JP2000065302A - 清浄蒸気発生装置 - Google Patents

清浄蒸気発生装置

Info

Publication number
JP2000065302A
JP2000065302A JP10237386A JP23738698A JP2000065302A JP 2000065302 A JP2000065302 A JP 2000065302A JP 10237386 A JP10237386 A JP 10237386A JP 23738698 A JP23738698 A JP 23738698A JP 2000065302 A JP2000065302 A JP 2000065302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baffle plate
clean
clean steam
steam
demister
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10237386A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Yasugata
形 明 彦 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinei KK
Original Assignee
Shinei KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinei KK filed Critical Shinei KK
Priority to JP10237386A priority Critical patent/JP2000065302A/ja
Publication of JP2000065302A publication Critical patent/JP2000065302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱用熱媒体との熱交換により清浄水の蒸気
を発生させる清浄蒸気発生装置において、デミスタを容
易に分解洗浄可能にすると共に、缶内の清浄蒸気相の内
壁面及びデミスタにおける清浄蒸気との接触面を容易に
鏡面研磨加工できるようにして、異物及び凝縮水分の滞
留域を無くす。 【解決手段】 清浄蒸気発生装置におけるデミスタ30
を、一次バッフル板33と二次バッフル板35とを有
し、且つ一次バッフル33板の筒部33Aを、二次バッ
フル板35との間に所要の間隔を持たせて配し、係止部
材34で着脱自在に取り付けることにより構成する。缶
10内における清浄蒸気相部の内壁面及びデミスタ30
における清浄蒸気との接触面を鏡面研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の工場蒸気等
を加熱用熱媒体として清浄で高品質な蒸気を発生させる
ための清浄蒸気発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の技術分野、例えば、食品、医療、
製薬、半導体、化学関連等の工場や研究所において、不
純物を含まない清浄な蒸気を必要とする場合は少なくな
く、上記の工場等では、一般の工場蒸気等を加熱源とし
て清浄で高品質な蒸気を発生させるための清浄蒸気発生
装置が従来から利用されている。この清浄蒸気発生装置
として、本発明者は、基本的に図1に示すものと同様な
構成を備えた装置を先に開発している。図1を参照して
その構成の概要を説明すると、当該清浄蒸気発生装置
は、一般の工場蒸気を加熱用熱媒体として純水等の清浄
水を加熱・蒸発させる蒸発器1と、その蒸発器1におい
て清浄水を加熱した後に排出される上記熱媒体により上
記蒸発器1への給水(清浄水)を予熱する予熱器2とを
備えたものである。上記蒸発器1としては、種々の構成
を備えることができるが、例えば、工場蒸気が導入され
る缶内に、上下部管板14,15に両端を取り付けて上
下方向に向けた多数の細径の伝熱管を配設して、それら
の伝熱管18の周囲に上記加熱用熱媒体を導入し、伝熱
管内を通して加熱された清浄水を発生蒸気と共に上昇さ
せ、上方に導出された清浄水を中央の降水管22を通し
て蒸発器の下部に導くなどの手段により、給水を循環・
加熱するようにしたものが、給水の加熱・蒸発を効率的
に行うために有効である。
【0003】然るに、上記蒸気発生装置では、缶内の清
浄水がサーモサイホン作用により循環・加熱され、清浄
蒸気が上部管板の上方空間に設置されたデミスタ30に
おいて凝縮水分を取り除いた後に蒸気取出管41を介し
て取り出されることになるが、缶内における清浄蒸気相
部の内壁面及び上記デミスタにおける清浄蒸気との接触
面では、凝縮水分を含んだ清浄蒸気が直接接触する接触
面の微細な凹凸、あるいは部材と部材とが鋭角的に交差
する部分に、異物が滞留する凝縮水分の滞留域が形成さ
れやすく、それが発生蒸気の清浄化の妨げになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、清浄蒸気内の凝縮水分を取り除くためのデミスタ
を、容易に分解洗浄できるようにすると共に、上記缶内
における清浄蒸気相の内壁面及び上記デミスタにおける
清浄蒸気との接触面を、容易に鏡面研磨加工できるよう
にして、異物及び凝縮水分の滞留域を可及的に無くした
清浄蒸気発生装置を提供することにある。また、本発明
の他の技術的課題は、デミスタにおける一次バッフル板
を二次バッフル板に着脱自在に取り付けるに際し、部材
が鋭角的に交差する部分を無くすことにより、異物及び
凝縮水分の滞留域を無くし、しかも上記一次バッフル板
及び二次バッフル板を全体的に容易に鏡面加工可能にし
た清浄蒸気発生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、蒸発器の缶内において一般の蒸気を加熱
用熱媒体とする熱交換により清浄水の蒸気を発生させる
ための清浄蒸気発生装置において、缶内の上部に配設し
て清浄蒸気中の凝縮水分を取り除くためのデミスタを、
有底筒容器状で底面に復水の排水口を有する一次バッフ
ル板と、管板の清浄蒸気導出穴の周囲に該管板の湾曲に
より形成した筒状の二次バッフル板とを有し、且つ上記
一次バッフル板の筒部を、二次バッフル板との間に所要
の間隙を持たせた状態でその外側に配して、係止部材に
より上記二次バッフル板の下方を被うように着脱自在に
取り付けることにより構成し、缶内における清浄蒸気相
部の内壁面及び上記デミスタにおける清浄蒸気との接触
面を鏡面研磨したことを特徴とするものである。
【0006】上記清浄蒸気発生装置の具体的な構成態様
においては、上記一次バッフル板上に複数の鉤形の係止
部材を立設すると共に、上記二次バッフル板の内面にお
ける上記係止部材に対応する位置に係止凸部を突設する
に際し、部材が鋭角的に交差して凝縮水分の滞留域が生
じることがない状態でそれらを形成し、上記係止部材を
係止凸部に係止させることにより、上記一次バッフル板
を二次バッフル板の下方に着脱自在に吊下するのが好ま
しい。また、蒸発器内に、該器内を区画する上下部管板
に両端を取り付けた多数の細径の伝熱管を配設して、そ
れらの伝熱管の周囲に加熱用熱媒体の導入管及び排出管
を連通させると共に、上記伝熱管に平行して、該伝熱管
内を通して加熱されて発生蒸気と共に上昇することによ
り上部管板の上方空間に導出された清浄水を下部管板の
下方空間に導いて循環・加熱するための降水管を配設す
るのが好適である。
【0007】上記構成を有する清浄蒸気発生装置におい
ては、デミスタにおける一次バッフル板を着脱自在とし
ているので、上記缶内における清浄蒸気相部の内壁面及
び上記デミスタにおける清浄蒸気との接触面を容易に鏡
面研磨加工することができ、異物や凝縮水分が滞留して
発生蒸気の清浄化を妨げる原因となる滞留域を可及的に
無くすことができ、しかも、該一次バッフル板を取り外
すことによりデミスタを簡単に分解洗浄することができ
る。また、上記一次バッフル板の係止部材を二次バッフ
ル板の係止凸部に係止させることにより、一次バッフル
板を二次バッフル板の下方に着脱自在に吊下するに際
し、上記一次バッフル板の係止部材と二次バッフル板の
係止凸部とを、それらが鋭角的に交差する部分を無くし
た状態で形成することにより、異物や凝縮水分の滞留域
が生じ易い部分がなくなり、一層の発生蒸気の清浄化を
図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の清浄蒸気発生装置
の概略構成を示し、この清浄蒸気発生装置1は、通常の
工場蒸気を加熱用熱媒体とし、純水や軟水等の清浄水を
加熱して清浄蒸気を発生させる蒸発器2と、該蒸発器2
に供給される清浄水を予熱する予熱器3とを備え、予熱
器3には、蒸発器2において清浄水を加熱した後の加熱
用熱媒体が供給される。
【0009】上記蒸発器2は、図2に示すように、通常
の蒸気が供給される缶10の内部を上部管板14と下部
管板15により区画しており、該缶10内における上部
管板14の上方の清浄蒸気相部の内壁面には、バフ研磨
及び電解研磨による鏡面加工により鏡面部16が形成さ
れている。また、上記上部管板14と下部管板15との
間には、それらの管板14,15に両端を取り付けて上
下方向に向けた多数の細径の伝熱管18を配設してい
る。上記伝熱管18は、上部管板14の上方の空間20
と下部管板15の下方の空間21とを連通させるもので
あり、上下の管板14,15の間には、多数の伝熱管1
8の略中心部に位置させて、上下の空間20,21を連
通させる降水管22が取り付けられている。
【0010】図1及び図2に示すように、上記缶10に
おける上部管板14と下部管板15との間の上部には、
ボイラ等の通常の蒸気源に接続されて伝熱管18の周囲
にこの蒸気を供給する加熱用熱媒体の導入管23が接続
され、下部には、伝熱管18を加熱した後の加熱用熱媒
体を排出させる排出管25が接続されている。また、缶
10に清浄水を供給する給水管27は、上記上部管板1
4と下部管板15との間において缶10を貫通して上記
降水管22に接続されている。上記缶10内における上
部管板14の上方には、上部管板14の上方に設けたデ
ミスタ30によって凝縮水分が分離された清浄蒸気を導
出するための蒸気取出管41が接続されている。また、
下部管板15の下方には、ブロー水を排出するための排
水管43が接続されており、該排水管に、タイマTMに
よって作動する電動機駆動の排水弁45が設けられてい
る。
【0011】上記デミスタ30は、図3に明確に示すよ
うに、有底筒容器状の一次バッフル板33と、管板35
Aの清浄蒸気導出穴35Bの周囲に該管板35Aの湾曲
により形成した筒状の二次バッフル板35とから構成さ
れており、上記一次バッフル板33の筒部33Aを、二
次バッフル板35との間に所要の間隔を持たせた状態で
その外側に配して、上記二次バッフル板35の下方を被
うように着脱自在に取り付けている。そして、これらの
一次バッフル板33と二次バッフル板35とにおける清
浄蒸気の接触面は、#400のバフ仕上げ後に電解研磨
することにより鏡面加工が施されている。また、上記一
次バッフル板33の底面には、当該デミスタ30で凝縮
された清浄蒸気中の凝縮水分(復水)の排水口37が穿
設されている。
【0012】上記デミスタ30の構造についてさらに詳
細に説明すると、上記一次バッフル板33の内面には複
数の鉤形の係止部材34を立設すると共に、上記二次バ
ッフル板35の内面における上記係止部材34に対応す
る位置に係止凸部36を突設しており、上記係止部材3
4を係止凸部36に係止させることにより、上記一次バ
ッフル板33を二次バッフル板35の下方に着脱自在に
吊下している。これらの係止部材34及び係止凸部36
は、少なくともそれらの一部が一次バッフル板33や二
次バッフル板35と鋭角的に交差して異物及び凝縮水分
の滞留域が生じることがないように、溶接等により滑ら
かに連結した状態に形成している。係止部材34及び係
止凸部36は、図示したような構造ばかりでなく、例え
ば、二次バッフル板35の一部を山型に突出させること
により係止凸部36を形成し、係止部材34は板状で上
記係止凸部36が嵌入する凹部を形成したものとするこ
とができる。
【0013】蒸発器2内の水位は、通常、上部管板14
の直上近くに位置させるが、その水位を検出するため
に、図1及び図2に示すように、上部管板14の上方の
空間20に連通させた上方の連結用チューブ51と、上
記缶10を貫通して降水管22に連通させた下方の連結
用チューブ53とにより連結される液面計55を取り付
けている。なお、図1において、上記液面計55におけ
る符号HとLは通常の水位の上限及び下限を検出する水
位スイッチ、符号HHとLLは、水位の異常な上限及び
下限を検出する水位スイッチである。
【0014】上記蒸発器2においては、予熱器3におい
て予熱された清浄水が、降水管22に連結した給水管2
7を通して缶10内に供給され、加熱用熱媒体としての
工場蒸気が、導入管23を通って伝熱管18の周囲に供
給される。降水管22に供給された清浄水は、缶10内
において既に加熱されている清浄水よりも比重が大きい
ために、降水管22内を下降して下部管板15の下方の
空間21に流出し、一方、多数の伝熱管18内の清浄水
は加熱媒体により加熱され、比重が小さくなって発生蒸
気と共に伝熱管18内を上昇し、上部管板14の上方の
空間20に導出される。したがって、缶10内の清浄水
は伝熱管18内での上昇と降水管22内での下降とを繰
り返すので、缶10内の水はサーモサイホン作用により
循環加熱され、上方の空間20に設けたデミスタ30に
おいて凝縮水分が分離された清浄蒸気は蒸気取出管41
から取り出される。
【0015】加熱用熱媒体の導入管23には、電動機に
よって出力圧が制御される圧力制御弁61が設けられて
おり、上記上部管板14の上方の空間20には、該空間
20における清浄蒸気の圧力を検出して信号を出力する
圧力センサ63が設けられている。そして、圧力制御弁
61の出力圧は、圧力センサ63が検出した圧力信号に
応じて、清浄蒸気圧を一定に保つように、圧力信号出力
器65から圧力制御弁61に出力される圧力制御信号に
よって制御される。
【0016】上記予熱器3は、蒸発器2に供給する清浄
水を、該蒸発器2において清浄水を加熱した後の加熱用
熱媒体によって予め加熱するもので、器体71内に螺旋
状のチューブ73を収容し、該チューブ73の一端は給
水源に連通する流入管75に接続され、他端は降水管2
2に連結した上記給水管27に接続されている。また、
器体71の上部に蒸発器2内の清浄水を加熱した後の加
熱用熱媒体の排出管25が接続され、下部に上記チュー
ブ73を通る清浄水の加熱により凝縮した凝縮水分(復
水)等を排出する排出管77が接続されている。上記予
熱器3においては、器体71内に大気圧に近い圧力が設
定され、蒸発器2において清浄水を加熱した後の加熱用
熱媒体が、圧力を低下させることにより再び蒸気として
器体71内に導入されるので、チューブ73内に流れる
清浄水の予熱が効果的に行われる。図1中の符号81
は、流入管75に設けられて、水位スイッチHとLの出
力信号によって清浄水の流量を調節する電動機駆動の流
量調節弁である。
【0017】上記構成を有する清浄蒸気発生装置1にお
いては、デミスタ30における一次バッフル板33を着
脱自在としているので、上記缶10内における清浄蒸気
相部の内壁面及び上記デミスタ30における清浄蒸気と
の接触面であるところの鏡面部16を、鏡面研磨加工に
より容易に形成することができ、異物や凝縮水分が滞留
して発生蒸気の清浄化を妨げる原因となる滞留域を可及
的に無くすことができ、しかも、該一次バッフル板33
を取り外すことによりデミスタ30を簡単に分解洗浄す
ることができる。また、上記一次バッフル板33の係止
部材34を二次バッフル板35の係止凸部36に係止さ
せることにより、一次バッフル板33を二次バッフル板
35の下方に着脱自在に吊下するに際し、上記一次バッ
フル板33の係止部材34と二次バッフル板35の係止
凸部36とを、それらが鋭角的に交差する部分を無くし
た状態で形成することにより、異物や凝縮水分の滞留域
が生じ易い部分が無くなり、一層の発生蒸気の清浄化を
図ることができる。
【0018】なお、上述した実施例においては、デミス
タ30を、一次バッフル板33の略鉤形の係止部材34
を二次バッフル板35の係止凸部36に係止させること
により、一次バッフル板33を二次バッフル板35の下
方に着脱自在に吊下する構成としたが、それに限定され
ず、上記一次バッフル板を二次バッフル板の下方に着脱
自在に吊下することができる適宜手段を適用することが
できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の清浄蒸
気発生装置によれば、清浄蒸気内の凝縮水分を取り除く
ためのデミスタにおける一次バッフル板を着脱自在とし
ているので、上記缶内における清浄蒸気相部の内壁面及
び上記デミスタにおける清浄蒸気との接触面を容易に鏡
面研磨加工することができ、異物や凝縮水分が滞留して
発生蒸気の清浄化を妨げる原因となる滞留域を可及的に
無くすことができ、しかも、該一次バッフル板を取り外
すことによりデミスタを簡単に分解洗浄することができ
る。また、上記一次バッフル板の係止部材を二次バッフ
ル板の係止凸部に係止させることにより一次バッフル板
を二次バッフル板の下方に着脱自在に吊下するに際し、
上記一次バッフル板の係止部材と二次バッフル板の係止
凸部とを、それらが鋭角的に交差する部分を無くした状
態で形成することにより、異物や凝縮水分の滞留域が生
じ易い部分が無くなり、一層の発生蒸気の清浄化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる清浄蒸気発生装置の実施例の全
体的な構成の概要を示す構成図である。
【図2】同蒸発器の構成を示す側断面図である。
【図3】蒸発器におけるデミスタの構成を示す拡大側断
面図である。
【符号の説明】
1 清浄蒸気発生装置 2 蒸発器 10 缶 14 上部管板 15 下部管板 16,17 鏡面部 18 伝熱管 20,21 空間 22 降水管 23 導入管 25 排出管 27 給水管 30 デミスタ 33 一次バッフル板 33A 筒部 34 係止部材 35 二次バッフル板 35A 管板 35B 清浄蒸気導出穴 36 係止凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器の缶内において一般の蒸気を加熱用
    熱媒体とする熱交換により清浄水の蒸気を発生させるた
    めの清浄蒸気発生装置において、 缶内の上部に配設して清浄蒸気中の凝縮水分を取り除く
    ためのデミスタを、有底筒容器状で底面に復水の排水口
    を有する一次バッフル板と、管板の清浄蒸気導出穴の周
    囲に該管板の湾曲により形成した筒状の二次バッフル板
    とを有し、且つ上記一次バッフル板の筒部を、二次バッ
    フル板との間に所要の間隙を持たせた状態でその外側に
    配して、係止部材により上記二次バッフル板の下方を被
    うように着脱自在に取り付けることにより構成し、 缶内における清浄蒸気相部の内壁面及び上記デミスタに
    おける清浄蒸気との接触面を鏡面研磨した、ことを特徴
    とする清浄蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の清浄蒸気発生装置におい
    て、 上記一次バッフル板上に複数の鉤形の係止部材を立設す
    ると共に、上記二次バッフル板の内面における上記係止
    部材に対応する位置に係止凸部を突設するに際し、 部材が鋭角的に交差して凝縮水分の滞留域が生じること
    がない状態でそれらを形成し、 上記係止部材を係止凸部に係止させることにより、上記
    一次バッフル板を二次バッフル板の下方に着脱自在に吊
    下した、ことを特徴とする清浄蒸気発生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の清浄蒸気発生装
    置において、 蒸発器内に、該器内を区画する上下部管板に両端を取り
    付けた多数の細径の伝熱管を配設して、それらの伝熱管
    の周囲に加熱用熱媒体の導入管及び排出管を連通させる
    と共に、上記伝熱管に平行して、該伝熱管内を通して加
    熱されて発生蒸気と共に上昇することにより上部管板の
    上方空間に導出された清浄水を下部管板の下方空間に導
    いて循環・加熱するための降水管を配設した、ことを特
    徴とする清浄蒸気発生装置。
JP10237386A 1998-08-24 1998-08-24 清浄蒸気発生装置 Pending JP2000065302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10237386A JP2000065302A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 清浄蒸気発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10237386A JP2000065302A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 清浄蒸気発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000065302A true JP2000065302A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17014630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10237386A Pending JP2000065302A (ja) 1998-08-24 1998-08-24 清浄蒸気発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000065302A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002004860A1 (fr) * 2000-07-11 2002-01-17 Kabushiki Kaisha Tiyoda Seisakusho Generateur de vapeur saturee, sterilisateur de vapeur et procede de sterilisation de vapeur
JP2002017825A (ja) * 2000-07-11 2002-01-22 Chiyoda Manufacturing Co Ltd 蒸気滅菌装置
JP2007324359A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Choonpa Jozosho Kk 洗浄方法と洗浄装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002004860A1 (fr) * 2000-07-11 2002-01-17 Kabushiki Kaisha Tiyoda Seisakusho Generateur de vapeur saturee, sterilisateur de vapeur et procede de sterilisation de vapeur
JP2002017825A (ja) * 2000-07-11 2002-01-22 Chiyoda Manufacturing Co Ltd 蒸気滅菌装置
US7079759B2 (en) 2000-07-11 2006-07-18 Sakura Seiki Co., Ltd. Saturated steam generator, steam sterilizer, and steam sterilization method
JP4538136B2 (ja) * 2000-07-11 2010-09-08 サクラ精機株式会社 蒸気滅菌装置
JP2007324359A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Choonpa Jozosho Kk 洗浄方法と洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7217343B2 (en) Point of use water purification method and apparatus
WO1994000720A1 (en) Fluid heating system
US11174173B2 (en) Water purification device
US20070272539A1 (en) Point-of-use water purification method and apparatus
US5932073A (en) Distillation apparatus
US5332476A (en) Water distillation and aeration apparatus
JP2000065302A (ja) 清浄蒸気発生装置
JPH10330104A (ja) 廃硫酸連続精製装置及び精製方法並びにガラス製加熱装置におけるヒーター支持構造
JP2002022102A (ja) 清浄蒸気発生装置
JPH06323580A (ja) 加湿器
KR100676455B1 (ko) 정수기
US5030327A (en) Distillation and aeration method
JP2000065310A (ja) 清浄蒸気発生装置
EP0347244B1 (en) Distillation apparatus and method
KR102494666B1 (ko) 정수기
SE517739C2 (sv) Förfarande vid industning av vätskor, exempelvis svartlut från cellulosakokning, innehållande fasta och lösta ämnen
CN107162080B (zh) 一种汽化系统
JP2000065301A (ja) 清浄蒸気発生装置における蒸発器の洗浄時期検出装置
JP7324527B2 (ja) モジュール化された浄水用水桶装置及びそれを備える浄水器
JPH10246401A (ja) 清浄蒸気発生装置
SE512959C2 (sv) Fallfilmsindunstare med horisontella tuber för indunstning av avloppsvätska från cellulosatillverkning
JPH09168797A (ja) 超高純度水の製造システム及びその製造方法
JP3578031B2 (ja) 電気貯湯容器
SU1302085A1 (ru) Вакуумный деаэратор
AU2002336435A1 (en) Point of use water purification method and apparatus