JP2000066152A

JP2000066152A - 鼻型腕角度換算表付きメガネ測定調整テスト台

Info

Publication number: JP2000066152A
Application number: JP10250326A
Authority: JP
Inventors: Hachiro Kobayashi; 八郎小林
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-08-21
Filing date: 1998-08-21
Publication date: 2000-03-03

Abstract

(57)【要約】【課題】顔とメガネの正確な測定調整方法にて、安定
と装用感の良いメガネが確実にでき、測定調整テスト台
とメガネ図面にて、安全なデイター調整ができ、客不在
調整と通信調整を得る。【解決手段】実物大鼻型と腕角度両換算表２、及び前
枠測定目盛６、−＋付き十字基準線３を金属テスト台１
に設ける。また、前枠止め１５と鼻当止め１６付きテス
ト枠止め１４裏側に丁番付き上げ板１７を設け、テスト
枠３３と磁石付定規３２にて内角度測定をする。なお、
腕角度４０の長さは４０度４０ミリ６０度６０ミリに
て、（他腕角度長さ省略）腕曲部３８より直下３０ミリ
の斜線を内角度に使う。鼻型位置２８′付き客測定鼻型
２６にて客の鼻を測る。また、鼻型位置２８′付き枠測
定鼻型２７と鼻型測定台２９にて鼻位置を得る。そし
て、移動できる前枠測定板１９で前枠位置を、また、腕
元４３値は磁石付定規３２で調べ、図面合わせ印１３付
き透明図面押さえ１２を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、メガネ図面調整の
ため、顔とメガネ枠測定及び鼻から耳元迄の鼻型腕角度
換算表と内角度測定、凹凸鼻型測定にて敏速で正確な装
用感の良いメガネを作る測定調整に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来は、メガネ装用者の顔型と装用者枠
の測定する装置が少なく、従来のメガネ調整は長い年月
の技術と勘でフイッテングしているので、個人の技術差
が多く、完全なる調整と技術の向上が不可能で、眼鏡技
術者は、一生メガネの調整で苦労するものである。な
お、腕元鼻当固定装置は、いつも、両端を８ミリ上げて
装用メガネを差込み、メガネを固く固定するようにして
いる。（例えば、実公昭５８−４４８２号公報参照）

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のメガネ図面調整
用測定調整器は、構造が複雑で、測定調整に時間もかか
り、誤差も多いので、苦労する問題点があった。なお、
メガネの正確な顔と枠の設計図が出来れば、メガネ技術
が進歩する。

【０００４】本発明は、各種測定デイターにて正確な鼻
型腕角度換算表と、鼻から耳元迄の正確な測定する目的
で、凹凸鼻型と、−＋付き十字基準線による測定及び耳
元後頭部の内角度測定と調整など金属テスト台と磁石付
き定規にて容易に図面調整ができることを目的としてい
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のメガネ測定調整テスト台は、総合メガネ測
定調整する装置で、場所もとらず、正確な測定調整に効
果的である。

【０００６】また、客の鼻型測定は鼻中央の骨の少し上
を測定すると、装用メガネの鼻当と同位置になり、測定
誤差も無く好ましい。また、枠測定鼻型にて装用枠鼻当
との当り工合の微調整に役立てるとよい。枠測定鼻型と
装用メガネの鼻当位置は、鼻当中心位置が誤差も無く効
果的である。

【０００７】また、装用枠アール腕角度と、テスト枠直
角腕角度による腕長さ違いを腕角度換算表にした、３０
度５ミリより８０度１５ミリ迄、テスト枠腕長さより腕
角度換算値、装用枠腕長さを短くして調整するとよい。
なお、１ミリ単位にすることで、他の測定値と同時調整
が楽になる効果がある。

【０００８】さらに、テスト枠止め中央裏側の丁番付き
上げ板で、３５ミリ程テスト枠止めを上げ、測定テスト
枠の前枠と鼻当を軽く止めて、テスト腕の内角度測定す
るので、客耳元後頭部測定の、テスト腕内角度測定誤差
を無くすのに効果的である。テスト腕の腕曲部と腕先迄
の長さは４０度４０ミリ６０度６０ミリにて測定する装
置で、（他の腕角度長さ省略）内角度測定値は３０ミリ
にて記録するので誤差無く速い調整ができる。内角度は
大抵左右違うので、腕曲部を磁石付定規で固定、２回測
定し、狂っている時は、もう一度正確に測定するとよ
い。

【０００９】そして、−線と＋線付き十字基準線に、枠
測定鼻型数値の位置に鼻型測定台付き枠測定鼻型を仮
設、上記枠測定鼻型に、装用枠鼻当を当て、装用枠の腕
元に磁石付定規を設けて腕元値を調べ、また、装用枠の
前枠に前枠測定板を当て、前枠測定目盛で前枠位置を測
定する方法である。

【００１０】上記、装用枠腕元値が一測定値は、テスト
枠腕長さより−測定値、腕長さを短かくするとよい。ま
た、前枠位置はメガネ図面の十字基準線上の同じ前枠位
置に記入、記入の前枠位置に装用枠の前枠を合せて、各
種測定調整に役立てると効果的である。

【００１１】上記のように、構成された測定値と、その
他の測定値をメガネ図面に記入製図、製図したメガネ図
面を、測定調整テスト台の透明図面押さえの下側に差入
れる時、図面合せ印があると図面を正確に合せるのに好
ましい。

【００１２】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図３において、金属テス
ト台１の中央に−目盛線４と＋目盛線５を上下にした十
字基準線３を設け、その上側に前枠測定目盛６、下側に
鼻型腕角度換算表２を設ける。また、図１の透明図面押
さえ１２の図面合わせ印１３にてメガネ図面の縦線を合
わせて差入れ、メガネ総合調整する。

【００１３】上記、腕角度の換算表２はテスト枠３３の
腕角度４０は直角で、（耳元形状のため）装用枠腕角度
４５の調整はアール調整が無理が無く調整できるので、
直角とアール角度の腕角度換算表２を設けた、腕角度４
０が５度違いで１ミリ短くなるアール使用にて腕角度換
算表２が使用可能になった。

【００１４】鼻型の換算表２について、装用者の実測実
物大の１１鼻型を金属テスト台１に設け、鼻型換算表２
を見ることで、客測定鼻型２６を早く選ぶことができ便
利である。また、鼻型と腕角度両換算表２は、装用者の
鼻から耳元迄の腕長さ測定に関連しているので一緒に設
け、早い測定ができる。

【００１５】図８〜図１１において、客測定鼻型２６は
実測鼻型で、多数の鼻型より１１型に分類、大抵の客鼻
型測定が可能で、凹型の客測定鼻型２６で鼻の中央骨の
少し上を測定、鼻型位置２８′数値の位置を正確に、メ
ガネ図面の十字基準線上に記録、今後の測定調整に使
う。

【００１６】そして、客測定鼻型２６を凸型枠測定鼻型
２７に替えて、十字基準線３上に鼻型位置２８′の数値
位置に、鼻型測定台２９付き枠測定鼻型２７を仮設、前
枠４２位置測定と腕元４３測定をする。なお、鼻型位置
２８′の数値は装用者鼻位置で、鼻型は１ミリ違いの高
さになっている。

【００１７】図１２は、テスト腕３６の腕長さと腕角度
４０が正確なテスト枠３３を客に装用、耳元後頭部に腕
角度４０を押し付け、内角度４０の型を取り、テスト腕
３６を広げて顔より取外し、丁番付き上げ板１７で３５
ミリ程持上げた、前枠止め１５と鼻当止め１６に、上
記、型取りした内角度４０の狂いに注意して、前枠と鼻
当３４を軽く止め、Ｂ方向にテスト枠３３を引いて設け
る。そして、装用者顔巾寸法目盛線に磁石付定規３２の
磁石を下側にして固定（再測定に使う）磁石付定規３２
の角に腕曲部３８内側を合わせる。また、腕先３９に磁
石付定規３２の磁石を上側にして仮設、腕曲部３８と腕
先３９の直線、内角度４０を測定、メガネ図面に記録し
て内角度調整に使う。腕角度４０の長さを全部替えたこ
とで速い測定調整ができる。（例４０度４０ミリ６０度
６０ミリ）。なお、上側メガネ押さえ２２で内角度測定
は測定不可能で、腕元３５よりテスト腕３６が出た構造
のため内角度測定はできない。

【００１８】図１３に示す実施例では、客の枠測定鼻型
２７を鼻型測定台２９の鼻型ハサミ３０で取付け、−＋
付き十字基準線３上の鼻型位置２８´の位置に金床３１
をおき、上記、枠測定鼻型２７を金床３１に当てた位置
が客の枠測定鼻位置で、各枠の鼻当４４高さに、枠測定
鼻型２７を上下し合わせて測定、今後はどの枠の枠測定
にも使う。

【００１９】図１４に示す実施例では、図１３十字基準
線３上に設けた、枠測定鼻型２７に客装用枠の鼻当４４
を当て、腕元４３に磁石付定規３２を仮設腕元値測定、
腕元値の−＋値腕長さを増減して腕長さを調整する。

【００２０】そして、鼻当４４を当てた状態で、前枠４
２に前枠測定板１９を移動させて軽く当て、前枠測定目
盛６にて前枠位置を測定、メガネ図面の十字基準線上に
前枠位置記入、今後の調整に使う。また、装用枠の前枠
４２とメガネ図面の前枠位置を合わせて装用枠を調整す
る。

【００２１】図１４は、前枠値＋１０ミリ目盛線５でメ
ガネ図面の十字基準線上の＋１０ミリ目盛に記入、記入
位置に前枠４２を合わせて図面調整に使う。また、腕元
値は−１０ミリ目盛線４でテスト枠３３の腕長さより−
１０ミリ短く装用枠を調整する。

【００２２】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００２３】請求項１の金属テスト台において、実物大
の鼻型は客の鼻と鼻型ゲージ選びに便利で、また腕角度
換算表にて腕角度による腕長さが即座にわかる。前枠測
定目盛で、調整ときの前枠設置位置が分かる。なお、−
＋付き十字基準線にて、鼻型位置測定と腕元測定ができ
るので、安定した調整ができ、メガネ測定調整技術が進
んだ。

【００２４】請求項２において、前枠止めと鼻当止め付
きテスト枠止めの裏側に丁番付き上げ板でテスト枠止め
を持上げて、腕長さ、腕角度の正確なテスト腕による内
角度測定は、測定誤差も少なく、内角度測定にてメガネ
をソフトに引付け、ずれ落ちを防ぎ安定が可能になっ
た。なお、テスト腕の腕角度の腕長さは４０度４０ミリ
６０度６０ミリ（他省略）にして速く、誤差がない内角
度測定ができる。また、前枠測定板で前枠位置が容易
で、メガネ測定調整に役立った。

【００２５】請求項３において、凹凸の客測定鼻型と枠
測定鼻型を鼻型ゲージ台にセット。客測定鼻型で客鼻型
の正確な鼻型測定ができ、そして、枠測定鼻型による装
用メガネ鼻当位置測定にて正確なメガネ調整ができる。

【００２６】請求項４については、−＋付き十字基準線
上の鼻型位置値に枠測定鼻型を仮設。装用枠鼻当を当て
て、前枠に前枠測定板を軽く当て前枠位置を、また、腕
元に磁石付定規を仮設、腕元測定、前枠と腕元の測定に
て正しい腕長さ調整が可能になった。

【００２７】請求項５において、透明図面押さえに図面
合わせ印を設けることで、正確な図面合わせが簡単にで
き、メガネ総合調整ができる。

【００２８】そして、前記鼻型測定にて、装用者鼻型と
枠鼻当の寸法違いを解明し、また、測定のテスト枠腕長
さより、腕角度換算値と腕元値を差引くと正確な装用腕
長さが容易である。さらに、メガネの安定装用に重要な
耳元後頭部の内角度測定にて快適なメガネ調整ができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】メガネ測定調整テスト台の一部透明図面押さえ
を外したる正面図。

【図２】メガネ測定調整テスト台の側面図。

【図３】メガネ測定調整テスト台の台のみ見せた正面図
（ミリ目盛線省略）

【図４】テスト枠止め及び装用メガネ前枠測定板を設け
た正面図Ａ及び側面図Ｂ。

【図５】装用メガネ前枠測定板の正面図。

【図６】装用メガネ前枠測定板の側面図。

【図７】メガネ測定調整テスト台図１Ａ部の一部拡大側
断面図。

【図８】鼻型取付台正面図Ａ及び金床Ｂと定規Ｃの斜面
図。

【図９】鼻型ゲージ台の平面図。

【図１０】鼻型ゲージ台の正面図。

【図１１】客測定鼻型ゲージ正面図Ａ及び枠測定鼻型ゲ
ージ正面図Ｂ。

【図１２】テスト枠にて装用者の内角度測定中の要部正
面図（ミリ目盛線省略）

【図１３】○鼻型装用者の○鼻型を十字基準線上の○線
に設定中の要部正面図（ミリ目盛線省略）

【図１４】○鼻型装用者のメガネ前枠位置と腕元位置を
測定中の要部正面図（ミリ目盛線省略）

【符号の説明】

１金属テスト台２鼻型腕角度換算表３十字基準線４ −１０ミリ目盛線５＋１０ミリ目盛線６前枠測定目盛７止軸ネジ８固定ネジ９パイプ１０止ナット１１保護ゴム１２透明図面押さえ１３図面合わせ印１４テスト枠止め１５前枠止め１６鼻当止め１７丁番付き上げ板１８取付穴１９前枠測定板２０前枠測定板止め２１上げ板止め２２メガネ枠押さえ２３腕押さえ２４鼻当押さえ２５取付板２６客測定鼻型２７枠測定鼻型２８鼻型ゲージ台２８´鼻型位置２９鼻型測定台３０鼻型ハサミ３１金床３２磁石付定規３３ステト枠３４鼻当３５腕元３６テスト腕３７調整ネジ３８腕曲部３９腕先４０腕角度と内角度４１腕４２前枠４３腕元４４鼻当４５腕角度内角度

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】金属テスト台（１）に鼻型腕角度換算表
（２）と−＋目盛線付き十字基準線（３）及び前枠測定
目盛（６）を設けた測定調整テスト台。
【請求項２】前枠止め（１５）と鼻当止め（１６）を
設けた、テスト枠止め（１４）中央裏側に丁番付き上げ
板（１７）を取付け、テスト枠（３３）を設け、テスト
腕（３６）の腕曲部（３８）と腕先（３９）を磁石付定
規（３２）にて内角度測定する、腕角度（４０）の長さ
は、４０度４０ミリ６０度６０ミリで内角度測定して、
３０ミリにて記録調整する。（その他の腕角度（４０）
長さ省略）。なお、上側の取付穴（１８）を金属テスト
台（１）の止軸ネジ（７）に取付け、前枠測定板（１
９）及び前枠測定板止め（２０）を設けた内角度測定装
置。
【請求項３】客測定鼻型（２６）と枠測定鼻型（２
７）各種１１鼻型を鼻型ゲージ台（２８）にセット、枠
測定鼻型（２７）付鼻型測定台（２９）と金床（３１）
及び磁石付定規（３２）にて、客の鼻と装用メガネ鼻当
（４４）の位置関係の解明にて今後の測定調整に役立て
るテスト台。
【請求項４】 −目盛線（４）と＋目盛線（５）を設け
た、十字基準線（３）上に客の枠測定鼻型（２７）を鼻
型測定台（２９）で仮設、仮設枠測定鼻型（２７）に装
用枠鼻当（４４）を当て、前枠測定板（１９）にて前枠
測定と、腕元（４３）に磁石付定規（３２）を設けて腕
元値を測定し、メガネを調整するテスト台。
【請求項５】透明図面押さえ（１２）に図面合せ印
（１３）を設けたる、メガネ測定調整テスト台。