JP2000066087A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000066087A
JP2000066087A JP10237700A JP23770098A JP2000066087A JP 2000066087 A JP2000066087 A JP 2000066087A JP 10237700 A JP10237700 A JP 10237700A JP 23770098 A JP23770098 A JP 23770098A JP 2000066087 A JP2000066087 A JP 2000066087A
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distance
shooting mode
short
long
shooting
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JP10237700A
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English (en)
Inventor
Daisuke Hata
大介 畑
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一回のシャッタレリーズ操作によって多重露
出撮影が可能で、かつ多重露出撮影を短時間で実行可能
なデジタルカメラを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るデジタルカメラは、一回の
シャッタ操作により、遠距離および近距離の被写体を撮
影するための多重露出撮影モードを備え、かかる多重露
出撮影モードでは、遠距離撮影モードにおける画像デー
タの取込中に、近距離撮影モードにおける目標被写体
(近距離被写体)に対する合焦位置にレンズ系101を
移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関し、詳細には、遠距離および近距離の被写体を撮影
するための多重露出撮影モードを備えたデジタルカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、夜間において遠くに位置する、
花火、ネオンサイン等のイルミネーションや、ライティ
ングされた橋・建物などの被写体を撮影する場合に、長
時間の露出をかけて撮影すれば非常に美しい写真が撮れ
ることは周知である。
【0003】この場合、同時に、近くに居る人物などを
同一のフィルム画面内に入れて写そうとすると、その人
物に対する露出が著しく不足するとともにピントも合わ
ないという状況になってしまい、殆ど写真らしい写真が
撮れないという結果を招く。
【0004】また、夜間の撮影にあたって、近距離に位
置する人物を閃光撮影しようとする場合には、その閃光
光が遠くまで届かないために遠距離に位置する他の被写
体が露出不足気味となり、また、ピントも合わない状況
になるため、この場合にも殆ど写真らしい写真が撮れな
いという結果を招くことになる。
【0005】このような弊害を回避するためには、例え
ば、前者のケースでは、まず、遠距離に位置する一方の
目標被写体(夜景)に対して、測距を含む適正な焦点合
わせを行うと共に、この目標被写体に対する自然光での
適正な露光を行い、次に、近距離に位置する目標被写体
(人物)に対して、再び測距を含む適正な焦点合わせを
行うと共にこの目標被写体に対して閃光光での適正な露
光を実施するようにすれば良いし、また、後者のケース
では、この順序を入れ替えた2度の焦点合わせおよび露
光操作を実施するようにすれば良い。
【0006】すなわち、遠距離に位置する一方の目標被
写体に対しては、その撮影距離に見合った焦点合わせを
行った上で自然光を用いて撮影し、フィルムの巻上をし
ないままにして、シャッタチャージのみを行い、引続い
て近距離に位置する他方の目標被写体に対しては、その
撮影距離に対応した焦点合わせを行った上で閃光光を用
いて撮影すれば良いことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2度に
亘る焦点合わせ操作、露光操作および二重撮影許可操作
等を実施することは、操作が煩雑であるばかりでなく、
これらの操作を行う間に被写体構図が変化してシャッタ
チャンスを失うという問題がある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、一回のシャッタレリーズ操作によって多重露出撮影
が可能で、かつ多重露出撮影を短時間で実行可能なデジ
タルカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係るデジタルカメラは、オートフォ
ーカス機能およびストロボ機能を備え、撮像素子により
被写体像を撮像して画像データを得るデジタルカメラに
おいて、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距
離の被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有
し、前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目
標被写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離
に位置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影
モードとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行
し、前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する
目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然
光を用いて撮影を行い、前記近距離撮影モードでは、前
記近距離に位置する別の目標被写体に対する合焦位置に
レンズ系を移動して閃光光を用いて撮影を行い、前記遠
距離撮影モード/前記近距離撮影モードにおける画像デ
ータの取込中に、前記近距離撮影モード/前記遠距離撮
影モードにおける目標被写体に対する合焦位置に前記レ
ンズ系を移動させるものである。
【0010】また、請求項2に係るデジタルカメラは、
オートフォーカス機能およびストロボ機能を備え、撮像
素子により被写体像を撮像して画像データを得るデジタ
ルカメラにおいて、一回のシャッタ操作により、遠距離
および近距離の被写体を撮影するための多重露出撮影モ
ードを有し、前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位
置する目標被写体を撮影するための遠距離撮影モード
と、近距離に位置する別の目標被写体を撮影するための
近距離撮影モードとをこの順番もしくは逆の順番で継続
的に実行し、前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に
位置する目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動
して自然光を用いて撮影を行い、前記近距離撮影モード
では、前記近距離に位置する別の目標被写体に対する合
焦位置にレンズ系を移動して閃光光を用いて撮影を行
い、前記遠距離撮影モード/前記近距離撮影モードの撮
像の終了後に行われる、前記近距離撮影モード/前記遠
距離撮影モードにおける撮像素子の露光前のCCD電荷
掃捨パルス出力時に、前記目標被写体に対する合焦位置
に前記レンズ系を移動させるものである。
【0011】また、請求項3に係るデジタルカメラは、
オートフォーカス機能およびストロボ機能を備え、撮像
素子により被写体像を撮像して画像データを得るデジタ
ルカメラにおいて、一回のシャッタ操作により、遠距離
および近距離の被写体を撮影するための多重露出撮影モ
ードを有し、前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位
置する目標被写体を撮影するための遠距離撮影モード
と、近距離に位置する別の目標被写体を撮影するための
近距離撮影モードとをこの順番もしくは逆の順番で継続
的に実行し、前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に
位置する目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動
して自然光を用いて撮影を行い、前記近距離撮影モード
では、前記近距離に位置する別の目標被写体に対する合
焦位置にレンズ系を移動して閃光光を用いて撮影を行
い、前記近距離撮影モードでの撮像素子の露光は、前記
閃光光が発光している間だけ行うものである。
【0012】また、請求項4に係るデジタルカメラは、
オートフォーカス機能およびストロボ機能を備え、撮像
素子により被写体像を撮像して得られる画像データを記
憶媒体に記録するデジタルカメラにおいて、一回のシャ
ッタ操作により、遠距離および近距離の被写体を撮影す
るための多重露出撮影モードを有し、前記多重露出撮影
モードでは、遠距離に位置する目標被写体を撮影するた
めの遠距離撮影モードと、近距離に位置する別の目標被
写体を撮影するための近距離撮影モードとをこの順番も
しくは逆の順番で継続的に実行し、前記遠距離撮影モー
ドでは、前記遠距離に位置する目標被写体に対する合焦
位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行い、
前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
光を用いて撮影を行い、前記遠距離撮影モードおよび前
記近距離撮影モードで得られた各画像データを、互いに
関連する旨の情報を付加して、前記記憶媒体に各々格納
するものである。
【0013】また、請求項5に係るデジタルカメラは、
オートフォーカス機能およびストロボ機能を備え、電子
シャッタおよびメカシャッタによりシャッタ機構を構成
し、撮像素子により被写体像を撮像して画像データを得
るデジタルカメラにおいて、一回のシャッタ操作によ
り、遠距離および近距離の被写体を撮影するための多重
露出撮影モードを有し、前記多重露出撮影モードでは、
遠距離に位置する目標被写体を撮影するための遠距離撮
影モードと、近距離に位置する別の目標被写体を撮影す
るための近距離撮影モードとをこの順番もしくは逆の順
番で継続的に実行し、前記遠距離撮影モードでは、前記
遠距離に位置する目標被写体に対する合焦位置にレンズ
系を移動して自然光を用いて撮影を行い、前記近距離撮
影モードでは、前記近距離に位置する別の目標被写体に
対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を用いて撮
影を行い、前記遠距離撮影モードおよび前記近距離撮影
モードにおいて、電子シャッタを継続的に作動させ、前
記メカシャッタの閉成により各撮影モードでの当該撮像
素子の露光を終了させるものである。
【0014】また、請求項6に係るデジタルカメラは、
請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記遠距離
撮影モード/前記近距離撮影モードにおける撮像素子の
露光を終了させるために前記メカシャッタが閉成されて
いる間に、前記近距離撮影モード/前記遠距離撮影モー
ドにおける目標被写体に対する合焦位置に前記レンズ系
を移動させるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るデジタルカメラの好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明に係るデジタルカメラの構
成を示すブロック図である。同図において、100はデ
ジタルカメラを示しており、このデジタルカメラは,レ
ンズ系101,オートフォーカス等を含むメカ機構10
2,CCD103,CDS回路104,可変利得増幅器
(AGCアンプ)105,A/D変換器106,IPP
107,DCT108,コーダー109,MCC11
0,DRAM111,PCカードインタフェース11
2,CPU121,表示部122,操作部123,モー
タドライバ125,及びSG(制御信号生成)部12
6,ストロボ127,バッテリ128及びDC−DCコ
ンバータ129を具備して構成されている。また,PC
カードインタフェース112を介して着脱可能なPCカ
ード150が接続されている。
【0017】レンズユニットは,レンズ系101や,オ
ートフォーカス(AF)・絞り・フィルター部・メカシ
ャッタを含むメカ機構102等からなる。レンズ系10
1は、結像レンズやフォーカスレンズ等からなる。CC
D(電荷結合素子)103は,レンズユニットを介して
入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換
する。CDS(相関2重サンプリング)回路104は,
CCD型撮像素子に対する低雑音化のための回路であ
る。
【0018】また,AGCアンプ105は,CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。更にA/D変換器106は,AGCアンプ10
5を介して入力したCCD103からのアナログ画像デ
ータをデジタル画像データに変換する。即ち,CCD1
03の出力信号は,CDS回路104及びAGCアンプ
105を介し,またA/D変換器106により,最適な
サンプリング周波数(例えば,NTSC信号のサブキャ
リア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0019】また,デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor )107,DCT(Discrete C
osine Transform )108,及びコーダー(Huffman En
coder/Decoder )109は,A/D変換器106から入
力したデジタル画像データについて,色差(Cb,C
r)と輝度(Y)に分けて各種処理,補正および画像圧
縮/伸長のためのデータ処理を施す。DCT108は,
例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直
交変換,並びに,JPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過
程であるハフマン符号化・復号化等を行う。
【0020】更に,MCC(Memory Card Controller)
110は,圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカード
インタフェース112を介してPCカード150への記
録,或いはPCカード150からの読み出しを行う。
【0021】CPU121は,ROM(不図示)に格納
されたプログラムに従ってRAM(不図示)を作業領域
として使用して、操作部123からの指示,或いは図示
しないリモコン等の外部動作指示に従い,上記デジタル
カメラ内部の全動作を制御する。具体的には、CPU1
21は,撮像動作、自動露出(AE)動作、AF動作等
の制御を行う。また,カメラ電源はバッテリ128,例
えば,NiCd,ニッケル水素,リチウム電池等から,
DC−DCコンバータ129に入力され,当該デジタル
カメラ内部に供給される。
【0022】表示部122は,LCD,LED,EL等
で実現されており,撮影したデジタル画像データや伸長
処理された記録画像データに応じた画像を表示する。ま
た操作部123は,シャッタレリーズキーや、機能選択
・撮影指示・その他の各種設定を外部から行うためのボ
タンを備える。
【0023】上記デジタルカメラは、通常の撮影を行う
通常撮影モード、遠距離および近距離の被写体を撮影す
るための多重露出撮影モード、およびPCカード150
に記録された画像データを表示する表示モード等を備え
ており、これらモードは操作部123の操作により設定
される。
【0024】つぎに、上記デジタルカメラの電子シャッ
タ動作の制御について説明する。電子シャッタ動作の制
御は、CPU121からの制御信号con1の指示に基
づきSG(制御信号生成)部126よりCCD103に
供給される制御信号群c1により行われる。ここで,制
御信号群c1には,垂直同期信号VD,水平同期信号H
D,CCD電荷読出パルスXSG1,連続可変シャッタ
コントロール信号TRIG,CCD電荷掃捨パルスXS
UB,シャッタモード選択信号及びシャッタ速度制御信
号の各種信号が含まれる。
【0025】図2は,その制御信号群c1に含まれる垂
直同期信号VD,水平同期信号HD,CCD電荷読出パ
ルスXSG1,連続可変シャッタコントロール信号TR
IG,及びCCD電荷掃捨パルスXSUBの各信号のタ
イミングチャートを示したものである。
【0026】通常シャッタを行う場合には,連続可変シ
ャッタコントロール信号TRIGの端子はオープンまた
は電源の電位とされるが,連続可変シャッタを行う場合
には,連続可変シャッタコントロール信号TRIG端子
にはクロックパルスが入力される。つまり,シャッタ速
度は,CCD電荷読出パルスXSG1と連続可変シャッ
タコントロール信号TRIGのパルスの立ち下がりとの
時間内におけるCCD電荷掃捨パルスXSUBのパルス
を抜き取り,連続可変シャッタコントロール信号TRI
Gのパルスの立ち下がりと次のCCD電荷読出パルスX
SG1との時間内におけるCCD電荷掃捨パルスXSU
Bのパルスを停止させることにより,決定される。電子
シャッタの速度設定は,CCD103の電荷掃捨パルス
XSUB単位で行なわれている。
【0027】シャッタ速度は、CPU121によりEv
値(測光値)や絞り値に基づき算出される。CPU12
1が、シャッタ速度に応じたシャッタデータをIPP1
07に設定すると,計算されたシャッタ速度でCCD1
03が露光される。
【0028】次に、上記構成のデジタルカメラのAE
制御とAF制御について説明する。
【0029】AF制御としては、例えば山登りサーボ
法を用いることができる。具体的には、フォーカスレン
ズを1VD期間、所定ステップ間隔で移動させ、この移
動の間に、IPP107内で得られた画像データが処理
されて輝度信号が得られる。この輝度信号の高周波成分
を積分してAF評価値が求められ、このAF評価値のピ
ーク位置が合焦位置となる。
【0030】AE制御においては、測光された測光値
Evに基づきCCD103のシャッタ速度や絞りの絞り
値等を設定する。より具体的には、CPU121は、A
E動作の制御においては、IPP107から入力され
る、画像データの輝度信号が積分がされたAE評価値に
基づいて測光値Evを算出し、対応する適正なシャッタ
速度や絞り値等を演算して、CCD103のシャッタ速
度やモータドライバ135を制御して絞りの絞り値等を
設定して適正な露出(AE)を行う。
【0031】つづいて、上記多重露出撮影モードでの撮
影動作を、電子シャッタのみにより撮影を行う場合
と、電子シャッタとメカシャッタの組み合わせで撮影
を行う場合とを説明する。図3は、撮影動作を行う場合
の被写体の構図の一例を示す図であり、以下、かかる構
図の被写体を撮影する場合を例に挙げて撮影動作を説明
する。同図は、夜間において遠距離D1(∞)に位置す
る山をバックにして近距離D2に位置する人物を閃光
(ストロボ)撮影するような構図となっている。
【0032】電子シャッタのみによる多重露出撮影モ
ードでの撮影動作 図4は、電子シャッタのみでの多重露出撮影モードにお
ける撮影動作を説明するためのフローチャートである。
図5は、電子シャッタのみでの多重露出撮影モードでの
撮影動作のタイミングを説明するためのタイミングチャ
ートである。同図(A)は垂直同期信号(VD)を示
し、同図(B)は電子シャッタのタイミングを示す。
【0033】図4において、まず、操作部123の操作
により、多重露出撮影モードが設定され、シャッタレリ
ーズキーがオンされると、CPU121は、AEおよび
AF動作を実行させるべく各部を制御する。これによ
り、シャッタ速度や絞り値等の露光条件が決定されると
ともに、被写体(近距離、遠距離の被写体)に対するフ
ォーカスレンズの合焦位置が特定される(ステップS2
00)。
【0034】次に、CPU121は、遠距離の被写体
(山)を撮影するための遠距離撮影モードを実行すべ
く、モータドライバ125を介して、フォーカスレンズ
を遠距離(無限)に移動させる(ステップS201)。
つついで、CPU121は、AE動作によって得られた
シャッタデータ(シャッタ速度)をIPP107に設定
する(ステップS102)。これにより電子シャッタの
シャッタ時間が決定される。
【0035】そして、CPU121は、CCD103の
露光を開始し(電子シャッタを作動)、CCD積分を開
始させる(ステップS103)。
【0036】そして、CPU121は、CCD103の
露光が終了すると、次に、近距離の被写体(人物)を撮
影するための近距離撮影モードを実行すべく、AE動作
によって得られたシャッタデータ(シャッタ速度)をI
PP107に設定する(ステップS104)。これによ
り電子シャッタのシャッタ時間が決定される。
【0037】これとほぼ同時に、遠距離撮影モードの撮
影の際にCCD103上に蓄積された電荷(画像デー
タ)の読み込みが行われ、画像データは、CDS10
4,AGCアンプ105、A/D変換器106、及びI
PP107を介して、DRAM111に記録される(ス
テップS104)。
【0038】この画像データの読み込みが行われている
間に、近距離被写体(人物)を撮影する近距離撮影モー
ドの撮影のために、近距離被写体(人物)に対する合焦
位置にフォーカスレンズを移動する(ステップS10
5)。具体的には、遠距離撮影モードの撮像の終了後に
行われる、近距離撮影モードにおけるCCD103の露
光前のCCD電荷掃捨パルス(XSUB)出力時(出力
期間内)に、目標被写体(人物)に対する合焦位置にフ
ーカスレンズの移動が行われる。そして、CPU121
は、CCD103を露光し(電子シャッタを作動)、C
CD積分を開始させる。この電子シャッタが作動してい
る間、すなわち、シャッタ秒時の間、ストロボ127を
発光させる(ステップS106)。
【0039】ここで、ストロボ光(閃光光)が発してい
る間だけ、電子シャッタを作動させることとしたのは、
1回目の露光が行われているので、2回目のストロボ発
光による露光では、通常の低輝度自動ストロボ発光のよ
うに、その焦点距離でなるべく手ぶれが生じない限りで
の遅いシャッタ速度(35mm換算での焦点距離分の
1。例えば、焦点距離50mmでは1/50秒=20m
S)での露光は必要ないためである。
【0040】そして、CCD103の露光が終了する
と、CCD103上に蓄積された電荷(画像データ)の
読み込みが行われ、画像データは、CDS104,AG
Cアンプ105、A/D変換器106、及びIPP10
7を介して、DRAM111に記録される(ステップS
107)。
【0041】そして、IPP107は、DRAM111
に格納されている、遠距離撮影モードで撮影した画像デ
ータと、近距離撮影モードで撮影された画像データとを
合成して合成画像データを生成する(ステップS10
8)。そして、この合成画像データは、DCT108お
よびコーダー109で圧縮処理された後、MCC110
を介して、PCカード150に格納される(ステップS
109)。
【0042】なお、遠距離撮影モードで撮影した画像デ
ータと近距離撮影モードで撮影された画像データとを合
成しないで、PCカード150に、互いに関連する多重
露出撮影モードでの画像データである旨の付加情報を付
加して各画像データを格納することにしても良い。この
場合は、表示部122へ表示する際には、かかる付加情
報に基づき各画像データを合成して表示すれば良い。
【0043】以上説明したように、上記動作例によれ
ば、遠距離撮影モードにおける画像データの取込中(転
送中)に、近距離撮影モードにおける目標被写体(近距
離被写体)に対する合焦位置にフォーカスレンズを移動
させることとしたので、多重露出撮影モードの実行時間
を短縮することが可能となる。
【0044】また、上記動作例によれば、近距離撮影モ
ードでの撮像素子の露光は、閃光光が発光している間だ
け行うこととしたので、フォーカスレンズを駆動できる
時間を長くすることが可能となる。
【0045】また、上記では、遠距離撮影モードおよび
近距離撮影モードで得られた各画像データを、互いに関
連する旨の情報を付加して、記憶媒体に各々格納するこ
ととしたので、記録時の画像合成処理が不要となり、つ
ぎの撮影を直ぐに行うことが可能となる。
【0046】電子シャッタとメカシャッタの組み合わ
せるよる多重露出撮影モードでの撮影動作 図6は、電子シャッタとメカシャッタの組み合わせによ
る多重露出撮影モードにおける撮影動作を説明するため
のフローチャートである。図7は、電子シャッタとメカ
シャッタの組み合わせによる多重露出撮影モードでの撮
影動作のタイミングを説明するためのタイミングチャー
トである。同図(A)は垂直同期信号(VD)を示し、
同図(B)は電子シャッタのタイミングを示す。
【0047】図6において、まず、操作部123の操作
により、多重露出撮影モードが設定され、シャッタレリ
ーズキーがオンされると、CPU121は、AEおよび
AF動作を実行させるべく各部を制御する。これによ
り、シャッタ速度および絞り値等の露光条件が決定され
るとともに、被写体(近距離、遠距離の被写体)に対す
るフォーカスレンズの合焦位置が特定される(ステップ
S200)。
【0048】次に、CPU121は、遠距離の被写体
(山)を撮影するための遠距離撮影モードを実行すべ
く、モータドライバ125を介して、フォーカスレンズ
を遠距離(無限)に移動させる(ステップS201)。
【0049】つついで、CPU121は、AE動作によ
って得られたシャッタデータ(シャッタ速度)をIPP
107に設定する(ステップS202)。これにより電
子シャッタのシャッタ時間が決定される。
【0050】そして、CPU121は、CCD103の
露光を開始し(電子シャッタを作動、メカシャッタを開
成)、CCD積分を開始させる(ステップS203)。
そして、設定されたシャッタ秒時が経過すると、CPU
121は、メカシャッタを閉成させ、露光を終了する
(ステップS204)。なお、メカシャッタを閉成させ
ても電子シャッタは作動させておく。
【0051】次に、CPU121は、近距離の被写体
(人物)を撮影するための近距離撮影モードを実行すべ
く、近距離被写体(人物)に対する合焦位置にフォーカ
スレンズを移動させる(ステップS205)。そして、
CPU121は、メカシャッタを所定時間だけ開成さ
せ、CCD103を露光する。また、CPU121は、
メカシャッタが開成している間、ストロボ127にスト
ロボ発光させる(ステップS206)。ここで、メカシ
ャッタで遮光してもCCD103には暗電流などで電荷
が蓄積されていくので、可能な限り1回目の露光と2回
目の露光間の時間(例えば、フォーカスレンズ駆動時間
の実行タイミング)を短くするのが好ましい。
【0052】そして、メカシャッタの閉成により、CC
D103の露光が終了すると、電子シャッタを停止させ
る(ステップS207)。そして、CCD103上に蓄
積された電荷(画像データ)の読み込みが行われ、画像
データは、CDS104,AGCアンプ105、A/D
変換器106、及びIPP107を介して、DRAM1
11に記録される(ステップS208)。
【0053】そして、DRAM111に格納されている
画像データは、DCT108およびコーダー109で圧
縮処理された後、MCC110を介して、PCカード1
50に格納される(ステップS209)。
【0054】以上説明したように、上記動作例によれ
ば、遠距離撮影モードおよび近距離撮影モードにおい
て、電子シャッタを継続的に作動させ、メカシャッタの
閉成により各撮影モードでの当該撮像素子の露光を終了
させることとしたので、銀塩の場合と同様な処理をCC
D上で行うことができ、画像の合成が不要となる。
【0055】また、上記動作例によれば、遠距離撮影モ
ードにおける撮像素子の露光を終了させるためにメカシ
ャッタが閉成されている間に、近距離撮影モードにおけ
る目標被写体に対する合焦位置にフーカスレンズを移動
させることとしたので、多重露出撮影モードの実行時間
を短縮することが可能となる。
【0056】なお、上記した実施の形態においては、多
重露出撮影モードにおいて、遠距離撮影モードを実行し
た後、近距離撮影モードを実行することにしたが、近距
離撮影モードを実行した後に、遠距離撮影モードを実行
することにしても良い。
【0057】また、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変
更して実行可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1に係るデジタルカメラによれ
ば、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の
被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、多
重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体を
撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位置する
別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モードとを
この順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、遠距離撮
影モードでは、遠距離に位置する目標被写体に対する合
焦位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行
い、近距離撮影モードでは、近距離に位置する別の目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を
用いて撮影を行い、遠距離撮影モード/近距離撮影モー
ドにおける画像データの取込中に、近距離撮影モード/
遠距離撮影モードにおける目標被写体に対する合焦位置
にレンズ系を移動させることとしたので、一回のシャッ
タレリーズ操作によって多重露出撮影が可能となり、ま
た、多重露出撮影モードの実行時間を短縮することが可
能となる。
【0059】また、請求項2に係るデジタルカメラによ
れば、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離
の被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、
多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体
を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位置す
る別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モードと
をこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、遠距離
撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体に対する
合焦位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行
い、近距離撮影モードでは、近距離に位置する別の目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を
用いて撮影を行い、遠距離撮影モード/近距離撮影モー
ドの撮像の終了後に行われる、近距離撮影モード/遠距
離撮影モードにおける撮像素子の露光前のCCD電荷掃
捨パルス出力時に、目標被写体に対する合焦位置にレン
ズ系を移動させることとしたので、一回のシャッタレリ
ーズ操作によって多重露出撮影が可能となり、また、多
重露出撮影モードの実行時間を短縮することが可能とな
る。
【0060】また、請求項3に係るデジタルカメラによ
れば、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離
の被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、
多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体
を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位置す
る別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モードと
をこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、遠距離
撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体に対する
合焦位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行
い、近距離撮影モードでは、近距離に位置する別の目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を
用いて撮影を行い、近距離撮影モードでの撮像素子の露
光は、閃光光が発光している間だけ行うこととしたの
で、一回のシャッタレリーズ操作によって多重露出撮影
が可能となり、また、レンズ系を駆動できる時間を長く
することが可能となる。
【0061】また、請求項4に係るデジタルカメラによ
れば、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離
の被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、
多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体
を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位置す
る別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モードと
をこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、遠距離
撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体に対する
合焦位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行
い、近距離撮影モードでは、近距離に位置する別の目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を
用いて撮影を行い、遠距離撮影モードおよび近距離撮影
モードで得られた各画像データを、互いに関連する旨の
情報を付加して、記憶媒体に各々格納することとしたの
で、一回のシャッタレリーズ操作によって多重露出撮影
が可能となり、また、記録時の画像合成処理が不要とな
り、つぎの撮影を直ぐに行うことが可能となる。
【0062】また、請求項5に係るデジタルカメラによ
れば、一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離
の被写体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、
多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体
を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位置す
る別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モードと
をこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、遠距離
撮影モードでは、遠距離に位置する目標被写体に対する
合焦位置にレンズ系を移動して自然光を用いて撮影を行
い、近距離撮影モードでは、近距離に位置する別の目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光光を
用いて撮影を行い、遠距離撮影モードおよび近距離撮影
モードにおいて、電子シャッタを継続的に作動させ、メ
カシャッタの閉成により各撮影モードでの当該撮像素子
の露光を終了させこととしたので、一回のシャッタレリ
ーズ操作によって多重露出撮影が可能となり、また、銀
塩の場合と同様な処理をCCD上で行うことができ、画
像の合成が不要となる。
【0063】また、請求項6に係るデジタルカメラによ
れば、請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、遠距
離撮影モード/近距離撮影モードにおける撮像素子の露
光を終了させるためにメカシャッタが閉成されている間
に、近距離撮影モード/遠距離撮影モードにおける目標
被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動させることと
したので、多重露出撮影モードの実行時間を短縮するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図2】電子シャッタ制御を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】被写体の構図の一例を示す図である。
【図4】電子シャッタのみでの多重露出撮影モードにお
ける撮影動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】電子シャッタのみでの多重露出撮影モードでの
撮影動作のタイミングを説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図6】電子シャッタとメカシャッタの組み合わせによ
る多重露出撮影モードにおける撮影動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】電子シャッタとメカシャッタの組み合わせによ
る多重露出撮影モードでの撮影動作のタイミングを説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 RAM(内部メモリ) 112 PCカードインタフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 125 モータドライバ 126 SG部 127 ストロボ 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 フラッシュメモリ 150 PCカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/238 Z 5/238 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 AB04 CC00 CC01 CD00 DB02 DB06 FB28 FB84 GA04 GA05 GA27 GA28 GA54 HA05 HA11 JA07 ZA01 2H011 AA01 BA31 CA21 DA01 2H051 AA00 BA47 DA16 DA26 EA01 EA15 FA48 2H053 AD00 DA03 5C022 AA13 AB15 AB17 AB22 AC42 AC52

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートフォーカス機能およびストロボ機
    能を備え、撮像素子により被写体像を撮像して画像デー
    タを得るデジタルカメラにおいて、 一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の被写
    体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、 前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被
    写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位
    置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モー
    ドとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、 前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する目標
    被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然光を
    用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
    目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
    光を用いて撮影を行い、 前記遠距離撮影モード/前記近距離撮影モードにおける
    画像データの取込中に、前記近距離撮影モード/前記遠
    距離撮影モードにおける目標被写体に対する合焦位置に
    前記レンズ系を移動させることを特徴とするデジタルカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 オートフォーカス機能およびストロボ機
    能を備え、撮像素子により被写体像を撮像して画像デー
    タを得るデジタルカメラにおいて、 一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の被写
    体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、 前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被
    写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位
    置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モー
    ドとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、 前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する目標
    被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然光を
    用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
    目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
    光を用いて撮影を行い、 前記遠距離撮影モード/前記近距離撮影モードの撮像の
    終了後に行われる、前記近距離撮影モード/前記遠距離
    撮影モードにおける撮像素子の露光前のCCD電荷掃捨
    パルス出力時に、前記目標被写体に対する合焦位置に前
    記レンズ系を移動させることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 オートフォーカス機能およびストロボ機
    能を備え、撮像素子により被写体像を撮像して画像デー
    タを得るデジタルカメラにおいて、 一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の被写
    体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、 前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被
    写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位
    置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モー
    ドとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、 前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する目標
    被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然光を
    用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
    目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
    光を用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでの撮像素子の露光は、前記閃光
    光が発光している間だけ行うことを特徴とするデジタル
    カメラ。
  4. 【請求項4】 オートフォーカス機能およびストロボ機
    能を備え、撮像素子により被写体像を撮像して得られる
    画像データを記憶媒体に記録するデジタルカメラにおい
    て、 一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の被写
    体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、 前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被
    写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位
    置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モー
    ドとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、 前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する目標
    被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然光を
    用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
    目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
    光を用いて撮影を行い、 前記遠距離撮影モードおよび前記近距離撮影モードで得
    られた各画像データを、互いに関連する旨の情報を付加
    して、前記記憶媒体に各々格納することを特徴とするデ
    ジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 オートフォーカス機能およびストロボ機
    能を備え、電子シャッタおよびメカシャッタによりシャ
    ッタ機構を構成し、撮像素子により被写体像を撮像して
    画像データを得るデジタルカメラにおいて、 一回のシャッタ操作により、遠距離および近距離の被写
    体を撮影するための多重露出撮影モードを有し、 前記多重露出撮影モードでは、遠距離に位置する目標被
    写体を撮影するための遠距離撮影モードと、近距離に位
    置する別の目標被写体を撮影するための近距離撮影モー
    ドとをこの順番もしくは逆の順番で継続的に実行し、 前記遠距離撮影モードでは、前記遠距離に位置する目標
    被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して自然光を
    用いて撮影を行い、 前記近距離撮影モードでは、前記近距離に位置する別の
    目標被写体に対する合焦位置にレンズ系を移動して閃光
    光を用いて撮影を行い、 前記遠距離撮影モードおよび前記近距離撮影モードにお
    いて、電子シャッタを継続的に作動させ、前記メカシャ
    ッタの閉成により各撮影モードでの当該撮像素子の露光
    を終了させることを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデジタルカメラにおい
    て、前記遠距離撮影モード/前記近距離撮影モードにお
    ける撮像素子の露光を終了させるために前記メカシャッ
    タが閉成されている間に、前記近距離撮影モード/前記
    遠距離撮影モードにおける目標被写体に対する合焦位置
    に前記レンズ系を移動させることを特徴とするデジタル
    カメラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124292A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム
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