JP2000070509A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000070509A
JP2000070509A JP11270143A JP27014399A JP2000070509A JP 2000070509 A JP2000070509 A JP 2000070509A JP 11270143 A JP11270143 A JP 11270143A JP 27014399 A JP27014399 A JP 27014399A JP 2000070509 A JP2000070509 A JP 2000070509A
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JP
Japan
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frame
holding frame
front frame
transparent plate
opening
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JP11270143A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤面の保守点検作業をより容易にする。 【構成】 遊技盤18が取付けられる前面枠3に、ガラ
ス板19が固定される開口を有するガラス板保持枠13
を開閉可能に取付ける。ガラス板保持枠13は、前面枠
3の一方側の端部を支軸として、前面枠3の他方側の端
部の前方から開閉する。前面枠3がその両端にわたり開
放されるために、遊技盤18の保守点検作業が容易に行
なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機など
によって代表される弾球遊技機に関し、特に、弾球遊技
機の枠体部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機として従来から一般
的に知られているものとして、機枠と、ほぼ中央部に窓
孔が設けられた額縁状の前面枠とが備えられ、この窓孔
の裏面部分の前面枠に遊技盤が固定されるとともに、窓
孔部分にガラス板などの透明板が、金枠構造によって開
閉可能に取付けられたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの種の従来の
弾球遊技機では、遊技盤面が透明板よりも若干奥に引っ
込んでおり、しかもこの透明板の部分のみが開閉可能で
あるために、遊技盤面にたとえば玉詰まりなどの障害が
発生した場合に、その箇所によってはその復旧のための
作業が面倒であるという問題点があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、遊技機の保守、点検作業をより容易
にすることができる弾球遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の弾球遊技機は、
機枠と、該機枠の前面に取付けられ、遊技盤が固定され
る前面枠と、ほぼ中央に透明板が固定された開口を有
し、前記遊技盤の盤面上に該開口が位置するように前記
前面枠の前面を覆って前記前面枠に開閉可能に取付けら
れる透明板保持枠とを含み、該透明板保持枠は、前記前
面枠の一方側の端部あるいはその近傍を支軸として、前
記前面枠の他方側の端部までを覆うように構成されてい
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の弾球遊技機では、透明板保持枠は前面
枠の一方側の端部あるいはその近傍を支軸として、前面
枠の他方までを覆うように構成されている。したがって
透明板保持枠の開成時には前面枠の前方全体がそのほぼ
両端にわたって開放される。
【0007】
【実施例】以下本発明の弾球遊技機の一例のパチンコ遊
技機を、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明
の弾球遊技機は、パチンコ遊技機に限らず、アレンジボ
ールなどのその他弾球遊技機一般に対しても適用するこ
とができる。また、以下の実施例では通常のパチンコ遊
技機を実施例として説明するが、コイン式、あるいはカ
ード式の弾球遊技機に対しても本発明を応用してもよ
い。
【0008】図1を参照して、本発明の一実施例のパチ
ンコ遊技機1は、機枠2と、機枠2に対して前面枠回動
軸6a、6bによって回動可能に取付けられた前面枠3
と、前面枠3に対して、前面枠3の軸取付け板38と、
ガラス保持枠回動軸17a、17bとによって規定され
る回動軸を中心に回動可能に取付けられた透明板保持枠
の一例のガラス保持枠13と、前面枠3に対して、軸取
付け板38、前面板回動軸12a、12bにより規定さ
れる回動軸を中心として回動可能に取付けられた前面板
7とを含む。
【0009】図1および図2を参照して、前面枠3の中
央部分には窓枠状の開口部が設けられており、ここに遊
技盤18が取付けられる。前面板7によって覆われる部
分には、パチンコ玉を遊技盤18の遊技領域に発射する
ための打球発射装置50が設けられている。前面板7よ
りも下方の前面枠3の前面部分には、打球発射装置50
を操作するための打球操作ハンドル4と、余剰玉受皿5
とが設けられている。
【0010】図1および図2を参照して、前面板7の前
面側には、打球発射装置に打玉を供給するための打球供
給皿8が設けられており、打球供給皿8内に向けて開口
する、図示されない玉払出装置に連結される景品玉払出
口9が形成されている。打球供給皿8の下部には、遊技
の効果音などを発生するためのスピーカ10が設けられ
ている。また打球供給皿8の上方には、玉抜きレバー1
1が設けられている。この玉抜きレバー11は、図2に
示される玉抜き装置48を動作させるためのものであ
る。なお図2において49は、打球供給皿8から供給さ
れるパチンコ玉を1つずつ打球発射装置50に供給する
ための打球供給装置である。
【0011】図1および図2を参照して、ガラス保持枠
13の中央の開口部は、前面枠3に取付けられた遊技盤
18の遊技領域を遊技者に対して露呈するような位置と
なっている。この開口部には、複層ガラス19が、周枠
20および半透明の蛍光管収納枠14を介して取付けら
れている。蛍光管収納枠14内には、開口部を囲うよう
に、各々L字型をした蛍光管15a〜15dが着脱可能
に取付けられており、蛍光管収納枠14は装飾カバー部
材としての機能を果たす。
【0012】図5は、ガラス保持枠13の裏面図であ
る。図2および図5を参照して、蛍光管収納枠14は、
ビス穴14bが多数形成された、ガラス保持枠13への
取付部14aを有し、さらに、蛍光管15a〜15dを
支持するための取付部14aに固定された薄い鋼板など
から形成される弾性のある蛍光管支持部材24を含む。
蛍光管収納枠14の4辺の各々の中央部には、取付ボス
14dが設けられており、この取付ボス14dには、複
層ガラス19の周枠20をこの蛍光管収納枠14に固定
するための周枠押さえ部材22がビス23によって回動
可能に取付けられている。各蛍光管15a〜15dはそ
れぞれ接続線25およびコネクタ26で接続されてお
り、蛍光管15aおよび15dの一端からはそれぞれ接
続線25が引出されて図2に示されるように前面枠3に
形成された配線引出し孔27を介して図示されない変圧
器に接続されている。
【0013】図6を参照して、蛍光管15a〜15dの
蛍光管収納枠14への取付方法および、周枠20の蛍光
管収納枠14への取付方法について詳述する。
【0014】図6(a)は、図5の断面VIaにおける
矢印方向の一部断面図である。図6(a)を参照して、
ガラス保持枠13の開口部周囲に嵌合する蛍光管収納枠
14は、断面がほぼU字型をしている。蛍光管収納枠1
4の外周部に沿って、ガラス保持枠13の裏面と平行な
取付け部14aが形成されている。取付け部14aに
は、前述のように多数のビス孔14bが形成されてお
り、このビス孔14bにビスを挿入してガラス保持枠1
3と螺合させることにより蛍光管収納枠14がガラス保
持枠13に固定される。蛍光管収納枠14の中央部分の
開口部には複層ガラス19が取付けられた周枠20が裏
側から嵌め込まれる。蛍光管収納枠14の開口部周囲に
は、周枠20が遊技機表面側に外れるのを規制するため
の規制部14cが形成されている。
【0015】蛍光管収納枠14には、蛍光管15a〜1
5dを固定するための蛍光管支持部材24が固定されて
いる。この蛍光管支持部材24は断面がほぼJ字型をし
ているとともに、前述のように弾性のある材料で形成さ
れている。したがって蛍光管支持部材24を変形させる
ことにより蛍光管15a〜15dを蛍光管収納枠14に
対し着脱することが自在となっている。
【0016】なお、図6(a)に示されるように、複層
ガラス19は内ガラス21aと外ガラス21bとからな
っている。
【0017】図6(b)は、図5の断面VIbにおける
矢印方向の部分断面図である。図6(b)を参照して、
前述のように蛍光管収納枠14の各辺の中央部には、取
付ボス14dが形成されており、その上面には周枠押さ
え部材22がビス23により回動可能に取付けられてい
る。蛍光管収納枠14の内側の周壁部分の各辺の中央部
分であって取付ボス14dに対応する位置には、周枠押
さえ部材22の先端が挿入可能な長孔14eがそれぞれ
形成されている。蛍光管収納枠14の開口部に嵌合する
周枠20の、長孔14eと接する部分にも係止溝20a
が形成されており、周枠押さえ部材22先端を長孔14
eおよび係止溝20aに回動して挿入することにより周
枠20および複層ガラス19が蛍光管収納枠14に固定
される。
【0018】このように遊技盤18の周囲に蛍光管15
a〜15dを配し、さらに各蛍光管15a〜15dをカ
バーするように、装飾カバー部材である半透明の蛍光管
収納枠14を設けることにより、遊技時、遊技盤18の
周囲を明るく照明することができ、遊技盤18を見やす
くすることができる。さらに、遊技盤18の周囲を装飾
カバー部材である蛍光管収納枠14で点灯装飾すること
ができ、遊技者の注意を遊技盤18に引きつけることが
でき、遊技の興趣をより高めることができるという効果
がある。
【0019】図1を参照して、ガラス保持枠13の前面
上部には、枠ランプ16が取付けられている。なお、こ
の枠ランプ16を、ガラス保持枠13ではなく前面枠3
に設け、ガラス保持枠13の、枠ランプ16に対応する
部分に開口部を設けるか、あるいはこの部分を切欠くよ
うにしてもよい。
【0020】図2および図5を参照して、枠ランプ16
のランプ29は、ガラス保持枠13の裏面に固定された
ランプ基板28に取付けられている。ランプ基板28か
らは、接続線38がコネクタ30を介して引きだされ、
図2に示されるように前面枠3の配線引出し孔27を介
して図示されない遊技制御基板のランプ駆動回路に接続
されている。
【0021】図3は、前面枠3の裏面図である。図3を
参照して、前面枠3の中央の、遊技盤18が嵌め込まれ
る開口部周囲には、遊技盤18を固定するための遊技盤
保持部材45が設けられている。各遊技盤保持部材45
はほぼL字型の部材からなり、その屈曲部を前面枠3の
裏面に回動可能に固定して形成されている。また、前面
枠3の裏面には、図示されない玉タンク、玉誘導レー
ル、賞品玉払出装置、玉誘導径路などが設けられた機構
板を係止するための機構板係止用突起47が複数個設け
られており、図3における前面枠3の裏面右側の上部お
よび下部に設けられた機構板支持軸46a、46bによ
って機構板を回動支持しながら機構板係止用突起47に
よって機構板を前面枠3の裏面に固定するようになって
いる。遊技盤18の配線引出し孔27から引出された接
続線25は、機枠2の底部に設けられた変圧器44に接
続されている。この様に接続線29を支軸側から引き出
しているために、接続線の長さを短くでき、またガラス
保持枠等の開閉にともなって接続線の動く範囲も狭くな
り、開閉の際に接続線を枠にはさんだりする恐れもな
く、断線等の不都合も極力防止できる。
【0022】図4は、機枠2への前面枠3の取付方法、
および前面枠3へのガラス保持枠13および前面板7の
取付方法を示す模式図である。図4を参照して、機枠2
の図示左側上部には軸取付板42が設けられ、軸取付板
42から機枠2の前方側に突出して形成された部材の上
面に前面枠3を回動させるための前面枠回動軸6aが形
成されている。同様に機枠2の左側下部にも軸取付板4
3が取付けられ、その先端部分には前面枠3を支持して
回動させるための前面枠回動軸6bが設けられている。
【0023】前面枠3の上辺の、図示左端には、機枠2
の前面枠回動軸6aが挿入される軸受孔39aを有する
軸受板40が取付けられている。軸受板40の下部の前
面枠3は表面側に突き出しており、その下部にはガラス
保持枠13の回動軸となるガラス保持枠回動軸17aが
挿入される軸受溝34aが形成されている。
【0024】前面枠3の、ガラス保持枠13の下辺に対
応する部分には軸取付板38が固定されており、軸取付
板38から前面側に突き出した部材の上下に、それぞれ
ガラス保持枠13および前面板7に形成された軸受溝3
4b、35aに挿入されるガラス保持枠回動軸17aと
前面板回動軸12aとが形成されている。
【0025】前面枠3の、前面板7よりも下方の部分は
前面板7の表面と面一になるように突出しており、その
上辺の左端部分には、前面板7の下部に形成される前面
板回動軸12bが挿入される軸受溝35bが形成されて
いる。さらに前面枠3の下辺で、図4における左端部分
には、機枠2の前面枠回動軸6bが挿入される軸受孔3
9bを有する軸受板41が固定されている。
【0026】図4、図5を参照して、ガラス保持枠回動
軸17aは、ガラス保持枠13に形成された軸没入溝3
2に、付勢バネ33を介して取付けられている。同様に
図4に示されるように、前面板7の前面板回動軸12b
は、前面板7の下部に形成された軸没入溝36に、図示
しない付勢バネ37を介して取付けられている。ガラス
保持枠回動軸17a、前面板回動軸12bはそれぞれ、
圧力を加えられると軸没入溝32、36内に引込み、そ
れ以外の場合には上部に突出するようになっている。
【0027】図4を参照して、前面枠3は、軸受孔39
a、39bがそれぞれ機枠2の前面枠回動軸6a、6b
に対応する位置となるように、やや持ち上げながら機枠
2に近接させ、軸受孔39a、39b内に前面枠回動軸
6a、6bが挿入されるように前面枠3をやや下降させ
ることにより機枠2に回動可能に取付けられる。このと
きの回動軸は、前面枠回動軸6a、6bを結んだ直線で
ある。同様にガラス保持枠13は、最初にガラス保持枠
回動軸17aを前面枠3の上部の軸受溝34aに挿入し
て上方に押し上げ、次に軸受溝34b内にガラス保持枠
回動軸17bを挿入することにより前面枠3に回動可能
に取付けられる。このとき、ガラス保持枠回動軸17a
が前述のように軸没入溝32に引込み可能であるため
に、ガラス保持枠13を上方に押し上げたときに、ガラ
ス保持枠回動軸17aを軸受溝34bの下部に位置させ
るだけの余裕が生じ、ガラス保持枠13の取付けを容易
にできる。また前面板7も、最初に前面板回動軸12b
を前面枠3の軸受溝35bに挿入して前面板7を下方に
押圧しながら前面板回動軸12aを前面板7の軸受溝3
5aに挿入することにより、前面枠3に回動可能に取付
けられる。ガラス保持枠13および前面板7の回動軸
は、それぞれ軸受溝34aとガラス保持枠回動軸17b
とを結んだ線分と、前面板回動軸12aと軸受溝35b
とを結んだ線分となる。
【0028】このように前面枠3を機枠2に回動可能に
取付け、さらに前面枠3の前面にガラス保持枠13と前
面板7とを回動可能に取付けた。またガラス保持枠13
は、従来のものと異なり回動軸と反対側の端部の前方か
ら開閉して前面枠3の前面部分を、その両端にわたり開
放することができる。そのために、従来のようにガラス
枠部分のみを開閉させるものよりも保守、点検が容易に
なるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の弾球遊技機では、
透明板保持枠の開成時には前面枠の前方全体が、そのほ
ぼ両端にわたって開放されるので前面枠の前方すべてを
容易に操作することができ、従来の開閉構造に比較し
て、保守点検作業を行なうことが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾球遊技機の一実施例であるパチンコ
遊技機の全体正面図である。
【図2】図1に示されるパチンコ遊技機の、前面枠およ
び前面板を開放した場合の形態を示す斜視正面図であ
る。
【図3】前面枠3の全体裏面図である。
【図4】前面枠の機枠2への取付方法、およびガラス保
持枠と前面板との前面枠3への取付方法を示す模式的斜
視図である。
【図5】ガラス保持枠の裏面図である。
【図6】ガラス保持枠の部分断面図である。
【符号の説明】
1はパチンコ機、2は機枠、3は前面枠、6a、6bは
前面枠回動軸、7は前面板、12a、12bは前面板回
動軸、13はガラス保持枠、14は蛍光管収納枠、15
a〜15dは蛍光管、17a、17bはガラス保持枠回
動軸、18は遊技盤、19は複層ガラス、20は周枠、
24は蛍光管支持部材、32、36は軸没入溝、33、
37は付勢バネ、34a、34b、35a、35bは軸
受溝、39a、39bは軸受孔をそれぞれ示す。
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機として従来から一般
的に知られているものとして、外枠(機枠ともいう)
と、ほぼ中央部に窓孔が設けられた額縁状の前面枠とが
備えられ、この窓孔の裏面部分の前面枠に遊技盤が固定
されるとともに、開口部分にガラス板などの透明板が保
持された透明板保持枠が前面枠に対し開閉可能に取付け
られたものがあった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、この種の従来の
弾球遊技機において、透明板保持枠に装飾用の発光源等
の何らかの電気部品を設け、透明板保持枠に新たな機能
を設けて透明板保持枠の付加価値を向上させたいという
ニーズがあった。しかし、このようなニーズに応えるべ
く透明板保持枠に電気部品を設けた場合には、その電気
部品からの電気配線を電源側に接続しなければならず、
その電気配線が前面側に露出して見苦しくなることがな
いようにその電気配線を処理する必要が新たに生じてく
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、透明板保持枠の付加価値を向上
させることができながらも電気配線を良好に処理するこ
とのできる弾球遊技機を提供することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、外枠に取付けられる前面枠と、透明板が位置する開
口を有し、前記前面枠に開閉可能に取付けられる透明板
保持枠と、該透明板保持枠に取付けられた電気部品とを
含み、前記前面枠には、前記電気部品からの電気配線を
引出すための配線引出部が形成されており、前記電気配
線が前記配線引出部を通って前記前面枠の裏面側に導か
れ、前記配線引出部は、前記透明板保持枠を開閉させる
ための枢支部側位置に設けられていることを特徴とす
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明
の構成に加えて、前記透明板保持枠は、前記前面枠に対
し着脱可能に設けられていることを特徴とする。請求項
3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の
発明の構成に加えて、前記透明板保持枠は、軸受部に挿
入されることにより前記透明板保持枠を前記前面枠に枢
支するための枢支軸をさらに含み、該枢支軸は突出した
状態と退避した状態とに変化可能に構成されていること
を特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、透明板保持
枠に電気部品が設けられ、その電気部品からの電気配線
を引出すための配線引出部が前面枠に形成されており、
電気配線がその配線引出部を通って前面枠の裏面側に導
かれる。また、前記配線引出部が、透明板保持枠を開閉
させるための枢支部側位置に設けられている。請求項2
に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に
加えて、透明板保持枠は、前面枠に対し着脱可能に設け
られている。請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2に記載の発明の作用に加えて、軸受部に
挿入されることにより透明板保持枠を前面枠に枢支する
ための枢支軸が、突出した状態と退避した状態とに変化
可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】前面枠3の、ガラス保持枠13の下辺に対
応する部分には軸取付板38が固定されており、軸取付
板38から前面側に突き出した部材の上下に、それぞれ
ガラス保持枠13および前面板7に形成された軸受溝3
4b、35aに挿入されるガラス保持枠回動軸17b
前面板回動軸12aとが形成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】前記機枠2により、外枠が構成されてい
る。本願の大元の原出願(特願平4−223099号)
の段落番号0011,0019,図1,図2,図5にも
示されているように、枠ランプ16,蛍光管15a〜1
5dにより、前記透明板保持枠に設けられた電気部品が
構成されている。原出願の段落番号0012,図2にも
示されているように、前記前面枠には、前記電気部品か
らの電気配線(接続線25)を引出すための配線引出部
(配線引出孔27)が形成されており、前記電気配線が
前記配線引出部を通って前記前面枠の裏面側に導かれて
いる。また、前記配線引出部は、前記透明板保持枠を開
閉させるための枢支部側位置(図2の左側位置)に設け
られている。原出願の段落番号0026,0027,図
4にも示されているように、前記透明板保持枠は、前記
前面枠に対し着脱可能に設けられている。また、軸受部
(軸受溝34a)に挿入されることにより透明板保持枠
を前面枠に枢支するための枢支軸(ガラス保持枠回動軸
17a)が、突出した状態と退避した状態とに変化可能
である。
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、透明
板保持枠に電気部品が設けられているために、透明板保
持枠の付加価値を向上させることができる。また、その
電気部品からの電気配線を引出すための配線引出部が前
面枠に形成されており、その電気配線が配線引出部を通
って前記前面枠の裏面側に導かれるために、電気配線を
弾球遊技機の前面側に露出させることなく前面枠の裏面
側に導くことが可能となり、透明板保持枠の付加価値を
向上させながらも電気配線を良好にまとめて処理するこ
とが可能となる。しかも、透明板保持枠を開閉させるた
めの枢支部側位置に配線引出部が設けられているため
に、透明板保持枠を開閉したとしても電気配線が大きく
引っ張られて切断されてしまう不都合を極力防止でき
る。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載
の発明の効果に加えて、透明板保持枠が前面枠に対し着
脱可能に設けられているために、透明板保持枠を新たな
ものに取替える作業が行ないやすくなり、透明板保持枠
を新たなデザインのものに容易に交換できる。請求項3
に記載の本発明によれば、請求項1または請求項2に記
載の発明の効果に加えて、枢支軸が出退するために、そ
の出退を利用することにより枢支軸を軸受部に挿入させ
る組付け作業が容易となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、 該機枠の前面に取付けられ、遊技盤が固定される前面枠
    と、 ほぼ中央に透明板が固定された開口を有し、前記遊技領
    域上に該開口が位置するように前記前面枠の前面を覆っ
    て前記前面枠に開閉可能に取付けられる透明板保持枠と
    を含み、 該透明板保持枠は、前記前面枠の一方側の端部あるいは
    その近傍を支軸として、前記前面枠の他方側の端部まで
    を覆うように構成されていることを特徴とする、弾球遊
    技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185485U (ja) * 1985-05-14 1986-11-19
JPH0568737A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Heiwa Corp パチンコ機

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