JP2000090247A - 指紋画像撮像装置及びそれを用いた指紋照合装置 - Google Patents

指紋画像撮像装置及びそれを用いた指紋照合装置

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JP2000090247A
JP2000090247A JP10260406A JP26040698A JP2000090247A JP 2000090247 A JP2000090247 A JP 2000090247A JP 10260406 A JP10260406 A JP 10260406A JP 26040698 A JP26040698 A JP 26040698A JP 2000090247 A JP2000090247 A JP 2000090247A
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Tetsuya Kuno
徹也 久野
Hiroaki Sugiura
博明 杉浦
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像した指紋像の台形歪みを軽減しつつ、被
写体距離を減少して小型化を図ることのできる指紋画像
検出装置及びそれを用いた指紋照合装置を得る。 【解決手段】 凹凸のある人間の指8が接触する平面部
1aを有する第1の三角プリズム1と、第1の三角プリ
ズムの平面部1aに接触した指8に対して光を照射する
光源手段3と、第1のプリズムの平面部1aにおける指
紋の凹凸による反射光が入射されるように配置され、か
つ、断面の3つの角のうち、前記反射光が出射する面2
aの両端に位置する2つの角θa、θbに関し、第1の
三角プリズム1の前記反射光が出射する稜面1cから離
れた方の角θaが、他の一方の角θbより小さく形成さ
れている第2の三角プリズム2と、第2の三角プリズム
2から出射される前記反射光を撮像して指紋画像を得る
撮像手段5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティー等
のために個人判別の手段として用いられる指紋照合装
置、及びそれに用いる指紋画像撮像装置における、光学
系を含む構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えば電子通信学会論文誌
「プリズムを用いた指紋情報検出方法-全反射法と光路
分離法の比較-」:清水ら.1985年3月vol.J68-D no.3.P
P.414-415.に指紋を撮像するための光学部が記載され
ている、従来技術における全反射方式の指紋照合装置の
一例である。図18に示した指紋照合装置において、1
は三角プリズム、3は光源手段、4はレンズ、5は反射
光を受光する撮像手段、6は信号処理手段、7は指紋判
別手段、8は検出対象の指である。
【0003】前記のように構成された指紋照合装置の動
作について説明する。光源手段3から出射された光は被
検出体である人間の指8へ向けて三角プリズム1の一方
の稜面から照射される。三角プリズム1の一辺から入射
された光は三角プリズム1の底面すなわち指の接触する
面で反射し、その反射光は三角プリズム1の他の稜面か
ら出射する。三角プリズム1の出射光はレンズ4によっ
て集光され、撮像手段5により撮像される。
【0004】図19は指紋検出の原理を説明するための
図である。光源手段3から照射される光をA,Bとす
る。人間の指8には指紋による凹凸が存在し、その内の
凸面は三角プリズム1底面と接触し、凹面は接触しな
い。そして、光源手段3から発せられる光A,Bは、三
角プリズム1底面において、接触部(即ち、凸部)にお
いて拡散し(光B)、非接触部(即ち、凹部)において
全反射する(光A)。そのため、全反射する光Aは、図
のように反射光A1として反射し、拡散する光Bは散乱
光はB1として、それぞれ撮像手段5へと反射される。
よって、撮像手段5においては、指紋の凹部の方が凸部
より輝度値が高い画像として得られる。
【0005】撮像手段5によって検出された指8の画像
は、信号処理手段6によって、画像のレベル調整や、2
値化など、指紋照合にとって検出しやすいように信号処
理が加えられる。又、指紋判別手段7は、前記信号処理
手段6から得られた指紋の画像から、指紋照合のための
検出アルゴリズムによって検出すべき当人か否か、ま
た、指紋照合した人間が登録されている複数の人間の内
の誰であるかなどの検出を行い、その判別結果を出力す
る。指紋検出のためのアルゴリズムなどは例えば「画像
処理ハンドブック」尾上守夫(昭光堂)24.3章pp.579-5
82.に様々な判別方法が、また、三菱電機技報「指紋判
別装置」pp.40-43, vol.72, no.5(1998).などにもその
一例が挙げられている。
【0006】また、図20は同じく電子通信学会論文誌
「プリズムを用いた指紋情報検出方法-全反射法と光路
分離法の比較-」:清水ら.1985年3月vol.J68-D no.3.P
P.414-415.により記載されている光路分離方式を用い
る指紋照合装置の一例である。本方式では三角プリズム
1の片面1cは黒くコーティングされており、光源手段
3と撮像手段5を同じ方向に配置する。指紋の凸面によ
る散乱光のみレンズ4を介して撮像手段5上に結像され
ることとなる。
【0007】前述の二例のような、従来の指紋照合装置
においては、全反射方式および光路分離方式のいずれに
おいても、反射光を撮像するため、被写体(指8)に対
してレンズ4が傾いており、撮像した像に歪みを生じ
る。すなわち、図21に示すように三角プリズム底面の
像を(a)とすると、撮像手段5上に結像される像は(b)の
ように台形歪みを生じてしまう問題点があった。
【0008】又、台形歪みは指紋を認識する上で障害と
なるため、前記台形歪みによる影響を避けるように、被
写体から撮像手段までの被写体距離を十分に取る必要が
あり、撮像手段5を被写体へ近づけるほど台形歪みが大
きくなるため指紋照合装置または指紋画像を撮像する構
成を小型化する事は困難であった。
【0009】更に又、前記台形歪みによる影響を軽減す
るため図22に示すようにFiber Optics Plate (FOP)を
用い、FOPによって撮像手段5へ直接像を伝送する方法
もあるが、FOP自体が非常に高価な光学部品であり、FOP
自体の体積も結像光学系に比べて比較的大きいため指紋
照合装置または指紋画像を撮像する構成を小型化する事
は困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
点を解消するためになされたもので、撮像した指紋の像
の台形歪みを軽減しつつ、被写体距離を減少して小型化
を図ることのできる指紋画像検出装置、及びそれを用い
た指紋照合装置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指紋画像撮
像装置は、凹凸のある人間の指が接触する平面部を有す
る、断面形状が三角形の第1のプリズムと、前記第1の
プリズムの平面部に接触した指に対して光を照射する光
源手段と、前記第1のプリズムの平面部における指紋の
凹凸による反射光が入射するように配置され、この反射
光の出射方向が前記平面部の垂線方向に近づくように前
記反射光を屈折する断面形状が略三角形である第2のプ
リズムと、前記第2のプリズムにより屈折した反射光を
撮像して指紋画像を得る撮像手段とを備えたものであ
る。
【0012】又、第1及び第2のプリズムの少なくとも
一方は、プラスチックにより形成されていることを特徴
とするものである。
【0013】又、凹凸のある人間の指が接触する平面部
を有する、断面形状が三角形の複数のプリズムをアレイ
状に配列した構造のプリズムアレイと、前記プリズムア
レイの平面部に接触した指に対して光を照射する光源手
段と、前記プリズムアレイの平面部における指紋の凹凸
による反射光が入射するように配置され、この反射光の
出射方向が前記平面部の垂線方向に近づくように前記反
射光を屈折する断面形状が略三角形であるプリズムと、
前記プリズムにより屈折した反射光を撮像して指紋画像
を得る撮像手段とを備えたものである。
【0014】又、プリズム及びプリズムアレイの少なく
とも一方は、プラスチックにより形成されていることを
特徴とするものである。
【0015】本発明に係る指紋照合装置は、上記指紋画
像撮像装置のいずれか1つを備えるとともに、この指紋
画像撮像装置により得られた指紋画像の画像信号に、指
紋の照合に必要な信号処理を加える信号処理手段と、上
記信号処理手段から出力される指紋画像の画像信号に基
づき、当人であるか否かを判別し、又は登録されている
複数の人物の中から該当する人物を検出する指紋判別手
段とを備えたこと特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る表示装置の
実施の形態を図1乃至図12を用いて説明する。図1乃
至図12において、従来技術の説明にて用いた符号と同
一の符号を付したものはそれぞれ同様のものを表す。
【0017】実施の形態1.図1は本発明に係る指紋照
合装置の実施の形態1を示す構成図である。図1におい
て、1は断面形状が略直角三角形の形状をした第1の三
角プリズムであり、三角プリズム1の底面1aの平面部
は照合される人間の指8が接触可能な面積を有するもの
である。
【0018】又、2は前記三角プリズムと形状の異なる
第2の三角プリズムであり、第1の三角プリズム1の指
8の凹凸による反射光の出射側の稜面1c側に配置され
ている。又、この第2の三角プリズム2は、断面の3つ
の角のうち、指8の凹凸による反射光が出射する面2a
の両端に位置する角θa、θbに関し、第1の三角プリ
ズム1の前記反射光が出射する稜面1cから離れた方の
角θaが、他の一方の角θbより小さいことを特徴とす
るものである。
【0019】3は光源手段、4はレンズ、5は指紋の凹
凸による反射光を撮像して指紋画像を得る撮像手段、6
は撮像手段5より出力された指紋画像を処理する信号処
理手段、7は信号処理手段6より得られる指紋処理を施
された指紋画像から、指紋照合のための検出アルゴリズ
ムによって、検出すべき当人か否か、また、指紋照合し
た人間が登録されている人間の内の誰かなどの検出を行
い、その判別結果を出力する指紋判別手段、8は人間の
指である。
【0020】又、ここで、第1の三角プリズム1、第2
の三角プリズム2、光源手段3、レンズ4、及び撮像手
段5からなる指紋照合装置の部分を、単体の装置として
製造、販売することも可能であり、この人間の指の指紋
画像を得ることのできる装置を指紋画像撮像装置と呼ぶ
こととする。
【0021】前記のように構成された指紋照合装置にお
いて、その動作を説明する。光源手段3は被検出体であ
る人間の指8へ向けて第1の三角プリズムの稜面1bか
ら光を照射するように構成されており、第1の三角プリ
ズム1を介して人の指8を照射する。また、光源手段3
は入射光が第1の三角プリズムの平面部1aに対して、
略45度の角度で当たるように位置決めされている。三
角プリズム1は、その底面部1aの面積が、指8の指紋
検出に必要な大きさが接触できるように構成されてい
る。
【0022】図2は第1の三角プリズム1および第2の
三角プリズム2の外形図および指紋画像の採取の原理を
説明するための図である。図示したように、第1の三角
プリズム1の底面部1aに検出すべき人の指8を接触さ
せる。光源手段3により、第1の三角プリズム1の一方
の稜面1bから入射された光は、第1の三角プリズム1
の底面すなわち指の接触する平面部1aで反射し、その
反射光は第1の三角プリズム1の他の稜面1cから出射
する。
【0023】今、光源手段3から入射する光をA,Bと
する。従来例で述べたように、人間の指8には指紋によ
る凹凸が存在し、凸面は第1の三角プリズム1の平面部
1aと接触し、凹面は接触しない。上記入射光は第1の
三角プリズム1の平面部1aにおいて、接触部では拡散
し、非接触部では全反射する。そのため、入射した光A
は全反射光A1として出射される。光Bは指の凸面が接
触している面にて反射するため散乱し、散乱光B1とし
て撮像手段5へと反射される。そのため、第1の三角プ
リズム1からの反射光は、撮像手段5にて指紋の凹部の
方が凸部より輝度値が高い画像として撮像され、指紋画
像を得ることができる。
【0024】第1の三角プリズム1の一方の稜面1cよ
り出射された指紋の反射光は、第2の三角プリズム2を
透過することによって、その光路は屈折する。例えば、
図2においてA1の反射光は、元来A3となるべき光路
が、第2の三角プリズム2を介することによりA2へと
屈折する。
【0025】図3は光路が屈折する原理を示した図であ
る。空気の屈折率nをnair、第2の三角プリズム2
の屈折率をnprismとすると、反射光A1からA2
へと屈折する角度θ1、θ2、θ3、θ4の関係はスネ
ルの法則より nair・sinθ1=nprism・sinθ2 nprism・sinθ3=nair・sinθ4 が成り立ち、第2の三角プリズム2をガラスやプラスチ
ックなどの材料で形成した場合、 nair<nprism が成り立つため、θ1>θ2、θ3<θ4となる。
【0026】図4に指紋の結像を表す図を示す。第1の
三角プリズム1の底面1aに接触した指の異なる部分を
CとDとすると部分Cに対応する像と部分Dに対応する
像は、第2の三角プリズム2が無い場合には、点線で表
した光路C1およびD1の線にて撮像手段上に結像す
る。斜めから撮像した場合、光路長D1<C1となるた
め図5に示すように指紋の像は台形歪みを生じる。図5
において台形上に記載したC,Dは指の部分C,Dに対
応する像を意味している。
【0027】一方、第2の三角プリズム2を第1の三角
プリズム1からの反射光が透過するように配置した場
合、指紋の像C,Dは第2の三角プリズム2を介して屈
折し、実線で示した光路C2,D2にて撮像手段5上に
結像する。前記のように第2の三角プリズム2にてその
光路を図のように屈折させた場合、光路C2とD2の光
路長の差は光路C1とD1との光路長の差より小さくな
るため、図6に示すように像の台形歪みは従来より軽減
されることになる。
【0028】撮像手段5の具体的な構成例を図7に示
す。撮像手段5は、前記第2の三角プリズム2により屈
折した反射光を、レンズ4を介して像面にて検出するイ
メージセンサ10、及びイメージセンサ10を駆動する
駆動手段11などから構成されている。
【0029】前記撮像手段5で得た指紋画像は、信号処
理手段6に入力される。信号処理手段6は、撮像手段5
によって撮像された指8の凹凸による画像の、かすれや
癒着などの雑音を軽減したり、画像のレベル調整、コン
トラスト調整、アパーチャ処理、照明ムラや濃度ムラを
除去する処理、2値化処理などの信号処理を行い、次段
の指紋判別手段7における指紋照合のアルゴリズムに適
応した指紋画像にするように信号処理を加える。
【0030】指紋判別手段7は、前記信号処理手段6か
ら得られた指紋の画像から、指紋の特徴点検出などを行
い、指紋照合のための検出アルゴリズムによって検出す
べき当人か否か、また、指紋照合した人間が登録されて
いるに人間の内の誰かなどの判別を行い、その判別結果
を出力する。
【0031】登録されている指紋と撮像手段5から入力
された指紋が同一かどうかを判別するための照合方式
は、現在までに様々提案されているが、代表的な照合方
式を以下に説明する。
【0032】照合方式として代表的なものは、特徴点マ
ッチング、方向コードマッチング、2値画像パターンマ
ッチング、射影マッチング、FFT方式などがある。
【0033】特徴点マッチングは次のようなものであ
る。指紋には図8に示すように、隆線がとぎれる点(端
点)および枝分かれする点(分岐点)が点在する。これ
らの点は特徴点(マニーシャ)と呼ばれ、その配置は一
人一人の指紋ごとに異なっていることが知られている。
特徴点の位置や特徴点から伸びる隆線の方向等を特徴点
のデータとし、これの一致度合いにより照合する方法が
良く用いられている。
【0034】また、方向コードマッチングは指紋隆線の
大局的な流れの方向をコード化したデータを用いて照合
する方法である。例えば図9のように指紋画像をいくつ
かの小領域に分割し、各領域の隆線方向を量子化してこ
れを照合に用いる。ノイズの多い領域では抽出される隆
線方向は不安定になるが、周囲の情報を考慮して修正さ
れる。他にも様々な照合方法が提案されているが、本発
明は照合方式に関する発明ではないため参考にとどめ
る。
【0035】このように、本実施の形態においては、人
間の指8を接触させる第1の三角プリズム1にて反射し
た指紋の像を第2の三角プリズム2を介してその光路を
屈折させることにより、撮像する台形歪みを軽減するこ
とができ、レンズ4及び撮像手段5を被写体に近づける
ことが可能となる。そのため装置全体として小型化を実
現できる。
【0036】さらに、本実施の形態における第1の三角
プリズム1および第2の三角プリズム2を用いた指紋照
合装置の構成例は図1に示した構成だけではなく、図1
0に示すように光源手段3を撮像手段5と同じ方向に設
け、指紋の凸部による散乱光のみを検出することで指紋
画像を得る光路分離方式に対応する構成にしても、同様
の効果が得られることは言うまでもない。ただし、この
場合は、第1の三角プリズム1の光源手段3からの光が
入射する側と反対側の稜面1bを、黒く塗装して稜面1
bによる反射を防ぐ必要がある。
【0037】実施の形態2.図11は本発明に係る指紋
照合装置の実施の形態2を示す構成図である。図11に
おいて、20は断面形状が略直角三角形の複数の小型プ
リズムをアレイ状に配列した形状を有するプリズムアレ
イであり、各プリズムの略直角部を挟む2つの稜面20
b,20c以外の面が連なることで共通の平面部20a
を形成している。そして、この平面部20aは照合され
る人間の指8が接触可能な面積を有するものである。
【0038】又、2は三角プリズムであり、プリズムア
レイ20を構成する複数のプリズムの内、指8の凹凸に
よる反射光の出射方向から見て最後方に位置するプリズ
ム22の、前記反射光が出射する稜面22c側に配置さ
れている。又、この三角プリズム2は、断面の3つの角
のうち、プリズムアレイ20からの指8の凹凸による反
射光が出射する面2aの両端に位置する角θa、θbに
関し、プリズム22の前記反射光を出射する稜面22c
から離れた方の角θaが、他の一方の角θbより小さい
ことを特徴とするものである。
【0039】又、図11に示す構成において、符号3〜
8にて示す各構成要素に関しては、実施の形態1と同一
のためその説明は省略する。
【0040】又、ここで、プリズムアレイ20、三角プ
リズム2、光源手段3、レンズ4及び撮像手段5からな
る指紋照合装置の部分を、単体の装置として製造、販売
することも可能であり、この人間の指の指紋画像を得る
ことのできる装置を指紋画像撮像装置と呼ぶこととす
る。
【0041】前記のように構成された指紋照合装置にお
いて、その動作を説明する。光源手段3は被検出体であ
る人間の指8へ向けて光を照射するように構成されてお
り、プリズムアレイ20を介して人の指8を照射する。
また、光源手段3は入射光がプリズムアレイの平面部2
0aに対して、略45度の角度で当たるように位置決め
されている。プリズムアレイ20は、図11に示すよう
に、人の指8より十分小さい小型のプリズムを列状(ア
レイ状)につないだものであり、その平面部20aの面
積は、指8の指紋検出に必要な大きさが接触できるよう
に構成されている。
【0042】図12にプリズムアレイ20の外形の斜視
図を示す。図示したように、プリズムアレイ20の底面
は平面であり、この平面部20aに検出すべき人の指8
を接触させる。光源手段3により、プリズムアレイ20
の稜面の一方20bから入射された光は、プリズムアレ
イ20の底面すなわち指の接触する平面部20aで反射
し、その反射光はプリズムの他の稜面20cから出射す
る。
【0043】図13は指紋画像の採取の原理を説明する
ための図である。今、光源手段3から入射する光をA,
B,Cとする。従来例で述べたように、人間の指8には
指紋による凹凸が存在し、凸面はプリズムアレイの平面
部20aと接触し、凹面は接触しない。プリズムアレイ
平面部20aにおいて、入射光は接触部では拡散し、非
接触部では全反射する。そのため、ある1つのプリズム
から入射した光Aは全反射光A1として出射され、また
他のプリズムから入射した光Cも全反射光C1として出
射される。一方、光Bは指の凸面が接触している面にて
反射するため散乱し、散乱光B1として出射される。そ
のため、プリズムアレイ20からの反射光は、撮像手段
5にて指紋の凹部の方が凸部より輝度値が高い画像とし
て撮像され、指紋画像を得ることができるのは実施の形
態1と同様である。
【0044】プリズムアレイ20から出射した指紋の反
射光A1,C1は三角プリズム2によって屈折する。屈
折した反射光A2、C2はレンズ4によって撮像手段5
の上に結像し、指紋画像は撮像される。屈折の原理およ
び撮像においては実施の形態1と同様であり、その説明
を省略する。
【0045】図14はプリズムアレイ20の断面図を表
している。図14においてDpaはプリズムアレイ20
の大きさであり、Dpはプリズムアレイの各三角プリズ
ムのピッチを示す距離である。図15は検出対象である
指8の指紋部分の断面拡大図であり、図15においてD
faは検出に必要な指の大きさ、Dfは指紋の谷線部
(凹部)間の距離を表している。また、図16は撮像手
段5の構成要素であるイメージセンサ10の拡大図であ
り、図16においてDsah,Dsavはイメージセン
サ10の縦、横の大きさを示しており、Dsh,Dsv
はイメージセンサ10を構成している各画素のサイズを
示している。
【0046】前記のように形成された各構成要素におい
て、プリズムアレイ20の大きさDpaは検出する指8
の大きさDfaより大きく、検出に必要な指8の大きさ
Dfaはイメージセンサ10のDsah、Dsav内に
結像されるような関係にある。
【0047】いま、指8の一部(大きさDfa)がDs
ah、Dsavの大きさに結像されたとすると、指8の
指紋の画像が明瞭に撮像できるようにするためには、イ
メージセンサ10の各画素の大きさDsh、Dsvは、
指紋のピッチに対するナイキスト周波数を満たすよう
に、 1/Df<1/(2×Dsh) 及び、1/Df<1/(2×Dsv) より、 Dsh<Df/2 及び、Dsv<Df/2 --(1) の関係を同時に満たす必要があり、本実施の形態におい
ても、このような関係を満たすように各画素のサイズが
設計されている。
【0048】尚、ここで、式(1)がDsh及びDsv
のそれぞれについて、同時に規定をしている理由は、イ
メージセンサー10は縦、横の両方向において指紋を良
好に検出しなければならず、そのためには、指紋のピッ
チに対する各画素の大きさは、縦、横の両方向について
同時に前記の条件を満足する必要があるからである。
【0049】これに加えて、さらに、プリズムアレイ2
0のプリズム間のピッチDpが、 Dp<Dsh 又は、Dp<Dsv --(2) の関係を満足しなければならず、本実施の形態において
は、プリズムアレイ20が前記関係を満たすように形成
されている。ここで、式(2)は式(1)と異なり、縦
又は横の一方向にのみ式に示した大小関係が満たされれ
ば良い。即ち、プリズムアレイ20の各プリズムのピッ
チ方向と同方向にのみ前記式(2)で示される大小関係
を満たせばよい。
【0050】これは、プリズムアレイ20におけるプリ
ズムのピッチ方向と、イメージセンサ10の縦、横の設
置状態は、任意に変化することはなく、一旦設置される
とその設置状態が一定のまま保持されることによる。
【0051】式(2)を満たすようにプリズムアレイ2
0を形成することにより、イメージセンサ10上に結像
されるプリズムアレイの端部20d(図14参照)に対
応する線は、指紋画像上から消えることになる。これは
プリズムアレイの端部20d間のピッチDpが、式
(2)に示すように、画素ピッチDsh、Dsvの対応
の一方(上述のように、イメージセンサー10とプリズ
ムアレイ20の設置状態に依存する。)より狭くなる
と、イメージセンサ10の画素ピッチから定まる解像度
では、指紋画像中に前記端部20dに対応する線は解像
しなくなるためである。
【0052】前記の関係を満たすようにプリズムアレイ
20を構成することにより、撮像した指紋画像から不必
要な端部20dに対応する線を削除する処理等を施す必
要なく、指紋照合に用いる指紋画像を得ることが可能と
なる。
【0053】前記撮像手段5で得た指紋画像は、実施の
形態1と同様に信号処理手段6、指紋判別手段7を介し
て、撮像した指紋が検出すべき当人か否か、また、指紋
照合した人間が登録されている人間の内の誰かなどの判
別を行い、その判別結果を出力する。照合方法も実施の
形態1と同様の方法にて実現することが出来る。
【0054】このように、本実施の形態においては、人
間の指8を接触させる光学部材20を、小型の略直角プ
リズムをアレイ状に配列して構成したことにより、この
プリズムアレイ20と三角プリズム2を実施の形態1に
おける場合よりもさらに近づけて配置することができる
ため、さらに装置の小型化を図ることが出来る。
【0055】又、人間の指8を接触させる光学部材20
を、小型の略直角プリズムをアレイ状に配列して構成し
たことにより、光源手段3から撮像手段5までの空気内
を通る光路長とプリズム内を通る光路長の比において、
プリズム内の光路長が従来技術における場合より大幅に
小さくすることが可能である。そのため、温度変化など
に起因するプリズムの形状変化に対して、撮像される指
紋画像の影響が小さくなるため、前記光学部材の材質と
してガラスなどの熱膨張率の小さいものを選択する必要
が無くなる。すなわち、プリズムアレイ20をプラスチ
ックなどによって構成することができ、プリズムアレイ
20の軽量化ひいては指紋照合装置の軽量化を図ること
ができる。
【0056】又、プリズムアレイ20を、たとえ従来と
同じようにガラスにて形成したとしても、体積が従来に
比べて小さいため、小型、軽量化を図ることができ、そ
のため、装置全体として小型、軽量化を実現できる。
【0057】さらに、本実施の形態におけるプリズムア
レイ20を用いた指紋照合装置の構成例は図11に示し
た構成だけではなく、図17に示すように光源手段3と
同じ方向に撮像手段3を設けることにより、指紋の凸部
による散乱光のみを検出することで指紋画像を得る光路
分離方式に対応する構成にしても、同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。ただし、この場合は、プリズ
ムアレイ20の光源手段3からの光が入射する側と反対
側の稜面20bを黒く塗装して、該稜面20bでの反射
を防ぐ必要がある。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る指紋画像撮像装置は、凹凸
のある人間の指が接触する平面部を有する、断面形状が
三角形の第1のプリズムと、前記第1のプリズムの平面
部に接触した指に対して光を照射する光源手段と、前記
第1のプリズムの平面部における指紋の凹凸による反射
光が入射するように配置され、この反射光の出射方向が
前記平面部の垂線方向に近づくように前記反射光を屈折
する断面形状が略三角形である第2のプリズムと、前記
第2のプリズムにより屈折した反射光を撮像して指紋画
像を得る撮像手段とを備えたので、斜め撮像による台形
歪みを軽減することができ、ひいてはレンズおよび撮像
手段を被写体側へ近づけて配置することができるため、
装置の小型化を図ることが可能である。
【0059】又、第1及び第2のプリズムの少なくとも
一方は、プラスチックにより形成されていることを特徴
とするので、軽量化を図ることが可能である。
【0060】又、凹凸のある人間の指が接触する平面部
を有する、断面形状が三角形の複数のプリズムをアレイ
状に配列した構造のプリズムアレイと、前記プリズムア
レイの平面部に接触した指に対して光を照射する光源手
段と、前記プリズムアレイの平面部における指紋の凹凸
による反射光が入射するように配置され、この反射光の
出射方向が前記平面部の垂線方向に近づくように前記反
射光を屈折する断面形状が略三角形であるプリズムと、
前記プリズムにより屈折した反射光を撮像して指紋画像
を得る撮像手段とを備えたので、斜め撮像による台形歪
みを軽減することができ、ひいてはレンズおよび撮像手
段を被写体側へ近づけて配置することができるため、装
置の小型化を図ることが可能である。加えて、プリズム
アレイを用いたので、光学部材の体積を削減でき、その
ため、光学部材の軽量化ひいては装置全体としての軽量
化をはかることができる。又、光学部材内の光路長を短
くすることができ、当該光学部材の材質にプラスチック
等の熱膨張率は多少大きいけれども、軽量な材質を使用
することが可能となり、さらに軽量化を図ることも可能
である。
【0061】又、プリズム及びプリズムアレイの少なく
とも一方は、プラスチックにより形成されていることを
特徴とするので、さらに、軽量化を図ることが可能であ
る。
【0062】本発明に係る指紋照合装置は、上記指紋画
像撮像装置のいずれか1つを備えるとともに、この指紋
画像撮像装置により得られた指紋画像の画像信号に、指
紋の照合に必要な信号処理を加える信号処理手段と、上
記信号処理手段から出力される指紋画像の画像信号に基
づき、当人であるか否かを判別し、又は登録されている
複数の人物の中から該当する人物を検出する指紋判別手
段とを備えたこと特徴とするので、小型の装置により指
紋照合が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態1を
示す構成図である。
【図2】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態1に
おける、指紋画像の採取の原理を説明するための図であ
る。
【図3】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態1に
おける、第2の三角プリズムによる光路の屈折を示す図
である。
【図4】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態1に
おける、被写体の結像を示す図である。
【図5】 従来の指紋照合装置における被写体の台形歪
みを示す図である。
【図6】 本発明に係る指紋照合装置における被写体の
台形歪みの軽減を示す図である。
【図7】 本発明に係る指紋照合装置の撮像手段の具体
的な構成例を示す図である。
【図8】 指紋の特徴点を示す図である。
【図9】 指紋の方向角度データを示す図である。
【図10】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態1
における、他の実施例を示す構成図である。
【図11】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態2
を示す構成図である。
【図12】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態2
における、プリズムアレイの斜視図である。
【図13】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態2
における、指紋画像の採取の原理を説明するための図で
ある。
【図14】 プリズムアレイのピッチを示す要部断面図
である。
【図15】 指の指紋の大きさおよび凹凸のピッチを示
す要部断面図である。
【図16】 イメージセンサの大きさおよび画素ピッチ
を示す要部平面図である。
【図17】 本発明に係る指紋照合装置の実施の形態2
における、他の実施例を示す構成図である。
【図18】 従来の技術における指紋照合装置の一例を
示す構成図である。
【図19】 従来の技術における指紋照合装置の指紋検
出の原理を説明するための図である。
【図20】 従来の技術における指紋照合装置の他の例
を示す図である。
【図21】 従来の技術における指紋照合装置による撮
像画像の台形歪みを示す図である。
【図22】 従来の技術における指紋照合装置の他の例
を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の三角プリズム、 1a 平面部(底
面部)、1b、1c 三角プリズムの稜面、 2 第2
の三角プリズム、2a 反射光が出射する面、
3 光源手段、 4 レンズ、5 撮像手段、
6 信号処理手段、 7 指紋判別手段、8 指、
10 イメージセンサ、 11 駆動手段、
20 プリズムアレイ、 20a 平面部(底
面部)、20b、20c プリズムアレイの各三角プリ
ズムの稜面、20d プリズムアレイの端部、 21
ファイバオプティクスプレート、22 反射光の出射方
向から見て最後方に位置するプリズム、22c 反射光
を出射する稜面、θa 稜面1c、22cから離れた方
の角、θb 稜面1c、22cに近い方の角。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C038 FF01 FF05 FG01 5B043 AA09 BA02 DA05 5B047 AA25 5C022 AA01 AB15 AC42 AC51

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸のある人間の指が接触する平面部を
    有する、断面形状が三角形の第1のプリズムと、 前記第1のプリズムの平面部に接触した指に対して光を
    照射する光源手段と、 前記第1のプリズムの平面部における指紋の凹凸による
    反射光が入射するように配置され、この反射光の出射方
    向が前記平面部の垂線方向に近づくように前記反射光を
    屈折する断面形状が略三角形である第2のプリズムと、 前記第2のプリズムにより屈折した反射光を撮像して指
    紋画像を得る撮像手段とを備えた指紋画像撮像装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のプリズムの少なくとも一
    方は、プラスチックにより形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の指紋画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 凹凸のある人間の指が接触する平面部を
    有する、断面形状が三角形の複数のプリズムをアレイ状
    に配列した構造のプリズムアレイと、 前記プリズムアレイの平面部に接触した指に対して光を
    照射する光源手段と、 前記プリズムアレイの平面部における指紋の凹凸による
    反射光が入射するように配置され、この反射光の出射方
    向が前記平面部の垂線方向に近づくように前記反射光を
    屈折する断面形状が略三角形であるプリズムと、 前記プリズムにより屈折した反射光を撮像して指紋画像
    を得る撮像手段とを備えた指紋画像撮像装置。
  4. 【請求項4】 プリズム及びプリズムアレイの少なくと
    も一方は、プラスチックにより形成されていることを特
    徴とする請求項3記載の指紋画像撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の指
    紋画像撮像装置と、 この指紋画像撮像装置により得られた指紋画像の画像信
    号に、指紋の照合に必要な信号処理を加える信号処理手
    段と、 前記信号処理手段から出力される指紋画像の画像信号に
    基づき、当人であるか否かを判別し、又は登録されてい
    る複数の人物の中から該当する人物を検出する指紋判別
    手段とを備えたこと特徴とする指紋照合装置。
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