JP2000070980A - 廃水の生物学的処理方法 - Google Patents

廃水の生物学的処理方法

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JP2000070980A
JP2000070980A JP10263992A JP26399298A JP2000070980A JP 2000070980 A JP2000070980 A JP 2000070980A JP 10263992 A JP10263992 A JP 10263992A JP 26399298 A JP26399298 A JP 26399298A JP 2000070980 A JP2000070980 A JP 2000070980A
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biological reaction
wastewater
metazoans
reaction tank
tank
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Yoshiyuki Takashima
美幸 高嶋
Tatsuo Sumino
立夫 角野
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生物反応槽内に後生動物を効率的に増殖させ
て、高濃度のBOD成分を有する廃水を効果的に浄化す
ることができ、生物反応槽以外に特別な装置を必要とし
ない廃水の生物学的処理方法を提供する。 【解決手段】微生物保持材16を生物反応槽12内に容
積添加率で1〜6%の範囲で少なく添加したので、微生
物保持材16同士の接触頻度が減少し、接触による剪断
力で微生物保持材16に付着した後生動物が剥離しにく
くなる。これにより、微生物保持材16を多量に添加し
て接触頻度が多くなる場合に比較して生物反応槽12か
ら流出する後生動物の流出量が減少するので、結果的に
増殖が促進される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃水の生物学的処
理方法に係り、特に、有機物を主体としたBOD成分濃
度の高い廃水を生物学的に処理する廃水の生物学的処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食品工業廃水、化学工場廃水、半導体工
場廃水、畜産廃水のように有機物を主体としたBOD成
分濃度の高い廃水を生物学的に処理すると、処理水の透
視度が悪化したり、余剰汚泥発生量が顕著に増加してし
まうという問題がある。この対策として、汚泥の成分要
素である細菌、酵母、放線菌、藻類、カビ類等や粒子状
有機物質等の汚泥成分を摂食する原生動物や微小後生動
物(以下、こられの動物を「後生動物」と称す)を生物
反応槽内で積極的に増殖させる試みがなされている。
【0003】例えば、後生動物が接触し易いろ材を生物
反応槽内に10〜60%の容積充填率になるように充填
することにより後生動物を増殖する方法がある。また、
別の方法としては、特公昭60─23832号公報に記
載されるように、後生動物の餌を培養する槽と生物反応
槽との間に餌を微細化する調整槽を設け、後生動物が餌
を食べ易くすることにより増殖する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生物反
応槽内にろ材を充填する方法は、後生動物の十分な増殖
が認められないという欠点がある。一方、特公昭60─
23832号公報の方法は、後生動物を培養する装置に
関するものであり、これを実際の廃水処理装置に適用し
た場合、培養した後生動物を生物反応槽内に如何に保持
するかという問題があると共に、廃水を処理する生物反
応槽の他に調整槽を必要とするために、そのための装置
スペースを確保しなくてはならないという問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たもので、生物反応槽内に後生動物を効率的に増殖させ
て、高濃度のBOD成分を有する廃水を効果的に浄化す
ることができ、生物反応槽以外に特別な装置を必要とし
ない廃水の生物学的処理方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、有機性又は無機性の廃水を、微生物保持材
が添加された生物反応槽内で生物学的に処理する廃水の
生物学的処理方法において、前記微生物保持材を容積添
加率で1〜6%の範囲になるように前記生物反応槽に添
加したことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、微生物保持材を生物反応
槽内に容積添加率で1〜6%の範囲で少なく添加したの
で、微生物保持材同士の接触頻度が減少し、接触による
剪断力で微生物保持材に付着した後生動物が剥離しにく
くなる。これにより、微生物保持材を多量に添加して接
触頻度が多くなる場合に比較して生物反応槽から流出す
る後生動物の流出量が減少するので、結果的に増殖が促
進される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明の廃
水の生物学的処理方法の好ましい実施の形態を詳説す
る。本発明の廃水の生物学的処理方法を説明する前に、
本発明の生物学的処理方法を構成するに至った理論的根
拠を説明する。
【0009】図1は、生物反応槽内に添加する微生物保
持材添加率と後生動物生息数との関係を、生物反応槽の
廃水容積に対する微生物保持材の合計容積の%比率で示
したものである。図1における曲線Aは、微生物保持材
添加率を増加していった時の後生動物生息数の推移を示
したものである。曲線Bは、微生物保持材添加率を増加
していった時の処理水の透視度の推移を示したものであ
る。曲線Cは、微生物保持材添加率を増加していった時
の汚泥発生量の推移を示したものである。
【0010】図1の曲線Aから分かるように、微生物保
持材添加率を増加していくに従って後生動物生息数が急
激に増加し、微生物保持材添加率3%で後生動物生息数
がピークとなり、その後減少する。即ち、微生物保持材
添加率1%の時に後生動物生息数は約5(個/ml)、
添加率3%で生息数は約100(個/ml)、添加率6
%で生息数は約5(個/ml)、添加率10%で生息数
は約0.5(個/ml)であった。その後は減少程度が
緩やかになり、添加率20%で生息数が約0.1(個/
ml)となった。また、図1には示さなかったが、添加
率20%以上の場合も生息数が0.1(個/ml)で推
移した。
【0011】この結果から、生物反応槽内に添加する微
生物保持材の添加率を1〜6%の範囲、好ましくは2〜
5%の範囲にすることにより生物反応槽内の後生動物の
生息数を高く維持することができ、逆に従来のような1
0〜60%の大きな添加率は後生動物生息数を低減させ
るという知見を得た。従来のような10〜60%の大き
な添加率の場合には、微生物保持材同士の接触頻度が高
くなるために、接触による剪断力で微生物保持材に付着
した後生動物が剥離してしまい、生物反応槽内に保持で
きないためと考察される。
【0012】これに対し、本発明の場合には、微生物保
持材を生物反応槽内に1〜6%と少なく添加したので、
微生物保持材同士の接触頻度が減少し、接触による剪断
力で微生物保持材に付着した後生動物が剥離しにくくな
る。これにより、微生物保持材を多量に添加して接触頻
度が多くなる場合に比較して生物反応槽から流出する後
生動物の流出量が減少するので、結果的に増殖が促進さ
れる。
【0013】次に、後生動物生息数を高く維持した場合
に処理水の透視度及び汚泥発生量がどのように改良され
るかを説明する。先ず、透視度について説明すると、曲
線Bから分かるように、微生物保持材添加率を約1%程
度まで増加すると透視度は急激に良化し、微生物保持材
添加率6%程度まではその良好な状態を維持する。その
後、微生物保持材添加率を増加すると透視度は次第に悪
化した。即ち、微生物保持材添加率1%の時に透視度は
約90(cm)、添加率3%で透視度は約100(c
m)、添加率6%で透視度は約90(cm)、添加率1
0%で透視度は約75(cm)、添加率20%で透視度
は約60(cm)であった。また、図1には示さなかっ
たが、添加率20%以上の場合も透視度は略60(c
m)で推移した。
【0014】次に、汚泥発生量について説明すると、曲
線Cから分かるように、微生物保持材添加率を1%以下
から3%程度まで増加するに従って汚泥発生量は急激に
減少してから増加方向に反転し、微生物保持材添加率1
2%程度まで汚泥発生量が増加した後、略増加が停止す
る。即ち、微生物保持材添加率1%の時に汚泥発生量は
約0.57(kg-SS/kg-BOD・日) 、添加率3%で汚泥発
生量は約0.52(kg-SS/kg-BOD・日) 、添加率6%で
汚泥発生量は約0.54(kg-SS/kg-BOD・日)、添加率
10%で汚泥発生量は約0.62(kg-SS/kg-BOD・日)
、添加率20%で汚泥発生量は約0.70(kg-SS/kg-
BOD・日) であった。また、図1には示さなかったが、
添加率20%以上の場合も汚泥発生量は略0.70(kg
-SS/kg-BOD・日) で推移した。
【0015】従って、後生動物生息数の高さに比例して
透視度が良くなると共に、汚泥発生量が減少し、微生物
保持材添加率を1〜6%の範囲に維持することにより、
透視度と汚泥発生量を顕著に改良することができる。こ
の場合、微生物保持材としては、プラスチック製、木
製、砂利等を使用することができるが、高分子ゲル製の
微生物保持材を使用すると、後生動物生息数を更に高く
することができる。この高分子ゲル製の微生物保持材の
形状はキュービック形状や球形状等に限定されないが、
表面積を大きくするために高分子ゲルの表面にディンプ
ルを形成するとよい。また、高分子ゲルの表面に後生動
物やその他の微生物を付着する付着型担体の形態で使用
することができるが、高分子ゲル内に硝化細菌等を包括
固定化した包括固定化型担体の形態とし、その表面に後
生動物等を付着させるようにすると、硝化細菌と後生動
物との棲み分けを行うことができるので、相互に干渉し
あうことがない。
【0016】このように、透視度が良くなり汚泥発生量
が低減する理由は、後生動物が食物源として、細菌、酵
母、放線菌、藻類、カビ類等や粒子状有機物質等の汚泥
成分要素を摂食することにより、処理水の透視度が改良
され、また余剰汚泥発生量を低減するように働くためで
ある。従って、本発明の廃水の生物学的処理方法は、特
に、食品工業廃水、化学工場廃水、半導体工場廃水、畜
産廃水のように有機物を主体としたBOD成分濃度の高
い廃水のように汚泥成分の増殖し易い場合に適してい
る。
【0017】図2は、生物反応槽内の廃水中のDO濃度
と後生動物生息数との関係を示したものである。図2か
ら分かるように、DO濃度を0(ppm)の時に後生動
物生息数が1(個/ml)程度であったものが、DO濃
度1(ppm)で20(個/ml)まで増加し、DO濃
度2(ppm)では90(個/ml)、DO濃度4(p
pm)で100個まで増加した。その後DO濃度を増加
しても後生動物生息数は略100(個/ml)で推移し
た。
【0018】この結果から、生物反応槽内の廃水中のD
O濃度を2(ppm)以上、好ましくは4(ppm)以
上にすることにより、生物反応槽内の後生動物の生息数
が高くなるための環境を形成することができるという知
見を得た。図3は、生物反応槽内の廃水の水理学的滞留
時間(以下、「HRT」と称す)と後生動物生息数との
関係を示したものである。
【0019】図3から分かるように、HRTが1(時
間)の時に後生動物生息数が0.3(個/ml)程度で
あったものが、HRT2(時間)で70(個/ml)ま
で増加し、HRT3(時間)では90(個/ml)、H
RT4(時間)では100個まで増加した。その後HR
Tを長くしても後生動物生息数は略100(個/ml)
で推移した。
【0020】この結果から、生物反応槽内の廃水のHR
T時間を2(時間)以上、好ましくは4(時間)以上に
することにより、生物反応槽内の後生動物の生息数が高
くなるための環境を形成することができるという知見を
得た。図4は、上記知見に基づいて構成された本発明の
廃水の生物学的処理方法を適用した装置の第1の実施の
形態である。
【0021】図4に示すように、生物学的処理装置10
は生物反応槽12と処理水を固液分離する固液分離槽1
4とで構成され、生物反応槽12内にはキュービック状
に形成された高分子ゲル製の微生物保持材16、16…
が容積添加率で1〜6%の範囲になるように添加されて
いる。また、生物反応槽12内の低部には散気板18が
設けられ、エア配管20を介して図示しない圧縮エア供
給源に接続される。これにより、生物反応槽12内の廃
水中には、エアが曝気され、廃水中のDO濃度が2pp
m以上になるように設定される。また、生物反応槽12
から固液分離槽14への排出口にはスクリーン15が設
けられ、微生物保持材16の流出が防止される。
【0022】そして、原水配管22から生物反応槽12
内に流入するBOD成分の高い廃水は、生物反応槽12
において活性汚泥により生物学的に処理される。処理水
に同伴して固液分離槽14に流入した汚泥は沈降分離さ
れて汚泥返送管24を介して生物反応槽12の入口に戻
される。この廃水の生物学的処理において、生物反応槽
12内には、高分子ゲル製の微生物保持材16が容積添
加率で1〜6%の範囲に入るように添加されているの
で、処理水の透視度が略100cmと良好となると共
に、発生汚泥量が減少される。従って、処理水の水質を
向上させることができると共に、固液分離槽14で沈降
した汚泥のうち、余剰汚泥として系外に引き抜く引抜き
汚泥量を少なくすることができる。この場合、生物反応
槽12内のDO濃度は2%以上、HRTは2時間以上に
なるようにすると更に好ましい。
【0023】ちなみに、従来のように、生物反応槽12
に微生物保持材を10〜20%添加した場合には、処理
水の透視度が悪く60cm程度のものしか得られなかっ
た。また、引抜き汚泥量も本発明に比べて約2倍となっ
た。図5は、本発明の廃水の生物学的処理方法を適用し
た装置の第2の実施の形態であり、BOD成分の他にア
ンモニア性窒素を含む廃水の生物学的処理装置として構
成したものである。
【0024】図5に示すように、生物学的処理装置30
は、主として、生物反応槽32と固液分離槽14で構成
されると共に、生物反応槽32を、第1の脱窒槽36、
硝化槽38、第2の脱窒槽40と再曝気槽42とで構成
した。第1及び第2の脱窒槽36、40内には攪拌器4
4、44が設けられ、脱窒槽36、40内をゆっくりと
攪拌することにより、嫌気性条件を形成する。硝化槽3
8内には高分子ゲル製の微生物保持材16、16…が容
積添加率で1〜6%の範囲に入るように添加され、この
高分子ゲル内には硝化細菌が包括固定されている。ま
た、硝化槽38と再曝気槽42の低部には、それぞれ散
気板18が設けられ、エア配管20を介して図示しない
圧縮エア供給源に接続される。これにより、硝化槽38
内の廃水中のDO濃度が2ppm以上になるように設定
される。また、再曝気槽42のDO濃度は有機物の分解
に適切なDO濃度に設定されるのが好ましい。硝化槽3
8内から第2の脱窒槽40への排出口にはスクリーン1
5が設けられ、微生物保持材16の流出を防止する。ま
た、排出口から第1の脱窒槽36に硝化液循環路46が
形成され、硝化槽38で硝化処理された硝化液の一部は
第1の脱窒槽36に循環される。
【0025】そして、原水配管22から生物反応槽32
の第1の脱窒槽36に流入する廃水に含有されるアンモ
ニア性窒素は、硝化槽38において硝化細菌により硝化
処理されて亜硝酸や硝酸に返還された後、第1の脱窒槽
36及び第2の脱窒槽40で脱窒細菌により脱窒処理さ
れて窒素ガスになる。また、廃水中のBOD成分は、硝
化槽38及び再曝気槽42で従属栄養細菌により代謝さ
れると共に、第1及び第2の脱窒槽36、40で脱窒細
菌の栄養源として消費される。処理水に同伴して固液分
離槽14に流入した汚泥は、第1の実施の形態と同様に
沈降分離されて汚泥返送管24を介して生物反応槽32
の入口に戻される。
【0026】このように、廃水中のBOD成分とアンモ
ニア性窒素を同時に処理する生物学的処理装置30にお
いても、第1の実施の形態と同様に、処理水の透視度が
良好となると共に、発生汚泥量が減少される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃水の生
物学的処理方法によれば、生物反応槽内に後生動物を効
率的に増殖させて、高濃度のBOD成分を有する廃水を
効果的に浄化することができるので、処理水の水質を向
上させることができると共に、固液分離槽で沈降した汚
泥のうち、余剰汚泥として系外に引き抜く引抜き汚泥量
を少なくすることができる。
【0028】この際、生物反応槽以外に特別な装置を必
要としないので、装置をコンパクト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生物反応槽内に添加する微生物保持材添加率と
後生動物生息数との関係を、生物反応槽の廃水容積に対
する微生物保持材の合計容積の%比率で示したグラフ
【図2】生物反応槽内の廃水中のDO濃度と後生動物生
息数との関係を示したグラフ
【図3】生物反応槽内の廃水のHRTと後生動物生息数
との関係を示したグラフ
【図4】本発明の廃水の生物学的処理方法を適用した装
置の第1の実施の形態の構成を示した断面図
【図5】本発明の廃水の生物学的処理方法を適用した装
置の第2の実施の形態の構成を示した断面図
【符号の説明】
10、30…生物学的処理装置 12、32…生物反応槽 14…固液分離槽 16…微生物保持材 18…散気板 20…原水配管 24…汚泥返送管 36…第1の脱窒槽 38…硝化槽 40…第2の脱窒槽 42…再曝気槽 44…攪拌器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機性又は無機性の廃水を、微生物保持材
    が添加された生物反応槽内で生物学的に処理する廃水の
    生物学的処理方法において、 前記微生物保持材を容積添加率で1〜6%になるように
    前記生物反応槽に添加したことを特徴とする廃水の生物
    学的処理方法。
  2. 【請求項2】前記生物反応槽内の前記廃水中の溶存酸素
    濃度を2ppm以上、好ましくは4ppm以上になるよ
    うにすることを特徴とする請求項1の廃水の生物学的処
    理方法。
  3. 【請求項3】前記廃水の前記生物反応槽内における滞留
    時間を2時間以上、好ましくは4時間以上確保すること
    を特徴とする請求項1又は2の廃水の生物学的処理方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246420A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kurita Water Ind Ltd 多段式生物処理装置および多段式生物処理方法

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