JP2000078034A - Phs基地局装置 - Google Patents

Phs基地局装置

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JP2000078034A
JP2000078034A JP10242053A JP24205398A JP2000078034A JP 2000078034 A JP2000078034 A JP 2000078034A JP 10242053 A JP10242053 A JP 10242053A JP 24205398 A JP24205398 A JP 24205398A JP 2000078034 A JP2000078034 A JP 2000078034A
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voltage
circuit
power
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detection
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JP10242053A
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Hiroshi Kogure
宏史 木暮
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検波出力電圧のばらつきと温度変動を吸収
し、パワーアラームの境界レベルを一定にできるPHS
基地局装置を提供すること。 【解決手段】 送信系Aにおける変調回路部6の変調信
号のゲインをゲインコントロール回路5で制御し、変調
信号を検波回路7で検波して、検波出力電圧をAPC回
路10に入力する。検波出力電圧の温度変動を温度補償
回路8で補償した電圧をパワー設定回路9に入力し、パ
ワー設定回路9で生成した第1基準電圧と検波出力電圧
が等しくなるように、APC回路10でゲインコントロ
ール回路5を制御して送信出力パワーを一定にする。ま
た、第1基準電圧を分圧した第2基準電圧と検波出力電
圧とをパワーモニタ回路11で比較して、両電圧の大小
関係に応じたパワーモニタ回路11の出力電圧レベルに
より、送信出力パワーの有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変調信号のゲイ
ンをゲインコントロール回路で制御してアンテナから送
信する送信系において、変調信号を検波回路で検波した
検波出力電圧が第1基準電圧と同じになるように自動パ
ワー制御回路(以下、APC回路という)でゲインコン
トロール回路5を制御して、変調信号が規定の定格送信
パワ−を保持するようにし、かつ前記第1基準電圧から
生成した第2基準電圧と、前記検波出力電圧と比較し、
その比較結果に応じて送信系のパワーの有無を判定する
ようにしたPHS基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル携帯電話端末機などの送信部
が、一定タイミングで送信するバースト信号の送信電力
増幅器の出力を所定の電力に設定するために、自動制御
するバースト送信信号のAPC回路に関して、特開平0
7−131414号公報に開示されている。この公報の
場合は、一定のタイミングで送信されるバースト信号を
送信電力増幅器で増幅し、その出力を所定の送信電力と
なるようにするために、この送信電力の検波電圧と基準
電圧とを差動増幅回路に入力して、両者の差分を求め、
この差動増幅回路の出力を送信信号のコントロール信号
とするようにしている。
【0003】また、特開昭61−210727号公報に
は、電力増幅器から出力される送信電力を検出し、その
検出出力を検波器で検波して、送信電力強度に応じた値
の検波電圧を出力し、この検波電圧を対数増幅器で対数
圧縮し、この対数増幅器の出力電圧と送信電力強度に対
応して設定した基準電圧とを比較増幅器で比較し、この
比較増幅器の出力電圧を電圧制御回路に入力して、電力
増幅器の送信電力強度を制御することが開示されてい
る。このように、携帯電話機端末などの送信部において
は、送信電力が一定となるように制御することが各種試
みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種送信系におけるパワーモニタ回路の基準電圧は固
定であり、また温度補償もされていなかった。このた
め、検波出力電圧のバラツキおよび温度変動がパワーア
ラームの境界レベルのバラツキとなり、パワーが出てい
るのにアラームになったり、あるいはパワーが出ていな
いのにアラームが出ないなどの不具合が起き易いという
課題があった。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、変調信号の検波電圧ばらつきおよ
び温度変動を吸収することができ、パワーアラームの境
界レベルを一定とすることができ、安定してパワーモニ
タ機能を動作させることができるPHS基地局装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のPHS基地局装置は、変調信号のゲイン
をゲインコントロール回路で制御してアンテナから送信
する送信系と、前記変調信号を検波する検波回路と、前
記検波回路の検波出力電圧が温度変動を補償した第1基
準電圧と等しくなるように上記ゲインコントロール回路
を制御する自動パワー制御回路と、前記第1基準電圧か
ら生成された第2基準電圧と前記検波出力電圧とを比較
し、その比較結果から前記送信系のパワーの有無を判定
するパワーモニタ回路とを備えることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、送信系において、変調
信号のゲインをゲインコントロール回路で制御してアン
テナから送信する前に、変調信号を検波回路で検波し
て、検波出力電圧と温度変動を補償した第1基準電圧と
を自動パワー制御回路に入力して、この検波出力電圧と
第1基準電圧とが等しくなるように、自動パワー制御回
路によりゲインコントロール回路を制御する。また、第
1基準電圧から得られた第2基準電圧と検波出力電圧と
をパワーモニタ回路に入力して、この両者を比較し、そ
の比較結果に応じて送信系に送信出力パワーの有無を判
定する。
【0008】したがって、この発明では、パワーアラー
ムの境界レベルを一定とすることができるとともに、安
定してパワーモニタ機能を動作させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるPHS基地
局装置の実施の形態について図面に基づき説明する。図
1はこの発明による第1実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。この図1は、PHS基地局装置における主
として送信部を示しており、図1中におけるAは送信系
であり、この送信系Aはアンテナ1から変調回路部6ま
での系で構成されている。変調回路部6で送信信号を変
調して得られた変調信号はゲインコントロール回路5に
入力されるようになっている。このゲインコントロール
回路5は変調信号のゲインを制御して、ドライバアンプ
4とパワーモジュール3により増幅されて、カップラ2
を経由してアンテナ1から電波として送信されるように
なっている。
【0010】また、カップラ2から変調信号の一部はダ
イオードで構成される検波回路7に入力されるようにな
っている。この検波回路7で変調信号を検波することに
より、検波出力電圧VdetがAPC回路10に印加さ
れるようになっている。このAPC回路10には、温度
補償した第1基準電圧Vref1も印加されるようにな
っている。APC回路10に関する説明は後述する。こ
の第1基準電圧Vref1はパワー設定回路9から得ら
れるようになっている。パワー設定回路9は抵抗9a,
9b,可変抵抗9c,演算増幅器(以下、オペアンプと
略称する)9dとから構成されている。
【0011】すなわち、電源とアース間に可変抵抗9c
が接続されており、この可変抵抗9cの可動端子はオペ
アンプ9dの非反転入力端に接続されている。オペアン
プ9dの反転入力端は、温度補償回路8のオペアンプ8
cの出力端から抵抗9aを介して接続されている。この
オペアンプ8cの反転入力端と出力端との間に、抵抗9
bが接続されている。
【0012】上記温度補償回路8は、抵抗8a,前記検
波回路7を構成するダイオードと同じダイオード8b,
オペアンプ8cから構成されている。電源とアース間に
抵抗8aとダイオード8bとの直列回路が接続されてい
る。抵抗8aとダイオード8bとの接続点には電圧Vf
を発生するようにしており、この電圧Vfがオペアンプ
8cの非反転入力端に印加されるようになっている。オ
ペアンプ8cの反転入力端と出力端の間は直結されてい
る。この出力端が上述のように、抵抗9aを介してオペ
アンプ9dの反転入力端に接続されている。
【0013】このようにして、温度補償回路8が構成さ
れており、この温度補償回路8は、検波回路7の検波出
力電圧Vdetの温度変動を補償するための回路であ
り、オペアンプ8cの出力電圧が抵抗9aを通してオペ
アンプ9dの反転入力端に印加されると同時に抵抗9b
を通してオペアンプ9dの出力に印加され、このオペア
ンプ9dの出力端に現れる第1基準電圧Vref1の温
度補償を行うようになっている。
【0014】この温度補償された第1基準電圧Vref
1と検波出力電圧VdetとがAPC回路10の入力端
に印加されることにより、APC回路10は検波回路7
の検波出力電圧Vdetが第1基準電圧Vref1と等
しくなるように、前記ゲインコントロール回路5を制御
するようになっている。また、パワー設定回路9のオペ
アンプ9dの出力端は、パワーモニタ回路11の抵抗1
1aと11bを介して接地されている。これにより、パ
ワー設定回路9のオペアンプ9dの出力端に現れる第1
基準電圧Vref1は、パワーモニタ回路11の抵抗1
1aと11bとにより分圧され、この両抵抗11aと1
1bとの接続点から第2基準電圧Vref2が得られる
ようになっている。
【0015】このパワーモニタ回路11において、第2
基準電圧Vref2は、パワーモニタ回路11のコンパ
レータ11cの反転入力端に印加されるようになってい
る。オペアンプ11cの非反転入力端には、前記検波出
力電圧Vdetが印加されるようになっている。コンパ
レータ11cは、この検波出力電圧Vdetと第2基準
電圧Vref2との比較を行って検波出力電圧Vdet
が第2基準電圧Vref2より小のとき、すなわち、検
波出力電圧Vdet<第2基準電圧Vref2のとき
に、コンパレータ11cの出力端に「L」レベルの電圧
(送信出力パワーなし)が現われ、制御回路部12に出
力するようになっている。
【0016】また、上記とは逆に、第2基準電圧Vre
f2<検波出力電圧Vdetのときには、コンパレータ
11cの出力端に「H」レベルの電圧(送信出力パワー
有り)が現われ、制御回路部12に出力するようになっ
ている。つまり、このパワーモニタ回路11は、検波回
路7から出力される検波出力Vdetの値により、パワ
ーが出力されているか、否かのモニタを行う回路であ
る。この第2基準電圧Vref2は、送信出力パワーの
有無の判定の境界値の基準電圧となるものである。
【0017】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について説明する。変調回路部6により
出力された変調信号はゲインコントロール回路5により
ゲインが制御された後に、ドライバーアンプ4、パワー
モジュール3により増幅され、カップラ2を通り、アン
テナ1により電波として送信される。また、カップラ2
を通った変調信号の一部は検波回路7により、検波さ
れ、検波出力電圧Vdetがパワーモニタ回路11およ
びAPC回路10に入力される。
【0018】APC回路10には、第1基準電圧Vre
f1も印加されており、このAPC回路10に入力され
る検波出力電圧Vdetは第1基準電圧Vref1と等
しくなるように、APC回路10はゲインコントロール
回路5を制御する。これにより、ゲインコントロール回
路5は変調信号のゲインを制御する。このようにして、
送信系Aの電力、換言すれば、この発明によるPHS基
地局装置の送信出力パワーは、パワー設定回路9によっ
て設定された一定のパワーとなる。
【0019】ところで、検波回路7を構成するダイオー
ドが温度によってその順方向電圧が変化することに起因
して、検波出力電圧Vdetが温度の変化とともに変化
する。そこで、この第1実施の形態では、温度補償回路
8により温度補償を行うようにしており、温度補償回路
8の出力電圧はパワー設定回路9のオペアンプ9dの反
転入力端に入力されており、送信系Aの送信出力パワー
の基準となる第1基準電圧Vref1に温度補償がかか
り、温度変化時においても、送信出力パワーが一定とな
る。
【0020】パワーモニタ回路11には、第1基準電圧
Vref1と検波出力電圧Vdetが印加されており、
第1基準電圧Vref1は抵抗11a,11bにより分
圧されて、その接続点から第2基準電圧Vref2がコ
ンパレータ11cの反転入力端に印加されている。コン
パレータ11cの非反転入力端には、検波出力電圧Vd
etが印加されており、したがってコンパレータ11c
は、第2基準電圧Vref2と検波出力電圧Vdetと
を比較し、その比較の結果、第2基準電圧Vref2<
検波出力電圧Vdetのときには、コンパレータ11c
より「H」レベルの電圧が出力され(送信出力パワー有
りとする)、また第2基準電圧Vref2>検波出力電
圧Vdetのときには、「L」レベルの電圧が出力され
る(送信出力パワー無しとする)。
【0021】第2基準電圧Vref2は、送信出力パワ
ーの有無判定の境界値の基準電圧であり、パワー設定回
路9の出力電圧である第1基準電圧Vref1を分圧し
て作られている。したがって、たとえば、第2基準電圧
Vref2を、送信出力パワーが設定パワー−10dB
のときの検波出力電圧Vdetの電圧になるよう設定す
ると、Vdet=Vref2のとき送信出力パワーが設
定パワー−10dBのときであるので、送信出力パワー
が設定パワー−10dBより高いときには、検波出力電
圧Vdetは第2基準電圧Vref2より高くなり、コ
ンパレータ11cの出力端に「H」レベルの電圧が出力
され、送信出力パワー「有り」と判定される。
【0022】また、送信出力パワーが設定パワー−10
dBより低いときには、検波出力電圧Vdetは第2基
準電圧Vref2より低くなり、「L」レベルの電圧が
コンパレータ11cの出力端に出力され、送信出力パワ
ー「無し」と判定される。このようにして判定された結
果は、制御回路部12に入力される。制御回路部12で
は、送信されるべきときにパワー無しの判定結果
(「L」レベルの電圧)が入力されると、送信異常と判
定しアラームとなる。
【0023】図2はカップラ2および検波回路7による
検波出力電圧Vdetの特性を示したものである。この
図2において、縦軸に検波出力電圧Vdetを取り、横
軸に送信出力パワーを取って示している。カップラ2お
よび検波回路7にはバラツキがあり、したがって、同じ
検波回路7を使用しても、図2に示すように、複数のP
HS基地局装置a,b,cによって検波出力電圧Vde
tにバラツキが発生するのが一般的である。この第1実
施の形態では、上述のように、設定パワー時の第1基準
電圧Vref1を分圧することにより、第2基準電圧V
ref2を作っている。
【0024】第2基準電圧Vref2はパワーアラーム
境界レベルの基準となるので、この第1実施の形態で
は、PHS基地局装置によって検波出力電圧Vdet
が、ばらついても常に設定パワーを基準として−10d
Bのところをパワーアラームの境界レベルとすることが
できる。換言すれば、検波出力電圧Vdetのばらつき
を吸収できるということである。
【0025】図3はカップラ2および検波回路7による
検波出力電圧Vdetの温度変動を示したものであり、
縦軸に検波出力電圧Vdetを取り、横軸に送信出力パ
ワーを取って示している。検波回路7はダイオードより
構成され、検波出力電圧Vdetは前述のように、高温
で高くなり、低温で低くなる。したがって、温度補償回
路8により、この温度変動を補正するようにしているわ
けであるが、ダイオード8bは検波回路7のダイオード
と同一のダイオードであり、このダイオードの順方向電
圧の温度変動を利用して温度補償が行われる。
【0026】抵抗8aによりダイオード8bに流れる順
方向電流が決まり、これに応じた順方向電圧Vfがオペ
アンプ8cを通して出力される。図4はダイオード8a
の順方向電圧の温度変動を示したものであり、横軸に順
方向電圧を取り、縦軸に順方向電流を取って示してい
る。順方向電圧Vfは高温で低くなり、低温で高くなる
ので、温度補償回路8の出力も高温で低く、低温で高く
なる。
【0027】温度補償回路8の出力はパワー設定回路9
に入力され、抵抗9a,9bによりゲイン調整され、オ
ペアンプ9dより、第1基準電圧Vref1の変化とな
って出力される。オペアンプ9dは反転アンプを用いて
おり、第1基準電圧Vref1は高温では高く、低温で
は低く変化する。
【0028】上述のように、この第1実施の形態では、
第1基準電圧Vref1を分圧することにより、第2基
準電圧Vref2を作っているので、第1基準電圧Vr
ef1の動きは第2基準電圧Vref2の動きに変換さ
れる。パワーアラームの境界レベルの温度変動を押さえ
るためには、検波出力電圧Vdetが高くなったときに
は、第2基準電圧Vref2も高くなり、検波出力電圧
Vdetが低くなったときには、第2基準Vref2も
低くなる必要がある。
【0029】上述のように、この第1実施の形態では、
高温で検波出力電圧Vdetが高くなったときには、第
1基準電圧Vref1および第2基準電圧Vref2も
高くなり、低温で検波出力電圧Vdetが低くなったと
きには、第1基準電圧Vref1および第2基準電圧V
ref2も低くなるよう動作する。以上のように、パワ
ーモニタ回路11に温度補償がかかることになり、検波
出力電圧Vdetの温度特性についても吸収することが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明によれ
ば、変調信号をゲインコントロール回路で制御してアン
テナから送信する送信系から変調信号の一部を検波回路
で検波した検波出力電圧が温度補償した第1基準電圧と
等しくなるように、APC回路によりゲインコントロー
ル回路を制御することにより規定の送信出力パワーを保
持するようにし、かつ第1基準電圧を分圧して得られた
第2基準電圧と検波出力電圧とをパワーモニタ回路で比
較して比較の結果に応じて送信出力パワー有無を判定す
るようにしたので、送信波の検波電圧のバラツキおよび
温度変動を吸収することができ、パワーアラームの境界
レベルを一定とすることができ、安定してパワーモニタ
機能を動作できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるPHS基地局装置の第1実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明によるPHS基地局装置の第1実施の
形態の動作を説明するためのカップラと検波回路による
検波出力電圧の特性を示す特性図である。
【図3】この発明によるPHS基地局装置の第1実施の
形態の動作を説明するためカップラと検波回路による検
波出力電圧の温度変動を示す特性図である。
【図4】この発明によるPHS基地局装置の第1実施の
形態の動作を説明するための温度補償回路におけるダイ
オードの順方向電圧の温度変動を示す特性図である。
【符号の説明】
1……アンテナ、2……カップラ、3……パワーモジュ
ール、4……ドライバアンプ、5……ゲインコントロー
ル回路、6……変調回路部7……検波回路、8……温度
補償回路、8a,8b,9a,9b,11a,11b…
…抵抗、9c……可変抵抗、8c,9d……オペアン
プ、9……パワー設定回路、10……APC回路、11
……パワーモニタ回路、11c……コンパレータ、12
……制御回路、A……送信系。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調信号のゲインをゲインコントロール
    回路で制御してアンテナから送信する送信系と、 前記変調信号を検波する検波回路と、 前記検波回路の検波出力電圧が温度変動を補償した第1
    基準電圧と等しくなるように上記ゲインコントロール回
    路を制御する自動パワー制御回路と、 前記第1基準電圧から生成された第2基準電圧と前記検
    波出力電圧とを比較し、その比較結果から前記送信系の
    パワーの有無を判定するパワーモニタ回路と、 を備えることを特徴とするPHS基地局装置。
  2. 【請求項2】 前記検波回路は、ダイオードで構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のPHS基地局装置。
  3. 【請求項3】 前記第1基準電圧は、前記検波回路のダ
    イオードと同じダイオードの順方向電圧の温度変動を利
    用した温度補償回路で温度補償した電圧をパワー設定回
    路に入力してゲイン調整して得られることを特徴とする
    請求項1または2記載のPHS基地局装置。
  4. 【請求項4】 前記温度補償回路は、高温で低く、低温
    で高くなる順方向電圧を発生して前記検波回路のダイオ
    ードによる検波出力電圧の変動を補正する前記検波回路
    のダイオードと同じダイオードと、前記ダイオードの順
    方向電流を決定する第1抵抗と、前記ダイオードの順方
    向電圧を出力する第1演算増幅器とを備えることを特徴
    とする請求項3記載のPHS基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記パワー設定回路は、前記温度補償回
    路から出力される前記ダイオードの順方向電圧のゲイン
    を調整する複数の第2抵抗と、電源電圧を分圧して所定
    の電圧を得る可変抵抗と、前記可変抵抗で得られた電圧
    と前記温度補償回路から出力される前記順方向電圧とを
    入力して前記第2抵抗によりゲイン調整され第1基準電
    圧を発生する第2演算増幅器とを備えることを特徴とす
    る請求項3記載のPHS基地局装置。
  6. 【請求項6】 前記パワーモニタ回路は、前記第1基準
    電圧を分圧して所定の第2基準電圧を生成する複数の第
    3抵抗と、前記第2基準電圧と前記検波出力電圧とを比
    較して第2基準電圧が前記検波出力電圧より大の場合に
    は、前記送信出力パワー無しを意味する「L」レベルの
    電圧を出力し、かつ前記第2基準電圧が前記検波出力電
    圧より小さい場合には、前記送信出力パワー有りを意味
    する「H」レベルの電圧を出力するコンパレータとを備
    えることを特徴とする請求項3記載のPHS基地局装
    置。
  7. 【請求項7】 前記コンパレータから出力される「L」
    レベルまたは「H」レベルの電圧は、制御回路部に入力
    されることを特徴とする請求項6記載のPHS基地局装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路部は、送信されるべき時
    に、前記コンパレータから前記「L」レベルの電圧が入
    力されると、送信異常と判定してアラームを発生するこ
    とを特徴とする請求項7記載のPHS基地局装置。
  9. 【請求項9】 前記送信系は、前記変調信号を前記ゲイ
    ンコントロール回路によりゲインが制御された後に、ド
    ライバアンプとパワーモジュールで増幅されかつ、カッ
    プラを通してアンテナから電波として送信することを特
    徴とする請求項1〜8に何れか1項記載のPHS基地局
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090144A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Fujitsu Ltd 信号検波回路
JP2016149644A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 富士通株式会社 検波器及び通信装置

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