JP2000074256A - ロック弁およびロック弁付き方向切換弁 - Google Patents

ロック弁およびロック弁付き方向切換弁

Info

Publication number
JP2000074256A
JP2000074256A JP10259118A JP25911898A JP2000074256A JP 2000074256 A JP2000074256 A JP 2000074256A JP 10259118 A JP10259118 A JP 10259118A JP 25911898 A JP25911898 A JP 25911898A JP 2000074256 A JP2000074256 A JP 2000074256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
lock
spool
pilot
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10259118A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kimura
良行 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP10259118A priority Critical patent/JP2000074256A/ja
Publication of JP2000074256A publication Critical patent/JP2000074256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック切換弁42におけるスプール45
からの油漏れを最小にして、方向切換弁の信頼性を良好
に保持し、ミニショベルその他におけるアクチュエータ
3のとくに途中停止状態の維持などその動作を確実にす
ることができるロック弁41およびロック弁付き方向切
換弁40を提供すること。 【解決手段】 ロック弁41におけるロック切換弁42
のスプール45のドレインポート29側をポペット型に
することに着目し、ロック切換弁42のスプール45に
パイロットポート26からパイロット圧を作用させるよ
うにしたロック弁41であり、スプール45のドレイン
ポート29側をパイロットポート26とは反対側に形成
したポペット部45Cとし、ポペット部45Cがパイロ
ット圧に抗してバルブシート部46にシートすることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロック弁およびロッ
ク弁付き方向切換弁にかかるもので、とくにミニショベ
ルなどにおけるコントロールバルブ(ロック切換弁)か
らの油漏れを極力少なくして、作業機の降下を防止する
機構を有するロック弁およびロック弁付き方向切換弁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ミニショベルその他の作業機
に装備する油圧回路において、油圧シャベル、アームあ
るいはブームを所定高さで放置した時におけるこれらの
降下を押さえるためにロック弁が用いられている。図4
ないし図6にもとづき概説する。図4は、ミニショベル
1およびその油圧回路2の回路図であって、ミニショベ
ル1におけるブーム、アームあるいはシャベル用のアク
チュエータ(シリンダー)3を油圧回路2により駆動す
る。図示の例では、ブーム1Aを上昇および降下させる
ためのアクチュエータ3を示している。
【0003】油圧回路2は、上記アクチュエータ3と、
作動油タンク4と、アクチュエータ3に作動油を圧送す
るためのポンプ5と、方向切換弁6と、第1のリリーフ
弁7と、操作部8と、ロック弁9と、第2のリリーフ弁
10と、を有する。
【0004】方向切換弁6は、操作部8によりこれを切
り換えることによって、ポンプ5からの作動油をアクチ
ュエータ3のロッド側室3Aあるいはボトム側室3Bに
切り換える。方向切換弁6およびアクチュエータ3は、
上昇側油路11、ロック弁側油路12および降下側油路
13によりこれを接続してある。
【0005】操作部8は、操作レバー14とパイロット
切換弁15と、ポンプ16と、を有し、上昇側パイロッ
ト油路17および降下側パイロット油路18を介して方
向切換弁6にパイロット圧を作用させ、これを制御する
とともに、ロック弁側パイロット油路19を介して、ロ
ック弁9(ロック切換弁21)に同一のパイロット圧を
作用させ、これを制御可能である。
【0006】ロック弁9は、ロジック弁20と、ロック
切換弁21と、を有する。ロジック弁20は、ポペット
型バルブボディ22と、このポペット型バルブボディ2
2を閉弁方向に付勢するロジック弁スプリング23と、
を有する。ロック切換弁21には、スプール24と、切
換弁スプリング25と、を設け、ロック弁側パイロット
油路19からパイロットポート26へのパイロット圧に
よってスプール24を制御可能とする
【0007】上昇側油路11とロック弁側油路12との
間にロジック弁20を接続するとともに、ロック弁側油
路12の分岐点27からコントロール油路28をロック
切換弁21に接続している。なお、ロック切換弁21か
ら作動油タンク4へのドレインポート29を設けてあ
る。
【0008】こうした構成のアクチュエータ3におい
て、操作部8の操作レバー14を図中、実線のように左
側に操作する(倒す)ことにより上昇側パイロット油路
17を介して方向切換弁6にパイロット圧を作用し、こ
れを左動させる。このときロック弁9のロック切換弁2
1にはパイロット圧が作用せず、切換弁スプリング25
の付勢力によりロック切換弁21は図4に図示のいわゆ
るロック状態にあるが、アクチュエータ3のロッド側室
3Aが降下側油路13を介して作動油タンク4に連通状
態となるとともにポンプ5からの油圧の力が大きいの
で、ロジック弁20はロック解除状態となって、方向切
換弁6からの油圧は、上昇側油路11およびロック弁側
油路12を介してボトム側室3Bに供給され、アクチュ
エータ3は上昇側に駆動される。
【0009】逆に、操作レバー14を図中、点線のよう
に右側に操作することにより、降下側パイロット油路1
8を介して方向切換弁6を右動させるとともに、ロック
弁側パイロット油路19を介して同一のパイロット圧を
ロック切換弁21に作用してそのスプール24を下動さ
せ、ロジック弁20のロックを解除し、方向切換弁6か
ら降下側油路13を介して作動油をロッド側室3Aに供
給するとともに、ボトム側室3Bからロック弁側油路1
2および上昇側油路11を介して作動油を作動油タンク
4に還流させることにより、アクチュエータ3を下降側
に駆動する。
【0010】なお、ブーム1Aなどの所定高さ位置にお
ける停止状態では、ブーム1Aに大きな力がかかり、ボ
トム側室3B内の圧力が上がっても、ロック弁9におい
ては、ロジック弁20からも、またロック切換弁21か
らも作動油はほとんど漏れないため、ブーム1Aは降下
しない。
【0011】図5は、ロック弁9におけるロック切換弁
21の一例を示す拡大断面図であって、ロック弁9は、
ロジック弁20およびロック切換弁21を一体に配置す
るハウジング30を有する。ハウジング30には、アク
チュエータ3からのロック弁側油路12、方向切換弁6
への上昇側油路11、分岐点27、コントロール油路2
8、およびドレインポート29を形成してある。また、
ハウジング30の内部にスリーブ31を固定する。この
スリーブ31内にスプール24を摺動可能に収容し、ロ
ック弁側パイロット油路19からのパイロット圧をパイ
ロットポート26を介してスプール24が受けるように
してある。
【0012】ロック切換弁21において、コントロール
油路28に連通する内部油路32により、ロジック弁2
0のポペット型バルブボディ22に背圧をかける。
【0013】スプール24のパイロット圧側ロッド部2
4Aには、多数の環状溝33を平行に形成して、圧力バ
ランスを可能としてある。また、スプール24がリフト
したときのポペット型バルブボディ22の背圧、および
スプール24が図5の状態にあるときにスプール24の
ロジック弁側ランド部24Bとスリーブ31との間から
漏れ出る可能性がある作動油を、漏れ油路34を介して
ドレインポート29から作動油タンク4に回収可能とし
てある。
【0014】こうした構成のロック弁9(ロジック弁2
0およびロック切換弁21)において、図5は、ロック
弁側パイロット油路19からロック切換弁21にパイロ
ット圧がかかっていない状態であり、図6は、パイロッ
ト圧がかかっている状態を示す。図6に図示のように、
ロック弁側パイロット油路19からパイロットポート2
6を介してスプール24にパイロット圧がかかると、ス
プール24は、切換弁スプリング25の付勢力に抗して
リフトし(図中、下降し)、コントロール油路28およ
び内部油路32の連通状態を遮断するので、ロジック弁
20のポペット型バルブボディ22への背圧は、漏れ油
路34を介してドレインポート29から作動油タンク4
に還流するため、アクチュエータ3からロック弁側油路
12を経た油圧により、ロジック弁20のポペット型バ
ルブボディ22はリフトし、ロジック弁20は開放状態
となって、ロック弁側油路12と方向切換弁6とを連通
可能とする。したがって図4において説明したように、
アクチュエータ3はブーム1Aを下降させることができ
る。
【0015】図5に図示のように、ロック弁側パイロッ
ト油路19からスプール24にパイロット圧がかかって
いない場合には、スプール24は切換弁スプリング25
の付勢力により図示の状態を維持する。したがって、方
向切換弁6がそのブロック位置(図4に図示の状態)に
あるときには、コントロール油路28および内部油路3
2からの油圧により、ロジック弁20のポペット型バル
ブボディ22に背圧がかかっているため、アクチュエー
タ3からロック弁側油路12を経た油圧があっても、ポ
ペット型バルブボディ22はリフトすることなく、ロジ
ック弁20は閉鎖状態を維持する。
【0016】しかしながら、ロジック弁20が閉鎖状態
にあるときに、アクチュエータ3が上昇位置のまま保持
されているような場合には、ロック弁側油路12、コン
トロール油路28および内部油路32を介して常に油圧
がロック切換弁21に作用するため、とくにスプール2
4のパイロット圧側ロッド部24Aおよびロジック弁側
ランド部24Bとスリーブ31との間から作動油が漏
れ、アクチュエータ3の位置が徐々に降下してしまうと
いう問題がある。とくにミニショベル1用のロック弁9
としては、アクチュエータ3のシリンダー容積が小さ
く、油漏れを小さくする必要があるにもかかわらず、油
漏れ量が多いため、実際には採用することが困難である
という問題がある。
【0017】さらに、このロック弁9を備えた方向切換
弁6としての信頼性が低下するという問題がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、作動油の漏れを少な
くすることができるロック弁およびロック弁付き方向切
換弁を提供することを課題とする。
【0019】また本発明は、とくにロック切換弁におけ
るスプールからの油漏れを最小にすることができるロッ
ク弁およびロック弁付き方向切換弁を提供することを課
題とする。
【0020】また本発明は、方向切換弁の信頼性を良好
に保持することができるロック弁およびロック弁付き方
向切換弁を提供することを課題とする。
【0021】また本発明は、ミニショベルその他におけ
るアクチュエータのとくに途中停止状態の維持などその
動作を確実にすることができるロック弁およびロック弁
付き方向切換弁を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ロッ
ク弁におけるロック切換弁のバルブボディ(スプール)
のドレインポート側をポペット型にすることに着目した
もので、第一の発明は、アクチュエータからの圧力が作
用するロジック弁と、このロジック弁のバルブボディの
背圧をドレインポート側に開放して該ロジック弁のロッ
クを解除可能とするロック切換弁と、を有し、このロッ
ク切換弁のスプールにパイロットポートからパイロット
圧を作用させるようにしたロック弁であって、上記スプ
ールの上記ドレインポート側は、これを上記パイロット
ポートとは反対側に形成したポペット部とし、このポペ
ット部が上記パイロット圧に抗してバルブシート部にシ
ートすることを特徴とするロック弁である。
【0023】上記スプールの上記パイロットポート側
は、油漏れを防止するのに十分な長さに形成したパイロ
ット側ロッド部とすることができる。
【0024】第二の発明は、第一の発明によるロック弁
を備えた方向切換弁に関し、アクチュエータの作動方向
を切り換えるメインスプールと、このメインスプールの
ブロック位置で上記ロジック弁を閉じる請求項1記載の
ロック弁と、上記メインスプールを制御する操作部と、
を有するロック弁付き方向切換弁であって、上記操作部
から、上記メインスプールと、上記ロック切換弁の上記
スプールと、に同じパイロット圧を作用させることがで
きるようにしたことを特徴とするロック弁付き方向切換
弁である。
【0025】本発明によるロック弁およびロック弁付き
方向切換弁においては、ロック切換弁のスプールをポペ
ット型にするとともにこのポペット部をバルブシート部
にシートさせたので、従来のスプール型構造のみによる
油圧の開閉をより確実にすることができるとともに、停
止時に油圧がかかっていても油漏れが少ないために、ミ
ニショベルその他のアクチュエータに採用したときにそ
の作動の信頼性を向上させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
ロック弁およびロック弁付き方向切換弁を図1ないし図
3にもとづき説明する。ただし、図4ないし図6と同様
の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略す
る。図1は、ロック弁付き方向切換弁40の要部拡大断
面図であって、ロック弁付き方向切換弁40は、前記方
向切換弁6(図4)と、ロック弁41と、を有する。ロ
ック弁41は、前記ロジック弁20と、前記ロック切換
弁21に相当するロック切換弁42と、を有する。
【0027】ロック弁付き方向切換弁40は、切換弁ハ
ウジング43およびロック弁ハウジング44を一体に構
成し、切換弁ハウジング43に方向切換弁6およびロジ
ック弁20を配置し、ロック弁ハウジング44にロック
切換弁42および前記第1のリリーフ弁7を配置してい
る。
【0028】ロック弁付き方向切換弁40ないし方向切
換弁6の作動自体は、前記油圧回路2(図4)において
説明した作動と事実上同様であり、方向切換弁6が、図
1中、左動することにより、ポンプ5から作動油を上昇
側油路11を介してアクチュエータ3に圧送し、逆に、
右動することによりアクチュエータ3からロック弁側油
路12および上昇側油路11を介して作動油タンク4に
作動油を還流する。これらの作動においてロック弁41
のロジック弁20およびロック切換弁42が前述と同様
の作動を行う。
【0029】図2は、ロック切換弁42部分の要部拡大
断面図であって、ロック弁側パイロット油路19からパ
イロットポート26を介してスプール45にパイロット
圧が作用していない状態を示す。ロック弁ハウジング4
4に前記スリーブ31を固定し、スリーブ31内に前記
スプール24に相当するスプール45を摺動可能に収容
し、スプール45を前記切換弁スプリング25によりパ
イロットポート26方向に付勢する。
【0030】スプール45は、パイロットポート26側
のパイロット圧側ロッド部45Aと、中間部のロジック
弁側ランド部45Bと、パイロットポート26とは反対
側のドレインポート29側のポペット部45Cと、を有
する。
【0031】パイロット側ロッド部45Aは、パイロッ
トポート26からのパイロット圧を受ける部分で、前記
環状溝33を軸方向に形成するとともに、従来のパイロ
ット圧側ロッド部24A(図5)に比較してこれを長く
(たとえば1.5〜2.5倍程度に)形成し、パイロッ
ト側ロッド部45Aとスリーブ31との間からのパイロ
ットポート26方向への油漏れを極力少なくしている。
【0032】ロジック弁側ランド部45Bには、フラッ
トカット部45Dを形成してあって、コントロール油路
28と内部油路32との連通を可能とし、スプール45
の摺動によりパイロット側ロッド部45Aがコントロー
ル油路28と内部油路32との連通状態を遮断可能とし
ている(図3を参照)。
【0033】ポペット部45Cは、スリーブ31のバル
ブシート部46にシートするポペットタイプのバルブボ
ディである。図3は、このポペット部45Cがバルブシ
ート46からリフトした状態を示す、ロック切換弁42
部分の要部拡大断面図である。図2に示すように、ポペ
ット部45Cがバルブシート部46にシートしていると
きには、内部油路32(ロジック弁20)とドレインポ
ート29との間を遮断し、図3に示すように、ポペット
部45Cがバルブシート部46からリフトすることによ
り、内部油路32とドレインポート29とを連通すると
ともに、パイロット側ロッド部45Aがコントロール油
路28と内部油路32との間を遮断する。
【0034】こうした構成のロック弁付き方向切換弁4
0およびロック弁41において、図3に示すように、ロ
ック弁側パイロット油路19からパイロットポート26
にパイロット圧が作用すると、切換弁スプリング25の
付勢力に抗して、スプール45が図中、下動し、ポペッ
ト部45Cがバルブシート部46からリフトして内部油
路32とドレインポート29とが連通し、内部油路32
とコントロール油路28との間が遮断されるので、ロジ
ック弁20のポペット型バルブボディ22の背圧が作動
油タンク4側に逃げ、ポペット型バルブボディ22はリ
フトして、上昇側油路11およびロック弁側油路12を
連通する。
【0035】逆に、図2に示すように、パイロットポー
ト26にパイロット圧が作用しないときには、切換弁ス
プリング25の付勢力により、スプール45のポペット
部45Cがバルブシート部46にシートしており、確実
に内部油路32とドレインポート29との間を遮断可能
であるので、この部分からの油漏れを確実に防止するこ
とができる。
【0036】かくして、アクチュエータ3を上昇位置で
固定して、ブーム1Aを所定高さに放置したような場合
であっても、その降下を確実に防止可能である。
【0037】また、ロジック弁20をロック切換弁42
とは別のハウジング(切換弁ハウジング43)に設けた
ので、独立してある程度のレイアウトの自由度を持たせ
ることができる。また、スプール45のリフトの程度を
調整することにより、ロジック弁20解除のタイミング
をある程度調整することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロック弁
におけるロック切換弁のスプールのドレインポート側を
ポペットタイプとしたので、油漏れを極力防止して、作
動機の降下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるロック弁41および
ロック弁付き方向切換弁40の要部拡大断面図である。
【図2】同、ロック弁側パイロット油路19からパイロ
ットポート26を介してスプール45にパイロット圧が
作用していない状態を示す、ロック切換弁42部分の要
部拡大断面図である。
【図3】同、ロック弁側パイロット油路19からパイロ
ットポート26を介してスプール45にパイロット圧が
作用し、ポペット部45Cがバルブシート46からリフ
トした状態を示す、ロック切換弁42部分の要部拡大断
面図である。
【図4】従来のミニショベル1およびその油圧回路2の
回路図である。
【図5】同、ロック弁側パイロット油路19からロック
切換弁21にパイロット圧がかかっていない状態の、ロ
ック弁9におけるロック切換弁21の一例を示す拡大断
面図である。
【図6】同、ロック弁側パイロット油路19からロック
切換弁21にパイロット圧がかかっている状態の、ロッ
ク弁9におけるロック切換弁21の一例を示す拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 ミニショベル(作業機)(図4) 1A ミニショベル1のブーム 2 ミニショベル1の油圧回路 3 ブーム、アームあるいはシャベル用のアクチュエー
タ(シリンダー) 3A アクチュエータ3のロッド側室 3B アクチュエータ3のボトム側室 4 作動油タンク 5 ポンプ 6 方向切換弁 7 第1のリリーフ弁 8 操作部 9 ロック弁 10 第2のリリーフ弁 11 上昇側油路 12 ロック弁側油路 13 降下側油路 14 操作レバー 15 パイロット切換弁 16 ポンプ 17 上昇側パイロット油路 18 降下側パイロット油路 19 ロック弁側パイロット油路 20 ロック弁9のロジック弁 21 ロック弁9のロック切換弁 22 ロジック弁20のポペット型バルブボディ 23 ロジック弁スプリング 24 スプール 24A スプール24のパイロット圧側ロッド部 24B スプール24のロジック弁側ランド部 25 切換弁スプリング 26 パイロットポート 27 分岐点 28 コントロール油路 29 ドレンポート 30 ハウジング(図5) 31 スリーブ 32 内部油路 33 パイロット圧側ロッド部24Aの環状溝 34 漏れ油路 40 ロック弁付き方向切換弁(実施の形態、図1) 41 ロック弁(実施の形態、図1、図2、図3) 42 ロック切換弁 43 切換弁ハウジング 44 ロック弁ハウジング 45 スプール 45A スプール45のパイロット側ロッド部 45B スプール45のロジック弁側ランド部 45C スプール45のポペット部 45D ロジック弁側ランド部45Bのフラットカット
部 46 バルブシート部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータからの圧力が作用する
    ロジック弁と、 このロジック弁のバルブボディの背圧をドレインポート
    側に開放して該ロジック弁のロックを解除可能とするロ
    ック切換弁と、を有し、 このロック切換弁のスプールにパイロットポートからパ
    イロット圧を作用させるようにしたロック弁であって、 前記スプールの前記ドレインポート側は、これを前記パ
    イロットポートとは反対側に形成したポペット部とし、 このポペット部が前記パイロット圧に抗してバルブシー
    ト部にシートすることを特徴とするロック弁。
  2. 【請求項2】 前記スプールの前記パイロットポート
    側は、油漏れを防止するのに十分な長さに形成したパイ
    ロット側ロッド部としたことを特徴とする請求項1記載
    のロック弁。
  3. 【請求項3】 アクチュエータの作動方向を切り換え
    るメインスプールと、 このメインスプールのブロック位置で前記ロジック弁を
    閉じる請求項1記載のロック弁と、 前記メインスプールを制御する操作部と、を有するロッ
    ク弁付き方向切換弁であって、 前記操作部から、前記メインスプールと、前記ロック切
    換弁の前記スプールと、に同じパイロット圧を作用させ
    ることができるようにしたことを特徴とするロック弁付
    き方向切換弁。
JP10259118A 1998-08-31 1998-08-31 ロック弁およびロック弁付き方向切換弁 Pending JP2000074256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259118A JP2000074256A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 ロック弁およびロック弁付き方向切換弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259118A JP2000074256A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 ロック弁およびロック弁付き方向切換弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000074256A true JP2000074256A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17329575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10259118A Pending JP2000074256A (ja) 1998-08-31 1998-08-31 ロック弁およびロック弁付き方向切換弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000074256A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002050421A1 (fr) * 2000-12-06 2002-06-27 Yanmar Co., Ltd. Soupape a trois voies destine a une pompe a injection de carburant du type a distribution par accumulateur
KR100490479B1 (ko) * 2001-12-06 2005-05-17 한일유압 주식회사 굴삭기용 홀딩밸브장치 및 홀딩밸브의 유압제어방법
CN103711972A (zh) * 2013-12-13 2014-04-09 四川大学 一种采用电机驱动的二位三通先导控制阀
CN112648246A (zh) * 2020-12-29 2021-04-13 湖南中联重科智能高空作业机械有限公司 安全检测阀、浮动控制系统及高空作业平台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002050421A1 (fr) * 2000-12-06 2002-06-27 Yanmar Co., Ltd. Soupape a trois voies destine a une pompe a injection de carburant du type a distribution par accumulateur
KR100490479B1 (ko) * 2001-12-06 2005-05-17 한일유압 주식회사 굴삭기용 홀딩밸브장치 및 홀딩밸브의 유압제어방법
CN103711972A (zh) * 2013-12-13 2014-04-09 四川大学 一种采用电机驱动的二位三通先导控制阀
CN112648246A (zh) * 2020-12-29 2021-04-13 湖南中联重科智能高空作业机械有限公司 安全检测阀、浮动控制系统及高空作业平台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100706594B1 (ko) 유압 제어 장치
JP3727828B2 (ja) 配管破断制御弁装置
US20030230082A1 (en) Hydraulic circuit for boom cylinder combination having float function
JP2005321094A (ja) ホールディングバルブの応答性が改善された油圧制御弁
JPH1096402A (ja) 油圧回路
JP3549126B2 (ja) 方向制御弁
JP4763365B2 (ja) ローダ用油圧制御装置
JP2000074256A (ja) ロック弁およびロック弁付き方向切換弁
KR100490479B1 (ko) 굴삭기용 홀딩밸브장치 및 홀딩밸브의 유압제어방법
GB2405673A (en) Valve arrangement and hydraulic actuator
JP2001193709A (ja) 油圧制御装置
JP2020063788A (ja) 降下防止弁装置、ブレード装置および作業機械
JPH10252704A (ja) 再生機能を有する方向切換弁
JP3976560B2 (ja) 油圧ジャッキ
JP3494232B2 (ja) 作動シリンダの制御装置
JP6078292B2 (ja) 油圧駆動システム
JP2590030Y2 (ja) フォークリフト用電磁比例制御弁
US20220299046A1 (en) Spool valve and hydraulic apparatus including the same
JP3511297B2 (ja) ロック弁付き方向切換弁
JPS5922322Y2 (ja) 重量物持上用単動シリンダピストン装置の駆動用弁装置
JPH0860710A (ja) 油圧式建設機械の油圧回路
JP5105845B2 (ja) 油圧制御装置
JP2002327706A (ja) 油圧制御装置
JPH0473034B2 (ja)
JP3725292B2 (ja) 油圧制御システム