JP2000062894A - コンテナー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は上部に上がって楽に短時間に開閉蓋
を開閉することができ、閉じる場合には確実に固定する
ことができるコンテナーを得るにある。 【解決手段】 フォークリフトのフォークが挿入できる
ように形成された四角形状のパレットと、パレットに下
端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有する支
持枠と、支持枠内に収納されパレットに支持される下部
にはバルブを有する排出パイプが設けられ、上部には外
周部に複数個の係止片を有する開口部が設けられた液体
や粉体が収納される内装タンクと、内装タンクの開口部
を開閉する該開口部の複数個の係止片に所定量回動させ
ることにより着脱可能な複数個の係合片を有する開閉蓋
とでコンテナーを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は高粘度液体や低粘度
液体を３５０〜３０００リッター程収納したり、鉄粉等
の粉体を１０００キログラム程収納し、フォークリフト
を用いてトラックの荷台への積み込みや積み下ろしを行
なうことができるコンテナーに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の液体を収納するコンテナ
ーはパレットの上面に液体を収納することができる内装
タンク支持台を溶接固定するとともに、該内装タンク支
持台に下端部にバルブが設けられた排出パイプが設けら
れ、上部に開閉蓋が取付けられた内装タンクを支持させ
た後、前記排出パイプが位置する部位だけを開口部にし
た鋼板を用いた側面パネルを前記パレットおよび該側面
パネル同志を溶接により固定し、上面に前記内装タンク
の開閉蓋が開閉できる開口部を形成した天板を溶接固定
して、高さが約１５０センチメートル、幅寸法および奥
行き寸法が約１１２センチメートルに形成されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来、この種のコンテ
ナは内装タンクの上部の開閉蓋を閉じる時には、開閉蓋
の縁をボルトで固定したり、多数のパット部材で締め付
けて固定したり、あるいはネジ込んで締め付けたりして
いるため、開閉蓋を開閉するのは大変で、手間かかか
り、面倒であるという欠点があった。

【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
上部に上がって楽に短時間に開閉蓋を開閉することがで
き、閉じる場合には確実に固定することができるコンテ
ナーを提供することを目的としている。

【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はフォークリフトのフォークが挿入できるよ
うに形成された四角形状のパレットと、このパレットに
下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有する
支持枠と、この支持枠内に収納され前記パレットに支持
される下部にはバルブを有する排出パイプが設けられ、
上部には外周部に複数個の係止片を有する開口部が設け
られた液体や粉体が収納される内装タンクと、この内装
タンクの開口部を開閉する該開口部の複数個の係止片に
所定量回動させることにより着脱可能な複数個の係合片
を有する開閉蓋とでコンテナーを構成している。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。

【０００８】図１ないし図１４に示す本発明の第１の実
施の形態において、１はフォークリフトのフォークが挿
入できるように金属材で形成された四角形状のパレット
で、このパレット１は図４に示すように、四角枠形状の
下部枠体２と、この下部枠体２の四角部および各辺のほ
ぼ中央部に固定された上方へ突出する８本の脚部材３
と、この８本の脚部材３の上部に固定された格子枠状の
上部枠体４とで構成されている。

【０００９】５は前記パレット１のほぼ中央部に溶接等
によって固定された金属材製の内装タンク支持台で、こ
の内装タンク支持台５は図５に示すようにコ字状に形成
された内装タンク支持台本体６と、この内装タンク支持
台本体６の下端部を外方へ曲げ加工して形成した取付け
片７と、前記内装タンク支持台本体６の上部に上端部が
順次拡開状となるように曲げ加工して形成された内装タ
ンク支持部８と、前記内装タンク支持台本体６の開口部
６ａの上部寄りの部位の一側面に一端部がヒンジ部材９
等で回動可能に取付けられ、他端が前記内装タンク支持
台本体６の開口部６ａの上部寄りの部位の他側面に蝶ボ
ルト１０等によって着脱可能に取付けられた開放阻止バ
ー１１とで構成されている。

【００１０】１２は前記内装タンク支持台５に支持され
る周壁が四角形状の内装タンクで、この内装タンク１２
は図６および図７に示すように、液体が収納される合成
樹脂材製の内装タンク本体１２ａと、この内装タンク本
体１２ａの下部に一側方向に突出するように設けられ
た、バルブ１３が介装された排出パイプ１４と、前記内
装タンク本体１２ａの上部に形成された外周部に外方へ
突出する複数個の、本発明の実施の形態では３個の係止
片１５、１５、１５が形成された開口部１２ｂを開閉で
きる開閉蓋１６と、前記内装タンク本体１２ａの周壁の
ほぼ中央部に形成された補強用の縦溝１２ｃ、１２ｃ、
１２ｃ、１２ｃとで構成されている。

【００１１】前記開閉蓋１６は図８ないし図１０に示す
ようにハンドル１７ａ、１７ａを有する開閉蓋本体１７
と、この開閉蓋本体１７の内周面に内方に突出するよう
に形成された該開閉蓋本体１７を前記開口部１２ｂの係
止片１５、１５、１５に当たらないように嵌合させ、所
定量回動させることにより、前記係止片１５、１５、１
５に着脱可能に係合することができる複数個の、本発明
の実施の形態では３個の係合片１８、１８、１８とで構
成されている。

【００１２】１９は前記内装タンク１２を覆うように、
前記パレット１に溶接等によって下端部が固定された支
持枠で、この支持枠１９は前記パレット１に溶接等によ
って固定されるアングル材を用いて四角枠状に形成され
た下部支持枠２０と、この下部支持枠２０の四角部に下
端部が溶接等によって固定された金属板をほぼ直角に曲
げかつ両側先端部が内側に折り曲げ加工の立設する支柱
２１、２１、２１、２１と、前部を除くこれらの支柱２
１、２１、２１、２１間を覆うように該支柱２１、２
１、２１、２１に両端部が溶接等によって固定された側
壁板２２、２２、２２と、前部に位置する支柱２１、２
１間のほぼ中央下部位置を開口２３するように覆う該支
柱２１、２１に両端部が溶接等によって固定された前部
側壁板２４と、この前部側壁板２４、前記側壁板２２、
２２、２２および前記支柱２１、２１、２１、２１の上
部を覆うように溶接等によって固定されたアングル材を
用いて四角枠状に形成された天板枠２５および、この天
板枠２５の四角部に溶接等によって固定された三角形状
の補強プレート２６、２６、２６、２６とからなる天板
２７と、前記側壁板２２、２２、２２、２２の外側ほぼ
３分の１および３分の２部分を補強するように前記支柱
２１、２１、２１、２１の外側面より外方に突出しない
ように両端部が溶接等によって固定された上部補強用バ
ー部材２８、２８、２８、２８および下部補強用バー部
材２９、２９、２９、２９と、前記内装タンク１２の縦
溝１２ｃ、１２ｃ、１２ｃ、１２ｃ内に挿入される下端
部が前記下部支持枠２０に支持され、上端部が前記天板
枠２５に取付けられた補強バー３０、３０、３０、３０
とで構成されている。

【００１３】３１は前記支持枠１９に取付けられた梯子
で、この梯子３１は図１１および図１２に示すように、
前記支持枠１９の前面側の一方の支柱２１の内側面２１
ａに形成された複数個、本発明の実施の形態では３個の
縦長状の切欠部３２、３２、３２、この切欠部３２、３
２、３２の上部を除く側部に形成されたストッパー片３
３、３３、３３とからなるステップバー支持部３４、３
４、３４と、前記一方の支柱２１の内側面２１ａと対向
する部位に並列するように前記天板枠２５と上部補強用
バー部材２８、該上部補強用バー部材２８と前記下部補
強用バー部材２９および該下部補強用バー部材２９と前
記下部支持枠２０とに外側面が外方に突出することな
く、上下端部を溶接等によって固定されたチャンネル状
の梯子用支柱３５、３５、３５と、この梯子用支柱３
５、３５、３５の前記一方の支柱２１に形成したステッ
プバー支持部３４、３４、３４と対向する内側面３５
ａ、３５ａ、３５ａに形成されたステップバー支持部３
４、３４、３４と、このステップバー支持部３４、３
４、３４に一端部が支持され、他端部が前記一方の支柱
２１に形成されたステップバー支持部３４、３４、３４
に支持された、不使用時には一方の支柱２１と梯子用支
柱３５、３５、３５の外側面より突出しないように収納
され、上昇させて前方へ引き出す使用時には、外方へ突
出するほぼハット形鋼形状のステップバー３６、３６、
３６と、このステップバー３６、３６、３６の突出状態
を保持するように取付けられた保持鎖３７、３７、３７
とで構成されている。

【００１４】上記構成のコンテナー３８は、内装タンク
１２の上部の開閉蓋１６を開放して内部にエマルジョ
ン、ラテックス、金属表面処理剤、水処理剤、塗料、界
面活性剤、酸類、アルカリ類等の化学工業薬品や飲料
水、醤油、食酢、液糖、食品添加物等の食品の液体を充
填し、フォークリフトを用いてトラックの荷台への積み
込みや積み下ろしを行ない、使用現場で排出パイプ１４
のバルブ１３を開放して、充填された液体の取り出しを
行なう。

【００１５】なお、内装タンク１２内への液体の充填時
や内装タンク１２内の点検時にコンテナー３８の上部に
上がり下りする場合、梯子３６のステップバー３６、３
６、３６を図１０に示すように上方へスライド移動させ
た後、前方へ回動させ、ストッパー片３３、３３、３３
に係止させることにより、ステップバー３６、３６、３
６が外方へ突出し、該ステップバー３６、３６、３６に
足を掛けて行なう。不使用時には図１１に示すように、
ステップバー３６、３６、３６を上方へ回動させ下降さ
せることにより、ストッパー片３３、３３、３３によっ
て外方へ突出するのを阻止された状態の収納状態とな
る。

【００１６】また、内装タンク１２内への液体の充填時
や内装タンク１２内の点検後等に開閉蓋１６を閉じる場
合に、図８に示すように開閉蓋１６の係合片１８、１
８、１８が内装タンク１２の開口部１２ｂの係止片１５
間を該係止片１５より下方に位置するまで嵌合させ、開
閉蓋１６を所定量、本発明の実施の形態では約３０度回
動させることにより、係合片１８が係止片１５の下方部
位にスライド移動して係止状態になり、開閉蓋１６を開
口部１２ｂに容易に固定することができる。さらに、開
閉蓋１６を開ける場合には図９に示すように、開閉蓋１
６の嵌合片１８を内装タンク１２の係止片１５との係止
状態が解除される係止片１５間に位置するように回動さ
せることにより、開閉蓋１６を開口部１２ｂより取り外
すことができる。

【００１７】

【発明の異なる実施の形態】次に、図１５ないし図３２
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第１の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。

【００１８】図１５ないし図１８に示す本発明の第２の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、上部枠体４の上部外周部にパネル係止
金具３９を固定したパレット１Ａを用い、該パレット１
Ａの各辺のパネル係止金具３９に着脱可能に取付けられ
る、両端部に支柱２１、２１を有するコルゲート鋼板４
０を用いて形成された各面パネル４１、４１、４１、４
１、この各面パネル４１、４１、４１、４１の上端部に
着脱可能に取付けられる天板２７Ａとからなる支持枠１
９Ａを使用し、この支持枠１９Ａの前面部位の面パネル
４１に梯子３１を取付けた点で、このように支持枠１９
Ａを着脱可能にしたコンテナー３８Ａにしても、前記本
発明の第１の実施の形態と同様な作用効果が得られる。

【００１９】図１９ないし図２１に示す本発明の第３の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は天板２７Ｂで、この天板２７Ｂは天板枠
２５と、この天板枠２５の前部に位置する部位の一側寄
りの部位にヒンジ部材４２を用い、不使用時には該天板
枠２５の上部に位置し、使用時には前部側壁板２４に当
接させることができるように回動可能に取付けられた、
不使用時には天板枠２５内に突出し、使用時には外方へ
突出するステップバー３６、３６、３６が固定された梯
子３１Ａと、この梯子３１Ａの前記天板枠２５の四角部
位と対応する部位に形成された積み重ね時の係止片４
３、４３と、前記天板枠２５の他側部位の上面に前記梯
子３１Ａの係止片４３、４３と同一面で係止できるよう
に角部に係止片４３、４３が形成された支持板４４とで
構成されている。このように構成されたコンテナー３８
Ｂは天板２７Ｂを用いることにより、天板２７Ｂ上に上
がる場合には梯子３１Ａを回動させて吊り下げることに
より、容易に天板２７Ｂ上に上がり下りすることができ
る。

【００２０】図２２ないし図２４に示す本発明の第４の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、支持枠１９の前部側壁板２４の一側下
部に開口部４５を形成し、該開口部４５より外方へスラ
イド移動して突出するスライド板４６を下部支持枠２０
に固定されたガイド部材４７に取付けるとともに、該ス
ライド板４６のガイドレール４８、４８に後端部の支持
軸４９をスライド移動可能でかつ最大に突出させた状態
で回動させることができる梯子３１Ｂを取付けた点で、
このように構成したコンテナー３８Ｃは天板２７上に上
がる場合に、梯子３１Ｂを開口部４５より引き出すとと
もに、スライド板４６も突出させた後、梯子３１Ｂを回
動させて先端部を前部側壁板２４の上部補強用バー部材
２８に当接させることにより、梯子３１Ｂを利用して上
がり下りすることができる。

【００２１】図２５ないし図２７に示す本発明の第５の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、内装タンク１２の下部位置の支持枠１
９の前面側の一方の支柱２１と下部補強用バー部材２９
とに直角に曲げられた固定ステップバー３６Ａを固定す
るとともに、該固定ステップバー３６Ａの上部位置の一
方の支柱２１と梯子用支柱３５に１個のステップバー３
６を用いた梯子３１Ｃを設置した点で、このように構成
したコンテナー３８Ｄにしても、前記本発明の第１の実
施の形態と同様な作用効果が得られる。

【００２２】図２８ないし図３０に示す本発明の第６の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、パレット１の四角部に、下端部がそれ
ぞれ固定されたステンレス材、ステンレス合金材等の金
属材製の支柱２１、２１、２１、２１に四角部が固定さ
れた下部にバルブ１３を有する排出パイプ１４が設けら
れ、上部に開閉蓋１６が設けられた液体や粉体が収納さ
れるステンレス材、ステンレス合金材等の金属材製の内
装タンク１２Ａを用いるとともに、前面側の一方の支柱
２１と並列するように前記天板枠２５や内装タンク１２
Ａに固定された梯子用支柱３５、この梯子用支柱３５と
並列する１本の支柱２１とに不使用時には収納され、使
用時には外方へ突出するように位置させることができる
ように、所定間隔で取付けられたステップバー３６、３
６とからなる梯子３１を用いた点で、このように構成し
たコンテナー３８Ｅにしても、前記本発明の第１の実施
の形態と同様な作用効果が得られる。

【００２３】図３１および図３２に示す本発明の第７の
実施の形態において、前記本発明の第１の実施の形態と
主に異なる点は、金属材で形成された四角形状のパレッ
ト１と、このパレット１のほぼ中央部に溶接等によって
固定された金属材製の内装タンク支持台５と、この内装
タンク支持台５に支持される係止片１５、１５、１５が
形成された開口部１２ｂを開閉できる開閉蓋１６を有す
る内装タンク１２と、この内装タンク１２を覆うよう
に、前記パレット１に溶接等によって下端部が固定され
た支持枠１９とで構成された点で、このように構成した
コンテナー３８Ｆにしてもよい。

【００２４】なお、前記本発明の各実施の形態では、３
個の係止片および係合片を形成したものについて説明し
たが、本発明はこれに限らず、開口部および開閉蓋の大
きさや内装タンクの容量等に応じて、必要な数量の係止
片および係合片を形成してもよい。また、前記本発明の
各実施の形態では、開閉蓋には２個のハンドルを取付け
ているが、本発明はこれに限らず、必要に応じて１個あ
るいは複数個のハンドルを取付けてもよい。

【００２５】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。

【００２６】（１）フォークリフトのフォークが挿入で
きるように形成された四角形状のパレットと、このパレ
ットに下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を
有する支持枠と、この支持枠内に収納され前記パレット
に支持される下部にはバルブを有する排出パイプが設け
られ、上部には外周部に複数個の係止片を有する開口部
が設けられた液体や粉体が収納される内装タンクと、こ
の内装タンクの開口部を開閉する該開口部の複数個の係
止片に所定量回動させることにより着脱可能な複数個の
係合片を有する開閉蓋とで構成されているので、開閉蓋
の開閉は開閉蓋を所定量回動するだけで行なうことがで
きる。したがって、短時間に楽に開閉作業を行なうこと
ができるとともに、閉じる時には開閉蓋を確実に固定す
ることかできる。

【００２７】（２）前記（１）によって、構造が簡単な
ので、容易に製造でき、コストの低減を図ることができ
る。

【００２８】（３）請求項２も前記（１）および（２）
と同様な効果が得られるとともに、支持枠上への上がり
下りは梯子を用いて行なうことができる。したがって、
従来のように脚立を用いる必要がなく、楽に気軽に支持
枠上に上がって作業を行なうことができる。

【００２９】（４）前記（３）によって、不使用時には
梯子の少なくとも１本以上のステップバーを収納するこ
とができる。したがって、輸送時や収納保管を効率よく
行なうことができる。

【００３０】（５）前記（３）によって、使用時には梯
子のステップバーの先端部を外方に突出させることがで
きる。したがって、足を確実にステップバーに掛けて上
がり下りすることができ、安全に上がり下りすることが
できる。

【００３１】（６）請求項３、４、５も前記（１）〜
（５）と同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態の正面図。

【図２】本発明の第１の実施の形態の平面図。

【図３】本発明の第１の実施の形態の一部破断側面図。

【図４】本発明の第１の実施の形態のパレットの説明
図。

【図５】本発明の第１の実施の形態の内装タンクの支持
台の説明図。

【図６】本発明の第１の実施の形態の内装タンクの側面
図。

【図７】本発明の第１の実施の形態の内装タンクの一部
破断平面図。

【図８】図６の８−８線に沿う断面図。

【図９】本発明の第１の実施の形態の開閉蓋の解除状態
の説明図。

【図１０】図７の１０−１０線に沿う断面図。

【図１１】図１の１１−１１線に沿う要部拡大断面図。

【図１２】図１の１２−１２線に沿う要部拡大断面図。

【図１３】ステップバーを使用する状態にする説明図。

【図１４】ステップバーを収納する状態にする説明図。

【図１５】本発明の第２の実施の形態の正面図。

【図１６】本発明の第２の実施の形態の一部破断側面
図。

【図１７】本発明の第２の実施の形態のパレットの説明
図。

【図１８】本発明の第２の実施の形態の支持枠の分解斜
視図。

【図１９】本発明の第３の実施の形態の正面図。

【図２０】本発明の第３の実施の形態の平面図。

【図２１】本発明の第３の実施の形態の一部破断側面
図。

【図２２】本発明の第４の実施の形態の正面図。

【図２３】本発明の第４の実施の形態の一部破断側面
図。

【図２４】本発明の第４の実施の形態の梯子を使用状態
にセットした説明図。

【図２５】本発明の第５の実施の形態の正面図。

【図２６】本発明の第５の実施の形態の一部破断側面
図。

【図２７】本発明の第５の実施の形態の梯子を使用状態
にセットした説明図。

【図２８】本発明の第６の実施の形態の正面図。

【図２９】本発明の第６の実施の形態の一部破断側面
図。

【図３０】図２８の３０−３０線に沿う断面図。

【図３１】本発明の第８の実施の形態の正面図。

【図３２】本発明の第８の実施の形態の一部破断側面
図。

【符号の説明】

１、１Ａ：パレット、 ２：下部枠体、３：脚部材、
４：上部枠体、５：内装タンク支持台、
６：内装タンク支持台本体、７：取付け片、
８：内装タンク支持部、９：ヒンジ部材、 １
０：蝶ボルト、１１：開放阻止バー、 １２、１２
Ａ：内装タンク、１２ａ：内装タンク本体、１２ｂ：開
口部、１２ｃ：内装タンク本体、１３：バルブ、１４：
排出パイプ、 １５：係止片、１６、１６Ａ：開閉
蓋、 １７、１７Ａ：開閉蓋本体、１７ａ：ハンドル、
１８、１８Ａ：係合片、１９、１９Ａ：支持枠、
２０：下部支持枠、２１：支柱、 ２２：
側壁板、２３：開口、 ２４：前部側壁板、
２５：天板枠、 ２６：補強プレート、２７、
２７Ａ、２７Ｂ：天板、２８：上部補強用バー部材、２
９：下部補強用バー部材、３０：補強バー、 ３
１、３１Ａ、３１Ｂ：梯子、３２：切欠部、
３３：ストッパー片、３４：ステップバー支持部、３
５：梯子用支柱、 ３６：ステップバー、３７：保
持鎖、 ３８、３８Ａ〜３８Ｆ：コンテナー、
３９：パネル係止金具、 ４０：コルゲート鋼板、４
１：面パネル、 ４２：ヒンジ部材、４３：係止
片、 ４４：支持板、４５：開口部、
４６：スライド板、４７：ガイド部材、 ４８：
ガイドレール、４９：支持軸。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 フォークリフトのフォークが挿入できる
   ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
   に下端部が固定された該パレットの四角部に支柱を有す
   る支持枠と、この支持枠内に収納され前記パレットに支
   持される下部にはバルブを有する排出パイプが設けら
   れ、上部には外周部に複数個の係止片を有する開口部が
   設けられた液体や粉体が収納される内装タンクと、この
   内装タンクの開口部を開閉する該開口部の複数個の係止
   片に所定量回動させることにより着脱可能な複数個の係
   合片を有する開閉蓋とからなることを特徴とするコンテ
   ナー。
2. 【請求項２】 フォークリフトのフォークが挿入できる
   ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
   に下端部が固定された該パレットの四角部にほぼ直角に
   曲げ、かつ両側先端部が内側に折り曲げ加工された、支
   柱を有する支持枠と、この支持枠内に収納され前記パレ
   ットに支持される下部にバルブを有する排出パイプが設
   けられ、上部には外周部に複数個の係止片を有する開口
   部が設けられた液体や粉体が収納される内装タンクと、
   この内装タンクの開口部を開閉する該開口部の複数個の
   係止片に所定量回動させることにより着脱可能な複数個
   の係合片を有する開閉蓋と、前記支持枠の１本の支柱と
   並列するように該支持枠に固定された梯子用支柱、この
   梯子用支柱と並列するように該支持枠に固定された梯子
   用支柱、この梯子用支柱と並列する１本の支柱とに不使
   用時には収納され、使用時には外方へ突出するように位
   置させることができるように取付けられた少なくとも１
   本以上のステップバーとからなる梯子とを備えることを
   特徴とするコンテナー。
3. 【請求項３】 フォークリフトのフォークが挿入できる
   ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
   に下端部が固定された四角部に支柱を有する支持枠と、
   この支持枠内に収納され前記パレットに支持される下部
   にバルブを有する排出パイプが設けられ、上部には外周
   部に複数個の係止片を有する開口部が設けられた液体や
   粉体が収納される内装タンクと、この内装タンクの開口
   部を開閉する該開口部の複数個の係止片に所定量回動さ
   せることにより着脱可能な複数個の係合片を有する開閉
   蓋と、前記支持枠に取付けられた不使用時には該支持枠
   に収納され、使用時には回動あるいは引き出して回動さ
   せることにより該支持枠の外方に突出する複数本のステ
   ップバーを有する梯子とからなることを特徴とするコン
   テナー。
4. 【請求項４】 フォークリフトのフォークが挿入できる
   ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
   の四角部に下端部がそれぞれ固定された支柱と、この支
   柱に四角部が固定された下部にバルブを有する排出パイ
   プが設けられ、上部には外周部に複数個の係止片を有す
   る開口部が設けられた液体や粉体が収納される内装タン
   クと、この内装タンクの開口部を開閉する該開口部の複
   数個の係止片に所定量回動させることにより着脱可能な
   複数個の係合片を有する開閉蓋と、前記支柱の上部に取
   付けられた天板枠と、前記１本の支柱と並列するように
   前記天板枠と内装タンクに固定された梯子用支柱、この
   梯子用支柱と並列する１本の支柱とに不使用時には収納
   され、使用時には外方へ突出するように位置させること
   ができるように取付けられた少なくとも１本以上のステ
   ップバーとからなる梯子とを備えることを特徴とするコ
   ンテナー。
5. 【請求項５】 フォークリフトのフォークが挿入できる
   ように形成された四角形状のパレットと、このパレット
   の外周部に固定された各面パネルを着脱可能に取付ける
   ことができるパネル係止金具と、前記パレットのほぼ中
   央部に取付けられた開口された前面より内装タンクの排
   出パイプに介装されたバルブを操作できるように内装タ
   ンクを支持することができる内装タンク支持台と、この
   内装タンク支持台に支持される下部に排出するバルブを
   有する排出パイプが設けられ、上部には外周部に複数個
   の係止片を有する開口部が設けられた液体や粉体が収納
   される内装タンクと、この内装タンクの開口部を開閉す
   る該開口部の複数個の係止片に所定量回動させることに
   より着脱可能な複数個の係合片を有する開閉蓋と、前記
   内装タンクの前部以外の３側面をそれぞれ前記パネル係
   止金具に着脱可能に係止されるコルゲート鋼板の両端部
   に支柱を設けた側面パネルと、前記内装タンクの前部を
   覆うように前記パネル係止金具に着脱可能に係止され
   る、両端部に支柱を有し、下部開口部を除く部位にコル
   ゲート鋼板を用いて形成された前面パネルと、この前面
   パネルと前記側面パネルとを立設状態に係止する係止金
   具と、前記前面パネルと前記側面パネルの上部を着脱可
   能に覆う天板と、この天板を前記側面パネルに着脱可能
   に取付ける天板取付け具と、前記前面パネルあるいは側
   面パネルの１本の支柱と並列するように該前面パネルあ
   るいは側面パネルに固定された梯子用支柱、この梯子用
   支柱と並列する１本の支柱には不使用時には該支柱より
   外方に突出しないように収納され、使用時には外方へ突
   出するように位置させることができるように所定間隔で
   取付けられた複数本のステップバーとからなる梯子とを
   備えることを特徴とするコンテナー。