JP2000061696A - 容器の圧搾装置及び圧搾方法 - Google Patents

容器の圧搾装置及び圧搾方法

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JP2000061696A
JP2000061696A JP10235729A JP23572998A JP2000061696A JP 2000061696 A JP2000061696 A JP 2000061696A JP 10235729 A JP10235729 A JP 10235729A JP 23572998 A JP23572998 A JP 23572998A JP 2000061696 A JP2000061696 A JP 2000061696A
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container
roll
squeezed
squeezing
protrusion
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Ryoichi Hirano
良一 平野
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HIRANO SEIKI KOGYO KK
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    • B30B15/08Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞味期限が過ぎた容器を圧搾して空き容器と
被収容物とに自動的に分別することができるようにす
る。 【解決手段】 周面に容器に突き刺さる複数の突起41
を有する回転が可能なロール4と、該ロールの周面へ向
けて前記容器を案内する案内体5と、前記ロール4との
間で前記容器を圧搾する搾り体6とを備え、この搾りに
よって被収容物は圧搾域の入り側下方へ落下させ、空き
容器は圧搾域の出側へ強制的に搬送して空き容器と被収
容物とに自動的に分別するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてゲル状の
被収容物が収容されている容器を圧搾して被収容物と空
き容器とに分別することができるようにした容器の圧搾
装置及び圧搾方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カスタードプリン、ゼリーなどのゲル状
の容器入り食べ物、及び液状の容器入り飲料又は調味料
は、一側が開放された容器本体内に収容され、この容器
本体の開放部を蓋体で閉鎖することによって品質が保持
されている。この容器内の被収容物(食べ物、飲料、調
味料)は賞味期限があるため、容器の表面に表示された
賞味期限が過ぎた容器は被収容物と空き容器とに分別し
て廃棄処分されている。
【0003】この廃棄処分するための分別作業は、作業
者が容器の蓋体を取外して、容器本体内の被収容物を回
収槽に捨てるとともに、空き容器本体及び蓋体を別の回
収槽に捨てることにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の分別
作業は、作業者によって一個つづ行われているため、作
業性が悪く、非能率であった。また、空き容器は嵩があ
るため、回収効率が悪いという問題もあった。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、周面に容器に突き刺さる突起を有する回転ロー
ルと、該ロールへ向けて前記容器を案内する案内体と、
前記ロールとの間で容器を圧搾する搾り体とを備えた構
成とすることにより、賞味期限が過ぎたプラスチックス
製、紙製、金属製の容器を圧搾して空き容器と被収容物
とに自動的に分別することができる圧搾装置を構成する
点にあり、他の目的は、周面に容器に突き刺さる突起を
有する回転が可能なロールの周面へ向けて前記容器を供
給し、前記ロールの回転によって前記突起を前記容器に
突き刺し、該容器を前記ロール及びこれと対向する搾り
体間に供給して圧搾したあと、該容器を離脱手段によっ
て前記突起から離脱させることにより、空き容器と被収
容物とに自動的に分別することができる圧搾方法を構成
する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る圧搾装置
は、周面に容器に突き刺さる突起を有する回転可能なロ
ールと、該ロールの周面へ向けて前記容器を案内する案
内体と、前記ロールとの間で前記容器を圧搾する搾り体
とを備えていることを特徴とする。
【0007】第8発明に係る圧搾方法は、周面に容器に
突き刺さる突起を有する回転が可能なロールの周面へ向
けて前記容器を供給し、前記ロールの回転によって前記
突起を前記容器に突き刺し、該容器を前記ロール及びこ
れと対向する搾り体間に供給して圧搾し、該容器を離脱
手段によって前記突起から離脱させることを特徴とす
る。
【0008】第1発明及び第8発明にあっては、賞味期
限が過ぎた容器をロールと案内体との間に供給すること
によって、回転するロールの突起が容器に突き刺さるこ
とになり、この突き刺された容器をロールの回転によっ
て強制的に搬送しながらロールと搾り体との間で圧搾し
て、例えば内部の被収容物を、前記突き刺しによって生
ずる孔から搾り出すことができ、被収容物は圧搾域の入
り側下方へ落下させ、空き容器は圧搾域の出側へ強制的
に搬送して空き容器と被収容物とに自動的に分別するこ
とができる。従って、廃棄処分するための分別作業が楽
であり、その作業能率を高めることができる。また、第
6発明にあっては、突起が突き刺った状態でロール及び
搾り体間を通過した圧搾された空き容器を前記突起から
自動的に離脱させることができる。
【0009】第2発明に係る圧搾装置は、前記搾り体が
回転可能なロールであることを特徴とする。
【0010】第2発明にあっては、突起を有するロール
及び搾り体のロールを回転させながら容器を圧搾するこ
とができるから、圧搾時における搾り体の摩耗を少なく
することができ、耐久性を高めることができる。
【0011】第3発明に係る圧搾装置は、前記圧搾され
た空き容器を前記突起から離脱させる離脱手段を備えて
いることを特徴とする。
【0012】第3発明にあっては、圧搾された空き容器
が突起を有するロールと共回りすることを自動的に防止
でき、圧搾された空き容器の回収が簡易である。
【0013】第4発明に係る圧搾装置は、前記離脱手段
が前記容器が圧搾されるときに撓み、圧搾された後に弾
性復元する弾性体であることを特徴とする。
【0014】第4発明にあっては、突起を有するロール
の周面に弾性体を設けることができるから、離脱手段の
構成を簡単にできる。
【0015】第5発明に係る圧搾装置は、前記離脱手段
が前記ロールの周面に臨む位置に設けられて圧搾された
空き容器を前記突起から掻き落すスクレーパであること
を特徴とする。
【0016】第5発明にあっては、圧搾された空き容器
をスクレーパが突起から強制的に掻き落すから、容器の
圧搾回数に影響されることなく長期間に亘って確実に離
脱させることができる。
【0017】第6発明に係る圧搾装置は、周面に容器に
突き刺さる突起を有する回転が可能な第1のロールと、
前記突起の突き刺しによって生ずる孔から搾り出された
被収容物を下側へ排出する排出孔を有しており、前記容
器を前記ロールの周面へ向けて案内する案内体と、前記
突起との対応位置に凹部又は弾性部を有しており、前記
ロールとの間で前記容器を圧搾する第2のロールとを備
えており、前記第1のロールの周面は、前記容器が圧搾
されるときに撓み、圧搾された後に弾性復元する弾性体
を備えていることを特徴とする。
【0018】第6発明にあっては、賞味期限が過ぎた容
器をロールと案内体との間に供給することによって、回
転するロールの突起が容器に突き刺さることになり、こ
の突き刺された容器を第1のロールの回転によって強制
的に搬送しながら第2のロールとの間で圧搾して内部の
被収容物を、前記突き刺しによって生ずる孔から搾り出
すことができ、この被収容物を案内体の排出孔から下方
へ自然に排出させることができ、空き容器は圧搾域の出
側へ強制的に搬送して空き容器と被収容物とに自動的に
分別することができる。また、容器が第1及び第2ロー
ル間を通過して圧搾されるとき、弾性体を撓ませるか
ら、前記ロール間を通過した圧搾された空き容器は、弾
性体の弾性復元力によって突起から押し出されることに
なり、第1のロールの外方へ落下させて、回収すること
ができる。また、突起が容器に突き刺った状態でこの容
器を第1及び第2のロール間で圧搾するとき、突起が第
2のロールの凹部に入るか、又は弾性部を撓ませること
になり、突起によって第2ロールを破損させることなく
容器を圧搾することができる。
【0019】第7発明に係る圧搾装置は、前記案内体
が、交差する複数の線材間に排出孔を有する網様に形成
されており、前記各ロールの間の下側位置から前記第1
のロールの周面との間の間隔が大きくなるように上側へ
湾曲していることを特徴とする。
【0020】第7発明にあっては、突起の突き刺しによ
って生ずる孔から搾り出された被収容物を案内体に溜め
ることなく良好に自然落下させることができ、この被収
容物の回収が行い易いのである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係る圧搾装置の要部の拡大縦断正面図、
図2は圧搾装置の要部の拡大平面図、図3は圧搾装置の
正面図である。
【0022】図3に示した圧搾装置は、地面等に設置さ
れるフレーム1の一端側上部に、上部及び下部が開放さ
れているホッパー2と、該ホッパー2の下部開放口から
落下したプラスチックス製、紙製、金属製の容器を受止
めてフレーム1の他端側へ搬送する搬送体3とを設け、
フレーム1の他端側に、周面に前記容器に突き刺さる複
数の突起41・・・を有する回転が可能な第1のロール
4と、前記搬送体3が搬送した容器を前記第1のロール
4の周面へ向けて案内する案内体5と、前記ロール4と
対向しており、該ロール4との間で前記容器を圧搾する
搾り体6と、前記第1のロール4を駆動する電動モータ
7とが設けられている。
【0023】第1のロール4は、両端が側板42,42
によって閉鎖されており、これら側板42,42の中心
部を貫通する軸体43を有する円筒部材44を用いてな
り、その軸体43が軸受を介して前記フレーム1に支持
されている。また、ロール4の周面には、軸長方向及び
周方向に離隔して前記突起41・・・が複数設けられて
おり、また、軸長方向の突起41・・・間には圧搾され
た容器を前記突起41・・・から離脱させる環状の弾性
体8が設けられている。
【0024】突起41・・・は、容器を突き刺し易くす
るために基側のねじ部41aから先端へ向けて略円錐状
に尖っており、ねじ部41aがロール4に穿設されたね
じ孔46に螺着されている。また、ロール4の軸長方向
に隣り合う突起41・・・は、図2に示す如く周方向へ
位相をずらせて前記ねじ孔41aによるロール4の強度
低下を小さくしている。
【0025】弾性体8は、スポンジを用いてなり、前記
突起41・・・の高さよりも低くなる厚さに形成され
て、前記容器が第1のロール4及び搾り体6間で圧搾さ
れるときに撓み、圧搾された後に弾性復元して、突起4
1・・・が突き刺さっている空き容器をロール4と反対
側へ押圧し、突起41・・・から抜き出すようにしてあ
る。尚、弾性体8はゴムであってもよい。
【0026】搾り体6は、両端が側板61,61によっ
て閉鎖されており、これら側板61,61の中心部を貫
通する軸体62を有する円筒部材63の周面に、前記突
起41・・・との対応位置に環状の凹部64を有するス
ポンジ等の弾性層65を取付けてなる第2のロール6a
を用いてなり、前記弾性層65の表面が前記弾性体8の
表面と接触して、第1のロール4の回転を第2のロール
6aに伝達するようにしてある。
【0027】この第2のロール6aは、前記第1のロー
ル4へ向けて移動が可能に支持されており、この第2の
ロール6aを第1のロール4へ向けて付勢するばね等の
付勢手段(図示せず)を設けて、前記容器の圧搾時にお
いて前記第2のロール6aに異常な押圧力が作用したと
き、第2のロール6aを付勢手段の付勢力に抗して移動
させるようにしてある。
【0028】また、前記凹部64は、前記突起41・・
・の軸長方向のピッチと同じピッチで配設されている。
尚、前記弾性層65は前記凹部64を設けることなく、
前記突起41・・・によって撓みが生ずる弾性部として
もよいし、また、点状の凹部としてもよい。また、第2
のロール6aの周面には前記弾性層65を設けることな
く、前記突起41と対応する位置に環状又は点状の凹部
を設けてもよい。
【0029】案内体5は、前記ロール4の回転方向に延
びる複数の第1線材51及びこれと交差する複数の第2
線材52が網様に結合されており、その各線材間の空間
が排出孔53とされた網様部材を用いてなり、これを図
1の如く搬送体3から前記ロール4及び搾り体6間の位
置に亘ってロール4との対向間隔が漸次小さくなるよう
に円弧状に湾曲させて、搬送体3が搬送した容器を滑ら
せて前記ロール4の周面へ向けて案内するようにしてあ
る。尚、第1線材51は図2に示す如く前記突起41・
・・の軸長方向のピッチに対応する間隔で配置されてい
る。
【0030】また、搬送体3は、離隔して配置される二
つの転動輪31,31及びこれら転動輪31,31間に
掛設される無端帯32とを備え、前記転動輪31,31
の一方が電動モータ9に連動され、電動モータ9の駆動
によって無端帯32を循環移動させるように構成されて
いる。
【0031】尚、前記フレーム1の他端側であり、前記
ロール4、案内体5及び搾り体6の下側位置には容器か
ら搾り出された被収容物を下方へ案内するシュート部材
Aを設け、また、搾り体6のロール4と反対側位置には
ロール4及び搾り体6間で圧搾された後の空き容器を下
方へ案内するシュート部材Bを設けており、また、これ
らシュート部材A,Bの下側位置には回収槽C,Dが配
置されている。
【0032】次に以上の如く構成された圧搾装置を用い
て容器を圧搾する方法について説明する。 電動モータ
7の駆動によつて搬送体3の無端帯32が循環移動する
とともに、第1のロール4が回転し、該ロール4と接触
する第2のロール6aが従動して回転する。
【0033】カスタードプリン、ゼリーなどのゲル状の
食べ物、飲料、調味料などの被収容物が収容されている
賞味期限が過ぎたプラスチックス製、紙製、金属製の容
器は、ホッパー2の上部開放口からホッパー2内へ入れ
られる。このホッパー2内の容器は下部開放口から搬送
体3へ落下し、該搬送体3の無端帯32によって第1の
ロール4へ向けて搬送される。この搬送された容器は案
内体5へ落下され、該案内体5を滑ってロール4の周面
へ向けて供給される。
【0034】この状態で電動モータ7の駆動によって第
1のロール4が回転し、該ロール4の突起41・・・が
案内体5上の容器に突き刺さり、この突き刺さり状態で
容器が強制的に第2のロール6aへ向けて搬送される。
この場合、第1のロール4及び案内体5間の間隔は漸次
小さく形成されているから、突起41・・・が突き刺さ
った容器はロール4と案内体5との間で圧搾量が漸次大
きくなるように圧搾されながら第2のロール6aへ向け
て強制的に搬送される。
【0035】ロール4,6a間に供給された容器は、ロ
ール4の弾性体8及びロール6aの弾性層65と接触し
て圧搾されることになり、内部の被収容物はそのほゞ全
量が搾り出されて案内体5の排出孔53等から下方の回
収槽へ自然落下し回収される。また、弾性体8の容器と
の接触部分は撓んでその厚さが薄くなる。
【0036】突起41・・・が突き刺さっている空き容
器がロール4,6a間の圧搾域を通過したとき、ロール
4の弾性体8が弾性復元して、容器を突起41・・・か
ら離脱する方向へ押圧することになり、突起41・・・
から完全に離脱される。この離脱された容器は第1ロー
ル4よりも小径に形成されている第2のロール6a側へ
倒れて、第2のロール6aの回転方向へ移動され、回収
槽へ落下する。
【0037】このように賞味期限が過ぎた容器はホッパ
ー2へ入れるだけで、ロール4,6a間で自動的に圧搾
して被収容物を圧搾域の入り側へ搾り出すことができる
とともに、空き容器を圧搾域の出側から回収することが
できるから、圧搾された空き容器と被収容物とに自動的
に分別することができる。従って、廃棄処分するための
分別作業が楽であり、その作業能率を高めることができ
る。
【0038】実施の形態2 図4は圧搾装置の要部の拡大縦断正面図である。この実
施の形態2の圧搾装置は、回転が可能な第2のロール6
aを用いて搾り体6を構成する代わりに、搾り体6を回
転ができないように構成したものであり、その他の構成
及び作用は図1〜図3に示した実施の形態1と同じであ
るため、共通部品については同じ符号を付し、その詳細
な説明及び作用、効果を省略する。
【0039】搾り体6は、ロール、半円筒体など、第1
のロール4と対向して圧搾する圧搾部があれば、その形
状は特に制限されない。
【0040】実施の形態3 図5は圧搾装置の要部の拡大縦断正面図である。この実
施の形態3の圧搾装置は、第1のロール4と搾り体6と
を横方向の位置に並設する代わりに、上下の位置に配設
したものであり、その他の構成及び作用は図1〜図3に
示した実施の形態1と同じであるため、共通部品につい
ては同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用、効果を
省略する。
【0041】実施の形態4 図6は圧搾装置の要部の拡大縦断正面図、図7は一部を
省略した平面図である。この実施の形態4の圧搾装置
は、第1のロール4に弾性体8を設けて離脱手段を構成
する代わりに、前記第1のロール4の周面に臨む位置に
設けられて圧搾された空き容器を前記突起41・・・か
ら掻き落すスクレーパ10を用いて前記離脱手段を構成
したものであり、その他の構成及び作用は図1〜図3に
示した実施の形態1と同じであるため、共通部品につい
ては同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用、効果を
省略する。
【0042】スクレーパ10は、前記ロール4,6a間
の圧搾域の出側に配置するのであって、一端部及び他端
部を前記フレーム1などの静止部材に取付ける板状の杆
部10aと、該杆部10aに前記突起41・・・の軸長
方向のピッチに対応するピッチで列設される複数の歯1
0bとを備え、これら歯10bの歯先部を前記突起41
・・・間に位置させて突起41・・・に突き刺さってい
る空き容器を掻き落すようにしてある。
【0043】尚、以上の実施の形態1〜3において、前
記案内体5は網様部材を用いたが、その他、板体を用い
てもよいのであり、その構造は特に制限されない。ま
た、例えば板体を用いる場合、該板体に例えば排出孔又
は排出溝を設けるのである。
【0044】又、本発明の圧搾装置及び圧搾方法は、ゲ
ル状の被収容物が収容されている容器の圧搾に限らず、
例えば、乳酸飲料、果汁飲料、炭酸飲料などの液状の被
収容物が収容されている容器、又は、空き容器の圧搾と
しても同様に使用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明及び第8発明
によれば、賞味期限が過ぎた容器をロールと案内体との
間に供給することによって、ロールの突起が容器に突き
刺さり、この突き刺された容器を強制的に搬送しながら
ロールと搾り体との間で圧搾して内部の被収容物を搾り
出すことができ、被収容物は圧搾域の入り側下方へ落下
させ、空き容器は圧搾域の出側へ強制的に搬送して空き
容器と被収容物とに自動的に分別することができるか
ら、廃棄処分するための分別作業が楽であり、その作業
能率を高めることができる。また、第6発明にあって
は、突起が突き刺った状態でロール及び搾り体間を通過
した圧搾された空き容器を前記突起から自動的に離脱さ
せることができる。
【0046】第2発明によれば、突起を有するロール及
び搾り体のロールを回転させながら容器を圧搾すること
ができるから、圧搾時における搾り体の摩耗を少なくす
ることができ、耐久性を高めることができる。
【0047】第3発明によれば、圧搾された空き容器が
突起を有するロールと共回りすることを自動的に防止で
き、圧搾された容器の回収が簡易である。
【0048】第4発明によれば、突起を有するロールの
周面に弾性体を設けることができるから、離脱手段の構
成を簡単にできる。
【0049】第5発明によれば、圧搾された空き容器を
スクレーパが突起から強制的に掻き落すから、容器の圧
搾回数に影響されることなく長期間に亘って確実に離脱
させることができる。
【0050】第6発明によれば、賞味期限が過ぎた容器
をロールと案内体との間に供給することによって、ロー
ルの突起が容器に突き刺さり、この突き刺された容器を
強制的に搬送しながら第2のロールとの間で圧搾して内
部の被収容物を搾り出すことができ、この被収容物を案
内体の排出孔から下方へ自然に排出させることができ、
空き容器は圧搾域の出側へ強制的に搬送して空き容器と
被収容物とに自動的に分別することができる。また、第
1及び第2ロール間で圧搾された空き容器を弾性体の弾
性復元力によって突起から離脱させることができるか
ら、圧搾された空き容器を自動的に回収し得るのであ
る。
【0051】しかも、容器を第1及び第2のロール間で
圧搾するとき、突起が第2のロールの凹部に入るか、又
は弾性部を撓ませることになるため、突起によって第2
ロールを破損させることなく容器を圧搾することができ
る。
【0052】第7発明によれば、突起の突き刺しによっ
て生ずる孔から搾り出された被収容物を案内体に溜める
ことなく良好に自然落下させることができ、この被収容
物の回収が行い易いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧搾装置の実施の形態1の要部の
拡大縦断正面図である。
【図2】本発明に係る圧搾装置の実施の形態1の要部の
拡大平面図である。
【図3】本発明に係る圧搾装置の実施の形態1の正面図
である。
【図4】本発明に係る圧搾装置の実施の形態2の要部の
拡大縦断正面図である。
【図5】本発明に係る圧搾装置の実施の形態3の要部の
拡大縦断正面図である。
【図6】本発明に係る圧搾装置の実施の形態4の要部の
拡大縦断正面図である。
【図7】本発明に係る圧搾装置の実施の形態4の一部を
省略した平面図である。
【符号の説明】
4 ロール 41 突起 5 案内体 6 搾り体 6a 第2のロール 64 凹部 8 弾性体(離脱手段) 10 スクレーパ(離脱手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面に容器に突き刺さる突起を有する回
    転可能なロールと、該ロールの周面へ向けて前記容器を
    案内する案内体と、前記ロールとの間で前記容器を圧搾
    する搾り体とを備えていることを特徴とする容器の圧搾
    装置。
  2. 【請求項2】 前記搾り体は回転が可能なロールである
    請求項1記載の容器の圧搾装置。
  3. 【請求項3】 圧搾された空き容器を前記突起から離脱
    させる離脱手段を備えている請求項1又は2記載の容器
    の圧搾装置。
  4. 【請求項4】 前記離脱手段は前記容器が圧搾されると
    きに撓み、圧搾された後に弾性復元する弾性体である請
    求項3記載の容器の圧搾装置。
  5. 【請求項5】 前記離脱手段は前記ロールの周面に臨む
    位置に設けられて圧搾された空き容器を前記突起から掻
    き落すスクレーパである請求項3記載の容器の圧搾装
    置。
  6. 【請求項6】 周面に容器に突き刺さる突起を有する回
    転可能な第1のロールと、前記突起の突き刺しによって
    生ずる孔から搾り出された被収容物を下側へ排出する排
    出孔を有しており、前記容器を前記ロールの周面へ向け
    て案内する案内体と、前記突起との対応位置に凹部又は
    弾性部を有しており、前記ロールとの間で前記容器を圧
    搾する第2のロールとを備えており、前記第1のロール
    の周面は、前記容器が圧搾されるときに撓み、圧搾され
    た後に弾性復元する弾性体を備えていることを特徴とす
    る容器の圧搾装置。
  7. 【請求項7】 前記案内体は、交差する複数の線材間に
    排出孔を有する網様に形成されており、前記各ロールの
    間の下側位置から前記第1のロールの周面との間の間隔
    が大きくなるように上側へ湾曲している請求項6記載の
    容器の圧搾装置。
  8. 【請求項8】 周面に容器に突き刺さる突起を有する回
    転可能なロールの周面へ向けて前記容器を供給し、前記
    ロールの回転によって前記突起を前記容器に突き刺し、
    該容器を前記ロール及びこれと対向する搾り体間に供給
    して圧搾し、該容器を離脱手段によって前記突起から離
    脱させることを特徴とする容器の圧搾方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009534190A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 ヘルマン シャルフェン 中空体の圧縮ユニット及び圧縮機
CN107954021A (zh) * 2017-12-26 2018-04-24 湖南城市学院 竹青打捆方法及打捆装置和包括打捆装置的竹青切割机

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