JP2000078274A - 可変レ―ト符号化システムのためのメッセ―ジ記録装置および可変レ―ト符号化システムにおいてサイズ縮小メッセ―ジを記録する方法 - Google Patents

可変レ―ト符号化システムのためのメッセ―ジ記録装置および可変レ―ト符号化システムにおいてサイズ縮小メッセ―ジを記録する方法

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JP2000078274A
JP2000078274A JP11199251A JP19925199A JP2000078274A JP 2000078274 A JP2000078274 A JP 2000078274A JP 11199251 A JP11199251 A JP 11199251A JP 19925199 A JP19925199 A JP 19925199A JP 2000078274 A JP2000078274 A JP 2000078274A
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JP
Japan
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signal
variable rate
coding system
rate coding
decoded
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JP11199251A
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Kunikazu Suzuki
邦一 鈴木
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変レート符号化システムにおける音声メモ
リに圧縮された音声メッセージを記憶させる。 【解決手段】 可変レート符号化システムを用いて符号
化信号を受け取り、その信号をデコーダ202を用いて
復号化し、その復号化信号を再エンコーダ206にて再
符号化し、その再符号化信号をメモリ210に記録す
る。その記録されたデータは、デコーダ212で復号化
され、スピーカ216で再生される。また、再エンコー
ダ206は、復号化信号のうち低レベル部を表す部分を
検出したときは、その部分の復号化を行わない。そし
て、その部分においては、再生時に、ノイズ発生器21
4を用いてノイズの再生が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変レート符号化
システムのためのメッセージ記録装置および可変レート
符号化システムにおいてサイズ縮小メッセージを記録す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】携帯
電話システムの中には、出力音声メッセージ等、ユーザ
からの音声メッセージを記録するためのメモリユニット
を使用するものが見られる。ユーザは、このメモリに自
分の個人用音声メッセージを記録することができる。こ
のメッセージは、ユーザの個人用メッセージとして再生
される。メモリユニットのサイズには制限がある。しか
し、ユーザは、比較的長いメッセージの記録を希望する
場合が多い。
【0003】音声は、このメモリに記録される前にたい
てい圧縮される。周知の音声コーダすなわちボコーダシ
ステムを用いると、音声の圧縮が可能となる。ボコーダ
は、当該分野ではよく知られた、周知のモデルを用いて
音声を圧縮するものである。このモデルは、一般的に、
様々な部分、すなわち無音とノイズと実際の発話とに基
づいて、音声を圧縮する。音声のいろいろな成分を圧縮
するには、コードブックが用いられる。
【0004】しばしば用いられる周知のシステムでは、
可変レート符号化によって音声が圧縮される。いくつか
の異なる規格が見られる。Telecommunications Industr
iesAssociation (TIA)によるEnhanced Variable Rate C
oding ("EVRC")は、その一つである。DDI(登録商
標)とIDO(登録商標)を含む日本のセルラー方式キ
ャリヤーは、EVRCの採用を決定した。Qualcommも、Qual
comm Code Excited Linear Predictive Coder("QCELP")
と呼ばれるシステムを用いている。
【0005】これらの可変レートコーダ(variable ra
te codec)についての基本的説明は、米国特許第5,4
95,555号明細書に見られる。その開示内容は、正
しい理解に必要な程度、本開示に参考として取り入れら
れる。
【0006】これらのシステムすべてにおいて、入力音
声パワー等に基づき使用すべき最適の符号化レートを決
定するアルゴリズムの演算を行なう。例えば、図1に
は、仮想的な入力音声パワーと、この仮想的な入力音声
パワーに使用される符号化レートとが、各々図示されて
いる。
【0007】信号の大半については、最大レートの1/
8で符号化されることに注意すべきである。信号の他の
部分は、図のように1/4、1/2、および/またはフ
ルの音声レートで符号化される。再び、アルゴリズムに
よってこの符号化が決定される。符号化される最大音声
パワーを下げることにより、このシステムでは帯域幅が
節約される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ユーザが何
を言っているかを理解することは、ユーザの出力メッセ
ージが決定的なものではないということに気づいた。ユ
ーザが正確に何を言っているかはそれほど重要でないこ
とが多い。ここでは、既存の可変レートアルゴリズムで
は符号化レートが決定されている。
【0009】したがって、本発明の1つの特徴によれ
ば、可変レートシステムが用いられ、符号化データとし
て受け取られたメッセージが復号化後、標準的なシステ
ムで使用されている最大レートより低い最大レートで再
符号化される。好ましい最大レートは、半分のレートで
ある。次に、この情報は、記録された後にデコードされ
る。
【0010】本発明の他の特徴は、音声信号の40−6
0%を占めるノイズ時間の間、1/8レートではなく、
ゼロレートで記録することである。そのため、ノイズ
は、記録されない。意味のある音声のみが記録されるの
である。この部分は、後に、実際のノイズの代わりに、
ノイズ発生器からのノイズにより再生される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図2は、好適なシステムのブロック
図である。符号化データ(encoded data)200は、セ
ルラー電話システム、より詳しくはIS−95CDMA
システムにおけるデータチャネルを介して、受け取られ
る(受信される)。この符号化データ200は、利用可
能な何れかの可変レートアルゴリズムを用いて、入力音
声パワー等に基づいて記録されるべきものを決定する可
変レートアルゴリズムに従って、記録されている。
【0012】デコーダ202は、符号化データ200を
デコードし、復号化PCMデータ204を形成する。
【0013】PCMデータ204は、次に、再エンコー
ダ(reencoder)206によって再符号化される。再エ
ンコーダ206は、最大レートが、符号化データ200
の最大レートより低くなるように設定された符号化レー
トを持つ標準的な可変レートコーダ(standard variabl
e rate coder)である。
【0014】例えば、図2の実施例では、再エンコーダ
206は、最大レートの半分のレートを使用する。次
に、再符号化データ208が、メモリ210に記録され
る。記録されたデータはデコーダ212でデコードさ
れ、例えばスピーカ216で再生される。
【0015】このように本システムでは、解像度(reso
lution)の低下という犠牲を払ってはいるが、同じ情報
を表すのに少ないビット数で記録することを可能として
いる。より低い最大レートを使用していても、それでも
入力される符号化データは、標準的な可変レートフォー
マットであり、デコーダ202は標準的な可変レート符
号化システム用の標準的デコーダでよい。
【0016】上述した可変再エンコーダ206は、信号
のノイズ部の決定(復号化信号のうち低レベル部を表す
部分もしくは復号化信号の有音/無音を検出)も行な
う。このノイズ部分(復号化信号のうち低レベル部もし
くは復号化信号の無音部)は、通常、アルゴリズムの可
能な最低ビットレートで記録される。図1においては、
この部分が1/8レートで記録されている。しかし、本
システムでは、1/8レートを記録する代わりに、この
時間に何も記録しない、つまり、この時間が経過したこ
とを示す(indication)情報だけである。
【0017】デコーダ212は、付属のノイズ発生器2
14を備えている。記録のない時間中は、システムは、
音声信号内の低レベルのノイズが存在していたことを検
出している。そのため、デコーダ212は、この時間
に、記録された信号の代わりに、ノイズ発生器214を
用いてノイズを再生するのである。これにより、記録さ
れる信号の量がさらに減少する。
【0018】以上述べたように、本システムの1つの特
徴によれば、可変レートシステムが用いられ、符号化デ
ータとして受け取られたメッセージが復号化後、標準的
なシステムで使用されている最大レートより低い最大レ
ートで再符号化される。好適な最大レートは、半分のレ
ートである。次に、この情報は、記録された後にデコー
ドされる。図3(a)に、符号化データ200のレート
情報を示し、図3(b)に、最大レートを半分のレート
にしたときの再符号化データ208のレート情報を示
す。
【0019】このように、本開示によれば、可変レート
ボコーダシステムを介して受け取られたメッセージの情
報が、復号化後に、より低い最大レートで再符号化さ
れ、記録されるメッセージ記録装置が提供される。この
メッセージ記録装置は、可変レートボコーダを使用した
デジタル電話機の録音機能として用いることができ、上
記したように受信符号化データを圧縮し、データ量を削
減することにより、ストレージデバイスの小型化、また
は録音時間長の増大を図ることができる。
【0020】また、本システムの他の特徴は、音声信号
の40−60%を占めるノイズ時間の間、1/8レート
ではなく、ゼロレートで記録する。そのため、ノイズ
は、記録されない。意味のある音声のみが記録されるの
である。この部分は、後に、実際のノイズの代わりに、
無音、白色ノイズ、またはピンクノイズのいずれかの再
生により、再生される。このように、本システムでは、
(ノイズの)時間のみを記録し、何らかの充填物(ノイ
ズ)を再生するのである。このように、ノイズ部分を記
録しないことによって、データの一層の圧縮が可能であ
る。
【0021】なお、上記した実施形態で示される具体例
以外に、特許請求の範囲に包含される範囲内で他の例へ
の変形も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変レートシステムにおける仮定的な音声波形
の音声出力と、この仮想的な音声出力に使用される符号
化レートとを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるシステムのブロッ
ク図である。
【図3】(a)は符号化データ200のレート情報を示
す図で、(b)は最大レートを半分のレートにしたとき
の再符号化データ208のレート情報を示す図である。
【符号の説明】
202…デコーダ(第1デコーダ)、206…再エンコ
ーダ、210…メモリ、212…デコーダ(第2デコー
ダ)、214…ノイズ発生器、216…スピーカ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変レート符号化システムを用いて符号
    化信号を受け取り、その信号を復号化して復号化信号を
    生成する第1デコーダと、 前記可変レート符号化システムによって用いられる最大
    レートより低い最大レートを持つ可変レート符号化技術
    に従い、前記復号化信号を符号化して再符号化信号を生
    成する再エンコーダと、 を有することを特徴とする、可変レート符号化システム
    のためのメッセージ記録装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記再符号化信号を記録するメ
    モリを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記再符号化信号を読み取る第
    2デコーダを有することを特徴とする請求項2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記再エンコーダが、前記復号化信号の
    うち低レベル部を表す部分もしくは前記復号化信号の有
    音/無音を検出して、この低レベル部もしくは前記復号
    化信号の無音部の代わりに何も符号化しないようになっ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記再符号化信号を読み取る第
    2デコーダと、前記低レベル部もしくは前記無音部の代
    わりにノイズを再生するのに用いられるノイズ発生器と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記復号化信号がPCM信号であること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 可変レート符号化システムを用いて符号
    化信号を受け取る段階と、 前記可変レート符号化システムのためのデコーダを用
    い、前記信号を復号化して復号化信号を形成する段階
    と、 前記可変レート符号化システムによって用いられた最大
    レートより低い最大レートを持つ可変レート符号化技術
    に従い、前記復号化信号を再符号化して再符号化信号を
    生成する段階と、 前記再符号化信号を記録する段階と、 を有することを特徴とする、可変レート符号化システム
    においてサイズ縮小メッセージを記録する方法。
  8. 【請求項8】 前記再符号化する段階は、 前記復号化信号のうち低レベル信号を表す部分を決定す
    る段階と、 前記部分を記録しない段階と、 を有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、再生中に前記部分においてノイ
    ズを再生する段階を有することを特徴とする請求項8に
    記載の方法。
JP11199251A 1998-08-18 1999-07-13 可変レ―ト符号化システムのためのメッセ―ジ記録装置および可変レ―ト符号化システムにおいてサイズ縮小メッセ―ジを記録する方法 Withdrawn JP2000078274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021573A1 (fr) * 2001-08-31 2003-03-13 Fujitsu Limited Codec
JPWO2004095424A1 (ja) * 2003-04-22 2006-07-13 日本電気株式会社 符号変換方法及び装置とプログラム並びに記録媒体

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