JP2000078514A - 画像高速表示装置及び画像高速表示方法 - Google Patents

画像高速表示装置及び画像高速表示方法

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JP2000078514A
JP2000078514A JP10245765A JP24576598A JP2000078514A JP 2000078514 A JP2000078514 A JP 2000078514A JP 10245765 A JP10245765 A JP 10245765A JP 24576598 A JP24576598 A JP 24576598A JP 2000078514 A JP2000078514 A JP 2000078514A
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Kazuto Terada
和人 寺田
Narihiro Matoba
成浩 的場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BTC圧縮された画像データを高速に表示す
る。 【解決手段】 データ読出手段11は、一次記憶手段3
に記憶されているBTC圧縮データを、作業メモリ5に
読み出し、代表成分値算出手段12は、所定のブロック
単位に代表成分値を算出する。代表成分値処理手段13
は、算出された代表成分値で構成される画像データに対
して、表示に関連する画像処理を行って表示用の画像デ
ータを求め、データ書込手段14は、表示用の画像デー
タをフレームメモリ6に書き込み、表示手段7が表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
等で撮影された画像を高速に表示する画像高速表示装置
及び画像高速表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にデジタルスチルカメラのような画
像入力装置では、撮像素子から入力された画像データに
対して画像処理を行ったのち、JPEG(Joint
Photographic Coding Exper
ts Group)等の圧縮方式を用いて記録媒体に記
録する方式が用いられている。したがって、撮影した画
像データを表示するには、記録媒体から画像のJPEG
圧縮データを読み出し、伸張処理を行った画像データを
表示装置で表示している。
【0003】図26は特開平5−183754号公報に
開示されている画像表示装置を示す図であり、図におい
て、撮影された画像データが、ディスクリートコサイン
変換(DCT)を用いてブロック単位で圧縮を行うJP
EG方式等の形式で、メモリカード101に保持されて
いる。メモリカード101から画像圧縮データが読み出
され、直流成分抽出回路102により、画像圧縮データ
からブロック単位に直流成分だけが抽出される。
【0004】抽出された直流成分は、逆ハフマン符号化
回路103により伸張処理され、積分回路104によ
り、各ブロックの代表値に変換される。次に補間回路1
05において、得られた各ブロックの代表値が補間さ
れ、モニタ106で表示される。したがって、この方式
の場合、メモリカード101に保持されている画像圧縮
データの伸張処理を、画像全体に対して行う必要がない
ため、高速に画像を表示できるという利点がある。
【0005】図27は特願平9−68788号に記載さ
れている画像表示装置であり、図において、撮影動作に
より単板式カラー撮像素子201から入力された画像デ
ータが、アナログ信号処理回路202及びA/Dコンバ
ータ203を経て画素並べ替え回路204に入力され
る。画像データは、図28に示すように、2×2単位の
原色系カラーモザイクフィルタで表されているが、画素
並べ替え回路204では、図29に示すような8×8の
ブロックが、図30に示すように、4×4の同色ブロッ
クからなる8×8ブロックに変換されて並べ替えられ
る。この並べ替えによる処理は、各色毎に同じ圧縮回路
を使用し、回路規模を小さくするためのものである。
【0006】並べ替えられた画像データは、固定長符号
化回路205により、4×4の同色ブロック毎に、BT
C(Block Truncation Codin
g)圧縮方式を用いて固定長圧縮され、1次記憶メモリ
である符号化メモリ206に保持される。
【0007】撮影動作が終了後、撮影された画像のBT
C圧縮データが、符号化メモリ206から読み出され、
固定長復号化回路207において、BTC圧縮データの
伸張処理が行われる。BTC伸張後の画像データは、画
素逆並べ替え回路208により、図30のブロックから
図29のブロックに逆変換され、信号処理回路209よ
り信号処理が行われる。信号処理後の画像データは、フ
レームメモリ210に送られ、可変長符号化回路211
により、DCT等を用いた圧縮処理が行われ、2次記憶
装置213に記録されるか、フレームメモリ210から
読み出されて表示装置212で表示される。
【0008】上記特願平9−68788号に記載されて
いる画像表示装置では、2次記憶装置213に保持され
る際の可変長符号化処理以外に、撮影してから画素並べ
替えを行った画像を固定長で符号化するためにBTC圧
縮方式が用いられている。このBTC圧縮方式は、ブロ
ックトランケーション符号化又はブロック符号化と呼ば
れ、“静止画像の符号化方式”(斎藤隆弘、安田浩:テ
レビジョン学会誌,Vol.44,No.2,pp.1
53−161,1990)や“ハードコピー装置に適し
た画像圧縮法”(岡賢一郎、安居院猛、中嶋正之:日本
印刷学会誌,Vol.27,No.3,pp.28−3
6,1990)等に示されている。
【0009】BTC圧縮方式は、画像をある小領域のブ
ロックに分割し、ブロック内に含まれる画素の画素値に
適切な階調値を割り当て、それらの割り当てられた階調
値を各画素において復号化できるようにブロック内の画
素値の平均値、画素値の差分値を用いて各画素に符号を
割り当てる方式である。したがって、BTC圧縮方式で
はブロック毎に圧縮データが算出され、各ブロックのB
TC圧縮データは、画素値の平均値、画素値の差分値及
び各画素の符号から構成される。
【0010】図31は“ハードコピー装置に適した画像
圧縮法”に記載されているBTC圧縮方式の概要を示す
図である。また、図32は同資料に記載されているBT
C圧縮方式の各ブロックにおける圧縮アルゴリズムを示
す図である。図において、Xijはブロック内の画素
値、ijはブロック内の画素の位置、Lmaxはブロッ
ク内の最大画素値、Lminはブロック内の最小画素
値、P1はLmaxとLminを4等分した下から4分
の1の値、P2はLmaxとLminを4等分した上か
ら4分の1の値、Laはブロック内の画素値の平均値、
Ldはブロック内の画素値の差分値、Q1はLmin以
上P1以下の画素値の平均値、Q4はP2以上Lmax
以下の画素値の平均値、L1,L2は画素値の差分値L
dを4等分した値を小さいほうから並べたものであり、
φijが各画素の符号値である。
【0011】このアルゴリズムでは、画像データを4×
4のブロックサイズに分割し、このブロック内で画素値
の最大画素値Lmax,最小画素値Lminを算出す
る。なお、このアルゴリズムではブロック内の画素はす
べて同色画素か、グレースケールであることを仮定して
いる。
【0012】次に図32のステップST1,ST2にお
いて、得られたLmax,Lminを用いてP1,P2
を算出し、ステップST3,ST4において、得られた
P1,P2を用いてブロック内でP1以下の画素値の平
均値Q1と、P2より大きい画素値の平均値Q4を算出
する。さらに、ステップST5,ST6において、Q1
及びQ4を用いて、ブロック内の画素値の平均値Laと
画素値の差分値Ldを算出し、ステップST7,ST8
において、各画素の符号値を決定するための閾値L1,
L2を算出する。
【0013】そしてステップST9において、算出され
たLa,Ld,L1,L2を用いて、ブロック内の各画
素の符号値φijを決定する。具体的には、画素値がL
1以下の場合にはその画素に符号値01(2進数)を、
画素値がLa以下の場合にはその画素に符号値00(2
進数)を、画素値がL2以下の場合にはその画素に符号
値10(2進数)を、これらのいずれにも当てはまらな
い場合はその画素に符号値11(2進数)を割り当て
る。なお、図32における“end−if”はifブロ
ックの終了、“end−for”はforループブロッ
クの終了を示す。
【0014】BTC圧縮アルゴリズムでは、このように
して得られた画素値の平均値La,画素値の差分値Ld
及び各画素の符号値φijを当該ブロックのBTC圧縮
データにする。この処理を画像中の全てのブロックに対
して行い、画像全体のBTC圧縮データを得る。このよ
うにBTCアルゴリズムでは、各ブロックのBTC圧縮
データがLa,Ld及びφijからなるため、圧縮デー
タを固定長にすることができる上、空間周波数領域への
変換がないために、処理が簡易であり高速な圧縮処理が
実現できる。
【0015】図33は“ハードコピー装置に適した画像
圧縮法”に記載されているBTC伸張方式を示す図であ
る。この伸張方式では圧縮データの伸張処理を各ブロッ
ク単位に行う。まず、各ブロックのBTC圧縮データか
ら当該ブロックのLa及びLdを読み出す。次に読み出
されたLa,Ldを用いて、当該ブロックのBTC圧縮
データに含まれるφijを読み出し、2進数で01,0
0,10,11のいずれかによって伸張後の各画素値Y
ijを算出する。
【0016】全てのブロックのBTC圧縮データについ
て、このような伸張処理を行い、伸張処理後の画像デー
タを得る。このBTC圧縮方式では、圧縮時に算出され
たBTC圧縮データに含まれている画素値の平均値La
が、ブロック内の平均画素値を表している上、各画素の
符号値φijも容易に部分読み出しが可能であるという
特徴がある。
【0017】なお、この明細書では、上記のBTC圧縮
アルゴリズムによる圧縮処理を、BTC圧縮処理と呼
び、上記のBTC伸張アルゴリズムによる伸張処理を、
BTC伸張処理と呼ぶ。また、BTC圧縮アルゴリズム
において、ブロック内の各画素の符号値φijを得る処
理を符号化と呼び、BTC伸張処理において、各画素の
符号値φijから伸張処理後の画素値を得る処理を復号
化と呼ぶ。さらに、ここで示したBTC圧縮アルゴリズ
ムでは、画素値を4値化しているが、例えば8値化する
場合等もBTC圧縮アルゴリズムに含まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の特開平5−18
3754号公報に示されている画像表示装置では、JP
EG圧縮された画像データを全て伸張することなく画像
を表示できるが、画像を表示するためには、JPEG圧
縮データが記憶されている記録媒体にアクセスする必要
がある。例えば記録媒体がメモリカードやフレキシブル
ディスクのような2次記録媒体の場合、このJPEG圧
縮データの読み出しに時間がかかるという課題があっ
た。また、画像の表示を行う上で、直流成分を読み出し
た後、JPEG伸張の処理を行う必要があり、複雑な処
理を必要とするという課題があった。
【0019】また、従来の特願平9−68788号に記
載されている画像表示装置では、撮影した画像データを
BTC圧縮し符号化メモリ206に保持し、画像の表示
を行う場合に、符号化メモリ206から圧縮データを読
み出して、BTC伸張処理を行い並べ替え処理を行って
いる。さらに並べ替えを行った画像データに信号処理を
行い、フレームメモリに書き込んでいる。したがって撮
像から表示までにBTC伸張を含む画像処理を画像全体
に関して行う必要があり、動きのある物体にも追従でき
るビューファインダ等の機能を実現する上で、適切な画
像表示レートを得られないという課題があった。
【0020】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、例えば特願平9−68778号に
記載されているBTC圧縮方式を用いて、一次記憶メモ
リである符号化メモリ206に画像データを保持する方
式において、ある程度、画質の低下を犠牲にしても、デ
ジタルスチルカメラ用のビューファインダ機能を実現で
きる画像高速表示装置及び画像高速表示方法を得ること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像高速
表示装置は、撮像手段より出力される画像データを所定
のブロック単位に固定長符号化を行い、圧縮データを求
める固定長符号化手段と、上記圧縮データを記憶する一
次記憶手段と、この一次記憶手段に記憶されている圧縮
データを読み出すデータ読出手段と、このデータ読出手
段により読み出された圧縮データに基づき、所定のブロ
ック単位の代表成分値を算出する代表成分値算出手段
と、上記代表成分値で構成される画像データに対して、
表示に関連する画像処理を行い表示用の画像データを求
める代表成分値処理手段と、上記表示用の画像データを
フレームメモリに書き込むデータ書込手段と、上記フレ
ームメモリに書き込まれた画像データを表示する表示手
段とを備えたものである。
【0022】この発明に係る画像高速表示装置は、代表
成分値算出手段が、圧縮データに基づき、所定のブロッ
ク単位における複数の画素を復号化し、復号化された複
数の画素の画素値の平均値を所定のブロック単位の代表
成分値として算出し、代表成分値処理手段が、上記代表
成分値で構成される画像データに対して、重みマトリク
スによるフィルタリング処理を行い表示用の画像データ
を求めるものである。
【0023】この発明に係る画像高速表示装置は、代表
成分値算出手段が、圧縮データに基づき、所定のブロッ
ク単位における複数の画素を復号化し、復号化された複
数の画素の画素値を所定のブロック単位の代表成分値と
して算出し、代表成分値処理手段が、上記代表成分値で
構成される画像データに対して、補間処理を行い表示用
の画像データを求めるものである。
【0024】この発明に係る画像高速表示装置は、代表
成分値算出手段が、圧縮データに含まれている画素値の
平均値を所定のブロック単位の代表成分値として抽出
し、代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成され
る画像データに対して、重みマトリクスによるフィルタ
リング処理を行い表示用の画像データを求めるものであ
る。
【0025】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに基づき、所定のブロック単位における
第1のグリーン成分の複数の画素と第2のグリーン成分
の複数の画素とを復号化し、復号化された複数の画素の
画素値を所定のブロック単位の代表成分値として算出
し、代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成され
る画像データに対して、重みマトリクスによるフィルタ
リング処理を行い表示用の画像データを求めるものであ
る。
【0026】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに基づき、所定のブロック単位における
第1のグリーン成分の複数の画素を復号化し、復号化さ
れた複数の画素の画素値の平均値を所定のブロック単位
の代表成分値として算出し、代表成分値処理手段が、上
記代表成分値で構成される画像データに対して、重みマ
トリクスによるフィルタリング処理を行い表示用の画像
データを求めるものである。
【0027】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに含まれている第1のグリーン成分の画
素値の平均値と第2のグリーン成分の画素値の平均値を
所定のブロック単位の代表成分値として抽出し、代表成
分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画像デー
タに対して、補間処理を行い表示用の画像データを求め
るものである。
【0028】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに基づき、第1のグリーン成分の画素値
の平均値と第2のグリーン成分の画素値の平均値との平
均値を、所定のブロック単位の代表成分値として算出
し、代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成され
る画像データに対して、重みマトリクスによるフィルタ
リング処理を行い表示用の画像データを求めるものであ
る。
【0029】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに基づき、レッド、グリーン及びブルー
の各カラー成分の画素値の平均値を求め、上記各カラー
成分の画素値の平均値から、所定のブロック単位の代表
成分値として輝度成分を算出し、代表成分値処理手段
が、上記代表成分値で構成される画像データに対して、
重みマトリクスによるフィルタリング処理を行い表示用
の画像データを求めるものである。
【0030】この発明に係る画像高速表示装置は、固定
長符号化手段が、撮像手段より出力されたカラーの画像
データから圧縮データを求め、代表成分値算出手段が、
上記圧縮データに基づき、レッド、グリーン及びブルー
の各カラー成分の画素値の平均値を、所定のブロック単
位の代表成分値として算出し、代表成分値処理手段が、
上記代表成分値で構成される画像データに対して、カラ
ーフォーマット変換処理を行い表示用の画像データを求
めるものである。
【0031】この発明に係る画像高速表示装置は、代表
成分値処理手段が、代表成分値で構成される画像データ
に対して、YUV4:2:2フォーマット変換処理を行
い、輝度情報と色情報を含んだ表示用の画像データを求
めるものである。
【0032】この発明に係る画像高速表示装置は、デー
タ書込手段が、代表成分値処理手段により求められた表
示用の画像データを、フレームメモリの横方向及び縦方
向に複数回書き込むものである。
【0033】この発明に係る画像高速表示装置は、代表
成分値処理手段が、代表成分値で構成される画像データ
に対して、表示手段が表示する画像サイズに対応した解
像度変換処理を行い表示用の画像データを求めるもので
ある。
【0034】この発明に係る画像高速表示装置は、デー
タ読出手段が一次記憶手段に記憶されている圧縮データ
の中から、外部より指定された所定領域の圧縮データを
読み出すものである。
【0035】この発明に係る画像高速表示方法は、撮像
された画像データを所定のブロック単位に固定長符号化
を行い、圧縮データを求め、上記圧縮データを記憶し、
記憶されている上記圧縮データを読み出し、読み出され
た上記圧縮データに基づき、所定のブロック単位の代表
成分値を算出し、上記代表成分値で構成される画像デー
タに対して、表示に関連する画像処理を行い表示用の画
像データを求めて表示するものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1による画像高速表示
装置の構成を示す図である。図において、1は画像を撮
像し画像データを出力する撮像手段、2はBTC圧縮ア
ルゴリズムにより画像データを圧縮しBTC圧縮データ
を求めるBTC圧縮手段、3はBTC圧縮データを記憶
する一次記憶手段、4はミドルウェアにより画像高速表
示処理を行うMPU(Micro−Processor
Unit),5はMPU4が画像高速表示処理を行う
際に使用する作業メモリ、6はMPU4により処理され
た表示用の画像データを記憶するフレームメモリ、7は
フレームメモリ6に記憶された画像データを表示する表
示手段である。なお、本明細書では、以下の説明で、B
TC圧縮手段2が、BTC圧縮アルゴリズムにより画像
データを圧縮し、BTC圧縮データを求めているが、B
TC圧縮アルゴリズムに限定せず、BTC圧縮手段2の
代りに、所定のブロック単位に固定長符号化を行い、圧
縮データを求める固定長符号化手段でも良い。
【0037】また、図1のMPU4において、11は一
次記憶手段3に記憶されているBTC圧縮データを作業
メモリ5に読み出すデータ読出手段、12は読み出され
たBTC圧縮データに基づいて所定のブロック単位で代
表成分値を算出する代表成分値算出手段、13は算出さ
れた代表成分値で構成される画像データに対して表示に
関連する画像処理を行い表示用の画像データを求める代
表成分値処理手段、14は代表成分値処理手段により求
められた表示用の画像データをフレームメモリ6に書き
込むデータ書込手段である。なお、この実施の形態で
は、BTC圧縮データはモノクロ画像、BTC圧縮のブ
ロックサイズは4×4とする。
【0038】次に動作について説明する。図2は実施の
形態1による画像高速表示処理のフローチャートであ
る。BTC圧縮手段2は、撮像手段1から出力された画
像データを、ブロックトランケーション符号化(BT
C)方式で圧縮してBTC圧縮データを求める。そし
て、求められたBTC圧縮データが一次記憶手段3に記
憶されている。まず図2のステップST11において、
MPU4におけるデータ読出手段11は、一次記憶手段
3から記憶されているBTC圧縮データを作業メモリ5
に読み出す。
【0039】ステップST12において、MPU4の代
表成分値算出手段12は、読み出したBTC圧縮データ
から、ブロック単位で1つの代表成分値を算出する。図
3はBTC圧縮データのデータ構造(フォーマット)を
示す図であり、ブロック内の画素値の平均値La,ブロ
ック内の画素値の差分値Ld,各画素の符号値φijか
ら構成されている。なお、各画素の符号値φijは、B
TC圧縮データの場合、2ビットの符号化レベルとして
いるが、BTC圧縮アルゴリズム以外の場合、2ビット
に限定するものではなく、例えば3ビットの符号化レベ
ルとしても良い。
【0040】図4は4×4のブロックにおいて復号化す
る画素の位置を示す図であり、ここでは高速に表示する
ために、ブロック内の全ての符号値φijを復号化せず
に、図4の斜線で示した位置の2つの画素に関してだ
け、画素値の平均値La,画素値の差分値Ld及び対応
する符号値φijを用いてBTC伸張処理を行い、復号
化後の画素値を算出する。そして図4の位置にある画素
の復号化処理後の画素値を、それぞれy1,y2とする
と、次の式(1)を用いてy1,y2の平均値yを算出
し、当該ブロックの代表成分値とする。 y=(y1+y2)/2 (1)
【0041】上記ステップST12の処理を行うこと
で、ブロック単位に1つの代表成分値yを得ることがで
きる。この実施の形態では、4×4のブロックを用いて
BTC圧縮を行っているので、画像全体のBTC圧縮デ
ータから算出された代表成分値yで構成される画像デー
タは、撮像手段1から得られる画像データサイズの縦横
それぞれ1/4の大きさになる。例えば、VGA(Vi
deo Graphics Array:640×48
0)サイズの画像データが得られる撮像手段1を用いた
場合、代表成分値yで構成される画像データのサイズは
160×120になる。
【0042】次に、図2のステップST13において、
MPU4の代表成分値処理手段13は、算出された代表
成分値yで構成される画像データに対して、ブロック歪
みを逓減するためのフィルタリング処理を行い表示用の
画像データを求める。図5は3×3ウィンドウのローパ
スフィルタリングの重みマトリクスを示す図であり、斜
線部分が重みマトリクスにおいて注目画素に対応する要
素である。このステップST13では、代表成分値処理
手段13は、算出された代表成分値yで構成される画像
データに対して、図5に示す重みマトリクスによる重み
付き平均を算出し、表示用の画像データを求める。この
ようなローパスフィルタリングを行って、画素の境界を
ぼかすことによりブロック歪みを逓減している。
【0043】そして図2のステップST14において、
MPU4のデータ書込手段14は、上記の処理により得
られた表示用の画像データをフレームメモリ6に書き込
み、表示手段7は画像データの表示を行う。
【0044】この実施の形態では、撮像手段1から得ら
れる画像データをモノクロデータとしたが、例えば単板
式や3板式の撮像手段1から得られる画像データであっ
ても良い。また、BTC圧縮のブロックサイズを4×4
としたが、例えば8×8等のサイズであっても良く、こ
のブロックサイズは撮像手段1の特性やBTC圧縮伸張
後の画質から適切なものを選択する。
【0045】この実施の形態では、図3に示すBTC圧
縮データのフォーマットを使用したが、画素値の平均値
La,画素値の差分値Ld,各画素の符号値φijが含
まれていれば、他のフォーマットでも良い。また、図4
に示す画素についてだけ復号化処理を行ったが、図4に
示した位置以外の画素の復号化処理を行って代表成分値
の算出に用いても良く、復号化処理を行う画素数を他の
数に変更しても良い。
【0046】この実施の形態では、復号化処理を行って
得られた画素値から式(1)を用いて当該ブロックに関
する代表成分値を1つ算出したが、式(1)以外に重み
付き平均を用いる方法や関数を用いても良い。また、各
ブロックにつき代表成分値を1つ算出したが、1つのブ
ロックにつき複数の代表成分値を算出しても良く、各ブ
ロック単位に算出する代表成分値の数を変更しても良
い。
【0047】この実施の形態では、算出された代表成分
値で構成される画像データのサイズを撮像手段1から得
られる画像データサイズの縦横1/4にしたが、これは
各ブロックにおいて算出される代表成分値の数やブロッ
クサイズによって異なる。また、画像表示サイズは表示
手段7の仕様や要求されるスペックに応じて適切なサイ
ズを選択する。
【0048】この実施の形態では、代表成分値で構成さ
れる画像データに対して、ローパスフィルタリングを行
ったが、撮像手段1や表示手段7等の特性に応じて適切
な画像処理を行えば良い。また、ローパスフィルタリン
グにおいて、図5に示すマトリクスを用いたが、他のマ
トリクスであっても良い。さらにBTC圧縮方式におけ
る各ブロック単位に代表成分値を算出したが、例えば、
2つのブロック単位に1つの代表成分値を算出しても良
い。
【0049】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、所定のブロック単位に、BTC圧縮データから複数
の画素につき復号化を行い、復号化後の複数の画素値の
平均値を代表値成分として算出し、算出された代表成分
値で構成される画像データに対して、フィルタリング処
理を行って表示用の画像データを求めることにより、ブ
ロック歪みの少ない画像を高速に表示することができる
という効果が得られる。
【0050】また、ミドルウェアを用いて画像高速表示
処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0051】実施の形態2.この実施の形態2による画
像高速表示装置の構成は、実施の形態1の図1に示すも
のと同一であり、この実施の形態でも、BTC圧縮され
ている画像データはモノクロ画像、BTC圧縮のブロッ
クサイズは4×4とする。
【0052】次に動作について説明する。図6は実施の
形態2による画像高速表示処理のフローチャートであ
る。まずステップST21において、MPU4のデータ
読出手段11は、一次記憶手段3からBTC圧縮データ
を作業メモリ5に読み出す。
【0053】ステップST22において、MPU4の代
表成分値算出手段12は、読み出したBTC圧縮データ
から2つの代表成分値を算出する。代表成分値の算出は
ブロック圧縮データ単位で次のように行う。BTC圧縮
データは、実施の形態1の図3で示したデータ構造と同
じである。このステップST22では、図4の斜線部分
に示す位置の2つの画素に関して、画素値の平均値L
a,画素値の差分値Ld,対応する各画素の符号値φi
jを用いてBTC伸張処理を行い、復号化後の2つの画
素値y1,y2を算出する。そして、この2つの画素値
y1,y2を当該ブロックの代表成分値とする。
【0054】ステップST23において、代表成分値処
理手段13は、算出された代表成分値y1,y2で構成
される画像データに対して補間処理を行い表示用の画像
データを求める。
【0055】図7は上記ステップST22において各ブ
ロックにつき2つずつ生成された代表成分値y1,y2
の位置(斜線部分)を示す図である。図7では2×2ブ
ロック毎に1つの丸を表示している。すなわち、図7に
おけるy1は、図4における左上の2×2ブロックの代
表値を示し、y2は図4におけるの右下の2×2ブロッ
クの代表値を示している。なお、図7では5×4の領域
に関する代表成分値y1,y2の位置が図示されている
が、これは画像全体における代表成分値y1,y2の位
置を示すものではなく、図7に示すような配置で全ての
代表成分値y1,y2が並んでいることを示すものであ
る。
【0056】画面のアスペクト比を変えることなく画像
を表示するためには、図7における白丸の位置の画素値
を得る必要があるが、この実施の形態では、画像を高速
に表示するために、白丸の位置にある画素について復号
化処理を行わず、代表成分値処理手段13が補間処理を
行うことで白丸の位置にある画素の画素値を得る。
【0057】図8は算出された代表成分値を使用した補
間処理を説明する図である。この補間処理では、白丸の
位置にある画素の上下左右に位置する画素の画素値の平
均値を算出し、白丸の位置にある画素の画素値にする。
ここで画素値の平均値を算出する際に参照する上下左右
の画素は、上記ステップST22で算出された代表成分
値y1,y2の画素である。なお、画像の端点等のよう
に、上下左右の画素で存在しない画素がある場合は、参
照できる画素に関する画素値の平均値を算出する。例え
ば、参照できる画素が左右と下の画素だけの場合は、こ
れら3つの画素の画素値に関する平均値を算出する。
【0058】このような補間処理を行うことにより、図
7における全ての位置の代表成分値を得ることができ
る。代表成分値処理手段13における補間処理を行った
後、1つのブロックにつき4つの代表成分値が得られる
ため、撮像手段1から得られる画像データが、VGAサ
イズ(640×480)である場合は、縦横1/2の3
20×240の表示用の画像データが得られる。そして
図6のステップST24において、データ書込手段14
は、表示用の画像データをフレームメモリ6に書き込
み、表示手段7が表示を行う。
【0059】この実施の形態では、撮像手段1から得ら
れる画像データはモノクロデータとしたが、例えば単板
式や3板式の撮像手段1から得られる画像データであっ
ても良い。また、BTC圧縮のブロックサイズを4×4
としたが、例えば8×8等のサイズであっても良く、こ
のブロックサイズは撮像手段1の特性やBTC圧縮伸張
後の画質から適切なものを選択する。
【0060】この実施の形態では、図3に示すBTC圧
縮データのフォーマットを使用したが、画素値の平均値
La,画素値の差分値Ld,各画素の符号値φijが含
まれていれば、他のフォーマットでも良い。また、図4
に示す画素についてだけ復号化処理を行ったが、図4に
示した位置以外の画素の復号化処理を行い、代表成分値
の算出に用いても良い。さらに、図4に示したように2
つの画素について復号化処理を行うだけでなく、復号化
処理を行う画素数を他の数に変更しても良い。さらに、
各ブロックごとに算出する代表成分値の数を変更しても
良く、算出される代表成分値がブロックに含まれる画素
数より少なければ良い。
【0061】この実施の形態では、補間処理後の表示用
の画像データのサイズが撮像手段1から得られる画像デ
ータサイズの縦横1/2になったが、これは各ブロック
において算出される代表成分値の数やブロックサイズに
よって異なる。また、図8に示す補間処理を行ったが、
補間方法や参照する画素を変更しても良い。また、復号
化する画素の数や位置によっては、補間処理を行わず
に、そのまま表示手段7で表示しても良い。
【0062】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ブロック毎にBTC圧縮データから2つの画素につ
き復号化を行い、復号化後の2つの画素値を代表成分値
として算出し、算出された代表成分値で構成される画像
データに対して補間処理を行い表示用の画像データを求
めることにより、画像を高速に表示することができると
いう効果が得られる。また、上記実施の形態1に比べ、
補間処理を行っているので、解像度を上げることができ
るという効果が得られる。
【0063】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0064】実施の形態3.この実施の形態3による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一であり、この実施の形態でも、BTC圧縮され
ている画像データはモノクロ画像、BTC圧縮のブロッ
クサイズは4×4とする。
【0065】次に動作について説明する。図9は実施の
形態3における画像高速表示処理のフローチャートであ
り、図において、ステップST31,ST33,ST3
4の処理は、実施の形態1における図2のステップST
11,ST13,ST14の処理とそれぞれ同一であ
る。
【0066】図9のステップST32において、MPU
4の代表成分値算出手段12は、ブロック単位に、BT
C圧縮データから画素値の平均値Laを代表成分値とし
て抽出する。BTC圧縮データのデータ構造は、実施の
形態1の図3で示したフォーマットになっているため、
画素値の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素の符
号値φijを容易に読み出し抽出することが可能であ
る。このように、この実施の形態では、ブロック内の画
素値の平均値であるLaを当該ブロックの代表成分値と
して使用する。
【0067】このような処理を行った場合、1つのブロ
ックにつき1つの代表成分値が算出されるため、算出さ
れた代表成分値で構成される画像データは、撮像手段1
から得られる画像データの縦横1/4のサイズになる。
例えば、撮像手段1から得られる画像データがVGA
(640×480)であった場合、代表成分値で構成さ
れる画像データは160×120になる。
【0068】そして、ステップST33において、代表
成分値処理手段13が、算出された代表成分値で構成さ
れる画像データに対して、実施の形態1と同様にフィル
タリング処理を行って表示用の画像データを求め、ステ
ップST34において、データ書込手段14が表示用の
画像データをフレームメモリ6に書き込み、表示手段7
が表示を行う。
【0069】この実施の形態では、撮像手段1から得ら
れる画像データをモノクロデータとしたが、例えば単板
式や3板式の撮像手段1から得られる画像データであっ
ても良い。また、BTC圧縮のブロックサイズを4×4
としたが、例えば8×8等のサイズであっても良く、こ
のブロックサイズは撮像手段1の特性やBTC圧縮伸張
後の画質から適切なものを選択する。
【0070】この実施の形態では、図3に示すBTC圧
縮データのフォーマットを使用したが、画素値の平均値
La,画素値の差分値Ld,各画素の符号φijが含ま
れていれば他のフォーマットでも良い。また、BTC圧
縮方式における各ブロック単位に代表成分値を算出した
が、例えば2つのブロック単位に平均値等を用いて1つ
の代表成分値を算出する方式であっても良い。
【0071】この実施の形態では、代表成分値で構成さ
れる画像データサイズが、撮像手段1から得られる画像
データサイズの縦横1/4になったが、これは各ブロッ
クにおいて算出される代表成分値の数やブロックサイズ
によって異なる。
【0072】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、BTC圧縮データの画素値の平均値Laを代表成分
値として抽出し、この代表成分値で構成される画像デー
タに対して、フィルタリング処理を行い表示用の画像デ
ータを求めることにより、ブロック歪みの少ない画像を
高速に表示することができるという効果が得られる。ま
た、上記実施の形態1,実施の形態2のように、復号化
処理を省略しているので、実施の形態1,実施の形態2
よりも、より高速に表示することができるという効果が
得られる。
【0073】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0074】実施の形態4.この実施の形態4による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態におけるBTC圧縮さ
れている画像データは、図28に示す配列の原色系モザ
イクフィルタを持つ単板式の撮像手段1から得られるカ
ラー画像で、BTC圧縮のブロックサイズは4×4とす
る。また、図28に示す配列で入力されるカラー画像デ
ータをBTC圧縮する際には、同色成分に関する4×4
のブロックで圧縮処理を行う。
【0075】ここでは、カラーモザイクフィルタにG1
(グリーン)、G2(グリーン)、R(レッド)、B
(ブルー)の3色4要素の成分があるので、BTC圧縮
手段2はG1,G2,R,Bの各成分毎に4×4のブロ
ックを構成しBTC圧縮処理を行う。したがって、撮像
手段1から得られる原画像における8×8のブロック単
位に、G1,G2,R,Bの各成分に関するBTC圧縮
データが得られ、一次記憶手段3に記憶される。例え
ば、特願平9−68788号に記載されている画素並べ
替え処理を用いた場合は、図29の画像データを図30
に示す同色の4×4ブロックからなる画像データに変換
でき、容易に同色成分に関するBTC圧縮データを得る
ことができる。
【0076】図10はこのようにして得られた8×8ブ
ロックのBTC圧縮データのデータ構造を示す図であ
り、図に示すように、モザイクフィルタのG1,G2,
R,Bの各成分毎に、画素値の平均値La,画素値の差
分値Ld,各画素の符号値φijにより構成されてい
る。なお、各画素の符号値φijは、BTC圧縮データ
の場合、2ビットの符号化レベルとしているが、BTC
圧縮アルゴリズム以外の場合、2ビットに限定するもの
ではなく、例えば3ビットの符号化レベルとしても良
い。
【0077】次に動作について説明する。図11は実施
の形態4による画像高速表示処理のフローチャートであ
り、図において、ステップST41,ST43,ST4
4の処理については、実施の形態1における図2のステ
ップST11,ST13,ST14の処理とそれぞれ同
一である。
【0078】ステップST42において、8×8ブロッ
ク単位に図10に示すBTC圧縮データを参照し、G
1,G2のG成分(グリーン成分)に関してだけ代表成
分値を算出する。すなわち、G成分だけを抜き出すこと
により画像データの輝度成分に関して代表成分値を算出
する。そのため、図11のステップST43以降の画像
データは、モノクロ画像データであり、表示される画像
もモノクロである。
【0079】ステップST42では、8×8ブロックの
BTC圧縮データ毎に、図10におけるG1、G2に関
する画素値の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素
の符号値φijを読み出し、G1及びG2の4×4ブロ
ックのそれぞれに関して、実施の形態1の図4に示す位
置の画素についてだけ復号化処理を行う。G1に関して
は、図4の位置の画素を復号化した画素値を、図4で左
にある画素から順にG1−1,G1−2とし、またG2
に関しては、図4の位置の画素を復号化した画素値を、
図4で左にある画素から順にG2−1,G2−2とす
る。得られたこれらの4つの画素値を図12のように配
置して、8×8ブロックに対する4つの代表成分値とす
る。
【0080】ここで、撮像手段1から得られる画像デー
タがVGA(640×480)である場合、図11のス
テップST42で算出された代表成分値で構成される画
像データは、縦横1/4の160×120になる。そし
て実施の形態1と同様に、ステップST43において、
代表成分値処理手段13が、算出された代表成分値で構
成される画像データに対して、フィルタリング処理を行
って表示用の画像データを求め、ステップST44にお
いて、データ書込手段14が表示用の画像データをフレ
ームメモリ6に書き込み、表示手段7が表示する。
【0081】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
も良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性やBT
C圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。また、
原色系モザイクフィルタを持つ単板式の撮像手段1から
の画像データを使用したが、例えば3板式の撮像手段1
から得られる画像データでグリーン成分だけを用いても
良く、この場合、グリーン成分の画像データは、色成分
のない輝度値や濃度値を持った画像データであり、モノ
クロ画像の場合と同様に扱うことができる。
【0082】この実施の形態では、図10に示すBTC
圧縮データのフォーマットを使用したが、各色の画素値
の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素の符号φi
jが含まれていれば他のフォーマットでも良い。また、
図4に示されている配置の画素に関してだけ復号化処理
を行ったが、他の配置の画素に関して復号化処理を行っ
ても良く、復号化処理を行う画素数に関しても他の数で
あっても良い。
【0083】この実施の形態では、図12に示すよう
に、8×8のブロックに関して4つの代表成分値を算出
したが、例えば復号化した4つの画素の画素値に対する
平均値を算出し、8×8のブロックにつき1つの代表成
分値を算出しても良く、各ブロックにおいて算出する代
表成分値の数を変更しても良い。また、算出された代表
成分値で構成される画像データサイズは、撮像手段1か
ら得られる画像データサイズの縦横1/4になったが、
これは各ブロックにおいて算出される代表成分値の数や
ブロックサイズによって異なる。
【0084】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、撮像手段1の原色系カラーフィルタにおけるグリー
ン成分に対応するBTC圧縮データだけを使用して代表
成分値を算出し、この代表成分値で構成される画像デー
タに対して、フィルタリング処理を行って表示用の画像
データを求めることにより、カラー画像の場合にも、グ
リーン成分を輝度成分として使用し、ブロック歪みの少
ない画像をモノクロで高速に表示することができるとい
う効果が得られる。
【0085】また、ミドルウェアを用いて画像高速表示
処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0086】実施の形態5.この実施の形態5による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態におけるBTC圧縮さ
れた画像データは、図28に示す配列の原色系モザイク
フィルタを持つ単板式の撮像手段1から得られるカラー
画像で、BTC圧縮のブロックサイズは4×4とする。
また、図28に示すような配列で入力されるカラー画像
データをBTC圧縮する際には、実施の形態4と同様
に、8×8のブロック単位にG1,G2,R,Bの各成
分に関するBTC圧縮データを算出する。したがって8
×8ブロックに関するG1,G2,R,Bの各成分に関
するBTC圧縮データのフォーマットは、実施の形態4
の図10と同一である。
【0087】次に動作について説明する。図13は実施
の形態5による画像高速表示処理のフローチャートであ
り、図において、ステップST51,ST53,ST5
4の処理については、実施の形態1における図2のステ
ップST11,ST13,ST14の処理とそれぞれ同
一である。
【0088】ステップST52において、MPU4の代
表成分値算出手段12は、8×8ブロック単位に実施の
形態4の図10に示すBTC圧縮データを参照して、G
1成分に関してだけ代表成分値を算出する。すなわち、
G1成分だけを抜き出すことにより画像データの輝度成
分に関して代表成分値を算出する。よって、図13のス
テップST53以降のデータはモノクロ画像データであ
り、表示される画像もモノクロである。
【0089】ステップST52では、代表成分値算出手
段12は、8×8ブロック単位に、図10におけるG1
成分に関する画素値の平均値La,画素値の差分値L
d,各画素の符号値φijを読み出し、実施の形態1の
図4に示す位置の画素についてだけ復号化処理を行う。
G1成分に関して図4の位置の画素を復号化した画素値
を、図4で左にある画素から順にz1、z2とする。そ
してz1とz2の平均値を算出して、8×8ブロックに
おける代表成分値とする。したがって、この実施の形態
では、8×8ブロックに関して1つの代表成分値が得ら
れる。
【0090】ここで、撮像手段1から得られる画像デー
タがVGA(640×480)である場合、図13のス
テップST52で算出された代表成分値で構成される画
像データは、縦横1/8の80×60になる。そしてス
テップST53において、代表成分値処理手段13は、
算出された代表成分値で構成される画像データに対し
て、実施の形態1と同様に、フィルタリング処理を行っ
て表示用の画像データを求め、ステップST54におい
て、データ書込手段14が表示用の画像データをフレー
ムメモリ6に書き込み、表示手段7が表示する。
【0091】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
あっても良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性
やBTC圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。
また、G1成分、G2成分の中で、G1成分に関するブ
ロックについてだけ処理を行い代表成分値を算出した
が、G2成分の方を用いても良い。さらに、図10に示
すBTC圧縮データのフォーマットを使用したが、各成
分の画素値の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素
の符号値φijが含まれていれば、他のフォーマットで
も良い。
【0092】この実施の形態では、図4に示されている
配置の画素に関してだけ復号化処理を行ったが、他の配
置の画素に関して復号化処理を行っても良く、復号化処
理を行う画素数に関しても他の数であっても良い。ま
た、復号化した画素の画素値の平均値を算出したが、重
み付き平均値や関数等を用いて代表成分値を算出しても
良い。
【0093】この実施の形態では、8×8ブロックにつ
き1つの代表成分値を算出したが、8×8のブロックに
関して複数の代表成分値を算出しても良く、各ブロック
毎に算出する代表成分値の数を変更しても良い。また、
算出された代表成分値で構成される画像データサイズ
は、撮像手段1から得られる画像データサイズの縦横1
/8になったが、これは各ブロックにおいて算出される
代表成分値の数やブロックサイズによって異なる。
【0094】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、撮像手段1の原色系カラーフィルタにおける1方の
グリーン成分に対応するBTC圧縮データだけを使用し
て代表成分値を算出し、この代表成分値で構成される画
像データに対して、フィルタリング処理を行って表示用
の画像データを求めることにより、カラーの撮像手段1
の場合にも、グリーン成分を輝度成分として使用し、ブ
ロック歪みの少ない画像をモノクロで高速に表示するこ
とができるという効果が得られる。また、実施の形態4
と比較して、1方のグリーン成分だけを使用しているの
で、より高速に表示できるという効果が得られる。
【0095】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0096】実施の形態6.この実施の形態6による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態では、BTC圧縮され
た画像データは、図28に示す配列の原色系モザイクフ
ィルタを持つ単板式の撮像手段1から得られるカラー画
像で、BTC圧縮のブロックサイズは4×4であるとす
る。また、図28に示す配列で入力されるカラー画像デ
ータをBTC圧縮する際には、実施の形態4と同様に、
8×8のブロック単位にG1,G2,R,Bの各成分に
関するBTC圧縮データを算出する。したがって8×8
ブロックに関するG1,G2,R,BのBTC圧縮デー
タのフォーマットは、実施の形態4の図10と同一であ
る。
【0097】次に動作について説明する。図14はこの
実施の形態における画像高速表示処理のフローチャート
である。図において、ステップST61,ST64の処
理については、それぞれ実施の形態1における図2のス
テップST11,ST14の処理と同一である。
【0098】ステップST62において、代表成分値算
出手段12は、8×8ブロック単位に実施の形態4の図
10に示すBTC圧縮データを参照し、G1成分及びG
2成分に関する画素値の平均値Laを抽出し、それぞれ
G1に関する代表成分値、G2に関する代表成分値とす
る。なお、図14のステップST63以降のデータはモ
ノクロ画像データであり、表示される画像もモノクロで
ある。
【0099】次に、ステップST63において、代表成
分値処理手段13は、算出された代表成分値で構成され
る画像データに対して、補間処理を行い表示用の画像デ
ータを求める。ステップST62において、G1成分,
G2成分に対して1つずつ算出された代表成分値は、図
15における斜線部分の丸の位置にあり、アスペクト比
を変えることなく画像を表示するためには、図15にお
ける白丸の位置の画素値を得る必要がある。この実施の
形態では、代表成分値処理手段13が補間処理を行うこ
とで、白丸の位置にある画素の画素値を得る。
【0100】なお、図15では、5×4の領域に関する
代表成分値の位置が図示されているが、これは画像全体
における代表成分値の位置を示すものではなく、図15
に示すような配置で全ての代表成分値が並んでいること
を示すものである。
【0101】図15における白丸の位置にある画素の画
素値は、図16に示すような補間処理を用いて算出され
る。この補間処理では、白丸の位置にある画素の上下左
右に位置する画素の画素値の平均値を算出して、白丸の
位置にある画素の画素値にする。なお、ここで画素値の
平均値を算出する際に参照する上下左右の画素は、いず
れもステップST62で算出された代表成分値の画素で
ある。
【0102】また、画像の端点等のような上下左右の画
素で存在しない画素がある場合は、参照できる画素に関
する画素値の平均値を算出する。例えば、参照できる画
素が左右と下の画素だけの場合は、これら3つの画素の
画素値に関する平均値を算出する。このような補間処理
を行うことによって、図15における全ての位置の代表
成分値を得ることができる。
【0103】上記補間処理により求められた表示用の画
像データは、8×8ブロックに対して4つの代表成分値
が得られるため、撮像手段1から得られる画像データの
縦横1/4のサイズになる。そして、ステップST64
において、データ書込手段14が表示用の画像データを
フレームメモリ6に書き込んで、表示手段7が表示す
る。
【0104】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
あっても良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性
やBTC圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。
また、図10に示すBTC圧縮データのフォーマットを
使用したが、各成分の画素値の平均値La,画素値の差
分値Ld,各画素の符号値φijが含まれていれば、他
のフォーマットでも良い。さらに、G1成分,G2成分
の画素値の平均値Laを代表成分値としたが、ブロック
内の画素について復号化処理を行って得られる画素値を
用いて代表成分値を算出しても良い。
【0105】この実施の形態では、8×8ブロック単位
に4つの代表成分値を算出したが、各ブロックにおいて
算出する代表成分値の数を変更しても良い。また、表示
用の画像データのサイズは、撮像手段1から得られる画
像データサイズの縦横1/4になったが、これは各ブロ
ックにおいて算出される代表成分値の数やブロックサイ
ズによって異なる。さらに、図16に示す補間処理を行
ったが、補間方法や参照する画素を変更しても良く、復
号化する画素の数や位置によっては、補間処理を行わず
に表示手段7で表示しても良い。
【0106】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、代表成分値を算出する際に原色系モザイクフィルタ
によるカラー画像に含まれるグリーン成分の両方に対す
る代表成分値を算出し、他の要素については補間処理を
行い表示用の画像データを求めることにより、カラーの
撮像手段1の場合にも、グリーン成分を輝度成分として
使用し、解像度の良い画像をモノクロで高速に表示する
ことができるという効果が得られる。また、代表成分値
として画素の平均値Laを使用し、復号化処理を省略し
ているので、実施の形態4,実施の形態5と比較して、
より高速に表示できるという効果が得られる。
【0107】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0108】実施の形態7.この実施の形態7による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態では、BTC圧縮され
た画像データは、図28に示す配列の原色系モザイクフ
ィルタを持つ単板式の撮像手段1から得られるカラー画
像であり、BTC圧縮のブロックサイズは4×4である
とする。また、図28に示す配列で入力されるカラー画
像データをBTC圧縮する際には、実施の形態4と同様
に、8×8のブロック単位にG1,G2,R,Bの各成
分に関するBTC圧縮データを算出する。したがって8
×8ブロックに関するG1,G2,R,Bの各成分に関
するBTC圧縮データのフォーマットは、実施の形態4
の図10と同一である。
【0109】次に動作について説明する。図17はこの
実施の形態における画像高速表示処理のフローチャート
である。図において、ステップST71,ST73,S
T74の処理は、それぞれ実施の形態1における図2の
ステップST11,ST13,ST14の処理と同一で
ある。ステップST72において、8×8ブロック単位
に実施の形態4の図10に示すBTC圧縮データを参照
し、G1成分、G2成分に関してだけ代表成分値を算出
する。なお、図17のステップST72以降のデータ
は、モノクロ画像データであり、表示される画像もモノ
クロである。
【0110】ステップST72において、代表成分値算
出手段12は、8×8ブロック単位に、図10における
G1及びG2成分に関する画素値の平均値Laを抽出
し、それらの画素値の平均値Laの平均値を8×8ブロ
ックの代表成分値として算出する。したがって、この実
施の形態では、8×8ブロックに関して1つの代表成分
値が算出される。ここで、撮像手段1から得られる画像
データがVGA(640×480)である場合、図17
のステップST72で算出された代表成分値で構成され
る画像データは、縦横1/8の80×60になる。
【0111】そして、ステップST73において、代表
成分値処理手段13は、算出された代表成分値で構成さ
れる画像データに対して、フィルタリング処理を行って
表示用の画像データを求め、ステップST74におい
て、データ書込手段14が表示用の画像データをフレー
ムメモリ6に書き込み、表示手段7が表示する。
【0112】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
あっても良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性
やBTC圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。
また、図10に示すBTC圧縮データのフォーマットを
使用したが、各色の画素値の平均値La,画素値の差分
値Ld,各画素の符号値φijが含まれていれば他のフ
ォーマットでも良い。
【0113】この実施の形態では、G1成分,G2成分
それぞれの画素値の平均値Laの平均値を代表成分値と
したが、ブロック内の画素について復号化処理を行って
得られるG1成分及びG2成分に関する画素値を代表成
分値として算出しても良い。また、8×8ブロックに関
して1つの代表成分値を算出したが、各ブロックにおい
て算出する代表成分値の数を変更しても良い。さらに、
算出された代表成分値で構成される画像データサイズ
は、撮像手段1から得られる画像データサイズの縦横1
/8になったが、これは各ブロックにおいて算出される
代表成分値の数やブロックサイズによって異なる。
【0114】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、代表成分値を算出する際に原色系モザイクフィルタ
によるカラー画像に含まれるG1成分、G2成分の両方
を用いて1つのグリーン成分の代表成分値を算出し、算
出された代表成分値で構成される画像データに対して、
フィルタリング処理を行って表示用の画像データを求め
ることにより、カラーの撮像手段1の場合にも、グリー
ン成分を輝度成分として使用し、ブロック歪みの少ない
画像をモノクロで高速に表示することができるという効
果が得られる。また、代表成分値として画素値の平均値
Laを使用し復号化処理を省略しているので、実施の形
態4,5と比較して、より高速に表示できると共に、実
施の形態6に比べグリーン成分のデータ量が減っている
ので、さらに高速に表示できるという効果が得られる。
【0115】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0116】実施の形態8.この実施の形態8による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態では、BTC圧縮され
た画像データは図28のような配列の原色系モザイクフ
ィルタを持つ撮像手段1から得られるカラー画像であ
り、BTC圧縮のブロックサイズは4×4であるとす
る。また、図28に示す配列で入力されるカラー画像デ
ータをBTC圧縮する際には、実施の形態4と同様に、
8×8のブロック単位にG1,G2,R,Bの各成分に
関するBTC圧縮データを算出する。したがって8×8
ブロックに関するG1,G2,R,Bの各成分に関する
BTC圧縮データのフォーマットは、図10に示すもの
と同一である。
【0117】次に動作について説明する。図18は実施
の形態8における画像高速表示処理のフローチャートで
ある。図において、ステップST81,ST83,ST
84の処理については、それぞれ実施の形態1における
図2のステップST11,ST13,ST14の処理と
同一である。なお、この実施の形態では、ステップST
83以降ではモノクロ画像データになり、表示される画
像もモノクロである。
【0118】図18のステップST82において、代表
成分値算出手段12は、8×8ブロック単位にG1,G
2,R,Bの各成分に関する画素値の平均値LaをBT
C圧縮データから抽出し、G1成分に関する画素値の平
均値LaとG2成分に関する画素値の平均値Laとの平
均値を算出し、G成分の画素値の平均値Laとする。そ
して、代表成分値算出手段12は、これらのR成分、G
成分、B成分のそれぞれのLaから式(2)を用いて輝
度成分lを算出し、8×8ブロックの代表成分値にす
る。 l=0.299RLa+0.587GLa+0.114BLa (2) なお、式(2)において、RLa,GLa,BLaは、
それぞれR成分、G成分、B成分に関する画素値の平均
値Laである。
【0119】この実施の形態では、8×8ブロックに関
して1つの代表成分値が算出されることになる。ここ
で、撮像手段1から得られる画像データがVGA(64
0×480)である場合、図18のステップST82で
算出された代表成分値で構成される画像データは、縦横
1/8の80×60になる。
【0120】そして、ステップST83において、代表
成分値処理手段13は、算出された代表成分値で構成さ
れる画像データに対して、フィルタリング処理を行い表
示用の画像データを求める。ステップST84におい
て、データ書込手段14が表示用の画像データをフレー
ムメモリ6に書き込み、表示手段7が表示する。
【0121】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
あっても良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性
やBTC圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。
また、カラーモザイクフィルタを持つ撮像手段1からの
画像データを対象にしたが、他のカラーフィルタであっ
ても良い。
【0122】この実施の形態では、図10に示すBTC
圧縮データのフォーマットを使用したが、各成分の画素
値の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素の符号値
φijが含まれていれば、他のフォーマットでも良い。
また、各色に関する画素値の平均値Laを使用して代表
成分値を算出したが、所定の画素に関して復号化処理を
行った結果を使用して輝度成分を求めて代表成分値とし
て算出しても良い。
【0123】この実施の形態では、8×8ブロックに関
して1つの代表成分値を算出したが、各ブロックにおい
て算出する代表成分値の数を変更しても良い。また、代
表成分値で構成される画像データのサイズは、撮像手段
1から得られる画像データサイズの縦横1/8になった
が、これは各ブロックにおいて算出される代表成分値の
数やブロックサイズによって異なる。さらに、輝度成分
を算出する際に、式(2)を用いたが、輝度成分を算出
するものであれば、他の方式や計算式を用いても良い。
【0124】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、代表成分値を算出する際にカラー画像に含まれる各
カラー成分から輝度成分に関する代表成分値を算出し、
算出された代表成分値で構成される画像データに対し
て、フィルタリング処理を行って表示用の画像データを
求めることにより、カラーの撮像手段1の場合にも、ブ
ロック歪みの少ない画像をモノクロで高速に表示するこ
とができるという効果が得られる。また、輝度成分をG
成分で代用していないので、実施の形態4から実施の形
態7と比較して、より原画像に忠実な輝度分布を持つ画
像を表示できるという効果が得られる。
【0125】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0126】実施の形態9.この実施の形態9による画
像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示すも
のと同一である。この実施の形態では、BTC圧縮され
た画像データは図28に示す配列の原色系モザイクフィ
ルタを持つ単板式の撮像手段1から得られるカラー画像
であり、BTC圧縮のブロックサイズは4×4とする。
また、図28に示す配列で入力されるカラー画像データ
をBTC圧縮する際には、実施の形態4と同様に、8×
8のブロック単位にG1,G2,R,Bの各成分に関す
るBTC圧縮データを算出する。したがって8×8ブロ
ックに関するG1,G2,R,Bの各成分に関するBT
C圧縮データのフォーマットは、図10に示すものと同
一である。
【0127】次に動作について説明する。図19は実施
の形態9における画像高速表示処理のフローチャートで
ある。図のステップST91において、データ読出手段
11は、カラーフィルタを持つ撮像手段1から得られた
画像データのBTC圧縮データを一次記憶手段3から読
み出す。
【0128】次にステップST92において、代表成分
値算出手段12は、得られた8×8ブロックのBTC圧
縮データから、R,G1,G2,Bの各成分それぞれに
関する画素値の平均値Laを読み出し、G1成分に関す
る画素値の平均値LaとG2成分に関する画素値の平均
値Laとの平均値を算出し、G成分に関するLaを求め
る。このようにして得られたR,G,Bの各成分の画素
値の平均値Laを8×8ブロックに関する代表成分値に
する。
【0129】ここでは8×8ブロックに関して、1画素
分のR,G,Bの各色の代表成分値を算出するため、例
えば撮像手段1から得られる画像データがVGAサイズ
(640×480)である場合には、代表成分値で構成
される画像データは縦横1/8のサイズになる。
【0130】次に、ステップST93において、代表成
分値処理手段13は、ステップST92で算出された
R,G,Bの各色の代表成分値で構成される縦横1/8
の画像データに対して、次の式(3)〜式(5)を用い
て、YUVフォーマット変換処理を行う。 Y=0.299R+0.587G+0.114B (3) U=0.564(B−Y) (4) V=0.713(R−Y) (5) なお、式(3)〜式(5)において、R,G,Bは変換
前のR,G,B各色の成分で、Y,U,Vは変換後の輝
度情報Y,色情報U,Vの成分である。
【0131】次に、ステップST94において、データ
書込手段14は、このようにして得た縦横1/8のYU
V画像データを、フレームメモリ6に書き込んで原画像
と同じサイズにする。すなわち、1画素分のYUVデー
タを、8回連続してフレームメモリ6の水平方向に書き
込むことにより、8倍の横サイズを持つ1ライン分のY
UVラインデータとし、書き込んだ1ライン分のYUV
ラインデータを、8回連続してフレームメモリ6の垂直
方向に書き込むことにより、原画像と同じサイズにす
る。
【0132】そして、ステップST94において、表示
手段7がフレームメモリ6に書き込まれた表示用の画像
データの表示を行う。なお、この実施の形態における表
示手段7は、撮像手段1から得られる画像データサイズ
と同サイズの画像データを表示できるものとする。
【0133】この実施の形態では、BTC圧縮のブロッ
クサイズを4×4としたが、例えば8×8等のサイズで
あっても良く、このブロックサイズは撮像手段1の特性
やBTC圧縮伸張後の画質から適切なものを選択する。
また、カラーモザイクフィルタを持つ撮像手段1からの
画像データを対象にしたが、他のカラーフィルタであっ
ても良い。
【0134】この実施の形態では、図10に示すBTC
圧縮データのフォーマットを使用したが、各成分の画素
値の平均値La,画素値の差分値Ld,各画素の符号値
φijが含まれていれば、他のフォーマットでも良い。
また、各色に関する画素値の平均値Laの値を代表成分
値としたが、所定の画素に関して復号化処理を行った結
果の画素値を代表成分値としても良い。
【0135】この実施の形態では、8×8ブロックに関
して1つの代表成分値を算出したが、各ブロックにおい
て算出する代表成分値の数を変更しても良い。また、代
表成分値で構成される画像データのサイズは、撮像手段
1から得られる画像データサイズの縦横1/8になった
が、これは各ブロックにおいて算出される代表成分値の
数やブロックサイズによって異なる。
【0136】この実施の形態では、RGB画像フォーマ
ットをYUVフォーマットに変換したが、他のカラーフ
ォーマットに変換しても良い。また、ステップST93
においてYUVフォーマットの画像を8倍し、撮像手段
1から得られる画像データと同サイズにしたが、これは
表示手段7の表示可能サイズに調整するためのものであ
り、他のサイズにしても良い。同様にカラーフォーマッ
トに関しても、表示手段7が表示可能なフォーマットで
あれば良く、表示手段7の特性に合わせて適切なものを
選択する。さらに、代表成分値で構成される画像データ
に対して、カラーフォーマットの変換処理を行ったが、
他の画像処理と組み合わせても良い。
【0137】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、カラー画像に関する代表成分値で構成される画像デ
ータに対して、適切なカラーフォーマット変換処理を行
い、変換された縦横1/8の画像データを、フレームメ
モリ6に繰り返し書き込んで、原画像と同じサイズする
ことにより、カラー画像を撮影した原画像と同じサイズ
で高速に表示できるという効果が得られる。
【0138】また、ミドルウェアを用いて画像高速表示
処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0139】実施の形態10.この実施の形態10によ
る画像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示
すものと同一である。なお、この実施の形態における表
示手段7は、実施の形態9と同様に、撮像手段1から得
られる原画像と同サイズで表示可能とする。
【0140】次に動作について説明する。図20は実施
の形態10における画像高速表示処理のフローチャート
である。この実施の形態では、図20のステップST1
01,ST102,ST104は、実施の形態9におけ
る図19のステップST91,ST92,ST94のそ
れぞれの処理と同一である。
【0141】ステップST103において、ステップS
T102で算出されたR,G,Bの各色の代表成分値で
構成される画像に対して、代表成分値処理手段13は、
実施の形態9で示した式(3)〜(5)を用いてYUV
値を得て、次に、YUV4:2:2フォーマット変換処
理を行い表示用の画像データを求める。図21はYUV
4:2:2フォーマット画像データを示す図であり、色
の変化に比較的鈍感な人間の目の特性を利用して、輝度
データYに対して、U,Vの色データを1/2に間引く
ものである。
【0142】次に、ステップST104において、デー
タ書込手段14は、このようにして得た縦横1/8のY
UV画像データを、フレームメモリ6に書き込んで原画
像と同じサイズにする。すなわち、2画素分のYUYV
データを、4回連続してフレームメモリ6の水平方向に
書き込むことにより、8倍の横サイズを持つ1ラインの
YUVラインデータとし、書き込んだ1ラインのYUV
ラインデータを、8回連続してフレームメモリ6の垂直
方向に書き込むことにより、原画像と同じサイズにす
る。そして、表示手段7が表示を行う。
【0143】この実施の形態では、代表成分値で構成さ
れる画像データのサイズは、撮像手段1から得られる画
像データサイズの縦横1/8になったが、これは各ブロ
ックにおいて算出される代表成分値の数やブロックサイ
ズによって異なる。また、ステップST104におい
て、YUV4:2:2フォーマットの画像を拡大し、撮
像手段1から得られる画像データと同サイズにしたが、
これは表示手段7の表示可能サイズに調整するためのも
のであり、他のサイズにしても良い。さらに、代表成分
値で構成される画像データに対する画像処理として、カ
ラーフォーマットの変換処理について述べたが、他の画
像処理と組み合わせても良い。
【0144】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、カラー画像に関する代表成分値で構成される画像デ
ータに対して、YUV4:2:2カラーフォーマット変
換処理を行い、変換された縦横1/8の画像データを、
フレームメモリ6に繰り返し書き込んで、原画像と同じ
サイズすることにより、カラー画像を撮影した原画像と
同じサイズで高速に表示できるという効果が得られる。
また、実施の形態9と比較して、U,Vの色データをそ
れぞれ1/2に間引くことでデータ量を逓減でき、より
高速に表示できるという効果が得られる。
【0145】さらに、ミドルウェアを用いて画像高速表
示処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0146】実施の形態11.この実施の形態11によ
る画像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示
すものと同一である。また、一次記憶手段3に記憶され
ている画像は、モノクロ又はカラーのどちらであっても
良い。
【0147】次に動作について説明する。図22は実施
の形態11における画像高速表示処理のフローチャート
である。図22におけるステップST111,ST11
2,ST114における処理は、実施の形態1の図2に
おけるステップST11,ST12,ST14の各処理
と同一である。
【0148】ステップST113において、ステップS
T112で算出された代表成分値で構成される画像デー
タに対して、ステップST114における表示手段7で
表示できる画像サイズに対応した解像度変換処理を行
う。一般に、画像の解像度変換処理には、大きく分けて
線形補間法と投影法があるが、画像サイズを大きくする
か、小さくするかで使い分ける必要がある。
【0149】この実施の形態では、ステップST112
で得られる画像データのサイズが表示可能な画像サイズ
に比べて小さい場合には線形補間法、大きい場合には投
影法を用いることにする。例えば、上記の実施の形態に
述べたように、表示用の画像データのサイズが、撮像手
段1から得られる画像データサイズの1/8や1/4に
なる場合は、線形補間法を用いることになる。一般に、
画像を高速に表示するには、撮像手段1から得られる画
像データに比べて少ない画素数の画像を扱う場合が多い
ため、線形補間法を用いるケースの方が多いと考えられ
る。このように解像度変換処理された表示用の画像デー
タは、ステップST114において、データ書込手段1
3によりフレームメモリ6に書き込まれ、表示手段7に
より表示される。
【0150】この実施の形態では、解像度変換処理の方
式として、線形補間法と投影法を用いているが、他の解
像度変換方式であっても良く、通常、撮像手段1や表示
手段7は固定であるので、これらの画像入力特性や表示
特性に合わせて適切な解像度変換処理方式を選択すれば
良い。また、代表成分値で構成される画像データに対す
る画像処理として、解像度変換処理を使用したが、他の
画像処理と組み合わせても良い。
【0151】また、この実施の形態では、ステップST
111,ST112,ST114における処理は、実施
の形態1の図2におけるステップST11,ST12,
ST14の各処理と同一としているが、他の実施の形態
における対応するステップの処理であっても良い。
【0152】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、表示可能な画像サイズに対応した解像度変換処理を
行い表示用の画像データを求めることにより、画質を優
先した解像度の高い画像を高速に表示することができる
という効果が得られる。
【0153】また、ミドルウェアを用いて画像高速表示
処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0154】実施の形態12.この実施の形態12によ
る画像高速表示装置の構成も、実施の形態1の図1に示
すものと同一である。また、一次記憶手段3に記憶され
ている画像は、モノクロ又はカラーのどちらであっても
良い。
【0155】次に動作について説明する。図23は実施
の形態12における画像高速表示処理のフローチャート
である。図23のステップST122,123,124
の処理内容は、実施の形態1における図2のステップS
T12,ST13,ST14の処理とそれぞれ同一であ
る。
【0156】ステップST121において、データ読出
手段11は、一次記憶手段3に記憶されているBTC圧
縮データの中から、所定の領域のBTC圧縮データを読
み出す。例えば、図24に示す斜線領域についてのみ読
み出す場合は、画像表示領域指定用のスイッチ(図示せ
ず)により、図25に示すBTC圧縮データの中から読
み出す領域に対応する斜線領域分だけ読み出す。BTC
圧縮方式は、ブロック単位に圧縮処理を行い、ブロック
単位のBTC圧縮データを生成するため、このような読
み出しは容易に行うことができる。
【0157】この実施の形態では、図24に示すよう
に、所定の領域の境界が各ブロックの境界と一致してい
る場合を考えたが、境界が一致していない場合は、読み
出す領域を含むブロックのBTC圧縮データを読みだせ
ば良い。
【0158】また、この実施の形態では、ステップST
122,123,124の処理内容は、実施の形態1に
おける図2のステップST12,ST13,ST14の
処理とそれぞれ同一としているが、他の実施の形態にお
ける対応するステップの処理であっても良い。
【0159】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、代表成分値を算出する際に、所定の領域についてだ
け処理を行うことにより、ユーザが注視したい領域につ
いてだけ画像表示を高速に行うことができるという効果
が得られる。
【0160】また、ミドルウェアを用いて画像高速表示
処理を行うため、対象機器の部品点数を増やすことな
く、簡単なハードウェア構成で実現できるという効果が
得られる。
【0161】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、代表
成分値算出手段が、圧縮データに基づき所定のブロック
単位の代表成分値を算出し、代表成分値処理手段が、代
表成分値で構成される画像データに対して、表示に関連
する画像処理を行い表示用の画像データを求めることに
より、画像を高速に表示することができるという効果が
ある。
【0162】この発明によれば、代表成分値算出手段
が、圧縮データに基づき所定のブロック単位における複
数の画素を復号化し、復号化された複数の画素の画素値
の平均値を代表成分値として算出し、代表成分値処理手
段が、代表成分値で構成される画像データに対して、重
みマトリクスによるフィルタリング処理を行い表示用の
画像データを求めることにより、ブロック歪みの少ない
画像を高速に表示することができるという効果がある。
【0163】この発明によれば、代表成分値算出手段
が、圧縮データに基づき所定のブロック単位における複
数の画素を復号化し、復号化された複数の画素の画素値
を代表成分値として算出し、代表成分値処理手段が、代
表成分値で構成される画像データに対して、補間処理を
行い表示用の画像データを求めることにより、解像度の
良い画像を高速に表示することができるという効果があ
る。
【0164】この発明によれば、代表成分値算出手段
が、圧縮データに含まれている画素値の平均値を代表成
分値として抽出し、代表成分値処理手段が、代表成分値
で構成される画像データに対して、重みマトリクスによ
るフィルタリング処理を行い表示用の画像データを求め
ることにより、ブロック歪みの少ない画像を高速に表示
することができるという効果がある。
【0165】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに基づ
き、所定のブロック単位における第1のグリーン成分の
複数の画素と第2のグリーン成分の複数の画素とを復号
化し、復号化された複数の画素の画素値を代表成分値と
して算出し、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成
される画像データに対して、重みマトリクスによるフィ
ルタリング処理を行い表示用の画像データを求めること
により、ブロック歪みの少ない画像をモノクロで高速に
表示することができるという効果がある。
【0166】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに基づ
き、所定のブロック単位における第1のグリーン成分の
複数の画素を復号化し、復号化された複数の画素の画素
値の平均値を代表成分値として算出し、代表成分値処理
手段が、代表成分値で構成される画像データに対して、
重みマトリクスによるフィルタリング処理を行い表示用
の画像データを求めることにより、ブロック歪みの少な
い画像をモノクロで高速に表示することができるという
効果がある。
【0167】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに含まれ
ている第1のグリーン成分の画素値の平均値と第2のグ
リーン成分の画素値の平均値を代表成分値として抽出
し、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成される画
像データに対して、補間処理を行い表示用の画像データ
を求めることにより、解像度の良い画像をモノクロで高
速に表示することができるという効果がある。
【0168】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに基づ
き、第1のグリーン成分の画素値の平均値と第2のグリ
ーン成分の画素値の平均値との平均値を代表成分値とし
て算出し、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成さ
れる画像データに対して、重みマトリクスによるフィル
タリング処理を行い表示用の画像データを求めることに
より、ブロック歪みの少ない画像をモノクロで高速に表
示することができるという効果がある。
【0169】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに基づき
各カラー成分の画素値の平均値を求め、求められた各カ
ラー成分の画素値の平均値から代表成分値として輝度成
分を算出し、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成
される画像データに対して、重みマトリクスによるフィ
ルタリング処理を行い表示用の画像データを求めること
により、適切な輝度分布を持ちブロック歪みの少ない画
像をモノクロで高速に表示することができるという効果
がある。
【0170】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値算出手段が、圧縮データに基づき
各カラー成分の画素値の平均値を代表成分値として算出
し、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成された画
像データに対して、カラーフォーマット変換処理を行い
表示用の画像データを求めることにより、カラー画像を
高速に表示することができるという効果がある。
【0171】この発明によれば、固定長符号化手段が撮
像手段より出力されたカラーの画像データから圧縮デー
タを求め、代表成分値処理手段が、代表成分値で構成さ
れた画像データに対して、YUV4:2:2フォーマッ
ト変換処理を行い表示用の画像データを求めることによ
り、カラー画像を高速に表示することができるという効
果がある。
【0172】この発明によれば、データ書込手段が、代
表成分値処理手段により求められた表示用の画像データ
を、フレームメモリの横方向及び縦方向に複数回書き込
むことにより、カラー画像を拡大して高速に表示するこ
とができるという効果がある。
【0173】この発明によれば、代表成分値処理手段
が、代表成分値で構成される画像データに対して、表示
手段が表示する画像サイズに対応した解像度変換処理を
行い表示用の画像データを求めることにより、画像サイ
ズに適合した解像度を持つ高画質の画像を高速に表示す
ることができるという効果がある。
【0174】この発明によれば、データ読出手段が一次
記憶手段に記憶されている圧縮データの中から、外部よ
り指定された所定領域の圧縮データを読み出すことによ
り、ユーザが指定する所定領域の画像を高速に表示する
ことができるという効果がある。
【0175】この発明によれば、圧縮データに基づき、
所定のブロック単位の代表成分値を算出し、代表成分値
で構成される画像データに対して、表示に関連する画像
処理を行い表示用の画像データを求めて表示することに
より、画像を高速に表示することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1から実施の形態12
による画像高速表示装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による画像高速表示
処理のフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるBTC圧縮デ
ータのデータ構造を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による復号化画素の
位置を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による3×3ウィン
ドウのローパスフィルタリングの重みマトリクスを示す
図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による画像高速表示
処理のフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2によるBTC圧縮デ
ータから算出される代表成分値の位置を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2による代表成分値の
補間処理を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による画像高速表示
処理のフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態4によるBTC圧縮
データのデータ構造を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態4によるBTC圧縮
データから算出される代表成分値を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態6による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態6によるBTC圧縮
データから算出される代表成分値の位置を示す図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態6による代表成分値
の補間処理を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態7による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態8による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図19】 この発明の実施の形態9による画像高速表
示処理のフローチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態10による画像高速
表示処理のフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態10によるYUV
4:2:2フォーマットを示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態11による画像高速
表示処理のフローチャートである。
【図23】 この発明の実施の形態12による画像高速
表示処理のフローチャートである。
【図24】 この発明の実施の形態12による圧縮ブロ
ックと読み出し領域の関係を示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態12によるBTC圧
縮データと読み出しデータの関係を示す図である。
【図26】 従来の画像表示装置を示す図である。
【図27】 従来の画像表示装置を示す図である。
【図28】 原色系モザイクフィルタの構成を示す図で
ある。
【図29】 並べ替え前の8×8ブロックを示す図であ
る。
【図30】 並べ替え後の8×8ブロックを示す図であ
る。
【図31】 従来のBTC圧縮方式の概要を示す図であ
る。
【図32】 従来のBTC圧縮方式の圧縮アルゴリズム
を示す図である。
【図33】 従来のBTC圧縮方式の伸張アルゴリズム
を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像手段、2 BTC圧縮手段(固定長符号化手
段)、3 一次記憶手段、6 フレームメモリ、7 表
示手段、11 データ読出手段、12 代表成分値算出
手段、13 代表成分値処理手段、14 データ書込手
段。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA08 FA27 GA11 GB21 GB40 HA24 HA33 KA01 KA03 KA24 5C055 AA06 BA03 HA31 5C078 AA09 BA44 CA31 DA00 DA01 DA16 EA00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段より出力される画像データを所
    定のブロック単位に固定長符号化を行い、圧縮データを
    求める固定長符号化手段と、 上記圧縮データを記憶する一次記憶手段と、 この一次記憶手段に記憶されている圧縮データを読み出
    すデータ読出手段と、 このデータ読出手段により読み出された圧縮データに基
    づき、所定のブロック単位の代表成分値を算出する代表
    成分値算出手段と、 上記代表成分値で構成される画像データに対して、表示
    に関連する画像処理を行い表示用の画像データを求める
    代表成分値処理手段と、 上記表示用の画像データをフレームメモリに書き込むデ
    ータ書込手段と、 上記フレームメモリに書き込まれた画像データを表示す
    る表示手段とを備えたことを特徴とする画像高速表示装
    置。
  2. 【請求項2】 代表成分値算出手段が、圧縮データに基
    づき、所定のブロック単位における複数の画素を復号化
    し、復号化された複数の画素の画素値の平均値を所定の
    ブロック単位の代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  3. 【請求項3】 代表成分値算出手段が、圧縮データに基
    づき、所定のブロック単位における複数の画素を復号化
    し、復号化された複数の画素の画素値を所定のブロック
    単位の代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、補間処理を行い表示用の画像データ
    を求めることを特徴とする請求項1記載の画像高速表示
    装置。
  4. 【請求項4】 代表成分値算出手段が、圧縮データに含
    まれている画素値の平均値を所定のブロック単位の代表
    成分値として抽出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  5. 【請求項5】 固定長符号化手段が、撮像手段より出力
    されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに基づき、所定
    のブロック単位における第1のグリーン成分の複数の画
    素と第2のグリーン成分の複数の画素とを復号化し、復
    号化された複数の画素の画素値を所定のブロック単位の
    代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  6. 【請求項6】 固定長符号化手段が、撮像手段より出力
    されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに基づき、所定
    のブロック単位における第1のグリーン成分の複数の画
    素を復号化し、復号化された複数の画素の画素値の平均
    値を所定のブロック単位の代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  7. 【請求項7】 固定長符号化手段が、撮像手段より出力
    されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに含まれている
    第1のグリーン成分の画素値の平均値と第2のグリーン
    成分の画素値の平均値を所定のブロック単位の代表成分
    値として抽出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、補間処理を行い表示用の画像データ
    を求めることを特徴とする請求項1記載の画像高速表示
    装置。
  8. 【請求項8】 固定長符号化手段が、撮像手段より出力
    されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに基づき、第1
    のグリーン成分の画素値の平均値と第2のグリーン成分
    の画素値の平均値との平均値を、所定のブロック単位の
    代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  9. 【請求項9】 固定長符号化手段が、撮像手段より出力
    されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに基づき、レッ
    ド、グリーン及びブルーの各カラー成分の画素値の平均
    値を求め、上記各カラー成分の画素値の平均値から、所
    定のブロック単位の代表成分値として輝度成分を算出
    し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、重みマトリクスによるフィルタリン
    グ処理を行い表示用の画像データを求めることを特徴と
    する請求項1記載の画像高速表示装置。
  10. 【請求項10】 固定長符号化手段が、撮像手段より出
    力されたカラーの画像データから圧縮データを求め、 代表成分値算出手段が、上記圧縮データに基づき、レッ
    ド、グリーン及びブルーの各カラー成分の画素値の平均
    値を、所定のブロック単位の代表成分値として算出し、 代表成分値処理手段が、上記代表成分値で構成される画
    像データに対して、カラーフォーマット変換処理を行い
    表示用の画像データを求めることを特徴とする請求項1
    記載の画像高速表示装置。
  11. 【請求項11】 代表成分値処理手段が、代表成分値で
    構成される画像データに対して、YUV4:2:2フォ
    ーマット変換処理を行い、輝度情報と色情報を含んだ表
    示用の画像データを求めることを特徴とする請求項10
    記載の画像高速表示装置。
  12. 【請求項12】 データ書込手段が、代表成分値処理手
    段により求められた表示用の画像データを、フレームメ
    モリの横方向及び縦方向に複数回書き込むことを特徴と
    する請求項10記載の画像高速表示装置。
  13. 【請求項13】 代表成分値処理手段が、代表成分値で
    構成される画像データに対して、表示手段が表示する画
    像サイズに対応した解像度変換処理を行い表示用の画像
    データを求めることを特徴とする請求項1記載の画像高
    速表示装置。
  14. 【請求項14】 データ読出手段が一次記憶手段に記憶
    されている圧縮データの中から、外部より指定された所
    定領域の圧縮データを読み出すことを特徴とする請求項
    1記載の画像高速表示装置。
  15. 【請求項15】 撮像された画像データを所定のブロッ
    ク単位に固定長符号化を行い、圧縮データを求め、 上記圧縮データを記憶し、 記憶されている上記圧縮データを読み出し、 読み出された上記圧縮データに基づき、所定のブロック
    単位の代表成分値を算出し、 上記代表成分値で構成される画像データに対して、表示
    に関連する画像処理を行い表示用の画像データを求めて
    表示することを特徴とする画像高速表示方法。
JP10245765A 1998-08-31 1998-08-31 画像高速表示装置及び画像高速表示方法 Pending JP2000078514A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003153263A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Hitachi Ltd 映像表示システムおよびその方法
JP2009005017A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Canon Inc 画像符号化装置及び画像復号装置、並びにそれらの制御方法

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