JP2000074735A - 配列型赤外線検知装置及びその製造方法 - Google Patents

配列型赤外線検知装置及びその製造方法

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JP2000074735A
JP2000074735A JP10247351A JP24735198A JP2000074735A JP 2000074735 A JP2000074735 A JP 2000074735A JP 10247351 A JP10247351 A JP 10247351A JP 24735198 A JP24735198 A JP 24735198A JP 2000074735 A JP2000074735 A JP 2000074735A
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compound semiconductor
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mesa structure
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Fumio Nakada
文夫 中田
Keitaro Shigenaka
圭太郎 重中
Shinji Yamazaki
真嗣 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的に低く同一の高さのバンプにより、信号
用電極とアース電極を信号処理回路が配置された基板に
接続することが困難であった。 【解決手段】n型HgCdTe結晶層12上にフォトダ
イオードを構成する第1のメサ型構造13aのp型Hg
CdTe結晶層13と、フォトダイオードとして使用さ
れない第1のメサ型構造13aと同じ高さの第2のメサ
型構造13bを形成し、第1のメサ型構造13a上に信
号用電極15を設け、第2のメサ型構造13bの上部に
n型のHgCdTe基板12に接続されたアース電極1
6を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HgCdTeを使
用したフォトダイオードアレイに係わり、特に、信号処
理回路基板とバンプによって接続して用いられる配列型
赤外線検知装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Hg1-x Cdx Te(HgCdTe)は
組成xの値によりバンドギャップ(Eg )が0から1.
6eVまで変化する。組成xが0.2付近でEg が約
0.1eVとなるため、光波長帯8〜12μmの赤外線
検知用のフォトダイオードとして用いられる。近年では
このフォトダイオードをHgCdTe基板上に二次元的
に複数個配置したフォトダイオードアレイとして形成し
ている。このフォトダイオードアレイは、Si(シリコ
ン)基板上に形成した、例えば電荷結合素子(CCD)
アレイからなる信号処理回路とバンプ電極によって電気
的に接合されてハイブリッド型の素子として用いられる
ことが多い。
【0003】図4は、そのような従来のフォトダイオー
ドアレイの一例を示している。このフォトダイオードア
レイにおいて、各フォトダイオードはメサ型構造となっ
ている。この装置の構造をその製造工程にしたがって説
明する。
【0004】まず、フォトダイオードの基板は、CdZ
nTe基板41と、この基板41上に第1導電型(通常
はn型)のHgCdTe層(以下HgCdTe基板と称
す)42とで構成される。このHgCdTe基板42上
にヘテロ接合によって第2導電型(通常はp型)のHg
CdTe層(以下第2導電型層と称す)43が形成され
る。この第2導電型層43はフォトダイオードを形成す
るために選択的にエッチングされてメサ型構造が形成さ
れる。このメサ型構造の表面に絶縁材料の表面保護膜4
4を形成し、メサ型構造の頂部上と第1導電型のHgC
dTe基板42上の前記表面保護膜44に、電極接続用
の開口を設ける。
【0005】次に、表面保護膜44の表面に電極金属層
を選択的に形成し、メサ型の第2導電型層43の表面上
に信号用電極45を形成し、第1導電型のHgCdTe
基板42の表面にアース電極46を形成する。これらの
電極45、46と基板47の図示せぬ信号処理回路とが
複数のはバンプ電極48a、48bにより接続される。
その場合、信号用電極45とアース電極46の間には、
メサ型構造の高さに相当する通常数μm程度の段差が生
成される。
【0006】また、図5には別の従来のメサ型のフォト
ダイオードアレイの一例を示す。図5において、信号用
電極55は図4と同様に第2導電型層53の表面上に形
成されているが、アース電極56は第1導電型のHgC
dTe基板52の側面に形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、フォトダイオー
ドアレイと信号処理回路基板とをバンプによって接合し
ているハイブリッド型の赤外線検知装置では、フォトダ
イオードアレイの集積度が向上し、各ダイオード間のピ
ッチが狭くなっている。これに伴いバンプ相互間距離も
必要最小限にまで小さくなっている。
【0008】図4に示した従来例の場合、バンプ48a
の高さは通常10μm程度であるが、前述のようにメサ
型構造の高さの分だけバンプ48aと48bとの高さに
差が生じ、その差は3乃至5μmになる。従って、良好
な接続を行うためには、アース電極46部分ではバンプ
48bの高さをメサ型構造の高さだけ高く形成する必要
が生じてきた。しかし、特定の領域のバンプ48bのみ
を高く形成するためには煩雑な工程を必要とし、製造工
程上不利であった。この煩雑さを解消するために、信号
処理回路基板47に設けるバンプ48aの高さをバンプ
48bの高さと等しくし、バンプ48bがアース電極4
6と接するまで、バンプ48aを押し潰すことによって
フォトダイオードアレイと基板47とを接続する方法も
試みられた。しかし、この場合には、バンプ48aを潰
すことによって側方に広がりが生じるため、特に、隣接
するバンプ48a、48aが接触するのを避けるために
ダイオードの間隔を広げる必要がある。このため、フォ
トダイオードの高集積化に対して不利であった。
【0009】一方、図5に示すように、アース電極56
をHgCdTe基板52の側面から取り出す方法の場
合、バンプ58の高さを均一とすることができる。しか
し、アース電極56の形成されている第1導電型のHg
CdTe基板52は通常数10μm程度の厚さしかな
く、この基板52の側面にアース電極56を形成するこ
とは難しい。しかも、アース電極56と信号処理回路基
板57とを配線によって接続する必要があるため、作業
工数が増大する問題を有している。
【0010】これらの問題を解決する方法として、基板
表面上で同一の高さの平面上に信号用電極、アース電極
の両者を形成するために、第2導電型の基板表面に接続
した信号用電極をメサ型構造の頂部ではなく、メサ型構
造の側方の第1導電型の基板表面に設け、メサ型構造の
頂部からこの電極まで引き出し導電層を形成する方法が
試みられた。この方法によれば、同一の表面上に信号用
電極とアース電極が形成されるため、バンプの形成には
通常のプロセスを用いることができる。しかし、信号処
理基板と接合するためには段差の高さを見込んだバン
プ、すなわち高いバンプを形成する必要がある。また、
バンプをメサ型構造の間の電極に接続するために、フォ
トダイオード相互間に電極を配置するためのスペースを
必要とし、高集積化が困難となる。さらに、小さなパタ
ーン形状で形成した微細なメサ型構造の場合、表面保護
膜や導電層も薄くする必要があるため、段差部分で表面
保護膜あるいは電極金属の段切れが生じることもあり、
フォトダイオードアレイの高集積化に不利であった。
【0011】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、信号用電極
とアース電極を同一の高さの表面上に形成でき、しか
も、段差部分での段切れの発生を抑制することができ、
高集積化の可能な配列型赤外線検知装置とその製造方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のように構成されている。本発明の配
列型赤外線検知装置は、第1導電型の水銀を含む化合物
半導体層と、前記化合物半導体層上にヘテロ接合された
複数個の第2導電型の水銀を含む化合物半導体からなり
フォトダイオードを構成する第1のメサ型構造と、前記
化合物半導体層上にヘテロ接合され、前記第1のメサ型
構造と同一の高さとされた前記第2導電型の水銀を含む
化合物半導体からなる第2のメサ型構造と、前記第1の
メサ型構造上に形成された信号用電極と、一端が前記第
2のメサ型構造の上部に配置され、他端が前記化合物半
導体層に接続されたアース電極とを具備している。
【0013】本発明の配列型赤外線検知装置は、第1導
電型の水銀を含む化合物半導体層と、前記化合物半導体
層上にヘテロ接合された複数個の第2導電型の水銀を含
む化合物半導体からなりフォトダイオードを構成する第
1のメサ型構造と、前記化合物半導体層上にヘテロ接合
され、前記第1のメサ型構造と同一の高さとされた前記
第2導電型の水銀を含む化合物半導体からなる第2のメ
サ型構造と、前記第1のメサ型構造上に形成された信号
用電極と、一端が前記第2のメサ型構造の上部に配置さ
れ、他端が前記化合物半導体層に接続されたアース電極
と、信号処理回路を配設した信号処理回路基板と、前記
信号用電極と前記信号処理回路とを接続するバンプとを
具備している。
【0014】また、本発明の配列型赤外線検知装置の製
造方法は、第1導電型の水銀を含む第1の化合物半導体
層上にヘテロ接合された第2導電型の水銀を含む第2の
化合物半導体層を有する基板の前記第2の化合物半導体
層の主面を選択的に前記第1の化合物半導体層の領域ま
でエッチングして、フォトダイオードを構成する二次元
的に配列された複数個の第1のメサ型構造とアース電極
の基台となる第2のメサ型構造とを形成する工程と、前
記基板の表面に選択的に表面保護膜を形成する工程と、
前記第1のメサ型構造上の前記表面保護膜上に前記第1
のメサ型構造に接続された信号用電極を形成すると共
に、前記第2のメサ型構造を覆う前記表面保護膜上に前
記信号用電極と同一の高さの前記アース電極を形成する
工程とを具備している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明では、従来の技術と
異なり、信号用電極とアース電極は同一主面上でかつ同
一の高さの基板表面に形成されている。
【0016】[第1の実施例]図2は、本発明の第1の
実施例を示している。フォトダイオードを構成する複数
の第1のメサ型構造13aは後述する基板11上にマト
リックス状に配列され、この第1のメサ型構造13aの
一側部にフォトダイオードとして使用されない第2のメ
サ型構造13bが直線状に配置されている。第1のメサ
型構造13a上には後述するようにそれぞれバンプ18
が設けられ、第2のメサ型構造13b上には例えば複数
のバンプ18が設けられる。
【0017】図1は、図2の1―1線に沿った断面につ
いての製造工程を示している。この実施例では、図1
(a)に示すように、例えばCdZnTe基板11と、
このCdZnTe基板11上に成長されたn型HgCd
Te結晶層12と、そのn型HgCdTe結晶層12の
表面にp型のHgCdTe結晶層13がヘテロ接合され
た基板を用いる。前記n型HgCdTe結晶層12はキ
ャリア濃度が例えば1×1015cm-3に設定され、p型
HgCdTe結晶13はキャリア濃度が例えば1×10
16cm-3に設定されている。p型HgCdTe結晶層1
3と電極金属との接触抵抗を低減するためにp型HgC
dTe結晶層13の表面に、これよりもさらにキャリア
濃度の高いp型HgCdTe結晶を0.1μm程度積層
してエピタキシャル結晶成長した基板を用いてもよい。
前記p型HgCdTe結晶層13上にはフォトダイオー
ド及びアース電極の形成領域に対応してパターンニング
された例えばフォトレジストからなるマスク10が形成
される。
【0018】次に、図1(b)に示すように、マスク1
0を用いてp型HgCdTe結晶層13表面を例えば反
応性イオンビームエッチングによってn型HgCdTe
結晶層12に達するまでエッチングしてメサ型構造を形
成する。この結果、フォトダイオードのための第1のメ
サ型構造13aと、フォトダイオードとしては使用され
ず、アース電極の基台として作用する第2のメサ型構造
13bが形成される。その後、例えば臭素−メタノール
溶液によって軽くエッチングされ、第1、第2のメサ型
構造の角が落とされる。このエッチングは、反応性イオ
ンビームエッチングにより基板の表面付近に生じたダメ
ージ層を除去することと、この工程の後に基板表面に形
成する表面保護膜14、及び電極金属16の段切れを防
止するために行われる。
【0019】次に、図1(c)に示すように、基板表面
に表面保護膜14として例えばZnS層が形成され、第
1のメサ型構造13a上の表面保護膜14及び第2のメ
サ型構造13b近傍の表面保護膜14に接続用の開口が
設けられる。この後選択的に電極金属層を付着させて電
極が形成され、この電極は開口を通してその下の半導体
領域に接続する。すなわち、信号用電極15は、第1の
メサ型構造13aの上部に形成されて個々のフォトダイ
オードが形成され、アースとなる電極16の一端部は第
2のメサ型構造13bの上部に形成される。従って、こ
のアース電極16の一端部は第1のメサ型構造13a上
の信号用電極15と同一のレベルに形成される。このア
ース電極16は絶縁材料の保護膜14によってp型の第
2のメサ型構造13bと絶縁されている。さらに、アー
ス電極16の他端部は、第2のメサ型構造13bに隣接
したn型HgCdTe基板12の表面に前記開口を介し
て接続される。
【0020】こうして製造されたフォトダイオードアレ
イは、信号用電極15と、アース電極16の一端部が同
一の高さに配置されるため、図1(d)に示すように、
これらの電極15,16と信号処理回路基板17とを接
続するための各バンプ18は互いに同一の高さとするこ
とができる。
【0021】上記第1の実施例によれば、フォトダイオ
ードとして使用しない第2のメサ型構造13bを形成
し、この上部にアース電極16を設けているため、信号
用電極15と同一の高さとすることができる。従って、
これらの電極15,16と基板17とを均一の高さのバ
ンプ18で接続できる。しかも、バンプ18は低い高さ
で揃えることができるためバンプ18に用いる材料の体
積を小さくできる。従って、バンプ18のピッチを狭く
することができるため、同一面積のチップ内に多くの画
素を配置できる。
【0022】さらに、この構造によれば、図5に示す従
来技術のような配線が不要となり、作業工数を削減でき
る。また、信号用電極15は第1のメサ型構造13a上
に形成されているため、基板の表面上に新たな電極形成
用のスペースを必要としない。従って、フォトダイオー
ドアレイの高集積化が可能となる。
【0023】さらに、必要以上に小さなメサ型構造を形
成する必要がないため、段差部分での保護膜や電極金属
の段切れを防止できる。 [第2の実施例]第1の実施例では、第2のメサ型構造
13bは、マトリックス状に配置された第1のメサ型構
造の一側部に直線状に配置したが、これに限定されるも
のではない。第2の実施例では、図3に示すように、第
2のメサ型構造13bを、マトリックス状に配置された
第1のメサ型構造13aの周囲を囲むように配置されて
いる。アース電極16は第2のメサ型構造13b上に等
間隔に複数個設けられ、これらアース電極16に複数の
バンプ18が設けられる。アース電極16は信号用電極
15と同一の高さとされている。
【0024】上記第2の実施例によっても、第1の実施
例と同様の効果を得ることができる。しかも、この実施
例の場合、第2のメサ型構造13bを、マトリックス状
に配置された第1のメサ型構造13aの周囲に配置し、
この上部に複数のアース電極16を等間隔に配置してい
る。信号処理回路基板17に設けられたバンプ18と電
極部分を接合させる場合、この実施例では、アース電極
16に係わらず容易に接合することができる。
【0025】また、アース電極16の他端部がダイシン
グラインの内側に沿って複数配置される構造であるた
め、ダイシングの際にアース電極16の他端部により保
護膜14の剥離を防止できる。さらに、アース電極16
を周囲に配置しているため、ノイズを低減できるといっ
た利点がある。その他、本発明は、その要旨を逸脱しな
い範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の高さの平面上に信号用電極及びアース電極を形成
できるため、均一な高さのバンプを使用して信号処理回
路が配置された基板との接続ができ、高集積化の可能な
配列型赤外線検知装置とその製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる配列型赤外線検知装置の製造工
程を示す図2の1―1線に沿った断面図。
【図2】本発明に係わる配列型赤外線検知装置の第1の
実施例を示すものであり、途中の製造工程を示す平面
図。
【図3】本発明に係わる配列型赤外線検知装置の第2の
実施例を示すものであり、途中の製造工程を示す平面
図。
【図4】従来の配列型赤外線検知装置の製造工程の一例
を示す断面図。
【図5】従来の配列型赤外線検知装置の製造工程の一例
を示す断面図。
【符号の説明】
10…マスク、 11…CdZnTe基板、 12…n型HgCdTe結晶層、 13…p型HgCdTe結晶層、 13a、13b…メサ型構造、 14…表面保護膜、 15…信号用電極、 16…アース電極、 17…信号処理回路基板、 18…バンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 真嗣 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA09 BA14 BA34 4M118 AA10 AB01 BA05 BA10 BA19 CA03 CA32 CB09 EA01 FB09 GA10 HA31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトダイオードを二次元的に複数個配
    列した配列型赤外線検知装置において、 第1導電型の水銀を含む化合物半導体層と、 前記化合物半導体層上にヘテロ接合された複数個の第2
    導電型の水銀を含む化合物半導体からなりフォトダイオ
    ードを構成する第1のメサ型構造と、 前記化合物半導体層上にヘテロ接合され、前記第1のメ
    サ型構造と同一の高さとされた前記第2導電型の水銀を
    含む化合物半導体からなる第2のメサ型構造と、 前記第1のメサ型構造上に形成された信号用電極と、 一端が前記第2のメサ型構造の上部に配置され、他端が
    前記化合物半導体層に接続されたアース電極とを具備す
    ることを特徴とする配列型赤外線検知装置。
  2. 【請求項2】 フォトダイオードを二次元的に複数個配
    列した配列型赤外線検知装置において、 第1導電型の水銀を含む化合物半導体層と、 前記化合物半導体層上にヘテロ接合された複数個の第2
    導電型の水銀を含む化合物半導体からなりフォトダイオ
    ードを構成する第1のメサ型構造と、 前記化合物半導体層上にヘテロ接合され、前記第1のメ
    サ型構造と同一の高さとされた前記第2導電型の水銀を
    含む化合物半導体からなる第2のメサ型構造と、 前記第1のメサ型構造上に形成された信号用電極と、 一端が前記第2のメサ型構造の上部に配置され、他端が
    前記化合物半導体層に接続されたアース電極と、 信号処理回路を配設した信号処理回路基板と、 前記信号用電極と前記信号処理回路とを接続するバンプ
    とを具備することを特徴とする配列型赤外線検知装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のメサ型構造は、前記複数の第
    1のメサ型構造の一側部に直線状に配置されることを特
    徴とする請求項1又は2記載の配列型赤外線検知装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のメサ型構造は、前記複数の第
    1のメサ型構造の周囲に配置されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の配列型赤外線検知装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型の水銀を含む第1の化合物半
    導体層上にヘテロ接合された第2導電型の水銀を含む第
    2の化合物半導体層を有する基板の前記第2の化合物半
    導体層の主面を選択的に前記第1の化合物半導体層の領
    域までエッチングして、フォトダイオードを構成する二
    次元的に配列された複数個の第1のメサ型構造とアース
    電極の基台となる第2のメサ型構造とを形成する工程
    と、 前記基板の表面に選択的に表面保護膜を形成する工程
    と、 前記第1のメサ型構造上の前記表面保護膜上に前記第1
    のメサ型構造に接続された信号用電極を形成すると共
    に、前記第2のメサ型構造を覆う前記表面保護膜上に前
    記信号用電極と同一の高さの前記アース電極を形成する
    工程とを具備することを特徴とする配列型赤外線検知装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記表面保護膜を形成する工程の前に、
    前記第1と第2のメサ型構造の角をならす工程をさらに
    具備することを特徴とする請求項5記載の配列型赤外線
    検知装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100349236B1 (ko) * 2000-04-03 2002-08-19 주식회사 케이이씨 적외선 감지 소자 및 그 제조방법

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KR100349236B1 (ko) * 2000-04-03 2002-08-19 주식회사 케이이씨 적외선 감지 소자 및 그 제조방법

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