JP2000083173A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JP2000083173A
JP2000083173A JP25065798A JP25065798A JP2000083173A JP 2000083173 A JP2000083173 A JP 2000083173A JP 25065798 A JP25065798 A JP 25065798A JP 25065798 A JP25065798 A JP 25065798A JP 2000083173 A JP2000083173 A JP 2000083173A
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Hirotetsu Ko
博哲 洪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮後に復元された画像を再圧縮する際にも劣
化を生じることのない画像処理方法および画像処理装置
を実現する。 【解決手段】 ディジタル画像データを複数のブロック
に分割するブロック分割手段12と、ブロック毎のディ
ジタル画像データに周波数変換して周波数画像データを
生成する周波数変換手段13と、量子化係数に基づいて
周波数画像データを量子化して量子化データを生成する
量子化手段15と、量子化データを符号化して圧縮デー
タを生成する符号化手段16と、所定の量子化係数に基
づいてなされた圧縮が復元されたディジタル画像データ
を再び圧縮をする際に、前記復元前の圧縮時の量子化係
数を推定し、該量子化係数を前記量子化手段に供給する
量子化係数生成手段14と、を備えたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法および
画像処理装置に関し、特に、圧縮後に復元された画像を
再圧縮する際に劣化を生じることのない画像処理方法お
よび画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(1)ディジタル画像データを圧縮する
技術として、JPEG(Joint Photographic Experts G
roup)などが知られている。
【0003】このようなディジタル画像データの圧縮処
理を実行するには、 ・ディジタル画像データを複数のブロックに分割し、 ・そのブロックをDCT(Descrete Cosine Transfor
m)などにより周波数領域の周波数画像データに変換
し、 ・量子化テーブルを参照することにより周波数画像デー
タを量子化周波数画像データに変換し、 ・量子化周波数画像データを符号化することにより圧縮
画像データを生成、のように行っていた。
【0004】また、圧縮画像データを復元するには、上
記と逆の手順を経ることにより、元の画像データを取り
出せる。 (2)なお、上述したJPEG圧縮を用いる画像フォー
マットとしては、JPEG(JFIF)、EXIF、C
IFF、FlashPixなどがあり、自然画像の圧縮
手法として広く使用されている。
【0005】(3)また、ディジタル画像データの不正
複製防止に関連し、「ディジタル画像の著作権保護のた
めの周波数領域における電子透かし方式」(The 1997 S
ymposium on Criyptography and Information Securit
y, CSIS'97-26A(1997),中村・小川・高嶋)において、
ディジタル画像データの周波数領域に著作権情報や利用
条件などを副情報としてコンテンツ内に埋め込み、著作
者の氏名表示や購入者の情報付加などにより不正複製を
防止することが提案されている。
【0006】この処理を実行するには、 ・ディジタル画像データを複数のブロックに分割し、 ・そのブロックをDCTなどにより周波数変換し、 ・透かし読み出しキーを初期値とした乱数により決定し
た周波数領域の値を、別の透かし読み出しキーから決定
される値に変更し、 ・空間領域にIDCT(Inverse Descrete Cosine Tran
sform)などで逆周波数変換する、 という手順により、透かしの埋め込みを完了するという
ものである。
【0007】また、これらからの透かしの読み取りにつ
いては、上記と同様に(a)と(b)とを行い、同じ透
かし読みだしキーを用いて周波数領域、値の判定のため
のしきい値を決定し、透かしを読み出すようにする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(1)JPEG圧縮さ
れた画像が、一旦別のフォーマット(たとえば、PIC
T,TIFFなど)に変換されると、JPEG圧縮時の
情報が失われることになる。このため、復元した後に再
圧縮する際の圧縮方法に依存して、元の圧縮時とは異な
る量子化テーブルが用いられることが多かった。このよ
うな異なる量子化テーブルに基づく再量子化により、画
像に含まれる情報が二重に失われることになり、画質を
損ないやすい問題があった。
【0009】また、フォトレタッチソフトなどの画像処
理ソフトウェアでは、画像ファイルを開いた後は、画像
ファイルに含まれるヘッダやタグとして付加されていた
各種情報を読み出すことはできなかった。すなわち、元
の画像データに付随する量子化テーブルなどの情報を画
像そのものと同時に扱うことができないため、量子化テ
ーブルの情報が失われ、上述した場合と同様な問題を引
き起こす可能性が高かった。
【0010】(2)自然画像は圧縮した状態で保存され
ることが多く、ユーザは使用時に復元する。そして、再
び保存する際に圧縮を行う。このため、異なる量子化テ
ーブルに基づく再圧縮により、画質が劣化する原因とな
ることがある。
【0011】(3)透かしデータを埋め込んだ画像デー
タがJPEGに基づいて量子化されるため、透かしデー
タの情報が失われやすい問題があった。すなわち、画像
圧縮時の量子化などは透かしデータのことを配慮してい
ないので、透かしデータが劣化してしまい、透かしデー
タが読み出しにくい状態になる問題がある。また、後に
透かしデータを挿入し、その値を偶数・奇数で判断する
場合、量子化テーブルの量子化係数がわからないと判定
できないという問題もあった。
【0012】従って、本発明の目的は、圧縮後に復元さ
れた画像を再圧縮する際にも劣化を生じることのない画
像処理方法および画像処理装置を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する本願発明は以下に述べるようなものである。 (1)第1の発明は、量子化テーブルに基づいて圧縮さ
れ、この圧縮が復元された画像について、圧縮時のパラ
メータを推定する、ことを特徴とする画像処理方法であ
る。
【0014】この発明では、圧縮が復元された画像につ
いて圧縮時のパラメータを推定しているので、再圧縮す
る場合にも元の圧縮時と同じパラメータを使用すること
が可能になる。
【0015】このため、同一パラメータによる圧縮にな
り、圧縮後に復元された画像を再圧縮する際にも劣化を
生じることがない。 (2)第2の発明は、量子化テーブルに基づいて圧縮さ
れ、この圧縮が復元された画像について、再び圧縮をす
る際に、前記量子化テーブルのパラメータを推定し、推
定されたパラメータに従って圧縮を行う、ことを特徴と
する画像処理方法である。
【0016】この発明では、圧縮が復元された画像につ
いて圧縮時のパラメータを推定し、この推定されたパラ
メータで再圧縮するので、再圧縮する場合にも元の圧縮
時と同じパラメータを使用することが可能になる。
【0017】このため、同一パラメータによる圧縮にな
り、圧縮後に復元された画像を再圧縮する際にも劣化を
生じることがない。なお、推定する圧縮時のパラメータ
は量子化係数であることが望ましい。また、圧縮時のパ
ラメータの推定において、圧縮に用いられた周波数変換
を用いることが望ましい。また、圧縮時のパラメータの
推定において、周波数変換として離散コサイン変換また
はウェーブレット変換のいずれかを用いることが望まし
い。また、正確な推定を行うために、無彩色付近の画像
データの重みを大きくすることが望ましい。さらに、前
記量子化テーブルの推定により、画像データ以外の埋め
込まれたデータを抽出することが可能である。
【0018】(3)第3の発明は、ディジタル画像デー
タを複数のブロックに分割するブロック分割手段と、ブ
ロック毎のディジタル画像データに周波数変換して周波
数画像データを生成する周波数変換手段と、量子化係数
に基づいて周波数画像データを量子化して量子化データ
を生成する量子化手段と、量子化データを符号化して圧
縮データを生成する符号化手段と、所定の量子化係数に
基づいてなされた圧縮が復元されたディジタル画像デー
タを再び圧縮をする際に、前記復元前の圧縮時の量子化
係数を推定し、該量子化係数を前記量子化手段に供給す
る量子化係数生成手段と、を備えたことを特徴とする画
像処理装置である。
【0019】この発明では、圧縮が復元された画像につ
いて圧縮時の量子化係数を推定し、この推定された量子
化係数で再圧縮するので、再圧縮する場合にも元の圧縮
時と同じパラメータを使用することが可能になる。
【0020】このため、同一パラメータによる圧縮にな
り、圧縮後に復元された画像を再圧縮する際にも劣化を
生じることがない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
詳細に説明する。 <画像処理装置の構成>まず、図1を参照して本実施の
形態例で使用する画像処理装置10の全体構成について
説明する。なお、この図1は本発明の実施の形態の画像
処理装置10の全体の電気的な概略構成を示す機能ブロ
ック図である。
【0022】この図1において、11は装置全体を制御
する制御部、12は外部からの画像データを所定の大き
さのブロック毎に分割するブロック分割部、13はDC
Tなどにより周波数変換を行う周波数変換部、14は周
波数変換された画像データ(周波数画像データ)から量
子化係数を抽出する量子化係数生成部、15は抽出され
た量子化係数を用いて量子化を行って量子化周波数画像
データを生成する量子化部、16は符号化を行って圧縮
画像データ(JPEG画像データ)を生成する符号化部
である。
【0023】ここで、図2のフローチャートを参照し
て、本発明の実施の形態例の動作説明を行う。なお、こ
こでは、量子化テーブルの係数を推定するだけでなく、
推定した量子化テーブルを用いて画像データを再圧縮す
る場合について説明する。
【0024】まず、外部から与えられる(図2S1)画
像データをブロック分割部12により所定画素数(例え
ば、8×8画素)のブロックに分割する(図2S2)。
この状態のデータをブロック分割画像データと呼ぶこと
にする。この場合、図3(a)の画像データを図3
(b)のような8×8画素のブロックに分割する。そし
て、図3(a)のブロック1,ブロック2,〜,ブロッ
クnというような順番でブロック画像データとして出力
する。
【0025】たとえば、画像データが1152×872
画素であれば、144×109のブロックに分割でき
る。なお、画像データがブロック画素数(ここでは8)
の倍数でない場合には端部に不確定なダミーデータが付
加されるため、この端部のブロックについて量子化テー
ブルの推定に用いないようにすることが望ましい。
【0026】そして、周波数変換部13において離散コ
サイン変換などにより周波数変換し(図1S3)、周波
数画像データを生成する。なお、離散コサイン変換の定
義式は以下のとおりである。
【0027】
【数1】
【0028】なお、JPEGでは各ブロックに異なる量
子化テーブルを与えることはできない。このため、画像
データがJPEG圧縮・復元を行ったものであれば、こ
の計算を行った後の係数は、異なる他のブロックでも、
ある特定の周波数成分Suvでは、ある特定の値が発生す
ることになる。
【0029】たとえば、図4に示すように、各ブロック
の同じ位置の係数について注目する。ここでは、S76に
注目した場合を示しており、各ブロックのS76では、
…,−100,−50,0,50,100,…のいずれ
かの値が現れたとする。この場合の量子化テーブルの係
数は、最小間隔を見つけることにより判断される。この
例では、50と判断することができる。
【0030】同様に、たとえば、S13付近で、…,−7
5,−60,−45,−30,−15,0,15,3
0,45,60,75,…のいずれかの値が現れたとす
る。この場合の量子化テーブルの係数は、最小間隔を見
つけることにより、15と判断することができる。
【0031】なお、この係数の推定には、検出された計
数値の列についてヒストグラムを取り、計数値と頻度と
の関係を離散フーリエ変換などの周波数変換により、そ
のピークを求めることもできる。
【0032】このような演算をSuvの8×8画素全てに
ついておこなえば、JPEG圧縮で必要な64個の量子
化テーブルの係数を求めることができる。なお、実際に
は、計算の丸め誤差のために、多少ずれることがある。
これは、主にカラー画像においてRGBからYCCに変
換するマトリクスの計算の部分で発生することが多い。
このために、画像中の無彩色付近のブロックでのデータ
について重み係数を大きくしてもよい。
【0033】なお、圧縮・復元された画像に対して画像
加工を行って、別の画像をはめ込むなどの処理を行った
場合であっても、ヒストグラムを評価することにより、
ある程度の誤差は発生するものの量子化テーブルの係数
を算出することができる。
【0034】そして、以上の演算により得た量子化テー
ブルを用いて、上述した周波数画像データを量子化して
量子化周波数画像データを得る(図2S5)。さらに、
この量子化周波数画像データを符号化してJPEGによ
る圧縮画像データを得る(図2S6)。
【0035】この実施の形態例の量子化では、前回の圧
縮時の量子化と同じ量子化テーブルによることになるの
で、量子化によって失われる情報はほとんどなく、画像
の劣化が最小限になる。また、最終的に得られる画像デ
ータのサイズも最小にすることができる。
【0036】また、ファイルサイズや圧縮率の変更が必
要な場合には、求めた量子化テーブルの整数倍や整数分
の一の値にするなど、単純な分数倍で計算される係数を
用いることが、量子化の際の劣化を少なくする上で望ま
しい。すなわち、本実施の形態例により推定した量子化
テーブルをQijとし、再圧縮に用いる量子化テーブルを
Q′ijとすると、 Q′ij=Qij×(M/N) で示されるものにする。ここで、MとNとは整数であ
る。
【0037】このような前回の圧縮時の量子化テーブル
の整数倍または整数分の一の量子化係数を用いること
で、異なるファイルサイズや異なる圧縮率の画像データ
を生成する場合にも、画質の劣化が最小限に抑えられる
ようになる。
【0038】図5は本発明の他の実施の形態例の構成を
示すブロック図である。なお、ここでは、量子化テーブ
ルの係数を推定するだけでなく、推定した量子化テーブ
ルを用いて、画像データに埋め込まれた透かし情報を読
み出す場合について説明する。
【0039】この図5において、22は外部からの画像
データを所定の大きさのブロック毎に分割するブロック
分割部、23はDCTなどにより周波数変換を行う周波
数変換部、24は周波数変換された画像データ(周波数
画像データ)から量子化係数を抽出する量子化係数生成
部、25は抽出された量子化係数を用いて透かし情報の
読み出しを行う透かし情報読み出し部である。
【0040】まず、外部から与えられる画像データをブ
ロック分割部22により所定画素数(例えば、8×8画
素)のブロックに分割する。この状態のデータをブロッ
ク分割画像データと呼ぶことにする。
【0041】そして、周波数変換部13において離散コ
サイン変換などにより周波数変換し、周波数画像データ
を生成する。なお、離散コサイン変換の定義式は上述し
た実施の形態例の説明と同じである。さらに、この各ブ
ロックの同じ位置の係数について注目することにより、
上述した手順に従って量子化テーブル生成部24が量子
化テーブルの係数を求める。
【0042】なお、電子透かしの一つの手法として、D
CT変換後の係数値を予め決められた値(以後、これを
透かし分母と呼ぶ)で割り算し、その割り算結果を四捨
五入した結果が偶数または奇数になるように係数値に操
作を加えることで、画像に特定の情報(透かし情報)を
加えるといったことが可能である。
【0043】たとえば、透かし分母を10とし、ある特
定の周波数の値を87とする。この周波数の係数にデー
タを埋め込むとき、割り算後に偶数を0,奇数を1と決
めておく。
【0044】この場合、87/10=8.7であり、四
捨五入により9を得る。この値は奇数である。この部分
に、0を埋め込むときには、87を84に変換すること
で、上述の四捨五入で偶数にする。また、1を埋め込む
のであれば、そのままにしておく。このようにして、デ
ータの埋め込みを行う。
【0045】なお、JPEG圧縮では量子化係数を上述
した透かし分母にすることができるが、JPEG解凍時
には量子化テーブルが存在するものの一般的なフォトレ
タッチソフトで読み込まれた後には量子化テーブルが存
在しなくなり、また、一旦他の画像フォーマットに変換
されてしまうと量子化テーブルが存在しなくなり、透か
し分母が不明になってしまう。このため、埋め込んだデ
ータを読み出すことが出来なくなってしまう。
【0046】そこで、以上の説明のように、透かし読み
出し部25において、JPEG圧縮復元後の画像から量
子化係数を求めることにより、量子化テーブルが存在し
なくなった画像についても透かし分母を自動的に算出で
きる。
【0047】また、割り算の分母を量子化テーブルの値
と同じにしない場合であっても、量子化テーブルの情報
があれば読み出し時の参考になり、精度の向上に利用す
ることができる。すなわち、電子透かしで割り算の分母
が量子化テーブルの値と異なる場合、もし、電子透かし
の内容が特定数のブロック間隔で繰り返されることがわ
かっている場合、JPEGの量子化テーブルで元の値が
変更されてしまっていても、多数のブロックが存在すれ
ば統計的に元の埋め込み情報を予測することができる。
【0048】なお、以上の各実施の形態例では、推測し
た量子化テーブルをJPEG圧縮・復元に用いる場合を
示したが、これに限られず、たとえばウェーブレット圧
縮に使用することも可能である。このウェーブレット圧
縮の場合、ブロック毎に分けられていないので、検出さ
れた周波数の係数が最小間隔とは限らない。しかし、隣
接する周波数間隔は大きく違わないことが多いので、検
出された周波数の係数を適当に整数で割り算して周囲の
係数と近い値になるように求めることができる。
【0049】ここで、説明を簡単にするため、1次元の
例を示すと、検出された値がDC成分から高周波成分に
向かうに従って、 20,25,30,40,60,160,100,12
0, であったとする。ここで、6番目の係数に対応する量子
化係数は、隣接する値から判断して、160ではなく8
0だと推定することができる。このようにして、ブロッ
ク分割されていないウェーブレット圧縮においても、量
子化テーブルを推測することが可能になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にでは、圧
縮が復元された画像について圧縮時のパラメータを推定
しているので、再圧縮する場合にも元の圧縮時と同じパ
ラメータを使用することが可能になる。このため、同一
パラメータによる圧縮になり、圧縮後に復元された画像
を再圧縮する際にも劣化を生じることがない。
【0051】また、圧縮時の量子化テーブルを推定して
求めるため、圧縮時の量子化テーブルが存在していなく
ても、電子透かしの読み出しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の実施の形態例における処理状態を示す
説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例における処理状態を示す
説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例の画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 ブロック分割部 13 周波数変換部 14 量子化テーブル生成部 15 量子化部 16 符号化部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 量子化テーブルに基づいて圧縮され、こ
    の圧縮が復元された画像について、圧縮時のパラメータ
    を推定する、ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 量子化テーブルに基づいて圧縮され、こ
    の圧縮が復元された画像について、再び圧縮をする際
    に、 前記量子化テーブルのパラメータを推定し、 推定されたパラメータに従って圧縮を行う、ことを特徴
    とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 推定する圧縮時のパラメータは量子化係
    数である、ことを特徴とする請求項1または請求項2の
    いずれかに記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 圧縮時のパラメータの推定において、圧
    縮に用いられた周波数変換を用いる、ことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】 圧縮時のパラメータの推定において、周
    波数変換として離散コサイン変換またはウェーブレット
    変換のいずれかを用いる、ことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記推定において、無彩色付近の画像デ
    ータの重みを大きくする、ことを特徴とする請求項4ま
    たは請求項5のいずれかに記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記量子化テーブルの推定により、画像
    データ以外の埋め込まれたデータを抽出する、ことを特
    徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像
    処理方法。
  8. 【請求項8】 ディジタル画像データを複数のブロック
    に分割するブロック分割手段と、 ブロック毎のディジタル画像データに周波数変換して周
    波数画像データを生成する周波数変換手段と、 量子化係数に基づいて周波数画像データを量子化して量
    子化データを生成する量子化手段と、 量子化データを符号化して圧縮データを生成する符号化
    手段と、 所定の量子化係数に基づいてなされた圧縮が復元された
    ディジタル画像データを再び圧縮をする際に、前記復元
    前の圧縮時の量子化係数を推定し、該量子化係数を前記
    量子化手段に供給する量子化係数生成手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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