JP2000079984A - 家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法 - Google Patents
家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工期が長く高価である等の問題点を解決する
工夫およびその他改善のための工夫を施した新規の家畜
糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 タンクの側壁を構築する仮想線の内外両
側に沿って押コンクリート用鉄筋をもつ上面が平らなコ
ンクリート基礎を得る組立て前の段取り工程と、上記構
築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト・
ナットを以て連結し且つコーキング材で防水することに
より円形に組立てたタンク壁部を得るパネルの組立工程
と、このパネルにボトムアングルおよびトップアングル
等補強アングルの取付工程と、防水テープ等の張り工程
と、上記押コンクリート用鉄筋を利用し且つ防水テープ
を埋込みの状態として押コンクリート部を打つ工程を列
記順に行うようにしたものである。
工夫およびその他改善のための工夫を施した新規の家畜
糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 タンクの側壁を構築する仮想線の内外両
側に沿って押コンクリート用鉄筋をもつ上面が平らなコ
ンクリート基礎を得る組立て前の段取り工程と、上記構
築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト・
ナットを以て連結し且つコーキング材で防水することに
より円形に組立てたタンク壁部を得るパネルの組立工程
と、このパネルにボトムアングルおよびトップアングル
等補強アングルの取付工程と、防水テープ等の張り工程
と、上記押コンクリート用鉄筋を利用し且つ防水テープ
を埋込みの状態として押コンクリート部を打つ工程を列
記順に行うようにしたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、酪農、畜産におけ
る糞尿の処理たとえば曝気処理、貯蔵等に用いる家畜糞
尿処理大型タンクおよびその製造方法に関する。
る糞尿の処理たとえば曝気処理、貯蔵等に用いる家畜糞
尿処理大型タンクおよびその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】酪農・畜産における糞尿の河川への流
出、悪臭等が公害として大きな社会問題となっており、
特に家畜糞尿にあっては排泄される量も膨大で、地域環
境さらには地球環境の汚染というような大きな問題とも
なっているのが現状である。
出、悪臭等が公害として大きな社会問題となっており、
特に家畜糞尿にあっては排泄される量も膨大で、地域環
境さらには地球環境の汚染というような大きな問題とも
なっているのが現状である。
【０００３】また、生糞尿は、土壌に散布してもすぐに
還元されなく、河川へのたれ流しも勝手にできず、毎日
大量に排泄される糞尿処理に、農家の人々は日々苦悩し
ている。
還元されなく、河川へのたれ流しも勝手にできず、毎日
大量に排泄される糞尿処理に、農家の人々は日々苦悩し
ている。
【０００４】従前、上記現状に対応するために地下式コ
ンクリート槽や鋼製ガラスコーテング槽が提供されてい
るが、これ等は工期が長く、高価である等の問題点があ
った。
ンクリート槽や鋼製ガラスコーテング槽が提供されてい
るが、これ等は工期が長く、高価である等の問題点があ
った。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決する工夫およびその他改善のための工夫を施した
新規の家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法を
提供することを目的とするものである。
を解決する工夫およびその他改善のための工夫を施した
新規の家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法を
提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る家畜糞尿処理用大型タンクは、タンクの
側壁を構築する線の内外両側に沿って押コンクリート用
鉄筋を備えた上面が平らなコンクリート基礎と、上記構
築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト・
ナットを以て連結し且つコーキング材で防水することに
より円形に組立てたタンク壁部と、パネルと基礎に固定
したボトムアングルと、パネルの上部に取付けたトップ
アングルと、タンク側壁部の下部の内側に張ったプチル
テープ等防水テープと、ボトム周縁部の内外に上記押コ
ンクリート用鉄筋を利用し且つ上記の防水テープを埋込
み状態として打った押コンクリートと、から成るもので
あり、
に本発明に係る家畜糞尿処理用大型タンクは、タンクの
側壁を構築する線の内外両側に沿って押コンクリート用
鉄筋を備えた上面が平らなコンクリート基礎と、上記構
築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト・
ナットを以て連結し且つコーキング材で防水することに
より円形に組立てたタンク壁部と、パネルと基礎に固定
したボトムアングルと、パネルの上部に取付けたトップ
アングルと、タンク側壁部の下部の内側に張ったプチル
テープ等防水テープと、ボトム周縁部の内外に上記押コ
ンクリート用鉄筋を利用し且つ上記の防水テープを埋込
み状態として打った押コンクリートと、から成るもので
あり、
【０００７】また、本発明に係る家畜糞尿処理用大型タ
ンクの製造方法は、タンクの側壁を構築する線の内外両
側に沿って押コンクリート用鉄筋を備えた上面が平らな
コンクリート基礎を得る組立て前の段取り工程と、上記
構築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト
・ナットを以て連結し且つコーキング材で防水すること
により円形に組立てたタンク壁部を得るパネルの組立工
程と、このパネルにボトムアングルおよびトップアング
ル等補強アングルの取付工程と、防水テープ等の張り工
程と、上記押コンクリート用鉄筋を利用し且つ防水テー
プを埋込みの状態として押コンクリート部を打つ工程を
列記順になすようにしたものである。
ンクの製造方法は、タンクの側壁を構築する線の内外両
側に沿って押コンクリート用鉄筋を備えた上面が平らな
コンクリート基礎を得る組立て前の段取り工程と、上記
構築線の上に多数枚の強化プラスチックパネルをボルト
・ナットを以て連結し且つコーキング材で防水すること
により円形に組立てたタンク壁部を得るパネルの組立工
程と、このパネルにボトムアングルおよびトップアング
ル等補強アングルの取付工程と、防水テープ等の張り工
程と、上記押コンクリート用鉄筋を利用し且つ防水テー
プを埋込みの状態として押コンクリート部を打つ工程を
列記順になすようにしたものである。
【０００８】
【実施例】本発明に係るタンクは、次のような順序で製
造するすなわち、 （組立前の段取り）→（ＦＲＰパネルの組立）→（補強
アングル取付）→（防水コーキングの塗布）→（組立全
体の点検）→（基礎面とＦＲＰパネル間の防水）→（組
立完了）→（ボトム周縁部内外の押コンクリート打ち）
造するすなわち、 （組立前の段取り）→（ＦＲＰパネルの組立）→（補強
アングル取付）→（防水コーキングの塗布）→（組立全
体の点検）→（基礎面とＦＲＰパネル間の防水）→（組
立完了）→（ボトム周縁部内外の押コンクリート打ち）
【０００９】（組立前の段取り）先ず、タンクを組立て
るためのコンクリート基礎１すなわち、上面が平らでタ
ンクの壁を構築する線の内外両側に沿って押コンクリー
ト用鉄筋２を備えたコンクリート基礎１の打込みを行
う。次いで、上記基礎１上における構築線２上にケガキ
（罫書）３をつける。この場合、当該ケガキ３が押コン
クリート用鉄筋２の間に均等になるように書くことが重
要である。然るのち、基礎１の上に所要枚数のＦＲＰパ
ネル４を搬入してこれ等を鉄筋２を避け且つ上記ケガキ
３の内側に沿うようにして並べ置くと共にパネル接続用
ボルト５、ナット６等も同様にして配置する。このと
き、ボルト５、その平ワッシャはタンクの内側となるよ
うに、ナット６、その平ワッシャおよびスプリングワッ
シャは外側となるようにして配置すると作業が行い易
い。また、コーキング材を専用ガンに装着して外側に配
置しておく。因に、上記パネル４はその下半分の個所お
よびボルト締を行う個所を他の個所より厚して丈夫にし
てある。
るためのコンクリート基礎１すなわち、上面が平らでタ
ンクの壁を構築する線の内外両側に沿って押コンクリー
ト用鉄筋２を備えたコンクリート基礎１の打込みを行
う。次いで、上記基礎１上における構築線２上にケガキ
（罫書）３をつける。この場合、当該ケガキ３が押コン
クリート用鉄筋２の間に均等になるように書くことが重
要である。然るのち、基礎１の上に所要枚数のＦＲＰパ
ネル４を搬入してこれ等を鉄筋２を避け且つ上記ケガキ
３の内側に沿うようにして並べ置くと共にパネル接続用
ボルト５、ナット６等も同様にして配置する。このと
き、ボルト５、その平ワッシャはタンクの内側となるよ
うに、ナット６、その平ワッシャおよびスプリングワッ
シャは外側となるようにして配置すると作業が行い易
い。また、コーキング材を専用ガンに装着して外側に配
置しておく。因に、上記パネル４はその下半分の個所お
よびボルト締を行う個所を他の個所より厚して丈夫にし
てある。
【００１０】（ＦＲＰパネルの組立）先ず、１枚目のＦ
ＲＰパネル４にボトムアングル７を取付けてから当該Ｆ
ＲＰパネル４を簡易クレーンまたは人力によりケガキ３
に沿って立てると共にボトムアングル７を付属のアンカ
ーボルト８で固定する。このようにして固定したＦＲＰ
パネルは、強風などにより倒れる可能性があるので、こ
れをパネル上部のトップアングル固定用穴９を利用して
ロープ１０で張り止めることが望ましい。次いで、２枚
目のＦＲＰパネルの所定の塗布箇所に防水コーキンク材
１１を塗布してから当該２枚目のＦＲＰパネルを１枚目
のパネルに上記パネル接続用ボルト５およびナット６に
より締付け止める。このとき、塗布面に水滴・汚れ等の
付着している場合には剥れ易くなるのでこれ等水滴・汚
れ等を除去しておくことが大事である。然るのち、上記
１枚目のＦＲＰパネルと２枚目のＦＲＰパネルのボルト
締めによる連結工程を連続的に行って３枚目以後のＦＲ
Ｐパネルも連結し、よって全ＦＲＰパネルによる円形の
半組立体を組立てる。この２枚目以後の組立の場合には
ボトムアングル７を取付けないで行う。
ＲＰパネル４にボトムアングル７を取付けてから当該Ｆ
ＲＰパネル４を簡易クレーンまたは人力によりケガキ３
に沿って立てると共にボトムアングル７を付属のアンカ
ーボルト８で固定する。このようにして固定したＦＲＰ
パネルは、強風などにより倒れる可能性があるので、こ
れをパネル上部のトップアングル固定用穴９を利用して
ロープ１０で張り止めることが望ましい。次いで、２枚
目のＦＲＰパネルの所定の塗布箇所に防水コーキンク材
１１を塗布してから当該２枚目のＦＲＰパネルを１枚目
のパネルに上記パネル接続用ボルト５およびナット６に
より締付け止める。このとき、塗布面に水滴・汚れ等の
付着している場合には剥れ易くなるのでこれ等水滴・汚
れ等を除去しておくことが大事である。然るのち、上記
１枚目のＦＲＰパネルと２枚目のＦＲＰパネルのボルト
締めによる連結工程を連続的に行って３枚目以後のＦＲ
Ｐパネルも連結し、よって全ＦＲＰパネルによる円形の
半組立体を組立てる。この２枚目以後の組立の場合には
ボトムアングル７を取付けないで行う。
【００１１】（補強アングル取付）先ず、上記ケガキに
パネルの位置を合せて２枚目以後の各ＦＲＰパネル４に
ボトムアングル７を取付ける。然るのち、足場を確保し
てから各ＦＲＰパネル４にトップアングル１２を取付け
る。
パネルの位置を合せて２枚目以後の各ＦＲＰパネル４に
ボトムアングル７を取付ける。然るのち、足場を確保し
てから各ＦＲＰパネル４にトップアングル１２を取付け
る。
【００１２】（防水コーキングの塗布）上記パネル接続
時に行ったコーキング材の喰み出し個所の指による直し
作業および喰み出し無し個所への補填作業を施してＦＲ
Ｐパネルの接続部目地の防水を行う。また、パネル接続
用ボルト５およびナット６による締付部のタンク内個所
をコーキング材でコーキングする。尚、この防水コーキ
ングの塗布工程は次の組立全体の点検工程の後で行うこ
ともできる。
時に行ったコーキング材の喰み出し個所の指による直し
作業および喰み出し無し個所への補填作業を施してＦＲ
Ｐパネルの接続部目地の防水を行う。また、パネル接続
用ボルト５およびナット６による締付部のタンク内個所
をコーキング材でコーキングする。尚、この防水コーキ
ングの塗布工程は次の組立全体の点検工程の後で行うこ
ともできる。
【００１３】（組立全体の点検）タンク全体を眺めて変
形がないかを確認し、もしパネル連結に変形がある場合
には、変形部分のアンカーボルト８を一旦緩め、そして
基礎１とボトムアングル７の間にスペーサー（鉄板）を
挟入して真円調整、変形調整を行う。この真円調整、タ
ンクの変形調整等を行った際にパネル接続ボルトが緩む
ことがあるので、組立後の調整作業が終了次第再度パネ
ル接続ボルトのトルク確認を全数に亘って行う。
形がないかを確認し、もしパネル連結に変形がある場合
には、変形部分のアンカーボルト８を一旦緩め、そして
基礎１とボトムアングル７の間にスペーサー（鉄板）を
挟入して真円調整、変形調整を行う。この真円調整、タ
ンクの変形調整等を行った際にパネル接続ボルトが緩む
ことがあるので、組立後の調整作業が終了次第再度パネ
ル接続ボルトのトルク確認を全数に亘って行う。
【００１４】（基礎面とＦＲＰパネル間の防水）組立全
体の点検が完了してから、水膨張性プチルテープ１３を
所定の位置に張る。この際、テープの張る位置が汚れて
いる場合にはウエス等で汚れを拭き取って行う。
体の点検が完了してから、水膨張性プチルテープ１３を
所定の位置に張る。この際、テープの張る位置が汚れて
いる場合にはウエス等で汚れを拭き取って行う。
【００１５】（組立完了）上記作業の完了の確認後にタ
ンク内外の基礎面を清掃する。
ンク内外の基礎面を清掃する。
【００１６】（ボトム周縁部内外のコンクリート打ち）
上記組立完了後ボトム周縁部の内外に上記押コンクリー
ト用鉄筋２を利用して押コンクリート１４、１５を打込
み、全工事を完了する。
上記組立完了後ボトム周縁部の内外に上記押コンクリー
ト用鉄筋２を利用して押コンクリート１４、１５を打込
み、全工事を完了する。
【００１７】上記組立工事を行うことによって次のよう
な大型タンクが完成される。すなわち、タンクの壁を構
築する線の内外両側に沿って押コンクリート用鉄筋２を
備えた上面が平らなコンクリート基礎１と、上記構築線
の上に多数枚のＦＲＰパネル４をボルト・ナットを以て
連結し且つコーキング材で防水することにより円形に組
立てたタンク壁部と、パネル４と基礎１に固定したボト
ムアングル７と、パネル４の上部に取付けたトップアン
グルと１２、タンク壁部の下部の内側に張ったプチルテ
ープ１３と、ボトム周縁部の内外に上記押コンクリート
用鉄筋２を利用し且つ上記のプチルテープ１３を埋込み
の状態として打込んだ押コンクリート１４、１５と、か
ら成る。
な大型タンクが完成される。すなわち、タンクの壁を構
築する線の内外両側に沿って押コンクリート用鉄筋２を
備えた上面が平らなコンクリート基礎１と、上記構築線
の上に多数枚のＦＲＰパネル４をボルト・ナットを以て
連結し且つコーキング材で防水することにより円形に組
立てたタンク壁部と、パネル４と基礎１に固定したボト
ムアングル７と、パネル４の上部に取付けたトップアン
グルと１２、タンク壁部の下部の内側に張ったプチルテ
ープ１３と、ボトム周縁部の内外に上記押コンクリート
用鉄筋２を利用し且つ上記のプチルテープ１３を埋込み
の状態として打込んだ押コンクリート１４、１５と、か
ら成る。
【００１８】
【発明の効果】請求項１に係る家畜糞尿処理用大型タン
クは、上記のようにタンクの側壁を構築する仮想線の内
外両側に沿って押コンクリート用鉄筋を備えた上面が平
らなコンクリート基礎と、上記構築線の上に多数枚の強
化プラスチックパネルをボルト・ナットを以て連結し且
つコーキング材で防水することにより円形に組立てたタ
ンク壁部と、パネルと基礎に固定したボトムアングル
と、パネルの上部に取付けたトップアングルと、タンク
側壁部の下部の内側に張ったプチルテープ等防水テープ
と、ボトム周縁部の内外に上記押コンクリート用鉄筋を
利用し且つ上記の防水テープを埋込みの状態として打込
んだ押コンクリートとから成るので、これを曝気処理等
に用いれば上記社会問題、環境問題を充分に解消するこ
とができ、特にＦＲＰパネル、ＧＲＰパネル等強化プラ
スチックパネルを使用しているので腐食の心配が全くな
いもので長期使用に耐えるものであり、またこれを使用
して処理することで河川放流が可能となり、しかもこれ
を用いて得た液肥、堆肥は肥料分に富み、おいしく安全
で強い農作物作りを可能とし、その波及的効果は極めて
大きいものである。
クは、上記のようにタンクの側壁を構築する仮想線の内
外両側に沿って押コンクリート用鉄筋を備えた上面が平
らなコンクリート基礎と、上記構築線の上に多数枚の強
化プラスチックパネルをボルト・ナットを以て連結し且
つコーキング材で防水することにより円形に組立てたタ
ンク壁部と、パネルと基礎に固定したボトムアングル
と、パネルの上部に取付けたトップアングルと、タンク
側壁部の下部の内側に張ったプチルテープ等防水テープ
と、ボトム周縁部の内外に上記押コンクリート用鉄筋を
利用し且つ上記の防水テープを埋込みの状態として打込
んだ押コンクリートとから成るので、これを曝気処理等
に用いれば上記社会問題、環境問題を充分に解消するこ
とができ、特にＦＲＰパネル、ＧＲＰパネル等強化プラ
スチックパネルを使用しているので腐食の心配が全くな
いもので長期使用に耐えるものであり、またこれを使用
して処理することで河川放流が可能となり、しかもこれ
を用いて得た液肥、堆肥は肥料分に富み、おいしく安全
で強い農作物作りを可能とし、その波及的効果は極めて
大きいものである。
【００１９】また、請求項２に係る家畜糞尿処理用大型
タンクの製造方法は、上記の通りであるので、これによ
れば、極めて短い工期の安価で強い家畜糞尿処理用大型
タンクを確実に提供でき、業界に対する貢献度も経済的
効果も大きいものである。
タンクの製造方法は、上記の通りであるので、これによ
れば、極めて短い工期の安価で強い家畜糞尿処理用大型
タンクを確実に提供でき、業界に対する貢献度も経済的
効果も大きいものである。
【図１】本発明に係る完成品を示す一部切截側面図であ
る。
る。
【図２】同じく平面図である。
【図３】図２Ａ−Ａ線に沿う拡大断面図である。
【図４】基礎を示す斜視図である。
【図５】基礎の上にパネルを仮配置した状態を示す斜視
図である。
図である。
【図６】１枚目のパネルを基礎に立て設けた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図７】防水コーキングの塗布工程を示す正面図であ
る。
る。
【図８】同じく平面図である。
【図９】ボルト部のコーキングの状態を示す断面図であ
る。
る。
【図１０】プチルテープを張った状態を示す断面図であ
る。
る。
１ 基礎 ２ 鉄筋 ３ ケガキ ４ パネル ５ ボルト ６ ナット ７ ボトムアングル ８ アンカーボルト ９ 固定用穴 １０ ロープ １１ コーキング材 １２ トップアングル １３ プチルテープ １４、１５ 押コンクリート
Claims (2)
- 【請求項１】 タンクの側壁を構築する線に沿って押コ
ンクリート用鉄筋を備えた上面が平らなコンクリート基
礎と、上記構築線の上に多数枚の強化プラスチックパネ
ルをボルト・ナットを以て連結し且つコーキング材で防
水することにより円形に組立てたタンク壁部と、パネル
と基礎に固定したボトムアングルと、パネルの上部に取
付けたトップアングルと、タンク側壁部の下部の内側に
張ったプチルテープ等防水テープと、ボトム周縁部の内
外に上記押コンクリート用鉄筋を利用し且つ上記の防水
テープを埋込み状態として打った押コンクリートと、か
ら成ることを特徴とする家畜糞尿処理用大型タンク。 - 【請求項２】 タンクの側壁を構築する線に沿って押コ
ンクリート用鉄筋を備えた上面が平らなコンクリート基
礎を得る組立て前の段取り工程と、上記構築線の上に多
数枚の強化プラスチックパネルをボルト・ナットを以て
連結し且つコーキング材で防水することにより円形に組
立てたタンク壁部を得るパネルの組立工程と、このパネ
ルにボトムアングルおよびトップアングル等補強アング
ルの取付工程と、防水テープ等の張り工程と、上記押コ
ンクリート用鉄筋を利用し且つ防水テープを埋込みの状
態として押コンクリート部を打つ工程を列記順になすこ
とを特徴とする家畜糞尿処理用大型タンクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26085798A JP3364831B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26085798A JP3364831B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000079984A true JP2000079984A (ja) | 2000-03-21 |
| JP3364831B2 JP3364831B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=17353726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26085798A Expired - Lifetime JP3364831B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家畜糞尿処理用大型タンクおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3364831B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019118742A1 (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-20 | Newpark Mats & Integrated Services Llc | Large-capacity modular holding container and related methods |
| CN112695921A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-23 | 中国建筑第四工程局有限公司 | 一种圆弧砌筑结构及施工方法 |
| WO2022199415A1 (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-29 | 中化二建集团有限公司 | 无底螺栓连接式水罐防渗漏施工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3042051U (ja) | 1996-12-12 | 1997-10-07 | ▲吉▼田 安孝 | 流動体貯溜槽の構造 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP26085798A patent/JP3364831B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019118742A1 (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-20 | Newpark Mats & Integrated Services Llc | Large-capacity modular holding container and related methods |
| US11059666B2 (en) | 2017-12-14 | 2021-07-13 | Newpark Mats & Integrated Services Llc | Large-capacity modular holding container and related methods |
| CN112695921A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-23 | 中国建筑第四工程局有限公司 | 一种圆弧砌筑结构及施工方法 |
| WO2022199415A1 (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-29 | 中化二建集团有限公司 | 无底螺栓连接式水罐防渗漏施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3364831B2 (ja) | 2003-01-08 |
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