JP2000089439A - インスタントフイルムユニット用現像液展開装置 - Google Patents

インスタントフイルムユニット用現像液展開装置

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JP2000089439A JP10256173A JP25617398A JP2000089439A JP 2000089439 A JP2000089439 A JP 2000089439A JP 10256173 A JP10256173 A JP 10256173A JP 25617398 A JP25617398 A JP 25617398A JP 2000089439 A JP2000089439 A JP 2000089439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外枠シートを用いたインスタントフイルムユ
ニットに現像液を均一に展開できる現像液展開装置を提
供する。 【解決手段】 フイルムパック19のフイルム出口50
と展開ローラ対61との間に、フイルムユニット17の
受像側カバーシート38に摺接して感光層と受像層との
間に現像液を展延する展延制御部材72を設ける。ま
た、第1展開ローラ75の両端に直径の細い細径部83
を設け、フイルムユニット17の露光面の外周縁を囲む
外枠シート46に阻害されずに第1展開ローラ75の展
延部82が直接に受像側カバーシート38に接触し、適
切に現像液を展開できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インスタントフイ
ルムユニットの現像液ポッドを裂開し、現像液を感光層
に展開する現像液展開装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モノシートタイプのインスタントフイル
ムユニットと、このインスタントフイルムユニットを使
用するカメラやプリンタが各種販売されている。インス
タントフイルムユニットは、表面側が露光面となるカバ
ーシートと、このカバーシートの裏面側に対面して配置
されたベースシートと、これらカバーシートとベースシ
ートとの間に設けられた感光層及び受像層と、現像液ポ
ッド,トラップ部等からなる。インスタントフイルムユ
ニットは、プリント画像の形成方法によって透過式と反
射式とに分けられ、透過式では、感光層に形成された潜
像がベースシートの内面にポジ像として形成され、露光
面とポジ像形成面とが異なる面とされている。また、反
射式では、感光層に形成された潜像が内蔵する反射層で
反射され、露光面とポジ像形成面とが同一の面となる。
【0003】インスタントフイルムユニットは、複数枚
が箱形状のケースに光密に収められた状態でフイルムパ
ックとして販売されており、カメラやプリンタにはフイ
ルムパックごと装填される。このインスタントフイルム
ユニットを使用するカメラやプリンタには、インスタン
トフイルムユニットの感光層に被写体光を露光した後
に、露光済みのインスタントフイルムユニットを機器外
に排出し、その途中で現像液ポッド内の現像液を感光層
上に展延して現像を行う現像液展開装置が組み込まれて
いる。
【0004】また、インスタントフイルムユニットに
は、現像時に現像液がカバーシートとベースシートとの
間から外部に漏れ出るのを防止するために、カバーシー
トとベースシートとの間の両側辺にスペーサーを挟み込
んでいるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記スペーサー内蔵タ
イプのインスタントフイルムユニットは、微小な気泡の
残存やその他の原因で、感光層上の隅々まで現像液が行
き渡らず、その部分に黒色の点等が発生してプリント画
質を劣化させるという問題があった。この問題を解決す
るために、スペーサーの代わりに、カバーシートとベー
スシートとの外周を覆う外枠シートを用いたインスタン
トフイルムユニットがある。この外枠タイプのインスタ
ントフイルムユニットは、隅々まで現像液を展延するこ
とができ、またローコストに製造することができる。
【0006】しかしながら、本出願人によって商品化さ
れているインスタントフイルムユニットは、スペーサー
内蔵タイプのインスタントフイルムユニットが主流であ
り、現像液展開装置もスペーサー内蔵タイプのインスタ
ントフイルムユニットに適化されているため、外枠シー
トを用いたインスタントフイルムユニット、及び該フイ
ルムユニットに適した現像液展開装置の供給が望まれて
いた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためのもの
で、外枠シートを用いたインスタントフイルムユニット
に適した現像液展開装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のインスタントフイルムユニット用現像液
展開装置は、インスタントフイルムユニットが収納され
た収納ケースのフイルム出口に対面して配置され、フイ
ルム出口から送り出された露光済みのインスタントフイ
ルムユニットを挟み込んで搬送し、現像液が内包された
現像液ポッドを裂開した後に前記感光層の上に現像液を
展開する展開ローラ対と、該フイルム出口と展開ローラ
対との間に配置され、搬送中のインスタントフイルムユ
ニットに摺接して略S字形状に屈曲させ、カバーシート
とベースシートとの間の現像液の分布を制御する展延制
御部材とからなり、前記展開ローラ対のうちの一方の展
開ローラの両端部に直径を細くした細径部を設け、前記
外枠シートに阻害されずに露光面を押圧して現像液を展
延できるようにしたものである。
【0009】また、細径部は、展開ローラの中央寄りに
配置された第1細径部と、この第1細径部の外側に配置
されて第1細径部よりも径が太くされた第2細径部とか
らなる。インスタントイルムユニットは、一方の展開ロ
ーラの中央部分と他方の展開ローラとの間に挟み込まれ
て搬送され、現像液が展開されるが、この際に、一方の
展開ローラに面するインスタントフイルムユニット両側
部の外枠シートのシート厚の影響を受けずに、適切に現
像液が展開される隙間を形成するようにしたものであ
る。
【0010】更に、展延制御部材の幅寸法を外枠シート
に干渉しないようにし、より現像液の展延制御を効果的
に行えるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の現像液展開装置
を用いたインスタントカメラの外観を示す斜視図であ
る。インスタントカメラ2は、正面から見て略矩形形状
とされており、背面側から複数枚のインスタントフイル
ムユニット(以下、フイルムユニットと省略する)が収
納されたフイルムパックが装填される。インスタントカ
メラ2の前面中央部には、撮影レンズ3が組み込まれた
レンズ鏡筒4が設けられている。このレンズ鏡筒4は、
カメラ本体5に対して前面側に突出する位置と、カメラ
本体5内に沈胴する位置との間で移動自在とされてお
り、不使用時のインスタントカメラ2の携帯性が向上さ
れている。また、インスタントカメラ2は、赤外光アク
ティブ方式のオートフォーカス機構を用いており、レン
ズ鏡筒4の前面には撮影レンズ3の他に、測距装置を構
成する投光窓7及び受光窓8と、測光装置を構成する測
光窓9とがそれぞれ設けられている。これらの窓7〜9
の奥には、投光素子,受光素子が組み込まれている。
【0012】インスタントカメラ2の一方の側面にはグ
リップ11が一体に形成されており、このグリップ11
の上部にはシャッタボタン12が設けられている。シャ
ッタボタン12は2段階の深さに押下することができ、
半押し時に測距及び測光が行われ、深く押し込むことに
よりシャッタレリーズが行われる。
【0013】インスタントカメラ2の側面上方に設けら
れたファインダー14で撮影範囲を確認し、シャッタボ
タン12を半押しすると、前述した投光窓7及び受光窓
8、測光窓9を通して測距と測光とが行われる。シャッ
タボタン12を深く押し込むと、測距値,測光値に基づ
いてレンズ鏡筒4内に組み込まれたシャッタ装置がレリ
ーズ動作を行う。また、被写体の輝度が低い場合には、
レンズ鏡筒4の上方に配置されたストロボ発光部15か
ら被写体に向けて自動的にストロボ発光が行われる。撮
影後には、インスタントカメラ2の上面に形成されたス
リット形状のフイルム排出口16から、現像中のフイル
ムユニット17が排出される。
【0014】インスタントカメラ2の要部断面図である
図3に示すように、カメラ本体5は、フイルムパック1
9が装填されるフイルムパック室20が背面側に形成さ
れ、各種撮影機能部品が取り付けられる本体基部21
と、この本体基部21の前面側と背面側とを覆う前カバ
ー22及び後カバー23とから構成されている。後カバ
ー23には、フイルムパック室20を開閉する板形状の
蓋部材24がヒンジ25を介して取り付けられている。
【0015】本体基部21の前面側には、撮影レンズ3
からフイルムパック19までの間の撮影光路を遮光する
暗箱部27が設けられている。この暗箱部27とフイル
ムパック室20との間には、撮影開口28が形成されて
いる。
【0016】図3及び図4に示すように、フイルムパッ
ク4は、箱形状に形成されたプラスチック製のケース3
0と、このケース30の中に複数枚が積層して収納され
るフイルムユニット17とから構成されている。透過式
外枠式のフイルムユニット17の露光面側を表す図5
(A)及び、フイルムユニット17のポジ像形成面側を
表す同図(B)に示すように、フイルムユニット17
は、インスタントカメラ2によって画像が露光される露
光面31と、この露光面31の反対側の面に設けられて
ポジ画像が形成されるポジ像形成面32と、これら露光
面31とポジ像形成面32との上方に配置され、現像液
を封入した現像液ポッド33と、露光面31とポジ像形
成面32との下方に配置され、余った現像液を吸収する
トラップ部34とを備えている。
【0017】フイルムユニット17のA−A断面である
図6に示すように、露光面31側は、透明なプラスチッ
クフイルムで形成された露光側カバーシート36の内面
に感光層37が形成されている。そのため、露光面31
側から露光を行うことによって、露光側カバーシート3
6を介して感光層37に光化学的に潜像が形成される。
また、ポジ像形成面32側の透明なプラスチックフイル
ムで形成されたベースシートである受像側カバーシート
38の内面には、反射層を含む受像層39が形成されて
いる。
【0018】現像液ポッド33は、略袋形状に形成され
たポッドカバー41と、このポッドカバー41内に内包
される現像液42とからなり、ポッドカバー41の露光
側カバーシート36と受像側カバーシート38とに対面
する一辺41aは、軟接着されている。これにより、現
像液ポッド33が押圧されるとポッドカバー41の接着
部分41aが剥がれ、その部分から流出した現像液42
が露光側カバーシート36と受像側カバーシート38と
の間に流れ込み、現像を行う。トラップ部34は、現像
液42を吸収しやすい素材で形成された吸収パッド44
からなる。この吸収パッド44は、露光側カバーシート
36と受像側カバーシート38との一辺に対面する位置
で、現像液ポッド33の反対側に配置される。
【0019】フイルムユニット17は、上記露光側カバ
ーシート36,受像側カバーシート38,ポッドカバー
41,吸収パッド44が遮光性を有する薄肉のプラスチ
ックシートで形成された外枠シート46によって包み込
まれることで形成されている。この外枠シート46は、
各部材を包み込んで保持するとともに、露光面31とポ
ジ像形成面32とを露呈させる開口である露光枠47と
ポジ像形成枠48とを形成する。露光枠47は、露光面
31への露光範囲を規定し、ポジ像形成枠48はポジ像
の観察範囲を規定する。
【0020】従来のフイルムユニットでは、フイルムユ
ニットの幅方向から現像液が流出しないようにするため
に、露光面の幅方向と上下方向の側方にスペーサを内蔵
させていた。しかしながら、外枠シート46を用いたフ
イルムユニット17では、図5(A)のB−B断面であ
る図7に示すように、フイルムユニット17の幅方向の
端縁を外側から包み込むようにして現像液42がフイル
ムユニット17外に流れ出るのを阻止しているため、ス
ペーサーを組み込む必要がなく、フイルムユニット17
をローコストに製造することができる。
【0021】ケース30の前面には、収納したフイルム
ユニット17の露光面31を露呈させる開口30aが形
成されている。また、ケース30の上面には、撮影済み
のフイルムユニット17をケース30外に排出するスリ
ット形状のフイルム出口50が設けられている。このフ
イルム出口50は、フイルムパック19が未使用の際に
は、柔軟性のある遮光シール51(図1参照)によって
塞がれている。
【0022】未使用時のフイルムパック19の開口30
aは、複数枚のフイルムユニット17とともにケース3
0内に納められる板状の遮光カバー53によってケース
30の内側から遮光される。遮光カバー53は、フイル
ムパック19がインスタントカメラ2のフイルムパック
室20に装填され、最初にシャッタレリーズが行われた
際に、インスタントカメラ2の上面のフイルム排出口1
6から排出される。その際に、フイルム出口50を塞ぐ
遮光シール51の貼着力の弱い部分を剥がして、フイル
ム出口50を開放する。
【0023】ケース30の開口30aの下部には、詳し
くは図示しないが、周知のクロー部材55が入り込む切
欠56が設けられている。クロー部材55は、クロー機
構57によって駆動され、切欠56内に入り込んだ状態
で下方から上方に向けて移動し、ケース30内の最前列
にあるフイルムユニット17の下端に当接する。そし
て、そのまま上方に移動することにより、フイルムユニ
ット17をケース30内において上方に押し上げ、ケー
ス30のフイルム出口50からフイルムユニット17の
先端を送り出す。クロー機構57は、モータ58に連結
された減速ギヤ59の回転運動を上下方向のスライド運
動に変換して、クロー部材55を上下方向でスライド移
動させる。モータ58は、クロー機構57の駆動ととも
に、後述する展開ローラ対61の駆動にも利用されてい
る。
【0024】ケース30の背面内壁には、中央部分に突
条形状の押し上げ突起63が形成されている。この押し
上げ突起63は、フイルムユニット17の背後に配置さ
れた遮光シート64,65を介してフイルムユニット1
7を前方に押圧し、最前列のフイルムユニット17に平
面性を与える。また、ケース30の背面には、押し上げ
突起63を挟むようにして2個の穴66,67が形成さ
れている。これらの穴66,67は、フイルムパック1
9がインスタントカメラ2のフイルムパック室20に装
填されて蓋部材24が閉じられた際に、蓋部材24の内
壁面に設けられた押し上げ部材68,69が入り込むた
めのものである
【0025】押し上げ部材68,69は、特開平7−2
44336号に記載されているように、フイルムユニッ
ト17の厚み方向で移動自在とされた押圧部68a,6
9a,をバネの付勢力によってフイルムユニット17に
押し付け、ケース30内の最前列のフイルムユニット1
7に平面性を付与する。なお、押し上げ部材68,69
が入り込む穴66,67は、フイルムパック19が未使
用時の際には、遮光シート64,65によって光密に塞
がれている。
【0026】図1及び図8に示すように、フイルムパッ
ク室20の上面には、フイルムパック室20から撮影済
みのフイルムユニット17を送り出すスリット形状のフ
イルム送出口71が形成されている。このフイルム送出
口71は、フイルムパック17のフイルム出口50より
もインスタントカメラ2の前面側にずれた位置に配置さ
れている。フイルム送出口71を構成する一片は、フイ
ルムユニット17のポジ像形成面32に摺接して、現像
液ポッド33から露光側カバーシート36と受像側カバ
ーシート38との間に流し込まれた現像液42の展延を
制御する展延制御部材72となっている。
【0027】展延制御部材72の先端部は、フイルムユ
ニット17のポジ像形成面32に傷を付けないような滑
らかな円弧形状とされている。また、ケース30のフイ
ルム出口50よりも、インスタントカメラ2の前面側に
ずれて配置されたフイルム送出口71にフイルムユニッ
ト17を送り込むために、展延制御部材72の先端部に
は、フイルムユニット17をフイルム送出口71に向け
てガイドする斜面が形成されている。
【0028】展延制御部材72の幅Eは、フイルムユニ
ット17のポジ像形成面32の幅Fよりも小さく設定さ
れており、フイルムユニット17の外枠シート46に接
触せずに、感光層37に現像液42を展延できるように
なっている。
【0029】フイルム送出口71の上部には、展開ロー
ラ対61が配置されている。この展開ローラ対61は、
互いに反対方向に回転してフイルムパック室20から送
り出されたフイルムユニット17をニップし、上方のフ
イルム排出口16に向けて搬送する。その際に、フイル
ムユニット17の現像液ポッド33を裂開して現像液4
2を露光側カバーシート36と受像側カバーシート38
との間に流し込むとともに、全域に行き渡るように展延
する。
【0030】展開ローラ対61は、フイルムユニット1
7のポジ像形成面32に対面する第1展開ローラ74
と、露光面31に対面する第2展開ローラ75とからな
る。第2展開ローラ75の一端には駆動ギヤ76が設け
られており、この駆動ギヤ76に噛合された減速ギヤト
レイン59を介して、第2展開ローラ75はモータ58
により図中時計方向に回転される。また、第2展開ロー
ラ75の駆動ギヤ76の近傍には伝達ギヤ77が設けら
れており、この伝達ギヤ77は第1展開ローラ74の一
端に設けられた従動ギヤ78に噛合する。これにより、
第1展開ローラ74は、第2展開ローラ75と反対の反
時計方向に従動回転する。
【0031】また、第1展開ローラ74は、フイルムユ
ニット17の厚み方向において移動自在とされており、
バネ80の付勢によって第2展開ローラ75に押し付け
られている。これにより、展開ローラ対61はフイルム
ユニット17を適正に押圧することができ、現像液42
を均一に展延することができる。
【0032】なお、本実施形態において第2展開ローラ
75移動されないようにしているのは、展延制御部材7
2がフイルムユニット17を第2展開ローラ75側に押
し付けた状態で、フイルムユニット17と展延制御部材
72との摺接状態(摺接位置,圧力等)及び、フイルム
ユニット17がフイルム出口50と展開ローラ対61と
の間で形成される屈曲形状を一定に維持するためであ
り、展延制御部材72の効果を安定して得ることができ
る。
【0033】また、第1展開ローラ74は、中央部に形
成されてフイルムユニット17のポジ像形成面32を押
圧する展延部82と、この展延部82の両端に形成され
た細径部83とからなる。細径部83は、展延部82よ
りも直径が細くされており、図9に示すように、12展
開ローラ74の中央寄りに配置された第1細径部83a
と、この第1細径部83aの外側に配置された第2細径
部83bとからなる。展延部82の直径Dと、第1細径
部83aの直径D1と、第2細径部83bの直径D2と
の関係は、D>D2>D1となっており、DとD1との
半径分の差G1は、フイルムユニット17の外枠シート
46の厚みtと等しく、D2とD1との差G2は、現像
液42の適正な展延厚さと同じとされている。
【0034】さらに、第1展開ローラ74及び第2展開
ローラ75の長さHは、フイルムユニット17の幅Jと
ほぼ等しくされており、第1展開ローラ75の展延部8
2の幅Kは、フイルムユニット17のポジ像形成面32
の幅Fよりも若干小さくされている。また、第1細径部
83aの長さL1と第2細径部53bの長さL2とを合
わせた長さLは、外枠シート46の幅Mと等しくされて
いる。展延部82と第1細径部83aとが連なる部分に
は、テーパー部84が形成されている。
【0035】上述したように第1展開ローラ74に細径
部83を設けることによって、図10に示すように、外
枠シート46に覆われたフイルムユニット17の幅方向
の端縁が、第2細径部83bと第2展開ローラ対75と
に挟み込まれる。これにより、第1展開ローラ74の展
延部82と第2展開ローラ75との間には、フイルム1
7を挟み込んだ状態で現像液42の展延に適した隙間が
形成される。また、展延部82は、外枠シート46に阻
害されずにポジ像形成面32に接触するため、現像液4
2の展延効果を向上させることができる。
【0036】更に、第1細径部83aを第2細径部83
bよりも細くしたことから、第1細径部83aと第2展
開ローラ75との間には、フイルムユニット17を挟み
込んだ状態で外枠シート46の厚み分の隙間が形成され
ることになる。これにより、この隙間に現像液42が流
れ込むことができるようになるため、現像液42をポジ
像形成枠の端部まで確実に流し込むことができ、端部ま
でプリント画質を適正に維持することができる。
【0037】また、展延部82と第1細径部83aとが
連なる部分には、テーパー部84を形成したので、フイ
ルムユニット17の受像側カバーシート38と受像層3
9とが滑らかに湾曲され、応力集中によって受像側カバ
ーシート38に亀裂等を生じさせない作用、及び現像液
を露光枠47とポジ像形成枠48との周縁部外側深くま
でゆきわたらせる作用をなす。
【0038】また、展延制御部材72の先端部は、展開
ローラ対61の第1展開ローラ74と第2展開ローラ7
5との接触位置のほぼ真下になる位置に配置されてい
る。これにより、展開ローラ対61と、展延制御部材7
2と、ケース30のフイルム出口50の端縁とにフイル
ムユニット17が接触するため、フイルムユニット17
は緩やかなS字形状に屈曲されることになる。そして、
フイルムユニット17と展延制御部材72との摺接力の
安定化とあいまって、現像液42の展延厚さを一層鈞一
とし、かつ維持する効果を得ることができる。
【0039】また、展開ローラ対61を通過したフイル
ムユニット17をフイルム排出口16まで導くフイルム
通路85は、インスタントカメラ2の前面側に向けて傾
斜されている。これにより、フイルムユニット17の現
像処理液ポッド33と第2展開ローラ75との接触面積
が増加するため、第2展開ローラ75による現像液42
の展延効果が向上する。
【0040】なお、展開ローラ対61は、寸法誤差を少
なくするために硬質の鉄鋼材を用いて形成されている。
また、第1展開ローラ74の展延部82の長さKや、展
延制御部材72の幅E,第1展開ローラ74の中心から
展延制御部材72の先端までの長さN等は、フイルムユ
ニット17のサイズや性質等に合わせて、任意に設定す
ることができる。
【0041】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。図2で示すインスタントカメラ2で撮影を行う際に
は、まず電源スイッチを操作してインスタントカメラ2
の電源をオンする。その後、ファインダ14で撮影範囲
を確認し、シャッタボタン12を半押しすると、レンズ
鏡筒4の前面に設けられた投光窓7及び受光窓8、測光
窓9を通して測距と測光とが行われる。シャッタボタン
12を深く押し込むと、測距値,測光値に基づいてレン
ズ鏡筒4内に組み込まれたシャッタ装置がレリーズ動作
を行う。また、被写体の輝度が低い場合には、レンズ鏡
筒4の上方に配置されたストロボ発光部15から被写体
に向けて自動的にストロボ発光が行われる。
【0042】撮影レンズ3を透過した被写体光は、図3
に示す暗箱部27,撮影開口28,開口30a,露光枠
47を通過してフイルムユニット17の露光面31に露
光される。露光面31に露光された被写体光は、図6及
び図7に示すように、露光側カバーシート36の内面に
形成された感光層37に光化学的に潜像を形成する。
【0043】シャッタ装置のレリーズ動作が終了する
と、図4に示すクロー部材56が、モータ58の回転に
よって駆動されるクロー機構57によって下方から上方
に向けて移動し、ケース30の前面に形成された切欠5
6内に入り込む。その際に、最前列にあるフイルムユニ
ット17の下端に当接し、そのまま上方に移動すること
によりフイルムユニット17をケース30内において上
方に押し上げる。
【0044】ケース30内でフイルム出口50から送り
出されたフイルムユニット17は、遮光シール51を剥
がしてケース30から排出され、展延制御部材72の先
端下面に形成された斜面にガイドされてフイルムパック
室20のフイルム送出口71に向かう。フイルム送出口
71から送り出されたフイルムユニット17は、モータ
58によって回転される展開ローラ対61に挟み込ま
れ、上方のフイルム排出口16に向けて搬送される。
【0045】この搬送中に、図8に示すように、フイル
ムユニット17の現像液ポッド33が展開ローラ対61
によって押圧され、現像液ポッド33を構成するポッド
カバー41の接着部分41aが剥がれる。これにより、
現像液42がポッドカバー41から流れだす。
【0046】現像液ポッド33から流れ出た現像液42
は、展開ローラ対61の押圧によって、露光側カバーシ
ート36と受像側カバーシート38との間に流し込まれ
る。また、展開ローラ対61を通過したフイルムユニッ
ト17は、インスタントカメラ2の前面に向けて傾斜さ
れたフイルム通路85に送り込まれる。これにより、フ
イルムユニット17の現像液ポッド17と第2展開ロー
ラ75との接触面積が広くなるため、展開ローラ対61
による現像液の展延効果が向上する。
【0047】露光側カバーシート36と受像側カバーシ
ート38との間に流し込まれた現像液42は、展開ロー
ラ対61によって展延される前に、フイルムユニット1
7のポジ像形成面32に摺接する展延制御部材72によ
って均一に感光層37に展延される。展延制御部材72
は、インスタントカメラ2を構成する本体基部21に一
体に形成されており、フイルムユニット17を展延制御
部材72に押し付ける第2展開ローラ75は本体基部2
1に固定されているため、フイルムユニット17と展延
制御部材72との摺接状態は常に一定となり、安定した
現像液42の展延効果を得ることができる。また、展延
制御部材72は、フイルムパック室20と一体に設けら
れており、しかもフイルム送出口71を構成するように
したので、インスタントカメラ2を大型化させたり、コ
ストアップすることなく採用することができる。
【0048】フイルムユニット17の露光面31及びポ
ジ像形成面32が展開ローラ対61に達すると、図1及
び図10に示すように、第1展開ローラ74の展延部8
2が外枠シート46のポジ像形成枠48内に入り込み、
ポジ像形成面32を直接に押圧する。また、第1展開ロ
ーラ74の第2細径部83bと第2展開ローラ75と
が、フイルムユニット17の外枠シート46に覆われた
端部を挟み込んで搬送する。これにより、展延部82と
第2展開ローラ75との間に、フイルムユニット17を
挟み込んだ状態で現像液42の展開に必要な隙間が形成
される。また、第1細径部83aと第2展開ローラ75
との間には、現像液42が流れ込むだけの隙間が形成さ
れるため、感光層37には現像液42が均一に展開され
る。
【0049】感光層37に現像液42が展延されると、
感光層37に形成された潜像が反射層を介して受像層3
9に転写され、受像層39が現像,定着される。フイル
ム通路85を通過したフイルムユニット17は、フイル
ム排出口16を介してインスタントカメラ2の外に排出
される。フイルムユニット17のポジ像形成面32に
は、一定時間後画像が表れる。フイルムユニット17の
現像液ポッド33に内包された現像液42は、展延制御
部材72と展開ローラ対61とによって均一に感光層3
7に展延されるため、プリント画質が向上する。
【0050】なお、上記実施形態では、フイルムパック
室のフイルム送出口を構成する一片に展延制御部材を形
成したが、フイルムパック室内、あるいはフイルムパッ
ク室外等、展開ローラ対が取り付けられる部品に別に設
けてもよい。
【0051】また、透過型のインスタントフイルムユニ
ットを例に説明したが、外枠シートを用いた反射型イン
スタントフイルムユニットにも本発明の現像液展開装置
を用いることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインスタ
ントフイルムユニット用現像液展開装置によれば、フイ
ルム出口と展開ローラ対との間に、搬送されるインスタ
ントフイルムユニットに摺接して略S字形状に屈曲さ
せ、感光層での現像液の分布を制御する展延制御部材を
設け、展開ローラ対のうち一方の展開ローラの両端に直
径を細くした細径部を設け、外枠シートに阻害されずに
現像液を展延できるようにしたので、感光層に現像液を
均一に展延してプリント画質を向上させることができ
る。
【0053】また、細径部を更に2段階の太さに分け、
それぞれの直径を利用してフイルムユニットを搬送する
とともに、現像液の展開に必要な隙間を形成するように
したので、複雑な機構やコストアップをせずに、より現
像液の展開性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像液展開装置の現像液展開時の状態
を示す要部断面図である。
【図2】本発明の現像液展開装置を用いたインスタント
カメラの外観を示す斜視図である。
【図3】インスタントカメラの構成を示す要部断面図で
ある。
【図4】現像液展開装置の構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図5】フイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図6】図5(A)のA−A断面図である。
【図7】図5(A)のB−B断面図である。
【図8】現像液展開装置の現像液ポッド裂開時の状態を
示す要部断面図である。
【図9】展開ローラ対の形状を示す平面図である。
【図10】現像液展開時のフイルムユニットの状態を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
2 インスタントカメラ 17 インスタントフイルムユニット 19 フイルムパック 31 露光面 32 ポジ像形成面 33 現像液ポッド 34 トラップ部 46 外枠シート 50 フイルム出口 61 展開ローラ対 71 フイルム送出口 72 展延制御部材 74 第1展開ローラ 75 第2展開ローラ 83 細径部
フロントページの続き (72)発明者 北河 喜一郎 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H112 AA07 DA29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側が露光面となるカバーシートと、
    このカバーシートの裏面側に対面して配置されたベース
    シートと、カバーシートとベースシートとの間に設けら
    れた感光層と、該カバーシートの少なくとも前面に露光
    面の外周縁を取り囲むように貼付され、露光範囲を規定
    する外枠シートとを備えたモノシートタイプのインスタ
    ントフイルムユニットに対応するインスタントフイルム
    ユニット用現像液展開装置において、 前記インスタントフイルムユニットが収納された収納ケ
    ースのフイルム出口に対面して配置され、フイルム出口
    から送り出された露光済みのインスタントフイルムユニ
    ットを挟み込んで搬送し、現像液が内包された現像液ポ
    ッドを裂開した後に前記感光層の上に現像液を展開する
    展開ローラ対と、該フイルム出口と展開ローラ対との間
    に配置され、搬送中のインスタントフイルムユニットに
    摺接して略S字形状に屈曲させ、カバーシートとベース
    シートとの間の現像液の分布を制御する展延制御部材と
    からなり、前記展開ローラ対のうちの一方の展開ローラ
    の両端部に直径を細くした細径部を設け、前記外枠シー
    トに阻害されずに露光面を押圧して現像液を展延できる
    ようにしたことを特徴とするインスタントフイルムユニ
    ット用現像液展開装置。
  2. 【請求項2】 前記細径部は、展開ローラの中央寄りに
    配置された第1細径部と、この第1細径部の外側に配置
    されて第1細径部よりも径が太くされた第2細径部とか
    らなり、第2細径部と他方の展開ローラとでインスタン
    トフイルムユニットの外枠シートの部分を挟み込んで搬
    送し、一方の展開ローラの中央部分と他方の展開ローラ
    とで現像液を展開し、第1細径部と他方の展開ローラと
    の間に、展開ローラ対の中央部で展開された現像液が流
    れ込む隙間を形成することを特徴とする請求項1記載の
    インスタントフイルムユニット用現像液展開装置。
  3. 【請求項3】 前記展延制御部材は、外枠シートに干渉
    しない幅寸法であることを特徴とする請求項1または2
    記載のインスタントフイルムユニット用現像液展開装
    置。
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