JP2000081506A5 - - Google Patents

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カルボキシル基含有共重合体としては、特に、(a)アクリル酸および/またはメタクリル酸を必須成分とし、場合により、こはく酸モノ(2−アクリロイロキシエチル)および/またはこはく酸モノ(2−メタクリロイロキシエチル)を含有するカルボキシル基含有不飽和単量体と、(b)スチレン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレート、フェニルアクリレート、フェニルメタクリレート、グリセロールモノアクリレート、グリセロールモノメタクリレート、N−フェニルマレイミド、ポリスチレンマクロモノマーおよびポリメチルメタクリレートマクロモノマーの群から選ばれる少なくとも1種との共重合体(以下、「カルボキシル基含有共重合体(I)」という。)が好ましい。
以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形態をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、下記実施例に何ら制約されるものではない。
比較例1
(A)成分としてC.I.ピグメントイエロー83とC.I.ピグメントグリーン36との17/83(重量比)混合物80重量部、(B)成分としてメタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体(共重合重量比=60/15/15/10、Mw=25,000)50重量部、(C)成分としてジペンタエリスリトールペンタアクリレート40重量部、(E)成分として2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5、5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール10重量部と4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン10重量部と2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン30重量部と2−メルカプトベンゾチアゾール5重量部、および溶剤として3−エトキシプロピオン酸エチル1500重量部を混合して液状組成物を調製した。
次いで、表面にナトリウムイオンの溶出を防止するシリカ(SiO 2 ) 膜が形成されたソーダガラス製透明基板の表面上に、画素を形成する部分を区画するように遮光層を設けたのち、スピンコーターを用いて前記液状組成物を塗布し、90℃で2分間プリベークを行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形成した。
その後、基板を室温まで冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介して、塗膜に波長365nm、405nmおよび436nmの光を含む紫外線を100mJ/cm2 露光した。次いで、基板を23℃の0.04重量%水酸化カリウム水溶液中に1分間浸漬して現像処理を行い、超純水で洗浄し、風乾したのち、さらに180℃で30分間ポストベークを行なって、透明基板上に各辺20μm×20μmの緑色の画素パターンが形成された画素アレイを作製した。 この画素アレイを光学顕微鏡で観察したところ、画素パターンの欠落や欠損が認められ、未露光部に組成物の未溶解物(残渣)が残存し、かつ画素上にスカムが認められ、しかも得られた画素の基板との密着強度も不十分であった。
【0124】
【実施例】
実施例1
(A)成分としてC.I.ピグメントイエロー83とC.I.ピグメントグリーン36との17/83(重量比)混合物80重量部、(B)成分としてメタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体(共重合重量比=60/15/15/10、Mw=25,000)50重量部、(C)成分としてジペンタエリスリトールペンタアクリレート40重量部、(D)成分としてライトエステルBP−2EM(前記式(1−4)参照)5重量部、(E)成分として2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5、5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール10重量部と4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン10重量部と2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン30重量部と2−メルカプトベンゾチアゾール5重量部、および溶剤として3−エトキシプロピオン酸エチル1500重量部を混合して液状組成物を調製した。
次いで、表面にナトリウムイオンの溶出を防止するシリカ(SiO 2 ) 膜が形成されたソーダガラス製透明基板の表面上に、画素を形成する部分を区画するように遮光層を設けたのち、スピンコーターを用いて前記液状組成物を塗布し、90℃で2分間プリベークを行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形成した。
その後、基板を室温まで冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介して、塗膜に波長365nm、405nmおよび436nmの光を含む紫外線を100mJ/cm2 露光した。次いで、基板を23℃の0.04重量%水酸化カリウム水溶液中に1分間浸漬して現像処理を行い、超純水で洗浄し、風乾したのち、さらに180℃で30分間ポストベークを行なって、透明基板上に各辺20μm×20μmの緑色の画素パターンが形成された画素アレイを作製した。 この画素アレイを光学顕微鏡で観察したところ、画素パターンの形状が良好で欠落や欠損が認められず、かつ未露光部に組成物の未溶解物(残渣)が残存したり、画素上にスカムが発生することがなく、しかも得られた画素の基板との密着強度にも優れていた。
実施例2
(A)成分としてC.I.ピグメントイエロー83とC.I.ピグメントグリーン36との17/83(重量比)混合物80重量部、(B)成分としてメタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体(共重合重量比=60/15/15/10、Mw=25,000)50重量部、(C)成分としてジペンタエリスリトールペンタアクリレート40重量部、(D)成分としてBA134(前記式(2−2)参照)5重量部、(E)成分として2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4’,5、5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール10重量部と4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン10重量部と2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン30重量部と2−メルカプトベンゾチアゾール5重量部、および溶剤として3−エトキシプロピオン酸エチル1500重量部を混合して液状組成物を調製した。
次いで、表面にナトリウムイオンの溶出を防止するシリカ(SiO 2 ) 膜が形成されたソーダガラス製透明基板の表面上に、画素を形成する部分を区画するように遮光層を設けたのち、スピンコーターを用いて前記液状組成物を塗布し、90℃で2分間プリベークを行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形成した。
その後、基板を室温まで冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマスクを介して、塗膜に波長365nm、405nmおよび436nmの光を含む紫外線を100mJ/cm2 露光した。次いで、基板を23℃の0.04重量%水酸化カリウム水溶液中に1分間浸漬して現像処理を行い、超純水で洗浄し、風乾したのち、さらに180℃で30分間ポストベークを行なって、透明基板上に各辺20μm×20μmの緑色の画素パターンが形成された画素アレイを作製した。 この画素アレイを光学顕微鏡で観察したところ、画素パターンの形状が良好で欠落や欠損が認められず、かつ未露光部に組成物の未溶解物(残渣)が残存したり、画素上にスカムが発生することがなく、しかも得られた画素の基板との密着強度にも優れていた。

Claims (5)

  1. (A)着色剤、(B)バインダーポリマー、(C)多官能性モノマー、(D)熱反応性あるいは光反応性の官能基をもち、かつ着色剤に吸着される官能基を有する化合物、並びに(E)光重合開始剤を含有することを特徴とするカラーフィルタ用感放射線性組成物。
  2. (D)成分がフェニル基含有(メタ)アクリル酸エステルからなる請求項1記載のカラーフィルタ用感放射線性組成物。
  3. フェニル基含有(メタ)アクリル酸エステルが下記一般式(1)または一般式(2)で表される化合物の群から選ばれる少なくとも1種である請求項2記載のカラーフィルタ用感放射線性組成物。
    Figure 2000081506
    〔一般式(1)において、R1 、R2 およびR3 は相互に独立に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基、
    Figure 2000081506
    (但し、R6 は水素原子またはメチル基を示す。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R7 は水素原子、水酸基またはメチル基を示す。)、
    Figure 2000081506
    (但し、各R6 は相互に独立に水素原子またはメチル基を示す。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R6 は水素原子またはメチル基を示す。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R8 はR5 と同義であり、R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよい。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R6 は水素原子またはメチル基を示し、R8 はR5 と同義であり、R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよく、かつR8 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R6 は水素原子またはメチル基を示し、R8 はR5 と同義であり、R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよく、かつR8 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。)、
    Figure 2000081506
    (但し、各R6 は相互に独立に水素原子またはメチル基を示し、各R8 は相互に独立に
    5 と同義であり、各R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよく、かつ各R8 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R6 は水素原子またはメチル基を示し、R8 はR5 と同義であり、R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよく、かつR8 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。)
    または
    Figure 2000081506
    (但し、各R6 は相互に独立に水素原子またはメチル基を示し、各R8 は相互に独立にR5 と同義であり、各R8 とR5 とは相互に同一でも異なってもよく、かつ各R8 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。)
    を示し、R4 は水素原子またはメチル基を示し、R5
    Figure 2000081506
    (但し、R9 は水素原子、水酸基またはメチル基を示し、複数存在するR9 は相互に同一でも異なってもよく、pは1〜10の整数である。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R9 は水素原子、水酸基またはメチル基を示し、複数存在するR9 は相互に同一でも異なってもよく、pは1〜10の整数である。)、
    Figure 2000081506
    (但し、R9 は水素原子、水酸基またはメチル基を示し、複数存在するR9 は相互に同一でも異なってもよく、pは1〜10の整数である。)
    または
    Figure 2000081506
    (但し、R9 は水素原子、水酸基またはメチル基を示し、複数存在するR9 は相互に同一でも異なってもよく、pは1〜10の整数である。)
    を示し、かつR5 中の末端酸素原子もしくは末端カルボニル基は炭素原子に結合している。〕
    Figure 2000081506
    〔一般式(2)において、R1 、R2 、R3 およびR4 は一般式(1)のそれぞれR1 、R2 、R3 およびR4 と同義であり、R10およびR11は相互に独立に一般式(1)のR1 〜R3 と同義であるか、または
    Figure 2000081506
    (但し、R12は水素原子またはメチル基を示し、sは0〜10の整数である。)を示し、qおよびrは相互に独立に0〜10の整数であり、q=0でr=1、q=1でr=0あるいはq=1でr=1のとき、R10とR11の両方が水素原子である場合、およびR10とR11の一方が水素原子で他方がメチル基である場合を除く。〕
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のカラーフィルタ用感放射線性組成物から形成されてなるカラーフィルタ。
  5. 請求項4に記載のカラーフィルタを具備するカラー液晶表示装置。
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