JP2000078666A - 充電時プログラム変更方法 - Google Patents

充電時プログラム変更方法

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JP2000078666A
JP2000078666A JP10259332A JP25933298A JP2000078666A JP 2000078666 A JP2000078666 A JP 2000078666A JP 10259332 A JP10259332 A JP 10259332A JP 25933298 A JP25933298 A JP 25933298A JP 2000078666 A JP2000078666 A JP 2000078666A
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Japan
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program
change
charger
mobile communication
communication terminal
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JP10259332A
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English (en)
Inventor
Takehiko Kato
武比古 加藤
Natsume Matsuzaki
なつめ 松崎
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KODO IDO TSUSHIN SECURITY GIJU
Advanced Mobile Telecommunications Security Technology Research Laboratory Co Ltd
Original Assignee
KODO IDO TSUSHIN SECURITY GIJU
Advanced Mobile Telecommunications Security Technology Research Laboratory Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信端末の小型軽量低消費電力の特性を
損なわずに、半導体のデータバス攻撃に対する暗号通信
のセキュリティー強度を保つ。 【解決手段】 移動通信端末の暗号処理プログラムを定
期的に変更して、暗号鍵の解析を困難にしてセキュリテ
ィー強度を保つ。そのため、移動通信端末を定期的に充
電するタイミングを利用して、暗号処理プログラムの変
更処理をする。プログラムの変更処理をする演算部分
を、移動通信端末ではなく、充電器あるいは基地局ある
いはサーバーコンピュータに備える。移動通信端末の充
電の間にプログラム変更処理演算をしてプログラム変更
を行なう。移動通信端末の外部でプログラム変更処理を
行なうので、移動通信端末の小型軽量低消費電力の特性
を損なうことなくプログラムを更新して、セキュリティ
ー強度を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末の
充電時プログラム変更方法に関し、特に、セキュリティ
ーを高めるために、充電時に充電器からプログラムを変
更する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器、特に無線を使う移動通信端末
では、通信の秘密を守るために暗号を使う必要がある。
従来は、移動通信における暗号通信を行なうための秘密
のプログラムを、端末の半導体チップあるいはモジュー
ルに格納し、暗号演算を行なっている。
【0003】暗号鍵を盗まれると、盗聴されて暗号文を
解読されたり、偽の暗号文を送り付けられたりして、大
きな被害を受ける。通信機器本体が盗まれたり紛失した
場合、その内部が分解され、半導体チップあるいはモジ
ュールが解析されて、暗号鍵が解読される恐れがある。
特に、移動通信端末は小型・軽量ゆえに、盗難にあった
り紛失しやすく、半導体チップあるいはモジュールに格
納されているプログラムが解析され、端末が不正利用さ
れるおそれがあるので、耐タンパー性の高い半導体チッ
プに、暗号鍵や暗号演算プログラムを格納するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、十分な
耐タンパー性を有する鍵保持方法あるいは鍵保持デバイ
スは今のところなく、通信機器を盗まれた場合、結局は
何らかの方法で暗号鍵が解読されてしまう。暗号処理プ
ログラムやシステムコマンドが分かっていると、半導体
のデータバスに電子ビームテスタや探針を立てて解析す
るデータバス攻撃により、暗号鍵がバス上を通過するタ
イミングを捉えて、暗号鍵が解析されてしまうという問
題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決し、移動
通信端末が盗難にあっても不正利用されないように、暗
号処理プログラムを変更して、移動通信端末の安全性を
高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、暗号通信を行なうための暗号演算手
段を内蔵する移動通信端末と、プログラム変更を行なう
プログラム変更手段を内蔵する充電器とを有するシステ
ムにおける充電時プログラム変更方法を、移動通信端末
を充電器に装着し充電する際に、プログラムを変更して
移動通信端末に変更プログラムを転送してプログラム変
更を行なうように構成した。このように構成したことに
より、頻繁にプログラムを変更して、暗号鍵の解析を困
難にすることができる。
【0007】また、充電器をシステム管理サーバや基地
局に接続し、一定時刻あるいはシステム管理者によるプ
ログラム変更リクエスト信号に基づきプログラムを変更
するように構成した。このように構成したことにより、
定期的あるいは任意のタイミングでプログラムを変更で
き、端末の負担なくセキュリティを高めることができ
る。
【0008】また、充電器に装着された移動通信端末が
充電器と対応する特定の移動通信端末であることを識別
した場合のみプログラム変更を開始し、充電器と対応す
る特定の移動通信端末でないことを識別した場合に、移
動通信端末のプログラムを消去するように構成した。こ
のように構成したことにより、移動通信端末が盗難にあ
っても更新プログラムが盗まれることを防ぐことができ
る。
【0009】また、充電器をサーバにオンライン接続し
ておき、充電器がサーバから切断されたことをサーバが
検知した場合、充電器および移動通信端末に格納されて
いるプログラムを無効化するように構成した。このよう
に構成したことにより、充電器が盗難にあっても更新プ
ログラムが盗まれることを防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
暗号通信を行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通
信端末と、プログラム変更を行なうプログラム変更手段
を内蔵する充電器とを有するシステムにおける充電時プ
ログラム変更方法であって、前記移動通信端末を前記充
電器に装着し充電する際に、プログラムを変更して前記
移動通信端末に変更プログラムを転送してプログラム変
更を行なう充電時プログラム変更方法であり、充電器か
ら移動通信端末に変更プログラムを転送して、半導体デ
ータバス攻撃に対する安全性を高めるという作用を有す
る。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、プログラム
の格納位置をスクランブルしてプログラムを変更するも
のであり、プログラムのアドレスをランダムに変更して
安全性を高めるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、プログラム
を格納するメモリの位置を動的に変えながら動作させる
プログラム変更方法であり、プログラムのアドレスを動
的に変更して安全性を高めるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記移動通
信端末および/または前記充電器に複数の変更プログラ
ムを保持するメモリを設け、所定のタイミングでプログ
ラム変更するものであり、充電後の所定の時刻にプログ
ラムを変更するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
をシステム管理サーバに接続し、一定時刻あるいはシス
テム管理者によるプログラム変更リクエスト信号に基づ
きプログラムを変更するものであり、所定時刻にも任意
の時刻にもプログラムを変更できるようにするという作
用を有する。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、充電開始の
検出信号に応じて、前記プログラム変更手段でプログラ
ムの変更演算を開始するものであり、充電時に自動的に
プログラム変更を開始するという作用を有する。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
を基地局に接続し、前記充電器から前記基地局にプログ
ラムの変更演算を依頼し、前記基地局からの演算結果に
よりプログラムを変更するものであり、基地局で変更し
たプログラムを移動通信端末に転送してプログラム変更
を行なうという作用を有する。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
をサーバーに接続し、前記サーバーにプログラム変更演
算を依頼し、前記サーバーから演算結果を受信して、プ
ログラムを変更するものであり、サーバーで変更したプ
ログラムを移動通信端末に転送してプログラム変更を行
なうという作用を有する。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記移動通
信端末にタンパー検出手段とタンパー検出信号記憶手段
とを設け、充電時に前記タンパー検出信号記憶手段をア
クセスし、タンパー検出信号が存在した場合にプログラ
ムの変更演算を開始するものであり、移動通信端末がタ
ンパー攻撃を受けたことを検出してプログラム変更をす
るという作用を有する。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
にプログラム変更開始指示手段を設け、前記プログラム
変更開始指示手段からのプログラム変更開始指示信号に
よりプログラム変更を開始するものであり、プログラム
変更が必要な場合のみプログラム変更を行なえるように
するという作用を有する。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
に装着された移動通信端末が前記充電器と対応する特定
の移動通信端末であることを識別した場合のみプログラ
ム変更を開始するものであり、盗難にあった移動通信端
末が別の充電器でプログラム変更されることを防止する
という作用を有する。
【0021】本発明の請求項12記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
と対応する特定の移動通信端末でないことを識別した場
合に、前記移動通信端末のプログラムを消去するもので
あり、盗難にあった移動通信端末を無効化するという作
用を有する。
【0022】本発明の請求項13記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、充電は接触
端子から充電し、プログラム変更データは非接触端子を
介して信号伝送を行なうものであり、充電器の端子から
変更プログラムが盗まれることを防止するという作用を
有する。
【0023】本発明の請求項14記載の発明は、請求項1
記載の充電時プログラム変更方法において、前記充電器
をサーバーにオンライン接続しておき、前記充電器が前
記サーバーから切断されたことをサーバーが検知した場
合、前記充電器および前記移動通信端末に格納されてい
るプログラムを無効化するものであり、充電器が盗まれ
て悪用されることを防止するという作用を有する。
【0024】本発明の請求項15記載の発明は、暗号通信
を行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通信端末を
装着して充電する際に前記移動通信端末のプログラムを
変更する演算を行なうプログラム変更演算モジュールを
内蔵する充電器であり、移動通信端子を小型軽量低消費
電力化するとともに、分離して安全性を高めるという作
用を有する。
【0025】本発明の請求項16記載の発明は、請求項15
記載の充電器において、接触型充電端子と非接触型プロ
グラム転送手段とを有するものであり、充電器の端子か
ら変更プログラムが盗まれることを防止するという作用
を有する。
【0026】本発明の請求項17記載の発明は、請求項15
記載の充電器において、充電中の移動通信端末の状態な
どを表示する表示部を有するものであり、状態監視のた
めにプログラム変更状況などを表示するという作用を有
する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を参照しながら詳細に説明する。
【0028】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、暗号通信を行なうための演算を行なう暗号チ
ップもしくはモジュールを内蔵する移動通信端末と、プ
ログラム変更を行なうためのプログラム変更モジュール
を内蔵する充電器よりシステムが構成され、移動端末を
充電器に装着し充電する際に、移動端末からの依頼に基
づき充電器中のプログラム変更モジュールが動作し、プ
ログラム変更処理を演算し、演算結果に基づき新たなプ
ログラムを移動端末モジュールに格納することによりプ
ログラム変更を行なう充電時プログラム変更方法であ
る。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態の充電
時プログラム変更方法の原理図である。移動端末100が
充電器200に装着される際に、プログラム変更処理を行
なう。
【0030】図2は、第1の実施の形態の充電時プログ
ラム変更方法を実行するシステムの構成図である。図2
において、暗号モジュール101は、暗号通信を行なうた
めの暗号化と復号を行なう装置である。充電感知部102
は、充電開始を感知する回路である。充電端子103は、
移動端末100内の電池に充電器からの充電電流を流すた
めの端子である。情報端子104は、移動端末100内の暗号
モジュール101と、充電器内のプログラム変更処理演算
モジュールとの間で、変更プログラムを伝送するための
端子である。配線105は、充電感知部102と充電端子103
を結ぶ配線である。配線106は、充電感知部102と暗号モ
ジュール101を結ぶ配線である。配線107は、暗号モジュ
ール101と情報端子104を結ぶ配線である。移動体通信部
108は、移動体通信を行なうためのその他の部分であ
る。
【0031】プログラム変更処理演算モジュール201
は、充電器200内に設けられた、プログラム変更処理を
行なう装置である。充電部202は、移動端末100に充電を
行なう装置である。充電端子203は、充電電流を送出す
るための端子である。情報端子204は、情報端子104との
接触により、変更演算した結果を移動端末100に渡すた
めの端子である。配線205は、充電部202と充電端子203
を結ぶ配線である。配線206は、プログラム変更処理演
算モジュール201と情報端子204を結ぶ配線である。充電
関連部207は、充電のためのその他の部分である。
【0032】図3は、図2に示した移動端末内の暗号モ
ジュールブロックの図である。変更プログラム保持メモ
リ302は、プログラムを格納したメモリであり、この中
に格納されている秘密プログラムを暗号化・復号演算部
301に送り、平文を暗号文に、あるいは暗号文を平文に
変え、暗号通信を行なう。
【0033】図4は、充電器の中に保有するプログラム
変更処理演算モジュールを示す図であり、プログラム変
更処理演算モジュール400の中にプログラム変更処理演
算部401を有する。
【0034】上記のように構成されたシステムにおけ
る、本発明の第1の実施の形態の充電時プログラム変更
方法の動作を説明する。図2に示した移動端末100の中
の充電感知部102は、移動端末100が充電部200に装着さ
れ、充電が開始されたことを感知し、暗号モジュール10
1に通知する。暗号モジュール101は、充電感知部102か
らの通知に基づき、プログラム変更を要求するリクエス
ト信号を、プログラム変更処理演算モジュール201に送
信する。
【0035】プログラム変更処理演算モジュール201
は、プログラム変更のリクエスト信号を受信すると、プ
ログラム変更処理演算を行ない、プログラム変更処理演
算の結果を暗号モジュール101に送信する。プログラム
変更処理されたプログラムを新たなプログラムとして、
変更プログラム保持メモリ302に格納する。充電が終了
すると、この新たな変更プログラムを用いて、暗号化・
復号演算部301により暗号通信を行なう。
【0036】プログラムの変更処理としては、プログラ
ムの格納位置をスクランブルしてプログラムを変更する
方法や、プログラムを格納するメモリの位置を動的に変
えながら動作させる方法などがある。プログラム変更の
度にパラメータを変えて、暗号処理結果が変わるように
してもよいし、暗号処理結果は変わらないようにしても
よい。暗号処理結果が変わるようにプログラム変更した
場合は、基地局との間で、暗号処理を一致させるプログ
ラム変更処理手続きが必要となる。
【0037】次に、本発明の第1の実施の形態の充電時
プログラム変更方法の変形例を、いくつか説明する。図
2には、接触端子によりプログラム変更情報を交換する
例を示したが、非接触端子により情報を交換することも
可能である。充電は接触端子から充電し、プログラム変
更データは非接触端子を介して信号伝送を行なう。非接
触端子を使うことにより、接触端子にプローブを当てて
情報を盗むことを不可能にする。
【0038】図5は、暗号モジュール内にプログラム保
持メモリを複数保持し、新旧のプログラムをそれぞれに
ストアし、プログラム変更を行なう例である。現在使用
中のプログラムは、第1の変更プログラム保持メモリ502
に保持しておき、充電時には、第2の変更プログラム保
持メモリ503に、変更プログラムを格納する。移動端末
を使用しない時刻に、第2の変更プログラム保持メモリ
503に格納されている変更プログラムを、第1の変更プ
ログラム保持メモリ502に転送して更新する。例えば、
通信端末を使わない深夜の12時にプログラムの変更を行
なう。
【0039】図6は、プログラム変更処理演算モジュー
ル600内にプログラム保持メモリを複数保持し、新旧の
プログラムをストアさせ、プログラム変更を行なう例で
ある。充電器を使用していない時間にプログラム変更処
理演算を行なって、プログラム保持メモリ602に格納し
ておく。充電時に、格納しておいた変更プログラムを、
移動端末に転送してプログラムを入れ替える。充電時間
中には間に合わないような長時間かかるプログラム変更
処理でも可能になる。
【0040】充電開始を捉えてプログラムを変更する方
法の他に、タンパー攻撃を検出した場合にプログラム変
更を行なうこともできる。移動端末100内にタンパー検
出部を設け、タンパー検出信号をタンパー検出信号保持
回路に記憶しておく。充電時に、タンパー検出信号保持
回路をアクセスして、タンパー検出信号があった場合、
充電器でプログラム変更処理を行ない、変更プログラム
を移動端末に転送する。移動端末では、この変更プログ
ラムで暗号通信を行なう。移動端末が、何者かに解析さ
れた形跡があった場合に、プログラムを変更して、解析
結果を無効にすることにより、暗号鍵を守る。
【0041】充電器にプログラム変更開始指示スイッチ
を設け、プログラム変更開始指示スイッチからのプログ
ラム変更開始指示信号によりプログラム変更を開始す
る。通常は充電のみにして、必要がある場合のみ、スイ
ッチを押してプログラム変更処理を行なう。プログラム
変更の必要がない場合には、短時間の充電で再び移動端
末を使用することができる。
【0042】移動通信端末と充電器をセットにし、移動
端末固有の充電器でのみプログラムを変更する。この場
合は、セキュリティー強度をさらに高くすることができ
る。充電器と対応する特定の移動通信端末でないことを
識別した場合に、移動通信端末のプログラムを消去す
る。盗難にあった移動端末を、他の充電器を使ってプロ
グラム更新されて、悪用されることを防ぐ。
【0043】充電器に液晶などの表示部を設けることに
より、利用者がプログラム更新演算などの状況を把握で
きるようにし、利便性を向上させる。
【0044】このように暗号処理プログラムを、例えば
1日1度の充電の度に変更するので、暗号処理プログラ
ムの動作が毎日変わる。移動通信端末が盗難にあって、
暗号処理プログラムが解析されて、暗号鍵が解読されて
も、その被害は最大1日に止まる。暗号鍵も毎日変える
ので、1日でプログラムを解析し、その結果を使って、
その日の内に暗号鍵を探り当て、それを使って盗聴した
り、偽暗号文を発信しない限り、セキュリティは確保さ
れる。さらに、次の日には別のプログラムになっている
ので、前の解析結果を利用して、後で盗んだ別の移動通
信端末の暗号鍵を探ることができない。後で盗んだ端末
機については、改めて最初から解析しなければならな
い。すなわち、プログラム解析の効果は、1日しか意味
がなくなる。1日ですべてを解析することは、事実上不
可能であるから、安全性は十分である。ただし、盗難に
あった日に盗聴した暗号文を後日解読することは可能で
あるが、数カ月〜数年という非常に長い解析時間のあと
に暗号文が解読されても、そのときには既に暗号文の意
味は無くなっている。
【0045】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、充電時プログラム変更方法を、暗号通信を行なう
ための演算を行なう暗号チップもしくはモジュールを内
蔵する移動通信端末と、プログラム変更を行なうための
プログラム変更モジュールを内蔵する充電器よりシステ
ムが構成され、移動端末を充電器に装着し充電する際
に、移動端末からの依頼に基づき充電器中のプログラム
変更モジュールが動作し、プログラム変更処理を演算
し、演算結果に基づき新たなプログラムを移動端末モジ
ュールに格納することによりプログラム変更を行なうよ
うに構成したので、端末に負荷をかけずに、頻繁にプロ
グラムを変更することができ、セキュリティを高めるこ
とができる。
【0046】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、暗号通信を行なうための演算を行なう暗号チ
ップもしくはモジュールを内蔵する移動通信端末と、無
線通信装置を有する充電器と、基地局とからシステムが
構成され、移動端末を充電器に装着し充電する際に、移
動端末からの依頼に基づき充電器から基地局にプログラ
ム変更処理を依頼し、基地局でプログラム変更処理を演
算し、演算結果に基づき新たなプログラムを移動端末モ
ジュールに格納することによりプログラム変更を行なう
充電時プログラム変更方法である。
【0047】図7は、本発明の第2の実施の形態の充電
時プログラム変更方法の原理図である。充電器は、図2
に示したようなプログラム変更処理演算モジュール201
を有しない。充電器は、アンテナ部208と、図示しない
無線通信装置とを有する。
【0048】充電開始に伴い、充電器から離れた基地局
700に無線でプログラム変更のリクエスト信号を送る。
プログラム変更処理演算を充電器内では行なわない。基
地局700でのプログラム変更処理演算の結果を受け、移
動通信端末に演算結果を送信する。これを新たな変更プ
ログラムとして、移動通信端末で暗号通信を行なう。
【0049】基地局700でプログラム変更処理演算を行
なうので、充電器で行なうより複雑な演算ができる。ま
た、どのようにプログラムを変更しても、基地局700と
移動通信端末機との間で、プログラム変更結果を改めて
通信する必要がない。したがって、暗号処理が変わるよ
うな大幅なプログラム変更を簡単に行なうことができ、
プログラム解析を非常に困難にすることが可能となる。
【0050】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、充電時プログラム変更方法を、暗号モジュールを
内蔵する移動通信端末と、無線通信装置を有する充電器
と、基地局とからシステムが構成され、移動端末を充電
器に装着し充電する際に、充電器から基地局にプログラ
ム変更処理を依頼し、基地局でプログラム変更処理を演
算し、新たなプログラムを移動端末に格納することによ
りプログラム変更を行なう構成としたので、どのような
複雑なプログラム変更でも可能であり、プログラム解析
に対する安全性をいっそう高めることができる。
【0051】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、暗号通信を行なうための演算を行なう暗号モ
ジュールを内蔵する移動通信端末と、有線通信装置を有
する充電器と、サーバーとからシステムが構成され、移
動端末を充電器に装着し充電する際に、充電器からサー
バーにプログラム変更処理を依頼し、サーバーでプログ
ラム変更処理を演算し、新たなプログラムを移動端末に
格納することによりプログラム変更を行なう充電時プロ
グラム変更方法である。
【0052】図8は、本発明の第3の実施の形態の充電
時プログラム変更方法の原理図である。充電器は、図2
に示したようなプログラム変更処理演算モジュール201
を有しない。充電器は、オンライン接続端子209と通信
回路を有する。
【0053】充電器をシステム管理サーバ800に接続し
ておく。充電器は、充電開始に伴い、サーバー800にプ
ログラム変更のリクエスト信号を送る。充電器は、プロ
グラム変更処理演算を行なわない。サーバー800でのプ
ログラム変更処理演算の結果を受け、移動端末に演算結
果を送信する。これを新たな変更プログラムとして、移
動端末は暗号通信を行なう。充電器とサーバー800を有
線通信路で接続するので、無線の場合と異なり、変更プ
ログラムを盗聴される危険は少ない。一定時刻あるいは
システム管理者によるプログラム変更リクエスト信号に
基づいて、プログラムを変更することもできる。
【0054】充電器をサーバー800にオンライン接続し
ておき、充電器がサーバー800から切断されたことをサ
ーバー800が検知した場合、充電器および移動通信端末
に格納されているプログラムを無効化する。充電器と移
動端末が盗難にあった場合、プログラムを無効化して、
充電器や移動端末が悪用されることを防ぐ。
【0055】なお、このサーバー800の代わりに、パソ
コンあるいはワークステーションにおいて同様のプログ
ラム変更処理演算を行なっても、同様の結果が得られ、
新たな変更プログラムによる暗号通信を行なうことがで
きる。
【0056】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、充電時プログラム変更方法を、移動通信端末と、
有線通信装置を有する充電器と、サーバーとからシステ
ムが構成され、移動端末を充電器に装着し充電する際
に、充電器からサーバーにプログラム変更処理を依頼
し、サーバーでプログラム変更処理演算をして、新たな
プログラムを移動端末に格納することによりプログラム
変更を行なう構成としたので、移動端末と充電器を小型
軽量にできるとともに、複雑なプログラム変更処理を安
全に行なうことができ、安全性が高まる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明では、暗号通信を
行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通信端末と、
プログラム変更を行なうプログラム変更手段を内蔵する
充電器とを有するシステムにおける充電時プログラム変
更方法を、移動通信端末を充電器に装着し充電する際
に、プログラムを変更して移動通信端末に変更プログラ
ムを転送してプログラム変更を行なう構成としたので、
定期的にプログラム変更ができ、セキュリティー強度を
保てるとともに、移動通信端末での演算負荷を軽減し
て、移動通信端末の小型軽量低消費電力化を損なわない
という効果が得られる。
【0058】また、充電器を基地局に接続し、充電器か
ら基地局にプログラムの変更演算を依頼し、基地局から
の演算結果によりプログラムを変更する構成としたの
で、どのような複雑なプログラム変更も可能となり、安
全性を高めることができるという効果が得られる。
【0059】また、充電器をシステム管理サーバに接続
し、プログラム変更リクエスト信号に基づきプログラム
を変更する構成としたので、サーバーの管理のもとでプ
ログラムを変更することができ、通信端末の暗号処理プ
ログラムの変更管理が柔軟に行なえるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の充電時プログラム
変更方法の原理を示す図、
【図2】第1の実施の形態の充電時プログラム変更方法
のシステム構成を示す図、
【図3】第1の実施の形態の充電時プログラム変更方法
における暗号モジュール、
【図4】第1の実施の形態の充電時プログラム変更方法
におけるプログラム変更処理演算モジュール、
【図5】第1の実施の形態の充電時プログラム変更方法
における暗号モジュール、
【図6】第1の実施の形態の充電時プログラム変更方法
におけるプログラム変更処理演算モジュール、
【図7】本発明の第2の実施の形態の充電時プログラム
変更方法のシステム構成を示す図、
【図8】本発明の第3の実施の形態の充電時プログラム
変更方法のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
100 移動端末 200 充電器 101 暗号モジュール 102 充電感知部 103 充電端子 104 情報端子 105 配線 106 配線 107 配線 108 移動体通信部 201 プログラム変更処理演算モジュール 202 充電部 203 充電端子 204 情報端子 205 配線 206 配線 207 充電関連部 208 アンテナ部 209 接続端子 300 暗号モジュール 301 暗号化・復号演算部 302 変更プログラム保持メモリ 400 プログラム変更処理演算モジュール 401 プログラム変更処理演算部 500 暗号モジュール 501 暗号化・復号演算部 502 変更プログラム保持メモリ 503 変更プログラム保持メモリ 600 プログラム変更処理演算モジュール 601 プログラム変更処理演算部 602 変更プログラム保持メモリ 603 変更プログラム保持メモリ 700 基地局 701 プログラム変更処理演算部 800 サーバー 801 プログラム変更処理演算部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月3日(1999.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、暗号通信を行なうための暗号演算手
段を内蔵する移動通信端末と、プログラム変更を行なう
プログラム変更手段を内蔵する充電器とを有するシステ
ムにおける充電時プログラム変更方法を、移動通信端末
を充電器に装着し充電する際に、前記充電器に装着され
た移動通信端末が前記充電器と対応する特定の移動通信
端末であることを識別したことに応じて、プログラムを
変更して移動通信端末に変更プログラムを転送してプロ
グラム変更を行なうように構成した。このように構成し
たことにより、頻繁にプログラムを変更して、暗号鍵の
解析を困難にすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
暗号通信を行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通
信端末と、プログラム変更を行なうプログラム変更手段
を内蔵する充電器とを有するシステムにおける充電時プ
ログラム変更方法であって、前記移動通信端末を前記充
電器に装着し充電する際に、前記充電器に装着された移
動通信端末が前記充電器と対応する特定の移動通信端末
であることを識別したことに応じて、プログラムを変更
して前記移動通信端末に変更プログラムを転送してプロ
グラム変更を行なう充電時プログラム変更方法であり、
充電器から移動通信端末に変更プログラムを転送して、
半導体データバス攻撃に対する安全性を高めるという作
用を有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明の請求項15記載の発明は、暗号通信
を行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通信端末を
装着して充電する際に前記移動通信端末のプログラムを
変更する演算を行なうプログラム変更演算モジュール
と、前記充電器に装着された移動通信端末が前記充電器
と対応する特定の移動通信端末であることを識別する手
段とを内蔵する充電器であり、移動通信端子を小型軽量
低消費電力化するとともに、分離して安全性を高めると
いう作用を有する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明では、暗号通信を
行なうための暗号演算手段を内蔵する移動通信端末と、
プログラム変更を行なうプログラム変更手段を内蔵する
充電器とを有するシステムにおける充電時プログラム変
更方法を、移動通信端末を充電器に装着し充電する際
に、充電器に装着された移動通信端末が充電器と対応す
る特定の移動通信端末であることを識別したことに応じ
て、プログラムを変更して移動通信端末に変更プログラ
ムを転送してプログラム変更を行なう構成としたので、
定期的にプログラム変更ができ、セキュリティー強度を
保てるとともに、移動通信端末での演算負荷を軽減し
て、移動通信端末の小型軽量低消費電力化を損なわない
という効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 なつめ 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目20番地 8 株式会社高度移動通信セキュリティ技 術研究所内 Fターム(参考) 5J104 AA16 AA47 NA27 NA39 PA02 5K067 AA30 BB04 EE02 HH21 HH23 HH36 KK06 9A001 BB03 BB06 CC05 EE03 JJ27 LL03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号通信を行なうための暗号演算手段を
    内蔵する移動通信端末と、プログラム変更を行なうプロ
    グラム変更手段を内蔵する充電器とを有するシステムに
    おける充電時プログラム変更方法であって、前記移動通
    信端末を前記充電器に装着し充電する際に、プログラム
    を変更して前記移動通信端末に変更プログラムを転送し
    てプログラム変更を行なうことを特徴とする充電時プロ
    グラム変更方法。
  2. 【請求項2】 プログラムの格納位置をスクランブルし
    てプログラムを変更することを特徴とする請求項1記載
    の充電時プログラム変更方法。
  3. 【請求項3】 プログラムを格納するメモリの位置を動
    的に変えながら動作させることを特徴とする請求項1記
    載の充電時プログラム変更方法。
  4. 【請求項4】 前記移動通信端末および/または前記充
    電器に複数の変更プログラムを保持するメモリを設け、
    所定のタイミングでプログラム変更することを特徴とす
    る請求項1記載の充電時プログラム変更方法。
  5. 【請求項5】 前記充電器をシステム管理サーバに接続
    し、一定時刻あるいはシステム管理者によるプログラム
    変更リクエスト信号に基づきプログラムを変更すること
    を特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方
    法。
  6. 【請求項6】 充電開始の検出信号に応じて、前記プロ
    グラム変更手段でプログラムの変更演算を開始すること
    を特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方
    法。
  7. 【請求項7】 前記充電器を基地局に接続し、前記充電
    器から前記基地局にプログラムの変更演算を依頼し、前
    記基地局からの演算結果によりプログラムを変更するこ
    とを特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方
    法。
  8. 【請求項8】 前記充電器をサーバーに接続し、前記サ
    ーバーにプログラム変更演算を依頼し、前記サーバーか
    ら演算結果を受信して、プログラムを変更することを特
    徴とする請求項1記載の充電時暗号鍵変更方法。
  9. 【請求項9】 前記移動通信端末にタンパー検出手段と
    タンパー検出信号記憶手段とを設け、充電時に前記タン
    パー検出信号記憶手段をアクセスし、タンパー検出信号
    が存在した場合にプログラムの変更演算を開始すること
    を特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方
    法。
  10. 【請求項10】 前記充電器にプログラム変更開始指示
    手段を設け、前記プログラム変更開始指示手段からのプ
    ログラム変更開始指示信号によりプログラム変更を開始
    することを特徴とする請求項1記載の充電時プログラム
    変更方法。
  11. 【請求項11】 前記充電器に装着された移動通信端末
    が前記充電器と対応する特定の移動通信端末であること
    を識別した場合のみプログラム変更を開始することを特
    徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方法。
  12. 【請求項12】 前記充電器と対応する特定の移動通信
    端末でないことを識別した場合に、前記移動通信端末の
    プログラムを消去することを特徴とする請求項1記載の
    充電時プログラム変更方法。
  13. 【請求項13】 充電は接触端子から充電し、プログラ
    ム変更データは非接触端子を介して信号伝送を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更方
    法。
  14. 【請求項14】 前記充電器をサーバーにオンライン接
    続しておき、前記充電器が前記サーバーから切断された
    ことをサーバーが検知した場合、前記充電器および前記
    移動通信端末に格納されているプログラムを無効化する
    ことを特徴とする請求項1記載の充電時プログラム変更
    方法。
  15. 【請求項15】 暗号通信を行なうための暗号演算手段
    を内蔵する移動通信端末を装着して充電する際に前記移
    動通信端末のプログラムを変更する演算を行なうプログ
    ラム変更演算モジュールを内蔵することを特徴とする充
    電器。
  16. 【請求項16】 接触型充電端子と非接触型プログラム
    転送手段とを有することを特徴とする請求項15記載の
    充電器。
  17. 【請求項17】 充電中の移動通信端末の状態などを表
    示する表示部を有することを特徴とする請求項15記載
    の充電器。
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