JP2000067704A - ガス絶縁断路器 - Google Patents
ガス絶縁断路器Info
- Publication number
- JP2000067704A JP2000067704A JP10235672A JP23567298A JP2000067704A JP 2000067704 A JP2000067704 A JP 2000067704A JP 10235672 A JP10235672 A JP 10235672A JP 23567298 A JP23567298 A JP 23567298A JP 2000067704 A JP2000067704 A JP 2000067704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- shield
- body member
- contact
- end member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗付のガス絶縁断路器の構成部品の縮小を
図り、断路器の寸法を小さくする。 【解決手段】 円筒形の容器内に収容された固定接触子
と可動接触子の接触部を包囲するように配置された抵抗
体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部材の一端部に中
心部が開口する円板状の端部部材が一体に抵抗体によっ
て形成し、端部部材の厚さは胴部部材の厚さよりも厚く
形成した。
図り、断路器の寸法を小さくする。 【解決手段】 円筒形の容器内に収容された固定接触子
と可動接触子の接触部を包囲するように配置された抵抗
体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部材の一端部に中
心部が開口する円板状の端部部材が一体に抵抗体によっ
て形成し、端部部材の厚さは胴部部材の厚さよりも厚く
形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変電所等に設置
されるガス絶縁開閉装置に使用されるガス絶縁断路器に
関するものである。
されるガス絶縁開閉装置に使用されるガス絶縁断路器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】500kV級またはそれ以上の高電圧の
ガス絶縁開閉装置に使用されるガス絶縁断路器は、開閉
時に開閉サージが抑制される抵抗付断路器が使用されて
いる。従来の抵抗付断路器として、例えば特開昭59−
70459号公報に開示された抵抗付断路器は図6のよ
うに構成されている。図において、1はガス絶縁開閉装
置容器、2は導体であり、10はガス絶縁断路器、11
はガス絶縁断路器の本体が収容された断路器容器、12
は導体2およびガス絶縁断路器の固定側を支持する絶縁
スペーサであり、中心部には埋設導体12aが埋設され
ている。13はガス絶縁断路器の固定側の位置を調整す
るアダプタ、14は中心部にガス絶縁断路器の固定側電
極14aが形成され、外周部は丸みを持たせた形状に形
成された第一の固定側シールドであり、絶縁スペーサ1
2に埋設された埋設導体12aに固定されている。15
は摺動接触子で構成された固定接触子、16は円筒状に
形成された抵抗体16aの周囲を絶縁体16bで覆った
状態に形成された抵抗体、17は抵抗体16の端部の電
界集中を緩和する第二の固定側シールド、18は可動接
触子、19は可動側の電界集中を緩和する可動側シール
ドであり、第二の固定側シールド17と所定の距離だけ
離された位置に配置されている。
ガス絶縁開閉装置に使用されるガス絶縁断路器は、開閉
時に開閉サージが抑制される抵抗付断路器が使用されて
いる。従来の抵抗付断路器として、例えば特開昭59−
70459号公報に開示された抵抗付断路器は図6のよ
うに構成されている。図において、1はガス絶縁開閉装
置容器、2は導体であり、10はガス絶縁断路器、11
はガス絶縁断路器の本体が収容された断路器容器、12
は導体2およびガス絶縁断路器の固定側を支持する絶縁
スペーサであり、中心部には埋設導体12aが埋設され
ている。13はガス絶縁断路器の固定側の位置を調整す
るアダプタ、14は中心部にガス絶縁断路器の固定側電
極14aが形成され、外周部は丸みを持たせた形状に形
成された第一の固定側シールドであり、絶縁スペーサ1
2に埋設された埋設導体12aに固定されている。15
は摺動接触子で構成された固定接触子、16は円筒状に
形成された抵抗体16aの周囲を絶縁体16bで覆った
状態に形成された抵抗体、17は抵抗体16の端部の電
界集中を緩和する第二の固定側シールド、18は可動接
触子、19は可動側の電界集中を緩和する可動側シール
ドであり、第二の固定側シールド17と所定の距離だけ
離された位置に配置されている。
【0003】このように構成されたガス絶縁断路器10
が開極して充電電流を遮断するとき、可動接触子18の
先端部が固定接触子15から開離すると、可動接触子1
8の先端部と第一の固定側シールド14の内コーナー部
との間にアークA1が発生し、可動接触子18がさらに
開離して第二の固定側シールド17に対応する位置に移
動すると、可動接触子18の先端部と第二の固定側シー
ルド17の内コーナ部との間に移行してアークA2にな
り、充電電流は抵抗体シールド16を介して流れること
により小さくなり、可動接触子18がさらに開離すると
アークA2は遮断される。アークA2が遮断される瞬間
は、充電電流が抵抗体シールド16により小さくなった
状態で遮断されるので再点弧電圧が抑制される。
が開極して充電電流を遮断するとき、可動接触子18の
先端部が固定接触子15から開離すると、可動接触子1
8の先端部と第一の固定側シールド14の内コーナー部
との間にアークA1が発生し、可動接触子18がさらに
開離して第二の固定側シールド17に対応する位置に移
動すると、可動接触子18の先端部と第二の固定側シー
ルド17の内コーナ部との間に移行してアークA2にな
り、充電電流は抵抗体シールド16を介して流れること
により小さくなり、可動接触子18がさらに開離すると
アークA2は遮断される。アークA2が遮断される瞬間
は、充電電流が抵抗体シールド16により小さくなった
状態で遮断されるので再点弧電圧が抑制される。
【0004】断路器の投入時には、可動接触子18が固
定接触子15側に移動すると第二の固定側シールド17
との間にアークA2が発生し、充電電流は抵抗体16を
介して流れて電流値は小さく、さらに可動接触子18が
固定接触子15側に移動するとアークが移行してアーク
A1になり、さらに移動して固定接触子15に接触す
る。このように抵抗付のガス絶縁断路器は開閉時に充電
電流が抵抗体シールド16を介して流れることにより再
点弧電圧が抑制される。
定接触子15側に移動すると第二の固定側シールド17
との間にアークA2が発生し、充電電流は抵抗体16を
介して流れて電流値は小さく、さらに可動接触子18が
固定接触子15側に移動するとアークが移行してアーク
A1になり、さらに移動して固定接触子15に接触す
る。このように抵抗付のガス絶縁断路器は開閉時に充電
電流が抵抗体シールド16を介して流れることにより再
点弧電圧が抑制される。
【0005】図6の構成の従来のガス絶縁断路器10
は、抵抗体16を第一の固定側シールド14と第二のシ
ールド17の間に支持する構成であり、部品点数が多
く、直径も大きくなっており、これにともなって断路器
容器11の直径が大きくなりガス絶縁断路器として大き
くなっている。
は、抵抗体16を第一の固定側シールド14と第二のシ
ールド17の間に支持する構成であり、部品点数が多
く、直径も大きくなっており、これにともなって断路器
容器11の直径が大きくなりガス絶縁断路器として大き
くなっている。
【0006】抵抗付のガス絶縁断路器の他の例として、
実開昭58−53332号公報に開示された図7に示す
ものがある。図において、20はガス絶縁断路器、21
は断路器容器、22はガス絶縁開閉装置の導体、23は
固定接触子、24は抵抗体で形成された固定側シール
ド、25はアークで固定側シールド24が損傷するのを
防止する耐弧メタル、28は可動接触子、29は可動側
シールドである。
実開昭58−53332号公報に開示された図7に示す
ものがある。図において、20はガス絶縁断路器、21
は断路器容器、22はガス絶縁開閉装置の導体、23は
固定接触子、24は抵抗体で形成された固定側シール
ド、25はアークで固定側シールド24が損傷するのを
防止する耐弧メタル、28は可動接触子、29は可動側
シールドである。
【0007】この構成では、固定側シールド24を抵抗
体で構成したことにより、固定接触子側の周囲の電界集
中を緩和するシールド機能と抵抗体により再点弧電圧を
抑制する機能を兼ね備えた構成としたものであり、その
直径は図6の構成に比較して小さくなっており、断路器
容器を小さくすることができる利点がある。
体で構成したことにより、固定接触子側の周囲の電界集
中を緩和するシールド機能と抵抗体により再点弧電圧を
抑制する機能を兼ね備えた構成としたものであり、その
直径は図6の構成に比較して小さくなっており、断路器
容器を小さくすることができる利点がある。
【0008】断路器の開極時は、可動接触子28が固定
接触子23より開離すると、固定接触子23と可動接触
子28の間にアークが発生し、さらに開離して固定側シ
ールド24の端部に対応する位置にくると、可動接触子
28の先端と固定側シールド24の端部の間にアークが
移動してアークA2となり、充電電流は可動接触子28
の端部から固定側シールド24の端部内周の耐弧メタル
25に繋がり、固定側シールド24を介して導体22に
至る経路で流れ、固定側シールド24は各部が一定の抵
抗値であり、可動接触子28が通過する内径側は直径が
小さいので電圧降下が大きく、この近傍の電界が強くな
っている。胴部では軸方向に均一で緩やかな電圧分布と
なっている。図7の構成では耐弧メタル25を装着して
いるので、充電電流は固定側シールド24の円周方向に
分散して流れる。
接触子23より開離すると、固定接触子23と可動接触
子28の間にアークが発生し、さらに開離して固定側シ
ールド24の端部に対応する位置にくると、可動接触子
28の先端と固定側シールド24の端部の間にアークが
移動してアークA2となり、充電電流は可動接触子28
の端部から固定側シールド24の端部内周の耐弧メタル
25に繋がり、固定側シールド24を介して導体22に
至る経路で流れ、固定側シールド24は各部が一定の抵
抗値であり、可動接触子28が通過する内径側は直径が
小さいので電圧降下が大きく、この近傍の電界が強くな
っている。胴部では軸方向に均一で緩やかな電圧分布と
なっている。図7の構成では耐弧メタル25を装着して
いるので、充電電流は固定側シールド24の円周方向に
分散して流れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のガ
ス絶縁断路器の図6の構成では、抵抗体16を第一の固
定側シールド14と第二の固定側シールド17の間に支
持する構成であり、シールドの外形寸法が大きく、直径
の大きな断路器容器が必要であり、ガス絶縁断路器とし
て寸法が大きくなる問題点、部品点数が多くコストが高
くなる問題点があった。
ス絶縁断路器の図6の構成では、抵抗体16を第一の固
定側シールド14と第二の固定側シールド17の間に支
持する構成であり、シールドの外形寸法が大きく、直径
の大きな断路器容器が必要であり、ガス絶縁断路器とし
て寸法が大きくなる問題点、部品点数が多くコストが高
くなる問題点があった。
【0010】また、図7の構成では、固定側シールド2
4を抵抗体で形成し接触部の電界を緩和するシールド機
能と抵抗体の開閉時の再点弧電圧を抑制する機能を持た
せたものであり、断路器の構成としては直径を小さくで
きる利点があるが、可動接触子28が開離し、固定側シ
ールド24に充電電流が流れたときの固定側シールド2
4の可動接触子側端部の内径側は直径が小さいので電圧
分担が大きく、内径側の近傍の電界が高くなり、アーク
遮断性能が不安定になる問題点があった。
4を抵抗体で形成し接触部の電界を緩和するシールド機
能と抵抗体の開閉時の再点弧電圧を抑制する機能を持た
せたものであり、断路器の構成としては直径を小さくで
きる利点があるが、可動接触子28が開離し、固定側シ
ールド24に充電電流が流れたときの固定側シールド2
4の可動接触子側端部の内径側は直径が小さいので電圧
分担が大きく、内径側の近傍の電界が高くなり、アーク
遮断性能が不安定になる問題点があった。
【0011】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたものであり、ガス絶縁断路器の固定側シールド
を抵抗体で構成し、断路器開閉時の再点弧電圧を抑制す
る抵抗体の機能と固定接触子部分の電界集中を緩和する
シールド機能を持たせ、充電電流が流れたときのシール
ドの可動接触子側端部の電界が低くなるように構成し、
アーク遮断性能を向上したガス絶縁断路器を提供するこ
とを目的とする。
なされたものであり、ガス絶縁断路器の固定側シールド
を抵抗体で構成し、断路器開閉時の再点弧電圧を抑制す
る抵抗体の機能と固定接触子部分の電界集中を緩和する
シールド機能を持たせ、充電電流が流れたときのシール
ドの可動接触子側端部の電界が低くなるように構成し、
アーク遮断性能を向上したガス絶縁断路器を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るガス絶縁断路器は、固定接触子と可動接触子の接触部
を包囲するように配置された抵抗体シールドを円筒状の
胴部部材と胴部部材の一端部に中心部が開口する円板状
の端部部材が一体に抵抗体によって形成され、端部部材
の厚さは胴部部材の厚さよりも厚く形成したものであ
る。
るガス絶縁断路器は、固定接触子と可動接触子の接触部
を包囲するように配置された抵抗体シールドを円筒状の
胴部部材と胴部部材の一端部に中心部が開口する円板状
の端部部材が一体に抵抗体によって形成され、端部部材
の厚さは胴部部材の厚さよりも厚く形成したものであ
る。
【0013】この発明の請求項2に係るガス絶縁断路器
は、請求項1の構成の抵抗体シールドの底部の開口部の
内縁部に耐弧リングを設けた構成としたものである。
は、請求項1の構成の抵抗体シールドの底部の開口部の
内縁部に耐弧リングを設けた構成としたものである。
【0014】この発明の請求項3に係るガス絶縁断路器
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドの
端部部材の厚さを胴部部材の厚さの少なくとも2倍の厚
さにしたものである。
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドの
端部部材の厚さを胴部部材の厚さの少なくとも2倍の厚
さにしたものである。
【0015】この発明の請求項4に係るガス絶縁断路器
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドを
形成する抵抗体の体積固有抵抗値を10-1〜105Ωc
mとしたものである。
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドを
形成する抵抗体の体積固有抵抗値を10-1〜105Ωc
mとしたものである。
【0016】この発明の請求項5に係るガス絶縁断路器
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に抵抗体によって形成し、底部部材の体積固有抵抗は、
胴部部材の体積固有抵抗値よりも低い体積固有抵抗値と
して形成したものである。
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に抵抗体によって形成し、底部部材の体積固有抵抗は、
胴部部材の体積固有抵抗値よりも低い体積固有抵抗値と
して形成したものである。
【0017】この発明の請求項6に係るガス絶縁断路器
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドは、円筒状の胴部部材と胴部
部材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一
体に絶縁部材で形成した心部材の外表面に抵抗体層を形
成した構成であり、心部材の端部部材の外表面の抵抗体
層の正方形に切り出した状態の対辺間の抵抗値で表示し
た面積固有抵抗値は、胴部の外表面に形成した抵抗体層
の面積固有抵抗値の1/2以下にした構成としたもので
ある。
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドは、円筒状の胴部部材と胴部
部材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一
体に絶縁部材で形成した心部材の外表面に抵抗体層を形
成した構成であり、心部材の端部部材の外表面の抵抗体
層の正方形に切り出した状態の対辺間の抵抗値で表示し
た面積固有抵抗値は、胴部の外表面に形成した抵抗体層
の面積固有抵抗値の1/2以下にした構成としたもので
ある。
【0018】この発明の請求項7に係るガス絶縁断路器
は、請求項6の構成の、胴部外表面の抵抗体層の面積固
有抵抗値を10-1〜105 Ω/sq.したものである。
は、請求項6の構成の、胴部外表面の抵抗体層の面積固
有抵抗値を10-1〜105 Ω/sq.したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
ガス絶縁断路器の開閉時のアークが抵抗体に繋がったと
きの抵抗体の可動接触子側の端部の電圧分担が低くなる
ように構成したものである。図1に実施の形態1の構成
を示す。図において、31は断路器が接続されたガス絶
縁開閉装置のガス絶縁開閉装置容器、32は導体、40
はガス絶縁断路器、41は断路器容器、42は導体32
とガス絶縁断路器の固定部を支持する絶縁スペーサであ
り中心部に埋設導体42aが埋設されている。
ガス絶縁断路器の開閉時のアークが抵抗体に繋がったと
きの抵抗体の可動接触子側の端部の電圧分担が低くなる
ように構成したものである。図1に実施の形態1の構成
を示す。図において、31は断路器が接続されたガス絶
縁開閉装置のガス絶縁開閉装置容器、32は導体、40
はガス絶縁断路器、41は断路器容器、42は導体32
とガス絶縁断路器の固定部を支持する絶縁スペーサであ
り中心部に埋設導体42aが埋設されている。
【0020】43はガス絶縁断路器の固定側を支持し固
定側の外周の電界集中を緩和する支持部材、44は支持
部材43に支持された固定側電極であり、中心部に後述
の固定接触子を装着する装着部44a、外周部にアーク
リング44bが設けられている。45は摺動接触子で構
成された固定接触子、46は抵抗体で形成され、固定接
触子45と後述の可動接触子の接触部を包囲して接触部
の電界集中を緩和する機能と断路器開閉時にアーク電流
が流れて再点弧電圧を抑制する機能を備えた抵抗体シー
ルドであり、円筒状の胴部部材46aと胴部部材46a
の一端側に中心部が開口する円板状の端部部材46bが
一体に形成され、端部部材46bの厚さは胴部部材46
aの厚さよりも厚くした形状に形成されている。47は
抵抗体シールド46を支持部材43に固定する固定金具
である。48は可動接触子、49は可動側シールドであ
る。A1は可動接触子48が固定接触子45から開離し
たときに発生するアーク、A2は可動接触子48がさら
に開離して先端部が抵抗体シールド46に対応する位置
にきたときに抵抗体シールド46の端部部材46b部分
に移行したアークである。
定側の外周の電界集中を緩和する支持部材、44は支持
部材43に支持された固定側電極であり、中心部に後述
の固定接触子を装着する装着部44a、外周部にアーク
リング44bが設けられている。45は摺動接触子で構
成された固定接触子、46は抵抗体で形成され、固定接
触子45と後述の可動接触子の接触部を包囲して接触部
の電界集中を緩和する機能と断路器開閉時にアーク電流
が流れて再点弧電圧を抑制する機能を備えた抵抗体シー
ルドであり、円筒状の胴部部材46aと胴部部材46a
の一端側に中心部が開口する円板状の端部部材46bが
一体に形成され、端部部材46bの厚さは胴部部材46
aの厚さよりも厚くした形状に形成されている。47は
抵抗体シールド46を支持部材43に固定する固定金具
である。48は可動接触子、49は可動側シールドであ
る。A1は可動接触子48が固定接触子45から開離し
たときに発生するアーク、A2は可動接触子48がさら
に開離して先端部が抵抗体シールド46に対応する位置
にきたときに抵抗体シールド46の端部部材46b部分
に移行したアークである。
【0021】つぎに図1の構成のガス絶縁断路器40の
開閉動作について説明する。まず、開路するときの動作
について説明する。ガス絶縁断路器40がガス絶縁開閉
装置に流れている充電電流を遮断するとき、可動接触子
48が固定接触子45から開離するとアークA1が発生
し、可動接触子48がさらに開離して抵抗体シールド4
6の端部に対向する位置にくると、アークA1は抵抗体
シールド46に移行して固定側電極44のアークリング
44b部分から抵抗体シールド46の端部部材46bの
開口内周面に移行してアークA2となり、充電電流は抵
抗体シールド46を介して流れ、充電電流は小さく抑制
され、さらに可動接触子48が開離するとアークA2は
消滅し開路される。
開閉動作について説明する。まず、開路するときの動作
について説明する。ガス絶縁断路器40がガス絶縁開閉
装置に流れている充電電流を遮断するとき、可動接触子
48が固定接触子45から開離するとアークA1が発生
し、可動接触子48がさらに開離して抵抗体シールド4
6の端部に対向する位置にくると、アークA1は抵抗体
シールド46に移行して固定側電極44のアークリング
44b部分から抵抗体シールド46の端部部材46bの
開口内周面に移行してアークA2となり、充電電流は抵
抗体シールド46を介して流れ、充電電流は小さく抑制
され、さらに可動接触子48が開離するとアークA2は
消滅し開路される。
【0022】抵抗体シールド46の端部部材46bの部
分の厚さは円筒状の胴部部材46aの部分の厚さより厚
く形成されており、アークA1が抵抗体シールド46に
移行してアークA2になって抵抗体シールド46に充電
電流が流れたとき、抵抗体シールド46の端部部材46
bの部分の電圧分担は胴部部材46aの部分の電圧分担
よりも小さくなり、端部部材46bの周囲の電界分布が
緩やかになり、可動接触子48の開離時のアーク遮断性
能が安定する。
分の厚さは円筒状の胴部部材46aの部分の厚さより厚
く形成されており、アークA1が抵抗体シールド46に
移行してアークA2になって抵抗体シールド46に充電
電流が流れたとき、抵抗体シールド46の端部部材46
bの部分の電圧分担は胴部部材46aの部分の電圧分担
よりも小さくなり、端部部材46bの周囲の電界分布が
緩やかになり、可動接触子48の開離時のアーク遮断性
能が安定する。
【0023】抵抗体シールド46の抵抗値と断路器の開
閉時の異常電圧倍率の関係を求めた実験結果を図2に示
す。図2において、体積固有抵抗値が10-4Ωcm以下
の場合の異常電圧倍率は3.0pu(1puは定格電圧
の対地電圧のピーク値)程度であり、従来の抵抗のない
断路器と同様の異常電圧倍率であるが、体積固有抵抗値
が10-3以上になると、異常電圧倍率は2.7puより
小さくなり、体積固有抵抗値1〜104 Ωcmの範囲で
異常電圧倍率が低い値になっている。体積固有抵抗値が
107 程度で異常電圧倍率が2.7puとなり、その値
を超えると異常電圧倍率は大きくなる傾向を示してい
る。
閉時の異常電圧倍率の関係を求めた実験結果を図2に示
す。図2において、体積固有抵抗値が10-4Ωcm以下
の場合の異常電圧倍率は3.0pu(1puは定格電圧
の対地電圧のピーク値)程度であり、従来の抵抗のない
断路器と同様の異常電圧倍率であるが、体積固有抵抗値
が10-3以上になると、異常電圧倍率は2.7puより
小さくなり、体積固有抵抗値1〜104 Ωcmの範囲で
異常電圧倍率が低い値になっている。体積固有抵抗値が
107 程度で異常電圧倍率が2.7puとなり、その値
を超えると異常電圧倍率は大きくなる傾向を示してい
る。
【0024】ガス絶縁開閉装置用断路器40の抵抗体シ
ールド46の体積固有抵抗値は、図2の異常電圧倍率が
比較的フラットになる10-1〜105 Ωcmに設定する
ことにより開閉時の異常電圧倍率が抑制されたガス絶縁
断路器が得られる。
ールド46の体積固有抵抗値は、図2の異常電圧倍率が
比較的フラットになる10-1〜105 Ωcmに設定する
ことにより開閉時の異常電圧倍率が抑制されたガス絶縁
断路器が得られる。
【0025】図1のガス絶縁断路器40の構成におい
て、抵抗体シールド46の端部部材46bの厚さを胴部
部材46aの部分の厚さより厚くする程度は、端部部材
46bの開口部近傍の電圧分担を胴部部材46aの電圧
分担と同程度にすることにより抵抗体シールド46の表
面電界分布をほぼ均一にすることができる。そのために
は抵抗体シールド46の端部部材46bの厚さを、胴部
部材46aの厚さの少なくとも2倍にすることで実現で
きる。
て、抵抗体シールド46の端部部材46bの厚さを胴部
部材46aの部分の厚さより厚くする程度は、端部部材
46bの開口部近傍の電圧分担を胴部部材46aの電圧
分担と同程度にすることにより抵抗体シールド46の表
面電界分布をほぼ均一にすることができる。そのために
は抵抗体シールド46の端部部材46bの厚さを、胴部
部材46aの厚さの少なくとも2倍にすることで実現で
きる。
【0026】抵抗体シールド46は、注型により製作で
きるエポキシ樹脂、成型により製作できるポリエステル
樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、あるいは合成ゴム
類等で製作され、これらの樹脂素材に、例えば金属粉、
カーボン粉、金属酸化物粉等の導電性の充填材を混合し
て体積固有抵抗値を合わせて成型することにより抵抗体
シールドを形成することができる。
きるエポキシ樹脂、成型により製作できるポリエステル
樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、あるいは合成ゴム
類等で製作され、これらの樹脂素材に、例えば金属粉、
カーボン粉、金属酸化物粉等の導電性の充填材を混合し
て体積固有抵抗値を合わせて成型することにより抵抗体
シールドを形成することができる。
【0027】このように抵抗体シールド46を端部部材
46bの厚さを胴部部材の厚さの2倍以上として一体に
形成したことにより、アーク遮断性能が安定し、従来の
抵抗体シールドの直径に比較して小さな直径の抵抗体シ
ールドとなり、ガス絶縁断路器を小形に構成することが
できる。
46bの厚さを胴部部材の厚さの2倍以上として一体に
形成したことにより、アーク遮断性能が安定し、従来の
抵抗体シールドの直径に比較して小さな直径の抵抗体シ
ールドとなり、ガス絶縁断路器を小形に構成することが
できる。
【0028】実施の形態2.実施の形態2は実施の形態
1の図1のガス絶縁断路器の抵抗体シールドの端部部材
46bの開口内周面のアークが繋がる部分の抵抗体シー
ルドの損傷が少なくなるようにした構成である。その構
成を図3に示す。図において、31、32、41〜4
5、47〜49は実施の形態1の図1と同一の部分を示
す。56は抵抗体シールドであり、実施の形態1の抵抗
体シールド46と同様に、円筒状の胴部部材56aと胴
部部材56aの一端部に中心部が開口する円板状の端部
部材56bが一体に形成され、端部部材56bの厚さは
胴部56aの厚さよりも厚く形成している。57は抵抗
体シールド56の端部部材56bの開口内周面に装着さ
れた耐アーク性が優れた導電材料で形成された耐弧リン
グである。
1の図1のガス絶縁断路器の抵抗体シールドの端部部材
46bの開口内周面のアークが繋がる部分の抵抗体シー
ルドの損傷が少なくなるようにした構成である。その構
成を図3に示す。図において、31、32、41〜4
5、47〜49は実施の形態1の図1と同一の部分を示
す。56は抵抗体シールドであり、実施の形態1の抵抗
体シールド46と同様に、円筒状の胴部部材56aと胴
部部材56aの一端部に中心部が開口する円板状の端部
部材56bが一体に形成され、端部部材56bの厚さは
胴部56aの厚さよりも厚く形成している。57は抵抗
体シールド56の端部部材56bの開口内周面に装着さ
れた耐アーク性が優れた導電材料で形成された耐弧リン
グである。
【0029】このように構成すると、可動接触子48が
開離してアークA1が抵抗体シールド56に移行してア
ークA2になったとき、耐弧リング57に繋がり、抵抗
体シールド56のアークによる損傷が抑制され、また、
耐弧リング57の部分で電流は周方向に分散して抵抗体
シールド56に流れ、抵抗体シールド56内部の電流分
布が均一になり電圧分布がよくなる効果もある。
開離してアークA1が抵抗体シールド56に移行してア
ークA2になったとき、耐弧リング57に繋がり、抵抗
体シールド56のアークによる損傷が抑制され、また、
耐弧リング57の部分で電流は周方向に分散して抵抗体
シールド56に流れ、抵抗体シールド56内部の電流分
布が均一になり電圧分布がよくなる効果もある。
【0030】実施の形態3.実施の形態3はガス絶縁断
路器の抵抗体シールドの胴部部材と端部部材の厚さを同
じ厚さとし、端部部材の体積固有抵抗値を胴部部材の体
積固有抵抗値よりも小さく構成したものである。その構
成を図4に示す。31、32、41〜45、47〜49
は実施の形態1の図1と同一の部分を示す。66は抵抗
体シールドであり、胴部部材66aの厚さと端部部材6
6bの厚さは同一に形成されている。
路器の抵抗体シールドの胴部部材と端部部材の厚さを同
じ厚さとし、端部部材の体積固有抵抗値を胴部部材の体
積固有抵抗値よりも小さく構成したものである。その構
成を図4に示す。31、32、41〜45、47〜49
は実施の形態1の図1と同一の部分を示す。66は抵抗
体シールドであり、胴部部材66aの厚さと端部部材6
6bの厚さは同一に形成されている。
【0031】抵抗体シールド66の胴部部材66aの厚
さと端部部材66bの厚さを同一にして、実施の形態1
と同様に断路器の開閉時にアークが抵抗体シールド66
に繋がり充電電流が流れたときの端部部材66bの電圧
分担を胴部部材66aの電圧分担と同等にするために
は、端部部材66bの体積固有抵抗値を胴部部材66a
の体積固有抵抗値の1/2以下にすればよい。
さと端部部材66bの厚さを同一にして、実施の形態1
と同様に断路器の開閉時にアークが抵抗体シールド66
に繋がり充電電流が流れたときの端部部材66bの電圧
分担を胴部部材66aの電圧分担と同等にするために
は、端部部材66bの体積固有抵抗値を胴部部材66a
の体積固有抵抗値の1/2以下にすればよい。
【0032】このように抵抗体シールド66の胴部部材
66aと端部部材66bの体積固有抵抗値が異なる抵抗
体シールド66を一体で製作する方法としては、例えば
エポキシ樹脂に充填材を混合して注型により製作する方
法では、まず最初に端部部材66bの体積固有抵抗値に
なる混合樹脂を押し型の底部に注入し、続いて胴部部材
66aの体積固有抵抗値になる混合樹脂を注入して硬化
させる製法により簡単に製作できる。また実施の形態2
に示した端部部材66bの開口部の内周面に耐弧リング
57を装着する構成であっても成型時に押し型に耐弧リ
ング57を装着して成型することにより同様に製作でき
る。
66aと端部部材66bの体積固有抵抗値が異なる抵抗
体シールド66を一体で製作する方法としては、例えば
エポキシ樹脂に充填材を混合して注型により製作する方
法では、まず最初に端部部材66bの体積固有抵抗値に
なる混合樹脂を押し型の底部に注入し、続いて胴部部材
66aの体積固有抵抗値になる混合樹脂を注入して硬化
させる製法により簡単に製作できる。また実施の形態2
に示した端部部材66bの開口部の内周面に耐弧リング
57を装着する構成であっても成型時に押し型に耐弧リ
ング57を装着して成型することにより同様に製作でき
る。
【0033】このように抵抗体シールド66の端部部材
66bと胴部部材66aの厚さを同じにし、端部部材6
6bの体積固有抵抗値を胴部部材66aの体積固有抵抗
値の1/2以上に形成したことにより、実施の形態1と
同様に、従来の抵抗体シールドの直径に比較して小さな
直径の抵抗体シールドとなり、開閉時の異常電圧倍率が
抑制できるガス絶縁断路器を小形に構成することができ
る。
66bと胴部部材66aの厚さを同じにし、端部部材6
6bの体積固有抵抗値を胴部部材66aの体積固有抵抗
値の1/2以上に形成したことにより、実施の形態1と
同様に、従来の抵抗体シールドの直径に比較して小さな
直径の抵抗体シールドとなり、開閉時の異常電圧倍率が
抑制できるガス絶縁断路器を小形に構成することができ
る。
【0034】実施の形態4.実施の形態4は、ガス絶縁
断路器の抵抗体シールドを、絶縁材料で形成した心部材
の外表面に抵抗体層を形成した構成としたものである。
その構成を図5に示す。図5において、76は絶縁材料
で構成された抵抗体シールドの心部材であり、胴部部材
76aと端部部材76bで形成されている。77は心部
材76の外表面に形成された抵抗体層であり、心部材7
6の胴部部材76aに沿う77aと端部部材76bに沿
う77bで形成されている。その他の構成は実施の形態
1と同じ構成である。
断路器の抵抗体シールドを、絶縁材料で形成した心部材
の外表面に抵抗体層を形成した構成としたものである。
その構成を図5に示す。図5において、76は絶縁材料
で構成された抵抗体シールドの心部材であり、胴部部材
76aと端部部材76bで形成されている。77は心部
材76の外表面に形成された抵抗体層であり、心部材7
6の胴部部材76aに沿う77aと端部部材76bに沿
う77bで形成されている。その他の構成は実施の形態
1と同じ構成である。
【0035】抵抗体シールドの心部材76は、エポキシ
等の注型樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、ポリア
ミド樹脂等の成型樹脂、あるいはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂のいずれであってもよい。心
部材76の外表面に形成する抵抗体層77の抵抗値は、
実施の形態1〜3の構成の抵抗値と同等の抵抗値が得ら
れるように形成することで同様の効果が得られる。
等の注型樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、ポリア
ミド樹脂等の成型樹脂、あるいはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性樹脂のいずれであってもよい。心
部材76の外表面に形成する抵抗体層77の抵抗値は、
実施の形態1〜3の構成の抵抗値と同等の抵抗値が得ら
れるように形成することで同様の効果が得られる。
【0036】層状または膜状に形成される抵抗体層の抵
抗値の管理は、正方形に切り出した状態で対辺間の抵抗
値で表示した面積固有抵抗値で行うと、体積固有抵抗と
同等の評価ができる。すなわち、実施の形態1〜3の抵
抗体シールドの全体を抵抗体で構成する場合は、充電電
流が抵抗体内を分布して流れて軸方向の電圧が分布する
状態であり、層状または膜状の抵抗体層では充電電流は
表面を流れて軸方向の電圧が分布する状態であり、抵抗
体で形成する場合の体積固有抵抗値に相当する抵抗体層
で形成する場合の抵抗値は、抵抗体シールドの表面の抵
抗体層を正方形に切り出した対辺間の抵抗値であり、こ
れを面積固有抵抗値と定義する。単位はΩ/sq.(s
q.はsquare、正方形の意味)で表現する。抵抗
体で形成する場合の軸方向の体積固有抵抗値と、抵抗体
層で形成する場合の面積固有抵抗値の対応関係は、 体積固有抵抗値/厚さ=面積固有抵抗値 であり、実際の抵抗体シールドの抵抗体で形成する場合
の部材の厚さは数mm〜10mm程度であり、抵抗体層
の面積固有抵抗値と同等としてよく、図2に示した体積
固有抵抗値と開閉時の異常電圧倍率の関係をそのまま適
用できる。したがって、この実施の形態4における心部
材76の胴部部材76aの外表面に形成する抵抗体層7
7aの面積固有抵抗値は、図2のデータをそのまま適用
して差し支えはなく、面積固有抵抗値は10-1〜105
Ω/sq.になるように形成し、端部部材76bの外表
面の抵抗体層77bの面積固有抵抗値は、胴部部材76
aの部分の抵抗体層77bの面積固有抵抗値の1/2以
下にすることで実施の形態1と同様の効果が得られる。
抗値の管理は、正方形に切り出した状態で対辺間の抵抗
値で表示した面積固有抵抗値で行うと、体積固有抵抗と
同等の評価ができる。すなわち、実施の形態1〜3の抵
抗体シールドの全体を抵抗体で構成する場合は、充電電
流が抵抗体内を分布して流れて軸方向の電圧が分布する
状態であり、層状または膜状の抵抗体層では充電電流は
表面を流れて軸方向の電圧が分布する状態であり、抵抗
体で形成する場合の体積固有抵抗値に相当する抵抗体層
で形成する場合の抵抗値は、抵抗体シールドの表面の抵
抗体層を正方形に切り出した対辺間の抵抗値であり、こ
れを面積固有抵抗値と定義する。単位はΩ/sq.(s
q.はsquare、正方形の意味)で表現する。抵抗
体で形成する場合の軸方向の体積固有抵抗値と、抵抗体
層で形成する場合の面積固有抵抗値の対応関係は、 体積固有抵抗値/厚さ=面積固有抵抗値 であり、実際の抵抗体シールドの抵抗体で形成する場合
の部材の厚さは数mm〜10mm程度であり、抵抗体層
の面積固有抵抗値と同等としてよく、図2に示した体積
固有抵抗値と開閉時の異常電圧倍率の関係をそのまま適
用できる。したがって、この実施の形態4における心部
材76の胴部部材76aの外表面に形成する抵抗体層7
7aの面積固有抵抗値は、図2のデータをそのまま適用
して差し支えはなく、面積固有抵抗値は10-1〜105
Ω/sq.になるように形成し、端部部材76bの外表
面の抵抗体層77bの面積固有抵抗値は、胴部部材76
aの部分の抵抗体層77bの面積固有抵抗値の1/2以
下にすることで実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0037】心部材76に抵抗体層77を形成する手段
は、絶縁部材で形成された心部材76の外表面に導電性
塗料を塗布することにより抵抗体層を形成することがで
きる。胴部部材76aの表面と端部部材76bの外表面
の抵抗値の調整は、端部部材76bの外表面の塗布回数
を胴部部材76aの塗布回数の2倍以上にすることで容
易に面積固有抵抗値を調整することができる。
は、絶縁部材で形成された心部材76の外表面に導電性
塗料を塗布することにより抵抗体層を形成することがで
きる。胴部部材76aの表面と端部部材76bの外表面
の抵抗値の調整は、端部部材76bの外表面の塗布回数
を胴部部材76aの塗布回数の2倍以上にすることで容
易に面積固有抵抗値を調整することができる。
【0038】また、心部材76の外表面に沿う形状と
し、胴部部材の部分と端部部材の部分を所定の抵抗値に
合わせた導電性ゴム材等の可とう性のある材料により成
型し、これを心部材76の外表面に被せることで所定の
抵抗体シールドが形成できる。
し、胴部部材の部分と端部部材の部分を所定の抵抗値に
合わせた導電性ゴム材等の可とう性のある材料により成
型し、これを心部材76の外表面に被せることで所定の
抵抗体シールドが形成できる。
【0039】また、導電体層は、心部材76の外表面に
所定の抵抗値が得られる抵抗材料を蒸着、あるいは溶射
等によっても形成することができる。
所定の抵抗値が得られる抵抗材料を蒸着、あるいは溶射
等によっても形成することができる。
【0040】抵抗体層77を薄膜で形成した場合は、熱
容量が少ないため、心部材76との密着性をよくして抵
抗体層の発生熱を吸収し易くすることが必要である。
容量が少ないため、心部材76との密着性をよくして抵
抗体層の発生熱を吸収し易くすることが必要である。
【0041】このように心部材76の表面に抵抗体層7
7を形成して抵抗体シールドを構成しても、実施の形態
1〜3と同様に、従来の抵抗体シールドの直径に比較し
て小さな直径の抵抗体シールドとなり、開閉時の異常電
圧倍率が抑制できるガス絶縁断路器を小形に構成するこ
とができる。
7を形成して抵抗体シールドを構成しても、実施の形態
1〜3と同様に、従来の抵抗体シールドの直径に比較し
て小さな直径の抵抗体シールドとなり、開閉時の異常電
圧倍率が抑制できるガス絶縁断路器を小形に構成するこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るガス絶縁断路
器は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するよう
に配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部
部材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一
体に抵抗体によって形成され、端部部材の厚さは胴部部
材の厚さよりも厚く形成したので、従来の抵抗体シール
ドの直径に比較して小さな直径の抵抗体シールドとな
り、開閉時の異常電圧倍率が抑制できるガス絶縁断路器
を小形に構成することができる。
器は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するよう
に配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部
部材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一
体に抵抗体によって形成され、端部部材の厚さは胴部部
材の厚さよりも厚く形成したので、従来の抵抗体シール
ドの直径に比較して小さな直径の抵抗体シールドとな
り、開閉時の異常電圧倍率が抑制できるガス絶縁断路器
を小形に構成することができる。
【0043】この発明の請求項2に係るガス絶縁断路器
は、請求項1の構成の抵抗体シールドの端部部材の開口
部の内縁部に耐弧リングを設けた構成としたので、アー
クによって抵抗体部分の損傷がなくなり、抵抗体シール
ドが長く使用できる。
は、請求項1の構成の抵抗体シールドの端部部材の開口
部の内縁部に耐弧リングを設けた構成としたので、アー
クによって抵抗体部分の損傷がなくなり、抵抗体シール
ドが長く使用できる。
【0044】この発明の請求項3に係るガス絶縁断路器
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドの
端部部材の厚さを胴部部材の厚さの少なくとも2倍の厚
さに形成したので、開閉時にアークが発生したときの抵
抗体シールドの端部部材の電圧分担を胴部部材の電圧分
担と同等以下にすることができ、アークの遮断性能が安
定する。
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドの
端部部材の厚さを胴部部材の厚さの少なくとも2倍の厚
さに形成したので、開閉時にアークが発生したときの抵
抗体シールドの端部部材の電圧分担を胴部部材の電圧分
担と同等以下にすることができ、アークの遮断性能が安
定する。
【0045】この発明の請求項4に係るガス絶縁断路器
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドを
形成する抵抗体の体積固有抵抗値を10-1〜105Ωc
mとしたので、断路器の開閉動作時の異常電圧倍率を、
抵抗体を使用しない場合の1/2程度に低減することが
できるガス絶縁断路器を小形に形成することができる。
は、請求項1または請求項2の構成の抵抗体シールドを
形成する抵抗体の体積固有抵抗値を10-1〜105Ωc
mとしたので、断路器の開閉動作時の異常電圧倍率を、
抵抗体を使用しない場合の1/2程度に低減することが
できるガス絶縁断路器を小形に形成することができる。
【0046】この発明の請求項5に係るガス絶縁断路器
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に抵抗体によって形成され、端部部材の体積固有抵抗は
胴部部材の体積固有抵抗よりも低い体積固有抵抗値とし
て形成したので、開閉時にアークが発生したときの抵抗
体シールドの端部部材の電圧分担を胴部部材の電圧分担
と同等以下にすることができ、アークの遮断性能が安定
する。
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に抵抗体によって形成され、端部部材の体積固有抵抗は
胴部部材の体積固有抵抗よりも低い体積固有抵抗値とし
て形成したので、開閉時にアークが発生したときの抵抗
体シールドの端部部材の電圧分担を胴部部材の電圧分担
と同等以下にすることができ、アークの遮断性能が安定
する。
【0047】この発明の請求項6に係るガス絶縁断路器
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に絶縁部材により形成した外表面に抵抗体層を形成した
構成とし、心部材の端部部材の外表面の抵抗体層の正方
形に切り出した状態の対辺間の抵抗値の面積固有抵抗値
は、胴部部材の外表面に形成した抵抗体層の面積固有抵
抗値の1/2以下とした構成としたので、開閉時にアー
クが発生したときの抵抗体シールドの端部部材の電圧分
担を胴部部材の電圧分担と同等以下にすることができ、
開閉時のアークの遮断性能が安定する。
は、固定接触子と可動接触子の接触部を包囲するように
配置された抵抗体シールドを円筒状の胴部部材と胴部部
材の一端部に中心部が開口する円板状の端部部材が一体
に絶縁部材により形成した外表面に抵抗体層を形成した
構成とし、心部材の端部部材の外表面の抵抗体層の正方
形に切り出した状態の対辺間の抵抗値の面積固有抵抗値
は、胴部部材の外表面に形成した抵抗体層の面積固有抵
抗値の1/2以下とした構成としたので、開閉時にアー
クが発生したときの抵抗体シールドの端部部材の電圧分
担を胴部部材の電圧分担と同等以下にすることができ、
開閉時のアークの遮断性能が安定する。
【0048】この発明の請求項7に係るガス絶縁断路器
は、請求項6の構成の、胴部部材の外表面の抵抗体層の
面積固有抵抗値を10-1〜105 Ω/sq.としたの
で、断路器の開閉動作時の異常電圧倍率を、抵抗体を使
用しない場合の1/2程度に低減できるガス絶縁断路器
を小形に形成することができる。
は、請求項6の構成の、胴部部材の外表面の抵抗体層の
面積固有抵抗値を10-1〜105 Ω/sq.としたの
で、断路器の開閉動作時の異常電圧倍率を、抵抗体を使
用しない場合の1/2程度に低減できるガス絶縁断路器
を小形に形成することができる。
【図1】 実施の形態1のガス絶縁断路器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 ガス絶縁断路器に抵抗体シールドを使用した
場合の断路器開閉時の体積固有抵抗値と異常電圧倍率の
関係を示すグラフである。
場合の断路器開閉時の体積固有抵抗値と異常電圧倍率の
関係を示すグラフである。
【図3】 実施の形態2のガス絶縁断路器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】 実施の形態3のガス絶縁断路器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】 実施の形態4のガス絶縁断路器の構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】 従来のガス絶縁断路器の構成の断面図であ
る。
る。
【図7】 従来のガス絶縁断路器の他の構成の断面図で
ある。
ある。
31 ガス絶縁開閉装置容器、32 導体、40 ガス
絶縁断路器、41 断路器容器、42 絶縁スペーサ、
43 支持部材、44 固定側電極、45 固定接触
子、46 抵抗体シールド、48 可動接触子、49
可動側シールド、56 抵抗体シールド、57 耐弧リ
ング、66 抵抗体シールド、76 心部材、77 抵
抗体層。
絶縁断路器、41 断路器容器、42 絶縁スペーサ、
43 支持部材、44 固定側電極、45 固定接触
子、46 抵抗体シールド、48 可動接触子、49
可動側シールド、56 抵抗体シールド、57 耐弧リ
ング、66 抵抗体シールド、76 心部材、77 抵
抗体層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽馬 洋之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G027 AA03 AA09 BA02 BB05 BC07 CA08 DA01 5G028 AA22 FB01
Claims (7)
- 【請求項1】 円筒状の容器内に所定の距離を保って接
離可能に配置された固定接触子と可動接触子、固定接触
子と可動接触子の接触部を包囲するように配置された抵
抗体シールドを備えたガス絶縁断路器において、抵抗体
シールドは、円筒状の胴部部材と胴部部材の一端部は中
心部が開口する円板状の端部部材が一体に抵抗体によっ
て形成され、端部部材の厚さは胴部部材の厚さよりも厚
く形成されていることを特徴とするガス絶縁断路器。 - 【請求項2】 抵抗体シールドの端部部材の開口部の内
周面に耐弧リングを設けたことを特徴とする請求項1記
載のガス絶縁断路器。 - 【請求項3】 抵抗体シールドの端部部材の厚さは胴部
部材の厚さの少なくとも2倍の厚さに形成されているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス絶縁
断路器。 - 【請求項4】 抵抗体シールドを形成する抵抗体の体積
固有抵抗値は10-1〜105 Ωcmであることを特徴と
する請求項1〜請求項3のいずれかに記載のガス絶縁断
路器。 - 【請求項5】 円筒状の容器内に所定の距離を保って接
離可能に配置された固定接触子と可動接触子、固定接触
子と可動接触子の接触部を包囲するように配置された抵
抗体シールドを備えたガス絶縁断路器において、抵抗体
シールドは、円筒状の胴部部材と胴部部材の一端部は中
心部が開口する円板状の端部部材が一体に抵抗体によっ
て形成され、端部部材の体積固有抵抗値は、胴部部材の
体積固有抵抗値よりも低い体積固有抵抗値の抵抗体で形
成されていることを特徴とするガス絶縁断路器。 - 【請求項6】 円筒状の容器内に所定の距離を保って接
離可能に配置された固定接触子と可動接触子、固定接触
子と可動接触子の接触部を包囲するように配置された抵
抗体シールドを備えたガス絶縁断路器において、抵抗体
シールドは、円筒状の胴部部材と胴部部材の一端部は中
心部が開口する円板状の端部部材が一体に絶縁部材によ
って形成された心部材の外表面に、抵抗体層を形成した
構成であり、端部部材の外表面の抵抗体層の正方形に切
り出した状態の対辺間の抵抗値で表示した面積固有抵抗
値は、胴部部材の外表面の抵抗体層の面積固有抵抗値の
1/2以下としたことを特徴とするガス絶縁断路器。 - 【請求項7】 心部材の胴部外表面に形成する抵抗体層
の正方形に切り出した対辺間の抵抗値で表示した面積固
有抵抗値は、10-1〜105 Ω/sq.としたことを特
徴とする請求項6記載のガス絶縁断路器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235672A JP2000067704A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ガス絶縁断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10235672A JP2000067704A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ガス絶縁断路器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000067704A true JP2000067704A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16989500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10235672A Pending JP2000067704A (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | ガス絶縁断路器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000067704A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252475A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉器装置 |
JP4522490B1 (ja) * | 2009-06-25 | 2010-08-11 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
WO2017022510A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 株式会社日立製作所 | 開閉装置及びスイッチギヤ |
JP2021077542A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
KR20210071260A (ko) * | 2019-12-06 | 2021-06-16 | 일진전기 주식회사 | 가스절연 개폐장치의 단로기 및 접지개폐기 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP10235672A patent/JP2000067704A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252475A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉器装置 |
US8878092B2 (en) | 2009-06-25 | 2014-11-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated switchgear |
WO2010150390A1 (ja) * | 2009-06-25 | 2010-12-29 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
EP2447975A1 (en) * | 2009-06-25 | 2012-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas insulated switchgear |
CN102804313A (zh) * | 2009-06-25 | 2012-11-28 | 三菱电机株式会社 | 气体绝缘开关装置 |
EP2447975A4 (en) * | 2009-06-25 | 2014-01-01 | Mitsubishi Electric Corp | GAS INSULATED SWITCHGEAR |
JP4522490B1 (ja) * | 2009-06-25 | 2010-08-11 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
CN102804313B (zh) * | 2009-06-25 | 2015-09-09 | 三菱电机株式会社 | 气体绝缘开关装置 |
WO2017022510A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 株式会社日立製作所 | 開閉装置及びスイッチギヤ |
JP2021077542A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
JP7172960B2 (ja) | 2019-11-11 | 2022-11-16 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁開閉装置 |
KR20210071260A (ko) * | 2019-12-06 | 2021-06-16 | 일진전기 주식회사 | 가스절연 개폐장치의 단로기 및 접지개폐기 |
KR102281673B1 (ko) * | 2019-12-06 | 2021-07-29 | 일진전기 주식회사 | 가스절연 개폐장치의 단로기 및 접지개폐기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5990778A (en) | Current-limiting resistor having PTC behavior | |
CN100547869C (zh) | 气体绝缘开关装置 | |
CA3060552C (en) | Series vacuum interrupters with grading capacitors integrated in a molded switch housing | |
JP2010503161A (ja) | 真空遮断器 | |
JP2004519836A (ja) | 少なくとも1つのバキュームブレーカギャップのための制御装置 | |
JP2000067704A (ja) | ガス絶縁断路器 | |
JP3431439B2 (ja) | 絶縁開閉装置 | |
EP3563459B1 (en) | Circuit breaker system with an internal voltage limiter | |
JP2002538592A (ja) | リング状絶縁体を備えた真空遮断室 | |
EP2362407B1 (en) | A nozzle for a breaker, and a breaker having such a nozzle | |
JP2023127251A (ja) | 真空バルブ | |
JP6490069B2 (ja) | タップ変成器用の負荷選択器と負荷選択器の事前選択器用の支持アーム | |
JP4284033B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP3369319B2 (ja) | 抵抗付き断路器 | |
Falkingham | The evolution of vacuum interrupter arc control systems | |
JPH03134925A (ja) | ガス絶縁断路器 | |
JP2024126422A (ja) | 真空バルブ | |
JPH10257657A (ja) | ケーブル終端部の絶縁構造体 | |
JP5899028B2 (ja) | スイッチギヤ | |
JPH0224927A (ja) | 断路器 | |
CN111370262A (zh) | 电器开关设备 | |
WO1996042092A1 (en) | Electric insulator | |
JP2002260470A (ja) | ガス絶縁断路器 | |
WO2000074094A1 (en) | Electric switching device | |
JPH01308114A (ja) | ガス絶縁電気機器 |