JP2000061130A - リモコン送信機の着信判定方式 - Google Patents

リモコン送信機の着信判定方式

Info

Publication number
JP2000061130A
JP2000061130A JP10237243A JP23724398A JP2000061130A JP 2000061130 A JP2000061130 A JP 2000061130A JP 10237243 A JP10237243 A JP 10237243A JP 23724398 A JP23724398 A JP 23724398A JP 2000061130 A JP2000061130 A JP 2000061130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
target
transmission
signal
transmission signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10237243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3868634B2 (ja
Inventor
Osamu Yoshikawa
治 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP23724398A priority Critical patent/JP3868634B2/ja
Publication of JP2000061130A publication Critical patent/JP2000061130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3868634B2 publication Critical patent/JP3868634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リセット後に、同時に複数リモコン送信機か
ら送信信号が送信されても、最先に出力したリモコン送
信機を判定する。 【解決手段】 標的に向けたときのみ、標的から発信さ
れる標的光信号を受信し、プレーヤーが入力操作を行っ
たときに、リモコン送信信号を送信する。複数のリモコ
ン送信機は、標的光信号を受信してからリモコン送信信
号を送信するまでの遅延時間を互いに異ならせるので、
重複して送信されることがない。受信装置は、標的光信
号の発信周期内に複数のリモコン送信機から送信信号を
受信した場合には、受信したリモコン送信信号によって
特定される全てのリモコン送信機を最先と判定する。こ
れによって、リモコン送信信号が同時着信されても、い
ずれのリモコン送信機も最先と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリモコン送
信機から送信されるリモコン送信信号から、受信装置の
標的に向けて、最先にリモコン送信信号を送信したリモ
コン送信機を判定するリモコン送信機の着信判定方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のリモコン送信機の中から、
最先にリモコン送信信号を送信したリモコン送信機を判
定する着信判定方式が、例えば、シューティングゲーム
などで利用されている。すなわち、複数のプレーヤー
(操作者)が、それぞれリモコン送信機である射撃装置
により、受信装置の標的に向けて射的を行い、最初に標
的にリモコン送信信号を到達させたプレーヤーを勝者と
するものである。
【0003】この着信判定方式には、図6と図7に示す
二方式が知られている。
【0004】図6は、受信装置101と各リモコン送信
機102、102が、ケーブル103、103で接続さ
れた従来の着信判定方式100を示すもので、受信装置
101は、コントローラ104から、ケーブル103、
103を介して、各リモコン送信機102、102へ、
それぞれ異なるタイミングの送信イネーブル信号を出力
する。
【0005】リモコン送信機102、102には、プレ
ーヤーが、リモコン送信信号を送信しようとするときに
入力操作するトリガースイッチ107が設けられ、トリ
ガースイッチ107の操作によるトリガー信号が入力さ
れ、かつ、コントローラ104から送信イネーブル信号
を受けたときにのみ、発光器105、105からリモコ
ン送信信号を送信する。
【0006】受信装置101のリモコン送信機102、
102と対向する面には、リモコン送信信号を送信する
目標となる第1標的108aと第2標的108bが、表
示されている。また、これらの標的108a、108b
の近傍には、それぞれ第1受光器106a、第2受光器
106bが配設され、レーザー光、赤外線等で標的10
8a、108bに向けて送信されるリモコン送信信号
を、受信するようにしている。すなわち、リモコン送信
信号は、限られた指向角で発光器105、105から送
信され、リモコン送信機102、102がいずれかの標
的108a、108bに向けられてリモコン送信信号を
送信したときにのみ、その近傍にある受光器106a、
106bに到達する。従って、例えば、赤外線を用いる
場合には、赤外発光ダイオード等の発光器105、10
5の発光側に集光レンズ等が備えられる。
【0007】いずれかの受光器106a、106bが、
いずれかのリモコン送信機102、102から送信され
たリモコン送信信号を受信すると、そのリモコン送信信
号は、コントローラ104へ出力される。コントローラ
1○4は、送信イネーブル信号の出力タイミングと、受
光器106a、106bにリモコン送信信号が入力され
たタイミングとから、そのリモコン送信信号が、いずれ
のリモコン送信機102、102から送信したものであ
るかを判定する。すなわち、受光器106からリモコン
送信信号が入力された直前に、送信イネーブル信号を出
力したリモコン送信機102を、そのリモコン送信信号
を送信したリモコン送信機102と判定できる。
【0008】更に、コントローラ104へ、いずれの受
光器106a、106bからリモコン送信信号が出力さ
れるかによって、そのリモコン送信機102が、いずれ
の標的108a、108bに向けて送信したかを判定で
きる。
【0009】従って、コントローラ1○4を、リセット
した後に、最初に受光器106から入力されたリモコン
送信信号のタイミングによって、リセット後に、標的毎
に、最先にリモコン送信信号を出力したリモコン送信機
102を判定できる。
【0010】図7は、ケーブル103、103を用いな
い他の従来の着信判定方式110を示すものであり、各
リモコン送信機111、111は、ID設定部112、
112を備えている。このID設定部112、112で
設定される送信ID情報は、各リモコン送信機111、
111毎に異なる固有の情報であり、送信ID情報によ
って、1台のリモコン送信機111を特定できる。
【0011】プレーヤーが、トリガースイッチ118、
118を操作してトリガー信号を入力すると、発光部1
13、113は、ID設定部112、112で設定した
送信ID情報をリモコン送信信号に含めて送信する。こ
のリモコン送信信号は、前記従来例と同様に、レーザー
光、赤外線等によって、限られた指向角で送信される。
【0012】受信装置114には、図6の着信判定方式
100と同様、リモコン送信機111、111と対向す
る面に、リモコン送信信号を送信する目標となる第1標
的119aと第2標的119bが、表示され、その近傍
には、それぞれ第1受光器115a、第2受光器115
bが配設されている。
【0013】これらの標的119a、119bに向けて
リモコン送信信号が送信されると、その近傍にある受光
器115a、115bは、このリモコン送信信号を受信
し、ID判定部116へ出力する。
【0014】ID判定部116は、リモコン送信信号に
含まれるIDから、そのリモコン送信信号を送信したリ
モコン送信機111を判定し、その結果をコントローラ
117へ出力する。
【0015】従って、コントローラ117は、リセット
後に、最初に入力されたリモコン送信信号の送信ID情
報と、いずれの受光器115a、115bにそのリモコ
ン送信信号が入力されたかによって、リセット後に、標
的毎に、最先にリモコン送信信号を出力したリモコン送
信機111を判定できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】図6に示す着信判定方式では、確実に、リ
セット後、標的毎に、最先にリモコン送信信号を出力し
たリモコン送信機112を判定することができるが、一
方、各リモコン送信機102、102にそれぞれケーブ
ル103、103が接続されるので、リモコン送信機1
02、102の操作の際にケーブル103、103が煩
わしく、また、リモコン送信機102、102を持ちな
がら移動する場合には、他のリモコン送信機102のケ
ーブル103と絡まったり、その移動範囲が制約される
という問題があった。
【0018】また、図7に示す着信判定方式110で
は、前述の問題を解決できるが、複数のリモコン送信機
111、111から、ほぼ同時に同一の受光器115に
リモコン送信信号が送信されると、受信装置114のI
D判定部116で送信ID情報を読み取ることができ
ず、最先にリモコン送信信号を出力したリモコン送信機
111を判定することができない。
【0019】更に、いずれの従来例も、リモコン送信機
をシューティングゲーム用射撃装置とするシューティン
グゲームに利用することができるが、リモコン送信信号
の送信と同時にレーザー光を発光し、レーザー光によっ
て射的の弾痕を残そうとすると、リモコン送信機が受信
装置以外に向けられているときに、レーザー光を発光さ
せる危険が伴う。
【0020】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、リモコン送信機をワイヤレス
接続とし、しかも、リセット後に、同時に複数のリモコ
ン送信機からリモコン送信信号が送信されても、最先に
リモコン送信信号を出力したリモコン送信機を判定する
ことができるリモコン送信機の着信判定方式を提供する
ことを目的とする。
【0021】また、リモコン送信機をシューティングゲ
ーム用射撃装置とするシューティングゲームに利用する
際に、安全にレーザー光を用いて、射的の弾痕を残すリ
モコン送信機の着信判定方式を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のリモコン送信機の着信判定方式は、複数
のリモコン送信機から、受信装置の標的に向けてそれぞ
れ自己の送信ID情報を含むリモコン送信信号を送信
し、受信装置で、リモコン送信信号の送信ID情報か
ら、最先に受信装置の標的に向けてリモコン送信信号を
送信したリモコン送信機を判定するリモコン送信機の着
信判定方式において、受信装置は、標的若しくは標的の
近傍に配設され、受信装置のリセット時から周期的に、
標的光信号を発信する標的発光部と、リモコン送信信号
を受信するリモコン信号受信部を備えるとともに、各リ
モコン送信機は、限られた指向角の光感知指向特性を有
し、リモコン送信機が標的に向けられたときに、標的発
光部から発信される標的光信号を受信する標的受光部
と、他のリモコン送信機から送信されるリモコン送信信
号と重複しないように、標的光信号を受信してからリモ
コン送信信号を送信するまでの遅延時間を、標的光信号
の発信周期内で互いに他のリモコン送信機と異ならせ、
リモコン送信信号を送信する送信制御部と、プレーヤー
が入力操作を行い、標的光信号を受信したときにのみ、
リモコン送信信号の送信を許可する送信スイッチ部とを
備え、受信装置で、標的光信号の発信周期毎にリモコン
送信信号を受信し、リセット後に最初にリモコン送信信
号を受信した発信周期中に、受信した全てのリモコン送
信信号から送信ID情報を検出して、送信ID情報で特
定されるリモコン送信機を、最先に受信装置の標的に向
けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信機と判定
することを特徴とする。
【0023】リセット後に、複数のリモコン送信機から
送信されるリモコン送信信号は、標的光信号を受信して
から送信するまでの遅延時間が、リモコン送信機毎に異
なっていて、互いのリモコン送信信号は、他と重複しな
い。従って、各リモコン送信機から送信されるリモコン
送信信号の送信ID情報は、全て、受信装置で検出でき
る。
【0024】リセット後に、最初にリモコン送信信号を
受信した発信周期中に、他のリモコン送信機からのリモ
コン送信信号を受信しなかった場合には、その最初のリ
モコン送信信号に含まれる送信ID情報で特定されるリ
モコン送信機を、最先に標的に向けてリモコン送信信号
を送信したリモコン送信機と判定できる。
【0025】また、上記発信周期中に、他のリモコン送
信機からもリモコン送信信号を受信した場合には、この
周期中に受信したリモコン送信信号の送信ID情報を検
出し、その送信ID情報で特定される全てのリモコン送
信機を、最先に標的に向けてリモコン送信信号を送信し
たリモコン送信機と判定する。従って、標的光信号の同
一発信周期中に、複数のリモコン送信信号が送信された
場合には、同時着信とみなして、最先のリモコン送信機
を判定処理できる。
【0026】また、請求項2のリモコン送信機の着信判
定方式は、複数のリモコン送信機から、受信装置の標的
に向けてそれぞれリモコン送信信号を送信し、受信装置
で、受信したリモコン送信信号から、最先に受信装置の
標的に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信
機を判定するリモコン送信機の着信判定方式において、
受信装置は、標的若しくは標的の近傍に配設され、受信
装置のリセット時から周期的に、標的光信号を発信する
標的発光部と、リモコン送信信号を受信するリモコン信
号受信部を備えるとともに、各リモコン送信機は、限ら
れた指向角の光感知指向特性を有し、リモコン送信機が
標的に向けられたときに、標的発光部から発信される標
的光信号を受信する標的受光部と、他のリモコン送信機
から送信されるリモコン送信信号と重複しないように、
標的光信号を受信してからリモコン送信信号を送信する
までの遅延時間を、標的光信号の発信周期内で互いに他
のリモコン送信機と異ならせ、リモコン送信信号を送信
する送信制御部と、プレーヤーが入力操作を行い、標的
光信号を受信したときにのみ、リモコン送信信号の送信
を許可する送信スイッチ部とを備え、受信装置で、標的
光信号の発信周期毎にリモコン送信信号を受信し、リセ
ット後に最初にリモコン送信信号を受信した発信周期中
に、受信した全てのリモコン送信信号に関する標的光信
号を発信してから受信するまでの遅延時間を検出し、遅
延時間によって特定されるリモコン送信機を、最先に受
信装置の標的に向けてリモコン送信信号を送信したリモ
コン送信機と判定することを特徴とする。
【0027】リセット後に、複数のリモコン送信機から
送信されるリモコン送信信号は、標的光信号を受信して
から送信するまでの遅延時間が、リモコン送信機毎に異
なっていて、互いのリモコン送信信号は、他と重複せず
に、独立して受信装置に送信される。
【0028】リセット後に、最初にリモコン送信信号を
受信した発信周期中に、他のリモコン送信機からのリモ
コン送信信号を受信しなかった場合には、その最初のリ
モコン送信信号に関する標的光信号を発信してから受信
するまでの遅延時間を検出し、遅延時間で特定されるリ
モコン送信機を、最先に標的に向けてリモコン送信信号
を送信したリモコン送信機と判定できる。
【0029】また、上記発信周期中に、他のリモコン送
信機からもリモコン送信信号を受信した場合には、この
周期中に受信した全てのリモコン送信信号に関する標的
光信号を発信してから受信するまでの遅延時間を検出
し、その遅延時間で特定される全てのリモコン送信機
を、最先に標的に向けてリモコン送信信号を送信したリ
モコン送信機と判定する。従って、標的光信号の同一発
信周期中に、複数のリモコン送信信号が送信された場合
には、同時着信とみなして、最先のリモコン送信機を判
定処理できる。
【0030】また、リモコン信号受信部に、最先にリモ
コン送信信号を到達させたリモコン送信機を、リモコン
送信信号にID情報を含めることなく、判定できる。
【0031】また、請求項3のリモコン送信機の着信判
定方式は、複数のリモコン送信機から、受信装置に配設
された複数の標的に向けてそれぞれ自己の送信ID情報
を含むリモコン送信信号を送信し、受信装置で、リモコ
ン送信信号の送信ID情報から、標的毎に、最先に受信
装置の標的に向けてリモコン送信信号を送信したリモコ
ン送信機を判定するリモコン送信機の着信判定方式にお
いて、受信装置は、標的毎に、標的若しくは標的の近傍
に配設され、その標的を表す標的ID情報を含む標的光
信号を、受信装置のリセット時から周期的に、他の標的
発光部と同時に発信する標的発光部と、リモコン送信信
号を受信するリモコン信号受信部を備えるとともに、各
リモコン送信機は、限られた指向角の光感知指向特性を
有し、リモコン送信機が標的に向けられたときに、その
標的若しくは標的の近傍に配設された標的発光部から発
信される標的光信号を受信する標的受光部と、標的光信
号に含まれる標的ID情報を、リモコン送信信号に再び
含める送信信号生成部と、他のリモコン送信機から送信
されるリモコン送信信号と重複しないように、標的光信
号を受信してからリモコン送信信号を送信するまでの遅
延時間を、標的光信号の発信周期内で互いに他のリモコ
ン送信機と異ならせ、リモコン送信信号を送信する送信
制御部と、プレーヤーが入力操作を行い、標的光信号を
受信したときにのみ、リモコン送信信号の送信を許可す
る送信スイッチ部とを備え、受信装置で、リモコン送信
信号に含まれる標的ID情報と送信ID情報とを検出
し、同一の標的ID情報を含むリモコン送信信号毎に、
最初にその標的ID情報を含むリモコン送信信号を受信
した標的光信号の発信周期と同一の発信周期中に、受信
した全てのリモコン送信信号の送信ID情報で特定され
るリモコン送信機を、最先にその標的ID情報で表され
る標的に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送
信機と判定することを特徴とする。
【0032】全ての標的発光部から発光される標的光信
号は、周期的に同時に発光され、また、リセット後に、
複数のリモコン送信機から送信されるリモコン送信信号
は、標的光信号を受信してから送信するまでの遅延時間
が、リモコン送信機毎に異なっているので、互いのリモ
コン送信信号は、他と重複しない。従って、各リモコン
送信機から送信されるリモコン送信信号の送信ID情報
と標的ID情報は、全て、受信装置で検出できる。
【0033】同一の標的ID情報を含むリモコン送信信
号毎に、最初にその標的ID情報を含むリモコン送信信
号を受信した標的光信号の発信周期と同一の発信周期中
に、他のリモコン送信機から同一の標的ID情報を含む
リモコン送信信号を受信しなかった場合には、その最初
のリモコン送信信号に含まれる送信ID情報で特定され
るリモコン送信機を、最先にその標的ID情報で表され
る標的に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送
信機と判定できる。
【0034】また、上記発信周期中に、他のリモコン送
信機からも同一の標的ID情報を含むリモコン送信信号
を受信した場合には、この周期中に受信したリモコン送
信信号の送信ID情報を検出し、その送信ID情報で特
定される全てのリモコン送信機を、最先にその標的ID
情報で表される標的に向けてリモコン送信信号を送信し
たリモコン送信機と判定する。従って、標的光信号の同
一発信周期中に、同一の標的に複数のリモコン送信信号
が送信された場合には、同時着信とみなして、標的毎
に、最先のリモコン送信機を判定処理できる。
【0035】また、請求項4のリモコン送信機の着信判
定方式は、複数のリモコン送信機から、受信装置に配設
された複数の標的に向けてそれぞれリモコン送信信号を
送信し、受信装置で、受信したリモコン送信信号から、
標的毎に、最先に受信装置の標的に向けてリモコン送信
信号を送信したリモコン送信機を判定するリモコン送信
機の着信判定方式において、受信装置は、標的毎に、標
的若しくは標的の近傍に配設され、その標的を表す標的
ID情報を含む標的光信号を、受信装置のリセット時か
ら周期的に、他の標的発光部と同時に発信する標的発光
部と、リモコン送信信号を受信するリモコン信号受信部
を備えるとともに、各リモコン送信機は、限られた指向
角の光感知指向特性を有し、リモコン送信機が標的に向
けられたときに、その標的若しくは標的の近傍に配設さ
れた標的発光部から発信される標的光信号を受信する標
的受光部と、標的光信号に含まれる標的ID情報を、リ
モコン送信信号に再び含める送信信号生成部と、他のリ
モコン送信機から送信されるリモコン送信信号と重複し
ないように、標的光信号を受信してからリモコン送信信
号を送信するまでの遅延時間を、標的光信号の発信周期
内で互いに他のリモコン送信機と異ならせ、リモコン送
信信号を送信する送信制御部と、プレーヤーが入力操作
を行い、標的光信号を受信したときにのみ、リモコン送
信信号の送信を許可する送信スイッチ部とを備え、受信
装置で、リモコン送信信号の標的ID情報と標的光信号
を発信してから受信するまでの遅延時間とを検出し、同
一の標的ID情報を含むリモコン送信信号毎に、最初に
その標的ID情報を含むリモコン送信信号を受信した標
的光信号の発信周期と同一の発信周期中に、受信した全
てのリモコン送信信号の遅延時間によって特定されるリ
モコン送信機を、最先にその標的ID情報で表される標
的に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信機
と判定することを特徴とする。
【0036】全ての標的発光部から発光される標的光信
号は、周期的に同時に発光され、また、リセット後に、
複数のリモコン送信機から送信されるリモコン送信信号
は、標的光信号を受信してから送信するまでの遅延時間
が、リモコン送信機毎に異なっているので、互いのリモ
コン送信信号は、他と重複しない。従って、各リモコン
送信機から送信されるリモコン送信信号の標的ID情報
は、全て、受信装置で検出できる。
【0037】同一の標的ID情報を含むリモコン送信信
号毎に、最初にその標的ID情報を含むリモコン送信信
号を受信した標的光信号の発信周期と同一の発信周期中
に、他のリモコン送信機から同一の標的ID情報を含む
リモコン送信信号を受信しなかった場合には、その最初
のリモコン送信信号の標的光信号を発信してから受信す
るまでの遅延時間を検出し、遅延時間で特定されるリモ
コン送信機を、最先にその標的ID情報で表される標的
に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信機と
判定できる。
【0038】また、上記発信周期中に、他のリモコン送
信機からも同一の標的ID情報を含むリモコン送信信号
を受信した場合には、この周期中に受信した全てのリモ
コン送信信号の標的光信号を発信してから受信するまで
の遅延時間を検出し、その遅延時間で特定されるリモコ
ン送信機を、最先にその標的ID情報で表される標的に
向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信機と判
定する。従って、標的光信号の同一発信周期中に、同一
の標的に複数のリモコン送信信号が送信された場合に
は、同時着信とみなして、標的毎に、最先のリモコン送
信機を判定処理できる。
【0039】また、標的毎に、最先にリモコン送信信号
を到達させたリモコン送信機を、リモコン送信信号にI
D情報を含めることなく、判定できる。
【0040】更に、請求項5のリモコン送信機の着信判
定方式は、リモコン送信機が、プレーヤーが標的に向け
て射的を行うことにより、限られた指向角で標的光信号
を受信するシューティングゲーム用射撃装置であり、受
信装置は、リモコン信号受信部で受信したリモコン送信
信号から、最先と判定したリモコン送信機を、最先に標
的に向けて射的を行った射撃装置と判定することを特徴
とする。
【0041】シューティングゲーム用射撃装置を標的に
向けて射的を行うと、標的発光部から発信される標的光
信号を受信し、これによってリモコン送信信号を受信装
置に送信するので、あたかも標的に向けて射的を行った
ように、標的側で判定できる。複数の射撃装置を同時に
操作しても、最先に標的に向けて射的を行った射撃装置
を判定できるので、より実射感覚にすぐれたシューティ
ングゲームとすることができる。
【0042】更に、請求項6のリモコン送信機の着信判
定方式は、シューティングゲーム用射撃装置は、シュー
ティングゲーム用射撃装置が向けられた方向にレーザー
光を発光するレーザー光発光部を備え、送信スイッチ部
が、リモコン送信信号の送信を許可した際にのみ、レー
ザー光発光部からレーザー光を発光することを特徴とす
る。
【0043】送信スイッチ部が、リモコン送信信号の送
信を許可した際に、レーザー光が発光されるので、リモ
コン送信信号の送信とともに発光される。従って、レー
ザー光で、射的の弾痕を表すことができる。
【0044】また、標的光信号を受信したときにのみ、
リモコン送信信号の送信が許可されるので、リモコン送
信機が標的以外の方向に向いているときに、誤ってレー
ザー光が発光されることがない。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図5を用いて、本
発明に係るリモコン送信機の着信判定方式を、シューテ
ィングゲームに適用した一実施の形態で説明する。
【0046】図1は、リモコン送信機の着信判定方式に
用いられる受信装置10、図2は、リモコン送信機1、
1・・の各構成を示すブロック図であり、本実施の形態
では、リモコン送信機1、1・・が、シューティングゲ
ーム用射撃装置となり、受信装置10が、標的11a、
11bを備えた着信判定装置となる。
【0047】受信装置10は、リモコン送信機1、1・
・と対向する面に、射的の目標となる第1標的11aと
第2標的11bを表示させている。標的は、CRTディ
スプレー、ランプなど、任意の表示手段で表示する。
【0048】それぞれの標的11a、11bの近傍に
は、変調部12a、12bを介してコントローラ13に
接続された第1標的発光部14aと第2標的発光部14
bが配設されている。第1標的発光部14aと第2標的
発光部14bは、それぞれの標的ID情報を含む標的光
信号を発信する。
【0049】標的光信号のデータは、図3(a)に示す
データフォーマットのように、1パルスのヘッダビット
と6ビットの標的ID情報と2ビットのシステムID情
報と2ビットのチェックビットと1パルスのエンドビッ
トからなるビットストリームで構成され、6ビットの標
的ID情報は、その標的光信号を発信する標的発光部1
4a、14b近傍の標的11a、11bを表している。
従って、64の標的を受信装置に配設して、64種類の
標的発光部まで識別できるが、標的ID情報に割り当て
るビット数を変えることによって、受信装置10に設置
する標的の数は、任意の数とすることができる。
【0050】また、システムID情報は、シューティン
グゲーム機毎に設定されるものであり、同様の構成のシ
ューティングゲーム機が併設されている場合に、他のシ
ューティングゲーム機のリモコン送信機との誤動作を防
ぐものである。
【0051】標的ID情報とシステムID情報は、コン
トローラ13に接続された記憶部15に記憶されてい
る。例えば、受信装置10の図示しないリセット入力ス
イッチをプレーヤーが押圧することによって、受信装置
10がリセットされると、コントローラ13は、記憶部
15から標的ID情報とシステムID情報を呼び出し
て、図3(a)に示すデータフォーマットに従ったビッ
トストリームを生成する。このとき、第1標的11aを
表す標的ID情報を含むビットストリームは、変調部1
2aに、第2標的11bを表す標的ID情報を含むビッ
トストリームは、変調部12bに出力される。変調部1
2a、12bは、このビットストリームのデータから、
PPM変調によって一次変調信号を生成し、それぞれの
出力側に接続された第1標的発光部14aと第2標的発
光部14bに出力する。
【0052】第1標的発光部14aと第2標的発光部1
4bは、この一次変調信号を用いて、455KHzのI
Rキャリア信号を変調し、赤外線の標的光信号を発信す
る。標的光信号の発信タイミングは、コントローラ13
で制御され、図4に示すように、各標的1、標的2に対
応して発信される標的光信号は、リセット後、全ての標
的発光部14a、14bから同時に、その後は、120
msecの発信周期で発信される。
【0053】標的発光部14a、14bにおいて、標的
光信号を発信する発光素子としては、広角度の指向角特
性を備えた赤外発光ダイオードが用いられ、これによっ
て、標的光信号は、受信装置10の周囲にある複数のリ
モコン送信機1、1・・において受信可能となってい
る。
【0054】各リモコン送信機1、1・・は、それぞ
れ、この標的光信号を受信する為の標的受光部2、2・
・を備えている。標的受光部2、2・・は、集光レンズ
2aと集光レンズ2aを通過した赤外線を光電変換する
フォトトランジスタ(図示せず)とを組み合わて配置す
ることによって、線状の限られた指向角の光感知指向特
性を有し、リモコン送信機(シューティングゲーム用射
撃装置)1、1・・の照準でねらった方向から発信され
る標的光信号のみを受光するようにしている。
【0055】標的受光部2、2・・の出力は、トリガー
スイッチ部3を介して、復調部4に接続している。トリ
ガースイッチ部3は、シューティングゲーム用射撃装置
1の引き金と連動して、標的受光部2と復調部4間を開
閉するものであり、プレーヤーが、図示しない引き金を
引いたときにのみ、光電変換した標的光信号を変調部4
へ出力する。復調部4は、この光電変換した標的光信号
から標的光信号に含まれる標的ID情報とシステムID
情報をデコードし、送信コントローラ5へ出力する。
【0056】送信コントローラ5には、自己のリモコン
送信機1を示す送信ID情報とシステムID情報を記憶
する送信ID記憶部6が接続されている。送信コントロ
ーラ5は、復調部4でデコードしたシステムID情報
が、送信ID記憶部6から呼び出したシステムID情報
とを比較し、一致しない場合には、ノイズが混入した
り、他のシューティングゲーム機の受信装置から発信さ
れた標的光信号を受光したものと判定し、復調部4から
の入力信号を無視する。
【0057】一方、一致した場合には、プレーヤーが引
き金を操作した際に、同一のシューティングゲーム機の
受信装置10から発信された標的光信号を受光したもの
と判定し、リモコン送信信号を送信する為の動作を開始
する。
【0058】すなわち、送信ID記憶部6から送信ID
情報を呼び出し、復調部4より入力された標的ID情報
とによって、図3(b)に示すデータフォーマットに従
ったリモコン送信信号のビットストリームを生成する。
【0059】図3の(a)と(b)を比較して明らかな
ように、リモコン送信信号に含まれる2ビットの送信I
D情報は、標的光信号に含まれるシステムID情報を書
き換えたものである。送信ID情報についても、送信I
D情報に割り当てるビット数を変えることによって、シ
ューティングゲーム機のリモコン送信機1、1・・の台
数を、任意の台数とすることができる。
【0060】送信コントローラ5から出力されるビット
ストリームのデータは、変調部7を介してリモコン発光
部8に出力され、赤外線のリモコン送信信号に含まれて
リモコン発光部8から送信される。このリモコン送信信
号は、受信装置10における標的光信号の変調方法と同
様、ビットストリームのデータによりPPM変調した一
次変調信号を用いて、455KHzのIRキャリア信号
を変調したものである。リモコン発光部8には、赤外発
光ダイオードを用いて、リモコン送信信号を赤外線で送
信しているが、電波など他の電磁波で送信してもよい。
【0061】リモコン送信信号の送信タイミングは、送
信コントローラ5で制御され、図4に示すように、標的
光信号を受信してから送信するまでの遅延時間が、リモ
コン送信機1、1・・毎に、異なるように送信される。
【0062】例えば、CH1のリモコン送信機1は、遅
延時間が20msecに設定され、標的光信号を受信し
てから20msec後に、1フレーム約1、2msec
のリモコン送信信号が、4回繰り返して送信される。
【0063】同様に、CH2は、遅延時間が40mse
cに、CH3は、遅延時間が60msecに、CH4
は、遅延時間が80msecに設定され、それぞれ標的
光信号を受信してから設定した遅延時間後に、リモコン
送信信号を4回繰り返して送信する。
【0064】このように、各リモコン送信機1、1・・
の遅延時間を異ならせることによって、各リモコン送信
機1、1・・から送信されるリモコン送信信号は、互い
に重複することなく、受信装置10へ送信することがで
きる。
【0065】尚、各リモコン送信機1、1・・は、プレ
ーヤーの入力操作が継続している限り、標的光信号を受
ける毎に、同様のリモコン送信信号を送信するので、標
的光信号の発信周期は、最大に設定した遅延時間にリモ
コン送信信号を送信する時間を加えた時間(本実施の形
態では、約100msec)より長い時間(本実施の形
態では、120msec)とし、次の標的光信号の受光
によって、他のリモコン送信機1から送信されるリモコ
ン送信信号と重複しないようにする必要がある。
【0066】また、各リモコン送信機1、1・・には、
リモコン送信機1、1・・が向けられている方向へレー
ザー光を発光するレーザーダイオード9が備えられてい
る。レーザーダイオード9の動作は、送信コントローラ
5によって制御され、送信コントローラ5がリモコン送
信信号を送信する為の動作を開始するとき、すなわち、
プレーヤーが引き金を操作した際に、同一のシューティ
ングゲーム機の受信装置10から発信された標的光信号
を受光したものと判定したときに、レーザー光発光の制
御が出される。従って、レーザー光は、リモコン送信信
号とほぼ同時に、受信装置10の標的11に向けて発光
され、射的の弾痕の様な照射部を形成する。レーザー光
は、リモコン送信機1が、同一のシューティングゲーム
機の標的光信号を受信しない限り発光されないので、誤
ってリモコン送信機1が人に向けられているときに発光
するという危険を防止できる。
【0067】受信装置10の受光部16は、上述の各リ
モコン送信機1、1・・から送信されるリモコン送信信
号を受信するものであり、赤外線のリモコン送信信号を
光電変換する赤外フォトダイオードで構成されている。
受信部16は、光電変換したリモコン送信信号を復調部
17へ出力し、復調部17によって、リモコン送信信号
をデコードして、リモコン送信信号に含まれる標的ID
情報と送信ID情報をコントローラ13へ出力する。
【0068】コントローラ13は、復調部から入力され
た標的ID情報と送信ID情報とによって、標的ID情
報で表される標的11毎に、受信装置10のリセット後
に、その標的に対して最先にリモコン送信信号を送信し
たリモコン送信機1、1・・を判定する。
【0069】以下、この判定処理について、図5のフロ
ーチャートに沿って説明する。
【0070】コントローラ13は、受信装置10がリセ
ットされるまで、動作しない(ステップS1)。
【0071】例えば、受信装置10の図示しないリセッ
ト入力スイッチをプレーヤーが押圧すると、受信装置が
リセットされ、効果音発生部18と、図示しないディス
プレーなどによって、リセットしたことが各プレーヤー
へ知らせる。また、リセットによって、各標的発光部1
4から標的光信号の発光が開始されるので、コントロー
ラ13は、同時に、リモコン送信機1から返されるリモ
コン送信信号の入力を監視する(ステップS2)。
【0072】一台のリモコン送信機1からは、前述のよ
うに、4回リモコン送信信号が繰り返して送信されるの
で、コントローラ13は、少なくとも同じ標的ID情報
と送信ID情報が、2度繰り返して復調部17から入力
されたときに、正しくリモコン送信信号が入力されたも
のと判定する。
【0073】ステップS2で、リモコン送信信号が入力
されたものと判定すると、そのリモコン送信信号に含ま
れる標的ID情報についての監視期間をセットする(ス
テップS3)。この監視期間は、次に標的光信号を発信
するまでの期間とする。
【0074】監視期間をセットした後、その標的ID情
報とともに入力された送信ID情報から、1台のリモコ
ン送信機1を特定し(ステップS4)、ステップ5に進
む。
【0075】ステップS5では、監視期間中であるかど
うかを判定し、監視期間中である場合には、監視期間中
に入力される新たなリモコン送信信号を監視するため、
ステップS6に進む。ステップS6における入力の判定
方法は、ステップS2と同一である。監視期間中に新た
なリモコン送信信号が入力されると、そのリモコン送信
信号に含まれる送信ID情報からリモコン送信機を特定
する(ステップS7)。このとき、監視期間中に入力さ
れるリモコン送信信号には、新たな標的ID情報を含む
リモコン送信信号が含まれることがあるので、標的ID
情報毎に、リモコン送信機1を特定する。
【0076】リモコン送信機1を特定した後は、更に、
同じ発信周期内(監視期間中)において、他のリモコン
送信機1からリモコン送信信号が送信されたかどうかを
判定するため、ステップS5に戻る。
【0077】ステップS5において、監視期間が終了し
た場合、すなわち次の標的光信号が発光された場合に
は、ステップS8に進み、標的ID情報毎に、その標的
ID情報で表される標的11に、最先にリモコン送信信
号を送信したリモコン送信機1を判定する。一つの標的
ID情報について、送信ID情報から特定したリモコン
送信機1が2以上あった場合には、同時着信と判定し、
全て、その標的ID情報で表される標的11に最先にリ
モコン送信信号を送信したリモコン送信機1と判定す
る。
【0078】最先のリモコン送信機1を判定した後に、
更に、他の標的について最先のリモコン送信機1を判定
する必要がある場合には、ステップS2に戻り、全て判
定した場合には、判定処理を終了する(ステップS
9)。
【0079】図1に示すコントローラ13において、特
定のリモコン送信機1を、特定の標的11に対し最先に
リモコン送信信号を送信したリモコン送信機1と判定す
ると、コントローラ13は、その判定結果を、記憶部1
5と効果音発生部18へ出力する。
【0080】効果音発生部18は、判定結果を受ける
と、いずれかのシューティングゲーム用射撃装置1の射
的が、いずれかの標的11に到達したものとして、効果
音を発生する。
【0081】また、記憶部15は、判定結果を受けて、
標的11毎に最先と判定したリモコン送信機1に関する
射的記録情報を更新し、その更新した射的記録情報を射
撃装置1毎に比較した得点表示などにして、図示しない
ディスプレー等に表示する。
【0082】尚、上記実施の形態は、複数のリモコン送
信機である射撃装置1、1・・から複数の標的11に対
して射的を行うシューティングゲーム機で説明したが、
一つの標的11に対して射的を行うものであってもよ
い。この場合には、射的を行った標的11を識別する必
要がないので、標的ID情報を標的光信号に含める必要
がない。
【0083】また、上記実施の形態では、リモコン送信
信号に送信ID情報を含めて送信したが、標的光信号を
受信してからリモコン送信信号を送信するまでの遅延時
間を各リモコン送信機1毎に異ならせているので、受信
装置10側で、標的光信号を発光してから、リモコン送
信信号を受信するまでの時間によって、いずれのリモコ
ン送信機1から送信されたものかを特定できる。すなわ
ち、送信ID情報を用いずに最先のリモコン送信機1を
判定できるので、必ずしもリモコン送信信号に送信ID
情報を含める必要はない。
【0084】更に、標的発光部14a、14bを標的1
1a、11bの近傍に配置したが、標的11が標的光信
号を透過するものである場合には、標的11の位置に標
的発光部14を設けてもよい。
【0085】更に、受信装置10の一面に配置される受
光部16は、全てのリモコン送信機1、1・・から送信
されるリモコン送信信号を受光できるものであれば、い
ずれの位置に配置してもよく、例えば、複数の受光部を
受信装置10の周囲に配置するものであってもよい。
【0086】また、本実施の形態では、シューティング
ゲームに利用した例で説明したが、複数のリモコン送信
機の内、最先に受信装置である被制御機器にリモコン送
信信号を送信したリモコン送信機を特定する必要がある
ものであれば、本発明を適用できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リモコン送信機をワイヤレス接続とし、しかも、受信装
置のリセット後に、同時に複数のリモコン送信機からリ
モコン送信信号が送信されても、最先にリモコン送信信
号を出力したリモコン送信機を判定することができる。
【0088】特に、請求項1の発明によれば、標的光信
号の発信周期中に、必ず他と重複しない独立したリモコ
ン送信信号が送信されるので、同一の発信周期中に送信
したリモコン送信機を、いずれも同時着信として確実に
最先と判定することができる。
【0089】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明に加えて、更に、送信ID情報をリモコン送信信
号に含めずに、そのリモコン送信信号を送信したリモコ
ン送信機を特定できる。
【0090】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の発明に加えて、更に、複数の標的に対して、それぞれ
同時に複数のリモコン送信機からリモコン送信信号が送
信されても、標的毎に、最先にリモコン送信信号を送信
したリモコン送信機を判定できる。
【0091】また、請求項4の発明によれば、請求項3
の発明に加えて、更に、送信ID情報をリモコン送信信
号に含めずに、そのリモコン送信信号を送信したリモコ
ン送信機を特定できる。
【0092】請求項5の発明によれば、リセット後に、
複数の射撃装置で同時に射的を行っても、最先に標的に
向けて射的を行った射撃装置を判定できるので、より実
射感覚にすぐれたシューティングゲームとすることがで
きる。
【0093】請求項6の発明によれば、危険なく、レー
ザー光を用いて射的の弾痕をあらわすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリモコン送信機の着信判定方式に
用いられる受信装置10の各構成を示すブロック図であ
る。
【図2】リモコン送信機1の各構成を示すブロック図で
ある。
【図3】(a)は、標的光信号のデータフォーマット
を、(b)は、リモコン送信信号のデータフォーマット
を、それぞれ示す説明図である。
【図4】リセット後に、複数の標的発光部14から発信
される標的光信号と、4台のリモコン送信機(CH1、
CH2、CH3、CH4)から送信されるリモコン送信
信号の送信パターンを示す波形図である。
【図5】最先にリモコン送信信号を送信したリモコン送
信機1を判定する処理を説明するフローチャートであ
る。
【図6】従来のリモコン送信機の着信判定方式100を
示すブロック図である。
【図7】他の従来の他のリモコン送信機の着信判定方式
110を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リモコン送信機 2 標的受光部 3 トリガースイッチ部(送信スイッチ部) 5 送信コントローラ(送信制御部、送信信号生成
部) 9 レーザーダイオード(レーザー光発光部) 10 受信装置 11 標的 14 標的発光部 16 受光部(リモコン信号受信部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリモコン送信機(1)から、受信
    装置(10)の標的(11)に向けてそれぞれ自己の送
    信ID情報を含むリモコン送信信号を送信し、 受信装置(10)で、リモコン送信信号の送信ID情報
    から、最先に受信装置(10)の標的(11)に向けて
    リモコン送信信号を送信したリモコン送信機(1)を判
    定するリモコン送信機の着信判定方式において、 受信装置(10)は、 標的(11)若しくは標的(11)の近傍に配設され、
    受信装置(10)のリセット時から周期的に、標的光信
    号を発信する標的発光部(14)と、 リモコン送信信号を受信するリモコン信号受信部(1
    6)を備えるとともに、 各リモコン送信機(1)は、 限られた指向角の光感知指向特性を有し、リモコン送信
    機(1)が標的(11)に向けられたときに、標的発光
    部(14)から発信される標的光信号を受信する標的受
    光部(2)と、 他のリモコン送信機(1)から送信されるリモコン送信
    信号と重複しないように、標的光信号を受信してからリ
    モコン送信信号を送信するまでの遅延時間を、標的光信
    号の発信周期内で互いに他のリモコン送信機(1)と異
    ならせ、リモコン送信信号を送信する送信制御部(5)
    と、 プレーヤーが入力操作を行い、標的光信号を受信したと
    きにのみ、リモコン送信信号の送信を許可する送信スイ
    ッチ部(3)とを備え、 受信装置(10)で、標的光信号の発信周期毎にリモコ
    ン送信信号を受信し、 リセット後に最初にリモコン送信信号を受信した発信周
    期中に、受信した全てのリモコン送信信号から送信ID
    情報を検出して、送信ID情報で特定されるリモコン送
    信機(1)を、最先に受信装置(10)の標的(11)
    に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信機
    (1)と判定することを特徴とするリモコン送信機の着
    信判定方式。
  2. 【請求項2】 複数のリモコン送信機(1)から、受信
    装置(10)の標的(11)に向けてそれぞれリモコン
    送信信号を送信し、 受信装置(10)で、受信したリモコン送信信号から、
    最先に受信装置(10)の標的(11)に向けてリモコ
    ン送信信号を送信したリモコン送信機(1)を判定する
    リモコン送信機の着信判定方式において、 受信装置(10)は、 標的(11)若しくは標的(11)の近傍に配設され、
    受信装置(10)のリセット時から周期的に、標的光信
    号を発信する標的発光部(14)と、 リモコン送信信号を受信するリモコン信号受信部(1
    6)を備えるとともに、 各リモコン送信機(1)は、 限られた指向角の光感知指向特性を有し、リモコン送信
    機(1)が標的(11)に向けられたときに、標的発光
    部(14)から発信される標的光信号を受信する標的受
    光部(2)と、 他のリモコン送信機(1)から送信されるリモコン送信
    信号と重複しないように、標的光信号を受信してからリ
    モコン送信信号を送信するまでの遅延時間を、標的光信
    号の発信周期内で互いに他のリモコン送信機(1)と異
    ならせ、リモコン送信信号を送信する送信制御部(5)
    と、 プレーヤーが入力操作を行い、標的光信号を受信したと
    きにのみ、リモコン送信信号の送信を許可する送信スイ
    ッチ部(3)とを備え、 受信装置(10)で、標的光信号の発信周期毎にリモコ
    ン送信信号を受信し、 リセット後に最初にリモコン送信信号を受信した発信周
    期中に、受信した全てのリモコン送信信号に関する標的
    光信号を発信してから受信するまでの遅延時間を検出
    し、遅延時間によって特定されるリモコン送信機(1)
    を、最先に受信装置(10)の標的(11)に向けてリ
    モコン送信信号を送信したリモコン送信機(1)と判定
    することを特徴とするリモコン送信機の着信判定方式。
  3. 【請求項3】 複数のリモコン送信機(1)から、受信
    装置(10)に配設された複数の標的(11)に向けて
    それぞれ自己の送信ID情報を含むリモコン送信信号を
    送信し、 受信装置(10)で、リモコン送信信号の送信ID情報
    から、標的(11)毎に、最先に受信装置(10)の標
    的(11)に向けてリモコン送信信号を送信したリモコ
    ン送信機(1)を判定するリモコン送信機の着信判定方
    式において、 受信装置(10)は、 標的(11)毎に、標的(11)若しくは標的(11)
    の近傍に配設され、その標的(11)を表す標的ID情
    報を含む標的光信号を、受信装置(10)のリセット時
    から周期的に、他の標的発光部(14)と同時に発信す
    る標的発光部(14)と、 リモコン送信信号を受信するリモコン信号受信部(1
    6)を備えるとともに、 各リモコン送信機(1)は、 限られた指向角の光感知指向特性を有し、リモコン送信
    機(1)が標的(11)に向けられたときに、その標的
    (11)若しくは標的(11)の近傍に配設された標的
    発光部(14)から発信される標的光信号を受信する標
    的受光部(2)と、 標的光信号に含まれる標的ID情報を、リモコン送信信
    号に再び含める送信信号生成部(7)と、 他のリモコン送信機(1)から送信されるリモコン送信
    信号と重複しないように、標的光信号を受信してからリ
    モコン送信信号を送信するまでの遅延時間を、標的光信
    号の発信周期内で互いに他のリモコン送信機(1)と異
    ならせ、リモコン送信信号を送信する送信制御部(5)
    と、 プレーヤーが入力操作を行い、標的光信号を受信したと
    きにのみ、リモコン送信信号の送信を許可する送信スイ
    ッチ部(3)とを備え、 受信装置(10)で、リモコン送信信号に含まれる標的
    ID情報と送信ID情報とを検出し、 同一の標的ID情報を含むリモコン送信信号毎に、 最初にその標的ID情報を含むリモコン送信信号を受信
    した標的光信号の発信周期と同一の発信周期中に、受信
    した全てのリモコン送信信号の送信ID情報で特定され
    るリモコン送信機(1)を、最先にその標的ID情報で
    表される標的(11)に向けてリモコン送信信号を送信
    したリモコン送信機(1)と判定することを特徴とする
    リモコン送信機の着信判定方式。
  4. 【請求項4】 複数のリモコン送信機(1)から、受信
    装置(10)に配設された複数の標的(11)に向けて
    それぞれリモコン送信信号を送信し、 受信装置(10)で、受信したリモコン送信信号から、
    標的(11)毎に、最先に受信装置(10)の標的(1
    1)に向けてリモコン送信信号を送信したリモコン送信
    機(1)を判定するリモコン送信機の着信判定方式にお
    いて、 受信装置(10)は、 標的(11)毎に、標的(11)若しくは標的(11)
    の近傍に配設され、その標的(11)を表す標的ID情
    報を含む標的光信号を、受信装置(10)のリセット時
    から周期的に、他の標的発光部(14)と同時に発信す
    る標的発光部(14)と、 リモコン送信信号を受信するリモコン信号受信部(1
    6)を備えるとともに、 各リモコン送信機(1)は、 限られた指向角の光感知指向特性を有し、リモコン送信
    機(1)が標的(11)に向けられたときに、その標的
    (11)若しくは標的(11)の近傍に配設された標的
    発光部(14)から発信される標的光信号を受信する標
    的受光部(2)と、 標的光信号に含まれる標的ID情報を、リモコン送信信
    号に再び含める送信信号生成部(7)と、 他のリモコン送信機(1)から送信されるリモコン送信
    信号と重複しないように、標的光信号を受信してからリ
    モコン送信信号を送信するまでの遅延時間を、標的光信
    号の発信周期内で互いに他のリモコン送信機(1)と異
    ならせ、リモコン送信信号を送信する送信制御部(5)
    と、 プレーヤーが入力操作を行い、標的光信号を受信したと
    きにのみ、リモコン送信信号の送信を許可する送信スイ
    ッチ部(3)とを備え、 受信装置(10)で、リモコン送信信号の標的ID情報
    と標的光信号を発信してから受信するまでの遅延時間と
    を検出し、 同一の標的ID情報を含むリモコン送信信号毎に、 最初にその標的ID情報を含むリモコン送信信号を受信
    した標的光信号の発信周期と同一の発信周期中に、受信
    した全てのリモコン送信信号の遅延時間によって特定さ
    れるリモコン送信機(1)を、最先にその標的ID情報
    で表される標的(11)に向けてリモコン送信信号を送
    信したリモコン送信機(1)と判定することを特徴とす
    るリモコン送信機の着信判定方式。
  5. 【請求項5】 リモコン送信機(1)は、プレーヤーが
    標的(11)に向けて射的を行うことにより、限られた
    指向角で標的光信号を受信するシューティングゲーム用
    射撃装置であり、 受信装置(10)は、リモコン信号受信部(16)で受
    信したリモコン送信信号から、最先と判定したリモコン
    送信機(1)を、最先に標的(11)に向けて射的を行
    った射撃装置と判定することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のリモコン送信機の着信判定方
    式。
  6. 【請求項6】 シューティングゲーム用射撃装置は、シ
    ューティングゲーム用射撃装置が向けられた方向にレー
    ザー光を発光するレーザー光発光部(9)を備え、 送信スイッチ部(3)が、リモコン送信信号の送信を許
    可した際にのみ、レーザー光発光部(9)からレーザー
    光を発光することを特徴とする請求項5記載のリモコン
    送信機の着信判定方式。
JP23724398A 1998-08-24 1998-08-24 リモコン送信機の着信判定方式 Expired - Fee Related JP3868634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23724398A JP3868634B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 リモコン送信機の着信判定方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23724398A JP3868634B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 リモコン送信機の着信判定方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000061130A true JP2000061130A (ja) 2000-02-29
JP3868634B2 JP3868634B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=17012528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23724398A Expired - Fee Related JP3868634B2 (ja) 1998-08-24 1998-08-24 リモコン送信機の着信判定方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3868634B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101700431B (zh) * 2009-10-23 2012-09-05 武汉迈尔斯数码科技有限公司 激光对抗装置中的激光发射器与激光接收器及其之间的无线连接方法
KR101960341B1 (ko) * 2018-10-18 2019-03-20 주식회사 블루젠드론 드론 기반 사격 게임 시스템 및 방법
CN110559669A (zh) * 2019-10-08 2019-12-13 台州万际航空器科技有限公司 一种新型空中竞争无人机
JP2020012615A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社日立国際電気 訓練システム及び射撃判定方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101700431B (zh) * 2009-10-23 2012-09-05 武汉迈尔斯数码科技有限公司 激光对抗装置中的激光发射器与激光接收器及其之间的无线连接方法
JP2020012615A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 株式会社日立国際電気 訓練システム及び射撃判定方法
KR101960341B1 (ko) * 2018-10-18 2019-03-20 주식회사 블루젠드론 드론 기반 사격 게임 시스템 및 방법
CN110559669A (zh) * 2019-10-08 2019-12-13 台州万际航空器科技有限公司 一种新型空中竞争无人机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3868634B2 (ja) 2007-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103340015B (zh) 照明系统、光源、由光源授权装置的方法以及装置
US7574141B2 (en) Repeating radio frequency transmission system for extending the effective operational range of an infrared remote control system
US9978262B2 (en) Universal remote controller and remote control method thereof
US6415439B1 (en) Protocol for a wireless control system
US6424285B1 (en) Communications system for remote control systems
KR101709348B1 (ko) 가시광통신 시스템에서 데이터 전송량에 따른 가시적인 신호 생성 장치 및 방법
JP4431629B2 (ja) シューティング対戦用玩具
CN104041191A (zh) 使用远程控制的可见光通信
JP2000061130A (ja) リモコン送信機の着信判定方式
WO2004104966A3 (en) System and method for training a transmitter to cotnrol a remote control system
CN105214302B (zh) 一种飞碟打靶系统、飞碟及电子枪
US6943696B2 (en) Protocol for avoiding interference between transmission devices
CN209281850U (zh) 一种导游讲解机和触发设备
JP3875411B2 (ja) リモコン送信信号の着信判定方式
CN210222247U (zh) 红外目标物体跟踪检测系统
CN109493763A (zh) 一种讲解触发方法、导游讲解机和触发设备
JP2643068B2 (ja) リモコン送信ユニット並びにリモコン受信ユニット及びリモコン送受信ユニット
GB2446638A (en) Infra-red tag confirmation system
JP3868633B2 (ja) 光位置検出方式
US20080232811A1 (en) Infrared remote control system and method
GB2270601A (en) Two-player IR remote control
JP5283941B2 (ja) 射撃訓練システム
KR101088307B1 (ko) 카메라 스피드라이트용 무선동조기의 개별 아이디 설정 방법 및 그 장치
JP2005086498A (ja) リモコン送受信機及びその受信機を備えた機器
US9948392B2 (en) Apparatus and method for generating visible signal according to amount of data transmission in visible light communication system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees