JP2000065463A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
冷凍冷蔵庫Info
- Publication number
- JP2000065463A JP2000065463A JP10238285A JP23828598A JP2000065463A JP 2000065463 A JP2000065463 A JP 2000065463A JP 10238285 A JP10238285 A JP 10238285A JP 23828598 A JP23828598 A JP 23828598A JP 2000065463 A JP2000065463 A JP 2000065463A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- compartment
- heat
- freezing
- room
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D17/00—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
- F25D17/04—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子冷却素子を用い、冷凍室の霜の温度より
低い低温室を設け、霜を昇華させ冷蔵室側に霜を引き寄
せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を低減し省
エネを図ることができる冷凍冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 外箱２と内箱３と両箱間に充填された断
熱材４とからなる断熱箱体と、同断熱箱体内に配置さ
れ、上段に冷蔵室、下段に冷凍室を区画する仕切体５
と、前記冷蔵室の内箱の外面に配設された冷蔵室蒸発器
と、前記仕切体５の冷凍室側の内面に配設された冷凍室
蒸発器10と、これら両蒸発器で熱交換された冷気の自然
対流で前記内箱内を冷却してなる冷凍冷蔵庫において、
前記仕切体５に冷凍室と冷蔵室を連通する通気孔14を設
けるとともに、前記通気孔14近傍の冷蔵室の背面下部の
仕切体５に、上面側に冷蔵室側に露出し低温部となる吸
熱体16を備え、下面側に放熱体17を備えた電子冷却素子
15を収納した。
低い低温室を設け、霜を昇華させ冷蔵室側に霜を引き寄
せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を低減し省
エネを図ることができる冷凍冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 外箱２と内箱３と両箱間に充填された断
熱材４とからなる断熱箱体と、同断熱箱体内に配置さ
れ、上段に冷蔵室、下段に冷凍室を区画する仕切体５
と、前記冷蔵室の内箱の外面に配設された冷蔵室蒸発器
と、前記仕切体５の冷凍室側の内面に配設された冷凍室
蒸発器10と、これら両蒸発器で熱交換された冷気の自然
対流で前記内箱内を冷却してなる冷凍冷蔵庫において、
前記仕切体５に冷凍室と冷蔵室を連通する通気孔14を設
けるとともに、前記通気孔14近傍の冷蔵室の背面下部の
仕切体５に、上面側に冷蔵室側に露出し低温部となる吸
熱体16を備え、下面側に放熱体17を備えた電子冷却素子
15を収納した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷気自然対流式の冷
凍冷蔵庫に係わり、詳しくは、電子冷却素子を用い冷凍
室の霜を昇華させ、着霜量を低減させる構造に関する。
凍冷蔵庫に係わり、詳しくは、電子冷却素子を用い冷凍
室の霜を昇華させ、着霜量を低減させる構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷気自然対流式（直冷式）冷凍冷
蔵庫は例えば図５に示すように、冷凍冷蔵庫本体21は外
箱22、内箱23及びこれら両箱間に充填された断熱材24に
よって構成され、仕切体25により、上段に冷凍室26、下
段に冷蔵室27が区画形成され、冷蔵室27の下部に野菜室
28が設けられ、冷蔵室27の下部後方には、機械室29を設
け、この機械室29の内部に圧縮機30が配設された構成と
なっている。前記冷凍室26の上下の内箱23の外表面と断
熱材24間に冷凍室蒸発器（冷媒配管）31が設置され、同
冷凍室蒸発器31で熱交換された冷気の自然対流にて冷凍
室26内を冷却している。一方、前記冷蔵室27内には食品
等の収容物を載置する棚32が複数段設けてあり、また、
その上壁内面近傍には冷蔵室蒸発器33が傾斜状態に配設
され、この冷蔵室蒸発器33で熱交換された冷気の自然対
流にて冷蔵室27を冷却している。
蔵庫は例えば図５に示すように、冷凍冷蔵庫本体21は外
箱22、内箱23及びこれら両箱間に充填された断熱材24に
よって構成され、仕切体25により、上段に冷凍室26、下
段に冷蔵室27が区画形成され、冷蔵室27の下部に野菜室
28が設けられ、冷蔵室27の下部後方には、機械室29を設
け、この機械室29の内部に圧縮機30が配設された構成と
なっている。前記冷凍室26の上下の内箱23の外表面と断
熱材24間に冷凍室蒸発器（冷媒配管）31が設置され、同
冷凍室蒸発器31で熱交換された冷気の自然対流にて冷凍
室26内を冷却している。一方、前記冷蔵室27内には食品
等の収容物を載置する棚32が複数段設けてあり、また、
その上壁内面近傍には冷蔵室蒸発器33が傾斜状態に配設
され、この冷蔵室蒸発器33で熱交換された冷気の自然対
流にて冷蔵室27を冷却している。
【０００３】前記冷蔵室蒸発器33の下部には、冷蔵室蒸
発器33から流下する除霜水を受ける露受皿34が設けてあ
り、この露受皿34に集められた水滴は、本体21背面の排
水管35に案内され流下し、本体21下部に設けられた蒸発
皿36に導かれ、この蒸発皿36から大気中へ蒸発する。
発器33から流下する除霜水を受ける露受皿34が設けてあ
り、この露受皿34に集められた水滴は、本体21背面の排
水管35に案内され流下し、本体21下部に設けられた蒸発
皿36に導かれ、この蒸発皿36から大気中へ蒸発する。
【０００４】上記構成において、冷蔵室27は通常の圧縮
機30のオン／オフの動作で冷却、除霜を繰り返してい
た。なお、冷蔵室27の除霜に関しては、冷蔵室27内に求
められる温度が０〜10℃程度の範囲内であるため、圧縮
機30のオン／オフの動作で除霜（サイクル除霜）を行っ
ても、食品の冷却、保存等には支障はなかった。
機30のオン／オフの動作で冷却、除霜を繰り返してい
た。なお、冷蔵室27の除霜に関しては、冷蔵室27内に求
められる温度が０〜10℃程度の範囲内であるため、圧縮
機30のオン／オフの動作で除霜（サイクル除霜）を行っ
ても、食品の冷却、保存等には支障はなかった。
【０００５】しかしながら、冷凍室26の除霜に関して
は、冷凍室26内に求められる温度が−12〜−18℃といっ
た低い温度範囲であり、冷蔵室27のような制御方式では
冷凍室26内に付着した霜は時間の経過と共に増加して行
き、冷却阻害し冷凍能力を低下させ、冷凍室26内を所定
の温度に保つことができなくなる。このため、冷凍室26
は定期的に人為的作業（電源の一時停止、ヘラ等による
着霜の除去等）によって付着した霜を除去しており、除
霜が面倒であるという問題を有していた。
は、冷凍室26内に求められる温度が−12〜−18℃といっ
た低い温度範囲であり、冷蔵室27のような制御方式では
冷凍室26内に付着した霜は時間の経過と共に増加して行
き、冷却阻害し冷凍能力を低下させ、冷凍室26内を所定
の温度に保つことができなくなる。このため、冷凍室26
は定期的に人為的作業（電源の一時停止、ヘラ等による
着霜の除去等）によって付着した霜を除去しており、除
霜が面倒であるという問題を有していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、電子冷却素子を用い、冷凍室の霜
の温度より低い低温室を設け、霜を昇華させ冷蔵室側に
霜を引き寄せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数
を低減し省エネを図ることができる冷凍冷蔵庫を提供す
ることを目的としている。
鑑みなされたもので、電子冷却素子を用い、冷凍室の霜
の温度より低い低温室を設け、霜を昇華させ冷蔵室側に
霜を引き寄せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数
を低減し省エネを図ることができる冷凍冷蔵庫を提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、外箱と内箱と両箱間に充填
された断熱材とからなる断熱箱体と、同断熱箱体内に配
置され、上段に冷蔵室、下段に冷凍室を区画する仕切体
と、前記冷蔵室の内箱の外面に配設された冷蔵室蒸発器
と、前記仕切体の冷凍室側の内面に配設された冷凍室蒸
発器と、これら両蒸発器で熱交換された冷気の自然対流
で前記内箱内を冷却してなる冷凍冷蔵庫において、前記
仕切体に冷凍室と冷蔵室を連通する通気孔を設けるとと
もに、同通気孔近傍の前記冷蔵室の背面下部の仕切体内
に、上面側に冷蔵室側に露出する低温部を構成する吸熱
体を備え、下面側に前記冷凍室蒸発器に熱接合する放熱
体を備えた電子冷却素子を収納した構成となっている。
するためになされたもので、外箱と内箱と両箱間に充填
された断熱材とからなる断熱箱体と、同断熱箱体内に配
置され、上段に冷蔵室、下段に冷凍室を区画する仕切体
と、前記冷蔵室の内箱の外面に配設された冷蔵室蒸発器
と、前記仕切体の冷凍室側の内面に配設された冷凍室蒸
発器と、これら両蒸発器で熱交換された冷気の自然対流
で前記内箱内を冷却してなる冷凍冷蔵庫において、前記
仕切体に冷凍室と冷蔵室を連通する通気孔を設けるとと
もに、同通気孔近傍の前記冷蔵室の背面下部の仕切体内
に、上面側に冷蔵室側に露出する低温部を構成する吸熱
体を備え、下面側に前記冷凍室蒸発器に熱接合する放熱
体を備えた電子冷却素子を収納した構成となっている。
【０００８】また、前記電子冷却素子にペルチェ素子を
用いた構成となっている。
用いた構成となっている。
【０００９】また、前記低温室は前記冷凍室の霜の温度
より低くした構成となっている。
より低くした構成となっている。
【００１０】また、前記通気孔を円筒状に形成した構成
となっている。
となっている。
【００１１】また、前記吸熱体は略Ｕ字状のアルミ製フ
ィンからなる構成となっている。
ィンからなる構成となっている。
【００１２】また、前記放熱体は前記冷凍室蒸発器の出
口部配管に熱接合した構成となっている。
口部配管に熱接合した構成となっている。
【００１３】また、前記通気孔は近傍に設けたヒータに
より保温する構成となっている。
より保温する構成となっている。
【００１４】また、前記電子冷却素子を前記冷凍室の扉
の開閉が冷凍サイクルのオフ時に行われた場合オンする
よう制御する構成となっている。
の開閉が冷凍サイクルのオフ時に行われた場合オンする
よう制御する構成となっている。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例の図１及び図２に基づいて詳細に説明する。図におい
て、１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３及びこれら両箱間
に充填された断熱材４によって構成されている。５は仕
切体で、上段に冷蔵室６（含む野菜室）、下段に冷凍室
７を区画形成している。８は冷凍室７の下部後方に設け
られた機械室で、同機械室８の内部に圧縮機９が配設さ
れた構成となっている。
例の図１及び図２に基づいて詳細に説明する。図におい
て、１は冷蔵庫本体で外箱２、内箱３及びこれら両箱間
に充填された断熱材４によって構成されている。５は仕
切体で、上段に冷蔵室６（含む野菜室）、下段に冷凍室
７を区画形成している。８は冷凍室７の下部後方に設け
られた機械室で、同機械室８の内部に圧縮機９が配設さ
れた構成となっている。
【００１６】10は前記仕切体５の冷凍室７側の内面と断
熱材４間に配設された冷凍室蒸発器（冷媒配管）で、同
冷凍室蒸発器10で熱交換された冷気の自然対流にて冷凍
室７内を冷却している。11は前記冷蔵室６背面の内箱３
の外表面と断熱材４間に配設された冷蔵室蒸発器（冷媒
配管）で、この冷蔵室蒸発器11で熱交換された冷気の自
然対流にて冷蔵室６を冷却している。12は圧縮機９のオ
フ時に冷蔵室６で除霜された除霜水を、圧縮機９の上部
に設けられた蒸発皿13に導く排水管である。
熱材４間に配設された冷凍室蒸発器（冷媒配管）で、同
冷凍室蒸発器10で熱交換された冷気の自然対流にて冷凍
室７内を冷却している。11は前記冷蔵室６背面の内箱３
の外表面と断熱材４間に配設された冷蔵室蒸発器（冷媒
配管）で、この冷蔵室蒸発器11で熱交換された冷気の自
然対流にて冷蔵室６を冷却している。12は圧縮機９のオ
フ時に冷蔵室６で除霜された除霜水を、圧縮機９の上部
に設けられた蒸発皿13に導く排水管である。
【００１７】14は前記冷凍室７の背面上部に設けられ、
前記仕切体５を貫通し、冷凍室７と冷蔵室６を連通する
円筒状の通気孔である。15は上面を吸熱側、下面を放熱
側としたペルチェ素子等からなる電子冷却素子で、同電
子冷却素子15の吸熱側に熱的に接合され、冷蔵室６側に
露出し略Ｕ字状のアルミ製フィンからなる低温部を構成
する吸熱体16が設けられている。低温部は冷凍室７の霜
の温度より低く保たれている。一方、放熱側には先端部
を前記冷凍室蒸発器10の出口部配管10a に熱接合された
放熱体17が設けられている。
前記仕切体５を貫通し、冷凍室７と冷蔵室６を連通する
円筒状の通気孔である。15は上面を吸熱側、下面を放熱
側としたペルチェ素子等からなる電子冷却素子で、同電
子冷却素子15の吸熱側に熱的に接合され、冷蔵室６側に
露出し略Ｕ字状のアルミ製フィンからなる低温部を構成
する吸熱体16が設けられている。低温部は冷凍室７の霜
の温度より低く保たれている。一方、放熱側には先端部
を前記冷凍室蒸発器10の出口部配管10a に熱接合された
放熱体17が設けられている。
【００１８】18は前記通気孔14を保温し、霜の付着を防
止するため、通気孔14の近傍に設けられた例えば、環状
等のヒータである。
止するため、通気孔14の近傍に設けられた例えば、環状
等のヒータである。
【００１９】上記構成において、冷凍室７の扉を開けた
際に、冷凍室７内に入った水分を含んだ暖気は、扉を閉
める時の空気圧により通気孔14を通して冷蔵室６側へ導
かれる。冷蔵室６内に入った暖気中の水分は冷蔵室蒸発
器11により、霜となり冷蔵室６内に付着する。この付着
した霜は圧縮機９のオフ時に庫内の室温で解かされ、排
水管12を通して蒸発皿13に排水される。
際に、冷凍室７内に入った水分を含んだ暖気は、扉を閉
める時の空気圧により通気孔14を通して冷蔵室６側へ導
かれる。冷蔵室６内に入った暖気中の水分は冷蔵室蒸発
器11により、霜となり冷蔵室６内に付着する。この付着
した霜は圧縮機９のオフ時に庫内の室温で解かされ、排
水管12を通して蒸発皿13に排水される。
【００２０】一方、冷凍室７内に一度付着した霜は、霜
の温度より低い電子冷却素子15を収納した低温部側へ昇
華作用により、水分が引き寄せられ霜が低減される。低
温部側へ引き寄せられた水分により吸熱側の冷蔵室６内
に霜が付着するが、上記と同様圧縮機９のオフ時に庫内
の室温で解かされる。
の温度より低い電子冷却素子15を収納した低温部側へ昇
華作用により、水分が引き寄せられ霜が低減される。低
温部側へ引き寄せられた水分により吸熱側の冷蔵室６内
に霜が付着するが、上記と同様圧縮機９のオフ時に庫内
の室温で解かされる。
【００２１】前記放熱体17は冷凍室蒸発器10の出口部配
管10a で熱交換され冷却する。この時冷凍室蒸発器10の
配管の液冷媒は蒸発効果により少なくでき、未蒸発液冷
媒を貯溜める蒸発器のアキュムレータを小型化すること
ができる。また、放熱体17を出口部配管10a で冷却する
ことにより、電子冷却素子15の吸熱側の温度をより低く
できる。
管10a で熱交換され冷却する。この時冷凍室蒸発器10の
配管の液冷媒は蒸発効果により少なくでき、未蒸発液冷
媒を貯溜める蒸発器のアキュムレータを小型化すること
ができる。また、放熱体17を出口部配管10a で冷却する
ことにより、電子冷却素子15の吸熱側の温度をより低く
できる。
【００２２】以上説明したように、ペルチェ素子等の電
子冷却素子を用い、冷凍室の霜の温度より低い低温部を
設け、霜を昇華させ吸熱側の冷蔵室６内に霜を引き寄
せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を低減し省
エネを図る。また、冷凍室蒸発器のアキュムレータを小
型化することができ、かつ、直冷式の利点を生かして炭
化水素系冷媒を使用しても庫内側に冷媒の漏れない安全
な冷凍冷蔵庫となる。
子冷却素子を用い、冷凍室の霜の温度より低い低温部を
設け、霜を昇華させ吸熱側の冷蔵室６内に霜を引き寄
せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を低減し省
エネを図る。また、冷凍室蒸発器のアキュムレータを小
型化することができ、かつ、直冷式の利点を生かして炭
化水素系冷媒を使用しても庫内側に冷媒の漏れない安全
な冷凍冷蔵庫となる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ペルチ
ェ素子等の電子冷却素子を用い、冷凍室の霜の温度より
低い低温部を設け、霜を昇華させ吸熱側の冷蔵室内に霜
を引き寄せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を
低減し省エネを図る。また、冷凍室蒸発器のアキュムレ
ータを小型化することができ、かつ、直冷式の利点を生
かして炭化水素系冷媒を使用しても庫内側に冷媒の漏れ
ない安全な冷凍冷蔵庫となる。
ェ素子等の電子冷却素子を用い、冷凍室の霜の温度より
低い低温部を設け、霜を昇華させ吸熱側の冷蔵室内に霜
を引き寄せ、冷凍室の着霜を防ぐと共に、霜取り回数を
低減し省エネを図る。また、冷凍室蒸発器のアキュムレ
ータを小型化することができ、かつ、直冷式の利点を生
かして炭化水素系冷媒を使用しても庫内側に冷媒の漏れ
ない安全な冷凍冷蔵庫となる。
【図１】本発明の実施例を示す冷蔵庫の側断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例を示す要部拡大断面図。
【図３】従来例を示す冷蔵庫の側断面図である。
１ 冷蔵庫本体 ５ 仕切体 ６ 冷蔵室 ７ 冷凍室 ９ 圧縮機 １０ 冷凍室蒸発器 10a 出口部配管 １１ 冷蔵室蒸発器 １２ 排水管 １３ 蒸発皿 １４ 通気孔 １５ 電子冷却素子 １６ 吸熱体 １７ 放熱体 １８ ヒータ
Claims (8)
- 【請求項１】 外箱と内箱と両箱間に充填された断熱材
とからなる断熱箱体と、同断熱箱体内に配置され、上段
に冷蔵室、下段に冷凍室を区画する仕切体と、前記冷蔵
室の内箱外面に配設された冷蔵室蒸発器と、前記仕切体
の冷凍室側の内面に配設された冷凍室蒸発器と、これら
両蒸発器で熱交換された冷気の自然対流で前記内箱内を
冷却してなる冷凍冷蔵庫において、 前記仕切体に冷凍室と冷蔵室を連通する通気孔を設ける
とともに、同通気孔近傍の前記冷蔵室の背面下部の仕切
体内に、上面側に冷蔵室側に露出する低温部を構成する
吸熱体を備え、下面側に前記冷凍室蒸発器に熱接合する
放熱体を備えた電子冷却素子を収納してなることを特徴
とする冷凍冷蔵庫。 - 【請求項２】 前記電子冷却素子にペルチェ素子を用い
てなることを特徴とする請求項１記載の冷凍冷蔵庫。 - 【請求項３】 前記低温室は前記冷凍室の霜の温度より
低くしてなることを特徴とする請求項１記載の冷凍冷蔵
庫。 - 【請求項４】 前記通気孔を円筒状に形成してなること
を特徴とする請求項１記載の冷凍冷蔵庫。 - 【請求項５】 前記吸熱体は略Ｕ字状のアルミ製フィン
からなることを特徴とする請求項１記載の冷凍冷蔵庫。 - 【請求項６】 前記放熱体は前記冷凍室蒸発器の出口部
配管に熱接合してなることをことを特徴とする請求項１
記載の冷凍冷蔵庫。 - 【請求項７】 前記通気孔は近傍に設けたヒータにより
保温してなることを特徴ることをことを特徴とする請求
項１記載の冷凍冷蔵庫。 - 【請求項８】 前記電子冷却素子を前記冷凍室の扉の開
閉が冷凍サイクルのオフ時に行われた場合、オンするよ
う制御してなることを特徴とする請求項１記載の冷凍冷
蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238285A JP2000065463A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10238285A JP2000065463A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000065463A true JP2000065463A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17027927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10238285A Pending JP2000065463A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000065463A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106196826A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| CN106196843A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| CN113490824A (zh) * | 2019-02-28 | 2021-10-08 | Lg电子株式会社 | 冰箱 |
| WO2022193807A1 (zh) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冷藏冷冻装置及其化霜控制方法 |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP10238285A patent/JP2000065463A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106196826A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| CN106196843A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| WO2018006571A1 (zh) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| WO2018006572A1 (zh) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 青岛海尔股份有限公司 | 风冷冰箱及其除湿方法 |
| CN113490824A (zh) * | 2019-02-28 | 2021-10-08 | Lg电子株式会社 | 冰箱 |
| WO2022193807A1 (zh) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冷藏冷冻装置及其化霜控制方法 |
| CN115111871A (zh) * | 2021-03-17 | 2022-09-27 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冷藏冷冻装置及其化霜控制方法 |
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