JP2000089653A - 対話型学習応答装置、対話型学習応答方法および対話型学習の応答制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

対話型学習応答装置、対話型学習応答方法および対話型学習の応答制御プログラムを記録した媒体

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JP2000089653A
JP2000089653A JP25874098A JP25874098A JP2000089653A JP 2000089653 A JP2000089653 A JP 2000089653A JP 25874098 A JP25874098 A JP 25874098A JP 25874098 A JP25874098 A JP 25874098A JP 2000089653 A JP2000089653 A JP 2000089653A
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Yoshiharu Suzuki
芳春 鈴木
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AI SOFT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の対話型学習装置の利用者は、学習ソフ
トウェアを利用する毎に同学習ソフトウェアの問題など
が格納されているCD−ROMをCDドライブに挿入
し、オープニング画面を見せられ、メニューを辿って、
やっと前回の学習の続きを勉強しなければならないた
め、作業が面倒になっていた。 【解決手段】 図9,10において設定した所望の出題
時間に従って、所定の問題を図4および図7に示すダイ
アログボックス30,33形態によりポップアップ表示
し、利用者に解答を促すため、利用者はちょっとした合
間に、忘れずに、気軽に、少しずつ学習を進めることが
可能になる。また、不正解の問題は、設定により優先的
に再実施することができるため、知識の正確な定着を図
ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対話型学習応答装
置に関し、特に、分散学習を効果的に実施する対話型学
習応答装置、対話型学習応答方法および対話型学習の応
答制御プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生涯学習あるいは継続学習の必要
性が言われるなか、その学習形態は多種多様なものがあ
る。例えば、集中的に学習を進行させる集中学習や、こ
れとは逆の分散学習がある。また、語学学習のように海
外で実際に生活することによって、自然に知識を身につ
けて行くような体験学習がある。この中において、パソ
コンを利用した学習ソフトウェアによって集中的に学習
する集中学習の形態が広まりつつある。このような、学
習ソフトウェアを利用するとき、利用者は毎回、学習ソ
フトウェアあるいはこの学習ソフトウェアにて使用する
問題が格納されているCD−ROMをCD−ROMドラ
イブに挿入して、学習ソフトウェアを起動し、集中学習
を開始する。そして、この学習ソフトウェアの出題に対
して対話するように順次解答を行うことにより、学習を
進行させる対話型学習装置の形態を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の対話型
学習装置においては、次のような課題があった。すなわ
ち、利用者は、この対話型学習装置の学習ソフトウェア
を利用する毎に同学習ソフトウェアの問題などが格納さ
れているCD−ROMをCDドライブに挿入し、オープ
ニング画面を見せられ、メニューを辿って、やっと前回
の学習の続きを勉強しなければならないため、作業が面
倒になっていた。加えて、集中学習の形態を採用してい
るため、多くの利用者にとっては、この集中学習を定期
的に継続することが困難であるという課題があった。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、分散学習を効果的に実施することを可能にする
もので、手軽に利用でき、日々の空いている時間を有効
に利用することによって、長期に渡る学習の継続を可能
にすることができるとともに、生活の中で自然と知識を
身につけて行くような体験学習の場を擬似的に提供する
ことが可能な対話型学習応答装置、対話型学習応答方法
および対話型学習の応答制御プログラムを記録した媒体
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、所定の画像を表示すると
ともに、解答を入力する選択肢を有する問題をポップア
ップ表示する表示手段と、所定の入力作業を実行すると
ともに、上記表示手段がポップアップ表示した問題の解
答を入力する入力手段と、複数の問題データを格納する
格納手段と、上記格納手段に格納されている問題データ
から所定の問題データを読み出し、出題する問題を作成
する問題作成制御手段と、動作処理状況を取得しつつ、
上記問題作成制御手段が作成した問題を出題可能か否か
を判断し可能であれば上記表示手段にポップアップ表示
するとともに、このポップアップ表示した問題に対する
解答を上記入力手段から取得し、所定の処理を実行する
応答制御手段とを具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明において、上記応答制御手段は、対話型学習応答装置
の動作処理状況を取得しつつ、上記問題作成制御手段の
作成した問題を出題可能か否かを判断し可能であれば上
記表示手段にポップアップ表示する。そして、同応答制
御手段は、対話型学習応答装置の利用者がこのポップア
ップ表示された問題に対して上記入力手段より任意の選
択肢を入力して解答を行うと、この解答を取得して正解
あるいは不正解の通知や不正解箇所の通知などの所定の
処理を行う。ここで、同問題作成制御手段は、所定の規
則に従って上記格納手段に格納されている複数の問題デ
ータから出題する所定の問題データを読み出すととも
に、上記表示手段にて表示可能に問題を作成する。そし
て、上記応答制御手段は、同問題作成制御手段にて作成
された問題を上記表示手段にポップアップ表示する。
【0007】すなわち、複数の問題作成要素の組み合わ
せおよび複数の出題形式から選択した出題形式により問
題を作成する。そして、同問題を上記表示手段にポップ
アップ表示によって出題し利用者の解答を促している。
ここで、上記表示手段は、所定の問題をポップアップ表
示可能であればよい。従って、CRTであってもよい
し、液晶型ディスプレイであってもよく、適宜採用可能
である。上記入力手段は、所定の入力作業や選択肢の入
力を行うことができればよい。従って、キーボードであ
ってもよいし、マウスであってもよい。ここで、上記選
択肢は、例えば、問題上にある正解・不正解の選択肢の
他、文字を入力する空欄に対してキーボードより所定の
キーを選択し、入力するものであってもよい。
【0008】上記格納手段は、複数の問題作成要素を格
納できればよい。従って、本対話型学習応答装置に設置
されたCD−ROMであってもよいし、ハードディスク
であってもよい。むろん、フロッピーディスクであって
もよく、適宜変更可能である。また、本対話型学習応答
装置に接続された外部機器のハードディスクやCD−R
OMであってもよい。この外部機器との接続形態は、イ
ンターネットであってもよいし、構内LANのようなも
のであってもよく、適宜適用可能である。ここにいう問
題作成要素は、問題を形成する要素であり、学習内容が
英語であれば英単語,慣用句,所定の英文などであり、
学習内容が数学であれば数学公式であったりする。むろ
ん、上述した学習内容においてはその他の多様な要素も
含まれるものであるとともに、学習内容もこれらに限定
されるものではなく、適宜採用可能であることはいうま
でもない。
【0009】上記問題作成制御手段は、所定の複数の出
題形式を管理しており、この管理している出題形式から
一つの出題形式を選択しつつ、この出題形式に応じた問
題作成要素を上記格納手段から読み出し、出題形式に当
てはめて問題を作成する。この出題形式は、学習内容が
英語であれば、スペルチェック,文法の適否チェック,
英単語チェックなどその形式は多種にわたるとともに、
学習内容に応じて適宜変更可能である。
【0010】上述したように上記応答制御手段が上記表
示手段に問題をポップアップ表示する所定のタイミング
の形態は多種採用できる。そこで、所定のタイミングで
問題をポップアップ表示する好適な上記応答制御手段の
構成の一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手
段は、上記入力手段にて一定期間に所定の入力作業が実
行されないと、動作処理状況において出題可能と判断す
る構成としてある。上記のように構成した請求項2にか
かる発明において、上記応答制御手段は、上記入力手段
にて行われる入力作業を監視し、所定の期間、この入力
作業が実行されないと、動作処理状況において出題可能
と判断し上記問題作成手段が作成した問題を表示手段に
ポップアップ表示する。
【0011】また、上述したポップアップ表示する所定
のタイミングの他の一例として、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の対話型
学習応答装置において、上記応答制御手段は、上記表示
手段にて所定の保護処理が実行されると、動作処理状況
において出題可能と判断する構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項3にかかる発明においては、上記応
答制御手段は、上記表示手段の表示状態が所定期間変化
しない場合に実行される所定の保護処理の実行の有無を
監視し、同保護処理が実行されると、動作処理状況にお
いて出題可能と判断する。そして、同応答制御手段は、
上記問題作成手段が作成した問題を表示手段にポップア
ップ表示する。ここで、上記所定の保護処理は、表示手
段を焼き付きから保護可能なものであればよく、例え
ば、表示手段がCRTである場合は、このCRTに供給
される電源を遮断するものであってもよいし、所定の表
示内容を表示させるものであってもよい。
【0012】このような学習は同様の問題を繰り返し行
うことが大切であり、特に不正解であった問題は所定の
期間を経過したときに、再度繰り返すことにより知識と
して正確に定着させることが可能になる。この不正解で
あった問題を繰り返し学習する形態の好適な一例とし
て、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載の対話型学習応答装置において、上記応答
制御手段は、上記入力手段にて入力された選択肢を取得
しつつこの選択肢が不正解であると、同問題の問題作成
要素および出題形式を上記格納手段に格納するととも
に、所定のタイミングにより同問題作成要素および出題
形式を読み出しつつ問題を形成し、上記表示手段にポッ
プアップ表示する構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項4にかかる発
明において、利用者が上記表示手段にポップアップ表示
された問題の解答の選択肢を上記入力手段より入力する
と、上記応答制御手段は同入力手段にて入力された選択
肢の内容を取得しつつ、この選択肢が正解であるか不正
解であるかを判別する。そして、不正解であると同問題
の問題作成要素および出題形式を上記格納手段に格納す
る。この格納した問題は、所定のタイミングに上記表示
手段にポップアップ表示され、利用者は繰り返し同問題
に解答することになる。
【0014】上述したように問題作成要素は、問題を形
成する要素であり、学習内容が英語であれば英単語,慣
用句,所定の英文などであり、学習内容が数学であれば
数学公式であったりする。また、その他の多様な要素も
含まれるものである。また、出題形式は、学習内容が英
語であれば、スペルチェック,文法の適否チェック,英
単語チェックなどその形式は多種にわたる。そこで、学
習内容が英語である場合の問題作成要素および出題形式
の好適な一例として、請求項5にかかる発明は、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の対話型学習応答装置に
おいて、上記問題作成要素は、複数の英単語から形成さ
れる所定の英文と同英文の和訳文であり、上記出題形式
は、同英文における各英単語の先頭スペルを隠しこの隠
した先頭スペルの解答を促すものであるとともに、上記
入力手段からこの隠された先頭スペルを解答する構成と
してある。
【0015】上記のように構成した請求項5にかかる発
明において、上記問題作成要素は、複数の英単語から形
成される所定の英文と同英文の和訳文であり、上記出題
形式には同英文における各英単語の先頭スペルを隠しこ
の隠した先頭スペルの解答を促すものであるとともに、
上記入力手段からはこの隠された先頭スペルを選択す
る。すなわち、和訳文である日本語の“お元気ですか
?”に該当する英文“How’re you doin
g?”が所定の英文である場合は、この英文の各英単語
の先頭文字を削除し、“_ow’re _ou _oi
ng?”という形式により問題を出題する。従って、利
用者は、上記入力手段より下線部に該当する英単語を
“H”,“y”,“d”と順次入力することにより解答
を行う。
【0016】このように、所定の問題を表示手段に所定
のタイミングでポップアップ表示し、利用者に解答を促
す形式によれば、利用者は気軽に問題を解答することが
でき、知らない間に学習が進み学習効果が上がる。しか
し、所定の問題をポップアップ表示して解答を促しても
利用者がこれを無視して、他の作業を行っていれば、何
ら効果は発生しない。そこで、上記応答制御手段の構成
の一例として、請求項6にかかる発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の対話型学習応答装置におい
て、上記応答制御手段は、上記表示手段に問題をポップ
アップ表示すると、上記入力手段による入力作業を占有
させ、同入力手段から同問題への解答の入力を取得する
と同占有を解除する構成としてある。上記のように構成
した請求項6にかかる発明において、上記応答制御手段
は、上記表示手段に問題をポップアップ表示すると、上
記入力手段においてこの問題に対する解答の選択肢の入
力作業を占有させる。これにより、利用者は、この問題
に解答しないと他の入力作業を行うことができないた
め、否が応でも選択肢より解答を選択するとともに入力
する。そして、同応答制御手段は、同入力手段から同問
題への解答の入力を取得すると同占有を解除し、利用者
は通常の入力作業を継続することが可能になる。
【0017】解答を促す問題は所定のタイミングにて出
題されるため、利用者は自分自身で出題された問題数を
カウントしていないと、例えば、今日一日で何問解答し
たとか、今までに何問解答してきたかといったことを把
握することができない。そこで、上記応答制御手段の構
成の一例として、請求項7にかかる発明は、請求項1〜
請求項6のいずれかに記載の対話型学習応答装置におい
て、上記応答制御手段は、所定の期間に出題された問題
数を計数しつつ、この計数および所定のタイミングにお
ける同計数の総計を上記格納手段に格納するとともに、
所定のタイミングにて同計数および総計を読み出し、上
記表示手段に表示する構成としてある。上記のように構
成した請求項7にかかる発明において、上記応答制御手
段は、所定の期間に出題された問題数を計数するととも
に、この計数および所定のタイミングにおける同計数の
総計を上記格納手段に格納する。そして、同応答制御手
段は、所定のタイミングにて同計数および総計を読み出
し、上記表示手段に表示する。すなわち、利用者は所定
の期間内に自分が解答した問題数を把握することが可能
になるとともに、この所定期間内の解答問題数の総計も
把握することが可能になる。
【0018】上述してきた表示手段にポップアップ表示
される所定のタイミングを設定可能であると便利であ
る。そこで、請求項8にかかる発明は、請求項1〜請求
項7のいずれかに記載の対話型学習応答装置において、
上記応答制御手段は、上記表示手段に問題をポップアッ
プ表示する所定のタイミングを設定することができると
ともに、同設定したタイミングに従い上記表示手段に所
定の問題をポップアップ表示する構成としてある。上記
のように構成した請求項8にかかる発明においては、上
記応答制御手段は、上記表示手段に問題をポップアップ
表示する所定のタイミングを設定することができるとと
もに、同設定したタイミングに従い上記表示手段に所定
の問題をポップアップ表示する。ここにおいて、所定の
タイミングの設定は、所定の時刻であってもよいし、所
定の時間間隔であってもよい。むろん、これらに限定さ
れるものではなく、所定の時間間隔に所定の回数をポッ
プアップ表示するランダムな設定であってもよく、その
設定内容は適宜採用可能である。
【0019】同様に表示手段にポップアップ表示される
問題の出題手順、すなわち、出題傾向に沿った出題であ
るか出題傾向がランダムになるように出題するかの出題
手順などを設定可能であると便利である。そこで、上記
格納手段の構成の一例として、請求項9にかかる発明
は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の対話型学習
応答装置において、上記応答制御手段は、所定の出題手
順および出題優先順位を設定することができるととも
に、同設定した出題手順および出題優先順位に従って上
記表示手段に所定の問題をポップアップ表示する構成と
してある。
【0020】上記のように構成した請求項9にかかる発
明において、上記応答制御手段は、上記問題作成手段が
管理している出題形式の順に従って出題させるか、ラン
ダムに出題形式を選択して出題させるかを設定可能であ
るとともに、不正解問題を優先して出題させるか否かの
出題優先順位を設定することができる。そして、同応答
制御手段は、同設定された出題手順および出題優先順位
に従って上記表示手段に所定の問題をポップアップ表示
する。ここにいう出題手順とは、上記問題作成手段が作
成する出題形式が所定の手順に従っていることをいう。
つまり、体系的に問題が作成されるとともに出題される
ことをいう。
【0021】出題される問題は上記格納手段に格納され
ている問題作成要素に依存する。従って、自己の都合に
より、新たに問題作成要素を追加したい場合に、追加可
能であれば都合がよく、同時に、格納されている任意の
問題作成要素を削除できればより都合がよい。そこで、
上記格納手段の構成の一例として、請求項10にかかる
発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の対話型
学習応答装置において、上記格納手段は、格納している
問題作成要素を削除することができるとともに、新規に
追加される問題作成要素を格納することができる構成と
してある。上記のように構成した請求項10にかかる発
明においては、上記格納手段は、格納している問題作成
要素を削除することができるとともに、新規に追加され
る問題作成要素を格納することができる。
【0022】ここで、利用者が解答した問題の内容とそ
の問題に対する解答を履歴すると、利用者はどの問題に
正解して、どの問題に不正解しているかを容易に把握す
ることが可能になる。そこで、上記格納手段の構成の一
例として、請求項11にかかる発明は、請求項1〜請求
項10のいずれかに記載の対話型学習応答装置におい
て、上記請求項1〜請求項10のいずれかに記載の対話
型学習応答装置において、上記格納手段は、出題された
問題とその問題に対する正解・不正解を履歴データとし
て格納する履歴手段を有するとともに、上記応答制御手
段は、上記入力手段より解答の入力を取得すると同履歴
手段に出題した問題と、取得した解答の結果である正解
・不正解とを格納する構成としてある。
【0023】上記のように構成した請求項11にかかる
発明において、上記表示手段にポップアップ表示された
問題に対して解答の入力があり、同解答の入力を上記応
答制御手段が取得すると、同応答制御手段は、この履歴
手段に出題された問題とその問題に対する解答から同解
答が正解であるか不正解であるかを判定し、同問題と、
同問題に対する正解・不正解の結果とを履歴データとし
て格納する。これにより、利用者は出題数に対する正解
数などの正答率や不正解数を把握することが可能にな
る。
【0024】しかし、単に出題された問題とそれに対す
る解答が羅列された履歴データを見ても、簡易にデータ
の分析を行うことはできない。そこで、上記応答制御手
段の構成の一例として、請求項12にかかる発明は、請
求項1〜請求項11のいずれかに記載の対話型学習応答
装置において、上記応答制御手段は、上記履歴手段に格
納された履歴データに基づいて、所定の分析処理を実行
する履歴データ分析手段を備える構成としてある。上記
のように構成した請求項12にかかる発明において、上
記履歴データ分析手段は、上記履歴手段に格納された履
歴データを読み出して、出題形式の順番や不正解数など
に並べ替え、所定の分析処理を実行する。ここで、分析
処理とは、履歴手段に格納された履歴データを加工して
分析結果を取得することができるものであればよい。従
って、この分析処理における分析結果は、出題形式別の
正答率、不正解問題や不正解数ワースト順位などであっ
てもよいし、弱点出題形式,弱点単語などでであってよ
いし、正解数や不正解数を取得するものであってもよ
く、適宜適用可能である。
【0025】上述したように格納された問題作成要素と
複数の出題形式より選択された一の出題形式に従って所
定の選択肢を有する問題を作成し、ディスプレイに同問
題をポップアップ表示して解答を促すとともに、この解
答に対応した所定の処理を実行する手法は必ずしも実体
のある装置に限られる必要もない。
【0026】そこで、請求項13にかかる発明は、格納
された問題作成要素から複数の出題形式より選択された
一の出題形式に従って所定の選択肢を有する問題を作成
し、ディスプレイに同問題をポップアップ表示して解答
を促すとともに、この解答に対応した所定の処理を実行
する対話型学習応答方法であって、動作処理状況を取得
しつつ、所定の問題を出題可能か否かを判断し可能であ
れば上記ディスプレイにポップアップ表示する工程と、
同問題の選択肢に対応する解答の入力を取得する工程
と、この取得した解答に従って、正解または不正解の結
果を上記ディスプレイに表示する工程と、同結果を所定
の形式により格納する工程と、上記結果について所定の
分析処理を実行するとともに、分析結果を格納する工程
とを具備する構成としてある。すなわち、必ずしも実体
のある装置に限らず、その方法としても有効であること
に相違はない。
【0027】ところで、上述したような対話型学習応答
装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込
まれた状態で利用される場合もあるなど、発明の思想と
しては各種の態様を含むものである。また、ハードウェ
アで実現されたり、ソフトウェアで実現されることもあ
り、適宜変更可能である。発明の思想の具現化例として
を対話型学習において利用者と応答する手段が実質的に
ソフトウェアの制御による場合には、かかるソフトウェ
アを記録した記録媒体上においても当然に存在し、利用
されるといわざるをえない。
【0028】その一例として、請求項14にかかる発明
は、格納された問題作成要素と複数の出題形式より選択
された一の出題形式に従って所定の選択肢を有する問題
を作成し、ディスプレイに同問題をポップアップ表示し
て解答を促すとともに、この解答に対応した所定の処理
を実行する対話型学習応答制御プログラムを記録した媒
体であって、動作処理状況を取得しつつ、所定の問題を
出題可能か否かを判断し可能であれば上記ディスプレイ
にポップアップ表示するステップと、同問題の選択肢に
対応する解答の入力を取得するステップと、この取得し
た解答に従って、正解または不正解の結果を上記ディス
プレイに表示するステップと、同結果を所定の形式によ
り格納するステップと、上記結果について所定の分析処
理を実行するとともに、分析結果を格納するステップと
を具備する構成としてある。
【0029】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行う場合でも本
発明が利用されていることには変わりはないし、半導体
チップに書き込まれたようなものであっても同様であ
る。
【0030】所定の問題を作成する手法は、上述したよ
うに予め格納手段に格納されている問題作成要素に基づ
いて問題を作成する手法が一般的である。しかし、利用
者は、自己がよく使用する単語や文章から問題作成要素
を抽出し、この抽出された問題作成要素を利用して問題
を作成されると便利である。そこで、請求項15にかか
る発明は、所定の画像を表示するとともに、解答を入力
する選択肢を有する問題をポップアップ表示する表示手
段と、所定の入力作業を実行するとともに、上記表示手
段がポップアップ表示した問題の解答を入力する入力手
段と、所定の文書ファイルを格納する格納手段と、上記
格納手段に格納されている文書ファイルより所定の問題
作成要素を抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽
出された問題作成要素を読み出すとともに、複数の出題
形式から一の出題形式を選択し、同出題形式に応じて問
題作成要素をアレンジしつつ問題を作成する問題作成制
御手段と、動作処理状況を取得しつつ、上記問題作成制
御手段が作成した問題を出題可能か否かを判断し可能で
あれば上記表示手段にポップアップ表示するとともに、
このポップアップ表示した問題に対する解答を上記入力
手段から取得し、所定の処理を実行する応答制御手段と
を具備する構成としてある。
【0031】上記のように構成した請求項15にかかる
発明において、上記応答制御手段は、対話型学習応答装
置の動作処理状況を取得しつつ、上記問題作成制御手段
が作成した問題を出題可能か否かを判断し可能であれば
上記表示手段にポップアップ表示する。そして、同応答
制御手段は、対話型学習応答装置の利用者がこのポップ
アップ表示された問題に対して上記入力手段より任意の
選択肢を入力して解答を行うと、この解答を取得して、
正解あるいは不正解の通知や不正解箇所の通知などの所
定の処理を行う。ここで、上記表示手段にポップアップ
表示される問題は、上記問題作成制御手段にて作成され
る。
【0032】具体的には、同問題作成制御手段は、上記
格納手段に格納されている所定の文書ファイルから上記
抽出手段が抽出した問題作成要素を読み出し、所定の出
題形式に応じてこの問題作成要素をアレンジすることに
より問題を作成する。そして、上記応答制御手段は、同
問題作成制御手段にて作成された問題を上記表示手段に
ポップアップ表示する。すなわち、複数の問題作成要素
の組み合わせ、複数の出題形式から一の出題形式により
ポップアップ表示によって出題し、利用者の解答を促
す。
【0033】ここで、上記表示手段は、所定の問題をポ
ップアップ表示可能であればよい。従って、CRTであ
ってもよいし、液晶型ディスプレイであってもよく、適
宜採用可能である。上記入力手段は、所定の入力作業や
選択肢の入力を行うことができればよい。従って、キー
ボードであってもよいし、マウスであってもよい。ここ
で、上記選択肢は、例えば、問題上にある正解・不正解
の選択肢の他、空欄に対してキーボードの所定のキーを
選択肢として、キーボードより所定のキーを入力するも
のであってもよい。
【0034】上記格納手段は、利用者が使用している文
書ファイルを格納するものであれはよい。従って、この
利用者が使用中している文書ファイルを格納するもので
あればよく、使用中の文書ファイルを格納したハードデ
ィスクであってもよいし、同様に、使用中の文書ファイ
ルを格納しているRAMであってもよい。ここにいう問
題作成要素は、文書ファイルが有する問題を形成する要
素であり、学習内容が英語であれば英単語,慣用句,所
定の英文などであり、学習内容が数学であれば数学公式
であったりする。むろん、上述した学習内容においては
その他の多様な要素も含まれるものであるとともに、学
習内容もこれらに限定されるものではなく、適宜採用可
能であることはいうまでもない。
【0035】上記問題作成制御手段は、所定の複数の出
題形式を管理しており、この管理している出題形式から
一つの出題形式を選択しつつ、この出題形式に応じた問
題作成要素を上記格納手段から読み出し、出題形式に当
てはめて問題を作成する。この出題形式は、学習内容が
英語であれば、スペルチェック,文法の適否チェック,
英単語チェックなどその形式は多種にわたるとともに、
学習内容に応じて適宜変更可能である。
【0036】ところで、このような対話型学習応答装置
が出題する問題は多種多量になり格納領域の大きさに従
って限定される。また、各種問題には同一の構成要素が
あり、これらを問題毎に格納すると格納領域を無駄に費
やすことになる。そこで、上記格納手段およに問題作成
制御手段の好適な一例として、請求項16にかかる発明
は、請求項1に記載の対話型学習応答装置において、上
記格納手段は、複数の問題作成要素を格納するととも
に、上記問題作成制御手段は、所定の同問題作成要素を
読み出し、複数の出題形式から一の出題形式を選択し、
同出題形式に応じて同問題作成要素をアレンジしつつ出
題する問題を作成する構成としてある。上記のように構
成した請求項16にかかる発明において、上記問題作成
制御手段は、上記格納手段に格納されている複数の問題
作成要素から所定の問題作成要素を読み出し、所定の出
題形式に応じてこの問題作成要素をアレンジすることに
より問題を作成する。そして、上記応答制御手段は、同
問題作成制御手段にて作成された問題を上記表示手段に
ポップアップ表示する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、分散学習
を効果的に実施することを可能にするもので、手軽に利
用でき、日々の空いている時間を有効に利用することに
よって、長期に渡る学習の継続を可能にすることができ
るとともに、生活の中で自然と知識を身につけて行くよ
うな体験学習の場を擬似的に提供することが可能な対話
型学習応答装置を提供することができる。また、請求項
2にかかる発明によれば、所定期間に入力作業の実行が
ないと、問題をポップアップ表示することができるとと
もに、利用者は他の作業の合間に問題を解答することが
できる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、所定
期間に入力作業の実行などがない場合において表示手段
にて保護処理が開始されると、問題をポップアップ表示
することができるとともに、利用者は他の作業の合間に
問題を解答することができる。
【0038】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
不正解であった問題を繰り返し解答することにより、正
解を知識に定着させることができる。さらに、請求項5
にかかる発明によれば、簡易な手法により多面的な知識
を取得することが可能な出題形式により問題を解答する
ことができる。さらに、請求項6にかかる発明によれ
ば、出題された問題に対して必ず解答することができ
る。
【0039】さらに、請求項7にかかる発明によれば、
所定期間の出題数の計数と、所定期間の同計数の総計を
把握することができる。さらに、請求項8にかかる発明
によれば、利用者は自己の生活パターンあるいは仕事の
パターンに適した出題タイミングを設定することができ
るため、効率良く学習を進めることができる。さらに、
請求項9にかかる発明によれば、利用者は自己の利用状
況に応じて出題手順や出題優先順位を設定できるため、
より効率良く学習を進めることができる。
【0040】さらに、請求項10にかかる発明によれ
ば、不要な問題作成要素を削除することができるととも
に、新規な問題作成要素を追加することができる。さら
に、請求項11にかかる発明によれば、過去に解答した
問題の内容と、その問題に対する解答を把握することが
できる。さらに、請求項12にかかる発明によれば、利
用者は自己の解答傾向や、弱点分野などを把握すること
ができる。
【0041】さらに、請求項13にかかる発明によれ
ば、分散学習を効果的に実施することを可能にするもの
で、手軽に利用でき、日々の空いている時間を有効に利
用することによって、長期に渡る学習の継続を可能にす
ることができるとともに、生活の中で自然と知識を身に
つけて行くような体験学習の場を擬似的に提供すること
が可能な対話型学習応答方法を提供することができる。
さらに、請求項14にかかる発明によれば、分散学習を
効果的に実施することを可能にするもので、手軽に利用
でき、日々の空いている時間を有効に利用することによ
って、長期に渡る学習の継続を可能にすることができる
とともに、生活の中で自然と知識を身につけて行くよう
な体験学習の場を擬似的に提供することが可能な対話型
学習応答制御プログラムを記録した媒体を提供すること
ができる。さらに、請求項15にかかる発明によれば、
利用者が良く使用する文書ファイルから問題作成要素を
抽出するため、身近な話題・題材により作成された問題
を解答することができる。さらに、請求項16にかかる
発明によれば、多種多量に存在する問題を構成する共通
要素を共有化することにより、格納手段に必要とされる
格納領域を少なくすることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態にかか
る対話型学習応答装置をクレーム対応図により示してお
り、図2は本対話型学習応答装置を適用したコンピュー
タ端末の具体的構成を示すブロック図を示している。本
対話型学習応答装置は、表示手段C1と、応答制御手段
C2と、問題作成手段C3と、格納手段C4と、入力手
段C5とから構成されており、応答制御手段C2は履歴
データ分析手段C21を備えるとともに、格納手段C4
は履歴手段C41を備えている。ここで、応答制御手段
C2は本対話型応答制御装置の動作状況を取得し、問題
を表示手段C1に出題可能であると判断すると、問題作
成制御手段C3が作成した問題を表示手段C1にポップ
アップ表示する。問題作成制御手段C3は、応答制御手
段C2が出題する場合に、所定の出題形式を決定すると
ともに、格納手段C4からこの出題形式に対応する問題
作成要素を読み出す。そして、読み出した問題作成要素
を出題形式にアレンジして問題を作成する。問題が作成
されると、応答制御手段C2は表示手段C1にポップア
ップ表示させることにより本対話型学習応答制御装置の
利用者に同問題に対する解答を促す。ここで、利用者が
入力手段を介して解答を入力すると、応答制御手段C2
はこの入力を取得し、所定の処理を実行する。
【0043】本対話型学習応答制御装置を適用したコン
ピュータ端末100は、CPU10やRAM11やRO
M12や入力インターフェース13などを備えるととも
に、ディスプレイインターフェース15に接続されたモ
ニタ15aや、入力インターフェース13に接続された
キーボード13aやマウス13bといった主構成装置
と、ハードディスクドライブ14aやフロッピーディス
クドライブ14bやCD−ROMドライブ14cといっ
た外部記憶装置とが含まれ、さらには、外部通信回線2
0に接続するためのモデム17やLANアダプタ18な
どから構成されている。また、ハードディスクドライブ
14aには、図3に示すようにオペレーティングシステ
ム14a1と、ドライバソフトウェア14a2と、対話
型学習ツール14a3と、この対話型学習ツール14a
3が出題する問題のソースとなる所定の英単語や英文や
慣用句などを含む問題作成要素14dなどの各種ソフト
ウェアおよび所定のデータが記憶されている。
【0044】コンピュータ端末100は上述したハード
ウェアユニットが後述するソフトウェアを実行して各種
の処理を実現するものであるから、相互に一体となって
対話型学習応答装置を構成していると言える。すなわ
ち、上述したように用意されたハードウェア資源をソフ
トウェアによって最大限に利用することにより、不可分
一体となって図1に示す表示手段C1,応答制御手段C
2,問題作成制御手段C3,格納手段C4および入力手
段C5を実現している。
【0045】なお、対話型学習ツール14a3は、ハー
ドディスクドライブ14aに記憶されており、コンピュ
ータ端末100に読み込まれて所定の機能を実現しつつ
稼働する。また、導入時にはCD−ROMであるとかフ
ロッピーディスクなどの媒体に記録されてインストール
される。従って、これらの媒体は対話型学習応答制御プ
ログラムを記録した媒体を構成する。ここにおいて、オ
ペレーティングシステム14a1は、本コンピュータ端
末100にて実行されて各種の機能を実現するものであ
り、実際にはコンピュータ端末100の起動時にCPU
10に読み込まれ、対話型学習ツール14a3は、利用
者の起動操作あるいはコンピュータ端末100の起動時
にオペレーティングシステム14a1により立ち上げら
れ、所定の処理を実行し利用者に対話型の学習環境を提
供するものである。
【0046】ここで、対話型学習ツール14a3を起動
した場合にモニタ15aに表示される所定の画面を図4
〜図11に示しつつ、同対話型学習ツール14a3の操
作内容について説明する。同対話型学習ツール14a3
は、図4に示すような問題が記述されたダイアログボッ
クス30を所定のタイミングにてポップアップ表示す
る。そして、利用者の解答の入力を促す。このとき、こ
のキーボード13aやマウス13bの入力資源は、この
問題に対する解答への入力処理に占有され、利用者は、
解答を入力しない限りは他の作業を行うことができなく
なる。そして、利用者は「Yes」,「No」のトグル
スイッチをマウス13bでクリックすることにより解答
を入力する。この解答が正解であれば、図5に示す「正
解」ダイアログボックス31をポップアップ表示し、不
正解であれば、図6に示す「不正解」ダイアログボック
ス32をポップアップ表示する。かかる場合は、正しい
解答を同時に表示して利用者に通知してもよいし、むろ
ん、不正解の通知のみを行ってもよい。
【0047】上述した出題例ではマウス13bにより解
答の入力を行うものであるが、むろん、このような解答
手法に限定されるものではなく、図7に示すような出題
形式であってもよい。このとき、利用者は、ダイアログ
ボックス33に表示された日本文「お元気ですか?」に
該当する英文を構成する各英単語の削除された先頭スペ
ルをキーボード13aから入力して解答する。すなわ
ち、利用者は、キーボード13aから「H」,「y」,
「d」と順次入力し、入力が完了すると「O.K.」ボ
タンをマウス13bでクリックして解答を終了すること
になる。また、解答した内容を変更したいときは「クリ
ア」ボタンをクリックして内容を削除してから再度解答
を行う。
【0048】本実施形態においては、図4に示す「Ye
s」,「No」の二者択一問題や図7に示すブランクス
ペルを選択する問題による出題形式の構成を採用してい
るが、むろん、出題形式はこれらの形式に限定されるも
のではなく、英文完成問題など適宜採用可能である。さ
らに、分析結果の出力を選択すると、利用者の解答の履
歴データに基づいて作成された図8に示す分析結果を表
示することができる。同図においては、出題形式別の正
答率を示す円グラフ34や、正答率ワースト順35の分
析結果を表示している。これにより利用者は、自己の不
得意な出題形式や、何度も間違える問題、英単語などを
把握することが可能になり学習効果をより高めることが
可能になる。
【0049】また、本実施形態においては、分析結果と
して出題形式別の正答率を示す円グラフ34あるいは正
答率の悪い問題を示す正答率ワースト順35を採用して
いるが、むろん、これらに限定されるものではなく、分
析結果の表示形態として棒グラフや折れ線グラフなどを
採用してもよし、単に所定期間の正解数や不正解数を表
示するものであってもよいし、所定期間の出題数あるい
は全出題数を表示するものであってもよい。また、他の
分析結果の表示形態を採用してよく、適宜採用可能であ
る。さらに、本実施形態においては、出力手段としてモ
ニタ15aに分析結果の表示を行う構成を採用している
が、この出力手段はプリンタ16aへの印字出力であっ
てもよいし、通信回線20に接続された、インターネッ
ト網あるいは構内LANに接続されているコンピュータ
端末等のモニタやプリンタに出力するようにしてもよ
い。
【0050】次に、図4,図7に示した問題を表示した
ダイアログボックス30,33をポップアップ表示させ
るタイミング、すなわち、出題時間の設定を実行する手
順を図9を使用して説明する。同図において、出題時間
の設定には、「指定時刻」,「指定時間間隔」,「ラン
ダム時間間隔」,「未使用時間後に出題」の4つの分
類、すなわちモードがあり、その他に「起動時」,「待
機」の設定がある。ここで、「指定時刻」の設定は、所定
の問題をポップアップ表示する時刻の設定であり、所望
の時刻を設定することになる。この「指定時刻」の設定
は、図10に示す設定画面にて実施することになる。指
定時刻を追加する場合は、所望の時刻を入力したのち
に、「追加」ボタンを選択する。また、指定時刻を削除す
る場合は、所望の時刻を指定時刻表示欄から指定し、
「削除」ボタンを選択する。
【0051】また、「指定時間間隔」の設定は、所望の
時間間隔により所定の問題をポップアップ表示させたい
場合に設定する。 「ランダム時間間隔」は、所望の時間
内に所定の問題をポップアップ表示させたい場合に設定
する。 「未使用時間後に出題」の設定は、本コンピュー
タ端末100にて所望の期間キーボード13aまたはマ
ウス13bにより入力作業が実施されないときに、所定
の問題をポップアップ表示させる場合に設定する。本実
施形態においては、各設定単位として「分」による設定を
可能にしているが、むろん、「時」,「秒」であってもか
まわない。
【0052】また、「起動時」の設定は、本コンピュータ
端末100に電源を投入してオペレーティングシステム
14a1が起動したのち対話型学習ツール14a3が起
動したときに、所定の問題をポップアップ表示させたい
場合に設定する。むろん、コンピュータ端末100の起
動を履歴し、その日の最初の一回のみ、所定の問題をポ
ップアップ表示する構成であってもよい。そして、「連
続出題数」の設定は、上述したそれぞれの設定された出
題時間において、連続して出題する問題数を設定するも
のである。すわわち、この「連続出題数」を一回に設定す
ると、上述した出題時間に該当すると一問題を出題する
し、二回に設定すると、一問を解答したのちに、続けて
もう一問出題する。上述したように、本実施形態におい
ては、4つのモードから一の出題時間の設定を選択可能
であり、選択する場合は、マウス13bにて所望のトグ
ルスイッチをクリックすることにより行う。むろん、一
の出題時間の設定を選択すると他の出題時間の設定は不
能になることはいうまでもない。
【0053】さらに、「待機」の設定は、前回ポップアッ
プ表示された問題に対して利用者が解答していない場合
に、次の出題時間が到来したときに、今回ポップアップ
表示を待機する場合が該当する。かかる場合は、設定さ
れた時間後に再度ポップアップ表示する処理を実行す
る。利用者が前回の問題に対して解答していない場合
は、今回の問題に更新する。むろん、問題の更新を実行
せずに、前回問題の解答を促す別のダイアログボックス
をポップアップ表示して、利用者に通知する構成にして
もかまわない。また、本実施形態においては、「待機」の
動作として、上述したように出題時間にて前回の出題に
対する解答が行われていないときは待機する構成を採用
しているが、むろん、この動作構成に限定されるもので
はなく、例えば、上記「指定時刻」の設定した時刻の所定
時間前から、本対話型学習応答装置の利用者がこの対話
型学習応答プログラムに関する処理以外の入力処理を実
施している場合に、この利用者の入力作業を妨げないよ
うに出題タイミングを待機した、遅延する動作構成であ
ってもよい。
【0054】本実施形態においては、上述した4つの出
題時間などの設定により、利用者の生活パターン,仕事
のパターンに適した出題時間を設定することが可能にな
るように構成しているが、むろん、これらの設定項目に
限定されることはなく、例えば、日付けにて設定した
り、午前/午後の分類により出題時間を設定したりして
もよく、適宜採用可能である。
【0055】また、出題内容を決定する要素において、
上述した出題時間の設定以外に出題手順の設定が必要と
なる。ここで、図11にこの出題手順の設定を実行する
手順を示す。同図において、出題手順の設定には、「目
次/ランダム」の設定,「不正解問題優先」の設定,「不正
解問題出題間隔」の設定がある。ここで、「目次/ランダ
ム」の設定は、対話型学習ツール14a3が構成する出
題形式,問題作成要素の順序に基づく、すなわち、目次
に基づいて順番に出題する設定か、この目次の順番にと
らわれることなく、所定の手法により選出された問題を
ランダムに出題するランダムの設定かを選択するもので
ある。また、「不正解問題優先」の設定では、不正解の問
題がある場合は新規の問題を出題する前に、この不正解
の問題を再出題するように設定する。さらに、「不正解
問題出題間隔」の設定は、新規の問題の出題とは別に、
不正解の問題を再度出題する時間間隔を設定するもので
ある。
【0056】本実施形態においては、上述したように出
題手順の設定として、「目次/ランダム」の設定,「不正
解問題優先」の設定,「不正解問題出題間隔」の設定を採
用したが、むろん、これらの設定内容に限定されるもの
ではなく、適宜適用可能であることはいうまでもない。
また、本実施形態においては、対話型学習ツール14a
3として英語の学習を行う構成を採用しているが、むろ
ん、学習内容は英語に限定されるものではなく、所定の
問題をポップアップ表示させて利用者に解答を促す形態
を有する対話型学習ツール14a3は、数学,歴史など
の学習にも採用することが可能であり、適宜採用可能で
ある。
【0057】次に、上述してきた各設定に基づいて、本
コンピュータ端末100のCPU10が実行する所定の
問題をポップアップ表示しつつ出題する問題出題処理の
概略処理内容をフローチャートの図12に示す。最初に
出題時間および出題手順の設定を読み出す初期処理を行
う(ステップS100)。そして、同初期処理により読
み出した出題時間に従って問題を出題するタイミングを
検知する出題タイミング検知処理を実行する(ステップ
S150)。この出題タイミング検知処理において、出
題タイミングを検知すると、問題作成処理(ステップS
200)を実行し、所定の問題を作成するとモニタ16
aへのポップアップ表示など行う出題処理を実行する
(ステップS250)。そして、出題された問題の解答
に対する分析を実行し、利用者の所望の形式により分析
結果を表示する(ステップS300)。
【0058】次に、上述したステップS100〜S30
0に該当する処理の処理内容を図13〜図17のフロー
チャートにより示す。ここで、ステップS100は初期
処理であり、この初期処理の処理内容を図13のフロー
チャートにより示す。図9〜図11において設定された
内容は、ハードディスクドライブ14aの所定位置に格
納されているため、最初に、この設定内容を取得する
(ステップS101)。そして、出題時間などの必須設
定がなされているかを判別し(ステップS105)、設
定されていれば次のステップS150の出題タイミング
検知処理に移行する。また、必須設定がなされていなけ
れば、利用者にポップアップ表示などにより通知し、設
定作業を促す(ステップS110)。
【0059】次に、ステップS150の出題タイミング
検知処理の処理内容を図14のフローチャートにより示
す。前回ポップアップ表示により出題した問題に利用者
が解答しているか否かを判別し(ステップS151)、
問題に解答していなければ、新たな出題ができないと判
断し、図9に示す「待機」の設定の有無を判別する(ステ
ップS152)。そして、「待機」の設定があれば設定時
間待機し(ステップS153)、新たな問題を出題す
る。設定が無ければ、未解答の前回問題は取り消し、新
たな出題を行う。次に、図9の「起動時」の出題の設定が
行われているかを判別する(ステップS154)。設定
されていれば、出題時刻を取得し(ステップS16
9)、次のステップS200である問題作成処理に移行
する。また、「起動時」が設定されていなければ、出題時
間を判定する基準になる現在時刻を取得し(ステップS
155)、図9に示した4つのモードおよび図11に示
した「不正解問題出題間隔」の設定において選択されるモ
ードの設定状態を取得する(ステップS156)。本実
施形態においては、不正解問題出題間隔による出題が最
優先されるため、最初にこの設定の有無を判別し(ステ
ップS157)、設定されていればハードディスク14
aに格納されている不正解問題の有無を確認し(ステッ
プS158)、不正解問題が存在すれば設定時間の経過
後に(ステップS159)、現在時刻を取得し(ステッ
プS160)、次のステップS200である問題作成処
理に移行する。
【0060】「不正解問題出題間隔」の設定が無ければ、
図9の「指定時刻」の設定,「指定時間間隔」の設定,「ラ
ンダム時間間隔」の設定,「未使用時間後に出題」の設定
の有無を判別する(ステップS161〜S164)。そ
して、「指定時刻」の設定であれば、指定時刻と現在時刻
を比較し(ステップS165)、一致していれば、その
時の現在時刻を取得し、次のステップS200である問
題作成処理に移行する。また、「指定時間間隔」の設定で
あるときは、前回出題時刻を取得するとともに、現在時
刻がこの前回出題時刻から設定時間経過しているか判別
する(ステップS166)。経過していれば、その時の
現在時刻を取得し(ステップS169)、ステップS2
00である問題作成処理に移行する。
【0061】「ランダム時間間隔」の設定の場合は、設定
された時間内に一回出題するタイミングを所定の手法に
より算出し、この算出結果が出題可能であるときは(ス
テップS167)、その時の現在時刻を取得し(ステッ
プS169)、次のステップS200である問題作成処
理に移行する。また、「未使用時間後に出題」の設定のと
きは、前回入力作業時刻を取得し、現在時刻がこの時刻
から設定されている時間経過しているかを判別し(ステ
ップS168)、経過していれば、その時の現在時刻を
取得し(ステップS169)、次のステップS200で
ある問題作成処理に移行する。ここで、上述した、ステ
ップS165〜S168の条件を満たさないときは、ス
テップS151に戻り以降の処理を繰り返す。
【0062】図15は、ステップS200の問題作成処
理の処理内容をフローチャートにより示している。図1
1の「目次/ランダム」の設定において、「目次」が設定さ
れていれば、対話型学習ツール14a3が管理する目次
において、前回出題した問題の次の問題に該当する出題
形式を次出題問題として決定するとともに、「ランダム」
が設定されていれば、所定の手法により、目次から出題
形式を抽出しつつ出題形式を決定する(ステップS20
0)。そして、ハードディスクドライブ14aより所定
の問題作成要素14a4を読み出しつつ(ステップS2
05)、決定した出題形式と合わせて出題する所定の問
題を作成する(ステップS210)。そして、図9に示
す「連続出題数」が二以上設定されているかを判別し(ス
テップS215)、二以上であれば、この設定数に応じ
た問題を作成する。そして、次のステップS250の出
題処理に移行する。
【0063】図16は、ステップS250の出題処理の
処理内容をフローチャートにより示している。ステップ
S200にて作成された問題を取得し(ステップS25
1)、モニタ15aに、図4あるいは図7に示すような
ダイアログボックス30,33をポップアップ表示する
(ステップS255)。そして、キーボード13aおよ
びマウス13bによる入力をこの問題に対する解答の入
力に占有させ、他の入力作業を制限する(ステップS2
60)。ここで、同問題の解答の入力を検知すると(ス
テップS265)、同解答を取得し(ステップS27
0)、同解答に応じて、図5,図6に示す「正解」あるい
は「不正解」のダイアログボックス31,32をモニタ1
5aにポップアップ表示し(ステップS275)、利用
者に解答の正否を通知する。
【0064】そして、作成された問題を全て出題したか
を判別し(ステップS280)、終了していなければス
テップS251に戻り、上述したモニタ15aへの問題
のポップアップ表示を順次実行する。また、作成された
問題を全て出題すれば、ステップS260にて占有した
キーボード13aおよびマウス13bによる入力を解除
し(ステップS285)、今回出題した問題と解答を解
答履歴としてハードディスクドライブ14aに格納する
(ステップS290)。
【0065】そして、図17は、ステップS300の分
析処理の処理内容をフローチャートにより示している。
利用者が対話型学習ツール14a3にて、今までに解答
してきた問題の分析結果を確認するときの要求に応じて
分析処理を実行する。かかる場合、利用者により分析要
求があるかを判別し(ステップS301)、要求を入力
するとその要求にかかる分析内容を取得する(ステップ
S305)。本実施形態における分析内容は、図8に示
す「分野別正答率」と「正答率ワースト順」であるため、こ
の要求にかかる分析内容が「正答率ワースト順」であるか
を判別する(ステップS310)。「正答率ワースト順」
であれば、ハードディスクドライブ14aから格納され
た解答履歴を読み出し(ステップS315)、不正解回
数が多いものを検索するとともに、昇順に並べ替え(ス
テップS320)、モニタ15aに表示する(ステップ
S325)。また、「分野別正答率」であれば、同様にハ
ードディスクドライブ14aから格納された解答履歴を
読み出し(ステップS335)、所定の抽出処理を実行
して表示データを作成し(ステップS340)、モニタ
15aに表示する(ステップS345)。
【0066】このように、図9,10において設定した
所望の出題時間に従って、所定の問題を図4および図7
に示すダイアログボックス30,33形態によりポップ
アップ表示し、利用者に解答を促すため、利用者はちょ
っとした合間に、忘れずに、気軽に、少しずつ学習を進
めることが可能になる。また、不正解の問題は、設定に
より優先的に再実施することができるため、知識の正確
な定着を図ることが可能になる。さらに、出題内容とこ
れに対する解答などを履歴データとして保存するだけで
なく、この履歴データに対して分析処理を実施し所望の
分析データを取得することができるので、弱点分野の把
握など自己分析を実施することが可能になり、より一層
の学習効果を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる対話型学習応答装
置をクレーム対応図である。
【図2】本対話型学習応答装置を適用したコンピュータ
端末100の具体的構成を示すブロック図である。
【図3】同コンピュータ端末100のハードディスクド
ライブ14aの構成図である。
【図4】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図5】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図6】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図7】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図8】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図9】同コンピュータ端末100に適用された対話型
学習ツールの画面例である。
【図10】同コンピュータ端末100に適用された対話
型学習ツールの画面例である。
【図11】同コンピュータ端末100に適用された対話
型学習ツールの画面例である。
【図12】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する所定の問題をポップアップ表示しつつ出題する問
題出題処理の概略処理内容のフローチャートである。
【図13】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する初期処理の処理内容のフローチャートである。
【図14】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する出題タイミング処理の処理内容のフローチャート
である。
【図15】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する問題作成処理の処理内容のフローチャートであ
る。
【図16】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する出題処理の処理内容のフローチャートである。
【図17】同コンピュータ端末100のCPU10が実
行する分析処理の処理内容のフローチャートである。
【符号の説明】
C1・・・表示手段 C2・・・応答制御手段 C21・・・履歴データ分析手段 C3・・・問題作成制御手段 C4・・・格納手段 C41・・・履歴手段 C5・・・入力手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像を表示するとともに、解答を
    入力する選択肢を有する問題をポップアップ表示する表
    示手段と、 所定の入力作業を実行するとともに、上記表示手段がポ
    ップアップ表示した問題の解答を入力する入力手段と、 複数の問題データを格納する格納手段と、 上記格納手段に格納されている問題データから所定の問
    題データを読み出し、出題する問題を作成する問題作成
    制御手段と、 動作処理状況を取得しつつ、上記問題作成制御手段が作
    成した問題を出題可能か否かを判断し可能であれば上記
    表示手段にポップアップ表示するとともに、このポップ
    アップ表示した問題に対する解答を上記入力手段から取
    得し、所定の処理を実行する応答制御手段とを具備する
    ことを特徴とする対話型学習応答装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の対話型学習応答装
    置において、上記応答制御手段は、上記入力手段にて一
    定期間に所定の入力作業が実行されないと、動作処理状
    況において出題可能と判断することを特徴とする対話型
    学習応答装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の対話型学習応答装
    置において、上記応答制御手段は、上記表示手段にて所
    定の保護処理が実行されると、動作処理状況において出
    題可能と判断することを特徴とする対話型学習応答装
    置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手段
    は、上記入力手段にて入力された選択肢を取得しつつこ
    の選択肢が不正解であると、同問題の問題作成要素およ
    び出題形式を上記格納手段に格納するとともに、所定の
    タイミングにより同問題作成要素および出題形式を読み
    出しつつ問題を形成し、上記表示手段にポップアップ表
    示することを特徴とする対話型学習応答装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1または請求項4のいずれか
    に記載の対話型学習応答装置において、上記問題作成要
    素は、複数の英単語から形成される所定の英文と同英文
    の和訳文であり、上記出題形式は、同英文における各英
    単語の先頭スペルを隠しこの隠した先頭スペルの解答を
    促すものであるとともに、上記入力手段からこの隠され
    た先頭スペルを解答することを特徴とする対話型学習応
    答装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手段
    は、上記表示手段に問題をポップアップ表示すると、上
    記入力手段による入力作業を占有させ、同入力手段から
    同問題への解答の入力を取得すると同占有を解除するこ
    とを特徴とする対話型学習応答装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手段
    は、所定の期間に出題された問題数を計数しつつ、この
    計数および所定のタイミングにおける同計数の総計を上
    記格納手段に格納するとともに、所定のタイミングにて
    同計数および総計を読み出し、上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする対話型学習応答装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手段
    は、上記表示手段に問題をポップアップ表示する所定の
    タイミングを設定することができるとともに、同設定し
    たタイミングに従い上記表示手段に所定の問題をポップ
    アップ表示することを特徴とする対話型学習応答装置。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
    載の対話型学習応答装置において、上記応答制御手段
    は、所定の出題手順および出題優先順位を設定すること
    ができるとともに、同設定した出題手順および出題優先
    順位に従って上記表示手段に所定の問題をポップアップ
    表示することを特徴とする対話型学習応答装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項1〜請求項9のいずれかに
    記載の対話型学習応答装置において、上記格納手段は、
    格納している問題作成要素を削除することができるとと
    もに、新規に追加される問題作成要素を格納することが
    できることを特徴とする対話型学習応答装置。
  11. 【請求項11】 上記請求項1〜請求項10のいずれか
    に記載の対話型学習応答装置において、上記格納手段
    は、出題された問題とその問題に対する正解・不正解を
    履歴データとして格納する履歴手段を有するとともに、
    上記応答制御手段は、上記入力手段より解答の入力を取
    得すると同履歴手段に出題した問題と、取得した解答の
    結果である正解・不正解とを格納することを特徴とする
    対話型学習応答装置。
  12. 【請求項12】 上記請求項1〜請求項11のいずれか
    に記載の対話型学習応答において、上記応答制御手段
    は、上記履歴手段に格納された履歴データに基づいて、
    所定の分析処理を実行する履歴データ分析手段を備える
    ことを特徴とする対話型学習応答装置。
  13. 【請求項13】 格納された問題作成要素と複数の出題
    形式より選択された一の出題形式に従って所定の選択肢
    を有する問題を作成し、ディスプレイに同問題をポップ
    アップ表示して解答を促すとともに、この解答に対応し
    た所定の処理を実行する対話型学習応答方法であって、 動作処理状況を取得しつつ、所定の問題を出題可能か否
    かを判断し可能であれば上記ディスプレイにポップアッ
    プ表示する工程と、 同問題の選択肢に対応する解答の入力を取得する工程
    と、 この取得した解答に従って、正解または不正解の結果を
    上記ディスプレイに表示する工程と、 同結果を所定の形式により格納する工程と、 上記結果について所定の分析処理を実行するとともに、
    分析結果を格納する工程とを具備することを特徴とする
    対話型学習応答方法。
  14. 【請求項14】 格納された問題作成要素と複数の出題
    形式より選択された一の出題形式に従って所定の選択肢
    を有する問題を作成し、ディスプレイに同問題をポップ
    アップ表示して解答を促すとともに、この解答に対応し
    た所定の処理を実行する対話型学習応答制御プログラム
    を記録した媒体であって、 動作処理状況を取得しつつ、所定の問題を出題可能か否
    かを判断し可能であれば上記ディスプレイにポップアッ
    プ表示するステップと、 同問題の選択肢に対応する解答の入力を取得するステッ
    プと、 この取得した解答に従って、正解または不正解の結果を
    上記ディスプレイに表示するステップと、 同結果を所定の形式により格納するステップと、 上記結果について所定の分析処理を実行するとともに、
    分析結果を格納するステップとを具備することを特徴と
    する対話型学習応答制御プログラムを記録した媒体。
  15. 【請求項15】 所定の画像を表示するとともに、解答
    を入力する選択肢を有する問題をポップアップ表示する
    表示手段と、 所定の入力作業を実行するとともに、上記表示手段がポ
    ップアップ表示した問題の解答を入力する入力手段と、 所定の文書ファイルを格納する格納手段と、 上記格納手段に格納されている文書ファイルより所定の
    問題作成要素を抽出する抽出手段と、 上記抽出手段により抽出された問題作成要素を読み出す
    とともに、複数の出題形式から一の出題形式を選択し、
    同出題形式に応じて問題作成要素をアレンジしつつ問題
    を作成する問題作成制御手段と、 動作処理状況を取得しつつ、上記問題作成制御手段が作
    成した問題を出題可能か否かを判断し可能であれば上記
    表示手段にポップアップ表示するとともに、このポップ
    アップ表示した問題に対する解答を上記入力手段から取
    得し、所定の処理を実行する応答制御手段とを具備する
    ことを特徴とする対話型学習応答装置。
  16. 【請求項16】 上記請求項1に記載の対話型学習応答
    装置において、 上記格納手段は、複数の問題作成要素を格納するととも
    に、上記問題作成制御手段は、所定の同問題作成要素を
    読み出し、複数の出題形式から一の出題形式を選択し、
    同出題形式に応じて同問題作成要素をアレンジしつつ出
    題する問題を作成することを特徴とする対話型学習応答
    装置。
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