JP2000074244A - 流量調節装置 - Google Patents

流量調節装置

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JP2000074244A
JP2000074244A JP10257578A JP25757898A JP2000074244A JP 2000074244 A JP2000074244 A JP 2000074244A JP 10257578 A JP10257578 A JP 10257578A JP 25757898 A JP25757898 A JP 25757898A JP 2000074244 A JP2000074244 A JP 2000074244A
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flow
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passage
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JP10257578A
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Akira Yoshida
晶 吉田
Yuzo Yamamoto
裕三 山本
Tsuneo Funabiki
恒男 船引
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量調節を行う位置の直前において流体の流
れが直角方向に変更されるものであっても、通水騒音の
発生を低減し、また局部的なキャビテーションの発生を
低減することができる流量調節装置の提供を課題とす
る。 【解決手段】 第1の室R1 と第2の室R2 とを隔壁2
2に設けた通路開口23を介して水平方向に連通させ、
第1の室R1 には第2の室R2 への通路方向に対して直
角な方向から接続する入水接続路24を設け、第2の室
2 には進退位置が調節自在な隙間調節弁体26を設け
ると共に出水接続路25を設け、入水接続路24から第
1の室R1 に導かれた流体が向きを90度変えて通路開
口23から隙間調節弁体26との環状の隙間Sを通って
第2の室R2 に入るようにした流量調節装置であって、
入水接続路24から第1の室R1 に導入される流体の流
れを第1の室R1 内で通路開口23に向かって一方向に
流れる旋回流に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水やその他の流体
の流量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯設備等の流路に用いられる流量調節
装置の従来例として、図6に示すような一般的な流量調
節装置がある。この装置は前方から真っ直ぐ直線的に流
れてくる流体を隙間調節弁体1により、その流量を調節
するものである。通路開口2と隙間調節弁体1の周縁と
の隙間Sを、前記隙間調節弁体1の進退位置を調節する
ことで調節し、これによって流量を調節する。図6に示
すような一般的な流量調節装置に対して、配管の配置や
流量調節装置と他の配管要素等の配置スペース等の関係
から、図7に示すように、流量調節装置の流量調節を行
う部分の直前位置において、流路がL字状に曲げられて
いるような流量調節装置が提供されている。この図7に
示す流量調節装置の場合には、入水接続路3を降下して
きた流体が、その進路を水平方向に90度曲げられた
後、通路開口2を通り、通路開口2と隙間調節弁体1の
周縁との隙間Sを通って下流に流れて行く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
従来の流量調節装置では、入水接続路3を降下してくる
流体が通路開口2に入る前に、その流路の終端Eの部分
で管路内壁とぶつかって乱流を起こしやすく、騒音の問
題となったり、また、前記通路開口2と隙間調節弁体1
との間に構成される環状の隙間Sの内、上側の隙間S1
よりも下側の隙間S2 を通過する流体の流速が速くなる
傾向があるため、局部的にキャビテーションが発生しや
すい問題があった。
【0004】そこで本発明は上記従来の流量調節装置の
欠点を解消し、流量調節を行う位置の直前において流体
の流れが直角方向に変更されるものであっても、通水騒
音の発生を低減し、また局部的なキャビテーションの発
生を低減することができる流量調節装置の提供を課題と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の流量調節装置は、上流側の第1の室と下流
側の第2の室とを隔壁に設けた通路開口を介して水平方
向に連通させ、前記第1の室には第2の室への通路方向
に対して直角な方向から接続する入水接続路を設け、前
記第2の室には前記通路開口と同軸線上においてその進
退位置を調節自在とされた隙間調節弁体を設けると共に
前記通路開口から受け入れた流体を下流側に導く出水接
続路を設けており、これによって前記入水接続路から前
記第1の室に導かれた流体がその向きを90度変えて前
記通路開口から該通路開口と前記隙間調節弁体の周縁と
の間に構成される環状の隙間を通って前記第2の室に入
り、更に出水接続路から下流側に流れるようにした流量
調節装置であって、前記入水接続路から第1の室に導入
される流体の流れを該第1の室内で前記通路開口に向か
って一方向に流れる旋回流に構成したことを第1の特徴
としている。また本発明の流量調節装置は、上記第1の
特徴に加えて、入水接続路を第1の室に対して通路開口
の軸線を中心とした円周の接線方向に接続したことを第
2の特徴としている。また本発明の流量調節装置は、上
記第1の特徴に加えて、入水接続路から第1の室への導
入口付近に、流れを通路開口の軸線を中心とした旋回流
となるようにするガイドを設けたことを第3の特徴とし
ている。また本発明の流量調節装置は、上記第1〜3の
何れかの特徴に加えて、給湯設備の流路の途中に設けら
れていることを第4の特徴としている。
【0006】上記第1の特徴によれば、入水接続路から
第1の室に導入された流体は、第1の室内で一方向に流
れる旋回流となって、その状態で隔壁に設けられた通路
開口を通り、更に流量調節弁体の周縁と通路開口との環
状の隙間を通って第2の室に入り、更に出水接続路へと
流れる。第1の室内では流体の流れが一方向に流れる旋
回流にされることで、第1の室から第2の室へと流体の
流れが全体として直角方向に変更される場合において
も、第1の室において流体同士の衝突や乱流の発生等を
低減することができる。その結果、通水騒音の発生を解
消し或いは低減することができる。また第1の室内では
流体の流れが一方向に流れる旋回流にされることで、第
1の室から通路開口及び流量調節弁体との環状の隙間を
通って第2の室に入る流体の速度が均一になり、これに
よって通路開口や前記環状の隙間での流体の速度が局部
的に速くなったりするのを抑えることができ、局部的な
キャビテーションの発生を解消し或いは低減することが
できる。
【0007】また上記第2の特徴によれば、上記第1の
特徴による作用に加えて、入水接続路を第1の室に対し
て前記通路開口の軸線を中心とした円周の接線方向に接
続したことで、入水接続路から第1の室に導入された流
体は、第1の室内で容易に一方向に流れる旋回流とな
る。
【0008】また上記第3の特徴によれば、上記第1の
特徴による作用に加えて、入水接続路からの流体は、第
1の室へ入る際に、導入口付近に設けられたガイドによ
って流れをガイドされ、その結果、容易に第1の室内で
通路開口の軸線を中心とした旋回流となる。
【0009】また上記第4の特徴によれば、上記第1〜
3の何れかの特徴による流量調節装置が給湯設備の流路
の途中に設けられていることで、給湯設備において、配
管の配置や流量調節装置と他の配管要素等の配置スペー
ス等の関係を十分に考慮するした給湯設備の配管構成を
行うことができると共に、そのような給湯設備におい
て、流量調節装置の配置に伴う騒音の発生を解消乃至低
減することができ、また流量調節装置に生じる局部的な
キャビテーションの発生を解消乃至低減して製品寿命を
延ばすことも可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の流量調節装置の実
施の形態を図1〜図5を参照して説明する。図1は本発
明の流量調節装置の第1の実施の形態例にかかる要部の
断面構成図、図2は図1のI−I断面図、図3は本発明
の流量調節装置の第2の実施の形態例にかかるの要部の
断面図、図4は本発明の流量調節装置の第3の実施の形
態例にかかる要部の断面図、図5は本発明の流量調節装
置を給湯設備の一部に適用した例を示す図である。
【0011】先ず、図1、図2を参照して、本発明の流
量調節装置の第1の実施の形態例を説明する。流量調節
装置は、駆動部10と機構部20とからなり、駆動部1
0には、図示しないモータ、減速器等を備え、また外部
のコントローラからの指令を受けて制御値を決める制御
部を備えている。前記本体機構部20には、ケース21
内に、第1の室R1 と第2の室R2 とが設けられてい
る。第1の室R1 と第2の室R2 とは隔壁22及び該隔
壁22に設けられた通路開口23を介して連通せられて
いる。この第1の室R1 と第2の室R2 は前記通路開口
23の中心を通る水平な軸線Xを共通の軸線とした筒状
に構成されている。
【0012】前記第1の室R1 に対しては入水接続路2
4が上方から接続されており、該入水接続路24の軸線
Yは前記水平な軸線Xに対して垂直となっている。一
方、前記第2の室R2 に対しては、出水接続路25が接
続されている。また第2の室R2 内には前記水平な軸線
X上でその進退位置を調節自在とされる隙間調節弁体2
6が設けられている。該隙間調節弁体26はその本体軸
部26aが前記駆動部10によって軸線Xの回りに回転
せられることで、軸線X上を進退できるようになされて
いる。前記本体軸部26aは第2の室R2 内に設けた軸
受け部27との間で螺合する形に保持され、これによっ
て本体軸部26aが回転及び進退自在に軸受けされる。
同様に隙間調節弁体26の先端軸部26bは、筒状の第
1の室R1 内の中心である軸線X上に設けられた先端軸
受け部28によって回転自在に保持される。尚、温度計
30等の測定センサを装置の一部に取り付けることがで
きるようにしておいてもよい。
【0013】入水接続路24に入った流体は、垂直な入
水接続路24を落下するように降下して第1の室R1
導入せられる。そして第1の室R1 に入った流体はその
流れの向きを90度変更せられて、隔壁22の通路開口
23を通り、第2の室R2 に入る。そして更に出水接続
路25から下流側に流れる。前記通路開口23から第2
の室R2 に入ろうとする流体は前記隙間調節弁体26に
よって抵抗を受ける。即ち、流体は隙間調節弁体26の
周縁と通路開口23との間に出来る環状の隙間Sからの
み第2の室R2 に入ることができる。隙間調節弁体26
の軸線X上の進退位置を調節することで、前記隙間Sの
大きさが変更され、流量が調節される。
【0014】本発明の流量調節装置の第1の実施の態様
は、図2に示す様に、入水接続路24の軸線Yを筒状の
第1の室R1 の軸線Xに対してずらし、これによって入
水接続路24が筒状の第1の室R1 に対してその円周の
接線方向に接続するようにしている。このように入水接
続路24を筒状の第1の室R1 に対してその円周の接線
方向に接続することで、入水接続路24から第1の室R
1 に入った流体は筒状の室R1 内を一方向(円周方向)
に流れる旋回流となって流れ、且つその旋回流の全体が
垂直な方向から90度変更された方向、即ち水平方向の
軸線Xの方向に流れて行く。従って、入水接続路24か
ら前記第1の室R1 内に入った流体は、室R1 内で相互
に衝突することがなく、また乱流となることもないの
で、騒音の発生が解消乃至低減される。若し、入水接続
路24の軸線Yを筒状の第1の室R1 の軸線Xに対して
ずらすことなく、即ち第1の室R1 の真上に入水接続路
24を設けた場合には、入水接続路24から落下してく
る流体が、第1の室R1 内の先端軸受け部28を境に両
方に分かれ、その後第1の室R1 の底部で両側からの流
れが衝突することになり、騒音を発する。勿論、前記先
端軸受け部28がない場合でも、やはり流体の流れが一
方向とならず、乱流を引き起こして、騒音を発する。
【0015】前記第1の室R1 から通路開口23へ流れ
た流体は隙間調節弁体26の周縁と通路開口23との間
に出来る環状の隙間Sを通って第2の室R2 に入るが、
この際において、前記流体は旋回流の状態で前記隙間S
を通り抜けることから、環状の隙間Sの円周方向の各位
置における流速がほぼ同じとなる。即ち、環状の隙間S
のうちの上側の隙間S1 を通る流れも下側の隙間S2
通る流れもその速度がほぼ同じとなり、下側の隙間S2
においてその流速が速くなることが防止される。これに
よって、前記下側の隙間S2 を通る流体の流速が速くな
ることで生じる局部的なキャビテーションの発生を無く
し或いは軽減させることができる。 若し入水接続路24
を降下してくる流体が第1の室R1 で旋回流なることな
く、90度流れを変更し、通路開口23及び環状の隙間
Sから第2の室R2 に流れて行く場合には、環状の隙間
Sのうちの下側の隙間S2 を通る流れの方が上側の隙間
1 を通る流れよりもその速度が速くなり、局部的なキ
ャビテーションを引き起こす。
【0016】図3を参照して本発明の第2の実施の形態
例を説明する。この実施の形態例では、入水接続路24
と第1の室R1 との接続自体については、従来の場合と
同様に、入水接続路24を第1の室R1 の真上に接続す
るようにしている。その一方、入水接続路24から第1
の室R1 への導入口付近にガイドとしてガイド突起29
aを設けることで、入水接続路24から降下してくる流
体を第1の室R1 の軸線Xの回りの一方向に案内し、こ
れによって流体が第1の室R1 内で一方向に回る旋回流
となるようにしている。前記ガイド突起29aは先端軸
受け部28を利用してその一部に設けているが、このガ
イド突起29aと共に或いは代わりにガイド片29bを
入水接続路24側の一部に設けてもよい。
【0017】図4を参照して本発明の第3の実施の形態
例を説明する。この実施の形態例の場合も、従来の場合
と同様に、入水接続路24を第1の室R1 の真上に接続
するようにしている。その一方、入水接続路24から第
1の室R1 への導入口付近にガイドとしてガイド傾斜部
29cを設けている。即ち、第1の室R1 の先端軸受け
部28の上部を円周の一方向に傾斜するようにカットす
ることでガイド傾斜部29cを形成している。これによ
って入水接続路24から降下してくる流体をガイド傾斜
部29cで第1の室R1 の軸線Xの回りの一方向に案内
し、これによって流体が第1の室R1 内で一方向に回る
旋回流となるようにしている。
【0018】上記図3、図4に示したガイド、即ちガイ
ド突起29a、ガイド片29b、ガイド傾斜部29cを
設けることで、入水接続路24から降下してくる流体を
スムーズにガイドして第1の室R1 内へ旋回流として導
くことができる。よって第1の室R1 での騒音の発生を
解消乃至低減することができる。そしてまたその旋回流
の全体を垂直な方向から90度変更された水平方向の通
路開口23へ流し、該通路開口23と隙間調節弁体26
の周縁との間の環状の隙間Sから、該隙間Sのにおける
円周方向の各位置での流速の相違を生ずることなく、第
2の室R2 に導入することができる。これによって隙間
Sを流れる流速の円周方向での相違による局部的なキャ
ビテーションの発生を防止乃至低減することができる。
【0019】図5に本発明の流量調節装置を適用した給
湯設備の例を示す。熱交換缶体50、バーナ51、入水
管路52、熱交換管路53が示され、入水管路52から
熱交換缶体50の熱交換管路53に入った水はそこで加
熱され、出湯管路54に出湯される。出湯管路54に出
湯れた温水は一般給湯管路55を通って一般給湯された
り、また風呂給湯管路56を通って浴槽57に給湯され
たりする。本発明の流量調節装置は符号60として、出
湯管路54の途中に設けられて、流量調節を行ってい
る。流量調節装置60の配置は、流量を調節する必要の
ある箇所であれば給湯設備のどの位置に配置されてもよ
い。給湯設備に本発明の流量調節装置を用いることで、
給湯設備における流量調節装置での騒音の発生を防止乃
至低減することができ、また給湯設備における流量調節
装置でのキャビテーションの発生を防止乃至低減するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、請求項
1に記載の流量調節装置によれば、上流側の第1の室と
下流側の第2の室とを隔壁に設けた通路開口を介して水
平方向に連通させ、前記第1の室には第2の室への通路
方向に対して直角な方向から接続する入水接続路を設
け、前記第2の室には前記通路開口と同軸線上において
その進退位置を調節自在とされた隙間調節弁体を設ける
と共に前記通路開口から受け入れた流体を下流側に導く
出水接続路を設けており、これによって前記入水接続路
から前記第1の室に導かれた流体がその向きを90度変
えて前記通路開口から該通路開口と前記隙間調節弁体の
周縁との間に構成される環状の隙間を通って前記第2の
室に入り、更に出水接続路から下流側に流れるようにし
た流量調節装置であって、前記入水接続路から第1の室
に導入される流体の流れを該第1の室内で前記通路開口
に向かって一方向に流れる旋回流に構成したので、第1
の室から第2の室へと流体の流れが直角方向に変更され
る場合においても、第1の室において流体同士の衝突や
乱流の発生等を低減することができ、その結果、通水騒
音の発生を解消し或いは低減することができる。また旋
回流とすることによって、第1の室から通路開口及び流
量調節弁体との環状の隙間を通って第2の室に入る流体
の速度を均一にすることができ、これによって通路開口
や前記環状の隙間での流体の速度が局部的に速くなった
りするのを抑えて、局部キャビテーションの発生を解消
し或いは低減することができる。また請求項2に記載の
流量調節装置によれば、上記請求項1に記載の構成によ
る効果に加えて、入水接続路を第1の室に対して通路開
口の軸線を中心とした円周の接線方向に接続したので、
入水接続路から第1の室に導入される流体をスムーズに
且つ容易に第1の室内で一方向に流れる旋回流とするこ
とができる。また請求項3に記載の流量調節装置によれ
ば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、入
水接続路から第1の室への導入口付近に、流れを通路開
口の軸線を中心とした旋回流となるようにするガイドを
設けたので、入水接続路から降下してくる流体をガイド
によって導くことができ、容易に第1の室内で一方向に
流れる旋回流とすることができる。また請求項4に記載
の流量調節装置によれば、上記請求項1〜3の何れかに
記載の構成による効果に加えて、本発明の流量調節装置
が給湯設備の流路の途中に設けられていることで、給湯
設備において、配管の配置や流量調節装置と他の配管要
素等の配置スペース等の関係を十分に考慮した給湯設備
の配管構成を行うことができると共に、そのような給湯
設備において、流量調節装置の配置に伴う騒音の発生を
解消乃至低減することができ、また流量調節装置に生じ
る局部的なキャビテーションの発生を解消乃至低減して
製品寿命を延ばすことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量調節装置の第1の実施の形態例に
かかる要部の断面構成図である。
【図2】図1のI−I断面図である。
【図3】本発明の流量調節装置の第2の実施の形態例に
かかるの要部の断面図である。
【図4】本発明の流量調節装置の第3の実施の形態例に
かかる要部の断面図である。
【図5】本発明の流量調節装置を給湯設備の一部に適用
した例を示す図である。
【図6】従来の流量調節装置の例を示す要部の断面図で
ある。
【図7】従来の他の流量調節装置の例を示し、(A)は
要部の断面図、(B)は(A)のI−I断面図である。
【符号の説明】
10 駆動部 20 機構部 22 隔壁 23 通路開口 24 入水接続路 25 出水接続路 26 隙間調節弁体 29a ガイド突起 29b ガイド片 29c ガイド傾斜部 R1 第1の室 R2 第2の室 S 隙間 S1 上側の隙間 S2 下側の隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船引 恒男 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3H051 AA01 BB10 CC11 DD01 EE03 FF02 3H062 AA02 AA15 BB33 CC01 FF38 GG04 HH03 HH07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側の第1の室と下流側の第2の室と
    を隔壁に設けた通路開口を介して水平方向に連通させ、
    前記第1の室には第2の室への通路方向に対して直角な
    方向から接続する入水接続路を設け、前記第2の室には
    前記通路開口と同軸線上においてその進退位置を調節自
    在とされた隙間調節弁体を設けると共に前記通路開口か
    ら受け入れた流体を下流側に導く出水接続路を設けてお
    り、これによって前記入水接続路から前記第1の室に導
    かれた流体がその向きを90度変えて前記通路開口から
    該通路開口と前記隙間調節弁体の周縁との間に構成され
    る環状の隙間を通って前記第2の室に入り、更に出水接
    続路から下流側に流れるようにした流量調節装置であっ
    て、前記入水接続路から第1の室に導入される流体の流
    れを該第1の室内で前記通路開口に向かって一方向に流
    れる旋回流に構成したことを特徴とする流量調節装置。
  2. 【請求項2】 入水接続路を第1の室に対して通路開口
    の軸線を中心とした円周の接線方向に接続したことを特
    徴とする請求項1に記載の流量調節装置。
  3. 【請求項3】 入水接続路から第1の室への導入口付近
    に、流れを通路開口の軸線を中心とした旋回流となるよ
    うにするガイドを設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の流量調節装置。
  4. 【請求項4】 給湯設備の流路の途中に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の流量調
    節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013005395A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 パナソニック株式会社 流路遮断弁

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WO2013005395A1 (ja) * 2011-07-01 2013-01-10 パナソニック株式会社 流路遮断弁
JP2013015172A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Panasonic Corp 流路遮断弁

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