JP2000081698A - 熱的平版印刷版前駆体の作製のための乾式法 - Google Patents

熱的平版印刷版前駆体の作製のための乾式法

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JP2000081698A
JP2000081698A JP19893299A JP19893299A JP2000081698A JP 2000081698 A JP2000081698 A JP 2000081698A JP 19893299 A JP19893299 A JP 19893299A JP 19893299 A JP19893299 A JP 19893299A JP 2000081698 A JP2000081698 A JP 2000081698A
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Luc Leenders
リユク・レーンダース
August Meisters
アウグスト・メイスターズ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンピューターから版への方法、コンピュー
ターから印刷機への方法等により印刷マスターを作製す
るのに適し外部及び内部ドラムイメージ−セッターの両
方で用い得る材料を作製する方法を提供する。 【解決手段】 吸光性化合物を50重量%以上の量で含
む乾燥粉末を陽極酸化されたアルミニウム版などの金属
支持体上に適用することによるネガティブ作用性平版印
刷版前駆体の作製のための方法。吸光性化合物は好まし
くは炭素、すす又は赤外色素である1つの態様の場合、
乾燥粉末を金属支持体の表面上にすり込むことができ、
他の態様の場合、金属支持体の表面を炎と接触させるこ
とによりすすの層を金属支持体上に適用する。さらに別
の態様の場合、支持体及び炭素などの吸光性化合物の乾
燥層から成る転移材料と金属支持体を接触させる。熱又
は光を適用することにより、乾燥粉末は版の印刷領域に
おいて疎水性物質に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、ヒート−モード平版印刷版前
駆体ならびにコンピューターから版へ(compute
r−to−plate)及びコンピューターから印刷機
へ(computer-to-press)の方法において平版印刷マスタ
ーを作製するための方法に関する。
【0002】
【発明の背景】回転印刷機は印刷機の胴上に搭載される
印刷版などのいわゆるマスターを用いる。マスターは印
刷面のインキ受容領域により限定される画像を保有して
おり、該面にインキを適用し、次いでインキをマスター
から典型的に紙基質である基質上に転移させることによ
りプリントが得られる。通常の平版印刷の場合、本明細
書で平版印刷面と呼び、親油性(又は疎水性、すなわち
インキ受容性、水反発性)領域ならびに親水性(又は疎
油性、すなわち水受容性インキ反発性)領域から成るマ
スターの印刷面にインキならびに水性湿し液が供給され
る。
【0003】印刷マスターは一般にいわゆるコンピュー
ターからフィルムへの方法により得られ、その方法では
活字書体選択、走査、色分解、スクリーニング、トラッ
ピング、レイアウト及び組付けなどの種々のプリプレス
段階がデジタル的に行われ、それぞれの色選択(col
our selection)がイメージセッター(i
mage−setter)を用いてグラフィックアート
フィルムに転移される。処理の後、フィルムを版前駆体
と呼ばれる画像形成材料の露出のためのマスクとして用
いることができ、版の処理の後、マスターとして用いる
ことができる印刷版が得られる。
【0004】近年、いわゆるコンピューターから版への
方法が多くの興味を持たれてきた。ディレクト−ツウ−
プレート法(direct−to−plate met
hod)とも呼ばれるこの方法は、デジタル文献をいわ
ゆるプレート−セッター(plate−setter)
を用いて版前駆体に直接転移させるので、フィルムの作
製を飛び越えて行われる。そのようなコンピューターか
ら版への方法の分野では、現在以下の改良が研究されて
いる: (i)オン−プレス画像形成。特殊な型のコンピュータ
ーから版への方法は、印刷機中に組込まれたイメージ−
セッターを用い、版前駆体を印刷機の版胴上に搭載して
いる状態でそれを露出することを含む。この方法は「コ
ンピューターから印刷機へ」と呼ぶことができ、組込ま
れたたイメージ−セッターを有する印刷機はデジタル印
刷機と呼ばれることがある。デジタル印刷機の概覧は、
Proceedings of the Imagin
g Science & Technology’s
1997 International Confer
ence on Digital Printing
Technologies(Non−Impact P
rinting 13)に示されている。コンピュータ
ーから印刷機への方法は、例えば、EP−A 770
495、EP−A 770 496、WO 94001
280、EP−A 580 394及びEP−A 77
4 364に記載されている。最も良く知られた画像形
成法は融触(ablation)に基づいている。融触性版に伴う
問題は破片の発生であり、それは除去が困難で、印刷機
を撹乱し得るか又は組込まれたイメージ−セッターの露
出の光学系を汚染し得る。他の方法はエレクトロニクス
及び印刷機の他の装置に損傷を与え得る化学品を用いる
処理を必要とする。 (ii)オン−プレスコーティング。版前駆体は通常シ
ート−様支持体及び1つ又はそれより多い機能性コーテ
ィングから成るが、画像通りに露出され、場合により処
理されると平版印刷面を形成することができる組成物を
印刷機の版胴の表面上に直接設けるコンピューターから
印刷機への方法が記載されている。EP−A 101
266は、版胴の親水性表面上に疎水性層を直接コーテ
ィングすることを記載している。融触により非−印刷領
域を除去した後、マスターが得られる。しかしながら、
上記で議論した通り、コンピューターから印刷機への方
法では融触は避けるべきである。US−P 5,71
3,287は、テトラヒドロ−ピラニルメチルメタクリ
レートなどのいわゆるスイッチ可能なポリマーを版胴の
表面上に直接適用するコンピューターから印刷機への方
法を記載している。スイッチ可能なポリマーは画像通り
の露出により最初の水−感受性から反対の水−感受性に
転換される。後者の方法は硬化段階(curing s
tep)を必要とし、ポリマーは熱的に不安定で、した
がって合成が困難なために非常に高価である。EP−A
802 457は、印刷機の胴上に搭載された版支持
体上に機能性コーティングを設ける混成法を記載してい
る。この方法も処理を必要とする。既知のオン−プレス
コーティング法に伴う主な問題は、印刷機に組込まねば
ならない湿式コーティング装置を必要とすることであ
る。 (iii)熱的画像形成。上記で言及したコンピュータ
ーから印刷機への方法のほとんどは、いわゆる熱的材
料、すなわち吸収した光を熱に変換する化合物を含む版
前駆体又はオン−プレスコーティング可能な組成物を用
いる。画像通りの露出で発生する熱は(物理−)化学的
プロセス、例えば融触、重合、ポリマーの架橋による不
溶化、分解又は熱可塑性ポリマーラテックスの粒子凝析
を起こさせる。次いでこのヒート−モードプロセスはイ
ンキ受容性及びインキ反発性領域から成る平版印刷面を
生ずる。上記で示した先行技術の材料及び方法のいくつ
かの欠点の他に、既知の非−融触性熱的材料のすべてに
伴う主な問題は限られた保存寿命である。これらの材料
はすべて、1種もしくはそれより多い反応性化合物を含
有しているので、安定性は保存の間の温度及び/又は湿
度条件に非常に依存している。 (iv)化学的処理の排除。処理を必要としないか又は
淡水、インキ又は湿し液で処理することができる機能性
コーティングの開発は、版の作製における別の主な傾向
である。WO 90002044、WO 910081
08及びEP−A580 394は、そのような版を開
示しているが、すべて融触性版である。さらに、これら
の方法は典型的に多層材料を必要とし、それがその方法
をオン−プレスコーティングにあまり適さないものとし
ている。淡水を用いて処理することができる非−融触性
版は、例えば、EP−A 770 497及びEP−A
773 112に記載されている。そのような版は、露
出された版を印刷機上に搭載した状態で水を用いて拭う
ことによりあるいは印刷の仕事の1回目の運転の間に適
用されるインキ又は湿し液により、オン−プレス処理も
可能にする。
【0005】EP−A 786 337は、乾燥粉末、
特定的にはトナーを支持体に適用する方法を記載してい
る。次いで乾燥粉末は画像通りに融解し、非−露出領域
において機械的又は静電的処理装置によって除去され
る。露出は粉末を親水性から親油性状態(又はその逆)
に変換せず、該粉末を融解することにより支持体への粉
末の付着性を変えるのみなので、後者の段階が必要であ
る。そのような処理装置は印刷機内に備えるのが困難で
ある。
【0006】先行技術において開示されているほとんど
の熱的材料に伴う別の問題は、これらの材料が内部ドラ
ムイメージ−セッター(すなわち典型的に高出力短時間
露出)又は外部ドラムイメージ−セッター(すなわち比
較的低出力長時間露出)のいずれかを用いる露出に適し
ていることである。当該技術分野において既知のこれら
の型のレーザー装置の両方において満足な結果を以て露
出することができる普遍的な材料を与えることは、満た
すのが困難な要求である。
【0007】
【発明の概略】本発明の目的は、コンピューターから版
への方法、コンピューターから印刷機への方法又はオン
−プレスコーティング法を用いることにより通常の平版
印刷のための印刷マスターを作製するのに適しており、
処理を必要としないか又は淡水、インキもしくは湿し液
の適用によりオン−プレスで処理することができる材料
の作製のための原価効率の高い方法を提供することであ
る。本発明の特定的な目的は、優れた安定性を特徴と
し、それにより長い保存寿命を保証するヒート−モード
材料の作製法を提供することである。本発明のさらに別
の目的は、内部ならびに外部ドラムイメージ−セッター
を用いて露出することができる普遍的な材料の作製法を
提供することである。上記の目的は、請求項1に規定し
た方法により実現される。本発明の方法の好ましい態様
を本明細書末尾の本発明の主たる特徴及び態様において
規定する。
【0008】本発明のさらなる利点及び態様は以下の記
載から明らかになるであろう。
【0009】
【発明の詳細な記述】吸光性化合物が光から熱への変換
物質として働き、露出すると発生する熱が反応性化合物
に(物理−)化学的反応を開始させるヒート−モード材
料を用いる方法は先行技術に記載されている。反応性化
合物が存在するので、材料の長い保存寿命を保証するた
めに保存条件に関して注意しなければならない。そのよ
うな材料において、吸光性化合物は1〜10重量%とい
う支持体以外の材料中のすべての化合物に対する典型的
な量で存在する。
【0010】本発明に従えば、吸光性化合物以外の他の
反応性化合物の存在が必須ではなく、乾燥粉末に対して
50重量%以上の量で吸光性化合物を含有し、好ましく
は吸光性化合物以外の他の反応性化合物を実質的に含ま
ない乾燥粉末を金属支持体上に適用することにより、平
版印刷マスターの作製に適した画像形成材料が得ること
ができることは驚くべきことである。
【0011】この驚くべき効果に加え、本発明の方法に
より作製される材料は処理を必要としないか又は淡水、
インキ又は湿し液を適用することによって処理すること
ができる。それは乾式コーティング法なので、本発明の
方法はコンピューターから印刷機への用途及びオン−プ
レスコーティング法のために非常に適している。本発明
に従って作製される材料の他の主要な利益は優れた安定
性であり;それを100℃において2分間トーニング
(toning)(非−露出領域におけるインキ受容)
なしで保存することができ、上記の条件に暴露すると有
意なトーニングを示す通常の熱的平版印刷版前駆体と対
照的である。本発明に従って作製されるいくつかの材
料、特に吸光性化合物として炭素を含む材料は150℃
において2分間、顕著なトーニングなしで保存すること
さえできる。
【0012】本発明に従って作製される材料の画像形成
機構は未知であるが、吸光性化合物と金属支持体の間の
熱−誘導相互作用によるかも知れない。例えば、陽極酸
化されたアルミニウム支持体及び吸光性化合物のみを含
む層から成る材料の表面から2nm上でスパッタリング
しながら(while sputtering awa
y)二次イオン質量分析法により測定されるアルミニウ
ムシグナルが、画像通りに露出されると、非露出領域に
おいて測定されるシグナルの50%又は10%にさえ低
下し、特定の値は用いられる吸光性化合物の構造に非常
に依存していることが観察された。
【0013】特許請求の範囲において規定される本発明
の特徴は以下に示す通りに理解されるべきである。本明
細書において「画像」という用語は、平版印刷の範囲内
で、すなわち親油性(印刷)及び親水性(非−印刷)領
域から成るパターンとして用いられる。本発明に従って
作製される材料はネガティブ作用性であり、それは光に
露出される領域が該露出の故に親油性そしてかくしてイ
ンキ受容性とされることを意味する。本発明の範囲内で
「ネガティブ作用性」(negative working)という特徴
は、「非−融触性」(non-ablative)という特徴と同等と
考えることができ、それは融触性材料の場合、画像通り
に露出されると機能性層が下の(親水性)金属支持体か
ら完全に除去されてポジティブ画像が得られるからであ
る(露出領域は親水性、インキ反発性である)。事実、
本発明の方法に従って作製される材料の露出領域の分析
は、層又は層のスタックが画像通りに露出されると除去
されないか又は部分的にしか除去されず、代わりに金属
支持体上で疎水性表面に変換されることを示した。非露
出領域は親水性であるか又は淡水、インキ又は湿し液で
処理した後に親水性になる。露出領域は親油性であり、
印刷マスターの印刷領域を形成する。
【0014】吸光性化合物は乾燥粉末の主要化合物であ
る。「主要化合物」という特徴は、化合物が乾燥粉末中
のすべての化合物に対して50重量%以上の量で存在す
ることを示す。この特徴は乾燥粉末としてトナーを用い
るEP−A 786 337に記載されている先行技術
の方法から本発明を区別しており、それはトナー粒子が
少量の吸光性化合物を含んでおり、典型的に約5重量%
であることは当業者によく知られている。好ましい態様
では、吸光性化合物の量は乾燥粉末中のすべての化合物
に対して70重量%以上そしてさらに好ましくは90重
量%以上である。非常に好ましい態様の場合、乾燥粉末
は本質的に吸光性化合物から成る。吸光性化合物の混合
物を用いることもでき、その場合乾燥粉末中のすべての
化合物に対するすべての吸光性化合物の合計量は50重
量%以上、より好ましくは70重量%以上そしてさらに
もっと好ましくは90重量%以上である。
【0015】乾燥粉末は吸光性化合物に加えて他の化合
物を含むことができるが、吸光性化合物以外の他の反応
性化合物の量は好ましくは乾燥粉末に対して20重量%
未満である。「反応性化合物」という特徴は、画像通り
の露出の間に発生する熱の故に(物理−)化学的反応を
行う化合物と理解されるべきである。そのような反応性
化合物の例は、熱可塑性ポリマーラテックス、ジアゾ樹
脂、ナフトキノンジアジド、フォトポリマー、レゾール
及びノボラック樹脂又は改質ポリ(ビニルブチラール)
結合剤である。さらなる例はJ.Prakt.Che
m.Vol.336(1994),p.377−389
に見いだすことができる。
【0016】さらに好ましくは、乾燥粉末中の該他の反
応性化合物の量は10重量%未満でありそして最も好ま
しくは乾燥粉末は吸光性化合物以外の反応性化合物を実
質的に含まない。「実質的に含まない」という用語は、
吸光性化合物の他に効果のない少量のそのような反応性
化合物が存在できることを意味すると理解されるべきで
ある。該効果のない少量は、本発明に従って作製される
材料の画像形成プロセスに必須でないか又は有意に寄与
しない。これは該少量の反応性化合物がない材料を作製
し、かくして得られる材料をそれでも印刷マスターを作
製するために用いることができるかどうかを確定するこ
とにより、容易に調べることができる。吸光性化合物以
外の他の反応性化合物の量をそれ未満で「効果がない(i
n effective)」とみなし得る閾値は反応性化合物の性質
に依存する。
【0017】本発明で用いられる乾燥粉末はさらに非−
反応性化合物、すなわち不活性成分、例えば結合剤、艶
消剤又は充填剤を含むことができる。「不活性」という
用語は、「非−機能性」の意味と理解されるべきではな
く、それはこれらの不活性化合物をある種の物理的性
質、例えば適用される層の表面粗さ及び摩擦係数あるい
は粉末の流動学的性質を調節するために粉末に加えるこ
とができるからである。「不活性」という用語は、むし
ろ「画像形成プロセスに必須でない」という意味と理解
されるべきであるが、いくつかの不活性化合物は材料の
感度及び画質に(小さい)影響を有し得る。
【0018】そのような不活性化合物の例は、親水性結
合剤、例えばカルボキシメチルセルロース、ビニルピロ
リドン、ビニルアルコール、アクリルアミド、メチロー
ルアクリルアミド、メチロールメタクリルアミド、アク
リル酸、メタクリル酸、ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシエチルメタクリレートのホモポリマー及
びコポリマーあるいは無水マレイン酸/ビニルメチルエ
ーテルコポリマーである。金属支持体上に適用される層
における親水性結合剤の量は好ましくは40重量%未満
そしてもっと好ましくは5〜20重量%である。
【0019】本発明の方法を用いて層のスタック(stac
k)を金属支持体上に適用することができるが、単層が好
ましい。吸光性化合物は該スタックのすべての層に存在
することができるかあるいは該スタックの1つの層のみ
に局在することができる。後者の態様に従う方法の場
合、吸光性化合物を含む層を好ましくは金属支持体上に
直接適用する。吸光性化合物を含む層は好ましくは非常
に薄く、すなわち1μm以下、好ましくは0.5μm以
下そしてさらにもっと好ましくは0.1〜0.25μm
の範囲の乾燥層厚さを有する。0.1μm未満の層厚さ
でも満足できる結果を与えることができる。例えば、微
粉砕された炭素粒子を含む0.1μmの層を設け、それ
を次いで乾燥布で十分に拭うことにより清浄化し、赤外
レーザーを用いて画像通りに露出した陽極酸化アルミニ
ウム支持体でも優れた印刷マスターを与えることが観察
された。後者の例は、本発明の利益を有する材料を得る
ために、陽極酸化アルミニウム支持体に存在する孔に吸
光性粉末を充填することが十分であり得ることを示して
いる。
【0020】本発明で用いられる支持体は金属支持体で
ある。該金属支持体の好ましい例は、スチール、特に研
磨されたステンレススチール及びアルミニウムである。
燐青銅(>90重量%の銅、<10重量%の錫及び少量
の燐を含む合金)も用いることができる。アルミニウム
支持体は好ましくは電気化学的に粗面化され且つ陽極酸
化されたアルミニウム支持体である。最も好ましくは該
アルミニウム支持体は硝酸中で粗面化され、より高い感
度を有する画像形成要素を与えている。陽極酸化された
アルミニウム支持体を処理してその表面の親水性を増す
ことができる。例えば、アルミニウム支持体を高められ
た温度、例えば95℃において珪酸ナトリウム溶液を用
いてその表面を処理することにより、珪酸塩化すること
ができる。別の場合、燐酸塩処理を適用することがで
き、それは酸化アルミニウム表面を燐酸塩溶液で処理す
ることを含み、燐酸塩溶液はさらに無機フッ化物を含有
することができる。さらに酸化アルミニウム表面をクエ
ン酸又はクエン酸塩溶液で濯ぐことができる。この処理
は室温で行うことができるかあるいは約30℃〜50℃
というわずかに高められた温度で行うことができる。さ
らなる処理は、酸化アルミニウム表面を重炭酸塩溶液で
濯ぐことを含むことができる。さらに、酸化アルミニウ
ム表面をポリ(ビニルホスホン酸)、ポリ(ビニルメチ
ルホスホン酸)、ポリ(ビニルアルコール)の燐酸エス
テル、ポリ(ビニルスルホン酸)、ポリ(ビニルベンゼ
ンスルホン酸)、ポリ(ビニルアルコール)の硫酸エス
テルならびにスルホン化脂肪族アルデヒドとの反応によ
り生成するポリ(ビニルアルコール)のアセタールで処
理することができる。これらの後処理の1つ又はそれよ
り多くを単独で又は組み合わせて行い得ることは明らか
である。
【0021】本発明に従って作製される非常に好ましい
材料は陽極酸化アルミニウム支持体を含み、その上に本
質的に吸光性化合物から成り、実質的に他の反応性化合
物を含まない単一記録層が直接設けられている。該記録
層の上に水分、化学品、酸素、機械的衝撃などに対して
記録層を保護するための最上層を設けることができる。
【0022】本発明で用いられる吸光性化合物は、光を
熱に変換できる化合物である。有用な化合物は例えば有
機色素、カーボンブラック、グラファイト、金属炭化
物、ホウ化物、窒化物、炭化窒化物又は酸化物である。
【0023】本発明の方法により作製される材料は好ま
しくは近赤外光に感受性である。従って、吸光性化合物
は好ましくは近赤外光吸収性化合物、例えば炭素又は赤
外色素である。例えばポリピロール又はポリアニリンに
基づくポリマーから成る乾燥微粉砕ポリマー粒子を用い
ることもできる。表1に挙げる赤外色素が非常に好まし
い。
【0024】
【化1】
【0025】
【化2】
【0026】
【化3】 本発明の1つの態様の場合、乾燥粉末は吸光性化合物と
してのすす、すなわち油、木材、天然ガス、アセチレ
ン、石炭、ワックス又はコルクなどの有機材料の不完全
燃焼から得られる黒色炭素から成るか又はそれを含む。
金属支持体の表面を該有機材料の燃焼により得られる炎
と接触させることにより、該すすを金属支持体に適用す
ることさえできる。好ましくは金属支持体の表面を、燃
焼が不完全な炎の低温部(colder part)、
例えばろうそくの炎の黄端(yellow end)と
接触させる。この方法で作製される材料の電子顕微鏡像
はサブミクロンすす粒子の均一なコーティングを示す。
【0027】本発明に従い、金属支持体の表面に吸光性
化合物、例えば炭素又は有機色素を用いてすり込むこと
により、金属支持体に乾燥粉末を適用することができ
る。別の乾式コーティング法、例えば金属支持体上への
炭素のスパッタ−コーティング(sputter−co
ating)又は直接静電印刷(トナージェット)を用
いることもできる。後者の方法を用いて乾燥粉末を金属
支持体上に画像通りに適用することができ、例えば赤外
レーザー露出による強力な全体的加熱の後、印刷マスタ
ーが得られる。該赤外レーザーを直接静電印刷ヘッドと
同じキャリジ(carriage)上に搭載することが
できる。
【0028】本発明の方法をコンピューターから版へ
(オフ−プレス露出)又はコンピューターから印刷機へ
(オン−プレス露出)の方法で用いることができる。該
方法はオン−プレスコーティング、すなわち本発明の乾
燥粉末の回転印刷機の胴の金属表面上への直接適用を含
むこともできる。回転印刷機の胴上に搭載された金属支
持体上に乾燥粉末を適用することにより、該オン−プレ
スコーティングを間接的に行うこともできる。本発明の
さらに別の方法の場合、該組成物を金属スリーブ上に適
用することができ、画像通りの露出及び場合による処理
の後、次いでそれを回転印刷機の胴に転移させる。
【0029】金属支持体の表面を吸光性化合物を含有す
る乾燥層を保有する他の材料と接触させ、次いでそれを
金属支持体に転移させることにより乾燥粉末を金属支持
体に適用することもできる。この態様の方法は、例えば
そのような転移材料の供給ロール、例えば吸光性化合物
を含浸させたリボンをEP−A 698 488に記載
されている配置と類似してデジタル印刷機のプリントス
テーションに組み込むことにより、容易に自動化するこ
とができる。該供給ロールから転移材料をほどき、次い
で吸光性化合物を含有する層を1つ又はそれより多い接
触ローラーにより版胴の表面と直接接触させることがで
きる。金属支持体と接触させた状態で該転移材料に圧力
及び/又は熱を適用することにより行うことができる転
移段階の後、使用された転移材料を巻取りロール上に再
度巻き上げることができる。後者の態様の場合、乾燥粉
末の転移を行って均一な層を得、それを次いで画像通り
に露出することができる。別の場合、該圧力及び/又は
熱を画像通りに適用し、吸光性化合物を金属支持体に画
像通りに転移させることができる。次いでこの段階の後
に例えば赤外レーザー露出による強力な全体的加熱を行
うことができる。しかしながら、該画像通りの転移の間
に十分な熱が適用されると、強力な全体的加熱なしで適
した印刷マスターを直接得ることができる。
【0030】上記の自動化法のさらにもっと好ましい態
様の場合、供給ロール、1つ又はそれより多い接触ロー
ラー及び巻取りロールから成る上記のような乾式コーテ
ィング装置を外部ドラムイメージセッターのレーザー露
出装置と同じキャリジ上に搭載する。例えばUS−P
5,713,287の図1が引用され、それはスプレー
コーティング装置が外部ドラム配置におけるレーザー露
出装置と同じキャリジ上に搭載されている類似の装置を
示している。この方法で該乾式コーティング装置をいわ
ゆる緩走査軸(slow scan axis)に沿っ
て版胴の軸に平行にレーザー露出装置の前で動かす。画
像通りの露出の間に版胴が回転する時に(速走査動(f
ast scan movement))、該胴の表面
全体が乾式コーティング装置を通過し、胴を回るらせん
経路に沿って層がコーティングされる。レーザー露出装
置は乾式コーティング装置と一緒に動くので、胴の1回
転の間にコーティングされた領域は数回転後にレーザー
露出装置により露出され、すなわちコーティングと画像
通りの露出を同じ走査手順の間にほとんど同時に行うこ
とができる。
【0031】本発明に従って作製される材料は、発光ダ
イオード又はレーザー、例えばHe/NeもしくはAr
レーザーにより光に露出することができる。好適には約
700〜約1500nmの範囲内の波長を有する近赤外
光を発光するレーザー、例えば半導体レーザーダイオー
ド、Nd:YAGもしくはNd:YLFレーザーを用い
る。必要なレーザー出力はレーザービームの画素滞留時
間に依存し、それはスポット直径(spot diam
eter)(1/e2の最大強度における新式プレート
−セッターの典型的値:10〜25μm)、走査速度及
び解像度(すなわち多くの場合にインチ当たりのドット
又はdpiとして表される直線距離の単位当たりの明確
な画素の数;典型的値:1000〜4000dpi)に
よって決定される。本発明に従って作製される材料の主
な利益は、内部(ITD)ならびに外部ドラム(XT
D)イメージ−セッターによる露出に適した普遍的画像
形成材料としてそれを用いることができることである。
ITDイメージ−セッターは典型的に最高で500m/
秒という非常に速い走査速度を特徴とし、数ワットのレ
ーザー出力を必要とし得る。例えば0.1〜10m/秒
というもっと遅い走査速度で100mW〜500mWの
典型的レーザー出力を有するXTDイメージ−セッター
を用いることによっても満足できる結果が得られた。
【0032】本発明に従って作製される材料の非露出領
域は、淡水、インキ又は湿し液を材料に適用することに
より容易に除去することができる。この段階はオン−プ
レスで、すなわち露出された版を印刷機の版胴上に搭載
した後に行うことができる。印刷の仕事の1回目の運転
の間に適用される湿し液又はインキにより非露出領域が
容易に除去されるので、材料を画像通りの露出の直後に
追加の処理なしで印刷マスターとして用いることさえで
きる。乾燥粉末の層が上記の通りに該粉末を画像通りに
適用することにより得られる非−連続的層である場合、
材料の処理の段階を省略できることは明らかである。後
者の場合、非−画像領域には粉末が存在せず、結果とし
て処理段階を省略することができる。
【0033】先行技術に記載されているほとんどの印刷
版はいわゆる後焼付(post−bake)、すなわち
版のランレングスを延長するための画像通りの露出及び
場合による処理の後の全体的加熱処理を必要とする。本
発明に従って作製される材料は後焼付なしで満足できる
ランレングスを達成することを可能にする。
【0034】
【実施例】下記において本発明をその好ましい実施態様
と関連させて記載するが、これらの実施態様に本発明を
制限することは意図していないことが理解されるであろ
う。
【0035】実施例1 陽極酸化されたアルミニウム支持体の1表面を、該表面
を天然ガスが供給されているブンゼンパーナーの炎と接
触させることによりすす層で覆った。支持体全体をコー
ティングした後、乾燥布で層をこすり、すすの均一な薄
い層を得た。かくして得られた版前駆体を738mWの
出力及び8.0m/秒の走査速度を有するNd:YLF
(1060nm)外部ドラム(XTD)レーザーを用い
て画像通りに露出した。版をAB Dick 360
(商品名)印刷機の胴上に搭載し、淡水で湿らせたスポ
ンジを用いて清浄化した。Van Sonの商品名であ
るRubber Base Plus VS2329
Universal Blackインキ及びAncho
rの商品名であるTame EC 7035湿し液を水
で50倍に希釈して用い、25000コピーの印刷の仕
事を開始した。印刷運転の間を通じてずっとプリントの
質は非常に優れていた。
【0036】以下の別の方法を用いて炭素層を適用する
ことにより、同等の結果が得られた:−燃焼コルクの灰
を版にすり込むか;あるいは −アセチレンバーナー、タバコのライター又はろうそく
の炎と版を接触させるか;あるいは −1片のグラファイト又は鉛筆までも版にすり込む。
【0037】以下の別のレーザー源を用いて上記の層を
画像通りに露出することにより適した印刷マスターが得
られた: −3.2m/秒の走査速度を有する上記と同じレーザ
ー;あるいは −1.0又は2.0m/秒において40又は80mWの
レーザー出力を有するXTDダイオードレーザー(83
0nm)(版の種々の領域上を4種の組み合わせで露
出);あるいは −367m/秒において7.1WのITD Nd:YL
Fレーザー;あるいは −1.2m/秒において12Wの合計出力を有するXT
Dレーザーダイオード−列(830nm)。
【0038】実施例2 陽極酸化されたアルミニウム版の表面にそれぞれ化合物
1、化合物4又は化合物9を含む乾燥粉末をすり込むこ
とにより3つの版前駆体を作製した。試料を2m/秒の
走査速度で150mWの出力を有するXTD Nd:Y
LFレーザー(1060nm)を用いて画像通りに露出
した。かくして得られた版を実施例1の場合と同じ印刷
機、インキ及び湿し液を用いる印刷の仕事においてマス
ターとして用いた。版の表面全体に及んで層が均一な厚
さを有することを保証するための特別な手段はとらず、
版は、コーティング厚さが最高である中心部において、
その領域で版が露出されたか否かにかかわらず完全に疎
水性であることが観察された。層がもっとずっと薄い端
部においては非−露出領域におけるトーニングのない優
れた印刷の質が得られ、これらの吸光性化合物のために
は低い層厚さが好ましいことを示した。
【0039】実施例3 陽極酸化されたアルミニウム版の表面上に化合物2、化
合物3、化合物10及び化合物11をそれぞれ乾燥粉末
としてすり込んだ。かくして得られた4つの材料を60
又は80mWの出力及び1、2又は4m/秒の走査速度
を有するXTDレーザーダイオード(830nm)を用
いて画像通りに露出した(各版の種々の領域において6
つの組み合わせで露出した)。実施例1の場合と同じ印
刷機、インキ及び湿し液を用いる印刷の仕事において版
をマスターとして用いた。すべてのマスターは版の領域
全体に及んで優れた印刷結果を与えた。
【0040】本発明の好ましい実施態様を詳細に記載し
てきたが、ここで添付の特許請求の範囲に定義する本発
明の範囲から逸脱することなく、多数の修正をその中で
成し得ることが当該技術分野における熟練者に明らかで
あろう。本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りであ
る。
【0041】1.−金属支持体に乾燥粉末の層を適用す
ることにより非−融触性画像形成材料を作製し; −該乾燥粉末を印刷領域において熱又は光に露出し; −場合により水、インキ又は湿し液を適用することによ
り非−印刷領域において金属支持体から乾燥粉末を除去
する 段階を含み、該乾燥粉末が50重量%以上の吸光性化合
物を含むことを特徴とする印刷及び非−印刷領域を有す
る平版印刷マスターの作製方法。
【0042】2.乾燥粉末が70重量%以上の量の吸光
性化合物を含む上記1項に記載の方法。
【0043】3.乾燥粉末が90重量%以上の量の吸光
性化合物を含む上記1項に記載の方法。
【0044】4.乾燥粉末が本質的に吸光性化合物から
成る上記1項に記載の方法。
【0045】5.吸光性化合物を除いて、乾燥粉末中に
存在する他の反応性化合物の量が20重量%未満である
上記1〜4項のいずれかに記載の方法。
【0046】6.乾燥粉末が吸光性化合物以外の他の反
応性化合物を実質的に含まない上記1〜5項のいずれか
に記載の方法。
【0047】7.吸光性化合物が近赤外光吸収性化合物
である上記1〜6項のいずれかに記載の方法。
【0048】8.吸光性化合物が炭素又はすすである上
記1〜7項のいずれかに記載の方法。
【0049】9.乾燥粉末の層を金属支持体に適用する
段階を、該支持体を炎と接触させることにより行う上記
1〜8項のいずれかに記載の方法。
【0050】10.乾燥粉末の層を金属支持体に適用す
る段階を、吸光性化合物を含有する層を有する転移材料
と該支持体を接触させることにより行う上記1〜9項の
いずれかに記載の方法。
【0051】11.乾燥粉末の層が金属支持体に画像通
りに適用される非−連続的層である上記1〜10項のい
ずれかに記載の方法。
【0052】12.金属支持体が陽極酸化されたアルミ
ニウム版である上記1〜11項のいずれかに記載の方
法。
【0053】13.陽極酸化されたアルミニウム版を回
転印刷機の胴上に搭載する上記12項に記載の方法。
【0054】14.金属支持体がスリーブ又は回転印刷
機の胴である上記1〜13項のいずれかに記載の方法。
【0055】15.乾燥粉末の層の厚さが1μm以下で
ある上記1〜14項のいずれかに記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アウグスト・メイスターズ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −金属支持体に乾燥粉末の層を適用する
    ことにより非−融触性画像形成材料を作製し; −該乾燥粉末を印刷領域において熱又は光に露出し; −場合により水、インキ又は湿し液を適用することによ
    り非−印刷領域において金属支持体から乾燥粉末を除去
    する 段階を含み、該乾燥粉末が50重量%以上の吸光性化合
    物を含むことを特徴とする印刷及び非−印刷領域を有す
    る平版印刷マスターの作製方法。
JP19893299A 1998-07-16 1999-07-13 熱的平版印刷版前駆体の作製のための乾式法 Pending JP2000081698A (ja)

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