JP2000072194A - 記録媒体用収納ケース - Google Patents

記録媒体用収納ケース

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JP2000072194A
JP2000072194A JP10239035A JP23903598A JP2000072194A JP 2000072194 A JP2000072194 A JP 2000072194A JP 10239035 A JP10239035 A JP 10239035A JP 23903598 A JP23903598 A JP 23903598A JP 2000072194 A JP2000072194 A JP 2000072194A
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JP
Japan
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recording medium
case
storage case
lid
cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10239035A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tanitsu
秀幸 谷津
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TDK Corp
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TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、省スペースで、かつ、記録媒体
の保管性に優れた記録媒体用収納ケースを提供する。 【解決手段】 CD−R等の記録媒体を収納する記録媒
体用収納ケース10において、天面側にヒンジ機能を有
する蓋部Dを設け、その蓋部Dの外周部に少なくとも複
数の凸部12を設けるとともに、記録媒体用収納ケース
10の凸部12に対応する側面部に凸部12が入り込む
開口部13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクやその
他の記録媒体を収納する記録媒体用収納ケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROMやCD−R等のCD
その他の光ディスクを収納するケースとしては、図6に
示すものが広く知られている。図6において、ケース1
は、通常、上蓋1a、下蓋1b及びトレー1cから構成
された三層構造体である。トレー1cが下蓋1bに嵌合
されるとともに、上蓋1aが下蓋1bの図中、左側外縁
部に開閉自在に嵌合されている。また、トレー1cの表
面側略中央位置には、光ディスクのクランピング孔と嵌
合して光ディスクを保持するための保持部1dが設けら
れている。ケース1の上蓋1a等は、ポリスチレン(P
S)樹脂やアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
(ABS)樹脂等を用いて射出成形されたものが一般的
である。
【0003】図7は、ケース1を5枚まとめて1パック
としたものの一例を示す外観斜視図である。ケース1を
5枚あるいは10枚まとめて販売等する場合には、複数
のケース1をコートボールやシュリンクフィルム掛け等
により束ねるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ケース1では、光ディスク1枚ごとにケース1が必要に
なるため、製造コストが高くなるという問題があった。
また、多数枚の光ディスクを保管する場合には、光ディ
スクの数だけケース1を保管しなければならないので、
広い保管スペースが必要になるという問題があった。さ
らに、光ディスクに記録されているデータの種類に応じ
て、複数の光ディスクをひとまとめにして保管したい場
合には、別個の収納ケースが必要になるという問題があ
った。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、低コストで、省スペースで、かつ、記録媒体の保
管性に優れた記録媒体用収納ケースを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、記録媒体を収納する記録媒体用
収納ケースにおいて、天面側にヒンジ機能を有する蓋部
を設け、その蓋部の外周部に少なくとも複数の凸部を設
けるとともに、前記記録媒体用収納ケースの左右側面部
又は前側面部に前記凸部が入り込む開口部を設けたこと
を特徴とする。請求項2の発明は、記録媒体を収納する
記録媒体用収納ケースにおいて、天面側にヒンジ機能を
有する蓋部を設け、前記記録媒体用収納ケースの左右側
面部又は前側面部の内側に前記蓋部の外周部と係合する
突起部を設けたことを特徴とする。請求項3の発明は、
請求項1又は請求項2に記載の記録媒体用収納ケースに
おいて、前記記録媒体の収納時に天面側に空間が形成さ
れる大きさとしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明においては、記録媒体用収納ケ
ースの蓋部を閉じると、蓋部や記録媒体用収納ケースが
たわんで蓋部の外周部の凸部が記録媒体用収納ケースの
左右側面部や前側面部の開口部に入り込んで蓋部がロッ
クされる。また、蓋部を開くときは、蓋部や記録媒体用
収納ケースがたわんで蓋部の凸部が記録媒体用収納ケー
スの開口部から外れる。請求項2の発明においては、記
録媒体用収納ケースの蓋部を閉じると、蓋部や記録媒体
用収納ケースがたわんで蓋部の外周部が記録媒体用収納
ケースの左右側面部や前側面部の内側の突起部を乗り越
えて蓋部がロックされる。また、蓋部を開くときは、蓋
部や記録媒体用収納ケースがたわんで蓋部の外周が記録
媒体用収納ケースの突起部を乗り越える。請求項3の発
明においては、記録媒体の天面側に見出しラベル等を付
けたときに、収納ケースが透明材料である場合は、収納
ケース外側から見出しラベルを視認でき、記録媒体の収
納取り出しが容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
記録媒体用収納ケースの第1実施形態であるケース10
を展開して示す平面図である。ケース10は、1枚のプ
ラスチックシートから形成されており、特に、ヒンジ効
果(繰り返し曲げに極めて強い特性)を有する透明なポ
リプロピレン(PP)が好ましい。また、その厚みとし
ては、500〜700μm程度が好ましい。図1中、
A、B及びCは、ケース10の後側面部、底面部及び前
側面部である。また、後側面部Aには、ケース10の天
面に配置される蓋部Dが連接されている。
【0009】本実施形態のケース10は、12cmCD
(CD−R等)を10枚収納するものであり、この場合
の横幅L1は、約12.5〜13.0cm程度である。
また、縦幅L2は、約14cm程度であり、12cmC
Dが収納されたときに、天面側に約10mm程度の空間
が設けられる大きさに形成される。また、ケース10の
厚み幅L3は、約2cm程度である。
【0010】蓋部Dの略中央部には、円弧状(あるいは
略凹状)の指掛け部11が切り込み形成されている。ま
た、蓋部Dの外周部の左右両側には、それぞれ凸部12
が形成されている。凸部12の突出長さは、約1.0m
m程度であり、幅は約10mm程度である。さらに、左
右側面部E1、E2の天面側近傍には、略四角形状に開
口した開口部13が形成されている。この開口部13
は、上記寸法の凸部12が入り込み可能な大きさ、例え
ば横幅が約13mm程度、縦幅が約1.5mm程度に形
成されている。
【0011】先ず、プラスチックシートを図1に示す外
形に抜き加工を施すとともに、筋押し加工により、後側
面部A、底面部B、前側面部C、蓋部D及び左右側面部
E1、E2を形成する。なお、プラスチックシートに印
刷等を施しても良い。そして、後側面部A、底面部B及
び前側面部Cが略コ字状になるように折り曲げるととも
に、左右側面部E1、E2同士が重なり合うように折り
曲げる。これにより、左右側面部E1、E2の開口部1
3同士が重なり合う。
【0012】図2は、以上のようにして組み立てられた
ケース10を示す外観斜視図である。重なり合った左右
側面部E1、E2は、図2に示すように、所定位置(図
中、F部)を超音波溶着するか、又は両面粘着テープや
接着剤等を用いて接着する。これにより、ケース10が
製函される。
【0013】蓋部Dは、ケース10の天面側に配置さ
れ、上述のようにヒンジ機能を有し、開閉可能である。
この蓋部Dは、収納したCDの飛び出しやほこり付着防
止ために設けられる。蓋部Dをケース10内に押し込む
と、蓋部Dやケース10の左右側面部E1、E2がたわ
み、蓋部Dの凸部12がケース10の左右側面部E1、
E2に設けた開口部13に入り込んで、蓋部Dがロック
される。一方、蓋部Dを開くときは、蓋部Dの指掛け部
11に指を挿入して、蓋部Dを引き上げれば、蓋部Dや
ケース10の左右側面部E1、E2がたわんで、蓋部D
の凸部12が開口部13から外れ、蓋部Dを開くことが
できる。
【0014】図3は、ケース10内に10枚のCD−R
を収納した状態を示す斜視図であり、前側面部Cを除い
て図示している。各CD−Rは、四角形状のシートを2
枚重ね合わせるとともに3辺外縁部を封止して1辺を開
口した袋2内に略隙間なく収納され、袋2の開口側を天
面側に向けて収納されている。CD−Rが収納される
と、その天面側には、上述の通り、約10mm程度の空
間が形成される。したがって、図3に示すように、各袋
2の天面側に貼付した見出しラベル3を収めることがで
きる。ここで天面側の空間の長さは、特に限定されるも
のではないが、見出しラベル3を収めるには約10mm
前後が好ましい。なお、10枚のCD−Rを1セットで
販売するときは、図3に示すように袋2に入れたCD−
Rをケース10内に収納するとともに、同時に見出しラ
ベルを封入すれば良い。
【0015】図4は、本発明の第2実施形態であるケー
ス10Aを示す外観斜視図である。この実施形態のケー
ス10Aでは、蓋部Dの外周部には凸部は設けられてい
ない。また、ケース10Aの左右側面部E1、E2に
は、上記開口部13は設けられていない。一方、ケース
10Aの前側面部C及び左右側面部E1、E2の内面側
には、複数の突起部14が形成されている。これによ
り、蓋部Dを閉じると、蓋部Dやケース10Aがたわん
で蓋部Dの外周部が突起部14を乗り越えることにより
蓋部Dがロックされる。また、第1実施形態と同様に、
蓋部Dの指掛け部11に指を挿入して蓋部Dを持ち上げ
ると、蓋部Dを開けることができる。
【0016】図5は、本発明の第3実施形態であるケー
ス10Bを示す外観斜視図である。この実施形態のケー
ス10Bは、第1実施形態の変形例を示すものであり、
蓋部Dの外周部の左右両側及び前面側に凸部12が設け
られている。これに対応して、ケース10Bの前側面部
C及び左右側面部E1、E2に開口部13が形成されて
いる。このように形成すれば、第1実施形態以上に蓋部
Dのロック力を高めることができる。なお、以上の実施
形態では、CD−Rのような光ディスクを収納する場合
を例に挙げたが、光ディスク以外の記録媒体を収納する
場合であっても本発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、袋に入れられた各記録
媒体を複数同時に収納できるので、記録媒体用収納ケー
スの省スペース化を図り、記録データに応じた分別が可
能となり、記録媒体の保管性を高めることができる。ま
た、簡易な構造であるので低コストである。さらに、請
求項3の発明によれば、各記録媒体に見出しラベル等を
設けた場合でも、そのまま記録媒体用収納ケースに収納
することができ、外側から見出しラベルを視認できるの
で、記録媒体の保管性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録媒体用収納ケースの第1実施
形態を展開して示す平面図である。
【図2】組み立てられたケースを示す外観斜視図であ
る。
【図3】図2のケース内に10枚のCD−Rを収納した
状態を示す斜視図であり、前側面部を除いて図示したも
のである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図6】従来の光ディスクを収納するケースの一例を示
す外観斜視図である。
【図7】図6のケースを5枚まとめて1パックとしたも
のの一例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
2 袋 3 見出しラベル 10、10A、10B ケース(記録媒体用収納ケー
ス) 11 指掛け部 12 凸部 13 開口部 14 突起部 A 後側面部 B 底面部 C 前側面部 D 蓋部 E1、E2 左右側面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納する記録媒体用収納ケー
    スにおいて、天面側にヒンジ機能を有する蓋部を設け、
    その蓋部の外周部に少なくとも複数の凸部を設けるとと
    もに、前記記録媒体用収納ケースの左右側面部又は前側
    面部に前記凸部が入り込む開口部を設けたことを特徴と
    する記録媒体用収納ケース。
  2. 【請求項2】 記録媒体を収納する記録媒体用収納ケー
    スにおいて、天面側にヒンジ機能を有する蓋部を設け、
    前記記録媒体用収納ケースの左右側面部又は前側面部の
    内側に前記蓋部の外周部と係合する突起部を設けたこと
    を特徴とする記録媒体用収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の記録媒体
    用収納ケースにおいて、前記記録媒体の収納時に天面側
    に空間が形成される大きさとしたことを特徴とする記録
    媒体用収納ケース。
JP10239035A 1998-08-25 1998-08-25 記録媒体用収納ケース Withdrawn JP2000072194A (ja)

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