JP2000081066A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
- Publication number
- JP2000081066A JP2000081066A JP24885298A JP24885298A JP2000081066A JP 2000081066 A JP2000081066 A JP 2000081066A JP 24885298 A JP24885298 A JP 24885298A JP 24885298 A JP24885298 A JP 24885298A JP 2000081066 A JP2000081066 A JP 2000081066A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- inner cylinder
- rubber
- outer cylinder
- cylinder
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- Pending
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- Springs (AREA)
Abstract
耐久性を向上させる。 【解決手段】 外筒2内に内筒1を配し、この内筒1を
含んで外筒2内を横断するようにゴム状弾性体3を設
け、このゴム状弾性体3の両側に空間を有する防振装置
において、内筒1又は内筒1中間部に設けたストッパ金
具8に凹部7を形成し、この凹部7に表面が一方の空間
5に向けて突出するゴム状ストッパ6を設けた。
Description
ンマウントやサスペンションブッシュなどの筒形の防振
装置に関する。
は、図6ないし図8に示すように、エンジン側の部材が
取付けられる内筒100を、車体側の部材が取付けられ
る外筒101内に配し、内筒100を含んで外筒101
内を横断するようにゴム状弾性体102を設け、内筒1
00の軸方向中間部の下側にはストッパ金具103を設
け、このストッパ金具103の下面にゴム状ストッパ1
04を設けたものが知られている。ストッパ金具103
及びゴム状ストッパ104を設けるのは、振動が大きく
なったとき、内筒100が外筒101の内周面下側に衝
突したときの衝撃を緩和するためである。
104は、ストッパ金具103の平坦な面に接着されて
いるだけか、あるいはストッパ金具103を設けないも
のでは内筒100の下面の曲面に接着されているだけで
あり、このゴム状ストッパ104に図8に示すようにy
軸方向の圧縮力が作用するときに(図中矢印方向)、ゴ
ム状ストッパ104はy軸を中心にx軸方向に押し広げ
られ、このときにゴム状ストッパ104とストッパ金具
103との接着面近傍の引張り歪は、y軸から遠ざかる
ほど大きくなる。特に圧縮を繰り返すと、図8のA点で
早期に疲労亀裂が発生するという欠点があった。
張り歪の発生を防止し、耐久性を向上させた防振装置を
提供することを目的とする。
め、この発明は、外筒内に内筒を配し、この内筒を含ん
で外筒内を横断するようにゴム状弾性体を設け、このゴ
ム状弾性体の両側に空間を有する防振装置において、内
筒又は内筒中間部に設けたストッパ金具に凹部を形成
し、この凹部に表面が一方の空間に向けて突出するゴム
状ストッパを設けたものである。
を図面を参照にして説明する。
断した断面を示し、内筒1の図面上下面に凹部7を形成
し、この凹部7に表面が下方の空間5に向けて突出する
ゴム状ストッパ6を設けてある。この図1は図2に示す
正面図におけるA−A線に沿った断面である。図2にお
いて、外筒2内に内筒1をゴム状弾性体3で弾性支持
し、このゴム状弾性体3は、内筒1を含んで外筒2内を
横断するように設けてある。このゴム状弾性体3の上下
に空間4,5を有している。
ントとして用いた例を示し、内筒1の内部にエンジン側
の取付用の部材が挿入され、外筒部材2は図示しないブ
ラケットに圧入され、このブラケットが車体側に取付く
ようになっている。ゴム状ストッパ6が振動に伴って外
筒2の下方内周面に衝突を繰り返し、すなわち、ゴム状
ストッパ6に圧縮力が繰り返し作用しても、このゴム状
ストッパ6は内筒1の凹部7に設けてあるので、この接
着面の個所において引張り歪が生ずるのを抑制され、ゴ
ム状ストッパ6の耐久性は向上する。また、ゴム状弾性
体3及びゴム状ストッパ6は、加硫成形金型内に内筒1
及び外筒2をセットし、ゴム材料をこの金型内に射出し
て加硫成形することにより得られる。この際内筒1の外
周面及び凹部7、外筒2の内周面の2個所には接着剤を
塗布しておき、ゴム状弾性体3及びゴム状ストッパ6と
の加硫接着を図る。
中間部にストッパ金具8を固着し、このストッパ金具8
の下面に凹部7を形成しておき、この凹部7に表面が下
方の空間5に向けて突出するゴム状ストッパ6を設けて
ある。
防振装置を示し、内筒1の中間部下面にストッパ金具8
を設けてあり、このストッパ金具8の周囲、すなわち下
部の空間5には液室9が設けられる。ゴム状弾性体3の
径方向外側には中間筒10を設けてあり、この中間筒1
0が外筒2内に圧入される。また、上部の空間4はダイ
ヤフラム11により空気室12と副液室13とに区画さ
れている。下部の空間5に形成された液室9と上部の空
間4を区画して形成された副液室13とは制限通路14
を介して連通している。
側)が底面よりも広く、側面テーパ状に形成してあり、
ゴム状ストッパ6は凹部7の底面と接着されている。
ば、外筒内に内筒を配し、この内筒を含んで外筒内を横
断するようにゴム状弾性体を設け、このゴム状弾性体の
両側に空間を有する防振装置において、内筒の下面に凹
部を形成し、あるいは内筒中間部に設けたストッパ金具
に凹部を形成し、この凹部に表面が一方の空間に向けて
突出するゴム状ストッパを設けたので、ゴム状ストッパ
が圧縮を繰り返しても引張り歪の発生が抑制され、ゴム
状ストッパの耐久性が向上する。
向に沿った断面図。
断面図。
の説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 外筒内に内筒を配し、この内筒を含んで
外筒内を横断するようにゴム状弾性体を設け、このゴム
状弾性体の両側に空間を有する防振装置において、 内筒又は内筒中間部に設けたストッパ金具に凹部を形成
し、 この凹部に表面が一方の空間に向けて突出するゴム状ス
トッパを設けたことを特徴とする防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24885298A JP2000081066A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24885298A JP2000081066A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000081066A true JP2000081066A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17184392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24885298A Pending JP2000081066A (ja) | 1998-09-02 | 1998-09-02 | 防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000081066A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019086102A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
-
1998
- 1998-09-02 JP JP24885298A patent/JP2000081066A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019086102A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050829 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080131 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080708 |