JP2000061831A - ポリッシング装置のウエハ供給機構 - Google Patents

ポリッシング装置のウエハ供給機構

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JP2000061831A
JP2000061831A JP10233003A JP23300398A JP2000061831A JP 2000061831 A JP2000061831 A JP 2000061831A JP 10233003 A JP10233003 A JP 10233003A JP 23300398 A JP23300398 A JP 23300398A JP 2000061831 A JP2000061831 A JP 2000061831A
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wafer
load
polishing
manipulator
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JP10233003A
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English (en)
Inventor
Shunji Hakomori
駿二 箱守
Toshikuni Shimizu
俊邦 清水
Kazutomo Hatano
和智 波田野
Motoi Nezu
基 根津
Yasushi Sekoguchi
康 世古口
Takahiro Ueda
隆宏 上田
Masatomo Suzuki
昌智 鈴木
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Original Assignee
SpeedFam-IPEC Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードカセットのウエハをインデックステー
ブル装置のロードバッファに載置する時にロードカセッ
ト側が水等で濡れないようにしたポリッシング装置のウ
エハ供給機構を提供する。 【解決手段】 供給部のロードカセットに収納したウエ
ハを取り出すマニュピレータと、このマニュピレータが
取り出してウエハを受け取って反転しインデックステー
ブル装置のロードバッファに載置するハンドリング機構
とからなり、ウエハはマニュピレータおよびハンドリン
グ機構とは接触するが、マニュピレータとハンドリング
機構とは接触しないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリコンウエハ
等のメカノケミカルポリッシング(化学機械的研磨)を
行うポリッシング装置に用いられるウエハ供給機構に関
し、特に、カセット内に積層した複数のウエハを順次取
り出してインデックステーブル装置に渡すポリッシング
装置のウエハ供給機構に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】一般に、シリコンウエハ
上への集積回路の形成は、典型的には、導電層、半導体
層や絶縁層を、連続的にウエハ上へ、特に、シリコンウ
エハ上へ堆積することにより行われる。各層を堆積した
後は、この層をエッチングして回路の造作を形成する。
一連の層を連続して堆積しエッチングすれば、ウエハの
外側面ないし最上面、すなわち、ウエハの露出面は、徐
々に非平坦的になっていく。これは、外側面とその下の
ウエハとの距離が、エッチングが最も生じない領域で最
も大きく、エッチングが最も生じる領域で最も小さいた
めに生じるものである。
【0003】単一のパターニングを有する下層について
は、この非平坦の表面は一連の山(ピーク)と谷とを備
えており、この最高の山と最低の谷との高さの差は7,
000〜10,000オングストローム程度である。複
数のパターニングを有する下層では、山と谷との高さの
差は更に著しくなり数ミクロンにまで達することもあ
る。
【0004】この非平坦の外側面は、集積回路の製造に
おける問題を示している。外側面が平坦でなければ、フ
ォトリソグラフィーの技術によりフォトレジスタのパタ
ーニングを行う際、非平坦である表面ではフォトリソグ
ラフィー装置で正確なフォーカスができなくなるため、
適当でない場合がある。したがって、このウエハの表面
を定期的に平坦化(プラナイズ)して面を平坦にする必
要がある。平坦化によって、非平坦な外側面を研磨し
て、導電層、半導電層や絶縁層のいずれをも取り去っ
て、比較的平坦でスムーズな面を形成する。
【0005】ケミカルメカニカルポリッシング(CM
P)は平坦化のためのものとして認められている方法の
1つである。この平坦化の方法では典型的には、シリコ
ンウエハを、研磨する面が露出するようにプレッシャー
プレートに設置することが必要である。このプレッシャ
ープレートに支持されたウエハは、回転するポリッシン
グパッドに対して配置される。ウエハを保持するプレッ
シャープレートも回転させて、ウエハとポリッシングパ
ッド表面との間に更に運動を加えても良い。
【0006】更に、研磨剤と、少なくとも1つの化学反
応剤とを含有する研磨スラリーとをポリッシングパッド
に供給し、ポリッシングパッドとウエハとの境界面に研
磨性の化学品溶液を供給する。酸化物層の研磨に対して
は、スラリーは直径50nm程度のシリカグリッドで構
成されている。このグリッドは、発煙により形成された
後、PH10.5程度の塩基溶液の中に入れられる。そ
して、この溶液は、コロイドサスペンション(コロイド
懸濁液)を長期に維持するようにブレンドして強いシェ
アをかけられる。メタルの研磨のためには、グリッドは
シリカ又はアルミナのいずれかにより形成される。
【0007】ケミカルメカニカルポリッシングプロセス
における重要な因子は、ウエハ表面の仕上げ(粗さ)
と、ウエハ表面の平坦性と、研磨速度とである。平坦性
と粗さとが適切でない場合には、ウエハの欠陥を引き起
こす。研磨速度によって、1つの層の研磨に要する時間
が決定される。したがって、必要な仕上げと平坦性とを
実現するために要する研磨時間が、ポリッシング装置の
最大のスループットを決定する。
【0008】続いて行われる製造工程の処理条件で研磨
済みの面の仕上げと平坦性とが要求されるため、しばし
ばスループットの研磨速度に関する部分が上記の兼ね合
いにより犠牲となる。それでも、ポリッシング装置のコ
ストは、処理するウエハの数により償還されるため、商
業市場ではスループットを高めることが必須である。勿
論、高いスループットは、コストと、用いる機械の複雑
さとに対してバランスさせなければならない。
【0009】さらに、従来のポリッシング装置では、研
磨面に対する基板の搬出、搬入によりスループットが制
限される。スループットを増加させるために従来技術に
より試みられているものの1つに、ウエハの研磨のため
に複数の研磨面を用い、2つの異なるポリッシングパッ
ドとスラリーとの組み合わせにより研磨速度および仕上
げの最適化を可能とするものがある。そのようなポリッ
シング装置にあっては、主研磨面と細密研磨面とを備え
ている。1つのポリッシングパッドが1つのポジショニ
ング装置によって制御され、装置の別々のポリッシング
ステーションの間で1つのウエハを移動させて研磨を行
っている。
【0010】上記のように構成されているポリッシング
装置においては、ロードカセットに収納されたウエハ
を、上面にロードバッファが設けられたインデックステ
ーブル装置に受け渡し、この受け渡されたロードバッフ
ァ上のウエハを研磨装置に伝達して研磨を行ない、研磨
後に再びインデックステーブル装置のアンロードバッフ
ァに載置するようになっている。しかしながら、従来の
ポリッシング装置にあっては、ロードカセットに収納さ
れたウエハを、直接に伝達部材によってインデックステ
ーブル装置のロードバッファの上面に受け渡すようにな
っているため、もし、ロードバッファ側が濡れている場
合には伝達部材を介してロードカセット近傍が濡れてし
まい、製造上不具合が生じる恐れがあるという問題点を
有していた。
【0011】この発明の目的は、ポリッシング装置の供
給部に位置するロードカセットと、インデックステーブ
ル装置のロードバッファとの間に設けられ、ロードカセ
ット内のウエハをロードバッファに伝達部材によって伝
達するとともに、たとえ、インデックステーブル装置が
濡れていても供給部が濡れることがないようにしたポリ
ッシング装置のウエハ供給機構を提供することにある。
この発明の他の目的は、伝達部材をロードカセットから
ウエハを取り出す部材と、ロードバッファに載置する部
材とから構成し、しかも、両部材は互いに接触すること
なくウエハを伝達するようにしてロードカセットからウ
エハを取り出す部材が濡れないようにしたポリッシング
装置のウエハ供給機構を提供することにある。この発明
のさらに他の目的は、1枚目のウエハをハンドリング機
構に受け渡し完了後、マニュピレータとハンドリング機
構は次の供給動作に移れるために、搬送時間を短縮して
スループットを向上させることができるポリッシング装
置のウエハ供給機構を提供することにある。
【0012】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためにこの発明は、上面にロードバッファとアンロー
ドバッファとが設けられているインデックステーブル装
置と、研磨前のウエハを収納可能な複数段の収納部を有
するロードカセットが配設された供給部とを具え、ロー
ドカセットのウエハをインデックステーブル装置に受け
渡したのちに研磨部で研磨するようにしたポリッシング
装置において、ウエハを前記ロードカセットからインデ
ックステーブル装置のロードバッファに伝達するウエハ
供給機構を配設し、該ウエハ供給機構は、ロードカセッ
トからウエハを取り出すマニュピレータと、このマニュ
ピレータと接触することなくウエハを受け取るととも
に、上下面を反転して前記ロードバッファに載置するハ
ンドリング機構とからなることを特徴とするポリッシン
グ装置のウエハ供給機構を構成したものである。そし
て、前記マニュピレータは、先端部が幅狭の二股状をな
すとともに、先端部および根元部に突出部をそれぞれ形
成し、この突出部でウエハを保持してロードカセットか
ら取り出すように構成し、前記ハンドリング機構は、互
いに出没するとともに、垂直方向に回動可能な一対の突
出片を有する反転ハンドを具えた反転ハンド部と、該反
転ハンド部を水平方向に回動可能、かつ、昇降可能であ
るとともに、上方に設けられたレール部に沿って移動可
能なシャトル部とから構成してある。また、この発明
は、上面にロードバッファとアンロードバッファとが設
けられているインデックステーブル装置と、研磨前のウ
エハを収納可能な複数段の収納部を有するロードカセッ
トが配設された供給部とを具え、ロードカセットに収納
されたウエハをインデックステーブル装置に位置したの
ちに研磨部で研磨するようにしたポリッシング装置にお
いて、ウエハを前記ロードカセットからインデックステ
ーブル装置のロードバッファに伝達するウエハ供給機構
を配設し、該ウエハ供給機構は、ロードカセットからウ
エハを取り出すマニュピレータと、このマニュピレータ
と接触することなくウエハを受け取るとともに、上下面
を反転して前記ロードバッファに載置するハンドリング
機構とからなり、該ハンドリング機構は、前記マニュピ
レータの先端部のうちの幅狭の両側から水平方向に出没
してウエハを掴持し、かつ垂直方向に回動する突出片を
有する反転ハンド部と、該反転ハンド部を水平方向に回
動可能、かつ、昇降可能であるとともに、上方に設けら
れたレール部に沿って移動可能なシャトル部とから構成
してある。
【0013】
【作用】上記の手段を採用したことによりこの発明は、
供給部のロードカセットに収納した研磨前のウエハはマ
ニュピレータによって取り出され、また、ハンドリング
機構によってインデックステーブル装置のロードバッフ
ァに受け渡される。この場合、マニュピレータはウエハ
と接触し、また、ハンドリング機構はウエハと接触する
が、マニュピレータとハンドリング機構とは接触するこ
とがない。これにより、ハンドリング機構が濡れていた
場合でもマニュピレータが濡れることは全く無いことに
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1にはこの発明によるウエ
ハ供給機構が設けられたポリッシング装置の一部を取り
除いた概略平面図が、図2には図1の概略右側面図が、
そして、図3には図1の概略正面図が示されている。
【0015】前記ポリッシング装置1は、収納部が複数
段となっている2つのロードカセットを有する供給部2
と、ウエハを載置するロードバッファおよびアンロード
バッファをそれぞれ2つずつ有するとともに、所定の角
度で水平方向に回動して位置決めするインデックステー
ブル装置3と、このインデックステーブル装置3を挟ん
で前記供給部2と対向するとともに、前記ロードカセッ
トと同様に収納部が複数段となっている2つのアンロー
ドカセットを有する排出部4とを具えている。
【0016】そして、前記供給部2に隣接して前記供給
部2のロードカセットから順次ウエハを取り出すマニュ
ピレータ5が配設されている。一方、後に詳細に述べる
が前記インデックステーブル装置3の上部を供給部2か
ら排出部4へと延びているレール部と、このレール部に
吊り下げられた状態でレールに沿って移動可能であるシ
ャトル部と、反転ハンド部とからなるハンドリング機構
6が設けられている。そして、前記マニュピレータ5
と、ハンドリング機構6とでこの発明によるウエハ供給
機構が構成されている。
【0017】さらに、前記インデックステーブル装置3
に隣接して一対の研磨装置7、7が設けられていて、こ
の一対の研磨装置7、7にはそれぞれドレッサー機構8
と、旋回揺動アーム部9と、研磨パッドによる主研磨面
と細密研磨面とを有する定盤部10とが設けられてい
る。
【0018】前記旋回揺動アーム部9は、その拡大した
状態が図4〜図7に示されていて、図4は上面からみた
概略図、図5は上部を取り除いた状態を示す概略図、図
6は図5のZ方向からの拡大概略図、図7は図6のX方
向からの拡大概略図である。
【0019】すなわち、旋回揺動アーム部9は、2等辺
三角形状をなすとともに、頂角の部分には上下方向に貫
通する孔12が設けられ、また、他の2つの角部にも孔
11、11が設けられている基台14を有している。そ
して、前記頂部の孔12にはポリッシング装置1の機台
13aを上下方向に貫通して延びている中心軸15が貫
通するようになっており、しかも、この中心軸15は中
空状になっていて下端が孔12の内部に位置している。
【0020】また、前記他の2つの角部の孔11、11
にはそれぞれ上下方向に延び、かつ、上下方向に移動可
能であるとともに、下端にはウエハを吸着するためのプ
レッシャープレート16、16が、また、上端にはプレ
ッシャープレート16、16が押圧された時の圧力を検
出するロードセンサー17、17が取付けられているプ
レッシャー軸18、18が設けられ、両ロードセンサー
17、17は前記基台14に設けられたシリンダ19の
作動部19aと連結部20を介してそれぞれ一体に取付
けられている。
【0021】また、前記基台14の下面の孔12を囲ん
だ部分には下方に延びる筒状部材23が設けられ、この
筒状部材23の下端は機台13bに設けた中空モータ2
2の外周部に取付けられている(図2参照)。したがっ
て、中空モータ22で基台14は揺動および旋回可能と
なっている。なお、中空モータ22を用いることなく駆
動軸21を設け、駆動軸21で揺動および旋回を行うよ
うにしても良く、また、駆動軸21で揺動を、中空モー
タ22で旋回を行わせても良いものである。さらに、機
台13a、13bを上下方向に貫通して延びる中心軸1
5に筒状部材23を被嵌し、この筒状部材23の下端を
中空モータ22の内周部に固定しても良いものである。
【0022】前記主研磨面および細密研磨面を構成する
定盤部10は、主研磨面および細密研磨面となる2つの
定盤30、31をそれぞれ有し、各定盤30、31は前
記旋回揺動アーム部9の基台14が回動した時に2つの
プレッシャープレート16、16が上面に当接し、しか
も所定の範囲で揺動し得る大きさとなっている。両定盤
30、31は、機台13bの下面に位置する駆動源32
によってそれぞれ所定の方向に回動可能となっている。
さらに、両定盤30、31の外周縁部の下面には環状の
樋33が設けられ、この樋33の一部はポリッシング装
置1の外方に延びている導通部(図示せず)と連結して
いる。
【0023】さらに、前記基台には、図8に示すような
ドレッサー機構8が設けられ、このドレッサー機構8は
図9に示すようにポリッシング装置1の機台13bを貫
通して回動可能となっている駆動軸40と、この駆動軸
40に設けた歯車41と噛合い係合する歯車42が設け
られた駆動源43が前記機台13bの下側に取付けられ
ている。さらに、前記機台13bの下側に設けられて前
記駆動軸40を上下動するシリンダ44と、前記機台1
3bの上側で、かつ、前記定盤30、31の上方に位置
した状態で前記駆動軸40に取付けられた揺動アーム4
5とを具え、さらに、揺動アーム45の先端に下向きで
取付けられているブラシ部46とこのブラシ部46を回
動する駆動源47とを有している。なお、図9には定盤
30、31およびこの定盤30、31の外周縁側下方に
位置する樋33が示されている。
【0024】そして、前記駆動軸40を中心に旋回する
ことで揺動アーム45の先端に設けたブラシ部46の中
心軌跡上に両定盤30、31の上面中心が位置している
のでシリンダ44で揺動アーム45を下降させてブラシ
部46を当接させることで旋回状態に応じて両定盤3
0、31を洗浄することが可能である。また、洗浄後に
はシリンダ44で揺動アーム45を上昇するとともに、
駆動源43で退避させておけば前記旋回揺動アーム部9
の邪魔になることはない。
【0025】図10、および図11には前記インデック
ステーブル装置3の拡大図が示されていて、インデック
スプレート50は軸51を中心として駆動源52によっ
て水平方向に所定の角度で回動可能に構成され、このイ
ンデックスプレート50の上面には2つのロードバッフ
ァ53、53および2つのアンロードバッファ54、5
4が隣接した状態で、かつ、中心を前記軸51の中心か
ら等距離で配設されている。
【0026】また、図1に示すように55はブラシ軸で
あって前記プレッシャープレート16、16の側面に当
接可能となっている。
【0027】図12には前記インデックステーブル装置
3の上方において、ウエハの供給部2から排出部4に渡
って設けられている前記ハンドリング機構6が示されて
いる。このハンドリング機構6は、前記インデックステ
ーブル装置3の上方において、ウエハの供給部2から排
出部4に至るレール部60、およびこのレール部60に
沿って移動可能なシャトル部61を有し、このシャトル
部61にはそこに設けた駆動源62によって昇降される
反転ハンド部63が垂設されている。
【0028】前記シャトル部61に取付けられている反
転ハンド部63は、基板64の下方に位置して駆動源6
5によって水平方向に出没し、先端が互いに接離可能と
なっているとともに、回動可能となっている反転ハンド
66を有している。すなわち、垂下板67に設けられた
駆動源65と、前記垂下板67を水平方向に貫通して延
びている軸部68との間は連結杆69によって連結さ
れ、この軸部68の先端には突出片70が取付けられて
いる。
【0029】また、前記基板64の上面には駆動源71
によって回動可能な駆動軸72が水平方向を向いた状態
で配設され、この駆動軸72に設けたプーリー73、7
3と前記軸部68の外側にクラッチ等を介して同心に取
付けられた中空軸74、74に設けたプーリー75、7
5との間はベルト76、76で連結されている。さら
に、前記基板64に設けた連結板77を介して前記反転
ハンド部63とシャトル部61とは連結されている。
【0030】図13および図14にはウエハの排出部4
が示されていて、研磨済みのウエハを収納する収納部8
0が複数段に設けられているアンロードカセット81が
2つ配設され、この両アンロードカセット81、81の
入口側にはシュータ82、82がそれぞれ設けられてい
る。
【0031】そして、前記アンロードカセット81は駆
動源83によってそれぞれ上下動可能であり、しかも、
ウエハの挿入方向先側、すなわち、奥側が下方に傾斜し
た状態で上下動するようになっており、また、前記シュ
ータ82もアンロードカセット81と平行、すなわち、
アンロードカセット81側が下方になった状態で傾斜し
て設けられている。
【0032】一方、研磨後のウエハはシュータ82に直
接落下するのではなく、まず、シュータ82の上部にま
で貯溜された水に落下し、こののちシュータ82を滑動
してアンロードカセット81内に収納されるようになっ
ており、アンロードカセット81は研磨済みのウエハが
収納されたのちは駆動源83で上方、あるいは下方に順
次移動して次のウエハを他の収納部80に収納するよう
になっている。
【0033】つぎに前記のものの作用について説明す
る。まず、複数の収納部に研磨前のウエハが収納された
ロードカセット90、90を供給部2に位置し、一方、
空のアンロードカセット81、81を排出部4に位置す
る。そして、作業を開始すると、ウエハが収納されてい
るロードカセット90には、所謂、チルト機構が設けら
れており、このチルト機構によってロードカセット9
0、90が奥側に傾斜して各ウエハを収納部内で滑動さ
せて、ロードカセット90、90の奥部に各ウエハを位
置させる。このチルト機構の起動後、ウエハ供給機構の
一方を構成するマニュピレータ5が起動してロードカセ
ット90に収納されているウエハを取り出す。この取り
出し時においては、ウエハはマニュピレータ5の上面の
所定の位置に確実に載置された状態で取り出されるよう
になっている。
【0034】このマニュピレータ5がウエハを載置した
状態が図15(a)(b)に示されていて、マニュピレ
ータ5は、その二股の先端部101、および根元部10
2にそれぞれ突出部103が設けられ、この突出部10
3によってウエハの下面全面がマニュピレータ5に接触
しないように、すなわち、ウエハの下面が極力他の部材
と接触しないように構成してある。
【0035】このマニュピレータ5に載置されて取り出
されたウエハは図12に示す前記ハンドリング機構6の
反転ハンド66のうちの両突出片70、70間で掴持さ
れるが、まず、駆動源65によって突出片70は水平方
向に出没されるものであり、この出没は図15(a)に
おいてXで示す方向である。したがって、駆動源65に
よって没入状態となっている突出片70が水平方向に突
出する。そして、一対の突出片70による掴持が確実に
行われるように突出する位置は前記マニュピレータ5の
先端部の両側の幅狭の部分になっている。
【0036】このために、マニュピレータ5とハンドリ
ング機構6の突出片70とは互いに接触することが全く
無く、しかも、ウエハの掴持位置は中心を挟んで対向す
る位置ではなく、中心からδだけずれた位置になってい
る。これは、他の部材との位置関係から生じるものであ
り、中心を挟んで対向する位置であっても良いものであ
る。
【0037】そして、前記ハンドリング機構6の反転ハ
ンド66の突出片70間でウエハを掴持した後に反転ハ
ンド部63は駆動源62で上昇するとともに、駆動源7
1によってY方向に回動し、シャトル部61によってレ
ール部60を水平方向に移動して、ウエハをインデック
ステーブル装置3の上部に搬送する。
【0038】したがって、上記のようなマニュピレータ
5の上面に載置されたウエハをハンドリング機構6が受
け取る時には完全に非接触の状態で行われるので、たと
え、ハンドリング機構が水等で濡れていた場合であって
も、この水等がマニュピレータ5に伝達することはな
く、これによって、供給部2が水に浸ることは全く無い
ものである。
【0039】そして、インデックステーブル装置3のロ
ードバッファ53の上方に位置した後に下降するととも
に、突出片70がウエハを掴持した位置からZ方向に1
80°回動する。すなわち、図12のIの状態でウエハ
を掴持したのちに180°回動して図12のIIの状態と
し、駆動源62によって反転ハンド部63が下降したの
ちに両突出片70、70が離間してウエハをロードバッ
ファ53の上面に載置する。
【0040】このIの状態からIIの状態に回動すること
でウエハは、その上下面が反転され、すなわち、ロード
カセット90に収納された時点では下面だったものが上
面となってロードバッファ53に載置されることにな
る。このようなロードバッファ53への載置時に、イン
デックステーブル装置3は駆動源52によってインデッ
クスプレート50が予め回動し、ハンドリング機構6の
反転ハンド部63がウエハを離す位置に位置している。
【0041】したがって、ロードカセット90内のウエ
ハはマニュピレータ5で取り出されたのちに、空中でハ
ンドリング機構6の反転ハンド部63に受け渡すことに
なり、したがって、このように途中でマニュピレータ5
からハンドリング機構6の反転ハンド部63に受け渡す
ことで、ハンドリング機構6の反転ハンド部63に水分
が付着していた場合であってもマニュピレータ5が濡れ
る恐れは全く無いものである。
【0042】また、インデックスプレート50には2つ
のロードバッファ53、53が設けられているので、前
記マニュピレータ5およびハンドリング機構6によって
ロードカセット90内の2枚の研磨前のウエハを2つの
ロードバッファ53、53の上面にそれぞれ載置する。
【0043】次にインデックステーブル装置3、定盤部
10、旋回揺動アーム部9、およびドレッサー機構8の
動きを図16に基づいて説明する。まず、前記一方(A
側)の旋回揺動アーム部9が起動すると、A側の旋回揺
動アーム部9に設けられた2つのプレッシャープレート
16、16が中空の中心軸15を中心にして水平方向に
回動してインデックステーブル装置3のインデックスプ
レート50の上方になる。この時、予め駆動源52によ
ってインデックスプレート50が回動してロードバッフ
ァ53、53が実線で示す位置となっているとともに、
A側の両プレッシャープレート16、16の回動軌跡は
aとなる。しかも、中心軸15から両プレッシャープレ
ート16、16の中心に至る角度θ1は、中心軸15か
ら両ロードバッファ53、53の中心に至る角度θ1と
同一であるので、旋回揺動アーム部9が旋回して両プレ
ッシャープレート16、16が両ロードバッファ53、
53に載置された研磨前のウエハを同時に受け取るよう
になる。
【0044】そして、下面で研磨前のウエハをそれぞれ
吸着した両プレッシャープレート16、16は、旋回揺
動アーム部9の旋回によって、まず、A側のうちの一方
の定盤30の上面に両ウエハを押圧することになる。こ
の時の両ウエハの押圧力は、プレッシャープレート1
6、16の上端に設けたロードセンサー17、17によ
って常に検知されるとともに、異なった場合にはシリン
ダ19、19が作動して一定の押圧力に保持される。し
かも、旋回揺動アーム部9が中心軸15を中心にして定
盤30の上面の範囲内で揺動することで、定盤30の上
面を均一に使用して研磨を均一に行うようになってい
る。なお、押圧力の調整はロードセンサー17、17
と、このロードセンサー17、17によって検知された
信号を処理する制御装置(図示せず)によるシリンダ1
9、19の駆動によって調整されるようになっている。
【0045】さらに、一方の定盤30での研磨が終了し
たウエハは、次に他方の定盤31に移動され、先程と同
様に揺動されながら細密研磨されることになる。
【0046】このように一方(A)側で研磨を行ってい
る間に、前記マニュピレータ5およびハンドリング機構
6によるウエハ供給機構によってつぎの2つの研磨前の
ウエハが予め所定の位置に移動されて待機されているロ
ードバッファ53、53に載置される。
【0047】つぎに、他方(B)側の旋回揺動アーム部
9が起動して両プレッシャープレート16、16でウエ
ハを受け取るものであり、すなわち、他方(B)の旋回
揺動アーム部9に設けられた両プレッシャープレート1
6、16の旋回軌跡はbに示すようになる。これは、一
方(A)側と他方(B)側との中心がδ1だけずれてい
るためであり、旋回軌跡a、bは回動中心である中心軸
15から等距離である。また、中心軸15から両プレッ
シャープレート16、16の軸中心に至る角度θ1は、
中心軸15から両ロードバッファ53、53の中心に至
る角度θ1と同一であり、しかも、この角度は前記一方
(A)側と同一である。
【0048】そして、旋回揺動アーム部9が旋回して軌
跡bのように両プレッシャープレート16、16が両ロ
ードバッファ53、53側に旋回するとともに、インデ
ックステーブル装置3が起動してインデックスプレート
50を回動する。この時、予め駆動源52によって両プ
レッシャープレート16、16の下方である破線の状態
に両ロードバッファ53、53が位置するように制御し
てある。
【0049】したがって、前記一方(A)側と同様に他
方(B)側でも両定盤30、31を用いて研磨を行うも
のである。そして、一方の定盤30での研磨が終了した
のちに他方の定盤31での研磨を行うが、研磨によって
定盤30、31の上面に荒れが生じ、そのままでは次の
ウエハの研磨に使用できない場合がある。このために使
用していない定盤30、31に対しては、ドレッサー機
構8が作動して定盤30、31の上面のドレッシングを
行うようになっている。
【0050】すなわち、一方(A)側および他方(B)
側にはそれぞれドレッサー機構8が設けられており、こ
のドレッサー機構8は、図9に示すように揺動アーム4
5の先端に設けたブラシ部46が上下動可能であるとと
もに、水平方向に回動可能であり、したがって、水平方
向に回動して使用していない定盤30、31の上方に到
達した後に下降してブラシ部46を定盤30、31の上
面に当接させ、この状態で駆動源47によってブラシ部
46を回動しつつ揺動アーム45を定盤30、31の上
面の範囲内で旋回させることで確実にドレッシングを行
うことができる。
【0051】前記一方(A)側および他方(B)側は、
それぞれ1つのドレッサー機構8で2つの定盤30、3
1に共用しているので製造コストを下げることができ
る。なお、この実施の形態ではドレッサー機構8として
ブラシ部46を設けたものを示したが、ジェット流を用
いたり、スプリンクラーのように水流を噴出したりして
も定盤30、31の上面のドレッシングを行うことがで
きるものである。
【0052】そして、2つの定盤30、31を用いて研
磨を終了した両ウエハは、旋回揺動アーム部9の両プレ
ッシャープレート16、16によってそれぞれインデッ
クステーブル装置3のアンロードバッファ54、54に
搬送載置される。この搬送載置時にあっては、前記イン
デックステーブル装置3は起動してインデックスプレー
ト50を回動し、両アンロードバッファ54、54の上
面を両プレッシャープレート16、16の下方の位置と
しておく。
【0053】つぎに、両アンロードバッファ54、54
の上面に載置された研磨後のウエハは、ハンドリング機
構6が起動することで搬送される。すなわち、まず、シ
ャトル部61がレール部60に沿って移動して反転ハン
ド部63をアンロードバッファ54、54の上面に位置
するとともに、反転ハンド部63が下降し、また、両突
出片70、70が突出して両突出片70、70間で研磨
済みのウエハを掴持する。この時、研磨面は下面となっ
ている。なお、ウエハの外周面の上下端は面取りがされ
ているとともに、この面取りされている部分のみがアン
ロードバッファ54、54に当接して、ウエハがアンロ
ードバッファ54、54の上面に載置されるようになっ
ているので、研磨した研磨面はどこにも接触することが
ない。
【0054】つぎに駆動源62によって反転ハンド部6
3が上昇するとともに、駆動源71を起動して両突出片
70、70を垂直方向に回動してウエハの下面が上面に
なるように反転する。しかも、ウエハを水平面に対して
角度θで傾斜した状態に保持しておく。したがって、反
転ハンド部63によるウエハの反転、およびシャトル部
61によるウエハの搬送によって研磨済みのウエハは排
出部4のシュータ82の上方に水平面に対して角度θで
保持される。
【0055】そして、ハンドリング機構6の反転ハンド
部63の両突出片70、70が没入してウエハの掴持を
解除すると、シュータ82は予め水平に対して角度θで
アンロードカセット81側に傾斜し、しかも、アンロー
ドカセット81も水平に対して角度θで傾斜しているの
で、シュータ82を滑動したのちに複数段の収納部80
を有するアンロードカセット81に収納される。そし
て、ウエハを落下するとウエハは角度θで落下し、この
ように角度θを有することで水から大きな衝撃を得るこ
となく投入される。
【0056】一方、シュータ82を滑動するウエハ毎に
アンロードカセット81が上動あるいは下動してウエハ
が互いに接触することなく収納され、この収納状態にお
いてウエハは研磨済み面を上面にしている。そして、ウ
エハがシュータ82を滑動する際に、シュータ82の上
面には水が貯溜されているので、水がウエハの滑動に対
してブレーキとして作用する。
【0057】すなわち、シュータ82の上面に水が貯溜
されていない場合においては、ウエハの滑動にはウエハ
の面とシュータ82の上面との間の摩擦力しかブレーキ
として作用しない。しかしながら、このように構成する
と、水がブレーキとして作用し、所謂、ダンパー作用を
行う。しかも、水はアンロードカセットの収納部80に
も貯溜しているのでダンパー作用によってウエハがアン
ロードカセット81の奥面と大きな衝撃力で当接して損
傷したりする恐れは全くない。
【0058】このようにして、研磨済みのウエハはハン
ドリング機構6によってインデックスプレート50のア
ンロードバッファ54からシュータ82に搬送され、シ
ュータ82を滑動してアンロードカセット81に収納さ
れるものである。
【0059】したがって、一方(A)側の定盤部10と
他方(B)側の定盤部10との2セットの定盤部に対し
て1つのインデックステーブル装置3を共用するように
構成したので、生産等に応じていずれか一方の定盤部1
0のみによる研磨を行わせることができる。そして、一
方のみの定盤部10の作動や、あるいは両定盤部10の
作動に対しても研磨前のウエハを収納したロードカセッ
ト90を供給部2に供給するだけで、排出部4のアンロ
ードカセット81内には研磨済みのウエハが収納された
状態となるものである。
【0060】なお、前記実施の形態に示すプレッシャー
プレート16にあっては種々の形態のものが採用できる
ものであり、その一例を図17に示す。この図17に示
すプレッシャープレート16にあっては、基部120の
円板状をなす部分の下面の外周側に環状のゴム等の弾性
部材121を配設し、この弾性部材121の下側に円板
状のPVCシート122を設けてある。また、このPV
Cシート122の下面には接着剤層123を介してウエ
ハと接するテンプレート124が設けられている。前記
テンプレート124は、円板状のPETフィルム125
およびバッキングパッド126と、バッキングパッド1
26の下面の外周側に位置する環状のEGカラー127
とから形成されている。そして、前記テンプレート12
4は、そのPETフィルム125が接着剤層123を介
して前記PVCシート122に貼着され、一方、前記バ
ッキングパッド126の下面にはウエハ(一点鎖線で示
す)が、その周端面を前記EGカラー127に接した状
態で当接するようになっている。
【0061】
【発明の効果】この発明は前記のように、供給部に設け
られたロードカセットからウエハを取り出すマニュピレ
ータと、インデックステーブル装置のロードバッファに
ウエハを反転して載置するハンドリング機構とでウエハ
供給機構を構成し、しかもウエハはマニュピレータおよ
びハンドリング機構とは接触するが、マニュピレータと
ハンドリング機構とは接触しないようになっているの
で、ハンドリング機構側が水等で濡れていた場合であっ
ても、この水等がウエハを受取る時にマニュピレータに
伝達する恐れが無い。これによって供給部が水等で濡れ
るという恐れが全く無く、製造上不具合が生じる恐れが
ないものである。また、マニュピレータの先端部は幅狭
の二股に構成され、この幅狭の両側からハンドリング機
構の反転ハンド部の突出片が突出してウエハを掴持する
ようにしたので、マニュピレータとハンドリング機構と
の接触は確実に防止できるものであり、ハンドリング機
構の水等がマニュピレータに伝達される恐れはないもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるウエハ供給機構が設けられたポ
リッシング装置の一部を取り除いた概略平面図である。
【図2】図1に示すものの概略右側面図である。
【図3】図1に示すものの概略正面図である。
【図4】旋回揺動アーム部の拡大概略図である。
【図5】図4に示すものの上部を取り除いた状態を示す
拡大概略図である。
【図6】図5に示すものの拡大概略右側面図である。
【図7】図5に示すものの拡大概略正面図である。
【図8】(a)はドレッサー機構を示す概略平面図であ
る。(b)はドレッサー機構を示す概略正面図である。
【図9】ポリッシング装置の基台に取付けられたドレッ
サー機構を示す概略正面図である。
【図10】インデックステーブル装置のインデックスプ
レートを示す概略平面図である。
【図11】インデックステーブル装置の概略正面図であ
る。
【図12】この発明によるウエハ供給機構の一部をなす
ハンドリング機構を示す概略正面図である。
【図13】排出部のシュータおよびアンロードカセット
を示す概略平面図である。
【図14】図13に示すものの概略側面図である。
【図15】(a)はこの発明によるウエハ供給機構の一
部をなすマニュピレータを示す概略平面図である。
(b)はこの発明によるウエハ供給機構の一部をなすマ
ニュピレータを示す概略正面図である。
【図16】インデックステーブル装置、定盤部、旋回揺
動アーム部、およびドレッサー機構の動きを示す概略説
明図である。
【図17】プレッシャープレートの一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1……ポリッシング装置 2……供給部 3……インデックステーブル装置 4……排出部 5……マニュピレータ 6……ハンドリング機構 7……研磨装置 8……ドレッサー機構 9……旋回揺動アーム部 10……定盤部 11……角部の孔 12……頂部の孔 13a、13b……機台 14……基台 15……中心軸 16……プレッシャープレート 17……ロードセンサー 18……プレッシャー軸 19、44……シリンダ 19a……作動部 20……連結部 21、40、72……駆動軸 22……中空モータ 23……筒状部材 30、31……定盤 32、43、47、52、62、65、71、83……
駆動源 33……樋 41、42……歯車 45……揺動アーム 46……ブラシ部 50……インデックスプレート 51……軸 53……ロードバッファ 54……アンロードバッファ 55……ブラシ軸 60……レール部 61……シャトル部 63……反転ハンド部 64……基板 66……反転ハンド 67……垂下板 68……軸部 69……連結杆 70……突出片 73、75……プーリー 74……中空軸 76……ベルト 77……連結板 80……収納部 81……アンロードカセット 82……シュータ 90……ロードカセット 101……先端部 102……根元部 103……突出部 120……基部 121……弾性部材 122……PVCシート 123……接着剤層 124……テンプレート 125……PETフィルム 126……バッキングパッド 127……EGカラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波田野 和智 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 根津 基 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 世古口 康 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 上田 隆宏 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 鈴木 昌智 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 Fターム(参考) 3C030 DA24 3C058 AA07 AA09 AB03 AC03 CA01 CA05 CB03 CB06 CB09 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にロードバッファとアンロードバッ
    ファとが設けられているインデックステーブル装置と、
    研磨前のウエハを収納可能な複数段の収納部を有するロ
    ードカセットが配設された供給部とを具え、ロードカセ
    ットのウエハをインデックステーブル装置に受け渡した
    のちに研磨部で研磨するようにしたポリッシング装置に
    おいて、ウエハを前記ロードカセットからインデックス
    テーブル装置のロードバッファに伝達するウエハ供給機
    構を配設し、該ウエハ供給機構は、ロードカセットから
    ウエハを取り出すマニュピレータと、このマニュピレー
    タからウエハを受け取るとともに、上下面を反転して前
    記ロードバッファに載置するハンドリング機構とからな
    ることを特徴とするポリッシング装置のウエハ供給機
    構。
  2. 【請求項2】 前記マニュピレータは、先端部が二股状
    をなすとともに、先端部および根元部に突出部をそれぞ
    れ形成し、この突出部でウエハを保持してロードカセッ
    トから取り出すようになっている請求項1記載のポリッ
    シング装置のウエハ供給機構。
  3. 【請求項3】 前記ハンドリング機構は、互いに出没す
    るとともに、垂直方向に回動可能な一対の突出片を有す
    る反転ハンドを具えた反転ハンド部と、該反転ハンド部
    を水平方向に回動可能、かつ、昇降可能であるととも
    に、上方に設けられたレール部に沿って移動可能なシャ
    トル部とから構成されている請求項1記載のポリッシン
    グ装置のウエハ供給機構。
  4. 【請求項4】 上面にロードバッファとアンロードバッ
    ファとが設けられているインデックステーブル装置と、
    研磨前のウエハを収納可能な複数段の収納部を有するロ
    ードカセットが配設された供給部とを具え、ロードカセ
    ットに収納されたウエハをインデックステーブル装置に
    位置したのちに研磨部で研磨するようにしたポリッシン
    グ装置において、ウエハを前記ロードカセットからイン
    デックステーブル装置のロードバッファに伝達するウエ
    ハ供給機構を配設し、該ウエハ供給機構は、ロードカセ
    ットからウエハを取り出すマニュピレータと、このマニ
    ュピレータからウエハを受け取るとともに、上下面を反
    転して前記ロードバッファに載置するハンドリング機構
    とからなり、該ハンドリング機構は、前記マニュピレー
    タの先端部のうちの幅狭の両側から水平方向に出没して
    ウエハを掴持し、かつ垂直方向に回動する突出片を有す
    る反転ハンド部と、該反転ハンド部を水平方向に回動可
    能、かつ、昇降可能であるとともに、上方に設けられた
    レール部に沿って移動可能なシャトル部とから構成され
    ていることを特徴とするポリッシング装置のウエハ供給
    機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109590705A (zh) * 2018-12-26 2019-04-09 上海福赛特机器人有限公司 一种晶圆自动装配装置及自动装配方法
CN112207698A (zh) * 2019-06-14 2021-01-12 硅电子股份公司 用于抛光半导体晶圆的设备和方法
CN112872755A (zh) * 2021-01-12 2021-06-01 深圳市富诚达科技有限公司 转轴全自动化组装装置
CN114261751A (zh) * 2021-12-28 2022-04-01 西安奕斯伟材料科技有限公司 一种晶圆上下料系统及上下料方法

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