともに、誘導電動機に
与える電源の周波数を、例えば、インバータ回路を制御
して、移動を速くするときには高い周波数を与え、移動
を遅くするときには低い周波数を与えるように構成す
る。
【0046】(8)上記(5)の構成において、電動機
310をパルスモータで構成するとともに、パルスモー
タに与える電源のパルス速度を、例えば、パルス発生回
路を制御して、移動を速くするときにはパルス速度を速
くし、移動を遅くするときにはパルス速度を遅くするよ
うに構成する。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、貯留
部の開口部分に案内された円板状体を板状の送出体の往
復動作によって送出しているので、円板状体と送出体と
の相互の摩耗を低減し得るとともに、上方に堆積した複
雑に絡み合った円板状体を無理やり回転させることが無
いため、円板状体を開口部分の壁部に噛み込ませるよう
な事故が全く無くなるほか、送出体を駆動する動力を小
さくして駆動部での消費電力を低減させた合理的な円板
状体送出装置を提供し得るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図2はこの発明の実施例を、また、図3
は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体構成縦断面・斜断面図
【図2】要部構成斜断面図
【図3】全体構成縦断面・斜断面図
【符号の説明】
100 貯留部 100A 傾斜面 100B 傾斜面 101 貯留室部分 102 送出室部分 103 通路 110 円板状体 120 開口部分 120a 平行面 120b 平行面 120c 円弧面 120d 円弧面 120x 下縁 121 フランジ部分 200 送出部 201 円錐状部分 202A 腕状部分 202B 腕状部分 210 送出体 210A 送出体 210x 先端部分 210y 案内溝 250 案内座 251 案内体 251A 案内溝 251B 送出穴 252 案内路 253 蓋体 254 ねじ 255 ねじ 256 ねじ 257 ねじ 300 駆動部 300y 案内ローラ 300z 円軌道 310 電動機 320 減速機構 321 回転軸 321C 軸心 322 円板状部分 323 軸 324 取付部分 325 間座 331 取付支柱 332 取付支柱 400 送出路 401 送出端 410 送出口 410x 下縁 411 フランジ部分 500 円板状体送出装置 A 往復動作方向 B11 幅 B12 幅 B21 内法 B31 内法 C1 軸心 H1 高さ H11 深さ L1 長さ L2 距離 L3 長さ L4 長さ L11 長さ R11 半径 S11 距離 Sx 位置 Sy 位置 d1 直径 t1 厚さ t11 厚さ △S 距離 θ1 傾斜角度 θ2 傾斜角度 θ3 傾斜角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状体を貯留する貯留部の底側に傾斜
    状の開口部分を設けて、前記開口部分の上方側に前記円
    板状体を送出する送出路を配置するとともに、前記開口
    部分の下方側に前記円板状体を送出する送出部分を配置
    した円板状体送出装置であって、 前記円板状体の厚さよりも大きい厚さと、前記円板状体
    の直径よりも大きい幅とをもつ板状の送出体を前記開口
    部分の傾斜に沿って往復動作させる機構により前記送出
    を行う送出手段を設けたことを特徴とする円板状体送出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記送出体の先端部分を、少なくとも、
    前記開口部分の下縁から前記送出路の送出口の下縁まで
    往復動作させることを特徴とする請求項1の円板状体送
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部分を対向する平行面の両端に
    円弧面を設けた長穴状に形成して、前記平行面の箇所の
    内法と前記送出体の幅とを同等に形成するとともに、前
    記送出口の内法を前記送出体の幅よりも大きくしたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2の円板状体送出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000569A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Oizumi Corp コインホッパー

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