JP2000067369A - 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム - Google Patents

通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム

Info

Publication number
JP2000067369A
JP2000067369A JP10254526A JP25452698A JP2000067369A JP 2000067369 A JP2000067369 A JP 2000067369A JP 10254526 A JP10254526 A JP 10254526A JP 25452698 A JP25452698 A JP 25452698A JP 2000067369 A JP2000067369 A JP 2000067369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
data
analysis
traffic condition
detection function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10254526A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Toriyama
正博 鳥山
Takahiro Yamamoto
隆洋 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANIMA DENSHI KK
Nomura Research Institute Ltd
Original Assignee
ANIMA DENSHI KK
Nomura Research Institute Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANIMA DENSHI KK, Nomura Research Institute Ltd filed Critical ANIMA DENSHI KK
Priority to JP10254526A priority Critical patent/JP2000067369A/ja
Publication of JP2000067369A publication Critical patent/JP2000067369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昼夜を問わず一日中行う調査や長期間にわた
る調査等を行うことができ、又多くの場所の通行状況の
データを得ることができるので、広い範囲の調査対象と
なるそれぞれの場所における詳細な通行状況のデータを
得ることができる通行人検出機能付自動販売機を提供す
る。 【解決手段】自動販売機の前を通過する通行人を撮像す
るカメラ部5と、このカメラ部5から出力される撮像信
号を解析し、通行人を所定のカテゴリーに分類・解析す
る解析部6と、この解析部6で解析された各カテゴリー
の解析データを各分類ごとに積算するカウント部7と、
このカウント部7で積算される各カテゴリーの解析デー
タを集計部2に伝送する伝送部8とを備える構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道、駅の構内、
廊下、フロア等の通行人が通る場所に設置させ、前を通
る通行人の通行状況を検出する通行人検出機能付自動販
売機及び通行状況検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通行人の通行状況を調査する場
合、その調査対象となる場所に調査人を配置させ、その
調査人が目視により通行人の性別や年齢層等の所定のカ
テゴリーに分類すると共に、分類別にカウントし、通行
人の通行状況を調査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の通行人の通行状
況を調査する場合は以上のように行われていたことか
ら、昼夜を問わず一日中行う調査や長期間にわたる調査
等を行うことが難しく、詳細な通行状況のデータを得る
ことが難しいという課題を有する。また、調査対象とな
る場所を多くすることは人件費等のコスト面で難しく、
多くの場所の通行状況のデータを得ることが難しいとい
う課題を有する。
【0004】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、昼夜を問わず一日中行う調査や長期間にわた
る調査等を行うことができ、又多くの場所の通行状況の
データを得ることができるので、広い範囲の調査対象と
なるそれぞれの場所における詳細な通行状況のデータを
得ることができる通行人検出機能付自動販売機及び通行
状況検出システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通行人検出
機能付自動販売機は、自動販売機の前を通過する通行人
を撮像する撮像手段と、当該撮像手段から出力される撮
像信号に基づいて、通行人を所定のカテゴリーに分類・
解析して解析データを出力する解析手段とを備えるもの
である。このように本発明においては、自動販売機の前
を通過する通行人を撮像手段で撮像し、この撮像手段か
ら出力される撮像信号を解析手段で所定のカテゴリーに
分類・解析するので、前方を通る通行人の通行状況、例
えば通行方向、通行時間帯等を人手を使わず自動検出に
より調査できる。このため、夜間を問わず長期間にわた
る調査を行うことができ、調査対象となる場所の詳細な
通行状況のデータを得ることができる。又、自動販売機
の設置場所を多くすることで、多くの場所の通行状況の
データを容易に得ることができ、より詳細な通行状況を
調査できる。
【0006】本発明に係る通行人検出機能付自動販売機
は必要に応じて、解析手段で分類された各カテゴリーの
解析データを各分類ごとに積算するカウント手段を備え
るものである。このように本発明においては、解析手段
で分類・解析された各カテゴリーの解析データをカウン
ト手段で各分類ごとに積算するので、解析手段で分類さ
れた分類別の数値を得ることができ、より詳細な通行状
況を調査できる。
【0007】本発明に係る通行人検出機能付自動販売機
は必要に応じて、カウント手段が、各カテゴリーの解析
データを所定日数の単位ごとに積算するものである。こ
のように本発明においては、各カテゴリーの解析データ
を所定日数の単位ごとに積算できるので、所定日数の単
位ごとの詳細な通行状況のデータを得ることができる。
【0008】本発明に係る通行人検出機能付自動販売機
は必要に応じて、解析手段が、少なくとも通行人を通行
方向及び所定の時間帯に分類するものである。このよう
に本発明においては、通行人を通行方向及び所定の通行
時間帯に分類できるので、調査対象となる場所の通行状
況のデータをより詳細に得ることができる。
【0009】本発明に係る通行人検出機能付自動販売機
は必要に応じて、解析手段で分類された各カテゴリーの
解析データを外部に伝送する伝送手段を備えるものであ
る。このように本発明においては、解析手段で分類・解
析された各カテゴリーの解析データを伝送手段から外部
へ伝送できるので、自動販売機の設置場所が遠方の場合
又は設置場所が多数の場合でも解析手段で分類された各
カテゴリーの解析データの集計を行うことができ、広い
範囲における通行状況のデータを得ることができる。
【0010】本発明に係る通行状況検出システムは、自
動販売機の前を通過する通行人を撮像する撮像手段を少
なくとも備える通行人検出機能付自動販売機と、当該通
行人検出機能付自動販売機が設置された地域の地図デー
タを記録した地図データ記録手段と、前記通行人検出機
能付自動販売機の撮像手段から出力される撮像信号に基
づいて、通行人を所定のカテゴリーに分類・解析して解
析データを出力する解析手段と、当該解析手段で分類し
た解析データを前記地図データ記録手段の対応する地図
データに関連付け、前記解析データ及び前記地図データ
から成る通行状況データを作成する制御演算手段と、当
該制御演算手段で作成された通行状況データを蓄積する
データベースとを備えるものである。このように本発明
においては、解析手段で分類・解析された解析データを
地図データ記録手段の対応する地図データに関連付けて
形成する通行状況データが制御演算手段で作成されると
共に、この作成された通行状況データをデータベースに
蓄積させるようにしているため、データベースに蓄積し
た通行状況データに基づき、通行状況を知りたい場所の
通行状況の結果を迅速に検索できる。
【0011】本発明に係る通行状況検出システムは必要
に応じて、制御演算手段が、通行状況を検索したい場所
の地図データに基づき、所定範囲内の地図データに関連
する前記通行状況データを前記データベースから検索
し、当該検索された通行状況データに基づき、通行状況
を検索したい場所の通行状況を類推するものである。こ
のように本発明においては、通行状況を検索したい場所
の地図データに基づき、検索したい場所の通行状況を制
御演算手段が類推するようにしているので、通行状況を
検索したい場所に通行人検出機能付自動販売機を設置し
ていない場合でも、周辺の通行人検出機能付自動販売機
による通行状況データに基づき、検索したい場所の通行
状況データを類推できる。
【0012】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る通行人検出機能付自
動販売機を図1を参照して説明する。図1は本発明の第
1の実施形態に係る通行人検出機能付自動販売機のブロ
ック図、図2は本実施形態の通行人検出機能付自動販売
機の設置場所を示す図である。
【0013】前記各図において本実施形態に係る通行人
検出機能付自動販売機(以下単に自動販売機という。)
は、自動販売機1の前方を通過する通行人を撮像するカ
メラ部2と、このカメラ部2から出力される撮像信号を
解析し、通行人を所定のカテゴリーに分類する解析部3
と、この解析部3で分類された各カテゴリーの解析デー
タを各分類ごとに積算するカウント部4と、このカウン
ト部4で積算される各カテゴリーの解析データを中央管
理センター7に伝送する伝送部5とを備える構成であ
る。
【0014】前記解析部3は、カメラ部2から出力され
た撮像信号を画像処理する画像処理部3aと、この画像
処理部3aで処理された画像信号を予め設定された基本
分類データに基づいて所定のカテゴリーに分類する解析
処理部3bと、この解析処理部3bに提供される基本分
類データを格納する基本分類データメモリ部3cとを備
える構成である。
【0015】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
通行人検出機能付自動販売機1の動作について説明す
る。前提として自動販売機1は図2に示すように歩道2
0に沿って配置させている。自動販売機1の前を通行人
が通ると、自動販売機1に配設されるカメラ部2で通行
人を撮像する。通行人を撮像することで、カメラ部2か
ら解析部3へ撮像信号が出力され、このカメラ部2から
出力された撮像信号を解析部3の画像処理部3aで画像
処理する。この画像処理部3aで画像処理した画像信号
は、解析処理部3bに出力され、基本分類データメモリ
部3cに予め記録させた基本分類データに基づき分類さ
れ、所定のカテゴリーに分類される。この解析部3の解
析処理部3bで所定のカテゴリーに分類された解析デー
タをカウント部4へ出力させ、カウント部4で各カテゴ
リーごとに解析データを積算する。このカウント部4で
積算される解析データは、伝送部5へ出力され、外部の
中央管理センター7へ伝送される。
【0016】このように各自動販売機1のカウント部4
の解析データを中央管理センター7で集計することで、
自動販売機1の設置場所の通行状況を人手を使わず調査
できることから、長期間にわたる調査を行うことがで
き、又調査対象となる場所の詳細な通行状況のデータを
得ることができる。又、自動販売機1の設置場所を多く
することで、多くの場所の通行状況のデータを容易に得
ることができ、より詳細な通行状況を調査できる。
【0017】なお、本実施形態では、各自動販売機1の
カウント部4の解析データを、各伝送部5によって中央
管理センター7へ伝送する構成であるが、各自動販売機
1にカウント部4の解析データを記録する記録装置を設
け、自動販売機1内の商品補充を行う際に、記録装置に
記録させた解析データを作業者自信が回収し、回収した
解析データを中央管理センター7に入力させる構成にで
きる。また、各伝送部5から中央管理センター7へ伝送
する解析データは、一例として無線、有線、電話回線等
で伝送される。
【0018】(本発明の第2の実施形態)以下、本発明
の第2の実施形態に係る通行状況検出システムを図3な
いし図6を参照して説明する。図3は本発明の第2の実
施形態に係る通行状況検出システムのブロック図、図4
は本実施形態システムにおける制御演算部のブロック
図、図5は本実施形態システムにおいて検索したい場所
における通行状況の検索状態を示す動作フロチャ−ト、
図6は本実施形態システムにおいて検索結果出力部から
出力される一例の検索結果を示す図である。
【0019】前記各図において本実施形態に係る通行状
況検出システムは、前記第1の実施形態と同様に、前方
を通過する通行人を撮像する通行人検出機能付自動販売
機1(以下単に自動販売機という。)と、この自動販売
機1を集中管理する中央管理センター7とから構成され
ているが、前記第1の実施形態の自動販売機1とこの第
2の実施形態の自動販売機1との構成は異なっている。
この第2の実施形態の自動販売機1は、解析部3と、カ
ウント部4とがなく、前方を通過する通行人を撮像して
撮像信号を出力するカメラ部2と、このカメラ部2から
出力される撮像信号を中央管理センター7へ伝送する伝
送部5とを備える構成である。
【0020】前記中央管理センター7は、前記自動販売
機1の伝送部5から伝送される撮像信号を受信する受信
部12と、この受信部12で受信した撮像信号を解析
し、通行人を所定のカテゴリーに分類する解析部3と、
この解析部3で分類された各カテゴリーの解析データを
各分類ごとに積算するカウント部4と、このカウント部
4で積算された解析データを自動販売機1の設置場所の
地図データに関連付けた通行状況デ−タを作成し、又検
索したい場所の地図データを基に該当する通行状況デー
タを読み出し、検索したい場所の通行状況を類推する制
御演算部13と、この制御演算部13で製作された通行
状況デ−タを格納するデータベース14と、自動販売機
1を設置した地域の地図データを記録している地図デー
タ記録部15と、制御演算部13に検索したい場所の地
図デ−タを入力する検索情報入力部16と、制御演算部
13から検索したい場所の通行状況を出力される検索結
果出力部17とを備えた構成である。
【0021】前記解析部3は、前記第1の実施形態と同
様に、撮像信号を画像処理する画像処理部3aと、この
画像処理部3aで処理された画像信号を予め設定された
基本分類データに基づいて所定のカテゴリーに分類する
解析処理部3bと、この解析処理部3bに提供される基
本分類データを格納する基本分類データメモリ部3cと
を備える構成である。
【0022】前記制御演算部13は、カウント部4の解
析データを地図データ記録部15に記録される地図デー
タに関連付けた構成の通行状況データを作成すると共
に、作成した通行状況データをデータベース14に格納
するデータ演算処理部13aと、検索情報入力部16か
ら入力された検索したい場所の地図デ−タに基づき、こ
の入力した地図データの属する所定範囲の地域ブロック
内に該当する通行状況データをデータベース14から読
み出すデータ読み出し制御部13bと、このデータ読み
出し制御部13bで読み出した通行状況データに基づ
き、検索したい場所の地図デ−タに該当する通行状況を
類推すると共に、検索結果出力部17に出力する通行状
況類推部13cとを備える構成である。
【0023】次に、前記構成に基づく本実施形態に係る
通行状況検出システムの動作について図2を参照して説
明する。前提として、自動販売機1を前記第1の実施形
態と同様に、図2に示すように歩道20沿いに配置させ
ている。自動販売機1の前方を通行人が通ると、自動販
売機1に配設されるカメラ部2で通行人を撮像する。通
行人を撮像することで、カメラ部2から伝送部5へ撮像
信号が出力される。この撮像信号は、自動販売機1の伝
送部5から中央管理センター7の受信部12へ出力さ
れ、この受信部12から解析部3へ出力される。
【0024】この解析部3では、前記第1の実施形態と
同様に、撮像信号を画像処理部3aで画像処理する。こ
の画像処理部3aで画像処理した画像信号は、解析処理
部3bに出力され、基本分類データメモリ部3cに予め
記録させた基本分類データに基づき分類され、所定のカ
テゴリーに分類される。この解析処理部3bによる所定
のカテゴリーへの分類は、所定の検索期間、通行人の方
向、通行人の通行時間帯、通行人の服装色を前記画像信
号に基づいて解析して処理する。この解析処理部3bの
解析処理の他に、前記画像信号に基づいて操作者等が目
視により通行人の性別、年齢層等を個別に判断し、この
判断結果を前記所定のカテゴリーの分類に追加して解析
データとすることもできる。この分類の一例を図6に示
す。この解析部3の解析処理部3bで所定のカテゴリー
に分類され、また操作者等により目視による判断結果に
基づく解析データをカウント部4へ出力させ、カウント
部4で各カテゴリーごとに解析データを積算する。
【0025】その後、このカウント部4で積算される解
析データを、制御演算部13のデータ演算処理部13a
に出力させると共に、この解析データを出力した自動販
売機1の設置場所に該当する地図デ−タを地図データ記
録部15から出力させ、解析データを該当する地図デ−
タに関連づけた通行状況デ−タをデータ演算処理部13
aで作成し、作成した通行状況デ−タをデータベース1
4に格納する。
【0026】このようにデータ演算処理部13aで作成
された通行状況デ−タは、データベース14に蓄積され
る。このデータベース14への通行状況データの蓄積
は、通行状況データを形成する通行人の方向、通行時間
帯、服装色、性別、年齢層等の各データに固有の識別子
を付与してオブジェクト指向のデータベースとして構築
することもできる。また、データベース14は通行人の
各特性を木構造とするデータベースとして構築すること
ができる。
【0027】次に、通行状況データを検索する動作につ
いて図5を参照して説明する。まず、検索情報入力部1
6に通行状況を検索したい検索場所P(図2参照)の地
図データ及び検索したい期間を入力する(S11)。検
索情報入力部16から入力された地図データが属する所
定範囲の地域ブロックをデータ演算処理部13aで検出
する(S12)。この検出した地域ブロックR(図2参
照)内に自動販売機1の存在の有無を判別し(S1
3)、検出した地域ブロックR内に自動販売機1が存在
すれば、この地域ブロックR内の自動販売機1から伝送
された通行状況データのうち、検索期間に該当する通行
状況データをデータベース14から読み出す(S1
4)。
【0028】このデータベース14から読み出した通行
状況データに基づき、通行状況類推部13cで検索場所
の通行状況を類推する(S15)。この通行状況類推部
13cで類推した通行状況を検索結果出力部17に出力
させ、検索したい場所の通行状況の検索を終了する。
又、検出した地域ブロックR内に自動販売機1が存在し
ない(又は、所定の台数に自動販売機1の設置台数が達
していない)場合は、検索不能となり、検索を終了す
る。
【0029】検索結果出力部17から出力される通行状
況の検索結果Sの一例を図6を参照して説明する。検索
場所Pの通行状況の検索結果Sは、検索場所Pが属する
地域ブロックR内の自動販売機1の通行状況データに基
づいて類推され、前記図6に示す検索期間における通行
人数と、その通行人の年齢層の分類と、各年齢層ごとの
男女別の分類も行われる。
【0030】なお、本実施形態においては、地域ブロッ
クR内に自動販売機1が存在しないか、又は所定の台数
以下の自動販売機1が存在する場合には、前記地域ブロ
ックRの領域を拡大し、この拡大された地域ブロック内
に設置される自動販売機1に基づいて検出された所定の
通行状況データを読み出し、この通行状況データに基づ
いて検索場所Pの通行状況を類推することができる。ま
た、読み出した通行状況データに基づき通行状況類推部
13cにより演算処理された処理結果が十分でないと判
断された場合にも、前記地域ブロックRの領域を拡大又
は縮小させることができ、この拡大又は縮小された地域
ブロックに基づいて検出された所定の通行状況データに
より検索場所Pの通行状況を再度類推することができ
る。
【0031】また、本実施形態では、一例として自動販
売機1が撮像した通行人を、検索期間において、年齢層
別の分類、男女別のカテゴリーに分類する構成とした
が、通行人を所定の天気や気温において検索する構成に
できる。又、検索期間を所定日や所定日数単位で検索す
る構成にできる。また、各自動販売機1の伝送部5から
中央管理センター7の受信部へ伝送する検出データは、
一例として無線、有線、電話回線等で伝送される。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明においては、自動販
売機の前を通過する通行人を撮像手段で撮像し、この撮
像手段から出力される撮像信号を解析手段で所定のカテ
ゴリーに分類・解析するので、前方を通る通行人の通行
状況、例えば通行方向、通行時間帯等を人手を使わず自
動検出により調査できる。このため、夜間を問わず長期
間にわたる調査を行うことができ、調査対象となる場所
の詳細な通行状況のデータを得ることができる。又、自
動販売機の設置場所を多くすることで、多くの場所の通
行状況のデータを容易に得ることができ、より詳細な通
行状況を調査できるという効果を奏する。また、本発明
においては、解析手段で分類・解析された各カテゴリー
の解析データをカウント手段で各分類ごとに積算するの
で、解析手段で分類された分類別の数値を得ることがで
き、より詳細な通行状況を調査できるという効果を有す
る。また、本発明においては、各カテゴリーの解析デー
タを所定日数の単位ごとに積算できるので、所定日数の
単位ごとの詳細な通行状況のデータを得ることができる
という効果を有する。また、本発明においては、通行人
を性別及び所定の年齢層に分類できるので、調査対象と
なる場所の通行状況のデータをより詳細に得ることがで
きるという効果を有する。また、本発明においては、解
析手段で分類・解析された各カテゴリーの解析データを
伝送手段から外部へ伝送できるので、自動販売機の設置
場所が遠方の場合又は設置場所が多数の場合でも解析手
段で分類された各カテゴリーの解析データの集計を行う
ことができ、広い範囲における通行状況のデータを得る
ことができるという効果を有する。また、本発明におい
ては、解析手段で分類・解析された解析データを地図デ
ータ記録手段の対応する地図データに関連付けて形成す
る通行状況データが制御演算手段で作成されると共に、
この作成された通行状況データをデータベースに蓄積さ
せるようにしているため、データベースに蓄積した通行
状況データに基づき、通行状況を知りたい場所の通行状
況の結果を迅速に検索できるという効果を有する。さら
に、本発明においては、通行状況を検索したい場所の地
図データに基づき、検索したい場所の通行状況制御演算
手段が類推するようにしているので、通行状況を検索し
たい場所に通行人検出機能付自動販売機を設置していな
い場合でも、周辺の通行人検出機能付自動販売機による
通行状況データに基づき、検索したい場所の通行状況デ
ータを類推できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通行人検出機能
付自動販売機のブロック図である。
【図2】図1に記載の通行人検出機能付自動販売機の設
置場所を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る通行状況検出シ
ステムのブロック図である。
【図4】図3に記載の通行状況測定システムにおける制
御演算部のブロック図である。
【図5】図3に記載の通行状況検出システムにおいて検
索したい場所における通行状況の検索状態を示す動作フ
ロチャ−トである。
【図6】図3に記載の通行状況検出システムにおいて検
索結果出力部から出力される一例の検索結果を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 通行人検出機能付自動販売機 2 カメラ部 3 解析部 3a 画像処理部 3b 解析処理部 3c 基本分類データメモリ部 4 カウント部 5 伝送部 7 中央管理センター 12 受信部 13 制御演算部 13a データ演算処理部 13b データ読み出し制御部 13c 通行状況類推部 14 データベース 15 地図データ記録部 16 検索情報入力部 17 検索結果出力部 20 歩道 P 検索場所 R 地域ブロック
フロントページの続き (72)発明者 山本 隆洋 福岡県福岡市早良区梅林6丁目6−29 ア ニマ電子株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 AA20 CA10 CC10 DA08 DA10 DC06 DC10 DE01 DE02 5H180 AA21 BB04 BB05 BB15 CC04 DD02 EE02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の前を通過する通行人を撮像
    する撮像手段と、 当該撮像手段から出力される撮像信号に基づいて、通行
    人を所定のカテゴリーに分類・解析して解析データを出
    力する解析手段とを備えることを特徴とする通行人検出
    機能付自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の通行人検出機能付
    自動販売機において、 前記解析手段で分類された各カテゴリーの解析データを
    各分類ごとに積算するカウント手段を備えることを特徴
    とする通行人検出機能付自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の通行人検出機能付
    自動販売機において、 前記カウント手段が、各カテゴリーの解析データを所定
    日数の単位ごとに積算することを特徴とする通行人検出
    機能付自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいづれかに記載
    の通行人検出機能付自動販売機において、 前記解析手段が、少なくとも通行人を通行方向及び所定
    の通行時間帯に分類することを特徴とする通行人検出機
    能付自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいづれかに記載
    の通行人検出機能付自動販売機において、 前記解析手段で分類された各カテゴリーの解析データを
    外部に伝送する伝送手段を備えることを特徴とする通行
    人検出機能付自動販売機。
  6. 【請求項6】 自動販売機の前を通過する通行人を撮像
    する撮像手段を少なくとも備える通行人検出機能付自動
    販売機と、 当該通行人検出機能付自動販売機が設置された地域の地
    図データを記録した地図データ記録手段と、 前記通行人検出機能付自動販売機の撮像手段から出力さ
    れる撮像信号に基づいて、通行人を所定のカテゴリーに
    分類・解析して解析データを出力する解析手段と、 当該解析手段で分類した解析データを前記地図データ記
    録手段の対応する地図データに関連付け、前記解析デー
    タ及び前記地図データから成る通行状況データを作成す
    る制御演算手段と、 当該制御演算手段で作成された通行状況データを蓄積す
    るデータベースとを備えることを特徴とする通行状況検
    出システム。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の通行状況検出シス
    テムにおいて、 前記制御演算手段が、通行状況を検索したい場所の地図
    データに基づき、所定範囲内の地図データに関連する前
    記通行状況データを前記データベースから検索し、当該
    検索された通行状況データに基づき、通行状況を検索し
    たい場所の通行状況を類推することを特徴とする通行状
    況検出システム。
JP10254526A 1998-08-24 1998-08-24 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム Pending JP2000067369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10254526A JP2000067369A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10254526A JP2000067369A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000067369A true JP2000067369A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17266273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10254526A Pending JP2000067369A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000067369A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315197B1 (en) * 1999-08-19 2001-11-13 Mitsubishi Electric Research Laboratories Vision-enabled vending machine
JP2020095404A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 東京電力ホールディングス株式会社 情報処理方法、プログラム、情報処理装置及び学習済みモデルの生成方法
JP2020205127A (ja) * 2018-12-11 2020-12-24 東京電力ホールディングス株式会社 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
WO2021014952A1 (ja) * 2019-07-25 2021-01-28 株式会社ゼンショーホールディングス 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315197B1 (en) * 1999-08-19 2001-11-13 Mitsubishi Electric Research Laboratories Vision-enabled vending machine
JP2020095404A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 東京電力ホールディングス株式会社 情報処理方法、プログラム、情報処理装置及び学習済みモデルの生成方法
JP2020205127A (ja) * 2018-12-11 2020-12-24 東京電力ホールディングス株式会社 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
WO2021014952A1 (ja) * 2019-07-25 2021-01-28 株式会社ゼンショーホールディングス 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2021022036A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社 ゼンショーホールディングス 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7336905B2 (ja) 2019-07-25 2023-09-01 株式会社 ゼンショーホールディングス 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6628323B1 (en) Method and apparatus for surveying a predetermined surveillance area
US6396534B1 (en) Arrangement for spatial monitoring
JPH1049718A (ja) 通過人数計測装置及びそれを用いた入退場者数管理システム
EP0878965A2 (en) Method for tracking entering object and apparatus for tracking and monitoring entering object
JP6954420B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JPWO2015098442A1 (ja) 映像検索システム及び映像検索方法
CN103873825A (zh) 一种atm智能监控系统及方法
GB2502687A (en) Video-based detection for short-term parking violation
CN102469304A (zh) 视频处理
WO2016203422A1 (en) System and method for recognition of parking stalls available for a vehicle
CN102469303A (zh) 视频监视
KR20040105612A (ko) 변화검출방법과 장치 및 그 방법 또는 장치를 사용한감시시스템
JP2004328622A (ja) 行動パターン識別装置
KR102260123B1 (ko) 지역내 이벤트감지장치 및 그 장치의 구동방법
CN112383756B (zh) 一种视频监控报警处理方法和装置
CN111127066A (zh) 基于用户信息的挖掘应用方法和装置
CN114495014A (zh) 智慧社区管理系统和智慧社区管理系统控制方法
JP2000067369A (ja) 通行人検出機能付自動販売機及び通行状況検出システム
KR101088482B1 (ko) 차량의 통행정보 연계 시스템 및 그 연계 방법
CN116886874A (zh) 一种生态园安防监控预警数据的采集方法及其系统
KR101686851B1 (ko) Cctv 카메라를 이용한 통합 관제 시스템
Herviana et al. The prototype of in-store visitor and people passing counters using single shot detector performed by OpenCV
JP2007243270A (ja) 映像監視システムおよび方法
JP2002260166A (ja) 情報配信装置及び情報配信システム
CN115641683A (zh) 一种公路施工管理的智能监控系统