JP2000068907A - ダイバーシチ受信装置および方法および記録媒体 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置および方法および記録媒体

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JP2000068907A
JP2000068907A JP10233051A JP23305198A JP2000068907A JP 2000068907 A JP2000068907 A JP 2000068907A JP 10233051 A JP10233051 A JP 10233051A JP 23305198 A JP23305198 A JP 23305198A JP 2000068907 A JP2000068907 A JP 2000068907A
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reception
antenna
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receiving
reception level
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Hideaki Yamamoto
英朗 山本
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Yoshimitsu Otani
佳光 大谷
Hideki Nakajima
秀樹 中嶋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 途絶のない高品質な通信品質を実現する。 【解決手段】 現時点の信号受信状況だけではなく、今
後の信号受信状況を推定して複数の受信系統のいずれか
を選択する。このとき、複数の受信系統のそれぞれにつ
いて現時点および今後の信号受信状況の良否に関する等
級をそれぞれ設定し、この等級にしたがって複数の受信
系統のそれぞれについて受信時間比を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信に利用す
る。本発明は移動無線通信に利用するに適する。本発明
はダイバーシチ受信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信では、フェージングによって受
信レベルが急激に落ち込む場合があり、高品質な通信を
行う上で障害となる。フェージングによる影響を軽減す
る技術として、従来、ダイバーシチ受信が適用されてい
る。これは複数の独立に変動する電波を受信し、包絡線
レベルの大きい方を選択受信することによって受信レベ
ルが急激に落ち込む確率を低減させるという技術であ
る。複数の独立に変動するフェージング波を得るための
ブランチ構成法としては、空間、偏波、角度、周波数お
よび時間を利用する方法がある。
【0003】すなわち、空間を隔てて配置された複数の
アンテナを用いる空間ダイバーシチ、同一地点に設置さ
れた偏波方向の異なる複数のアンテナあるいは偏波方向
を切替えることができるアンテナを用いる偏波ダイバー
シチ、同一地点に設置された指向方向の異なる複数のア
ンテナあるいは指向方向を切替えることができるアンテ
ナを用いる角度ダイバーシチ、複数の送受信周波数を用
いる周波数ダイバーシチ、異なる受信タイミングを用い
る時間ダイバーシチなどがある。
【0004】ここで、ダイバーシチ受信技術の一つとし
て、空間を利用したアンテナ切替受信法を例に挙げて説
明する。これは空間的に十分離した複数系統のアンテナ
を用い、それを切替えて1台の受信機によって受信する
技術である。フェージング受信波の包絡線レベルがある
定められた切替レベル以下になったとき、他のアンテナ
に切替えて受信する。
【0005】切替アルゴリズムとしては以下の二通りが
用いられている。一つは、切替レベル以上の包絡線レベ
ルのアンテナを探し続けるSE(Switch-and-Examine)法
である。この方法では、受信レベルが切替レベルを下回
っているときは等時間間隔で交互に受信する。他の方法
は一旦切替えると切替レベルであっても新しいアンテナ
でそのまま受信するSS(Switch-and-Stay) 法である。
各方法を用いた場合の受信レベル包絡線を図11および
図12に示す。図11はSE法による受信レベルの包絡
線を示す図である。図12はSS法による受信レベルの
包絡線を示す図である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では切替基準となる受信レベルに近いレベルであ
ってもそのままアンテナで受信するため、通信が中断さ
れることもある。また、受信レベルの変動が激しい場合
は、その都度アンテナ切替を行わなければならず、雑音
が頻繁に発生する。特に、受信機を人に持たせ、移動経
路を把握するようなシステムにおいては、移動時間全体
にわたって、通信途絶のない、高品質な通信が要求され
る。従来の技術のみでは、これらすべての問題点を解決
するのは困難である。
【0007】すなわち、現時点の各アンテナにおける信
号受信状況だけではなく、今後の各アンテナにおける信
号受信状況を推定し、信号受信状況の変化に迅速に対応
することができるダイバーシチ受信装置が要求される。
ここでは、複数のアンテナを用いる空間ダイバーシチを
例にとり説明したが、周波数、時間、偏波、角度などを
用いる他のダイバーシチ方式についても同様な問題があ
る。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、信号受信状況の変化に迅速に対応することが
できるダイバーシチ受信装置を提供することを目的とす
る。本発明は、通信の途絶のない高品質な通信品質を実
現することができるダイバーシチ受信装置を提供するこ
とを目的とする。本発明は、移動通信に適するダイバー
シチ受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点はダ
イバーシチ受信装置であって、複数の受信系統と、この
受信系統の切替手段と、この複数の受信系統の信号受信
状況をそれぞれ観測する手段と、この観測する手段の観
測結果にしたがって前記切替手段が切替えを行う受信系
統を選択する手段とを備えたダイバーシチ受信装置であ
る。
【0010】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記選択する手段は、前記観測する手段の観測結果にした
がって前記複数の受信系統のそれぞれについて今後の信
号受信状況を推定する手段を含むところにある。
【0011】このように、現時点の信号受信状況だけで
はなく、今後の信号受信状況を推定して複数の受信系統
のいずれかを選択することにより、途絶のない高品質な
通信品質を実現することができる。なお、複数の受信系
統としては、複数のアンテナを用いるもの、複数の周波
数を用いるもの、複数の時間を用いるもの、複数の偏波
方向を用いるもの、複数の指向方向を用いるものなどを
適用することができる。
【0012】前記推定する手段は、前記複数の受信系統
のそれぞれの受信レベルの差、受信レベルの平均変化率
の差、受信レベルおよび受信レベルの平均変化率とその
閾値との比較結果にしたがって当該複数の受信系統の今
後の信号受信状況を予測する手段を含むことが望まし
い。
【0013】すなわち、現在選択している受信系統の受
信レベルが他の受信系統よりも大きい場合でも、その受
信レベルの平均変化率をみることにより、現在受信レベ
ルが他の受信系統よりも大きい受信系統が、やがて、他
の受信系統よりも受信レベルが小さくなるといった事態
を予測し、この予測結果にしたがって最適なダイバーシ
チ受信を行うことができる。
【0014】前記選択する手段は、前記推定する手段の
推定結果にしたがって、前記複数の受信系統のそれぞれ
について現時点および今後の信号受信状況の良否に関す
る等級をそれぞれ設定する手段と、この等級にしたがっ
て前記複数の受信系統のそれぞれについて受信時間比を
設定する手段とを含むことが望ましい。
【0015】例えば、現在選択している受信系統が、や
がて、他の受信系統よりも低い受信レベルとなる可能性
が予測される場合には、現在選択している受信系統と、
今後、受信レベルが逆転しそうな受信系統との受信時間
比を小さく設定しておくことにより、予測される逆転に
迅速に対応することができる。また、現在選択している
受信系統が、今後も長い期間にわたり他の受信系統より
も大きな受信レベルを維持することが予測される場合に
は、現在選択している受信系統と他の受信系統との受信
時間比を大きく設定しておけばよい。
【0016】本発明の第二の観点はダイバーシチ受信方
法であって、複数の受信系統の信号受信状況をそれぞれ
観測し、この観測結果にしたがって受信系統を選択する
ダイバーシチ受信方法である。
【0017】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記観測結果にしたがって前記複数の受信系統のそれぞれ
について今後の信号受信状況を推定するところにある。
【0018】前記今後の信号受信状況の推定は、前記複
数の受信系統のそれぞれの受信レベルの差、受信レベル
の平均変化率の差、受信レベルおよび受信レベルの平均
変化率とその閾値との比較結果にしたがって当該複数の
受信系統の今後の信号受信状況を予測することにより行
うことが望ましい。
【0019】また、前記受信系統の選択は、前記今後の
信号受信状況の推定結果にしたがって、前記複数の受信
系統のそれぞれについて現時点および今後の信号受信状
況の良否に関する等級をそれぞれ設定し、この等級にし
たがって前記複数の受信系統のそれぞれについて受信時
間比を設定することにより行うことが望ましい。
【0020】本発明の第三の観点は、プログラム制御回
路を含むハードウェア装置にインストールすることによ
り、その装置が前記ダイバーシチ受信装置となるソフト
ウェアが記録された機械読取可能な記録媒体である。
【0021】これにより、例えば、コンピュータ装置に
当該ソフトウェアをインストールすることによって、こ
のコンピュータ装置を本発明のダイバーシチ受信装置と
して用いることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1を参照し
て説明する。図1は本発明実施例のダイバーシチ受信装
置の要部ブロック構成図である。
【0023】本発明はダイバーシチ受信装置であって、
二系統のアンテナAおよびBと、このアンテナAおよび
Bの切替手段であるアンテナ切替スイッチ11と、この
アンテナ切替スイッチ11により切替られたアンテナA
またはBが接続される受信回路12と、アンテナAおよ
びBの信号受信状況をそれぞれ観測する手段である受信
レベル検出部14と、この受信レベル検出部14の観測
結果にしたがってアンテナ切替スイッチ11が切替えを
行うアンテナAまたはBを選択する手段である判定回路
16とを備えたダイバーシチ受信装置である。
【0024】ここで、本発明の特徴とするところは、判
定回路16は、受信レベル検出部14の観測結果にした
がって二系統のアンテナAおよびBのそれぞれについて
今後の信号受信状況を推定するところにある。
【0025】判定回路16は、二系統のアンテナAおよ
びBのそれぞれの受信レベルの差、受信レベルの平均変
化率の差、受信レベルおよび受信レベルの平均変化率と
その閾値との比較結果にしたがって当該二系統のアンテ
ナAおよびBの今後の信号受信状況を予測する手段とし
ての比較回路15および記憶回路17を含む。
【0026】判定回路16は、前記推定結果にしたがっ
て、二系統のアンテナAおよびBのそれぞれについて現
時点および今後の信号受信状況の良否に関する等級をそ
れぞれ設定し、この等級にしたがってアンテナAおよび
Bのそれぞれについて受信時間比を設定する。
【0027】検波器13は受信回路12から出力される
受信信号を復調する。また、電源回路18は各部に電源
を供給する。
【0028】なお、プログラム制御回路を含むハードウ
ェア装置にインストールすることにより、その装置が本
発明のダイバーシチ受信装置となるソフトウェアが記録
された機械読取可能な記録媒体としてのハードディスク
装置、フロッピディスク、CD−ROMなどと、この記
録媒体を読取可能なコンピュータ装置とによって本発明
のダイバーシチ受信装置を実現することができる。
【0029】
【実施例】本発明実施例を図1ないし図7を参照して説
明する。図2は各アンテナAおよびBを用いた場合の受
信レベルの大小関係および平均変化率の大小関係を示す
図である。本発明では、複数系統のアンテナの切替時間
比の判断基準を「受信レベルの大小」「受信レベルの差
が閾値を超えているか否か」「受信レベルの平均変化率
の大小関係」「受信レベルの平均変化率の差が閾値を超
えているか否か」としている。
【0030】アンテナAおよびBについてみたとき、受
信レベルの大小関係および平均変化率の大小関係は、以
下の(a)〜(p)の16通りの場合に分けられる。ま
た、判定回路16が以下の状態を判定することによって
アンテナAまたはBを切替える。 (a)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高く、その差は著しい。平均変化率の
差分も著しく大きく、受信レベルの大小関係は、当分の
間この状態を維持し、受信レベルの大小関係が逆転する
可能性は極めて低い。 (b)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高く、その差は著しい。平均変化率の
差分を考慮すると、当分の間この状態を維持し、受信レ
ベルの大小関係が逆転する可能性は低い。 (c)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高く、その差は著しい。しかし、平均
変化率はアンテナBの方が高く、かつ、差分も著しく大
きい。受信レベルの大小関係は、当分の間この状態を維
持するが、受信レベルの大小関係が逆転する可能性もあ
る。 (d)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高く、その差は著しい。しかし、平均
変化率はアンテナBの方が高いが、その差が著しいとは
言えない。受信レベルの大小関係は、当分の間この状態
を維持するが、受信レベルの大小関係が逆転する可能性
もある。 (e)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高いが、その差が著しいとはいえな
い。ただ、平均変化率はアンテナAの方が高く、その差
は著しい。受信レベルの大小関係は、当分の間この状態
を維持し、受信レベルの大小関係が逆転する可能性もあ
る。 (f)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高いが、その差が著しいとはいえな
い。平均変化率はアンテナAの方が高いが、その差が著
しいとはいえない。受信レベルの大小関係は、当分の間
この状態を維持するが、受信レベルの大小関係が逆転す
る可能性もある。 (g)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高いが、その差が著しいとはいえな
い。平均変化率はアンテナBの方が高く、かつ、差分も
著しく大きい。今後、受信レベルの大小関係が逆転する
可能性が極めて高い。 (h)アンテナAによる受信レベルがアンテナBによる
受信レベルよりも高いが、その差が著しいとはいえな
い。平均変化率はアンテナBの方が高い。今後、受信レ
ベルの大小関係が逆転する可能性が高い。
【0031】上記(a)から(h)において、アンテナ
AとアンテナBを互いに読み替えた状態をそれぞれ、
(i)、(j)、(k)、(l)、(m)、(n)、
(o)、(p)とする。
【0032】このとき、アンテナAとアンテナBの受信
時間比は(a)(b)の場合N:1、(c)(d)の場
合M:1、(e)〜(h)の場合1:1、(i)(j)
の場合1:N、(k)(l)の場合1:M、(m)〜
(p)の場合1:1とする。ただし、NおよびMは正の
数とし、N>Mである。また、(i)〜(p)は、アン
テナAとアンテナBを互いに読み替えたものにつき、図
示を省略している。また、受信レベルの差の閾値、受信
レベルの平均変化率の差の閾値、M、Nの設定は、本発
明にかかる受信機の使用状況、例えば、受信機の移動速
度、受信機の信号対雑音比(S/N比)等によって、受
信機の利用者がそれらの値を設定するものとする。
【0033】以上のフローを図3および図4に示す。図
3および図4は本発明実施例のアンテナ選択則を示すフ
ローチャートである。当該フローチャートにおいて、判
断は、アンテナAによる受信レベルがアンテナBによ
る受信レベルよりも高いか否かの判断である。判断
は、アンテナAによる受信レベルとアンテナBによる受
信レベルの差が閾値Pthよりも大きいか否かの判断で
ある。判断は、アンテナAによる受信レベルの平均変
化率がアンテナBによる受信レベルの平均変化率よりも
高いか否かの判断である。判断は、アンテナAによる
受信レベルの平均変化率とアンテナBによる受信レベル
の平均変化率の差が閾値|dP/dt|thよりも大き
いか否かの判断である。判断は、電界強度の測定が終
了したか否かの判断である。
【0034】次に、本発明のダイバーシチ受信装置の実
際の運用例を図5ないし図7を参照して説明する。図5
ないし図7は横軸に時刻をとり縦軸に受信レベルをと
る。本発明実施例では、受信レベルの大小関係に関する
閾値Pthを、アンテナAによる受信レベルP(A)と
アンテナBによる受信レベルP(B)の差 |P(A)−P(B)| で定義する。また、受信レベルの平均変化率の大小関係
に関する閾値|dP/dt|thを、アンテナAによる
受信レベルの平均変化率dP(A)/dtとアンテナB
による受信レベルの平均変化率dP(B)/dtの差 |dP(A)/dt−dP(B)/dt| で定義する。
【0035】受信機が受信レベルを時々刻々測定する過
程において、基本的には、アンテナA、アンテナBが交
互に受信するが、受信レベルに著しい差がみられたと
き、すなわち、Pthを超えた場合は受信レベルの高い
アンテナに偏った受信時間比とする。アンテナA、Bの
受信時間比は、各アンテナにおける受信レベルの大小関
係、受信レベルの差分が閾値以下/以上、各アンテナの
受信レベルの平均変化率の大小関係、および、平均変化
率の差分が閾値以下/以上を勘案して決定される。
【0036】図5の運用例では、アンテナAを用い、受
信機は時刻t0において受信レベルを測定し、その値を
P0(A)とする。時刻t0では受信レベルの比較対象
がないので、P0(A)というデータをそのまま記憶回
路17に格納する。判定回路16は時刻t1においてア
ンテナをアンテナBに切替えて受信レベルを測定し、そ
の値をP1(B)とする。ここに、数字は時刻、
(A)、(B)はそれぞれ、アンテナAを用いたもの、
アンテナBを用いたものを表す。時刻t1で比較回路1
5はP0(A)とP1(B)を比較する。図5より明ら
かなように、 P0(A)>P1(B) |P1(B)−P0(A)|>Pth であるから、判定回路16は「受信レベルに著しい差が
みられ、以後当分の間、アンテナAの受信レベルがアン
テナBの受信レベルよりも高い状態を維持する」と判断
する。以後、判定回路16はアンテナAとアンテナBの
受信時間比を3:1としてアンテナ切替スイッチ11を
操作する。
【0037】アンテナAを用い、受信機は時刻t2にお
いて受信レベルP2(A)、時刻t3において受信レベ
ルP3(A)、時刻t4において受信レベルP4(A)
を測定する。このとき、判定回路16は受信レベルP3
(A)とP4(A)を基に、平均変化率dP(A)/d
tを算出し、計算用ワークエリアに格納する。時刻t5
において受信アンテナをアンテナBに切替えて受信レベ
ルP5(B)を測定し、記憶装置に格納する。比較回路
15はその値を受信レベルP4(A)と比較する。図5
より明らかなように、 P4(A)<P5(B) |P5(B)−P4(A)|>Pth dP(A)/dt=(P4(A)−P3(A))/(t
4−t3)<0 dP(B)/dt=(P5(B)−P1(B))/(t
5−t1)>0 |dP(A)/dt−dP(B)/dt|>|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナBの受信レベ
ルがアンテナAの受信レベルよりも高く、かつ、その差
は著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較
しても、アンテナAがアンテナBよりも大きく、かつ、
その差分が著しく大きいことから、当分の間、アンテナ
Bの受信レベルがアンテナAの受信レベルよりも高い状
態を維持し、受信レベルの大小関係が逆転する可能性は
極めて低い」と判断する。これ以降、判定回路16はア
ンテナAとアンテナBの受信時間比を1:7とし、アン
テナBに著しく偏らせてアンテナ切替スイッチ11を操
作する。
【0038】アンテナBを用い、時刻t6においてP6
(B)、時刻t7においてP7(B)、時刻t8におい
てP8(B)、時刻t9においてP9(B)、時刻t1
0においてP10(B)、時刻t11においてP11
(B)、時刻t12においてP12(B)を測定する。
このとき、判定回路16はP11(B)とP12(B)
から受信レベルの平均変化率dP(B)/dtを計算
し、記憶回路17に格納する。時刻t13において受信
アンテナをアンテナAに切替えてP13(A)を測定
し、記憶回路17に格納する。比較回路15はその値を
受信レベルP12(B)と比較する。図5より明らかな
ように、 P12(B)>P13(A) |P13(A)−P12(B)|>Pth dP(A)/dt=(P13(A)−P4(A))/
(t13−t4)<0 dP(B)/dt=(P12(B)−P11(B))/
(t12−t11)<0 dP(A)/dt>dP(B)/dt |dP(A)/dt−dP(B)/dt|<|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナBの受信レベ
ルがアンテナAの受信レベルよりも高く、かつ、その差
は著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較
すると、アンテナAの方がアンテナBより高いものの、
その差が著しく大きいとはいえない。よって、当分の
間、アンテナBの受信レベルがアンテナAの受信レベル
よりも高い状態を維持するが、受信レベルの大小関係が
逆転する可能性もある」と判断する。これ以降、判定回
路16はアンテナAとアンテナBの受信時間比を1:3
とし、アンテナBへの偏りを緩和させてアンテナ切替ス
イッチ11を操作する。
【0039】図6の運用例では、アンテナBを用い、時
刻t14においてP14(B)、時刻t15においてP
15(B)、時刻t16においてP16(B)を測定す
る。このとき、判定回路16はP15(B)とP16
(B)から受信レベルの平均変化率dP(B)/dtを
計算し、記憶回路17に格納する。時刻t17で受信ア
ンテナをアンテナAに切替えてP17(A)を測定し、
記憶回路17に格納する。比較回路15はその値を受信
レベルP16(B)と比較する。図6より明らかなよう
に、 P16(B)>P17(A) |P17(A)−P16(B)|<Pth dP(A)/dt=(P17(A)−P13(A))/
(t17−t13)>0 dP(B)/dt=(P16(B)−P15(B))/
(t16−t15)<0 |dP(A)/dt−dP(B)/dt|>|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナAの受信レベ
ルがアンテナBの受信レベルよりも高いが、その差が著
しく大きいとはいえない。ただ、受信レベルの平均変化
率を比較すると、アンテナAの方がアンテナBより高
く、その差は著しく大きい。よって、当分の間、アンテ
ナAの受信レベルがアンテナBの受信レベルよりも高い
状態を維持するが、受信レベルの大小関係が逆転する可
能性もある」と判断する。これ以降、判定回路16は、
アンテナAとアンテナBの受信時間の比を1:1として
アンテナ切替スイッチ11を操作する。
【0040】アンテナBを用い、時刻t18においてP
18(B)を測定する。このとき、P16(B)とP1
8(B)から平均変化率dP(B)/dtを計算し、記
憶回路17に格納する。また、比較回路15はP18
(B)とP17(A)を比較する。図6より明らかなよ
うに、 P17(A)>P18(B) |P18(B)−P17(A)|>Pth dP(A)/dt=(P17(A)−P13(A))/
(t17−t13)>0 dP(B)dt=(P18(B)−P16(B))/
(t18−t16)<0 |dP(A)/dt−dP(B)/dt|>|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナAの受信レベ
ルがアンテナBの受信レベルより高く、かつ、その差は
著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較し
ても、アンテナAの方がアンテナBよりも大きく、か
つ、その差分が著しく大きいことから、当分の間、アン
テナBの受信レベルがアンテナAの受信レベルよりも高
い状態を維持し、受信レベルの大小関係が逆転する可能
性は極めて低い」と判断する。これ以降、判定回路16
はアンテナAとアンテナBの受信時間比を7:1とし、
アンテナAに著しく偏らせてアンテナ切替スイッチ11
を操作する。
【0041】アンテナAを用い、時刻t19においてP
19(A)、時刻t20においてP20(A)、時刻t
21においてP21(A)、時刻t22においてP22
(A)、時刻t23においてP23(A)、時刻t24
においてP24(A)、時刻t25においてP25
(A)を測定する。このとき、判定回路16はP24
(A)とP25(A)から平均変化率dP(A)/dt
を計算し、記憶回路17に格納する。時刻t26で受信
アンテナをアンテナBに切替えてP26(B)を測定
し、記憶回路17に格納する。比較回路15はその値を
受信レベルP25(A)と比較する。図6より明らかな
ように、 P25(A)>P26(B) |P26(B)−P25(A)|>Pth dP(A)/dt=(P25(A)−P24(A))/
(t25−t24)<0 dP(B)/dt=(P26(B)−P18(B))/
(t26−t18)<0 dP(A)/dt<dP(B)/dt |dP(A)/dt−dP(B)/dt|<|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナAの受信レベ
ルがアンテナBの受信レベルよりも高く、かつ、その差
は著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較
すると、アンテナBの方がアンテナAよりも高いもの
の、その差が著しく大きいとはいえない。よって、当分
の間、アンテナAの受信レベルがアンテナBの受信レベ
ルよりも高い状態を維持するが、受信レベルの大小関係
が逆転する可能性もある」と判断する。これ以降、判定
回路16はアンテナAとアンテナBの受信時間比を3:
1とし、アンテナAへの偏りを緩和させてアンテナ切替
スイッチ11を操作する。
【0042】図7の運用例では、アンテナAを用い、時
刻t27においてP27(A)、時刻t28においてP
28(A)、時刻t29においてP29(A)を測定す
る。このとき、P28(A)とP29(A)から受信レ
ベルの平均変化率dP(A)/dtを計算し、記憶回路
17に格納する。時刻t30で受信アンテナをアンテナ
Bに切替えてP30(B)を測定し、記憶回路17に格
納する。比較回路15はその値を受信レベルP29
(A)と比較する。図7より明らかなように、P29
(A)>P30(B) |P30(B)−P29(A)|>Pth dP(A)/dt=(P29(A)−P28(A))/
(t29−t28)<0 dP(B)/dt=(P30(B)−P26(B))/
(t30−t26)>0 dP(A)/dt<dP(B)/dt |dP(A)/dt−dP(B)/dt|<|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナAの受信レベ
ルがアンテナBの受信レベルよりも高く、かつ、その差
は著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較
すると、アンテナBの方がアンテナAよりも高いもの
の、その差が著しく大きいとはいえない。よって、当分
の間、アンテナAの受信レベルがアンテナBの受信レベ
ルよりも高い状態を維持するが、受信レベルの大小関係
が逆転する可能性もある」と判断する。これ以降、判定
回路16はアンテナAとアンテナBの受信時間の比率を
3:1としてアンテナ切替スイッチ11を操作する。
【0043】アンテナAを用いて、時刻t31において
P31(A)、時刻t32においてP32(A)、時刻
t33においてP33(A)を測定する。このとき、P
32(A)とP33(A)から平均変化率dP(A)/
dtを計算し、記憶回路17に格納する。時刻t34で
受信アンテナをアンテナBに切替えてP34(B)を測
定し、記憶回路17に格納する。比較回路15はその値
を受信レベルP33(A)と比較する。図7より明らか
なように、 P33(A)>P34(B) |P34(B)−P33(A)|>Pth dP(A)/dt=(P33(A)−P32(A))/
(t33−t32)<0 dP(B)/dt=(P34(B)−P30(B))/
(t34−t30)<0 dP(A)/dt<dP(B)/dt |dP(A)/dt−dP(B)/dt|<|dP/d
t|th であるから、判定回路16は、「アンテナAの受信レベ
ルがアンテナBの受信レベルより高く、かつ、その差は
著しく大きい。また、受信レベルの平均変化率を比較す
ると、アンテナBの方がアンテナAより高いものの、そ
の差が著しく大きいとはいえない。よって、当分の間、
アンテナAの受信レベルがアンテナBの受信レベルより
も高い状態を維持するが、受信レベルの大小関係が逆転
する可能性もある」と判断する。これ以降、判定回路1
6はアンテナAとアンテナBの受信時間の比を3:1と
してアンテナ切替スイッチ11を操作する。以上が、本
発明を用いたダイバーシチ受信装置の運用例である。
【0044】(実施例まとめ)図8は本発明による受信
レベルの包絡線を示す図であり、横軸に時刻をとり縦軸
に受信レベルをとる。本発明を用いると、受信レベルの
包絡線の変化は図8のようになる。本発明を用いること
によって、測定時間全体にわたって高い受信レベルを維
持していることが見てとれる。
【0045】なお、受信レベルの測定時間間隔を短くす
ればそれだけ受信レベルの変動に対応した受信を行うこ
とができたり、高速な判定回路を用いることによって激
しいフェージングに追随したダイバーシチ受信を行うこ
とができる。また、受信時間比については、本発明実施
例では、1:1、3:1、7:1、1:3、1:7とし
たが、実際に用いる際には、受信機の使用状況に応じて
最適な値に設定することがよい。さらに本発明実施例で
は、受信レベルの平均変化率はアンテナ切替時直前の二
点を以て算出しているが、受信時間比7:1のとき、受
信した7回全ての値を採用し、最小二乗法を用いて近似
直線を求め、その傾きを以て大小比較してもよい。
【0046】図9は周波数ダイバーシチを用いる場合の
要部ブロック構成図であり、図10は時間ダイバーシチ
を用いる場合の要部ブロック構成図である。本発明実施
例は、ダイバーシチ受信方式のうち、空間を用いたアン
テナ切替受信法を用いた場合について述べたものである
が、図9に示すように、受信周波数の異なる二つの受信
回路22および22′を設けた周波数ダイバーシチを用
いて本発明のダイバーシチ受信装置を実現することがで
きる。また、図10に示すように、受信タイミング切替
回路23を設けた時間ダイバーシチを用いて本発明のダ
イバーシチ受信装置を実現することができる。また、図
1に示す本発明実施例のダイバーシチ受信装置のアンテ
ナAおよびBを同一位置に設置し、それぞれ受信偏波方
向が異なるアンテナを用いることにより偏波ダイバーシ
チを用いて本発明のダイバーシチ受信装置を実現するこ
とができる。同様に、図1に示す本発明実施例のダイバ
ーシチ受信装置のアンテナAおよびBを同一位置に設置
し、それぞれ指向方向が異なるアンテナを用いることに
より角度ダイバーシチを用いて本発明のダイバーシチ受
信装置を実現することができる。なお、偏波ダイバーシ
チおよび角度ダイバーシチについては1本のアンテナで
偏波方向の切替えが可能なアンテナあるいは1本のアン
テナで指向方向の切替えが可能なアンテナを用いても実
現することができる。このように、他のダイバーシチ受
信方式に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号受信状況の変化に迅速に対応し通信の途絶のない高
品質な通信品質を実現することができる。本発明は、移
動通信に適するダイバーシチ受信装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のダイバーシチ受信装置の要部ブ
ロック構成図。
【図2】各アンテナを用いた場合の受信レベルの大小関
係および平均変化率の大小関係を示す図。
【図3】本発明実施例のアンテナ選択則を示すフローチ
ャート。
【図4】本発明実施例のアンテナ選択則を示すフローチ
ャート。
【図5】本発明のダイバーシチ受信装置の実際の運用例
を示す図。
【図6】本発明のダイバーシチ受信装置の実際の運用例
を示す図。
【図7】本発明のダイバーシチ受信装置の実際の運用例
を示す図。
【図8】本発明による受信レベルの包絡線を示す図。
【図9】周波数ダイバーシチを用いる場合の要部ブロッ
ク構成図。
【図10】時間ダイバーシチを用いる場合の要部ブロッ
ク構成図。
【図11】SE法による受信レベルの包絡線を示す図。
【図12】SS法による受信レベルの包絡線を示す図。
【符号の説明】
11 アンテナ切替スイッチ 12、22、22′ 受信回路 13 検波器 14 受信レベル検出部 15 比較回路 16 判定回路 17 記憶回路 18 電源回路 21 周波数切替スイッチ 23 受信タイミング切替回路 A、B アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 佳光 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中嶋 秀樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K059 CC03 DD02 DD16 DD27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信系統と、この受信系統の切替
    手段と、この複数の受信系統の信号受信状況をそれぞれ
    観測する手段と、この観測する手段の観測結果にしたが
    って前記切替手段が切替えを行う受信系統を選択する手
    段とを備えたダイバーシチ受信装置において、 前記選択する手段は、前記観測する手段の観測結果にし
    たがって前記複数の受信系統のそれぞれについて今後の
    信号受信状況を推定する手段を含むことを特徴とするダ
    イバーシチ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記推定する手段は、前記複数の受信系
    統のそれぞれの受信レベルの差、受信レベルの平均変化
    率の差、受信レベルおよび受信レベルの平均変化率とそ
    の閾値との比較結果にしたがって当該複数の受信系統の
    今後の信号受信状況を予測する手段を含む請求項1記載
    のダイバーシチ受信装置。
  3. 【請求項3】 前記選択する手段は、前記推定する手段
    の推定結果にしたがって、前記複数の受信系統のそれぞ
    れについて現時点および今後の信号受信状況の良否に関
    する等級をそれぞれ設定する手段と、この等級にしたが
    って前記複数の受信系統のそれぞれについて受信時間比
    を設定する手段とを含む請求項1または2記載のダイバ
    ーシチ受信装置。
  4. 【請求項4】 複数の受信系統の信号受信状況をそれぞ
    れ観測し、この観測結果にしたがって受信系統を選択す
    るダイバーシチ受信方法において、 前記観測結果にしたがって前記複数の受信系統のそれぞ
    れについて今後の信号受信状況を推定することを特徴と
    するダイバーシチ受信方法。
  5. 【請求項5】 前記今後の信号受信状況の推定は、前記
    複数の受信系統のそれぞれの受信レベルの差、受信レベ
    ルの平均変化率の差、受信レベルおよび受信レベルの平
    均変化率とその閾値との比較結果にしたがって当該複数
    の受信系統の今後の信号受信状況を予測することにより
    行う請求項4記載のダイバーシチ受信方法。
  6. 【請求項6】 前記受信系統の選択は、前記今後の信号
    受信状況の推定結果にしたがって、前記複数の受信系統
    のそれぞれについて現時点および今後の信号受信状況の
    良否に関する等級をそれぞれ設定し、この等級にしたが
    って前記複数の受信系統のそれぞれについて受信時間比
    を設定することにより行う請求項4または5記載のダイ
    バーシチ受信方法。
  7. 【請求項7】 プログラム制御回路を含むハードウェア
    装置にインストールすることにより、その装置が請求項
    1記載のダイバーシチ受信装置となるソフトウェアが記
    録された機械読取可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336936B2 (en) 2002-06-03 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Radio signal receiving apparatus and radio signal receiving method

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