JP2000064954A - 吸気口付きポンプ - Google Patents
吸気口付きポンプInfo
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- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
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- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1059—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position
- B05B11/106—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position in a retracted position, e.g. in an end-of-dispensing-stroke position
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で信頼性が高く、しかも受け器内への物
質の良好な保存条件を保証する吸気口付きポンプを提供
する。 【解決手段】 ポンプ（１）は、受け器（６）に取り付
けられるよう設計されていて、ポンプ本体（18）に対し
て高位置と低位置との間で動くことができ、ポンプ本体
と協働して可変容積のポンプ室（43）を構成する押しボ
タン（２）を有している。ポンプ本体は、押しボタン
（２）がその高位置と低位置との間の中間位置にあると
きに通路（25）を経て受け器（６）の外部と連通するの
に適した通気孔（26）を有しており、ポンプ室内への物
質の吸引中、空気が受け器内に流入できる。ポンプ本体
内で密封的に摺動するのに適した内側スカート（12）が
押しボタンと一体に形成され、内側スカートは、押しボ
タンがその高位置にあるとき及び低位置にあるときに、
通気孔を外部から遮断するような形状になっている。
質の良好な保存条件を保証する吸気口付きポンプを提供
する。 【解決手段】 ポンプ（１）は、受け器（６）に取り付
けられるよう設計されていて、ポンプ本体（18）に対し
て高位置と低位置との間で動くことができ、ポンプ本体
と協働して可変容積のポンプ室（43）を構成する押しボ
タン（２）を有している。ポンプ本体は、押しボタン
（２）がその高位置と低位置との間の中間位置にあると
きに通路（25）を経て受け器（６）の外部と連通するの
に適した通気孔（26）を有しており、ポンプ室内への物
質の吸引中、空気が受け器内に流入できる。ポンプ本体
内で密封的に摺動するのに適した内側スカート（12）が
押しボタンと一体に形成され、内側スカートは、押しボ
タンがその高位置にあるとき及び低位置にあるときに、
通気孔を外部から遮断するような形状になっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、受け器に取付け可
能であって、或る量の物質を抜き取ってこれを小出しす
るポンプに関し、特に、吸気口を備え、即ち、空気が受
け器内に入るようにしてポンプにより抜き取られる物質
の量を補償できるようにする形式のポンプに関する。
能であって、或る量の物質を抜き取ってこれを小出しす
るポンプに関し、特に、吸気口を備え、即ち、空気が受
け器内に入るようにしてポンプにより抜き取られる物質
の量を補償できるようにする形式のポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第３，７５９，４２６号明細書
は、受け器に取付け可能なポンプであって、ポンプ本体
に対して高位置と低位置との間で移動でき、ポンプ本体
と協働して可変容量のポンプ室を構成する押しボタンを
有し、ポンプ本体は、押しボタンがその高位置と低位置
との間の中間位置にあるときに通路を経て受け器の外部
と連通するのに適した通気孔又は吸気口を有し、それに
より物質がポンプ室内に吸い込まれている間に空気が受
け器内に流入できるようにするポンプを開示している。
は、受け器に取付け可能なポンプであって、ポンプ本体
に対して高位置と低位置との間で移動でき、ポンプ本体
と協働して可変容量のポンプ室を構成する押しボタンを
有し、ポンプ本体は、押しボタンがその高位置と低位置
との間の中間位置にあるときに通路を経て受け器の外部
と連通するのに適した通気孔又は吸気口を有し、それに
より物質がポンプ室内に吸い込まれている間に空気が受
け器内に流入できるようにするポンプを開示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】押しボタンは、これが
その高位置にあるとき及びその低位置にあるときに通気
孔を遮断するのに適した外側スカートを有している。押
しボタンは、外側スカートと協働して戻しバネを納める
のに適した溝を構成する内側スカートを有している。内
側スカートは汚れる恐れがあり、このため、汚れがポン
プ本体内に入っている物質に接触する場合がある。さら
に、戻しバネは物質中に浸漬されているが、このことに
より相性又は適合性の問題が生じうる。本発明の目的
は、構造上安価であると共に作動上の信頼性があるだけ
でなく、物質を受け器内に保存するための好条件を保証
する新規な吸気口付きポンプを提供することにある。
その高位置にあるとき及びその低位置にあるときに通気
孔を遮断するのに適した外側スカートを有している。押
しボタンは、外側スカートと協働して戻しバネを納める
のに適した溝を構成する内側スカートを有している。内
側スカートは汚れる恐れがあり、このため、汚れがポン
プ本体内に入っている物質に接触する場合がある。さら
に、戻しバネは物質中に浸漬されているが、このことに
より相性又は適合性の問題が生じうる。本発明の目的
は、構造上安価であると共に作動上の信頼性があるだけ
でなく、物質を受け器内に保存するための好条件を保証
する新規な吸気口付きポンプを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプは、受け
器に取付け可能なポンプであって、ポンプ本体に対して
高位置と低位置との間で移動でき、ポンプ本体と協働し
て可変容量のポンプ室を構成する押しボタンを有し、ポ
ンプ本体は、押しボタンがその高位置と低位置との間の
中間位置にあるときに通路を経て受け器の外部と連通す
るのに適した通気孔を有し、それにより物質がポンプ室
内に吸い込まれている間に空気が受け器内に流入できる
ようにするポンプにおいて、押しボタンは、これと一体
に形成されていて、ポンプ本体の内部で密封的に摺動す
るのに適した内側スカートを有し、該内側スカートは、
押しボタンがその高位置にあるときとその低位置にある
ときの両方の場合に前記通気孔を外部から遮断するよう
な形状になっていることを特徴とする形式のものであ
る。
器に取付け可能なポンプであって、ポンプ本体に対して
高位置と低位置との間で移動でき、ポンプ本体と協働し
て可変容量のポンプ室を構成する押しボタンを有し、ポ
ンプ本体は、押しボタンがその高位置と低位置との間の
中間位置にあるときに通路を経て受け器の外部と連通す
るのに適した通気孔を有し、それにより物質がポンプ室
内に吸い込まれている間に空気が受け器内に流入できる
ようにするポンプにおいて、押しボタンは、これと一体
に形成されていて、ポンプ本体の内部で密封的に摺動す
るのに適した内側スカートを有し、該内側スカートは、
押しボタンがその高位置にあるときとその低位置にある
ときの両方の場合に前記通気孔を外部から遮断するよう
な形状になっていることを特徴とする形式のものであ
る。
【０００５】本発明では、受け器の内部は、押しボタン
がその高位置とその低位置との間の中間位置にあるとき
だけ、即ち、使用時のみ外部と連通する。したがって、
受け器内に入っている物質は、押しボタンが運搬のため
にその定位置にあるとき、又は使用に備えてその高位置
にあるときには、外部から遮断されたままである。一例
を挙げると、これにより、受け器内の物質に含まれた溶
剤又は香料は、たとえポンプが長期間にわたって不使用
状態のままであっても、吸気口の通路を通って受け器か
ら逃げ出ることはない。押しボタンの内側スカートは、
押しボタンの内部に位置しているので、ポンプの作動を
妨げたり、或いは受け器内に入っている物質を汚染する
場合のある潜在的な汚れ作用を受けることはない。
がその高位置とその低位置との間の中間位置にあるとき
だけ、即ち、使用時のみ外部と連通する。したがって、
受け器内に入っている物質は、押しボタンが運搬のため
にその定位置にあるとき、又は使用に備えてその高位置
にあるときには、外部から遮断されたままである。一例
を挙げると、これにより、受け器内の物質に含まれた溶
剤又は香料は、たとえポンプが長期間にわたって不使用
状態のままであっても、吸気口の通路を通って受け器か
ら逃げ出ることはない。押しボタンの内側スカートは、
押しボタンの内部に位置しているので、ポンプの作動を
妨げたり、或いは受け器内に入っている物質を汚染する
場合のある潜在的な汚れ作用を受けることはない。
【０００６】特定の実施形態では、内側スカートはその
下部のところでポンプ本体に密封的に圧接し、押しボタ
ンがその低位置にあるときの通気孔と下部との間の距離
は、押しボタンのその低位置からその高位置への移動行
程よりも小さく、或いはこれと等しく、好ましくはこれ
と実質的に等しく、従って、押しボタンがその高位置に
あるとき、前記下部は通気孔を外部から遮断するように
なっている。
下部のところでポンプ本体に密封的に圧接し、押しボタ
ンがその低位置にあるときの通気孔と下部との間の距離
は、押しボタンのその低位置からその高位置への移動行
程よりも小さく、或いはこれと等しく、好ましくはこれ
と実質的に等しく、従って、押しボタンがその高位置に
あるとき、前記下部は通気孔を外部から遮断するように
なっている。
【０００７】押しボタンがその低位置にあるとき、内側
スカートは、その上部のところでポンプ本体の頂端に密
封的に圧接するのが有利である。内側スカートは、その
下部とその上部との間に位置した後退部を有し、該後退
部は、ポンプ本体の内部に環状空間を構成し、前記通気
孔は、押しボタンがその低位置にある間及び押しボタン
がその高位置と低位置との間の中間位置にある間、前記
環状空間内へ開口するのが好ましい。
スカートは、その上部のところでポンプ本体の頂端に密
封的に圧接するのが有利である。内側スカートは、その
下部とその上部との間に位置した後退部を有し、該後退
部は、ポンプ本体の内部に環状空間を構成し、前記通気
孔は、押しボタンがその低位置にある間及び押しボタン
がその高位置と低位置との間の中間位置にある間、前記
環状空間内へ開口するのが好ましい。
【０００８】特定の実施形態では、ポンプ本体はその頂
端が環状支持面を介して、受け器のネックに固定された
取付けスカートに連結されている。取付けスカートは円
筒壁により上方に延長されており、前記円筒壁は、押し
ボタンをその高位置に戻すよう圧縮状態で動作するコイ
ルバネのガイドを構成しているのが有利である。押しボ
タンが、弁部材を構成するボールを含む送出し弁を有し
ているのが好ましい。
端が環状支持面を介して、受け器のネックに固定された
取付けスカートに連結されている。取付けスカートは円
筒壁により上方に延長されており、前記円筒壁は、押し
ボタンをその高位置に戻すよう圧縮状態で動作するコイ
ルバネのガイドを構成しているのが有利である。押しボ
タンが、弁部材を構成するボールを含む送出し弁を有し
ているのが好ましい。
【０００９】ボールが、プラスチック材料を成形するこ
とにより押しボタンのハウジングに一体に形成された保
持手段によりこのハウジング内に保持されるのが有利で
ある。上述のハウジングはダクト内に位置し、前記保持
手段はダクトの下端部で構成され、該下端部は、ボール
を弾性変形によりハウジング内の定位置につかせること
ができるような形状になっているのが好ましい。
とにより押しボタンのハウジングに一体に形成された保
持手段によりこのハウジング内に保持されるのが有利で
ある。上述のハウジングはダクト内に位置し、前記保持
手段はダクトの下端部で構成され、該下端部は、ボール
を弾性変形によりハウジング内の定位置につかせること
ができるような形状になっているのが好ましい。
【００１０】ポンプ本体は、弁部材としてのボールを有
する吸込み弁を有し、該吸込み弁は、物質がポンプ室内
に吸い込まれている間は開き、ポンプ室内に入っている
物質が小出しされている間は閉じ、前記ダクトの下端部
は、押しボタンがその低位置にある間、吸込み弁のボー
ルをその閉じ位置に保持するように構成されているのが
有利である。
する吸込み弁を有し、該吸込み弁は、物質がポンプ室内
に吸い込まれている間は開き、ポンプ室内に入っている
物質が小出しされている間は閉じ、前記ダクトの下端部
は、押しボタンがその低位置にある間、吸込み弁のボー
ルをその閉じ位置に保持するように構成されているのが
有利である。
【００１１】本発明の他の特徴及び利点は、本発明を限
定するものではない実施形態の以下の詳細な説明を添付
の図面を参照して読むと、明らかになる。
定するものではない実施形態の以下の詳細な説明を添付
の図面を参照して読むと、明らかになる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１に示すポンプ１は、固定部分
３に対して軸線Ｘに沿って垂直方向に動くことができる
可動押しボタン２を有し、固定部分３は、一部しか図示
していない従来型受け器６のネック５に固定された取付
けスカート４を有している。本実施形態では、取付けス
カート４は、ネック５にネジ込まれているが、変形例と
して、他のある方法、例えばスナップ止めによりこれに
固定してもよい。取付けスカート４は円筒壁によって上
方に延長されており、この円筒壁は、押しボタン２と軸
線Ｘの回りに設けられていて圧縮状態で動作するコイル
バネ８との両方のガイド７となっている。ガイド７はそ
の上端部のところに環状リム４７を有し、この環状リム
４７は押しボタン２の上方移動行程を制限する。
３に対して軸線Ｘに沿って垂直方向に動くことができる
可動押しボタン２を有し、固定部分３は、一部しか図示
していない従来型受け器６のネック５に固定された取付
けスカート４を有している。本実施形態では、取付けス
カート４は、ネック５にネジ込まれているが、変形例と
して、他のある方法、例えばスナップ止めによりこれに
固定してもよい。取付けスカート４は円筒壁によって上
方に延長されており、この円筒壁は、押しボタン２と軸
線Ｘの回りに設けられていて圧縮状態で動作するコイル
バネ８との両方のガイド７となっている。ガイド７はそ
の上端部のところに環状リム４７を有し、この環状リム
４７は押しボタン２の上方移動行程を制限する。
【００１３】バネ８の下端は、固定部分３に設けられた
環状支持面９に当接している。この支持面９は、取付け
スカート４とガイド７が合体する領域から半径方向内方
に延びている。バネ８の上端は、押しボタン２に設けら
れた環状溝１１の端壁１０に当接している。バネ８は、
上述の米国特許第３，７５９，４２６号明細書に記載さ
れたポンプに用いられているバネとは異なり、受け器内
に入っている物質にはされされない。したがって、バネ
の構成材料と受け器内に入っている物質との相性又は適
合性の問題は生じない。この溝１１は、軸線Ｘに関して
回転対称をなす内側スカート１２と、該内側スカートと
同軸の外側スカート１３との間に形成されている。
環状支持面９に当接している。この支持面９は、取付け
スカート４とガイド７が合体する領域から半径方向内方
に延びている。バネ８の上端は、押しボタン２に設けら
れた環状溝１１の端壁１０に当接している。バネ８は、
上述の米国特許第３，７５９，４２６号明細書に記載さ
れたポンプに用いられているバネとは異なり、受け器内
に入っている物質にはされされない。したがって、バネ
の構成材料と受け器内に入っている物質との相性又は適
合性の問題は生じない。この溝１１は、軸線Ｘに関して
回転対称をなす内側スカート１２と、該内側スカートと
同軸の外側スカート１３との間に形成されている。
【００１４】押しボタン２を図１に示すようにその低位
置に係止できるようにするための係止手段が、互いに対
向した外側スカート１３と取付けスカート４の表面に設
けられている。この係止の仕方は、受け器６の運搬中、
例えば物質の偶発的な漏れが生じないようにするために
用いられる。本実施形態では、上述の係止手段は、取付
けスカート４の半径方向外面に形成されたスタッド１４
と、外側スカート１３の半径方向内面に設けられた浮彫
り部又は隆起部１５とから成る。これらスタッド１４と
隆起部１５は、差込み継手又は差込み型結合方式のよう
に協働できる。
置に係止できるようにするための係止手段が、互いに対
向した外側スカート１３と取付けスカート４の表面に設
けられている。この係止の仕方は、受け器６の運搬中、
例えば物質の偶発的な漏れが生じないようにするために
用いられる。本実施形態では、上述の係止手段は、取付
けスカート４の半径方向外面に形成されたスタッド１４
と、外側スカート１３の半径方向内面に設けられた浮彫
り部又は隆起部１５とから成る。これらスタッド１４と
隆起部１５は、差込み継手又は差込み型結合方式のよう
に協働できる。
【００１５】押しボタン２をその低位置に係止するため
に、ユーザは、押しボタンを押し下げると共に隆起部１
５をスタッド１４から角度的にずらして隆起部をスタッ
ドの高さ位置まで下げ、次に押しボタンを軸線Ｘの回り
に回して隆起部１５をスタッド１４の下側に係合させ
る。ユーザが押しボタン２を離しても、スタッド１４
は、押しボタンがバネ８の付勢力を受けて上昇するのを
阻止する。押しボタン２を解放するためには、ユーザは
押しボタン２を僅かに押し下げ、次にこれを回して隆起
部１５を解放する。押しボタン２がその高位置にあると
き、図６で分かるように、外側スカート１３は、上述の
隆起部１５の上方に形成された隆起部４８を介してガイ
ド７の環状リム４７に当接する。
に、ユーザは、押しボタンを押し下げると共に隆起部１
５をスタッド１４から角度的にずらして隆起部をスタッ
ドの高さ位置まで下げ、次に押しボタンを軸線Ｘの回り
に回して隆起部１５をスタッド１４の下側に係合させ
る。ユーザが押しボタン２を離しても、スタッド１４
は、押しボタンがバネ８の付勢力を受けて上昇するのを
阻止する。押しボタン２を解放するためには、ユーザは
押しボタン２を僅かに押し下げ、次にこれを回して隆起
部１５を解放する。押しボタン２がその高位置にあると
き、図６で分かるように、外側スカート１３は、上述の
隆起部１５の上方に形成された隆起部４８を介してガイ
ド７の環状リム４７に当接する。
【００１６】プラスチック材料を成形することにより中
央ダクト１６が内側スカート１２に一体に形成されてい
る。ダクト１６は、その中心が軸線Ｘと一致しており、
その上端部は、これ又プラスチック材料を成形すること
により押しボタン２の残部に一体成形された横方向ダク
ト１７に連結されている。横方向ダクト１７は、軸線Ｘ
に垂直な方向Ｙに向いた出口オリフィス４０を経て押し
ボタン２の外部に開口している。
央ダクト１６が内側スカート１２に一体に形成されてい
る。ダクト１６は、その中心が軸線Ｘと一致しており、
その上端部は、これ又プラスチック材料を成形すること
により押しボタン２の残部に一体成形された横方向ダク
ト１７に連結されている。横方向ダクト１７は、軸線Ｘ
に垂直な方向Ｙに向いた出口オリフィス４０を経て押し
ボタン２の外部に開口している。
【００１７】上述の環状支持面９は、端壁１９によって
下端部が閉鎖された管状ポンプ本体１８の上端部に連結
されている。端壁１９は、ボール２０の着座部を構成
し、端壁１９は、浸漬管２１に連結可能なコネクタ端部
４２を有し、浸漬管２１は受け器６の底部まで延び、こ
こで開口している。ボール２０は、後述するように端壁
に形成されたその着座部と協働して吸込み弁を構成して
いる。
下端部が閉鎖された管状ポンプ本体１８の上端部に連結
されている。端壁１９は、ボール２０の着座部を構成
し、端壁１９は、浸漬管２１に連結可能なコネクタ端部
４２を有し、浸漬管２１は受け器６の底部まで延び、こ
こで開口している。ボール２０は、後述するように端壁
に形成されたその着座部と協働して吸込み弁を構成して
いる。
【００１８】図４で分かるように、中央ダクト１６の下
端部は、ボール２２を収納保持するハウジング３５を構
成している。ボール２２は、後述するようにハウジング
３５の内側に設けられたその着座部と協働して送出し弁
を構成している。
端部は、ボール２２を収納保持するハウジング３５を構
成している。ボール２２は、後述するようにハウジング
３５の内側に設けられたその着座部と協働して送出し弁
を構成している。
【００１９】内側スカート１２の下部２３は、ポンプ本
体１８の内面の円筒形部分と接触したまま密封的に摺動
するような形状になっている。内側スカート１２の上部
２４は、図１に示すように押しボタン２がその低位置に
あるときにポンプ本体１８の上端部に密封的に圧接する
ような形状になっている。より詳細には、上部２４は、
押しボタン２がその低位置にあるときにポンプ本体１８
内に摩擦嵌め状態で挿入されるように形作られている。
体１８の内面の円筒形部分と接触したまま密封的に摺動
するような形状になっている。内側スカート１２の上部
２４は、図１に示すように押しボタン２がその低位置に
あるときにポンプ本体１８の上端部に密封的に圧接する
ような形状になっている。より詳細には、上部２４は、
押しボタン２がその低位置にあるときにポンプ本体１８
内に摩擦嵌め状態で挿入されるように形作られている。
【００２０】内側スカート１２は、その下部２３とその
上部２４との間に位置した凹み部又は後退部４６を有し
ている。この後退部４６は、ポンプ本体１８と協働して
環状空間又は通路２５を構成する。この環状空間の働き
については以下に説明する。
上部２４との間に位置した凹み部又は後退部４６を有し
ている。この後退部４６は、ポンプ本体１８と協働して
環状空間又は通路２５を構成する。この環状空間の働き
については以下に説明する。
【００２１】ネック５の下部のところで開口した通気孔
又は吸気口２６が、ポンプ本体１８に設けられていて、
上述の環状空間２５を受け器の内部と連通させている。
ポンプ本体１８はその上部が密封的にネック５の内面に
圧接している。
又は吸気口２６が、ポンプ本体１８に設けられていて、
上述の環状空間２５を受け器の内部と連通させている。
ポンプ本体１８はその上部が密封的にネック５の内面に
圧接している。
【００２２】ボール２２を収容した中央ダクト１６の下
端部の構成について、図４を参照して以下に一層詳細に
説明する。ダクト１６は、符号３０のところに内部肩を
有し、そしてこの肩を越えてハウジング３５内を下向き
の方向に延びており、ダクトの直径は、ボール２２の直
径よりも小さな値ｄ１ からボールの直径よりも僅かに
大きな直径ｄ２ に移行している。
端部の構成について、図４を参照して以下に一層詳細に
説明する。ダクト１６は、符号３０のところに内部肩を
有し、そしてこの肩を越えてハウジング３５内を下向き
の方向に延びており、ダクトの直径は、ボール２２の直
径よりも小さな値ｄ１ からボールの直径よりも僅かに
大きな直径ｄ２ に移行している。
【００２３】次に、ダクト１６の内周部は、ボール２２
の直径よりも僅かに小さな値ｄ３に至るまで円錐形表面
３１の形態で下方へ次第にテーパしている。円錐形表面
３１は、ボール２２の着座部として役立ち、直径ｄ２
の円筒面は、円錐形表面３１の上方に軸線Ｘを中心にし
て、物質の小出し中に物質の所望の流量が得られるほど
ボール２２をその着座部から遠ざけるのに十分な高さ位
置まで延びている。
の直径よりも僅かに小さな値ｄ３に至るまで円錐形表面
３１の形態で下方へ次第にテーパしている。円錐形表面
３１は、ボール２２の着座部として役立ち、直径ｄ２
の円筒面は、円錐形表面３１の上方に軸線Ｘを中心にし
て、物質の小出し中に物質の所望の流量が得られるほど
ボール２２をその着座部から遠ざけるのに十分な高さ位
置まで延びている。
【００２４】中央ダクト１６はその下端部がタブ３２で
終り、これらタブは半径方向内方に差し向けられてい
て、ボール２２が矢印Ｆに沿って下部からハウジング３
５内へ挿入されている間半径方向外方に変形することが
できるような形状になっている。凹部３３がタブ３２の
外部に形成され、この凹部のところで、タブ３２がダク
ト１６の残部とつながっており、かくしてボール２２を
取り付けるのに必要な可撓性が得られている。浮彫り部
又は隆起部３６が、ハウジング３５の上部のところに形
成されていて、物質が小出しされている間、ボール２２
が中央ダクト１６を閉鎖するのを阻止している。
終り、これらタブは半径方向内方に差し向けられてい
て、ボール２２が矢印Ｆに沿って下部からハウジング３
５内へ挿入されている間半径方向外方に変形することが
できるような形状になっている。凹部３３がタブ３２の
外部に形成され、この凹部のところで、タブ３２がダク
ト１６の残部とつながっており、かくしてボール２２を
取り付けるのに必要な可撓性が得られている。浮彫り部
又は隆起部３６が、ハウジング３５の上部のところに形
成されていて、物質が小出しされている間、ボール２２
が中央ダクト１６を閉鎖するのを阻止している。
【００２５】図３は、ポンプの固定部分３を取り出した
状態で示している。図３で分かるように、端壁１９は、
中心が軸線Ｘと一致していて、ボール２０の着座部とし
て役立つよう下方に先細になった円錐形凹部３７を有し
ている。タブ３８が、凹部３７を上方に延長させてい
て、物質が受け器から採取されている間、ボール２０が
着座部３７から自由に離昇できるようにしながらボール
２０を収納保持するケージ４５を構成している。本実施
形態では、かかるタブ３８は４つ設けられており、各タ
ブは半径方向内方に突出した歯３９を有している。歯３
９は、ボール２０をケージ４５内へ挿入しやすくするよ
う面取りされている。
状態で示している。図３で分かるように、端壁１９は、
中心が軸線Ｘと一致していて、ボール２０の着座部とし
て役立つよう下方に先細になった円錐形凹部３７を有し
ている。タブ３８が、凹部３７を上方に延長させてい
て、物質が受け器から採取されている間、ボール２０が
着座部３７から自由に離昇できるようにしながらボール
２０を収納保持するケージ４５を構成している。本実施
形態では、かかるタブ３８は４つ設けられており、各タ
ブは半径方向内方に突出した歯３９を有している。歯３
９は、ボール２０をケージ４５内へ挿入しやすくするよ
う面取りされている。
【００２６】タブ３８は、ボール２０が歯３９を通り越
すことができるように半径方向外方に弾性変形するが、
他方、ボール２０がケージ４５内の定位置についたまま
にしておくことができる。凹部３７の端部は、穴４１を
経てコネクタ端部４２の内部と連通しており、浸漬管２
１は図１に示すようにこのコネクタ端部内に圧力嵌め状
態で係合する。押しボタン２が図１に示すようにその低
位置にあるとき、中央ダクト１６のタブ３２はボール２
０に接触して僅かな量の弾性変形を生じ、それによりボ
ール２０がその着座部３７に当接保持されることが分か
ろう。かくして、コネクタ端部４２は閉鎖され、物質が
ポンプ中へ上昇することは阻止され、それにより受け器
の運搬中における物質の偶発的な漏れの恐れが小さくな
る。
すことができるように半径方向外方に弾性変形するが、
他方、ボール２０がケージ４５内の定位置についたまま
にしておくことができる。凹部３７の端部は、穴４１を
経てコネクタ端部４２の内部と連通しており、浸漬管２
１は図１に示すようにこのコネクタ端部内に圧力嵌め状
態で係合する。押しボタン２が図１に示すようにその低
位置にあるとき、中央ダクト１６のタブ３２はボール２
０に接触して僅かな量の弾性変形を生じ、それによりボ
ール２０がその着座部３７に当接保持されることが分か
ろう。かくして、コネクタ端部４２は閉鎖され、物質が
ポンプ中へ上昇することは阻止され、それにより受け器
の運搬中における物質の偶発的な漏れの恐れが小さくな
る。
【００２７】ポンプ本体１８と内側スカート１２によっ
て中央ダクト１６の周りに構成された環状空間は、ポン
プ室４３を構成し、このポンプ室の容積は、押しボタン
２が軸線Ｘに沿って軸方向に移動するにつれ変化する。
ポンプ１の作動は次の通りである。押しボタン２を上述
したようにいったん解放すると、この押しボタンはバネ
８の戻し力を受けて上昇し、図５に示すような中間位置
を通過後、ついには図６に示すような高位置を占めるよ
うになる。
て中央ダクト１６の周りに構成された環状空間は、ポン
プ室４３を構成し、このポンプ室の容積は、押しボタン
２が軸線Ｘに沿って軸方向に移動するにつれ変化する。
ポンプ１の作動は次の通りである。押しボタン２を上述
したようにいったん解放すると、この押しボタンはバネ
８の戻し力を受けて上昇し、図５に示すような中間位置
を通過後、ついには図６に示すような高位置を占めるよ
うになる。
【００２８】押しボタン２の上方移動中、ポンプ室４３
の容積は増大し、それによりポンプ室内に吸引力が生
じ、吸込み弁のボール２０が持ち上がって物質が受け器
６の底部から浸漬管２１に沿って吸い込まれる。する
と、送出し弁のボール２２はその着座部３１に押し付け
られ、中央ダクト１６を隔離する。受け器６からの物質
の採取により、受け器内の圧力は低下する。
の容積は増大し、それによりポンプ室内に吸引力が生
じ、吸込み弁のボール２０が持ち上がって物質が受け器
６の底部から浸漬管２１に沿って吸い込まれる。する
と、送出し弁のボール２２はその着座部３１に押し付け
られ、中央ダクト１６を隔離する。受け器６からの物質
の採取により、受け器内の圧力は低下する。
【００２９】本実施形態では、押しボタン２の上方移動
中、空気が受け器６内に流入する。というのは、通気孔
２６が環状空間２５を介して受け器の外部と連通するか
らである。図５において、矢印Ａは、押しボタン２の上
昇中、受け器６に流入する空気が辿る経路を示してい
る。空気は先ず最初に押しボタン２の取付けスカート４
と外側スカート１３との間を通り、次に環状空間２５に
沿って流れることにより通気孔２６に達する。内側スカ
ート１２の上部２４がポンプ本体１８に密封的に圧接す
ることをしなくなると、受け器６内への空気の流入が可
能になることが分かるであろう。押しボタン２が図６に
示すようにその高位置に達すると、内側スカート１２の
下部２３は、通気孔２６と整合する位置を占めてこれを
閉鎖する。
中、空気が受け器６内に流入する。というのは、通気孔
２６が環状空間２５を介して受け器の外部と連通するか
らである。図５において、矢印Ａは、押しボタン２の上
昇中、受け器６に流入する空気が辿る経路を示してい
る。空気は先ず最初に押しボタン２の取付けスカート４
と外側スカート１３との間を通り、次に環状空間２５に
沿って流れることにより通気孔２６に達する。内側スカ
ート１２の上部２４がポンプ本体１８に密封的に圧接す
ることをしなくなると、受け器６内への空気の流入が可
能になることが分かるであろう。押しボタン２が図６に
示すようにその高位置に達すると、内側スカート１２の
下部２３は、通気孔２６と整合する位置を占めてこれを
閉鎖する。
【００３０】この目的のため、押しボタンの上昇行程
は、押しボタンがその低位置にあるときの通気孔２６と
内側スカート１２の下部２３との間の距離ｌにほぼ等し
い。その結果、受け器６の内部は再び外部と連通しなく
なり、受け器６内に入っている物質は適正に保存される
ようになる。換言すると、物質の品質が外気によって損
なわれる恐れなく、押しボタンをその高位置のままにし
ておくことができる。というのは、通気孔２６を外部と
連通させる通路は、内側スカート１２の下部２３によっ
て閉鎖されるからである。
は、押しボタンがその低位置にあるときの通気孔２６と
内側スカート１２の下部２３との間の距離ｌにほぼ等し
い。その結果、受け器６の内部は再び外部と連通しなく
なり、受け器６内に入っている物質は適正に保存される
ようになる。換言すると、物質の品質が外気によって損
なわれる恐れなく、押しボタンをその高位置のままにし
ておくことができる。というのは、通気孔２６を外部と
連通させる通路は、内側スカート１２の下部２３によっ
て閉鎖されるからである。
【００３１】ユーザが押しボタン２を押し下げると、ポ
ンプ室４３の容積は減少し、それによりこの中の物質を
圧縮する。すると、吸込み弁のボール２０はその着座部
３７に押し付けられ、送出し弁のボール２２が物質の圧
力で持ち上げられている間、受け器６内への物質の戻り
を阻止し、それにより物質の戻りが阻止され、物質が中
央ダクト１６を通って流れ、次に横方向ダクト１７を経
て小出しオリフィス４０に達することができる。
ンプ室４３の容積は減少し、それによりこの中の物質を
圧縮する。すると、吸込み弁のボール２０はその着座部
３７に押し付けられ、送出し弁のボール２２が物質の圧
力で持ち上げられている間、受け器６内への物質の戻り
を阻止し、それにより物質の戻りが阻止され、物質が中
央ダクト１６を通って流れ、次に横方向ダクト１７を経
て小出しオリフィス４０に達することができる。
【００３２】本発明により、構成要素の数が少なく、具
体的に述べると、本実施形態では、押しボタン２及び固
定部分３から成り、これらはそれぞれとりわけ、製造が
安価であって使用上信頼性のあるポリエチレン及びポリ
プロピレンから成る一体成形品として構成されている
（ただし、２つのボール及びバネを除く）ポンプが提供
される。受け器の運搬中における物質の漏れの恐れは、
吸込み弁のボールが定位置に係止されているので小さ
い。最後に、かかるポンプは、押しボタンが長期間にわ
たってその高位置を占めたままであっても、物質を外気
から保護した状態で保存できるようにする。
体的に述べると、本実施形態では、押しボタン２及び固
定部分３から成り、これらはそれぞれとりわけ、製造が
安価であって使用上信頼性のあるポリエチレン及びポリ
プロピレンから成る一体成形品として構成されている
（ただし、２つのボール及びバネを除く）ポンプが提供
される。受け器の運搬中における物質の漏れの恐れは、
吸込み弁のボールが定位置に係止されているので小さ
い。最後に、かかるポンプは、押しボタンが長期間にわ
たってその高位置を占めたままであっても、物質を外気
から保護した状態で保存できるようにする。
【００３３】当然のことながら、本発明は、上述の実施
形態によって限定されることはない。特に、例えば固定
部３を受け器６に固定する手段に関して種々の設計変更
をポンプに施すことができる。
形態によって限定されることはない。特に、例えば固定
部３を受け器６に固定する手段に関して種々の設計変更
をポンプに施すことができる。
【図１】本発明の実施形態であるポンプの概略軸方向断
面図である。
面図である。
【図２】図１に示すポンプの押しボタンを取り出して示
す断面図である。
す断面図である。
【図３】図１に示すポンプの固定部分を取り出して示す
断面図である。
断面図である。
【図４】押しボタンの詳細図である。
【図５】押しボタンを中間位置で示す部分断面図であ
る。
る。
【図６】押しボタンを高位置で示す部分断面図である。
１ ポンプ ２ 押しボタン ３ 固定部分 ４ 取付けスカート ６ 受け器 ７ ガイド １２ 内側スカート １３ 外側スカート １４ スタッド １５ 隆起部 １６ 中央ダクト １８ ポンプ本体 ２０，２２ ボール ２１ 浸漬管 ２５ 環状空間 ２６ 通気孔 ３２ タブ ４０ 小出しオリフィス ４３ ポンプ室 ４６ 後退部
Claims (10)
- 【請求項１】 受け器（６）に取付け可能なポンプであ
って、ポンプ本体（18）に対して高位置と低位置との間
で移動でき、ポンプ本体と協働して可変容量のポンプ室
を構成する押しボタン（２）を有し、ポンプ本体は、押
しボタンがその高位置と低位置との間の中間位置にある
ときに通路（25）を経て受け器（６）の外部と連通する
のに適した通気孔（26）を有し、それにより物質がポン
プ室（43）内に吸い込まれている間に空気が受け器
（６）内に流入できるようにするポンプにおいて、押し
ボタンは、これと一体に形成されていて、ポンプ本体
（18）の内部で密封的に摺動するのに適した内側スカー
ト（12）を有し、該内側スカートは、押しボタンがその
高位置にあるときとその低位置にあるときの両方の場合
に前記通気孔を外部から遮断するような形状になってい
ることを特徴とするポンプ。 - 【請求項２】 前記内側スカート（12）はその下部（2
3）のところでポンプ本体に密封的に圧接し、押しボタ
ン（２）がその低位置にあるときの通気孔（26）と下部
（23）との間の距離（ｌ）は、押しボタンのその低位置
からその高位置への移動行程よりも小さく、或いはこれ
と等しく、好ましくはこれと実質的に等しく、従って、
押しボタンがその高位置にあるとき、前記下部は通気孔
を外部から遮断するようになっていることを特徴とする
請求項１記載のポンプ。 - 【請求項３】 押しボタン（２）がその低位置にあると
き、内側スカート（12）は、その上部（24）のところで
ポンプ本体（18）の頂端に密封的に圧接することを特徴
とする請求項２記載のポンプ。 - 【請求項４】 内側スカート（12）は、その下部（23）
とその上部（24）との間に位置した後退部（46）を有
し、該後退部は、ポンプ本体（18）の内部に環状空間
（25）を構成し、前記通気孔（26）は、押しボタンがそ
の低位置にある間及び押しボタンがその高位置と低位置
との間の中間位置にある間、前記環状空間内へ開口する
ことを特徴とする請求項２又は３記載のポンプ。 - 【請求項５】 ポンプ本体（18）はその頂端が環状支持
面（９）を介して、受け器（６）のネック（５）に固定
された取付けスカート（４）に連結されていることを特
徴とする請求項１〜４のうち何れか一に記載のポンプ。 - 【請求項６】 取付けスカート（４）は円筒壁により上
方に延長されており、前記円筒壁は、押しボタン（２）
をその高位置に戻すよう圧縮状態で動作するコイルバネ
（８）のガイド（７）を構成していることを特徴とする
請求項１〜５のうち何れか一に記載のポンプ。 - 【請求項７】 ポンプ室（43）は、押しボタンのハウジ
ング（35）内に保持された弁部材を構成するボール（2
2）を含む送出し弁を介して小出しオリフィス（40）と
連通し、前記送出し弁は、ポンプ室内に入っている物質
が小出しされている間は開き、ポンプ室が充填されてい
る間は閉じ、押しボタンは、プラスチック材料の成形に
よりハウジング（35）に一体形成されたボール保持手段
を更に有していることを特徴とする請求項１〜６のうち
何れか一に記載のポンプ。 - 【請求項８】 ハウジング（35）は、ダクト（16）内に
位置し、前記ボール保持手段は、前記ダクトの下端部で
構成され、該下端部は、ボール（22）を弾性変形により
ハウジング（35）内の定位置につかせることができるよ
うな形状になっていることを特徴とする請求項７記載の
ポンプ。 - 【請求項９】 弁部材を構成するボール（20）を有する
吸込み弁を有し、該吸込み弁は、物質がポンプ室（43）
内に吸い込まれている間は開き、ポンプ室内に入ってい
る物質が小出しされている間は閉じ、前記ダクト（16）
の下端部は、押しボタン（２）がその低位置にある間、
吸込み弁のボールをその閉じ位置に保持するように構成
されていることを特徴とする請求項８記載のポンプ。 - 【請求項１０】 押しボタンは、内側スカート（12）と
これと同軸の外側スカート（13）との間に形成された溝
（11）の端壁に頂端が当接したコイルバネ（８）を有し
ていることを特徴とする請求項１〜９のうち何れか一に
記載のポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9809480 | 1998-07-24 | ||
| FR9809480A FR2781463B1 (fr) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | Pompe a reprise d'air |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000064954A true JP2000064954A (ja) | 2000-03-03 |
| JP3707961B2 JP3707961B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=9528982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21075799A Expired - Fee Related JP3707961B2 (ja) | 1998-07-24 | 1999-07-26 | 吸気口付きポンプ |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6209761B1 (ja) |
| EP (1) | EP0974401A1 (ja) |
| JP (1) | JP3707961B2 (ja) |
| AR (1) | AR019453A1 (ja) |
| CA (1) | CA2277900C (ja) |
| FR (1) | FR2781463B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230578A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2816375B1 (fr) | 2000-11-07 | 2003-04-11 | Oreal | Pompe pour la distribution d'un produit, notamment un produit cosmetique ou de soin |
| FR2823845B1 (fr) * | 2001-04-20 | 2003-10-31 | Rexam Sofab | Dispositif pour le dosage de produits liquides ou en gel |
| ES2223308B1 (es) * | 2004-10-20 | 2005-11-01 | Saint-Gobain Calmar, S.A. | Bomba dosificadora simplificada. |
| US7337930B2 (en) * | 2005-05-20 | 2008-03-04 | Gotohti.Com Inc. | Foaming pump with improved air inlet valve |
| US7837064B1 (en) * | 2007-07-30 | 2010-11-23 | Rexam Closure Systems Inc. | Fluid dispensing device |
| IT1393854B1 (it) * | 2009-04-01 | 2012-05-11 | Emsar Spa | Dispenser. |
| US20110030551A1 (en) * | 2009-08-07 | 2011-02-10 | Victor Ribera Turro | Pump device and methods of making the same |
| GB2531997B (en) * | 2014-10-20 | 2018-08-01 | Rieke Packaging Systems Ltd | Pump dispenser with deformable pump chamber wall |
| US10295300B2 (en) * | 2016-10-05 | 2019-05-21 | Alex Brands Buzz Bee Toys (Hk) Limited | Toy gun |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL243140A (ja) * | 1958-09-09 | |||
| US3062416A (en) * | 1958-12-01 | 1962-11-06 | Drackett Co | Liquid dispenser |
| US3146920A (en) * | 1962-03-08 | 1964-09-01 | Mead Johnson & Co | Dispenser for metered amounts of fluid |
| US3228347A (en) * | 1963-10-24 | 1966-01-11 | Calmar Inc | Pump |
| US3359917A (en) * | 1966-03-01 | 1967-12-26 | Calmar Inc | Liquid dispenser |
| US3759426A (en) * | 1972-09-08 | 1973-09-18 | N Kane | Manually-operated liquid dispenser |
| US4511065A (en) * | 1980-02-13 | 1985-04-16 | Corsette Douglas Frank | Manually actuated pump having pliant piston |
| US5351863A (en) * | 1993-03-08 | 1994-10-04 | Dupont Industries, Inc. | Manually-operated dispensing pump |
| US5711460A (en) * | 1994-10-26 | 1998-01-27 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Trigger type liquid discharge device |
| US5806721A (en) * | 1995-12-15 | 1998-09-15 | Canyon Corporation | Container mounted pump dispenser with back suction |
-
1998
- 1998-07-24 FR FR9809480A patent/FR2781463B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-07-15 US US09/353,761 patent/US6209761B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-07-19 CA CA002277900A patent/CA2277900C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1999-07-22 AR ARP990103607A patent/AR019453A1/es unknown
- 1999-07-23 EP EP99401873A patent/EP0974401A1/fr not_active Withdrawn
- 1999-07-26 JP JP21075799A patent/JP3707961B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230578A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| CA2277900C (fr) | 2005-10-18 |
| FR2781463B1 (fr) | 2000-09-15 |
| FR2781463A1 (fr) | 2000-01-28 |
| AR019453A1 (es) | 2002-02-20 |
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