JP2000067878A - アルカリ乾電池の製造方法 - Google Patents

アルカリ乾電池の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正極缶と亜鉛負極とを隔離する工程を改善す
ることにより、亜鉛負極の充填量を増加させることがで
きるともに、ホットメルト樹脂のセパレータの内面への
這い上がりによる正極合剤と亜鉛負極との対向面積の減
少を防止することができ、その結果放電性能の向上を図
ることができるアルカリ乾電池の製造方法を提供する。 【解決手段】 正極缶11の底部中央部に、ホットメル
ト樹脂13を注入した後、正極合剤12内に、底部外周
部14Aを備えた円筒状のセパレータ14を挿入して、
このセパレータ14の底部と正極缶11の底部との間に
ホットメルト樹脂13を押し広げる。また、熱可塑性樹
脂を含む円筒状に巻かれたセパレータ原紙20を、一方
の開口端部20Aを加熱された傾斜面21Cに押圧しつ
つ、巻き方向に回転させながら傾斜面21Cを昇り方向
に向かって水平移動させてセパレータ14の底部外周部
14Aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ乾電池の
製造方法に係り、特にセパレータとホットメルト樹脂に
より正極と負極を隔離する工程に特徴のあるアルカリ乾
電池の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルカリ乾電池の製造方法として
は、図1に示すように、有底円筒状の正極缶1内に円筒
状に成形した2個の正極合剤2を収納し、次いでこの正
極合剤2の内側に円筒状のセパレータ3を収納した後、
セパレータ3内における正極缶1の底部にホットメルト
樹脂4を加熱注入し固化させ、次いで上記セパレータ3
および上記正極合剤2中に電解液を浸潤させ、次いで上
記セパレータ3の中空部に亜鉛負極5を充填し、次いで
上記正極缶の開口部に図示しない封口体を装着する製造
方法が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアルカリ乾電池の製造方法においては、正極
と負極とを隔離するため、この正極合剤2の内側に円筒
状のセパレータ3を収納した後、セパレータ3内におけ
る正極缶1の底部にホットメルト樹脂4を加熱注入し固
化させているので、次のような不都合があった。
【0004】すなわち、単1型や単2型のような比較的
大径のアルカリ乾電池においては、ホットメルト樹脂4
を正極缶1の底部に注入する際、セパレータ3の内面に
ホットメルト樹脂4が付着するのを防ぐためにセパレー
タ3内の中心部にホットメルト樹脂4を注入する必要が
あるとともに、この中心部に注入されたホットメルト樹
脂4が、セパレータ3内における正極缶1の底部全体に
行き渡るようにそれに応じた量のホットメルト樹脂を注
入する必要があり、このためホットメルト樹脂の厚さが
厚くなって亜鉛負極5の充填量が減少し、放電性能の低
下をもたらすという不都合があった。
【0005】さらに、金属からなる正極缶1は、熱伝導
率が大きいため、ホットメルト樹脂4は急速に冷却され
て粘度が低下するので、セパレータ3内における正極缶
1の底部全体に行き渡らない恐れがあるから、必要量以
上のホットメルト樹脂4を注入することを余儀なくさ
れ、このためホットメルト樹脂4のセパレータ3の内面
への這い上がりを引き起こし、その結果正極合剤2と亜
鉛負極5との対向面積が減少し、放電性能の低下をもた
らす場合があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、正極缶と亜鉛負極とを隔離する工程を改善すること
により、亜鉛負極の充填量を増加させることができると
もに、ホットメルト樹脂のセパレータの内面への這い上
がりによる正極合剤と亜鉛負極との対向面積の減少を防
止することができ、その結果放電性能の向上を図ること
ができるアルカリ乾電池の製造方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るアルカリ乾電池の製造方法は、有底
円筒状の正極缶内に円筒状に成形した正極合剤を収納
し、次いで、上記正極缶の底部中央部に、ホットメルト
樹脂を注入した後、上記正極合剤内に、底部外周部を備
えた円筒状のセパレータを挿入して、該セパレータの底
部と上記正極缶の底部との間に上記ホットメルト樹脂を
押し広げ、次いで、上記セパレータおよび上記正極合剤
中に電解液を浸潤させ、次いで、上記セパレータの中空
部に亜鉛負極を充填し、次いで、上記正極缶の開口部に
封口体を装着することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に係るアルカリ乾電池の製
造方法は、請求項1において、一端部に熱可塑性樹脂を
含む円筒状に巻かれたセパレータ原紙を、一方の開口端
部を加熱された傾斜面に押圧しつつ、巻き方向に回転さ
せながら上記傾斜面を昇り方向に向かって水平移動させ
て上記セパレータの上記底部外周部を形成することを特
徴とするものである。
【0009】請求項1に記載の発明においては、正極缶
の底部中央部に、ホットメルト樹脂を注入した後、正極
合剤内に、底部外周部を備えた円筒状のセパレータを挿
入して、このセパレータの底部と正極缶の底部との間に
ホットメルト樹脂を押し広げたので、セパレータの底部
中央部から露出された亜鉛負極が、正極缶の底部中央部
に注入されたホットメルト樹脂により正極缶の底部から
隔離されるとともに、亜鉛負極の底部外周部と正極缶の
底部とは、セパレータに形成された底部外周部およびホ
ットメルト樹脂により隔離される。したがって、ホット
メルト樹脂の厚さが薄くなっても、正極缶と亜鉛負極が
確実に隔離される。その結果、亜鉛負極の充填量が増加
するので、放電性能が向上する。
【0010】さらに、亜鉛負極の底部外周縁部と正極缶
の底部とは、セパレータの底部外周部により隔離される
ので、亜鉛負極の底部外周縁部まで行き渡らないのを恐
れて必要量以上にホットメルト樹脂を注入する必要がな
いため、セパレータの内面への這い上がりが防止され、
その結果正極合剤と亜鉛負極との対向面積の減少を引き
起こすことがなく、放電性能の低下が防止される。
【0011】また、請求項2に記載の発明においては、
一端部に熱可塑性樹脂を含む円筒状に巻かれたセパレー
タ原紙を、一方の開口端部を加熱された傾斜面に押圧し
つつ、巻き方向に回転させながら傾斜面を昇り方向に向
かって水平移動させてセパレータの底部外周部を形成す
るので、円筒状に巻かれたセパレータ原紙が傾斜面を移
動して行く間に、上記一方の開口端部が内側に折曲しつ
つ回転して回転皺を有する略平坦状の底部外周部が形成
され、この底部外周部の形状が熱可塑性樹脂の熱融着に
よって固定化される。したがって、この方法によれば、
底部外周部を備えたセパレータの製造を短時間に容易に
行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。本発明に係るアルカリ乾電池の製
造方法は、まず、図2に示すように、有底円筒状の正極
缶11内に円筒状に成形した2個の正極合剤12を収納
する。
【0013】次いで、正極缶11の底部中央部に、ポリ
オレフィン系等のホットメルト樹脂13を注入する。そ
の後、図3に示すように、正極合剤12内に、底部外周
部14Aを備えた円筒状のセパレータ14を挿入して、
このセパレータ14の底部と正極缶11の底部との間に
ホットメルト樹脂13を押し広げる。ここで、ホットメ
ルト樹脂13の軟化点は、約140℃程度のものが多い
から、ホットメルト樹脂13を正極缶11の底部中央部
に注入した後、30秒程度以内にセパレータ14を挿入
してホットメルト樹脂13を変形させるのが好ましい。
【0014】次いで、セパレータ13および正極合剤1
2中に電解液を浸潤させ、次いで、セパレータ14の中
空部に亜鉛負極15を充填し、次いで、正極缶11の開
口部に図示しない封口体を装着する。
【0015】次に、底部外周部を備えた円筒状のセパレ
ータの製造方法の一実施態様を説明する。まず、ビニロ
ン・レーヨン不織布、ポリオレフィン・レーヨン不織布
などの熱可塑性樹脂を含むセパレータ原紙20をマンド
レルによって円筒状に巻いた後、図4に示す金型21を
用いて、この円筒状のセパレータ原紙20に底部外周部
を形成する。
【0016】すなわち、直方体状の金型21には、中央
部に溝21Aが形成されており、この溝21Aには、平
坦面21Bと傾斜面21Cが形成されている。この金型
21は加熱できるようにされており、溝21Aの傾斜面
21Cを円筒状のセパレータ原紙20が通過する際、セ
パレータ原紙20の側面が不用意に金型21に接触しな
いように、傾斜面21Cの両側には傾斜面21Cに沿っ
て切欠21D、21Dが形成されている。溝21Aの幅
は、円筒状のセパレータ原紙20の外径より僅かに大き
く設定されており、これによりセパレータ原紙20が溝
21A内を移動する際、溝21Aの側面がガイドの役割
をするようになっている。
【0017】そして、セパレータ原紙20を、一方の開
口端を溝21Aの傾斜面21Cの下端に合わせた状態か
ら、一方の開口端部20Aを加熱された傾斜面21Cに
押圧しつつ、巻き方向に回転させながら傾斜面21を昇
り方向に向かって水平移動させる。これにより、円筒状
に巻かれたセパレータ原紙20が傾斜面21Cを移動し
て行く間に、上記一方の開口端部20Aが内側に折曲し
つつ回転して回転皺を有する略平坦状の底部外周部14
Aが形成され、この底部外周部14の形状が熱可塑性樹
脂の熱融着によって固定化される。この場合、図5に示
すように、底部外周部14Aは開口を略全面に渡って覆
うように形成されており、開口は中央部に僅かに残って
いるのみである。
【0018】上記のようなアルカリ乾電池の製造方法に
よれば、正極缶11の底部中央部に、ホットメルト樹脂
13を注入した後、正極合剤12内に、底部外周部14
Aを備えた円筒状のセパレータ14を挿入して、このセ
パレータ14の底部と正極缶11の底部との間にホット
メルト樹脂13を押し広げるので、セパレータ14の底
部中央部から露出された亜鉛負極15を、正極缶11の
底部中央部に注入されたホットメルト樹脂13により正
極缶11の底部から隔離することができるとともに、亜
鉛負極15の底部外周部と正極缶11の底部とを、セパ
レータ14に形成した底部外周部14Aおよびホットメ
ルト樹脂13により隔離することができる。したがっ
て、ホットメルト樹脂13の厚さを薄くしても、正極缶
11と亜鉛負極15を確実に隔離することが可能とな
る。その結果、亜鉛負極15の充填量を増加させること
ができるので、放電性能を向上させることができる。
【0019】また、亜鉛負極15の底部外周縁部と正極
缶11の底部とをセパレータ14の底部外周部14Aに
より隔離することができるから、亜鉛負極15の底部外
周縁部まで行き渡らないのを恐れて必要量以上にホット
メルト樹脂13を注入する必要がないため、セパレータ
14の内面への這い上がりを防止することができ、その
結果正極缶11と亜鉛負極15との対向面積の減少を引
き起こすのを防止することが可能となり、放電性能の低
下を防止することが可能となる。
【0020】さらに、上記のアルカリ乾電池の製造方法
によれば、熱可塑性樹脂を含む円筒状に巻かれたセパレ
ータ原紙20を、一方の開口端部20Aを加熱された傾
斜面21Cに押圧しつつ、巻き方向に回転させながら傾
斜面21Cを昇り方向に向かって水平移動させてセパレ
ータ14の底部外周部14Aを形成するから、円筒状に
巻かれたセパレータ原紙20を傾斜面21Cを移動させ
て行く間に、上記一方の開口端部20Aを内側に折曲さ
せつつ回転させて回転皺を有する略平坦状の底部外周部
14Aを形成させ、この底部外周部14Aの形状を熱可
塑性樹脂の熱融着によって固定化させることができる。
したがって、底部外周部14Aを備えたセパレータ14
の製造を短時間に容易に行うことが可能となる。
【0021】なお、上記実施形態においては、セパレー
タ原紙20として熱可塑性樹脂を予め含んだものを使用
したが、これに代えて、熱可塑性樹脂を含まないセパレ
ータ原紙を用い、このセパレータ原紙の一端部に後に熱
可塑性樹脂を含ませるようにしてもよい。また、上記実
施態様においては、セパレータ原紙20を、一方の開口
端を溝21Aの傾斜面21Cの下端に合わせた状態か
ら、傾斜面21Cを水平移動させたが、これに代えて当
初の位置を傾斜面21Cの下端より上の位置にして、傾
斜面21Cを水平移動させるようにすれば、形成する底
部外周部14Aの幅を狭くすることができる。また、傾
斜面21Cの角度を変えることにより、底部外周部14
Aの幅を変えることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の効果を確認するために行った
実施例について説明する。正極缶11の底部中央部に、
ポリオレフィン系のホットメルト樹脂13を0.2g加
熱注入した後、正極合剤12内に、図5に示すような底
部外周部14Aが開口を略全面に渡って覆うように形成
されたセパレータ14を挿入して、このセパレータ14
の底部と正極缶11の底部との間にホットメルト樹脂1
3を押し広げ、単2型のアルカリ乾電池を製造した。そ
の結果、図3において、ホットメルト樹脂の占める体積
が0.21cm3 、ホットメルト樹脂の外周部における
厚さt3が2mmであった。一方、比較例として図1に
示した従来の方法、すなわちセパレータ3内における正
極缶1の底部に上記と同様のポリオレフィン系のホット
メルト樹脂4を0.6g加熱注入し固化させで単2型ア
ルカリ乾電池を製造した。その結果、図1において、ホ
ットメルト樹脂の占める体積が0.63cm3、ホット
メルト樹脂の外周部における厚さt1が5mmであっ
た。
【0023】このようにして製造されたアルカリ乾電池
について、20℃において、2A連続放電試験、2Ω連
続放電試験および3.9Ω連続放電試験を行った。その
結果を、表1に示す。ここで、実施例の数値は従来例を
100としたときの指数で表示したものである。
【表1】
【0024】表1から明らかなように、本実施例によれ
ば、ホットメルト樹脂13の厚さを薄くできる結果、従
来例と比較して、放電性能が6%〜12%向上すること
が確認できた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るア
ルカリ乾電池の製造方法にあっては、正極缶の底部中央
部に、ホットメルト樹脂を注入した後、正極合剤内に、
底部外周部を備えた円筒状のセパレータを挿入して、こ
のセパレータの底部と正極缶の底部との間にホットメル
ト樹脂を押し広げるから、セパレータの底部中央部から
露出された亜鉛負極を、正極缶の底部中央部に注入され
たホットメルト樹脂により正極缶の底部から隔離するこ
とができるとともに、亜鉛負極の底部外周部と正極缶の
底部とを、セパレータに形成した底部外周部およびホッ
トメルト樹脂により隔離することができる。このため、
ホットメルト樹脂の厚さを薄くしても、正極缶と亜鉛負
極を確実に隔離することができる。その結果、亜鉛負極
の充填量を増加させることができるので、放電性能を向
上させることができる。
【0026】さらに、亜鉛負極の底部外周縁部と正極缶
の底部とをセパレータの底部外周部により隔離すること
ができるから、亜鉛負極の底部外周縁部まで行き渡らな
いのを恐れて必要量以上にホットメルト樹脂を注入する
必要がないため、セパレータの内面への這い上がりを防
止することができ、その結果正極缶と亜鉛負極との対向
面積の減少を引き起こすのを防止することができ、放電
性能の低下を防止することができる。
【0027】また、請求項2に係るアルカリ乾電池の製
造方法にあっては、一端部に熱可塑性樹脂を含む円筒状
に巻かれたセパレータ原紙を、一方の開口端部を加熱さ
れた傾斜面に押圧しつつ、巻き方向に回転させながら傾
斜面を昇り方向に向かって水平移動させてセパレータの
底部外周部を形成するから、円筒状に巻かれたセパレー
タ原紙を傾斜面を移動させて行く間に、上記一方の開口
端部を内側に折曲させつつ回転させて回転皺を有する略
平坦状の底部外周部を形成させ、この底部外周部の形状
を熱可塑性樹脂の熱融着によって固定化させることがで
きる。よって、この方法にあっては、上記請求項1の効
果に加え、底部外周部を備えたセパレータの製造を短時
間に容易に行うことができるという効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアルカリ乾電池の製造方法を説明するた
めの縦断面図である。
【図2】本発明に係るアルカリ乾電池の製造方法の一実
施形態を説明するための図であって、正極缶の底部中央
部に、ホットメルト樹脂を注入した状態を示す縦断面図
である。
【図3】本発明に係るアルカリ乾電池の製造方法の一実
施形態を説明するための図であって、セパレータの中空
部に亜鉛負極を充填した状態を示す縦断面図である。
【図4】底部外周部を備えた円筒状のセパレータの製造
方法の一実施態様を説明するための斜視図である。
【図5】本発明に係るセパレータを底部側から見た斜視
図である。
【符号の説明】
11 正極缶 12 正極合剤 13 ホットメルト樹脂 14 セパレータ 14A 底部外周部 15 亜鉛負極 20 セパレータ原紙 20A 一方の開口端部 21C 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 清英 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 太田 廣彦 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 Fターム(参考) 5H024 AA03 AA14 BB06 BB08 CC02 CC14 DD09 EE09 FF09 HH15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状の正極缶内に円筒状に成形し
    た正極合剤を収納し、 次いで、上記正極缶の底部中央部に、ホットメルト樹脂
    を注入した後、上記正極合剤内に、底部外周部を備えた
    円筒状のセパレータを挿入して、該セパレータの底部と
    上記正極缶の底部との間に上記ホットメルト樹脂を押し
    広げ、 次いで、上記セパレータおよび上記正極合剤中に電解液
    を浸潤させ、 次いで、上記セパレータの中空部に亜鉛負極を充填し、 次いで、上記正極缶の開口部に封口体を装着することを
    特徴とするアルカリ乾電池の製造方法。
  2. 【請求項2】 一端部に熱可塑性樹脂を含む円筒状に巻
    かれたセパレータ原紙を、一方の開口端部を加熱された
    傾斜面に押圧しつつ、巻き方向に回転させながら上記傾
    斜面を昇り方向に向かって水平移動させて上記セパレー
    タの上記底部外周部を形成することを特徴とする請求項
    1に記載のアルカリ乾電池の製造方法。
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