JP2000070535A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000070535A
JP2000070535A JP10249845A JP24984598A JP2000070535A JP 2000070535 A JP2000070535 A JP 2000070535A JP 10249845 A JP10249845 A JP 10249845A JP 24984598 A JP24984598 A JP 24984598A JP 2000070535 A JP2000070535 A JP 2000070535A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の球流下路を、長期間に亘って奇麗な
状態に保てるようにする。 【解決手段】 酸化チタンを含有し、光を受けることに
より汚れ物質を分解可能な光触媒層41を、球タンク2
8の内側表面28aに形成する。上部装飾ランプ18の
後方には前面枠5を前後方向に貫通する前面枠透光窓部
53を開設し、この前面枠透光窓部を通じて上部装飾ラ
ンプからの光の一部を前面枠の裏面側に導く。この導い
た光を球タンクの光触媒層に照射させて光触媒層を活性
化し、光触媒層の表面に付着した汚れ成分(有機物)を
光触媒層の光分解作用によって分解する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
アレンジボール遊技機、雀球遊技機等の遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機を例に挙げて説明する。このパチンコ遊技機
では、前面枠裏面側に配設した球タンクに遊技球を貯留
し、貯留された遊技球を賞球として排出する。また、機
種によっては、貯留された遊技球を貸し球としても排出
する。この遊技球の排出機構は、例えば、球タンクから
の遊技球を流下案内する球導出樋、この球導出樋の傾斜
下端に接続された半端センサユニット(流下勢減速ユニ
ット)、半端センサユニットの球出口に接続された球排
出ユニット、球排出ユニットの球出口に接続された流下
路ユニット等によって構成されており、これらの部材に
よって、球タンクから上皿に至る一連の球流下路が形成
されている。
【0003】この種のパチンコ遊技機において、遊技球
の表面には、遊技者の手の脂や埃等の汚れが付着し易
く、付着した汚れは回収した遊技球を研磨装置で磨いて
も完全に除去することが困難であった。このような事情
から、遊技球が球流下路を流下することにより、遊技球
表面の汚れが球流下路の表面に付着する。そして、この
汚れは、1個の遊技球では極く僅かなものであるが、大
量の遊技球が流下することにより球流下路上に蓄積され
てしまう。従って、掃除をせずに放置してしまうと、球
流下路上に蓄積された汚れが、逆に遊技球の表面に付着
して遊技球を汚す原因となったり、遊技球の流下を妨げ
て球詰まりを発生させる原因となったりする。このた
め、球流下路を構成する部材については掃除を行って奇
麗な状態に保つことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の遊技機では、上記した球タンク、球導出樋、球排出ユ
ニットといった球流下路の構成部材の他にも、各種の電
気制御装置等が前面枠の裏面側に所狭しと設けられてい
る。このため、前面枠を事前に開いたとしても、作業者
の指や清掃用の道具が入れ難く球流下路の清掃を困難な
ものにしていた。特に、半端センサユニットや球排出ユ
ニットの部材は、遊技球の通路がユニット内部に設けて
あるため、ユニットを分解しないと掃除を行うことがで
きず、事実上、掃除を行うことができなかった。また、
遊技機は、通常、遊技店の島設備に取り付けられた状態
で設置されているが、この島設備の内部は、狭く且つ暗
いので、作業者が島設備の内部に入って清掃作業を行う
ことはできないし、又、稼働中は各遊技機に補給する遊
技球や、各遊技機から排出された遊技球が始終流れてい
るので、島設備の内部は埃が多い。それにも拘わらず、
清掃作業に多大の労力がかかり過ぎるために、設置され
た遊技機については、裏面側の機構に対する掃除、特に
球流下路の掃除を行わない遊技店が存在している。
【0005】そして、球詰まり等の何らかの不具合が発
生してしまった場合には、他の遊技機に移動してもらう
など遊技者に迷惑をかけてしまったり、不具合が生じた
遊技機を長時間使用できない等の問題が生じてしまう。
【0006】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、その目的は、長期間に亘って球
流下路を奇麗な状態に保つことができる遊技機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、前面枠と、該前面枠に取り付けられる遊技盤
と、遊技のために発光する発光部材とを備え、遊技球の
流下路を形成する球流下路形成部材を、前面枠の裏面側
に備えてなる遊技機において、光を受けることにより汚
れ物質を分解可能な光触媒層を、前記球流下路形成部材
の表面に設け、発光部材からの光の一部を、球流下路形
成部材に照射させるように導き、該導いた光によって光
触媒層を活性化し、光触媒層の表面に付着した汚れ物質
の分解を促進するように構成したことを特徴とする。
【0008】ここで、「遊技のために発光する発光部
材」とは、遊技者が実際に遊技を行っている状態で発光
する発光部材と、遊技が行われていない遊技休止の状態
で発光する発光部材の両方を含む。従って、遊技休止期
間においても発光している可変表示装置(光源部)や、
遊技期間において発光しているランプ類も「発光部材」
に含まれる。また、「前面枠の裏面側」とは、前面枠の
裏面側に加えて、この前面枠に取り付けられた遊技盤の
裏面側をも含む。
【0009】請求項2に記載のものは、前記発光部材
を、遊技盤の前面に配置されて遊技の進行に伴って発光
する遊技盤側発光部材によって構成し、遊技盤を前後方
向に貫通する遊技盤側透光窓部を開設し、遊技盤側発光
部材からの光の一部を遊技盤側透光窓部を通じて前面枠
裏面側に導き、該導いた光を球流下路形成部材に照射さ
せるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
遊技機である。
【0010】請求項3に記載のものは、前記発光部材
を、前面枠の前面に配設されて遊技の進行に伴って発光
する前面枠側発光部材によって構成し、前面枠を前後方
向に貫通する前面枠側透光窓部を開設し、前面枠側発光
部材からの光の一部を前面枠側透光窓部を通じて前面枠
裏面側に導き、該導いた光を球流下路形成部材に照射さ
せるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載の遊技機である。
【0011】請求項4に記載のものは、遊技球の流下路
を形成する球流下路形成部材を、前面枠の裏面側に備え
てなる遊技機において、前記流下路形成部材を光透過性
を有する部材で構成すると共に、光を受けることにより
汚れ物質を分解可能な光触媒層を球流下路形成部材の表
面に設け、球流下路形成部材の外部から光触媒層に光を
照射することにより光触媒層を活性化し、光触媒層の表
面に付着した汚れ物質の分解を促進するように構成した
ことを特徴とする遊技機である。
【0012】請求項5に記載のものは、前記光触媒層
を、酸化チタンを含有し流下路形成部材の表面を覆うコ
ーティング層により構成したことを特徴とする請求項1
から請求項4の何れかに記載の遊技機である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、以下の説明では、代表的な
遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明する。こ
こで、図1はパチンコ遊技機1の正面図であり、図2は
パチンコ遊技機1の背面図である。
【0014】図1に示すように、本実施形態におけるパ
チンコ遊技機1は、パチンコ機本体2とカードユニット
3とから概略構成してある。パチンコ機本体2は、島設
備(図示せず)に取り付けられる機枠4により囲われて
おり、この機枠4に、大きい開口部を有する額縁状の前
面枠5を開閉可能に取り付けてある。この前面枠5の背
面には、前面枠5の開口部に後方から臨むようにして遊
技盤6を取り付けてある。
【0015】この遊技盤6には、ガイドレール等の区画
部材7を配設してあり、この区画部材7によってほぼ円
形状の遊技領域8を区画する。この遊技領域8には始動
口9、大入賞口(アタッカー)10、一般入賞口11か
らなる各種の入賞口、可変表示装置12、遊技盤装飾ラ
ンプ13等を設けてある。
【0016】可変表示装置12は、パチンコ遊技機1の
電源投入期間において、所要の表示を行うものである。
例えば、遊技休止期間中には機種や遊技方法を説明する
デモ表示を行い、補助遊技(可変表示遊技)時には識別
情報の可変表示を行い、補助遊技の大当たりに連動して
なされる特別遊技時には一連のアニメーション表示等を
行う。
【0017】遊技盤装飾ランプ13は、本願発明におけ
る発光部材の一種であり遊技盤側発光部材として機能
し、パチンコ遊技に連動しながら発光して遊技の興趣を
高める。この遊技盤装飾ランプ13は、例えば、通常時
においては比較的長い周期で点滅し、可変表示装置12
でなされる補助遊技でリーチや大当たりの状態になった
場合には短い周期で点滅する。このような点滅表示によ
り、リーチから大当たりへの期待感を高めたり、大当た
りの喜びを掻き立てたりする。なお、この遊技盤装飾ラ
ンプ13についても、後で詳しく説明する。
【0018】上記した前面枠5には、開口部を前方から
塞ぐようにして、額縁状の前面カバー部材16を開閉可
能な状態で取り付けてある。この前面カバー部材16
は、遊技領域8を視認させるための開口部を開設した略
正方形状の枠体であり、例えば、合成樹脂により構成す
る。この前面カバー部材16の裏面には、金属製のガラ
ス枠(図示せず)を取り付けてあり、このガラス枠に前
面ガラス17を保持させて、前面ガラス17によって前
面カバー部材16の開口部を後方から塞いでいる。
【0019】前面カバー部材16の上縁部には上部装飾
ランプ18を設ける。この上部装飾ランプ18は、本願
発明における発光部材の一種であり前面枠側発光部材と
して機能し、パチンコ遊技に連動して発光して遊技の興
趣を高める。例えば、遊技盤装飾ランプ13と同様に、
通常時においては比較的長い周期で点滅し、補助遊技で
リーチや大当たりの状態になった場合には短い周期で点
滅する。このような上部装飾ランプ18の点滅表示によ
って、リーチから大当たりへの期待感を高めたり、大当
たりの喜びを掻き立てたりする。なお、この上部装飾ラ
ンプ18についても、後で詳細に説明する。
【0020】前面カバー部材16の下方には、前面に上
皿19を形成した開閉パネル20を開閉可能な状態で前
面枠5に取り付けてあり、開閉パネル20の下方には、
灰皿21、下皿22及び発射操作ハンドル23を設け
る。そして、開閉パネル20に形成された上皿19は表
側球貯留部として機能し、賞球として排出された遊技球
や貸し球として排出された遊技球を一時的に貯留する。
この上皿19に貯留された遊技球は、流下案内されて発
射位置に順次供給される。
【0021】次に、パチンコ遊技機1における裏側の構
成について説明する。図2に示すように、パチンコ機本
体2の裏側には、裏機構盤27を取り付けてあり、この
裏機構盤27における上部には、貸し球或いは賞球とし
て排出する遊技球を一時貯留する球タンク(裏側球貯留
部)28を設ける。なお、裏機構盤27は、透光性を有
する合成樹脂によって構成してあり、球タンク28は、
本願発明における球流下路形成部材の一種である。そし
て、球タンク28に貯留された遊技球は、球導出樋2
9、半端センサユニット(流下勢減速ユニット)30、
球排出ユニット31及び排出路ユニット(流下路ユニッ
ト)32等によって形成される一連の球流下路を通って
上皿(表側球貯留部)19に排出される。ここで、球導
出樋29、半端センサユニット30、球排出ユニット3
1及び排出路ユニット32もまた、本願発明における球
流下路形成部材として機能するものである。また、この
他に、パチンコ機本体2の裏側には、役物制御装置3
4、排出制御装置35、音制御装置36、発射制御装置
37、表示制御装置38、各種の中継基盤39…等が、
密な状態で配設されている。
【0022】上記した球タンク28は、図3(a)に示
すように、上面が開放した箱状の部材によって構成して
あり、島設備の上部に架設された球補給樋を通じて供給
された遊技球を受け入れる。この球タンク28の表面、
より詳しくは、図3(b)に示すように、遊技球が貯留
される箱の内側部分の表面28aには、光触媒層41を
形成する。この光触媒層41は、光を受けることにより
汚れ物質を分解するものであり、本実施形態では、酸化
チタンの粉末を混入したコーティング層により形成す
る。この光触媒層41は、例えば、コーティング液を球
タンク28の表面にスプレーしたり、コーティング液中
に球タンク28を浸漬したりして、球タンク28の表面
に形成する。このようにして形成された光触媒層41
は、非常に薄く且つ透明である。なお、図においては、
分かり易くするため光触媒層41を厚く描いてある。そ
して、光触媒層41を形成したことに伴って、球タンク
28は、光触媒層41の汚れ分解機能を活性化し得る所
定波長範囲の光を透過可能な材料、例えば、透明な合成
樹脂により構成し、外部からの光を光触媒層41に照射
できるようにする。
【0023】酸化チタンを含んだ光触媒層41では、所
定波長範囲の光、具体的には、波長が400nm以下の
光を受けることにより、酸化チタンが活性化して汚れ物
質としての有機物を分解する。この光分解作用は、光触
媒層41の表面で生じる酸化・還元反応によって生じる
と考えられており、光を吸収することにより酸化チタン
は電子と正孔とを生じさせ、発生した正孔の酸化力によ
って有機物が分解されると考えられている。従って、光
を照射すると光触媒層41で光分解作用が生じ、光触媒
層41の表面に付着した汚れ、例えば、手の脂や埃等
が、この光分解作用によって分解される。そして、汚れ
が分解されることによって、球タンク28の表面28a
(球タンク28における球流下路)を奇麗な状態に保つ
ことができる。
【0024】球導出樋29は、図4(a)にも示すよう
に、球タンク28の下方に球タンク28と連通させた状
態で裏機構盤27に取り付けてあり、球タンク28から
の遊技球を2条に整列させながら流下させる部材であ
る。この球導出樋29の表面、より詳しくは、図4
(b)に示すように、遊技球が流下する遊技球通路の表
面29aには、上記した球タンク28と同様に、酸化チ
タンを混入させた光触媒層41を形成する。この光触媒
層41もまた、コーティング液をスプレーしたり、コー
ティング液中に球導出樋29を浸漬することにより形成
する。また、光触媒層41を形成したことに伴って、球
導出樋29は、光触媒層41の汚れ分解機能を活性化し
得る光を透過可能な材料、例えば、透明な合成樹脂によ
り構成し、外部からの光を光触媒層41に照射できるよ
うにする。そして、球導出樋29に形成した光触媒層4
1もまた、光が照射されることにより活性化し、付着し
た汚れ(遊技者の手の脂などの有機物)を分解するの
で、遊技球の通路(球導出樋29における球流下路)上
に光を照射することによって、通路上を奇麗な状態に保
つことができる。
【0025】半端センサユニット30は、1回の球排出
動作で排出可能な数の遊技球が貯留されているかを検出
するものであり、球導出樋29の流下下端に球入口を接
続させた状態で裏機構盤27に取り付けてある。そし
て、図5(a)に示すように、半端センサユニット30
の内部には、略Z字状に屈曲させた球通路42を条毎に
形成してあり、球通路42の途中には、球当接片43と
半端センサ44とを設ける。球当接片43は、基端を軸
支することにより、自由端側が上下方向に回動可能な状
態にして取り付ける。この球当接片43の底面には、球
通路42上の遊技球が下側から当接可能であり、所定量
以上の遊技球が貯留されてこの遊技球が底面に当接する
と、球当接片43の自由端部が上方に回動する。そし
て、上方に回動した状態では、遮光部に設けた孔を通じ
て半端センサ44の受光素子が発光素子からの光を受光
して、半端センサ44が導通状態となる。一方、貯留さ
れた遊技球が所定量未満の状態では、図5(b)に示す
ように、球当接片43の自由端部は下方に回動し、遮光
部が発光素子からの光を遮るので半端センサ44は非導
通状態となる。
【0026】この半端センサユニット30においても、
球タンク28等と同様に、表面に光触媒層41を形成し
てある。本実施形態では、図5(b)に示すように、遊
技球と接触し得る部分(半端センサユニット30におけ
る球流下路)に光触媒層41を形成する。例えば、球通
路42を区画する壁面及び球当接片43の底面に光触媒
層41を形成する。なお、半端センサユニット30で
は、球通路42や球当接片43はユニットの内部に設け
られるので、ユニット化する前の部品の状態で光触媒層
41を形成することが好ましい。そして、光触媒層41
を形成したことに伴い、半端センサユニット30を構成
する部品を、光を透過し得る材料、例えば、透明な合成
樹脂によって構成し、球通路42を区画する壁面や球当
接片43の底面(光触媒層41)にユニット外部からの
光が照射されるようにする。これにより、光触媒層41
を形成した部分もまた、光触媒層41の光分解作用によ
って奇麗な状態を保つことができる。
【0027】球排出ユニット31は、図6にも示すよう
に、半端センサユニット30の球出口に球入口を接続し
た状態で裏機構盤27に取り付けてある。この球排出ユ
ニット31は、図7に示すように、途中を前後方向に屈
曲させて上下方向に延設した2条の球通路47と、屈曲
部分における下部に配設されて球通路内の遊技球を検出
する排出センサ48(球検出センサの一種)と、排出セ
ンサ48よりも下流側の球通路47に、先端部が出没可
能に配設された球係止部材49と、この球係止部材49
に接続されて、球係止部材49の先端部を球通路47内
に突出させたり、球通路47から退避させたりする排出
ソレノイド50とを備えている。そして、この球排出ユ
ニット31では、排出センサ48からの検出信号に基づ
いて排出ソレノイド50の励消磁が制御され、所要数の
遊技球の排出がなされる。
【0028】この球排出ユニット31でも、ユニットの
表面、具体的には、遊技球と接触し得る部分(球排出ユ
ニット31における球流下路)に光触媒層41を形成し
てある。例えば、球通路47を区画する壁部の表面、排
出センサ48の表面、球係止部材49の表面に光触媒層
41を形成する。また、この球排出ユニット31におい
ても、各部品を光が透過し得る材料(透明な合成樹脂
等)によって構成してあり、光触媒層41にユニット外
部からの光を照射できるように構成してある。従って、
この球排出ユニット31においても、光触媒層41の光
分解作用によって奇麗な状態を保つことができる。
【0029】さらに、球排出ユニット31では、排出セ
ンサ48の発光部や受光部のレンズ体の表面にも光触媒
層41を形成してある。このように、排出センサ48の
レンズ体に光触媒層41を形成すると、遊技球の通過に
伴って付着する汚れが光触媒層41によって分解される
ので、レンズ体が長期間に亘って曇り難く、遊技球の誤
検出を確実に防止させることができる。なお、酸化チタ
ンを混入した光触媒層41は、上記したように透明であ
るため、排出センサ48の検出に支障を来さすことがな
い。
【0030】排出路ユニット32は、図2に示すよう
に、球排出ユニット31の流下下端に球入口を接続させ
た状態で裏機構盤27に設けてある。この排出路ユニッ
ト32もまた、遊技球が流下する球通路(排出路ユニッ
ト32における球流下路,図示せず)を内部に備えてい
る。そして、ユニットの表面、具体的には、球通路を区
画する壁部の表面に光触媒層41を形成し、ユニット外
部からの光が光触媒層41に照射可能なように、光を透
過し得る材料(透明な合成樹脂等)によって部品を構成
してある。従って、この排出路ユニット32において
も、光の照射によって通路上の汚れが分解され、通路を
奇麗な状態に保つことができる。
【0031】なお、上記した球タンク28、球導出樋2
9、半端センサユニット30、球排出ユニット31及び
排出路ユニット32等、即ち、流下路形成部材に関し、
光触媒層41を活性化し得る様に光が照射できれば良い
ので、流下路形成部材は透明に限らず、着色された合成
樹脂などの適宜な材料を用いて構成してもよい。
【0032】次に、球タンク28、球導出樋29、半端
センサユニット30、球排出ユニット31及び排出路ユ
ニット32等の光触媒層41に光を照射する構成につい
て説明する。
【0033】最初に、パチンコ遊技店の開店中におい
て、光触媒層41に光を照射させる場合について説明す
る。
【0034】まず、上部装飾ランプ18からの光を光触
媒層41に照射させる構成について説明する。図8
(b)に示すように、上部装飾ランプ18は、光源部と
してのランプ部18aとこのランプ部18aを前方から
囲うレンズ部18bとから構成してある。そして、上部
装飾ランプ18の後方には、図8(a)にも示すよう
に、前面枠5を前後方向に貫通する前面枠側透光窓部5
3を開設してある。この前面枠側透光窓部53は、ラン
プ部18aからの光を後方(前面枠5の裏面側)に導く
ためのものである。なお、本実施形態では、波長400
nm以下の成分を含む光を発生する電球をランプ部18
aに使用している。これは、球タンク28等の球流下路
形成部材に、酸化チタンを含有する光触媒層41を形成
したためであり、このような電球を用いることにより酸
化チタンを活性化させることができる。
【0035】上部装飾ランプ18からの光は、主にラン
プ部18aの前方に配置したレンズ部18bを光輝させ
るが、その光の一部は、図中矢印で示すように、前面枠
側透光窓部53を通って後方に向かって進行する。そし
て、前面枠側透光窓部53を通った光は、機枠4の上縁
部の下面に貼設した反射部材54で反射したり、或い
は、そのまま進行して球タンク28に照射される。ここ
で、反射部材41は、光を高効率で反射させる部材であ
り、例えば、反射テープや薄手の反射板によって構成す
る。この照射された光は球タンク28の表面28aに形
成した光触媒層41に吸収され、光触媒層41の光分解
反応が活性化される。これにより、球タンク28の表面
28a(光触媒層41)に付着した汚れ、例えば、遊技
球の表面に付着した手の脂や埃等の分解を促進する。
【0036】このように、上部装飾ランプ18からの光
の一部を前面枠5の裏面側(遊技機裏面側)へ積極的に
導いて球タンク28に照射させることにより分解を促進
させているので、球タンク28の表面を、長期間に亘っ
て奇麗な状態に保つことができる。また、島設備に設置
されて裏面側が光を受け難い状態にあるパチンコ遊技機
1であっても、上部装飾ランプ18からの光を球タンク
28の光触媒層41に照射させることができ、汚れを効
果的に分解させることができる。さらに、上部装飾ラン
プ18は、本来、装飾に使用するものであるので、光触
媒層41を活性化させるための専用光源を設けなくても
済み、装置構成を簡素化することができる。これによ
り、部品点数の削減が図れ、安価に構成することができ
る。
【0037】次に、遊技盤装飾ランプ13からの光を光
触媒層41に照射させる構成について説明する。
【0038】図9に示すように、遊技盤装飾ランプ13
は、遊技盤6の表面に止着される取付ベース部13a
と、この取付ベース部13aから前方に膨出形成された
レンズ部13bと、取付ベース部13aとレンズ部13
bとの間に形成された空部に配設された光源部13cと
から概略構成してある。なお、光源部13cもまた、波
長400nm以下の成分を含む光を発生する電球を使用
する。この遊技盤装飾ランプ13は、遊技盤6に開設し
た遊技盤側透光窓部55を前方から覆うように取り付け
てある。ここで、遊技盤側透光窓部55は、遊技盤装飾
ランプ13からの光の一部を遊技盤6の裏面側(前面枠
5の裏面側)に導くためのものであり、遊技盤6を前後
方向(厚さ方向)に貫通する開口によって構成してあ
る。また、取付ベース部13aにおける遊技盤側透光窓
部55に臨んだ部分は、光源部13cからの光を透過し
得る透光部としてある。この透光部は、例えば、当該部
分を透明な合成樹脂により構成したり、取付ベース部1
3aを部分的に切除することにより設ける。
【0039】光源部13cからの光は、主に光源部13
cの前方に配置されたレンズ部13bを光輝させるが、
その一部は、遊技盤側透光窓部55を通って後方に進行
する。そして、遊技盤側透光窓部55を通った光は、半
端センサユニット30、球排出ユニット31、排出路ユ
ニット32に形成した光触媒層41に照射される(図2
参照)。この照射された光により、光触媒層41の光分
解反応が活性化され、各ユニット30,31,32の球
流下路(光触媒層41)に付着した汚れ、例えば、遊技
球の表面に付着した手の脂や埃等の分解が促進される。
【0040】このように、遊技盤装飾ランプ13からの
光の一部を、遊技盤側透光窓部55を通じて遊技盤6の
裏面側(前面枠5の裏面側)に積極的に導いて、半端セ
ンサユニット30、球排出ユニット31、排出路ユニッ
ト32の球流下路に形成した光触媒層41に照射させて
いるので、これらのユニットにおける球流下路を長期間
に亘って奇麗な状態に保つことができる。また、島設備
に設置されていても、遊技盤装飾ランプ13からの光に
より光触媒層41を活性化させることができ、汚れを効
果的に分解させることができる。さらに、この遊技盤装
飾ランプ13もまた、本来、パチンコ遊技における装飾
に使用するものであるので、光触媒層41用の専用光源
を設ける必要がなくなり、装置構成を簡素化することが
できる。このため、部品点数の削減が図れ、安価に構成
することができる。
【0041】なお、以上は、パチンコ遊技機1に設けた
発光部材からの光の一部を前面枠5の裏面側に導き、こ
の導いた光を球流下路形成部材の光触媒層41に照射す
るものについて説明したが、光触媒層41を活性化させ
るための光源は、これに限定されない。例えば、島設備
の内部に照明用の電球(例えば、蛍光灯)を取り付け、
この電球からの光によって光触媒層41を活性化し、光
触媒層41の表面即ち、球流下路に付着した汚れを分解
させるように構成してもよい。
【0042】次に、遊技店の閉店時において、光触媒層
41に光を照射させる場合について説明する。
【0043】この場合、各パチンコ遊技機1の前面枠5
を開放して、島設備の内部側に位置していたパチンコ遊
技機1の裏機構(即ち、前面枠5の裏面側)を島設備の
外側に露出させる。そして、この裏機構に遊技店の照明
からの光を照射する。ここで、球タンク28、球導出樋
29、半端センサユニット30、球排出ユニット31及
び排出路ユニット32等の球流下路形成部材を、透光性
を有する合成樹脂によって構成してあるので、裏機構に
照射された光はこれらの各部材に形成した光触媒層41
に吸収される。そして、この光を吸収した光触媒層41
が活性化して、表面に付着した汚れを分解する。これに
より、球流下路を奇麗な状態に保つことができる。
【0044】なお、この場合において、遊技店の照明
は、一般的に蛍光灯を使用することが多い。この蛍光灯
からの光は、本実施形態の光触媒である酸化チタンを活
性化し得る波長400nm以下の成分を比較的多く含ん
でいる。さらに、遊技店の照明は、光触媒層41を活性
化するのに充分な光量を発生する。従って、遊技店の照
明を利用して汚れを分解させることにより、光触媒層4
1の光分解機能を充分に発揮させることができる。
【0045】また、内部に照明用の光源を設けた島設備
にあっては、遊技店の閉店時においても光源を点灯させ
て光触媒層41に光を照射させるようにしてもよい。
【0046】ところで、上記した実施形態では、遊技盤
装飾ランプ13や上部装飾ランプ18を発光部材として
機能させ、これらのランプ13,18からの光の一部を
前面枠5の裏面側に導いて光触媒層41に照射させるよ
うに構成したものを例示したが、発光部材はこれらのラ
ンプに限定されるものではない。例えば、可変表示装置
12の光源を発光部材として機能させるようにすること
もできる。
【0047】この場合、可変表示装置12を、画像を表
示する画像表示部と、光を発生する光源部とから概略構
成し、画像表示部で表示されている画像を光源部からの
光によって遊技者に視認させる。例えば、図10に示す
ように、画像表示部として液晶パネル14を用い、光源
部としてライトボックス(バックライト部)15を用い
て構成する。そして、液晶パネル14の背面にライトボ
ックス15を配置して一体化し、液晶パネル14で表示
されている画像をライトボックス15からの光によって
光輝させて、液晶パネル14の画像を遊技者側から視認
可能とする。また、ライトボックス15の背面には中継
基盤39や表示制御装置38を配設する。
【0048】ライトボックス15は、透明或いは乳白色
の箱状の筐体15aを備えており、筐体15a内に複数
の管状の電球15b…(光源)を並行に並べた状態で収
容してある。ここで、電球15bは、蛍光灯を用いるの
が好ましい。波長400nm以下の成分が多い光が容易
に得られるからである。このような構成のライトボック
ス15が発光すると、前面側に配置された液晶パネル1
4が光輝し、液晶パネル14の表示画像が遊技者側から
視認可能となる。同時に、ライトボックス15の発光時
において、図中矢印で示すように、筐体15aの各側面
からは電球15b…からの光が漏れ、この漏れた光が上
下左右方向に照射される。
【0049】この光は、球導出樋29や球タンク28の
下側部分に照射されたり、球排出ユニット31や排出路
ユニット32に照射されたりする(図2参照)。そし
て、球タンク28や球排出ユニット31等に形成した光
触媒層41は、このライトボックス15からの光も吸収
して、光触媒層41における光分解が促進される。この
ように、可変表示装置12(ライトボックス15)から
の光によっても、光触媒層41を活性化することがで
き、球流下路を奇麗な状態に保つことができる。
【0050】なお、この可変表示装置12は、上記した
ように、休止状態、補助遊技時、特別遊技時の何れの状
態でも、遊技のための何らかの表示を行っている。換言
すれば、可変表示装置12のライトボックス15は、パ
チンコ遊技機1に電源が投入されている期間において常
に点灯している。このため、球タンク28や球排出ユニ
ット31等に形成した光触媒層41は、ライトボックス
15からの光を受けることによって常時活性化されてお
り、光分解機能が促進された状態になっている。従っ
て、可変表示装置12(ライトボックス15)からの光
によって光触媒層41を活性化することにより、光触媒
層41の光分解機能を常時発揮させることができ、球流
下路を確実に奇麗な状態に保つことができる。
【0051】また、上記した実施形態では、パチンコ遊
技機1に設けた球タンク28、球導出樋29、球排出ユ
ニット31等の流下路形成部材に光触媒層41を形成
し、パチンコ遊技機1における球流下路を奇麗にするよ
うにしたものを例示したが、本発明は、この構成に限定
されるものではない。
【0052】例えば、島設備とパチンコ遊技機1とによ
って遊技システムを構成した場合においては、島設備を
構成する球供給路構成部材の表面に光触媒層41を形成
し、パチンコ遊技機1の上部装飾ランプ18、遊技盤装
飾ランプ13、可変表示装置12のライトボックス15
等(即ち、パチンコ遊技機1の発光部材)からの光の一
部を、球供給路構成部材に照射させるように導き、この
導いた光によって光触媒層41を活性化して、汚れ物質
の分解を促進するように構成してもよい。
【0053】ここで、球供給路構成部材は、島設備に取
り付けられたパチンコ遊技機1に、遊技球を供給するた
めの球供給路を構成するものであり、例えば、球補給樋
が該当する。そして、この球供給路構成部材は、光触媒
層41の機能をより高めるため、光透過性を有する部材
によって構成することが望ましい。
【0054】この構成では、島設備に取り付けられた多
数のパチンコ遊技機1からの光や、島設備の内部照明も
光源として利用できるので、十分な光量を容易に得るこ
とができ、光触媒層41の光分解機能を効果的に発揮さ
せることができる。従って、パチンコ遊技機1に遊技球
を供給する球供給路を長期間に亘って奇麗に保つことが
できる。
【0055】なお、以上は、代表的な光触媒である酸化
チタンを例に挙げて説明したが、本発明は、他の光触媒
も用いることができる。そして、本実施形態のように酸
化チタンを使用した場合には、比較的少ない光量で高い
分解能力が得られるという効果が得られる。また、例示
したパチンコ遊技機1の他にも、アレンジボール遊技機
や雀球遊技機等他の遊技機にも本発明を適用することが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は以下の効果
を奏する。請求項1に記載の発明によれば、前面枠の裏
面側にて遊技球の流下路を形成する球流下路形成部材の
表面に、光を受けることにより汚れ物質を分解可能な光
触媒層を設け、遊技のために発光する発光部材からの光
の一部を、球流下路形成部材に照射させるように導き、
該導いた光によって光触媒層を活性化し、光触媒層の表
面に付着した汚れ物質の分解を促進するように構成した
ので、発光部材からの光によって光触媒層が活性化され
汚れの分解が促進される。このため、掃除等を行わなく
ても遊技球の流下路を長期間に亘って奇麗な状態に保つ
ことができる。
【0057】また、光触媒層を活性化するための光源
を、遊技機の発光部材としたので、暗く且つ狭い島設備
の内部であっても光触媒層に確実に光を照射させること
ができ、遊技球の流下路を確実に奇麗な状態に保つこと
ができる。また、光触媒層を活性化するための専用の光
源を設けなくても済み、構成を簡素にできて部品点数の
削減が図れ、コストダウンも図れる。
【0058】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ば、遊技の進行に伴って発光する遊技盤側発光部材や前
面枠側発光部材によって発光部材を構成し、これらの遊
技盤側発光部材及び前面枠側発光部材の光を透光窓部を
通じて前面枠裏面側に導くように構成したので、透光窓
部を開設するという比較的簡単な構成で、遊技盤側発光
部材や前面枠側発光部材からの光を、光触媒用の光源と
して利用することができる。
【0059】請求項4に記載の発明によれば、流下路形
成部材を光透過性を有する部材で構成すると共に、光を
受けることにより汚れ物質を分解可能な光触媒層を球流
下路形成部材の表面に設け、球流下路形成部材の外部か
ら光触媒層に光を照射することにより光触媒層を活性化
し、光触媒層の表面に付着した汚れ物質の分解を促進す
るように構成したので、外部からの光によって光触媒層
が活性化されて汚れの分解が促進される。このため、掃
除等を行わなくても遊技球の流下路を長期間に亘って奇
麗な状態に保つことができる。そして、遊技店の照明や
島設備の内部照明等も光触媒用の光源として利用できる
ため、必要充分な光量を得ることができ、光触媒層の光
分解作用を充分に発揮させることができる。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、酸化チタ
ンを含有し流下路形成部材の表面を覆うコーティング層
により光触媒層を構成したので、比較的少ない光量で汚
れの高い分解能力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】(a)は球タンクを説明する斜視図、(b)は
(a)におけるA−A断面図である。
【図4】(a)は球導出樋を説明する斜視図、(b)は
(a)におけるB−B断面図である。
【図5】半端センサユニットの断面図であり、(a)は
所定量以上の遊技球が貯留されている状態を示し、
(b)は遊技球が貯留されていない状態を示す。
【図6】球排出ユニットを説明する斜視図である。
【図7】球排出ユニットの断面図である。
【図8】(a)は前面枠透光窓部付近をを拡大して示し
た説明図、(b)は(a)におけるC−C断面図であ
る。
【図9】遊技盤装飾ランプの断面図である。
【図10】可変表示装置を発光部材として使用する例を
説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 パチンコ機本体 3 カードユニット 4 機枠 5 前面枠 6 遊技盤 7 区画部材 8 遊技領域 9 始動口 10 大入賞口 11 一般入賞口 12 可変表示装置 13 遊技盤装飾ランプ 14 液晶パネル 15 ライトボックス 16 前面カバー部材 17 前面ガラス 18 上部装飾ランプ 19 上皿 20 開閉パネル 21 灰皿 22 下皿 23 発射操作ハンドル 27 裏機構盤 28 球タンク 29 球導出樋 30 半端センサユニット 31 球排出ユニット 32 排出路ユニット 34 役物制御装置 35 排出制御装置 36 音制御装置 37 発射制御装置 38 表示制御装置 39 中継基盤 41 光触媒層 42 半端センサユニットの球通路 43 球当接片 44 半端センサ 47 球排出ユニットの球通路 48 排出センサ 49 球係止部材 50 排出ソレノイド 53 前面枠透光窓部 54 反射部材 55 遊技盤透光窓部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠と、該前面枠に取り付けられる遊
    技盤と、遊技のために発光する発光部材とを備え、遊技
    球の流下路を形成する球流下路形成部材を、前面枠の裏
    面側に備えてなる遊技機において、 光を受けることにより汚れ物質を分解可能な光触媒層
    を、前記球流下路形成部材の表面に設け、 発光部材からの光の一部を、球流下路形成部材に照射さ
    せるように導き、 該導いた光によって光触媒層を活性化し、光触媒層の表
    面に付着した汚れ物質の分解を促進するように構成した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発光部材を、遊技盤の前面に配置さ
    れて遊技の進行に伴って発光する遊技盤側発光部材によ
    って構成し、 遊技盤を前後方向に貫通する遊技盤側透光窓部を開設
    し、遊技盤側発光部材からの光の一部を遊技盤側透光窓
    部を通じて前面枠裏面側に導き、該導いた光を球流下路
    形成部材に照射させるように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記発光部材を、前面枠の前面に配設さ
    れて遊技の進行に伴って発光する前面枠側発光部材によ
    って構成し、 前面枠を前後方向に貫通する前面枠側透光窓部を開設
    し、前面枠側発光部材からの光の一部を前面枠側透光窓
    部を通じて前面枠裏面側に導き、該導いた光を球流下路
    形成部材に照射させるように構成したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技球の流下路を形成する球流下路形成
    部材を、前面枠の裏面側に備えてなる遊技機において、 前記流下路形成部材を光透過性を有する部材で構成する
    と共に、光を受けることにより汚れ物質を分解可能な光
    触媒層を球流下路形成部材の表面に設け、 球流下路形成部材の外部から光触媒層に光を照射するこ
    とにより光触媒層を活性化し、光触媒層の表面に付着し
    た汚れ物質の分解を促進するように構成したことを特徴
    とする遊技機。
  5. 【請求項5】 前記光触媒層を、酸化チタンを含有し流
    下路形成部材の表面を覆うコーティング層により構成し
    たことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記
    載の遊技機。
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